JP4895508B2 - 柱上組立式作業台 - Google Patents

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Description

本発明は、電柱等で行われるいわゆる柱上作業に使用するために柱上で容易に組み立てられる柱上組立式作業台に関する。
電柱等に着脱自在に取り付けられる作業台は、従来、例えば、チェーンやベルトを電柱に巻回させて締付手段で締め付けることによって取り付けられる作業台板を、水平面内に回動自在とし、かつ、上下移動をも可能としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この例では、特に、ホットスティック等の操作具を用いて活線作業を行う際に、電柱まわりに広い作業エリアを確保できる上に、電柱上の固定物、例えば、腕金等と、作業台板の支持部(踏板取付台)との間に張線器を配置して、作業台板に乗載した作業者がその張線器を操作することにより、作業台板を上下に移動させることができるように構成されている。
実開平6−56327号公報
しかし、上述の特許文献1に記載されている従来の作業台では、特に、作業台板を上下に移動させるためには、電柱上の固定物と作業台板の支持部との間に張線器を配置する必要があり、その張線器を操作するために、作業者は、活線作業を中断しなければならず、その移動操作時の作業性がよくなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、活線作業を中断することなく上下位置を容易に調整することができる組立作業性のよい柱上組立式作業台を提供することを目的とする。
(1)本発明の柱上組立式作業台は、柱2に着脱自在に固定される取付部材3と、
前記取付部材3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材4と、
前記支持部材4上に着脱自在に載設される作業台ユニット5と、を備え、
前記作業台ユニット5は、
前記支持部材4に載置されて着脱自在に固定される台フレーム13と、
前記台フレーム13に取り付けられるリンク機構14と、
前記リンク機構14により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板15と、
前記作業台板15を昇降操作するための油圧力発生装置18と、を備え、
前記台フレーム13の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール13a,13aが設けられると共に、前記作業台板15の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール15a,15aが設けられ、
前記リンク機構14は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材14a,14bを前記台フレーム13の両側に有し、一方のリンク部材14aの一端が前記台フレーム13のガイドレール13aに回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材14bの一端が前記作業台板15のガイドレール15aに回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材14a,14bの他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材14aの他端に設けられたガイドローラが前記作業台板15のガイドレール15aに摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材14bの他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム13のガイドレール13aに摺動自在に遊嵌され
前記取付部材3の中央部に、受け孔3dが形成されると共に、前記支持部材4の基端部に、前記受け孔3dに上方から回動自在に嵌め込まれる支軸9dが下向きに突設されることで、前記支持部材4が前記取付部材3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
このような構成によれば、作業台板15に乗載した作業者が油圧力発生装置18を操作することで、作業台板15を上昇させることができるため、作業者は活線作業を中断することなく上下位置の調整を行うことができる。その油圧力発生装置18は、例えば、足踏み式ペダルを備えたもの等が好ましいが、手動式のものや電動式等であってもよい。また、取付部材3、支持部材4及び作業台ユニット5がそれぞれ着脱自在であるから、個々の部材を柱2の上部へ容易に吊り上げることができるため組み立て時の作業性がよく、また、撤去する際にも分割して吊り下ろすことができるため撤去時の作業性も良好となる。
(2)本発明のの柱上組立式作業台は、締付け部材1を介して柱2に着脱自在に固定される取付部材3と、
前記取付部材3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材4と、
前記支持部材4上に着脱自在に載設される作業台ユニット5と、を備え、
前記作業台ユニット5は、
前記支持部材4に載置されて着脱自在に固定される台フレーム13と、
前記台フレーム13に取り付けられるリンク機構14と、
前記リンク機構14により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板15と、
前記リンク機構14に設けられる油圧シリンダー16と、
