JP4894737B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を処理する用紙処理装置に関する。
例えば、複写機、プリンタ等の画像形成装置の下流側に配置され、出力される記録紙に綴じ、穴開け、揃え、折り、あるいはこれらを含む製本処理などの所定の処理を行った後に、断裁する機能を有する用紙処理装置が広く知られている。
例えば、断裁する機能を有する用紙処理装置として、直線的な固定刃、及び固定刃に当接しながら回転し水平回転移動の過程で固定刃との間で用紙を断裁する丸刃を有する用紙処理装置であって、用紙搬送方向に直交する方向に用紙束を断裁する際、用紙屑収容ボックスに偏らせずに堆積させるために、往復方向で断裁することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−298654号公報
ここで、用紙を断裁する機能を有する用紙処理装置においては、断裁装置にて断裁された用紙屑が、用紙屑を収容する用紙屑収容ボックスの中に偏って堆積しないようにし、用紙屑収容ボックスに効率よく収容することが望まれている。
本発明は、用紙屑収容ボックスに効率よく用紙屑を収容できる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、用紙を受け入れる用紙受け入れ手段と、前記用紙受け入れ手段により受け入れられた複数枚の用紙を揃えて用紙束を生成する用紙束生成手段と、前記用紙束生成手段により生成された用紙束を断裁する断裁手段と、前記断裁手段にて断裁された用紙屑を収容する用紙屑収容手段と、前記断裁手段による断裁位置と前記用紙屑収容手段との間に位置し、前記用紙屑が当該用紙屑収容手段に収まる過程で当該用紙屑を一時的に保持する保持手段と、を含み、前記断裁手段は、固定刃と上下動する可動刃とで断裁するものであり、前記保持手段は、前記可動刃の下降動作によって前記用紙屑を保持する保持位置へ移行し、当該可動刃の上昇動作によって当該用紙屑を保持しない退避位置へ移行するように、当該可動刃の上下動に連動して動く可動部材を有することを特徴とする用紙処理装置である。
求項に記載の発明は、前記用紙束を搬送案内するとともに前記可動刃の上下動に連動して回転するガイドシュートをさらに備え、前記可動部材は、前記ガイドシュートが回転することにより回転し、前記退避位置と前記保持位置の間を動くことを特徴とする請求項記載の用紙処理装置である。
請求項に記載の発明は、複数枚の用紙からなる用紙束を固定刃と上下動する可動刃とで断裁する断裁装置と、前記断裁装置による断裁位置の下方に位置し、断裁された用紙屑を収容する用紙屑収容ボックスと、前記可動刃の上下動に連動して動き、当該可動刃の下降動作によって前記断裁位置と前記用紙屑収容ボックスの間に移行し、当該可動刃の上昇動作によって当該断裁位置と当該用紙屑収容ボックスの間から退避する可動部材と、を有することを特徴とする用紙処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記可動刃とともに上下動する押圧部材と、前記用紙束を搬送案内するとともに、前記可動刃の下降動作によって前記押圧部材が下降することにより第1方向に回転し、当該可動刃の上昇動作によって当該押圧部材が上昇することにより第2方向に回転するガイドシュートと、をさらに有し、前記可動部材は、前記ガイドシュートの前記第1方向の回転により前記断裁位置と前記用紙屑収容ボックスの間に移行し、当該ガイドシュートの前記第2方向の回転により当該断裁位置と当該用紙屑収容ボックスの間から退避することを特徴とする請求項記載の用紙処理装置である。
本発明の請求項1によれば、例えば断裁位置から用紙屑収容位置までの距離が長い場合でも、保持手段が用紙屑を用紙屑収容手段に収まる過程で一時的に保持するため、用紙屑が用紙屑収容手段に偏って堆積することを抑制することができ、収容効率を高めることができる。また、断裁行為に連動して可動する部材の存在により、本構成を採用しない場合に比べてより確実に用紙屑を保持することができる。
本発明の請求項によれば、搬送経路に設けられるガイドシュートに押されて、可動部材が退避位置から保持位置へ移行し用紙屑を保持するため、簡易な構成で用紙屑を確実に保持することができる。
