JP4895371B2 - スライス食材小分けシステム - Google Patents

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本発明は、スライスされた食材の枚数を調節して所望の重量範囲になるよう調整するスライス食材小分けシステムに関する。
従来、サラミ等の棒状食材を輪切りにスライスしたスライス食材を小分けするに際しては、棒状食材を連続的にスライスした後、搬送されてくるスライス食材から適当な量をとり、計量し、スライスされた食材の枚数を調節して、所望の重量範囲になるよう調整していた。このスライス食材の計量及び重量調整は、作業員が行っており、非常に煩雑かつ非効率な作業であった。また、例えば、サラミにあっては、吊るして乾燥するため下部が太くなっており、長さ方向に径が一定ではなく、したがって、枚数を同一にするだけでは、小分けしたスライス食材の重量に大きな偏りが発生していた。
このようなスライス食材が所望の重量範囲になるよう小分けする装置として、例えば、被切断物を搬送するコンベアを備えた供給部と、前記供給部に連続して切断物を計量搬送する計量部と、計量部側に切断物を押しやる分離板を付設した回転刃体を前記搬送部と計量部の間隙に設けた切断部から構成された計量スライサーが提案されている(特許文献1参照。)。この装置では、被切断物が所定速度で動作する供給部で搬送され、切断部に至ると回転刃体でスライス切断され、切断物は回転刃体の分離板で計量部に押し出され、計量部は供給部と対応して動作するので、スライス状の切断物は適宜積層状態となり計量部に移行する。計量部で切断物の重量を計測し、所定重量に達すると一時的に計量部の移動速度を高めるか、或は他の機構で積層状態の切断物を計量部から他の箇所に移行させ、事後の処理工程を行うものである。
しかしながら、上記のように搬送しながら正確に計量して連続的に処理することは現実的には極めて困難であり、また、装置自体も非常に高価なものとなる。
特開平07−40284号公報
本発明の課題は、高速に処理すると共に、分離される小分けスライス食材の重量のバラツキを抑制したスライス食材小分けシステムを提供することにある。
近年、商品の内容量に関して、消費者の関心も高く非常に厳格になってきており、商品を製造するにあたっては、内容量を極めて厳格に管理し、表示の内容量との誤差を所定範囲内にする必要がある。スライス食材にあっては、その枚数を調節することによりその重量を調整しており、本発明者らは、まず、一定速度で駆動する搬送手段により搬送されてくる連続するスライス食材を順次載置して保持すると共に、所定保持時間経過後に、連続するスライス食材から分離して小分けスライス食材とする分離手段を備えた装置を開発した。
しかしながら、長さ方向に太さにバラツキのある食材をスライスする場合には、均等な厚さにスライスして、時間によってその枚数を一定にして小分けしたとしても、重量としてはバラツキが生じ、実際には、その後に、この重量のバラツキを作業員がさらに手作業で調整する必要があった。この装置ではある程度の重量範囲に調整されることによって、作業員の負担はある程度軽減するものの、それでもなお負担は大きかった。
そこで、本発明者らは、さらに鋭意研究した結果、計量手段で計量した結果を分離手段にフィードバックして分離手段における保持時間を調整し、分離手段において枚数を調節して重量のバラツキを抑制することにより、完全にではないが、極めて高い割合で重量のバラツキを抑えることが可能となり、作業者の負担を非常に軽減することができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(1)スライスされた食材の枚数を調節して所望の重量範囲になるよう調整するスライス食材小分けシステムであって、連続するスライス食材を搬送する連続スライス食材搬送手段と、該連続スライス食材搬送手段により搬送されてくる連続するスライス食材を順次載置して保持すると共に、所定保持時間経過後に、連続するスライス食材から分離して小分けスライス食材とする分離手段と、該分離手段で分離された小分けスライス食材を計量する計量手段と、該計量手段により計量された小分けスライス食材の重量が所望の重量範囲外である場合に、分離手段の保持時間を調整するフィードバック手段と、前記計量手段により計量された小分けスライス食材を搬送する小分けスライス食材搬送手段と、前記分離手段により分離された小分けスライス食材を計量手段及び小分けスライス食材搬送手段に順次移送する小分けスライス食材移送手段とを備え、前記分離手段が、連続スライス食材搬送手段の載置面より上方に移動して連続するスライス食材から分離すると共に、上方移動時に、その側面で連続スライス食材搬送手段上のスライス食材を支持する手段であることを特徴とするスライス食材小分けシステムに関する。
