JP2006103927A - エレベータ昇降路用足場装置 - Google Patents

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Hirobumi Ozaki
博文 尾崎
Koji Izumi
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Abstract

【課題】エレベータ昇降路用足場装置を昇降路内に安定姿勢で取り付けることができるようにする。
【解決手段】エレベータの昇降路2の乗場2a側から奥壁面2bに向かって上向き傾斜状に架設される長さ調整自在な支柱ユニット3を備え、前記支柱ユニット3は、基端側が昇降路2の乗場2a側に固定される基枠4と、この基枠4の自由端側に対して長さ調整自在に連結されていて昇降路2の奥壁面2bに当接する可動枠5とを有し、前記可動枠5の先端部に突出長さ微調整自在な当接部材34を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの昇降路に用いられる足場装置に関するものである。
従来、この種の足場装置としては、昇降路の乗場床に固定された足場固定部材と、この足場固定部材に結合されて立設された立柱部材と、この立柱部材に結合されていて昇降路内に張り出した水平部材と、一端部が立柱部材に結合され、他端部が水平部材に結合された傾斜部材とで構成され、水平部材に足場板を設けてこの上で所定の作業を行うようにしたものがある(特許文献1等参照)。
前記傾斜部材または水平部材は、昇降路の奥行き寸法の変化に対応できるように長さ可調整とされている。
特開平06−156922号公報 特許公報第2814920号
従来の足場装置では、傾斜部材等が長さ調整可能とされているが、この傾斜部材が当接する昇降路の奥壁面に微少な凹凸がある場合には、この凹凸に対応して奥壁面側で長さの微調整ができず、傾斜部材を奥壁面に安定姿勢で固定することが困難な場合がある。
そこで、本発明は、昇降路の乗場側から奥壁面に上向き傾斜状に架設される支柱ユニットを、昇降路の乗場側に固定される基枠と、この基枠に対して長さ調整自在に連結されていて昇降路の奥壁面に当接する可動枠とで構成するとともに、この可動枠の先端部を長さ微調整自在とすることで、昇降路内に安定姿勢で固定できるエレベータ昇降路用足場装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
第1に、足場装置1は、エレベータの昇降路2の乗場2a側から奥壁面2bに向かって上向き傾斜状に架設される長さ調整自在な支柱ユニット3を備え、前記支柱ユニット3は、基端側が昇降路2の乗場2a側に固定される基枠4と、この基枠4の自由端側に対して長さ調整自在に連結されていて昇降路2の奥壁面2bに当接する可動枠5とを有し、前記可動枠5の先端部に突出長さ微調整自在な当接部材34が設けられていることを特徴とする。
これによれば、支柱ユニット3は、可動枠5が基枠4に対して長さ調整自在となっているので、昇降路2の奥行きの違いに応じて長さを調節することができ、さらに可動枠5の先端部に当接部材34を設けることで、昇降路2の奥壁面2bの凹凸等に応じて可動枠5の先端部の長さを微調整して、この可動枠5をガタつくことなく奥壁面2bに当接させ、足場装置1を安定した姿勢で使用することができる。
第2に、前記当接部材34は、可動枠5を構成する左右の枠材8の各先端部に独立して突出長さ微調整自在に設けられていることを特徴とする。
これによれば、当接部材34を独立して長さ微調整自在とすることによって、昇降路2の奥壁面2bの左右方向の傾斜、凹凸等に対応させることができ、可動枠5をガタつくことなく奥壁面2bに当接させて足場装置1を安定した姿勢で使用することができる。
第3に、前記基枠4には水平状の足場面40aを形成する足場部材40が設けられていることを特徴とする。
これによれば、作業者は、昇降路2内で足場部材40に乗って作業を効率的に行うことができる。
第4に、前記基枠4と可動枠5とにわたって水平状の足場面40aを形成する足場部材40が設けられていることを特徴とする。
これによれば、作業者は、昇降路2内で足場部材40に乗って作業を効率的に行うことができる。
第5に、前記基枠4は、左右の枠材8と、枠材8同士を連結する少なくとも2本の連結杆9とを備え、前記足場部材40の一端部は一方の連結杆9に連結され、足場部材40の他端部は前記足場面40aが水平状となるように連結枠46を介して他方の連結杆9に連結されていることを特徴とする。
