JP4897136B2 - 塩化メチルの製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、少なくとも2つの部分に分割され、第1の部分が115℃〜170℃の範囲内の温度で第1の液体媒体の共存下においてプロセスに添加されたメタノールの60〜95%を有する少なくとも理論量のメタノールと、塩化水素とを接触させて、塩化メチルを含有するガス状混合体を生成する工程;前記ガス状混合体と第2のメタノール部分とを接触させて、100℃〜160℃の範囲内の温度で第2の液体媒体に添加する工程;及びその塩化メチルを分離及び回収する工程から成る塩化メチルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
塩化水素とメタノールを接触させることによる塩化メチルの製造は、ガス相及び液相に触媒化法を用いて行われてきた。その上、多くの方法は、メタノールに対して過剰の塩化水素を使用して行われた結果、副生物として未反応の塩化水素及びジメチルエーテルを生じた。塩化水素の腐食性及び塩化水素の環境への排出という環境問題のために、未反応の塩化水素回収は時間と資本の増大するプロセスである。さらに、未反応の塩化水素は水と共沸混合物を生成して蒸留による分離を極めて困難にするために、未反応塩化水素の回収は困難である。塩化メチルからジメチルを回収する典型的な方法において、塩化メチルは濃硫酸と接触されて硫酸メチルで汚染された希硫酸流を生成する。希硫酸流の生成は、原料経費の増大の点で不経済である。ジメチルエーテルを含有する有害な硫酸の投棄は、同様に環境問題をもたらす。
【0003】
米国特許第4,935,564号は、未反応のアルコール、未反応のハロゲン化水素、ハロゲン化アルキル及び水から成る混合物流が共流である栓流反応器において、ハロゲン化水素を理論的に過剰のアルコールと接触及び反応させることから成るハロゲン化アルキルの製造法を記載している。
【0004】
米国特許第4,922,043号は、メタノール供給材料を複数の反応器に分割しながら塩化水素を第1の反応器に供給することによって、液相のメタノールの触媒的塩化水素処理による塩化メチルの製造法を記載している。その方法は、メタノールに対して理論量より過剰の塩化水素を使用し、かつ塩化水素回収装置を必要としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、全ての塩化水素を第1の反応器に供給し、メタノール供給材料を多重反応器に分割することによって、第2の反応器へ供給されるメタノールを比例的に増し、かつ第1の反応器へのメタノールを比例的に減少させることによって、低レベルのジメチルエーテル副生物が実証されることを発見した。さらに、塩化水素に対して理論的に過剰量のメタノールの供給が、より高い塩化水素%の塩化メチルへの転化をもたらす。塩化メチルへの塩化水素転化%の増加は、塩化水素の回収及び再生のための加工工程を省く。ジメチルエーテル生成の減少は、硫酸の使用を少なくし、かつ硫酸の使用に伴う環境問題及び廃棄コストを低減する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明により、少なくとも2つの部分に分割され、第1の部分が115℃〜170℃の範囲内の温度で第1の液体媒体の共存下においてプロセスに添加されたメタノールの60〜95%を有する少なくとも理論量のメタノールと、塩化水素とを接触させて、塩化メチルを含有するガス状混合体を生成する工程;前記ガス状混合体と第2のメタノール部分とを接触させて、100℃〜160℃の範囲内の温度で第2の液体媒体に添加する工程;及びその塩化メチルを分離及び回収する工程から成る塩化メチルの製造方法が提供される。
【0007】
【実施例】
図1において、第1の液体媒体6を含有する第1の反応器4に無水の塩化水素ガス2が供給される。その塩化水素ガス2は、第1の液体媒体6の存在下で第1のメタノール部8と接触される。第1の反応器4は、加熱コイル10によって加熱されて塩化メチルを含有するガス状混合体12を生成する。そのガス状混合体12は、第1の反応器4から気相で回収されて、第2のメタノール部14と接触され、そして第1の反応器4と直列接続の第2の反応器18に含まれる第2の液体媒体16に供給される。大部分の塩化メチル22を含有するガス状混合体は第2の反応器18から回収され、次にその塩化メチルは従来の方法によって回収そして精製される。
【0008】
本法は、塩化水素との接触に適する加圧可能反応器で実施され、そしてバッチ法又は望ましくは連続法として実施される。本法は、例えば、連続攪拌タンク反応器、バブル−カラム反応器、又は栓流反応器で実施される。
【0009】
その塩化水素は、無水のガスとして工程に供給することができる、そして塩化水素の全てがその工程に直ちに供給されることが望ましい。別の実施態様においては、塩化水素と水からなる水性塩酸を工程に供給することができる。その工程に利用されるメタノールは、液体であるが、通常の手段によって部分的に気化されて、大部分が気相で工程に供給されることが望ましい。そのメタノールは、工程に供給する前に90℃以上に予熱してメタノールの分散を助けて工程の温度を制御することが望ましい。メタノールは、工程に供給する前に90℃〜170℃の範囲内の温度に予熱することが最適である。工程に供給されるメタノールの量は、複数部に分割される、そして第1の部分は工程に添加されるメタノールの60%以上から成る。そのメタノールの量は2つの部分に分割して、第1の部分が工程に添加されるメタノール全量の60〜90%から成ることが望ましい。メタノールの量は2つの部分に分割して、第1の部分が工程に添加されるメタノール全量の70〜90%から成ることが最適である。