前記油圧シリンダー16を駆動させるために前記作業台板15上に設けられる足踏み式ペダル18a付きの油圧力発生装置18と、により構成され、
前記台フレーム13の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール13a,13aが設けられると共に、前記作業台板15の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール15a,15aが設けられ、
前記リンク機構14は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材14a,14bを前記台フレーム13の両側に有し、一方のリンク部材14aの一端が前記台フレーム13のガイドレール13aに回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材14bの一端が前記作業台板15のガイドレール15aに回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材14a,14bの他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材14aの他端に設けられたガイドローラが前記作業台板15のガイドレール15aに摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材14bの他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム13のガイドレール13aに摺動自在に遊嵌され
前記取付部材3の中央部に、受け孔3dが形成されると共に、前記支持部材4の基端部に、前記受け孔3dに上方から回動自在に嵌め込まれる支軸9dが下向きに突設されることで、前記支持部材4が前記取付部材3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
このような構成によれば、作業台板15に乗載した作業者が足踏み式ペダル18aを操作することで、作業台板15を上昇させることができるため、作業者は活線作業を中断することなく上下位置の調整を行うことができる。また、取付部材3、支持部材4及び作業台ユニット5がそれぞれ着脱自在であるから、個々の部材を柱2の上部へ容易に吊り上げることができ、かつ、作業台ユニット5は、台フレーム13にリンク部材14a,14bを介して水平状態を保持して支持される作業台板15を足踏み式ペダル18a付きの油圧力発生装置18で上下位置調整自在となるように一体化されているので、柱上での面倒な組立作業が不要となり組み立て作業性がよく、また、撤去する際にも分割が容易で撤去時の作業性も良好となる。
(3)さらに、上記のように構成される柱上組立式作業台は、前記台フレーム13の先端部に、前記台フレーム13を前記支持部材4に載せて柱2から離れる方向にスライドさせることで、前記支持部材4に係止させる係止部材19が設けられ、前記係止部材19を前記支持部材4に係止させた状態で、前記支持部材4に設けられた係止ピン8eを前記台フレーム13に形成されたピン孔13eに係入させることで、前記作業台ユニット5を前記支持部材4に位置決めした状態で固定されていてもよい。
(4)本発明の別の柱上組立式作業台は、柱2に着脱自在に固定される取付部材3と、
前記取付部材3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材4と、
前記支持部材4上に着脱自在に載設される作業台ユニット5と、を備え、
前記作業台ユニット5は、
前記支持部材4に載置されて着脱自在に固定される台フレーム13と、
前記台フレーム13に取り付けられるリンク機構14と、
前記リンク機構14により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板15と、
前記作業台板15を昇降操作するための油圧力発生装置18と、を備え、
前記台フレーム13の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール13a,13aが設けられると共に、前記作業台板15の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール15a,15aが設けられ、
前記リンク機構14は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材14a,14bを前記台フレーム13の両側に有し、一方のリンク部材14aの一端が前記台フレーム13のガイドレール13aに回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材14bの一端が前記作業台板15のガイドレール15aに回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材14a,14bの他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材14aの他端に設けられたガイドローラが前記作業台板15のガイドレール15aに摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材14bの他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム13のガイドレール13aに摺動自在に遊嵌され、