また本発明は、(2)小分けスライス食材移送手段が、分離手段の小分けスライス食材を把持して計量手段に移送すると同時に、計量手段の小分けスライス食材を把持して小分けスライス食材搬送手段に移送する、移送方向に配置された一対の把持部材を備えた手段であることを特徴とする上記(1)に記載のスライス食材小分けシステムや、(3)小分けスライス食材移送手段の把持部材が、小分けスライス食材と接触する部分に滑り止め部を有していることを特徴とする上記(2)に記載のスライス食材小分けシステムに関する。
さらに本発明は、(4)食材が、サラミであることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載のスライス食材小分けシステムに関する。
本発明のスライス食材小分けシステムによれば、高速に処理すると共に、分離される小分けスライス食材の重量のバラツキを抑制することができ、作業者の負担を軽減し、作業員の数を減らすことが可能となる。
本発明のスライス食材小分けシステムとしては、スライスされた食材の枚数を調節して所望の重量範囲になるよう調整するシステムであって、連続するスライス食材を搬送する連続スライス食材搬送手段と、該連続スライス食材搬送手段により搬送されてくる連続するスライス食材を順次載置して保持すると共に、所定保持時間経過後に、連続するスライス食材から分離して小分けスライス食材とする分離手段と、該分離手段で分離された小分けスライス食材を計量する計量手段と、該計量手段により計量された小分けスライス食材の重量が所望の重量範囲外である場合に、分離手段の保持時間を調整するフィードバック手段と、前記計量手段により計量された小分けスライス食材を搬送する小分けスライス食材搬送手段と、前記分離手段により分離された小分けスライス食材を計量手段及び小分けスライス食材搬送手段に順次移送する小分けスライス食材移送手段とを備えたシステムであれば特に制限されるものではなく、本発明のスライス食材小分けシステムによれば、高速に処理すると共に、分離される小分けスライス食材の重量のバラツキを抑制することができ、作業者の負担を軽減し、作業員の数を減らすことが可能となる。
本発明のスライス食材小分けシステムは、スライスする棒状食材の長さ方向の太さが微妙に異なる場合や、複数の棒状食材のそれぞれの太さが微妙に異なる場合であっても、重量のバラツキを抑制して、極めて高い割合で適正な重量に小分けすることができる。本発明のシステムを適用できる食材としては、枚数によってその重量を調整可能なものであればよく、例えば、ハム、サラミ、蒲鉾等を挙げることができ、上記のように、スライスする棒状食材の長さ方向の太さが異なるサラミ等の小分けに特に有用である。
本発明のスライス食材小分けシステムにおける連続スライス食材搬送手段としては、連続するスライス食材を搬送する手段であれば特に制限されるものではなく、例えば、一定速度で駆動するベルトコンベアを挙げることができ、連続駆動であってもよいし、間欠駆動であってもよい。
また、本発明のスライス食材小分けシステムは、スライスされた食材を連続スライス食材搬送手段に連続的に供給してもよいが、棒状食材をスライスする切断手段を備えていてもよく、例えば、ベルトコンベア等の搬送手段による搬送に伴って連続的に切断することができるスライサーを備えた手段を挙げることができる。
本発明のスライス食材小分けシステムにおける分離手段としては、連続スライス食材搬送手段により搬送されてくる連続するスライス食材を順次載置して保持すると共に、所定保持時間経過後に、連続するスライス食材から分離して小分けスライス食材とする手段であれば特に制限されるものではなく、例えば、連続スライス食材搬送手段の載置面より上方に移動して連続するスライス食材から分離すると共に、上方移動時に、その側面で連続スライス食材搬送手段上のスライス食材を支持する手段を好ましく例示することができる。また、分離手段が横方向に移動して分離する構造とすることもできる。なお、分離手段による前記保持時間は特に制限されるものではないが、例えば、サラミを40gに小分けする場合には、3〜4秒程度である。