【0010】
塩化水素と、少なくとも理論量のメタノールとの接触は、メタノール、塩化水素及び水からなる第1の液体媒体(それは第1の反応器内で一定の濃度及びレベルに維持されることが望ましい)の存在下で行う。塩化水素とメタノールの接触は、第1の反応器において又は第1の反応器の底部近くで第1の液体媒体に塩化水素及び第1のメタノール部を添加して第1の液体媒体への分散を促進するように行う。第1の液体媒体の濃度は、典型的に5〜30重量%塩化水素、1〜10重量%メタノール及び残り水である。第1の液体媒体の濃度は、10〜20重量%塩化水素及び3〜7重量%メタノールが望ましい。
【0011】
第1の液体媒体の存在下における塩化水素と第1のメタノール部との接触は115℃〜170℃の温度範囲内で行う。その温度は120℃〜135℃の温度範囲内が望ましい。その温度及び圧力は、第1の液体媒体からの塩化メチルを含有するガス状混合体を気化させ、かつ第1の液体媒体を一定レベルに維持するように維持される。その圧力は、240〜900kPaGの範囲内が望ましいが、240〜500kPaGの範囲内が最適である。
【0012】
塩化メチル含有混合体の生成において、工程に添加される塩化水素の80〜90%が塩化メチルに添加される。その塩化メチル含有混合体は、典型的に未反応の塩化水素、メタノール、副生物のジメチルエーテル及び水の一部を含有する。
【0013】
その塩化メチル含有混合体は、第1の反応器から蒸気として回収され、第2のメタノール部と接触されて、第1の反応器に接続されている第2の反応器に保持されているメタノール、塩化水素及び水から成る第2の液体媒体に添加される。その第2のメタノール部は、ガス状混合体に含有されている未反応塩化水素と反応して、その未反応塩化水素は塩化メチルに添加される。第2の媒体において生成された水は、気化して第2の反応器から取り出される。本法の別の実施態様において、塩化メチルを含有するガス状混合体は、メタノール、塩化水素及び水から成る第2の液体媒体の共存下で第2のメタノール部と接触される。その第2のメタノール部は気相であって、部分的に気化するが、液体であることが望ましい。第1と第2の反応器は直列に接続することが望ましい。ガス状混合体及び第2のメタノール部は第2の反応器において又はその底部近くで第2の液体媒体に分散されることが望ましい。
【0014】
塩化メチル含有ガス状混合体と第2のメタノール部との接触は、100℃〜160℃の範囲内の温度で行われる。その温度は110℃〜125℃の範囲内が望ましい。その温度及び圧力は、塩化メチル含有ガス状混合体及び第2の液体媒体からの未反応塩化水素、メタノール、副生物のジメチルエーテル及び水の部分を連続的に気化させるように維持され、それによって連続法を提供する。
【0015】
本法において、塩化メチル含有ガス状混合体は塩化水素に対して少なくとも理論量のメタノールを有する。塩化水素1モル当たり1.2〜1.6モルのメタノールの範囲で理論量より過剰であることが望ましい。塩化水素1モル当たり1.3〜1.4モル過剰のメタノールが最適である。さらに、塩化水素に対して理論量より過剰のメタノールを供給すると、塩化水素の塩化メチルヘの転化が著しく改善されることがわかった。第2反応器の後、工程に転化される塩化水素の98%以上が塩化メチルに転化される。
【0016】
本法によって製造される塩化メチルの製造に対する時空収率は100〜300kg/hr・m3の範囲内である。その時空収率は150〜300kg/hr・m3の範囲内が望ましいが、300kg/hr・m3以上にすることができる。用語「時空収率」は単位時間当たり反応器の単位容積当たりの生産性と定義される。
【0017】
塩化メチル含有ガス状混合体は、第2の反応器から取出される、そして少量の未反応の塩化水素、メタノール及び水を含有する。その塩化メチルは、例えば、未反応のメタノール、水及び塩化水素を凝縮させ、蒸留によって塩化メチルを回収することによってガス状混合体から分離及び回収される。その未反応のメタノールは液相から蒸留のような既知技術によって分離、回収できる、その回収されたメタノールは反応器に再循環される。分離によって得られる水を少量の塩化水素と共に廃棄できる。塩化メチルは、硫酸と接触させることによって精製して、圧縮及び冷却によって貯蔵用に液化できる。
【0018】
技術的に既知の方法と異なり、塩化メチルを製造するために塩化水素と液体媒体における少なくとも理論量メタノールとの接触は、触媒の非存在下で行われる。
【0019】
次の実施例は、本発明の説明のためのものであって、本特許請求の範囲を限定するものではない。
【0020】
実施例1