前記台フレーム13の先端部に、前記台フレーム13を前記支持部材4に載せて柱2から離れる方向にスライドさせることで、前記支持部材4に係止させる係止部材19が設けられ、前記係止部材19を前記支持部材4に係止させた状態で、前記支持部材4に設けられた係止ピン8eを前記台フレーム13に形成されたピン孔13eに係入させることで、前記作業台ユニット5を前記支持部材4に位置決めした状態で固定することを特徴とする。
(5)また、本発明のさらに別の柱上組立式作業台は、締付け部材1を介して柱2に着脱自在に固定される取付部材3と、
前記取付部材3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材4と、
前記支持部材4上に着脱自在に載設される作業台ユニット5と、を備え、
前記作業台ユニット5は、
前記支持部材4に載置されて着脱自在に固定される台フレーム13と、
前記台フレーム13に取り付けられるリンク機構14と、
前記リンク機構14により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板15と、
前記リンク機構14に設けられる油圧シリンダー16と、
前記油圧シリンダー16を駆動させるために前記作業台板15上に設けられる足踏み式ペダル18a付きの油圧力発生装置18と、により構成され、
前記台フレーム13の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール13a,13aが設けられると共に、前記作業台板15の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール15a,15aが設けられ、
前記リンク機構14は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材14a,14bを前記台フレーム13の両側に有し、一方のリンク部材14aの一端が前記台フレーム13のガイドレール13aに回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材14bの一端が前記作業台板15のガイドレール15aに回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材14a,14bの他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材14aの他端に設けられたガイドローラが前記作業台板15のガイドレール15aに摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材14bの他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム13のガイドレール13aに摺動自在に遊嵌され、
前記台フレーム13の先端部に、前記台フレーム13を前記支持部材4に載せて柱2から離れる方向にスライドさせることで、前記支持部材4に係止させる係止部材19が設けられ、前記係止部材19を前記支持部材4に係止させた状態で、前記支持部材4に設けられた係止ピン8eを前記台フレーム13に形成されたピン孔13eに係入させることで、前記作業台ユニット5を前記支持部材4に位置決めした状態で固定することを特徴とする。
(6)以上のように構成される柱上組立式作業台では、前記支持部材4,24の両側部には、作業者が乗載可能なステップ部材22,22が突設されてもよい。このようにすれば、例えば、油圧力の供給を停止して作業台板15,35を下げる際等に、必要に応じて、ステップ部材22,22に足を載せることで高い安全性を確保することができる。
本発明の柱上組立式作業台は、作業台板に乗載した作業者が油圧力発生装置を操作することで、作業台板を上昇させることができるため、作業者は活線作業を中断することなく上下位置の調整を行うことができる。また、取付部材、支持部材及び作業台ユニットがそれぞれ着脱自在であるから、個々の部材を柱の上部へ容易に吊り上げることができるため組み立て時の取り扱い作業性がよく、また、撤去する際の部材の吊り下ろし作業も容易となる。
本発明の別の柱上組立式作業台は、作業台板に乗載した作業者が足踏み式ペダルを操作することで、作業台板を上昇させることができるため、作業者は活線作業を中断することなく上下位置の調整を行うことができる。また、取付部材、支持部材及び作業台ユニットがそれぞれ着脱自在であるから、個々の部材を柱の上部へ容易に吊り上げることができ、かつ、作業台ユニットは、台フレームにリンク部材を介して水平状態を保持して支持される作業台板を足踏み式ペダル付きの油圧力発生装置で上下位置調整自在となるように一体化されているので、柱上での面倒な組立作業が不要となり組み立て作業性がよく、また、撤去する際にも分割が容易で撤去時の作業性も良好となる。
本発明のさらに別の柱上組立式作業台は、作業台板に乗載した作業者が油圧力発生装置により油圧シリンダーを駆動させることで、作業台板を上昇させることができるため、作業者は活線作業を中断することなく上下位置の調整を行うことができる。また、支持部材上に油圧シリンダーを設けたリンク部材を介して作業台板を支持させているため、柱上では、柱に取り付けた取付部材に支持部材を組み付ければ組立が完了するので、組み立て作業性がよい。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る柱上組立式作業台について図面を参照しつつ詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は電柱に組み付けた状態の柱上組立式作業台の側面図、図2(a)は取付金具の平面図、(b)は正面側から見た斜視図、図3(a)は支持部材の側面から見た斜視図、(b)は平面的な斜視図、図4(a)は作業台ユニットの側面から見た斜視図、(b)は平面的な斜視図である。これらの図に示すように、この柱上組立式作業台は、締付け部材1を介して電柱(本発明の柱)2に着脱自在に固定される取付金具(本発明の取付部材)3と、取付金具3に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材4と、支持部材4上に着脱自在に載設される作業台ユニット5と、を備えている。