これによれば、足場部材40の着脱が簡単にでき、しかも足場部材40が傾斜しないので足場部材40上での作業性がよくなる。
第6に、前記基枠4は、左右の枠材8と、枠材8同士を連結する連結杆9とを備え、前記可動枠5は、左右の枠材19と、枠材19同士を連結する連結杆20とを備えており、前記足場部材40の一端部は基枠4の連結杆9と可動枠5の連結杆20のうちの一方に連結され、足場部材40の他端部は前記足場面40aが水平状となるように連結枠46を介して他方の連結杆に連結されていることを特徴とする。
これによれば、足場部材40の着脱が簡単にでき、しかも足場部材40が傾斜しないので足場部材40上での作業性がよくなる。
第7に、前記連結枠46が梯子状に構成されていることを特徴とする。
これによれば、作業者の足場部材40への乗降が容易になる。
本発明によれば、乗場側に固定される基枠に可動枠を連結して長さ調整自在とするとともに、この可動枠の先端部を長さ微調整自在とすることで、エレベータ昇降路用足場装置を昇降路内に安定姿勢で固定できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1において、エレベータ昇降路用足場装置1は、エレベータの昇降路2の乗場2a側から奥壁面2bに向かって上向き傾斜状に架設される支柱ユニット3を有している。
この支柱ユニット3は、乗場2a側に固定される基枠4と、この基枠4に連結されていて長さ調整自在な可動枠5を有している。
図1において、基枠4は基部側にフック部4aを有し、この基部側が固定具6を介して乗場2aの床面に固定され、自由端側が連結部材7を介して可動枠5と連結されている。この基枠4は左右の枠材8と、この枠材8同士を連結する少なくとも2本の連結杆9とを有している。枠材8には金属製で断面コ字状の棒部材(例えばチャンネル材)が用いられている。各連結杆9は、丸棒状とされるとともに枠材8の長手方向に離間されて両枠材8を連結している。
図1、2、5、6において、前記固定具6は、乗場2aの床に固定される1対のベース部材11と、ベース部材11同士を連結する丸棒状の連結杆12と、ベース部材11から出退自在とされていて乗場2aの縦壁面2cに掛止される掛止部材13とを有している。 前記ベース部材11は板材をL字状に折曲して形成され、乗場2aの床に固定されるベース固定部14と、前記連結杆12を支持する支持壁15とを有する。ベース固定部14には複数(図例では2つ)の貫通孔14aが形成されており、ベース固定部14はこの貫通孔14aを介してアンカーボルト等の固定手段によって床面に固定される。
支持壁15の上部同士は連結杆12によって連結され、この連結杆12に基枠4のフック部4aが着脱自在に掛止(連結)されており、これによって支柱ユニット3は前記連結杆12廻りに回動可能となっている。
前記掛止部材13は、先端部に下方突出状の掛止部17を有しており、この掛止部17は、乗場2aの縦壁面2cに掛かるようになっている。この掛止部材13は、支持壁15の中途部に複数形成された孔16を介してボルト固定されており、前記孔16の位置を変えて固定することで、ベース部材11からの突出長さを調整できるようになっている。
可動枠5は、基枠4と同様な形状の左右の枠材19と、枠材19の先端部寄り位置に丸棒状の連結杆20を有し、基枠4の自由端(先端)側から出退自在とされて長さ調整自在となっており、その一端部(以下先端部という)が奥壁面2bと当接可能とされ、その他端部は連結部材21を介して基枠4に連結されている。
なお、可動枠5の連結杆20の中途部には枠材19の先端部側に突出した環状部23が形成されており、この環状部23にホイスト等のフックを掛けて支柱ユニット3の吊り込みが可能になっている。また図2に示すように、枠材19と連結杆20との間には補強部材24が設けられている。
上述のように、基枠4と可動枠5を各連結部材7、21で連結することによって、可動枠5がこれら連結部材7、21を介して基枠4の長手方向に沿ってスライド自在となっている。
また、前記可動枠5に固定の連結部材21は、長方形状の板材の一端部を図7に示すように鉤状に折曲したものであり、他端部が可動枠5の枠材19にボルト、ナット等の固定手段25によって固定されている。連結部材21の鉤部26は、基枠4の枠材8がはずれないように係止している。