本発明のスライス食材小分けシステムにおける計量手段としては、分離手段で分離された小分けスライス食材を計量する手段であれば特に制限されるものではなく、例えば、小分けスライス食材を載置してその重量を計量する手段や、小分けスライス食材を吊り下げてその重量を計量する手段等を挙げることができ、計量手段は、小分けスライス食材移送手段に設けられていてもよい。
本発明のスライス食材小分けシステムにおけるフィードバック手段としては、計量手段により計量された小分けスライス食材の重量が所望の重量範囲外である場合に、分離手段の保持時間を調整する手段であれば特に制限されるものではなく、所望の重量範囲より小さい場合には、分離手段の保持時間が長くなるように調整し、所望の重量範囲より大きい場合には、分離手段の保持時間が短くなるように調整する。なお、「小分けスライス食材の重量が所望の重量範囲外である場合に」とは、所望の重量範囲外であることが一度生じた場合や、所望の重量範囲外であることが所定回数続いた場合や、所定の重量範囲外であることが所定割合(例えば、3回中2回等。)になった場合等を含む。
また、本発明のスライス食材小分けシステムは、前記フィードバック手段によりフィードバックされたときにフィードバックされたことを表示するフィードバック表示手段を備えていることが好ましく、所望の重量範囲のより小さいか大きいかを区別して表示する表示手段を備えていることがより好ましい。例えば、所望の重量範囲より小さいことによりフィードバックされた場合に青色のランプを表示し、所望の重量範囲より大きいことによりフィードバックされた場合に赤色のランプを表示する。これにより、フィードバックされた小分けスライス食材のみを作業員が調整すればよく、作業員の負担が軽減される。特に、所望の重量範囲のより小さいか大きいかを区別して表示する場合には、調整すべき小分けスライス食材に対して、スライス食材を加えるか減らすか予め認識することができるので、作業者の負担が軽減されるだけでなく、作業自体もスムーズなものとなる。
本発明のスライス食材小分けシステムにおける小分けスライス食材搬送手段としては、計量手段により計量された小分けスライス食材を搬送する手段であれば特に制限されるものではなく、上記連続スライス食材搬送手段と同様に、連続駆動であってもよいし、間欠駆動であってもよい。
本発明のスライス食材小分けシステムにおける小分けスライス食材移送手段としては、分離手段により分離された小分けスライス食材を計量手段及び小分けスライス食材搬送手段に順次移送する手段であれば特に制限されるものではなく、例えば、小分けスライス食材を把持して移送する手段や、小分けスライス食材を載置して移送する手段や、小分けスライス食材を押し出して移送する手段等を挙げることができる。小分けスライス食材移送手段が把持して移送する手段である場合、把持部材が、小分けスライス食材と接触する部分に滑り止め部を有していることが好ましく、かかる滑り止め部としては、具体的に、鋸歯状(ギザギザ状)に形成された滑り止め部を挙げることができる。
かかる小分けスライス食材移送手段は、連続的な処理が可能なように、例えば、小分けスライス食材を把持して計量手段に移送した後、さらに小分けスライス食材搬送手段に移送する手段を複数備えたものであってもよいし、小分けスライス食材を把持して分離手段から計量手段に移送する手段と、小分けスライス食材を把持して計量手段から小分けスライス食材搬送手段に移送する手段をそれぞれ独立して備えたものであってもよいが、より効率的に小分けスライス食材を移送することができることから、分離手段の小分けスライス食材を把持して計量手段に移送すると同時に、計量手段の小分けスライス食材を把持して小分けスライス食材搬送手段に移送する、移送方向に配置された一対の把持部材を備えた手段であることが好ましい。
なお、本発明のスライス食材小分けシステムは、小分けスライス食材を包装する包装手段を備えていてもよい。
以下、図面を参照しつつ、本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態に係るスライス食材小分けシステムの概略図であり、(A)は平面図を示し、(B)は正面図を示す。また、図2は、図1に示すスライス食材小分けシステムにおける分離手段の動作説明図である。