取付金具3(図2(a)(b)参照)は、電柱2の曲面に沿うように二股状に形成された当接面を有する上下一対の固定部材3a,3bが、2本のパイプ材3c,3cで立体的に接続されてなり、固定部材3a,3bは二枚の板部材を組み合わせて高剛性に形成され、その中央部には受け孔3d,3dが形成され、固定部材3a,3bの一端にはチェーン6が接続され、他端には、チェーン6を締め付けるための手締め式の締結手段7が取り付けられている。その上側の固定部材3aの一側部には、受け孔3d内に突入する位置決めピン3eが設けられている。なお、チェーン6と締結手段7で本発明の締付け部材1を構成しているが、チェーン6に代えてベルトが用いられてもよい。
支持部材4(図3(a)(b)参照)は、側面視で略L字状に形成され、アングル材等を組み合わせて平面視で矩形状に形成される横置フレーム8と、その横置フレーム8の基端部に立設状態に一体化される立置部材9と、からなり、横置フレーム8の基部近傍部位と先端部近傍部位の左右両側には、左右一対のユニット受部8b,8cが突設され、立置部材9には、取付金具3に設けられている2つの受け孔3d,3dに上方から回動自在に嵌め込まれる支軸9d,9dが下向きに突設されている。
上側の支軸9dを支持しているブラケット9bには、2つの位置決めピン9e,9eが下向きに設けられ、その何れかが、取付金具3の上側の固定部材3aに形成されたピン孔3f,3fの何れかに係入されることで、支持部材4の水平面内の左右に回動させた場合(左右に45°)の位置設定ができるようになっている。作業台ユニット(支持部材4)5をセンター位置に設定する場合には、上側の支軸9dに形成されているピン孔(図示省略)に、取付金具3の固定部材3aに設けている位置決めピン3eを横方向から係入させればよい。
上述の位置決めピン3e,9e及び係止ピン8eは、何れもスプリング(図示省略)を内蔵し、スプリングの付勢力に抗してピン先を引っ込めた解除位置に摘み部を係止可能で、この状態から、摘み部を(例えば、90°)回動させて係止状態を解除すると、スプリングの付勢力でピン先が係入方向に突出するように構成されている。
作業台ユニット5(図4(a)(b)参照)は、アングル材等を組み合わせて基端側開放(図4(a)の右側)の矩形状に形成される台フレーム13と、リンク機構14と、昇降動作する作業台板15と、を備え、台フレーム13の両側と、作業台板15の下部両側には、それぞれ断面略コ字状の一対のガイドレール13a,13a及び15a,15aが設けられている。
リンク機構14は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材14a,14bを左右に有し、リンク部材14a,14bの一端は、それぞれ、ガイドレール13a,15aに回動自在に枢着される一方、リンク部材14a,14bの他端に設けられたガイドローラ(図示省略)が、それぞれガイドレール13a,15aに摺動自在に遊嵌されている。
リンク部材14a,14b間には、油圧シリンダー16が設けられ、その油圧シリンダー16が、油圧ホース17を介して、作業台板15の上に設けられた足踏み式ペダル付きの油圧力発生装置18に接続され、作業台板15に乗載した作業者が、足踏み式ペダル18aを足踏み操作することで、作業台板15を上昇動作させることができ、足踏み操作をやめると、その位置で作業台板15は固定される。また、油圧力発生装置18に設けられているハンドル18bを回動操作して油圧油を油圧力発生装置18に回収すれば、作業台板15を下降させることができる。
台フレーム13の先端部には、略コの字状に形成される係止部材19が下方に向けて突設され(図4(a)(b)参照)、この係止部材19を、支持部材4の横置フレーム8の先端部の横桟8aに嵌め込み係止させることができる一方、台フレーム13の左右の基端部にはピン孔13e,13eが形成され、上述の係止部材19を横桟8aに係止させた状態にて、支持部材4の横置フレーム8に設けられた係止ピン8e,8eをピン孔13e,13eに係入させることで、作業台ユニット5を支持部材4に位置決め状態で載設固定することができる。
以上のように構成される柱上組立式作業台の電柱2への組み付け手順等について説明すると、まず、作業者が電柱2に登り、ロープ等で取付金具3を吊り上げた後、チェーン6,6を電柱2に巻回させて締結手段7,7で締め付けて締結することにより電柱2に対して取付金具3を緊締状態に固定する。次いで、支持部材4を吊り上げ、その支持部材4の支軸9d,9dを取付金具3の受け孔3d,3dに上方から嵌め込み、作業台ユニット5をセンター位置に設定する場合(図5(b)参照)には、支持部材4の上側の支軸9dに形成されているピン孔に、取付金具3の上側の固定部材3aに設けてある位置決めピン3eを係入させればよい。
次に、リンク部材14a,14bを折り畳んだ状態とした作業台ユニット5を吊り上げ、その台フレーム13を支持部材4のユニット受部8b,8b、8c,8cに載せて、電柱2から離れる方向にスライドさせることで、台フレーム13の先端部に設けてある係止部材19を、支持部材4の横置フレーム8の先端部の横桟8aに嵌め込み係止させた後、支持部材4の横置フレーム8に設けてある係止ピン8e,8eを台フレーム13のピン孔13e,13eに係入させることで、作業台ユニット5を支持部材4に位置決めした状態で固定することができ、これで柱上組立式作業台の電柱2への組み付けが終了する。