図1、3〜5、7に示すように、基枠4の枠材8の側壁には可動枠5を固定する固定部28が枠材8の長手方向に沿って2箇所に設けられている。この固定部28は、枠材8の内側にボス部29を有しており、このボス部29には貫通孔30が形成されている。可動枠5に固定の連結部材21には、前記ボス部29の貫通孔30と対応する孔31が形成されており、連結部材21の孔31を前記ボス部29の貫通孔30に一致させ、ロックピン32をこれらの孔30、31に挿通することで、基枠4に可動枠5を固定(位置決め)できるようになっている。
前記固定部28は基枠4の2箇所に設けられているので、可動枠5の固定位置を変更することができ、これによって昇降路2の奥行きの違いに応じて、可動枠5は基枠4の自由端側からの突出長さを調整することができる。
なお、基枠4の自由端側に固定された連結部材7は、上述した可動枠5の連結部材21と略同様の形状であり、一端部が基枠4の枠材8にボルト、ナット等により固定され、他端部の鉤部26が可動枠5の枠材19を係止している。基枠4に固定の連結部材7には、前記孔31が形成されていないが、この連結部材7に同形の孔31を形成し、可動枠5の枠材19に固定部28(ボス部29)を設けて可動枠5を位置決めすることもできる。
前記ロックピン32は、図7に示すように、前記各孔30、31に挿通されて可動枠5を基枠4に位置決めするL字状で丸棒状の本体部32aと、この本体部32aの先端側に枢支される抜け止め部32bと、本体部32aと可動枠5とを連結する連結紐32cとを有している。
前記抜け止め部32bは、棒状で、枢支ピン32dを介して本体部32aの先端側に回動自在に支持されている。可動枠5を基枠4に固定するときには、図7に示すように本体部32aに対して直交させ、これによって、本体部がボス部29の孔30から抜けはずれないようになる。ロックピン32を取り外すときには、抜け止め部32bを本体部32の長手方向に沿うように回動させることで、本体部32aを各孔30、31から引き抜くことができるようになっている。
前記連結紐32cは、本体部32aの基部側と可動枠5の枠材19とを連結しており、これによってロックピン32の紛失が防止されている。
図7において、基枠4の枠材8と可動枠5の枠材19の間には、可動枠5のスライドを円滑にする摺動子33(スペーサ部材)が設けられている。この摺動子33は、ナイロン等の合成樹脂製で板状に形成されており、可動枠5の枠材19にねじ止め(固定)されている。この摺動子33は基枠4の枠材8に接触しており、これによって可動枠5は、基枠4に対して円滑に摺動するようになっている。
図1〜3、8、9において、可動枠5の先端部には、奥壁面2bに当接する当接部材34が設けられており、この当接部材34は、可動枠5の先端部から出退自在とされている。
この当接部材34は四角柱状の筒体35と、この筒体35の先端部に設けられた弾性体36(例えばゴム等)とを有している。筒体35は、可動枠5の枠材19の内側にスライド自在に挿入されている。この筒体35の上面側には、複数(図例では4つ)の孔37がこの筒体35の長手方向に間隔をおいて内外貫通状に形成されている。一方、可動枠5の枠材19の先端部には、筒体35の孔37と同形の1つの孔38が貫通形成されており、これらの孔37、孔38とを一致させてボルト39aの軸部を挿通し、この軸部に蝶ナット39bを螺合することで、筒体35が可動枠5に固定されている。
筒体35には複数の孔37が形成されているので、固定する孔37を変更することによって、当接部材34は、可動枠5の先端部からの突出長さを微調整できるようになっている。なお、前記枠材19の孔38は、この枠材19の長手方向に複数形成してもよい。この場合、これらの孔38のピッチ(長手方向の間隔)を筒体35の複数の孔37のピッチと異ならせることによって、当接部材34の突出長さの微調整を、より細かなものにできる。
前記当接部材34は、可動枠5の各枠材19に独立して(別個に)設けられており、図2の二点鎖線で示すように、奥壁面2bが平面視において傾斜している場合、各当接部材34の突出長さを奥壁面2bの傾斜に応じて個別に微調整することで、可動枠5をガタつくことなく奥壁面2bに当接させることができる。
したがって、足場装置1は、支柱ユニット3による長さ調整と、前記当接部材34による可動枠5先端部の長さ微調整の2段階の長さ調整によって、昇降路2の奥行きの違い、および奥壁面2bの凹凸や傾斜等に対応して安定した姿勢で使用することができる。