実験1では、110℃の温度で無水塩化水素(3000kg/hr)及びメタノール3168kg/hr,及び部分的に気化したものが、水、塩化水素及びメタノールから成る第1の液体媒体を含有する連続反応器(第1の反応器)に供給された。第1の反応器の温度は130℃に、そして第1の液体媒体上の圧力は280kPaGに維持された。第1の反応器は工程に供給されたメタノール全量の88%を含有した。オーバーヘッド蒸気として排出する塩化メチルを含有するガス状混合体は、432kg/hrの第2のメタノール部と接触されて、第1の反応器と直列に接続された第2の反応器に保持された第2の液体媒体に供給された。第2の反応器の温度は130℃に、そしてその圧力は250kPaGに維持された。工程に供給されたメタノールのモル比は、塩化水素1モル当たり1.36モルのメタノールであった。第2の反応器を排出するガス状混合体は、ガスクロマトグラフィ−によって分析して生成されるジメチルエーテルのレベルを測定した。そのガス状混合体の凝縮部は、塩基での従来の滴定によって分析して塩化水素含量を測定した。表1は、実験結果の要約を示し、無水塩化水素及びメタノールの供給量(kg/hr)、それらはそれぞれ「HCl」及び「MeOH」として示す;MeOH/HClのモル比は「比」として示す;第1の反応器に供給されたMeOHの%は「MeOH分割」として示す;MeClの1000kg当たり生成されたジメチルエーテルの量(kg)は、「DME」として示し、塩化メチルへ転化された塩化水素の%は、「HCl%」そして示す。
【表1】
【0021】
実施例2
第1の反応器に78〜86%のメタノールを供給し、第2の反応器に14〜22%のメタノールを供給することによって塩化メチルの製造を評価した。実施例1の方法を反復したが、表1に示すように第1及び第2の反応器に供給されるメタノールの量及び工程に供給される塩化水素及びメタノールを変えた。実験2〜6の結果を表1に示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 塩化メチルを製造する本発明法の一実施態様の略流れ図である。
【符号の説明】
2 塩化水素ガス
4 第1の反応器
6 第1の液体媒体
8 第1のメタノール部
10 加熱コイル
12 ガス混合体
14 第2のメタノール部
16 第2の液体媒体
18 第2の反応器
20 第2の加熱コイル
22 塩化メチル含有ガス混合体
Claims (9)
- 下記の工程:
(A)第1のメタノール部分及び第2のメタノール部分の2つの部分に分割された少なくとも理論量のメタノールと塩化水素とを接触させる工程、及び、
(B)塩化メチルを回収する工程
からなり、
前記(A)工程において、
(a)プロセスに添加されたメタノールの60〜95%である前記第1のメタノール部分と、前記塩化水素とを、115℃〜170℃の範囲内の温度でメタノール、塩化水素及び水からなる第1の液体媒体の共存下で接触させて、塩化メチルを含有するガス状混合体を生成し、
(b)前記ガス状混合体と前記第2のメタノール部分とを接触させて、100℃〜160℃の範囲内の温度でメタノール、塩化水素及び水からなる第2の液体媒体に添加すること、
並びに、
前記塩化水素が、前記第1の液体媒体の存在下において少なくとも理論量のメタノールと接触することを特徴とする塩化メチルの製造方法。 - 前記第1のメタノール部分が、プロセスに供給される前に、90℃〜170℃の範囲内の温度で予熱されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記第1の液体媒体の濃度は、5〜30重量%の塩化水素、1〜10重量%のメタノール及び残り水であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記接触工程は、240〜900kPaGの範囲内の圧力で、実施されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記プロセスは、連続法として実施されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 塩化水素1モル当たり理論的に過剰の1.2〜1.6モルの範囲内のメタノールが存在することを特徴とする請求項1記載の方法。
- さらに、回収した塩化メチルを硫酸と接触させる工程から成ることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記第2のメタノール部分が部分的に気化されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 下記の工程:
(A)第1のメタノール部分及び第2のメタノール部分の2つの部分に分割された少なくとも理論量のメタノールと塩化水素酸とを接触させる工程、及び、
(B)塩化メチルを回収する工程
からなり、
前記(A)工程において、
(a)プロセスに添加されたメタノールの60〜95%である前記第1のメタノール部分と、前記塩化水素酸とを、115℃〜170℃の範囲内の温度でメタノール、塩化水素及び水からなる第1の液体媒体の共存下で接触させて、塩化メチルを含有するガス状混合体を生成し、
(b)前記ガス状混合体と前記第2のメタノール部分とを接触させて、100℃〜160℃の範囲内の温度でメタノール、塩化水素及び水からなる第2の液体媒体に添加すること、
並びに、
前記塩化水素酸が、前記第1の液体媒体の存在下において少なくとも理論量のメタノールと接触することを特徴とする塩化メチルの製造方法。
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