本発明の請求項によれば、可動部材が、可動刃の下降動作によって断裁位置と用紙屑収容ボックスの間に移行し、可動刃の上昇動作によって退避するため、用紙屑を用紙屑収容ボックスに収まる過程で一時的に保持することができる。これによって、用紙屑が用紙屑収容ボックスに偏って堆積することを抑制することができ、収容効率を高めることができる。
本発明の請求項によれば、可動部材は、搬送経路に設けられるガイドシュートの回転により断裁位置と用紙屑収容ボックスの間に移行するため、簡易な構成で用紙屑を確実に保持することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る用紙処理装置10の概略構成を示す概略構成図である。用紙処理装置10は、例えば、電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置9に接続され、後処理装置として用いられる。
用紙処理装置10は、画像形成装置9にて画像形成された用紙を受け入れる用紙受け入れ手段を有するとともに、表紙となる用紙を別に格納して、冊子の表紙として追加挿入するインターポーザ11と、用紙を折るフォルダ12と、用紙を束ねて用紙束にし、中綴じして折り畳み冊子を作成するブックレットユニット(用紙束生成手段)13を備えている。さらに、用紙処理装置10は、ブックレットユニット13にて二つ折りされた冊子の膨らみを抑えるために折り部先端をつぶす角付け処理を行う角付け部20と、冊子の後端の用紙不揃い部分の断裁を行う断裁部30を有するトリマースクエアユニット14と、処理後の冊子を積載するスタッカ15を備えている。
図2は、トリマースクエアユニット14の角付け部20で行う角付け処理の態様を示す図である。
図2(a)に示すように、二つ折り処理された冊子Sが、折り部を先頭にして角付け部20に送り込まれると、図2(b)に示すように、角付け部20に備えられた一対の冊子挟持部材21により冊子Sは両面から挟まれ、ローラ22により折り部の先端の膨らみがつぶされる。そして、図2(c)に示すように、最終的には折り部の先端の膨らみが平坦化され(角付けされ)、断裁部30へ搬送される。
次に、トリマースクエアユニット14の断裁部30について説明する。
図3は、断裁部30の概略構成および断裁態様を示す図である。
図3に示すように、断裁部30は、固定刃31aと上下動する可動刃31bとを有するギロチン式の断裁手段としての断裁装置31と、断裁装置31の断裁位置31cの下方に位置し、断裁装置31にて断裁された用紙屑Yを収容する用紙屑収容手段としての用紙屑収容ボックス32と、用紙屑Yを断裁位置31cから用紙屑収容ボックス32まで案内する用紙屑案内部33とを有している。また、断裁部30には、冊子搬送経路上に設けられたガイドシュート34と、このガイドシュート34上を搬送されてきた冊子Sを挟持し、断裁する際の位置決めを行うトリムロール35が設けられている。
また、断裁部30には、断裁装置31の断裁位置31cの下方であって用紙屑収容ボックス32の上方に位置し、断裁装置31にて断裁された用紙屑Yが用紙屑収容ボックス32に収まる過程で用紙屑Yを一時的に保持する保持手段の一つとして機能する保持部36が設けられている。
保持部36は、支点Aを中心にして回転する可動部材37を有している。この可動部材37は、可動刃31bの上下動に連動して回転するものであり、可動刃31bが下がるときには用紙屑Yを保持する保持位置(図3(b)の位置)に移行し、用紙屑Yを保持する(図3(b)の状態)。他方、可動刃31bが上がるときには用紙屑Yを保持しない退避位置(図3(a)および(c)の位置)に移行する。これにより、保持部36にて保持されていた用紙屑Yは、用紙屑案内部33に案内されて落下し、用紙屑収容ボックス32に堆積する。
ここで、保持部36が備えられておらず、断裁装置31にて断裁された用紙屑Yが用紙屑収容ボックス32に収まる過程で保持されない構造の用紙処理装置10による断裁の様子について説明する。
図7は、保持部36が備えられていない用紙処理装置による冊子搬送方向に直交する方向の断裁の様子を示す図である。なお、冊子Sの搬送は、用紙サイズに関わらず冊子搬送方向に直交する方向の冊子中央部を基準位置とするセンターレジストレーション方式にて行うため、用紙屑収容ボックス32の冊子搬送方向に直交する方向の中心も冊子中心に合わせるように設置されている。