図1、4において、基枠4には水平状の足場面40aを形成する足場部材40が設けられている。この足場部材40は、図10、11に示すように長方形状の足場枠41に足場板42を設けて構成され、この足場板42の上面が前記足場面40aとなっている。足場枠41の長手方向の各端部には、支柱ユニット3への連結手段として左右対のフック部43が設けられている。足場枠41の左右各側部には手摺り44の基部を差し込み可能な対の環状取付部45が形成されており、この環状取付部45を介して手摺り44が足場枠41に取り付けられている。
足場部材40は、一端部のフック部43が基枠4に設けられた連結杆9の一方に着脱自在に取り付けられ(連結され)、他端部のフック部43が連結枠46を介して基枠4の他方の連結杆9に着脱自在に連結されている。これによって足場部材40は、昇降路2に傾斜して取付けられた支柱ユニット3に対し、その足場面40aが水平状となり、作業者が足場部材40上で作業をし易くなっている。
連結枠46は、図12に示すように、対の丸棒状縦杆47同士を複数の丸棒状横杆48で連結して梯子状とされており、縦杆47の一端部にはクランプ49が設けられて基枠4の連結杆9に連結されており、縦杆47の他端部は横杆48によって連結されていて、この横杆48に足場部材40のフック部43が着脱自在に取付けられている。
連結枠46の長さ(縦杆47の長さ)は、足場部材40の足場面40aが水平状になるよう設定されている。すなわち、側面視(図1)において、支柱ユニット3の2本の連結杆9の間の基枠4の傾斜部分と連結枠46と足場部材40とによって、前記傾斜部分が長辺となる三角形を構成し、連結枠46がこの三角形の他の短辺となっている。この場合、連結枠46の長さは、足場部材40が水平状になった状態において、連結枠46と連結される前記足場部材40のフック部43から連結枠46が連結される基枠4の自由端側の連結杆9までの距離Yと同じになっている。
例えば、この実施形態では、前記傾斜部分が斜辺となる直角三角形を構成し、連結枠46は、直角三角形の他の一辺となるようにその長さが設定されている。この連結枠46の長さは、前記直角三角形の他の一辺の長さに限らず、長さを異ならせることができる。例えば、足場部材の長さが図1の場合よりも短く、そして連結枠46の長さを図1の場合よりも長くして、連結枠46が奥壁面2bに向かって上向き傾斜した状態で足場部材40の足場面40aが水平となるように支持連結することもできる。
なお、この実施形態では、支柱ユニット3は、その傾斜角度が水平方向に対して約35°に設定されている。
また、足場部材40は、基枠4と可動枠5とにわたって取り付けることもできる。すなわち、基枠4の自由端側に設けられた連結杆9と可動枠5に設けられた連結杆20の何れか一方に足場部材40の一端部のフック部43を取付け、他方に足場部材40の他端部のフック部43を前記連結枠46を介して連結し、上述した場合と同様に、支柱ユニット3と連結枠46と足場部材40とによって三角形を構成するのである。このように、足場部材40を支柱ユニット3に取り付けた場合でも、連結枠46を介して足場部材40の足場面40aを水平状にし、足場面40a上での作業性を向上できる。
このように、支柱ユニット3には1つまたは2つの足場部材40を取り付けることができる。図1では、連結枠46を基枠4または可動枠5から下向きになるように連結杆9に連結し、各足場部材40が支柱ユニット3の下側に位置するようして、基枠4に設けた足場部材40と可動枠5側に設けた足場部材40とで階段状に構成することができる。この場合、基枠4側の連結枠46を可動枠5側の足場部材40に登るための梯子として使用でき、作業者は足場部材40への乗降が容易にできるようになっている。また、上述したように、連結枠46の長さが図1の場合よりも長くて、連結枠46が傾斜した場合には、作業者が連結枠46の横杆48に足をかけやすくなり、可動枠5側の足場部材40への乗降が楽にできるようになる。
このように、足場部材40を階段状に組み付けることによって、上下方向の作業範囲を広くすることができる。
また、図13に示すように、可動枠5側の足場部材40はそのままで、基枠4側の足場部材40の連結枠46を基枠4基部側の連結杆9に上向きに連結して、足場部材40を支柱ユニット3の上側で支持することで、2つの足場部材40の高さを同じにして平坦で広い足場面積を確保することができる。
また、可動枠5側の足場部材40も図13の二点鎖線で示すように支柱ユニット3の上側で支持して、2つの足場部材40を支柱ユニット3の上側で階段状に構成することもできる。
また、上述したように、足場部材40は、各連結杆9、20に対する連結枠46の取付け方を変えることによって、上下位置を変更可能となっているので、昇降路2内の作業場所の高低に対応した作業を行うことができるようになっている。