図1(A)及び(B)に示すように、本発明の一実施形態に係るスライス食材小分けシステムは、スライスされたサラミの枚数を調節して所望の重量範囲になるよう調整するサラミ小分けシステムであって、棒状サラミ原木Aをスライスする切断手段1と、スライスされたサラミBを連続的に搬送する連続スライス食材搬送手段2と、連続スライス食材搬送手段2により搬送されてくる連続するスライスサラミBを順次載置して保持すると共に、所定保持時間経過後に、連続するスライスサラミBから分離して小分けスライスサラミCとする分離手段3と、分離手段3で分離された小分けスライスサラミCを計量する計量手段4と、計量手段4により計量された小分けスライスサラミCの重量が所望の重量範囲外である場合に、分離手段3の保持時間を調整するフィードバック手段と、計量手段4により計量された小分けスライスサラミCを搬送する小分けスライス食材搬送手段5と、分離手段により分離された小分けスライスサラミCを計量手段4及び小分けスライス食材搬送手段5に順次移送する小分けスライス食材移送手段6とを備えている。
切断手段1は、棒状サラミ原木Aを搬送するベルトコンベア11及びスライサー12を備え、棒状サラミ原木Aを一定の厚さの輪切りにスライスする手段である。
切断手段1の下流側に配置された連続スライス食材搬送手段2は、ベルトコンベア21を備え、スライサー12によりスライスされたサラミを直立状態のまま連なった状態で搬送するものであり、一定速度で駆動するものである。
連続スライス食材搬送手段2の下流側に配置された分離手段3は、図2に示すように、ベルトコンベア21により搬送されてくるスライスサラミBを先頭側から順次載置して、上方に移動することによりスライスサラミBを分離する上方移動載置台31と、上方移動載置台31を上方に押し上げる押し上げピストン32(図1(B)参照。)と、直立するサラミを保持するためのサラミ支持ピストン33及びサラミ支持板34とを備えている。サラミ支持ピストン33は、上方移動載置台31と共に上方に移動する。
ここで、分離手段3の動作について具体的に説明すると、図2(A)及び(B)に示すように、ベルトコンベア21で搬送されてくるスライスサラミBは先頭側から順次上方移動載置台31上に搬送される。このとき、サラミ支持ピストン33は、連続するスライスサラミBの進行に伴い後退してスライスサラミBを支持する。連続するスライスサラミBの先頭のサラミが上方移動載置台31に載置を開始してから所定時間(所定保持時間)経過後に、図2(C)に示すように、押し上げピストン32(図1(B)参照。)で上方移動載置台31を上方に移動させる。このとき、上方移動載置台31上の小分けスライスサラミCは、サラミ支持ピストン33及びサラミ支持板34により支持されると共に、ベルトコンベア21上のスライスサラミBは、サラミ支持ピストン33に代わって上方移動載置台31の側面で直立状態に支持される。上方移動載置台31上の小分けされたスライスサラミCが小分けスライス食材移送手段6により取り去られた後、図2(D)及び(E)に示すように、上方移動載置台31は、もとの位置まで下降する。サラミ支持ピストン33は、上方移動載置台31から小分けされたスライスサラミBが取り去られると同時に進出限まで伸び、下降時にはベルトコンベア21上のスライスサラミBを支持する。
また、分離手段3の下流側に配置された計量手段4は、分離手段で分離された小分けサラミを載置してその重量を計量する計量器41を備えた手段である。
フィードバック手段は、計量器41で計量された重量が所定範囲にない場合、例えば、スライス食材1枚3g程度のとき、基準重量の±3gにない場合に、分離手段の保持時間の調整を行う。すなわち、所定重量範囲より少ない場合には、分離手段の保持時間を長くし、所定重量範囲より多い場合には、分離手段の保持時間を短くする。
また、本発明の一実施形態に係るスライス食材小分けシステムは、所望の重量範囲より小さいことによりフィードバックされた場合に青色のランプを点灯し、所望の重量範囲より大きいことによりフィードバックされた場合に赤色のランプを点灯するフィードバック表示手段を備えている。