図7に示すように、可動刃31bの刃は斜めに形成されている、言い換えれば、断裁される冊子Sの紙面に対して所定の角度を有するように形成されている。そのため、冊子Sは、冊子搬送方向に直交する幅方向の全幅が同時に断裁されるのではなく、図7(a)に示すように、一端から他端へ順に断裁されていく。このように、冊子Sの全幅が一端から他端へ順に断裁されていく場合には、先に切り終わった側の用紙屑Yから垂れ下がる(図7(a)の状態)。特に、時間をかけてゆっくり断裁する場合には、最初に切られた一端が、他端が切り終わる頃には他端の真下にくるぐらい垂れ下がってしまう。そして、他端が切り終わると、垂れ下がった勢いで用紙屑Yが回転し、垂れ下がった一端側は図7で見た場合の左側に、最後に切り終わった他端側が右側になるように用紙屑収容ボックス32に偏って堆積していくおそれがある(図7(b)の状態)。そして、図7(c)の状態のように、断裁の繰り返しで、用紙屑収容ボックス32の一端側にだけ偏って堆積してしまい、収容効率が悪化してしまう。また、用紙屑収容ボックス32の一端側にだけ偏って堆積することから、用紙屑収容ボックス32の上部に、満杯の用紙屑Yが堆積していることを検知する満杯検知センサを備えようとしてもその設置位置を決定するのが困難である。
そこで、本実施の形態に係る断裁部30においては、断裁装置31にて断裁された用紙屑Yが用紙屑収容ボックス32に収まる過程で用紙屑Yを一時的に保持する保持部36を備え、かかる問題を解決している。
次に、この断裁部30の具体的構成について説明する。
図4は、断裁部30の具体的構成を示す図である。
図4に示すように、断裁部30は、一端が用紙屑案内部33(図3参照)を構成するダストシュート33aに取り付けられ、他端が可動部材37に取り付けられている弾性部材としての引張りバネ38を有している。この引張りバネ38のバネ力により、可動部材37には、支点Aを中心にして図4で見た場合の時計回転方向(第1方向)に回転しようとする力が働く。そして、可動部材37が図4の位置より時計回転方向に回転しないように、可動部材37の先端37aを支持するための支持部材33cがダストシュート33aに取り付けられている。
また、断裁部30は、一端が用紙屑案内部33を構成するダストシュート33bに取り付けられ、他端がガイドシュート34に取り付けられている弾性部材としての引張りバネ39を有している。この引張りバネ39のバネ力により、ガイドシュート34には、支点Bを中心にして図4で見た場合の反時計回転方向(第2方向)に回転しようとする力が働く。そして、断裁部30には、ガイドシュート34が図4の位置より反時計回転方向に回転しないようにするための部材(不図示)が備えられている。また、断裁部30は、可動刃31bとともに上下動し、下降したときにガイドシュート34を押す押圧部材としてのコロ40を有している。
次に、このように構成された断裁部30の動作態様について説明する。
図5は、断裁部30の可動部材37の可動態様を示す図である。
ガイドシュート34上を搬送されてきた冊子Sがトリムロール35により挟持され、位置決めされると、可動刃31bが下降動作に入る。そして、可動刃31bの下降動作によってコロ40が下降すると、コロ40が所定の位置からガイドシュート34を押し続ける。これにより、ガイドシュート34が、引張りバネ39によるバネ力に抗して支点Bを中心にして図4,5で見た場合の時計回転方向(第1方向)に回転する。そして、所定の位置(図5(a)に示す位置)で可動部材37に接触する。
その後、可動刃31bの下降動作によってコロ40がさらに下降すると、ガイドシュート34はさらに時計回転方向(第1方向)に回転し、可動部材37を押し続ける。その結果、退避位置(図5(a)に示す位置)に位置していた可動部材37が、引張りバネ38によるバネ力に抗して支点Aを中心にして図4,5で見た場合の反時計回転方向(第2方向)に回転し、保持位置(図5(b)に示す位置)まで回転する。
なお、可動部材37の先端37aと、ダストシュート33bの可動部材37の回転軌跡上の領域は、ともにくし刃状に形成されており、可動部材37が回転しても干渉しないようになっている。そして、可動刃31bは、可動部材37の先端37aが図5で見た場合にダストシュート33bと重なり始めるときに、断裁位置31c(図3参照)に到達し、最も下がったときに保持位置に到達するように構成されている。つまり、そのような位置関係になるように、可動刃31bとコロ40の位置関係が定められている。