この状態では、作業台ユニット5は支持部材4に安定な状態で支持されており、作業台ユニット5にたとえ上向きの外力が作用した場合でも、作業台ユニット5は支持部材4から外れることはなく、作業者は作業台板15に載って安全に作業を行うことができる。そして、作業の進捗状態等を勘案して、必要に応じて、作業者が足踏み式ペダル18aを操作することで、作業台板15を上昇させることができる。従って、活線作業を中断することなく作業台板15の高さを調整することができる。
次いで、作業台板15を、例えば、左方向(センター位置から45°左)に転回させたい場合(図5(c)参照)には、位置決めピン3eを引き出して支持部材4の支軸9dのピン孔に対する位置決めピン3eの係入状態を解除し、作業台板15を左方向に転回させて、支持部材4の一方の位置決めピン9eを、取付金具3の上側の固定部材3aに形成されたピン孔3fに係入させればよい。また、作業台板15を右方向(センター位置から45°右)に転回させる場合(図5(a)参照)も同様に行うことができる。
作業が終了して、柱上組立式作業台を撤去する際には、まず、油圧力発生装置18のハンドル18bを回動操作して作業台板15を最下位置に下げた状態として、支持部材4の横置フレーム8に設けてある係止ピン8e,8eを引き出して台フレーム13のピン孔13e,13eに対する係入状態を解除すると共に、作業台ユニット5を電柱2の方に少しスライドさせることで横桟8aに対する係止部材19の係止状態を解除して、作業台ユニット5を支持部材4から分離して吊り下ろす。次いで、支持部材4の一方の位置決めピン9eを引き出して取付金具3のピン孔3fに対する係入状態を解除し、支持部材4を取付金具3から分離して吊り下ろす。次に、締結手段7,7を緩めて、チェーン6,6による電柱2に対する取付金具3の緊締状態に解除して、取付金具3を電柱2から分離して吊り下ろせば撤去作業が完了する。
このように、作業台板15に乗載した作業者が足踏み式ペダル18aを操作することで、作業台板14の高さを調整することができるため、従来のように活線作業を中断する必要がなくなり、作業能率が向上する。また、取付部材3、支持部材4及び作業台ユニット5がそれぞれ着脱自在(分解組立自在)であるから、個々の部材を柱2の上部へ容易に吊り上げて組み立てることができ、取り外す際の作業性も良好となる。
〔実施の形態2〕
図6は柱上組立式作業台の側面図、図7は正面図、図8は平面図である。これらの図に示すように、この柱上組立式作業台は、締付け部材21を介して電柱2に着脱自在に固定される取付部材23と、取付部材23に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取付られる支持部材24と、支持部材24上に配設されるリンク部材14a,14bにより水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板35と、を備え、リンク部材14a,14b間に設けられる油圧シリンダー16を操作するための足踏み式ペダル付きの油圧力発生装置18を作業台板35上に設けている。
取付部材23は、電柱2の曲面に沿うように二股状に形成された当接部を有する内側本体23Aと、その内側本体23Aに係止ピン23aにより一体化される外側本体23Bと、からなり、その内側本体23Aの上部と下部の一端に設けられたブラケットには、ボルト・ナットを介してチェーン26,26接続され、他端に設けられたブラケットには、締結手段27,27が設けられており、これらチェーン26及び締結手段27からなる締付け部材21により、取付部材23を電柱2に着脱自在な緊締状態に固定することができる。また、外側本体23Bの上部と下部には、支持部材4を着脱自在に支持するための支持ブラケット39,40が設けられている。なお、チェーン26に代えてベルトが用いられてもよい。
支持部材24は、アングル材等を組み合わせて形成され、所定の間隔をおいて水平方向に並行に配設される断面略コ字状のガイドレール31,31と、そのガイドレール31,31の先端側に差し渡される接続部材32の下部に先端が固定されて傾斜状に配設される支持アーム33と、を有し、ガイドレール31,31の基部に差し渡された基板34と支持アーム33の基部が、取付部材23の前面上部と下部に取り付けられた支持ブラケット39,40に、水平面内に回動自在となるように、ボルト,ナット41,42、43,44の締結により着脱自在に枢支されている。また、ガイドレール31,31の基部には、作業者の足掛け用のステップ22,22が外側に向けて突設されている。
取付部材23の前面上部に設けられた支持ブラケット39の上面には、ボルト41を軸とする円弧上に3つのピン孔a,b,c(図8参照)が開設される一方、ガイドレール31,31の基部に差し渡された基板34には、上記3つのピン孔a,b,cに対応する単一のピン孔(符号省略)が開設されており、そのピン孔を、上記3つのピン孔a,b,cの何れかに対応させて、ストッパーピン45を差し込むことで、支持部材24を、作業台板35と共に、図示のセンター位置と、左右に45°回動した位置とに位置決めできるようにしている。
リンク部材14a,14bは、作業台板35を支持するために、支持部材24上に着脱自在に左右に一対が配設される。作業台板35は、その両側下部に断面略コ字状の一対のガイドレール35a,35aを備え、その基部側上面には油圧力発生装置18が設けられており、リンク部材14a,14b間には、油圧ホース17を介して油圧力発生装置18に接続される油圧シリンダー16が設けられている。
