JPH0740592Y2 - 自在作業台 - Google Patents

自在作業台

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JPH0740592Y2
JPH0740592Y2 JP1988155456U JP15545688U JPH0740592Y2 JP H0740592 Y2 JPH0740592 Y2 JP H0740592Y2 JP 1988155456 U JP1988155456 U JP 1988155456U JP 15545688 U JP15545688 U JP 15545688U JP H0740592 Y2 JPH0740592 Y2 JP H0740592Y2
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JP
Japan
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legs
beams
pair
universal
parallel
Prior art date
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Application number
JP1988155456U
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JPH0274439U (ja
Inventor
廣次 佐藤
Original Assignee
三成研機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は作業者がのる作業台面を階段などの傾斜に合せ
て自在に設定することができる移動可能な自在作業台に
関するものである。
(従来技術) 建築工事現場や改装工事場等で様々な内外装工事を行な
う場合は種々の足場が組まれるが、特に内装の場合には
移動式の脚立類を使用する場合が多い(実公昭51-53079
号等)。
(技術的課題) しかし従来の脚立類を用いるような方法では、階段の裏
側や側面の塗装、或いは左官作業等のために、その場所
の形態に応じた作業台を組まなければならない面倒があ
る。例えば実開昭52-83517号の可動足場は目的とする自
在作業台と共通性を有するが、桁枠を脚体に組み合わせ
るのに鉤板を脚体の横杆に引掛けるものであり、不安定
である上、掛け損ずる可能性もあり、その場合、足場が
落下する危険があるという問題があった。さらに上記可
動足場の踏板はその軸支部が一方に偏っており、他方が
宙に浮いているため、踏板のその部分がたわみ易いとい
う問題もある。
本考案の目的は前記のような問題等を解決することにあ
り、高低差のある場所であっても安定した作業用の台を
提供することができ、設置や移動の手間を殆ど必要とし
ない自在作業台を提供することにある。
(技術的手段) 前記課題を解決するため本考案は、左右に配置された各
1対の脚部と、両脚部の上端部に左右両端部を軸支した
前後の1対の平行な上梁と、該上梁の下に平行に位置
し、左右両端部を脚部に軸支して左右脚部及び上梁と共
に変形可能な平行四辺形を形成する下梁と、前後の上梁
間において、一端部を上梁に点aにて軸支して並設され
た多数の踏板と、左右の脚部の上下に拘らず各踏板の姿
勢を一定に保つために、前記軸支点aを通る垂線と下梁
とが交叉する軸支点bと、踏板の他端部の軸支点cとを
連結した支え及びその支えと平行に上梁と下梁との間に
設けた補強杆とにより自在作業台を構成したものであ
る。上下の梁と左右の脚部とで構成される平行四辺形
は、階段等の段差に応じて脚部の位置を上下に変えたと
きに、作業台上面にその段差に応じた傾斜を与える手段
であり、その上面を傾斜に応じた安定な作業台とするた
め多数の踏板が階段状に突出する。
(実施例) 図面を参照して説明すると、図示は2人程度で移動させ
ることができる比較的軽量な自在作業台の例である。
各図中、1、1′は左側の前後の脚柱、2、2′は右側
の前後の脚柱であり、夫々管状のものから成り、下部に
調節脚3、3′、4、4′が夫々抜き差し式に嵌合さ
れ、これらで左右に配置される一対の脚部P1、P2を構成
している。5は各脚柱1〜2′の下部に略水平方向に形
成されたピン挿込孔、6は各調節脚3〜4′に一定間隔
で略水平方向に形成された調節孔、7はそれらの孔5、
6に挿込まれるピン(第7図)であり、これらにより脚
部の高さ調節構造が構成される。また8は各調節脚3〜
4′の下端に横軸9で軸支された脚台を示す。
10、10′は前後の一対の平行な上梁であり、夫々前部の
左右の脚柱1、2の上端と、後部の左右の脚柱1′2′
の上端に、左右の端部を枢軸11によって軸支して取付け
られている。また12、12′は前後一対の平行な下梁であ
り、上記上梁10、10′の下に平行に、それらと同様に枢
軸13によって軸支して取付けられているので、上下の梁
と左右の脚部による変形可能な平行四辺形が前後に形成
されることになる。14、14′は、上下の梁10、12、1
0′、12′間に軸支された補強杆を示す。
15は前後方向に長い踏板であ、前後の上梁10、10′間に
数枚渡され、左側の端部で上梁10、10′に夫々軸支され
ている。各踏板15の右側の端部は、支え16の上端に軸支
されており、該支え16の下端は下梁12に軸支されてい
る。故に左右の脚部が平行移動しても各踏板15の3軸支
点a、b、cの位置は変わらないので、各踏板15は水平
姿勢等、最初に設定された姿勢を維持する(第8図参
照)。