本発明は、上記の実施形態に限らず以下のような変形が可能である。
例えば、支柱ユニット3を大型化して、3つ以上の複数の足場部材40を取り付けるようにしてもよい。連結枠46の縦杆47を長手方向に伸縮自在な構成にすることによって、支柱ユニット3の傾斜角度を自在に設定可能とし、連結枠46の長さを支柱ユニット3の傾斜角度に応じて調整し、足場面40aが水平状になるように足場部材40を設けることもできる。また、基枠4または可動枠5に対し、固定部28を3箇所以上の複数箇所に設けて、支柱ユニット3を多段長さ調整自在な構成にしてもよい。連結枠46は、梯子状とせずに、四角形の枠体を用いてこの枠体の一端部にクランプ49を取付け、他端部に足場部材40のフック部43を連結する構成にもできる。基枠4には3本以上の複数の連結杆9を設けてもよく、可動枠5には2本以上の複数の連結杆20を設けてもよい。
本発明に係る足場装置の側面図である。 足場装置の平面図である。 支柱ユニットの側面図である。 足場装置の拡大側面図である。 足場装置の基部の拡大側面図である。 足場装置の基部の拡大平面図である。 図1のA−A矢示線断面図である。 当接部材の平面図である。 当接部材の断面側面図である。 足場部材の平面図である。 足場部材の側面図である。 連結枠の正面図である。 足場部材の位置を変更した足場装置の側面図である。
符号の説明
1 足場装置
2 昇降路
2a 乗場
2b 奥壁面
3 支柱ユニット
4 基枠
5 可動枠
8 枠材
9 連結杆
19 枠材
20 連結杆
34 当接部材
40 足場部材
46 連結枠

Claims (7)

  1. エレベータの昇降路(2)の乗場(2a)側から奥壁面(2b)に向かって上向き傾斜状に架設される長さ調整自在な支柱ユニット(3)を備え、
    前記支柱ユニット(3)は、基端側が昇降路(2)の乗場(2a)側に固定される基枠(4)と、この基枠(4)の自由端側に対して長さ調整自在に連結されていて昇降路(2)の奥壁面(2b)に当接する可動枠(5)とを有し、
    前記可動枠(5)の先端部に突出長さ微調整自在な当接部材(34)が設けられていることを特徴とするエレベータ昇降路用足場装置。
  2. 前記当接部材(34)は、可動枠(5)を構成する左右の枠材(8)の各先端部に独立して突出長さ微調整自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ昇降路用足場装置。
  3. 前記基枠(4)には水平状の足場面(40a)を形成する足場部材(40)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ昇降路用足場装置。
  4. 前記基枠(4)と可動枠(5)とにわたって水平状の足場面(40a)を形成する足場部材(40)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ昇降路用足場装置。
  5. 前記基枠(4)は、左右の枠材(8)と、枠材(8)同士を連結する少なくとも2本の連結杆(9)とを備え、前記足場部材(40)の一端部は一方の連結杆(9)に連結され、足場部材(40)の他端部は前記足場面(40a)が水平状となるように連結枠(46)を介して他方の連結杆(9)に連結されていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ昇降路用足場装置。
  6. 前記基枠(4)は、左右の枠材(8)と、枠材(8)同士を連結する連結杆(9)とを備え、前記可動枠(5)は、左右の枠材(19)と、枠材(19)同士を連結する連結杆(20)とを備えており、
    前記足場部材(40)の一端部は基枠(4)の連結杆(9)と可動枠(5)の連結杆(20)のうちの一方に連結され、足場部材(40)の他端部は前記足場面(40a)が水平状となるように連結枠(46)を介して他方の連結杆に連結されていることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ昇降路用足場装置。
  7. 前記連結枠(46)が梯子状に構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のエレベータ昇降路用足場装置。
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