左右のリンク部材14a,14bは、その中央部で接続バー46を介したボルト締結により相対的に回動自在となるように連結され、リンク部材14bの一端は、ガイドレール35aの基部側に開設されたピン孔に挿入される割りピンを備えた支軸47により回動自在に枢結される一方、リンク部材14aの一端は、ガイドレール31の基部側に開設されたピン孔に挿入される割りピンを備えた支軸48により回動自在となるように着脱自在に枢支される。
そのリンク部材14a,14bの各他端に枢支されたローラ49,50はそれぞれガイドレール31,35aに摺動自在に遊嵌され、足踏み式ペダルにより油圧シリンダー16を操作することで、作業台板35を水平状態で上昇させることができるように構成されている。なお、左右のローラ49,49、50,50の支軸(符号省略)は、接続バー51,52によって一体的に接続されている。
以上のように構成される柱上組立式作業台の電柱2の組み付け手順等について説明すると、まず、作業者が電柱2に登り、ロープ等で取付部材23を吊り上げた後、締付け部材21で電柱2に取付部材23を緊締状態に固定する。次いで、支持部材24を吊り上げ、その基部を、ボルト,ナット41,42、43,44により、取付部材23の支持ブラケット39,40に対して水平面内に回動自在となるように枢結する。
次に、作業台板35と一体のリンク部材14a,14bを吊り上げ、まず、リンク部材14aの他端に枢支されたローラ49を、ガイドレール31に前方から嵌め込み、次いで、リンク部材14bの一端を、割りピンを備えた支軸48により、ガイドレール31の基部側に開設されたピン孔に回動自在に枢結する。そして、電柱2に対する作業台板35の水平面内の対応角度を選択して対応する3つのピン孔a,b,cの何れかにストッパーピン45を差し込み、作業台板35を位置決めする。この状態で、電柱2に対する柱上組立式作業台の組み付け作業が終了する。
そして、作業の進捗状態等を勘案して、必要に応じて、作業台板35に乗載した作業者が油圧力発生装置18の足踏み式ペダル(図示省略)を操作することで、作業台板35の上下位置を調整すればよい。その上下位置の調整は、足踏み操作で可能であるから、活線作業を中断することなく行うことができる。
また、取付部材23、支持部材24、作業台板35及びリンク部材14a,14bがそれぞれ分割組立可能(3分割)であるため、個々の部材を電柱2の上部へ容易に吊り上げて組み立てることができ、また、取り外す際にも、分割できるため取り扱い作業性が良好となる。本実施の形態では、前実施の形態における台フレームが不要となるため、全体の重量を軽減化することができる。なお、支持部材24は、作業台板35及びリンク部材14a,14bと予め地上で組み立てておいて2分割方式としてもよい。そうすれば、柱上での組立作業が容易となる。
本発明は、実施の形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、設計変更や改良等を行うのは自由であり、例えば、締付け部材は、チェーンに代えてベルトを用いてもよく、柱は、電柱以外のものであってもよい。また、油圧力発生装置は、足踏み式ペダルを備えたものの他、手動ハンドルで操作するものや電動式のものであってもよい。電動式の場合、必ずしも柱上組立式作業台に搭載される必要はなく、別途、油圧ホースが届く範囲内の柱上の適所又は柱から離れた柱上組立式作業台の近傍位置等に支持させてもよく、また、その起動操作は手動スイッチの他、遠隔操作で行うようにしてもよい。さらに、実施の形態1の場合においても、ステップを設けることが可能であり、その場合、例えば、ユニット受部8b,8bをさらに外方に延出させてステップを形成し、その外側に係止ピン8e,8eを設ければよい。
本発明の実施の形態1に係る柱上組立式作業台が電柱に組み付けられた状態の側面図である。 (a)は同取付金具の平面図、(b)は正面側から見た斜視図である。 (a)は同支持部材の側面から見た斜視図、(b)は平面的な斜視図である。 (a)は同作業台ユニットの側面から見た斜視図、(b)は平面的な斜視図である。 同作業台板の向きを変化させた時の説明図で、(a)は45°右側に向けた状態、(b)はセンター位置の状態、(c)は45°左側に向けた状態を示す。 本発明の実施の形態2に係る柱上組立式作業台が電柱に組み付けられた状態の側面図である。 同柱上組立式作業台の正面図である。 同柱上組立式作業台の平面図である。
符号の説明
1,21…締付け部材、2…柱、3,23…取付部材、4,24…支持部材、5…作業台ユニット、13…台フレーム、14a,14b…リンク部材、15,35…作業台板、16…油圧シリンダー、18…油圧力発生装置、18a…足踏み式ペダル、22…ステップ

Claims (6)

  1. 柱(2)に着脱自在に固定される取付部材(3)と、
    前記取付部材(3)に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材(4)と、
    前記支持部材(4)上に着脱自在に載設される作業台ユニット(5)と、を備え、
    前記作業台ユニット(5)は、
    前記支持部材(4)に載置されて着脱自在に固定される台フレーム(13)と、
    前記台フレーム(13)に取り付けられるリンク機構(14)と、
    前記リンク機構(14)により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板(15)と、