また17は、脚部P1、P2と作業台部Q間に取付けられ、作
業台部Qを設定傾斜角に固定する伸縮式の筋交、18は脚
部前後の脚柱1、1′、2、2′を連結した部材で、縦
補強材28及び横木29と組み合わされて梯子を構成してい
る。また19は脚部の前後の調節脚3、3′、4、4′を
連結した部材を示す。なお本案作業台を構成する脚部
P1、P2や作業台部Qの具体的構造は考案要旨の範囲内で
適宜変更することができる。
更に20は、手摺枠で、少なくとも前側の脚柱1、2に取
付金具23を用いて固定された支柱21、22と、それらの上
端部に軸支した手摺24とから成り、作業台部Qの傾斜に
応じて姿勢を変える(第9図)。25はその手摺支軸、26
は支柱21、22をたてる取付台、27は支柱着脱ねじを示
す。
(作用) 以上の構成に於て、本考案の作業台を使用するには、設
置面Sに左右の脚部P1、P2を置くだけで良く、設置面S
に段差があればその高低差による傾斜度θと平行になる
作業台部Qでは、多数の踏板15が所期の設定姿勢を保っ
て並び(第1図、第2図参照)手摺24もその傾斜に対応
して動く。
その際脚部P1、P2は平行になるように調節脚3、3′、
4、4′を伸縮させて長さを調節し、両脚部P1、P2が垂
直であれば多数の踏板15も水平となる。
設置面Sが水平で、しかもそれと垂直となるように脚部
P1、P2が調節されていれば、上梁10は水平になり、その
間の多数の踏板15も水平であるから、最早段状でなく全
幅に亘って平坦な作業台部Qとなる(第4図、第5
図)。
設置面Sに段差があっても、それが調節脚3、3′、
4、4′の高さ調節可能な範囲であれば、それらを調節
することにより、作業台部Qを平坦化することができる
(第5図鎖線参照)。
(効果) 従って本考案のものは、上梁と下梁及び左右の脚部とが
平行リンクを形成するので、左右いずれかの脚部を上下
することにより、設置面に段差があっても作業台は安定
し、しかも多数の踏板は3軸支点a、b、cが変化しな
いため必ず一定の姿勢を保って、段状乃至全面平坦に並
ぶので、脚部を所定位置に置くだけで作業者は非常に安
定な足場を得ることができ、しかも上梁と下梁及び左右
の脚部は全ての交叉部分で軸支されており、踏板も上部
軸支点a、bは両端にあるので全体として非常に安定し
た構造の上で作業を行なうことができるという効果を奏
する。本考案の場合、脚部と梁とから成る基本骨格に、
多数の踏板と補強杆とが組み会わされて全体の強度を著
しく高めた構造になっているので軽量化できかつ極めて
取り扱い易く、特に屋内での各種工事に顕著な効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自在作業第の実施例を示すもので、
第1図は傾斜させた状態の斜視図、第2図は正面図、第
3図は右側面図、第4図は非傾斜状態の斜視図、第5図
は正面図、第6図は右側面図、第7図は脚部下部の一部
省略断面図、第8図は踏板の姿勢を説明する正面説明
図、第9図は手摺取付部の斜視図である。 P1、P2……脚部、Q……作業台部、S……設置面、1、
1′、2、2′……脚柱、3、3′、4、4′……調節
脚、5……ピン挿入孔、6……調節孔、7……ピン、10
……上梁、12……下梁、15……踏板、16……支え。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に配置された各1対の脚部と、両脚部
    の上端部に左右両端部を軸支した前後1対の平行な上梁
    と、該上梁の下に平行に位置し、左右両端部を脚部に軸
    支して左右脚部及び上梁と共に変形可能な平行四辺形を
    形成する下梁と、前後の上梁間において、一端部を上梁
    に点aにて軸支して並設された多数の踏板と、左右の脚
    部の上下に拘らず各踏板の姿勢を一定に保つために、前
    記軸支点aを通る垂線と下梁とが交叉する軸支点bと、
    踏板の他端部の軸支点cとを連絡した支え及びその支え
    と平行に上梁と下梁との間に設けた補強杆とを具備して
    成る自在作業台。
  2. 【請求項2】脚部は抜き差し式の高さ調節構造を備え、
    抜き差し部を貫通するピンにより一定の高さに調節され
    る請求項第1項記載の自在作業台。
  3. 【請求項3】上下いずかの梁と脚部とを筋交により固定
    した請求項第1項又は第2項記載の自在作業台。
  4. 【請求項4】左右の脚部に支柱を立設し、該支柱間に手
    摺を架設した請求項第1項又は第2項記載の自在作業
    台。
  5. 【請求項5】左右の脚部の少なくとも一方に、昇降用の
    梯子構造を設けた請求項第1項乃至第4項のいずれかに
    記載の自在作業台。
JP1988155456U 1988-11-29 1988-11-29 自在作業台 Expired - Lifetime JPH0740592Y2 (ja)

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JPH0274439U JPH0274439U (ja) 1990-06-07
JPH0740592Y2 true JPH0740592Y2 (ja) 1995-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007017957A1 (ja) * 2005-08-09 2007-02-15 Tatsuo Ono タラップ装置

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