小分けスライス食材搬送手段5は、ベルトコンベア51を備え、小分けされたスライスサラミCを搬送する手段である。このベルトコンベア51で搬送される小分けされたスライスサラミCのうち、上記フィードバック表示手段によりランプが点灯したものについて作業員により再度調整される。本発明の一実施形態に係るスライス食材小分けシステムは、フィードバック手段を備えているので、重量のバラツキは極めて少なく、枚数の調整を行う頻度を少なくすることができるので、作業員の負担を軽減し、作業員の数を減らすことが可能となる。また、フィードバック表示手段を備えているので、作業員の負担をより軽減させることができる。
また、小分けスライス食材移送手段6は、一対の把持部材61を備え、上方に移動した上方移動載置台31上の小分けされたスライスサラミCを把持して計量器41に移送すると同時に、計量器41の小分けされたスライスサラミCを把持して小分けスライス食材搬送手段に移送する。すなわち、一対の把持部材61が移送方向(図1の右方向)へ移動することにより、上方移動載置台31及び計量器41の2箇所の小分けスライスサラミCを同時に移送することができる。また、この把持部材61は、サラミと接触する部分が鋸歯状に形成されており、小分けスライスサラミが脱落するのを防止している。
以上説明した本発明の一実施形態に係るスライス食材小分けシステムによれば、高速に処理すると共に、分離される小分けスライス食材の重量のバラツキを抑制することができ、作業者の負担を軽減し、作業員の数を減らすことが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスライス食材小分けシステムの概略図であり、(A)は平面図を示し、(B)は正面図を示す。 図1に示すスライス食材小分けシステムにおける分離手段の動作説明図である。
符号の説明
1 切断手段
11 ベルトコンベア
12 スライサー
2 連続スライス食材搬送手段
21 ベルトコンベア
3 分離手段
31 上方移動載置台
32 押し上げピストン
33 サラミ支持ピストン
34 サラミ支持板
4 計量手段
41 計量器
5 小分けスライス食材搬送手段
51 ベルトコンベア
6 小分けスライス食材移送手段
61 一対の把持部材
A 棒状サラミ原木
B 連続するスライスサラミ
C 小分けスライスサラミ

Claims (4)

  1. スライスされた食材の枚数を調節して所望の重量範囲になるよう調整するスライス食材小分けシステムであって、
    連続するスライス食材を搬送する連続スライス食材搬送手段と、
    該連続スライス食材搬送手段により搬送されてくる連続するスライス食材を順次載置して保持すると共に、所定保持時間経過後に、連続するスライス食材から分離して小分けスライス食材とする分離手段と、
    該分離手段で分離された小分けスライス食材を計量する計量手段と、
    該計量手段により計量された小分けスライス食材の重量が所望の重量範囲外である場合に、分離手段の保持時間を調整するフィードバック手段と、
    前記計量手段により計量された小分けスライス食材を搬送する小分けスライス食材搬送手段と、
    前記分離手段により分離された小分けスライス食材を計量手段及び小分けスライス食材搬送手段に順次移送する小分けスライス食材移送手段と、
    を備え
    前記分離手段が、連続スライス食材搬送手段の載置面より上方に移動して連続するスライス食材から分離すると共に、上方移動時に、その側面で連続スライス食材搬送手段上のスライス食材を支持する手段であることを特徴とするスライス食材小分けシステム。
  2. 小分けスライス食材移送手段が、分離手段の小分けスライス食材を把持して計量手段に移送すると同時に、計量手段の小分けスライス食材を把持して小分けスライス食材搬送手段に移送する、移送方向に配置された一対の把持部材を備えた手段であることを特徴とする請求項に記載のスライス食材小分けシステム。
  3. 小分けスライス食材移送手段の把持部材が、小分けスライス食材と接触する部分に滑り止め部を有していることを特徴とする請求項に記載のスライス食材小分けシステム。
  4. 食材が、サラミであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のスライス食材小分けシステム。
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