    前記作業台板(15)を昇降操作するための油圧力発生装置(18)と、を備え、
    前記台フレーム(13)の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(13a,13a)が設けられると共に、前記作業台板(15)の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(15a,15a)が設けられ、
    前記リンク機構(14)は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材(14a,14b)を前記台フレーム(13)の両側に有し、一方のリンク部材(14a)の一端が前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材(14b)の一端が前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材(14a,14b)の他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材(14a)の他端に設けられたガイドローラが前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材(14b)の他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に摺動自在に遊嵌され、
    前記取付部材(3)の中央部に、受け孔(3d)が形成されると共に、前記支持部材(4)の基端部に、前記受け孔(3d)に上方から回動自在に嵌め込まれる支軸(9d)が下向きに突設されることで、前記支持部材(4)が前記取付部材(3)に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられることを特徴とする柱上組立式作業台。
  2. 締付け部材(1)を介して柱(2)に着脱自在に固定される取付部材(3)と、
    前記取付部材(3)に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材(4)と、
    前記支持部材(4)上に着脱自在に載設される作業台ユニット(5)と、を備え、
    前記作業台ユニット(5)は、
    前記支持部材(4)に載置されて着脱自在に固定される台フレーム(13)と、
    前記台フレーム(13)に取り付けられるリンク機構(14)と、
    前記リンク機構(14)により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板(15)と、
    前記リンク機構(14)に設けられる油圧シリンダー(16)と、
    前記油圧シリンダー(16)を駆動させるために前記作業台板(15)上に設けられる足踏み式ペダル(18a)付きの油圧力発生装置(18)と、により構成され、
    前記台フレーム(13)の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(13a,13a)が設けられると共に、前記作業台板(15)の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(15a,15a)が設けられ、
    前記リンク機構(14)は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材(14a,14b)を前記台フレーム(13)の両側に有し、一方のリンク部材(14a)の一端が前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材(14b)の一端が前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材(14a,14b)の他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材(14a)の他端に設けられたガイドローラが前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材(14b)の他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に摺動自在に遊嵌され、
    前記取付部材(3)の中央部に、受け孔(3d)が形成されると共に、前記支持部材(4)の基端部に、前記受け孔(3d)に上方から回動自在に嵌め込まれる支軸(9d)が下向きに突設されることで、前記支持部材(4)が前記取付部材(3)に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられることを特徴とする柱上組立式作業台。
  3. 前記台フレーム(13)の先端部に、前記台フレーム(13)を前記支持部材(4)に載せて柱(2)から離れる方向にスライドさせることで、前記支持部材(4)に係止させる係止部材(19)が設けられ、前記係止部材(19)を前記支持部材(4)に係止させた状態で、前記支持部材(4)に設けられた係止ピン(8e)を前記台フレーム(13)に形成されたピン孔(13e)に係入させることで、前記作業台ユニット(5)を前記支持部材(4)に位置決めした状態で固定することを特徴とする請求項1又は2に記載の柱上組立式作業台。
  4. 柱(2)に着脱自在に固定される取付部材(3)と、
    前記取付部材(3)に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材(4)と、
    前記支持部材(4)上に着脱自在に載設される作業台ユニット(5)と、を備え、
    前記作業台ユニット(5)は、
    前記支持部材(4)に載置されて着脱自在に固定される台フレーム(13)と、
    前記台フレーム(13)に取り付けられるリンク機構(14)と、
    前記リンク機構(14)により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板(15)と、
    前記作業台板(15)を昇降操作するための油圧力発生装置(18)と、を備え、
    前記台フレーム(13)の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(13a,13a)が設けられると共に、前記作業台板(15)の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(15a,15a)が設けられ、
    前記リンク機構(14)は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材(14a,14b)を前記台フレーム(13)の両側に有し、一方のリンク部材(14a)の一端が前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材(14b)の一端が前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材(14a,14b)の他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材(14a)の他端に設けられたガイドローラが前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材(14b)の他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に摺動自在に遊嵌され、
    前記台フレーム(13)の先端部に、前記台フレーム(13)を前記支持部材(4)に載せて柱(2)から離れる方向にスライドさせることで、前記支持部材(4)に係止させる係止部材(19)が設けられ、前記係止部材(19)を前記支持部材(4)に係止させた状態で、前記支持部材(4)に設けられた係止ピン(8e)を前記台フレーム(13)に形成されたピン孔(13e)に係入させることで、前記作業台ユニット(5)を前記支持部材(4)に位置決めした状態で固定することを特徴とする柱上組立式作業台。
  5. 締付け部材(1)を介して柱(2)に着脱自在に固定される取付部材(3)と、
    前記取付部材(3)に対して水平面内の角度調整可能で上下位置固定となるように着脱自在に取り付けられる支持部材(4)と、
    前記支持部材(4)上に着脱自在に載設される作業台ユニット(5)と、を備え、
    前記作業台ユニット(5)は、
    前記支持部材(4)に載置されて着脱自在に固定される台フレーム(13)と、
    前記台フレーム(13)に取り付けられるリンク機構(14)と、
    前記リンク機構(14)により水平状態を保持して上下位置調整自在に支持される作業台板(15)と、
    前記リンク機構(14)に設けられる油圧シリンダー(16)と、
    前記油圧シリンダー(16)を駆動させるために前記作業台板(15)上に設けられる足踏み式ペダル(18a)付きの油圧力発生装置(18)と、により構成され、
    前記台フレーム(13)の両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(13a,13a)が設けられると共に、前記作業台板(15)の下部両側に、断面略コの字状の一対のガイドレール(15a,15a)が設けられ、
    前記リンク機構(14)は、中間部で互いに回動自在に枢結される一対のリンク部材(14a,14b)を前記台フレーム(13)の両側に有し、一方のリンク部材(14a)の一端が前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に回動自在に枢着されると共に、他方のリンク部材(14b)の一端が前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に回動自在に枢着され、また、それぞれリンク部材(14a,14b)の他端にガイドローラが設けられ、一方のリンク部材(14a)の他端に設けられたガイドローラが前記作業台板(15)のガイドレール(15a)に摺動自在に遊嵌されると共に、他方のリンク部材(14b)の他端に設けられたガイドローラが前記台フレーム(13)のガイドレール(13a)に摺動自在に遊嵌され、
    前記台フレーム(13)の先端部に、前記台フレーム(13)を前記支持部材(4)に載せて柱(2)から離れる方向にスライドさせることで、前記支持部材(4)に係止させる係止部材(19)が設けられ、前記係止部材(19)を前記支持部材(4)に係止させた状態で、前記支持部材(4)に設けられた係止ピン(8e)を前記台フレーム(13)に形成されたピン孔(13e)に係入させることで、前記作業台ユニット(5)を前記支持部材(4)に位置決めした状態で固定することを特徴とする柱上組立式作業台。
  6. 前記支持部材(4,24)の両側部には、作業者が乗載可能なステップ部材(22,22)が突設されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の柱上組立式作業台。
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