そのため、冊子Sが断裁され、用紙屑Yが落下する頃には、可動部材37は少なくとも図5で見た場合のダストシュート33bと重なり合う位置に到達しているので、用紙屑Yは、くし刃状の可動部材37の先端37aとダストシュート33bで、確実に保持位置で保持される(図5(b)に示す状態)。このように、本実施の形態では、可動部材37とダストシュート33bとで、用紙屑Yが用紙屑収容ボックス32に収まる過程で用紙屑Yを一時的に保持する保持部36を構成している。
一方、可動刃31bが上がり始めると、可動刃31bの上昇動作によってコロ40が上昇し、引張りバネ39によるバネ力により、ガイドシュート34が元の位置に戻ろうとして支点Bを中心にして反時計回転方向(第2方向)に回転する。その結果、保持位置に位置していた可動部材37が、引張りバネ38によるバネ力により支点Aを中心にして時計回転方向(第1方向)に回転し、退避位置まで戻る。そして、その過程でくし刃状の可動部材37の先端37aとダストシュート33bが離れるため、用紙屑Yが落下し、用紙屑収容ボックス32に堆積することとなる。
図6は、本実施の形態に係る断裁部30による冊子搬送方向に直交する方向の断裁の様子を示す図である。
図6に示すように、本実施の形態に係る可動刃31bの刃は、断裁される冊子Sの紙面に対して所定の角度を有するように形成されている。そのため、冊子Sは、冊子搬送方向に直交する幅方向の全幅が同時に断裁されるのではなく、図6(a)に示すように、一端から他端へ順に断裁されていく。
冊子Sの幅方向の全幅が一端から他端へ順に断裁されていく場合には、先に切り終わった側から垂れ下がるが(図6(a)の状態)、本実施の形態に係る用紙処理装置10においては、保持部36が、用紙屑収容ボックス32の上方で用紙屑Yを一時的に保持するので、用紙屑Yは、図6で見た場合に断裁位置とほぼ同じ位置の下方にて一時的に保持される(図6(b)の状態)。そして、可動部材37が保持位置から退避位置へ移行することにより、用紙屑Yが落下し、用紙屑収容ボックス32に収容される(図6(c)の状態)。その際、用紙屑収容ボックス32における用紙屑Yの収容位置は、図6で見た場合に保持部36で保持されていた位置の真下となる。そして、断裁の繰り返しで、用紙屑Yが図6で見た場合の断裁位置とほぼ同じ位置の下方に堆積していく(図6(d)の状態)。
なお、本実施の形態に係る用紙処理装置10においては、冊子Sの搬送は、用紙サイズに関わらず冊子搬送方向に直交する方向の冊子中央部を基準位置とするセンターレジストレーション方式にて行う。そして、用紙屑収容ボックス32の冊子搬送方向に直交する方向の中心も冊子中心に合わせるように設置する。これにより、用紙屑Yは保持部36で保持されていた位置の真下に落下することから、用紙屑収容ボックス32の中央付近を中心に堆積することとなる。また、用紙屑収容ボックス32の冊子搬送方向および冊子搬送方向に直交する方向の長さを、用紙屑Yの大きさに対して十分大きくすることで、堆積した用紙屑Yを崩させることができ、用紙屑収容ボックス32に偏らせずに堆積させることができる。
このように、本実施の形態に係る用紙処理装置10の断裁部30によれば、用紙屑収容ボックス32に偏らせずに用紙屑Yを堆積させることができるので、保持部36を備えない断裁部30を有する用紙処理装置10と比較してより効率よく用紙屑Yを堆積させることができる。また、最大積載量が安定するので、用紙屑収容ボックス32の上部に通常設ける満杯検知センサの設置位置を容易に決定することができる。
なお、上述した保持位置と断裁位置との距離は、冊子Sの幅方向の長さ(全幅)未満であることが好適であり、できる限り保持位置を断裁位置に近づけることが好ましい。これは、保持位置と断裁位置の距離を縮めるほど、先に切られる用紙屑Yの一端の垂れ下がり量を少なくすることができるため、用紙屑Yは、図6で見た場合に断裁位置とほぼ同じ位置の下方に保持され易くなるからである。
また、上述した実施の形態においては、断裁装置として、固定刃と上下動する可動刃とを有するギロチン式の断裁装置を例示したが、特に限定されるわけではなく、冊子搬送方向と直交する方向に移動しながら断裁する周知のロータリカッタであってもよい。このロータリカッタは、冊子搬送方向と直交する方向に移動しながら断裁するので、冊子の全幅が一端から他端へ順に断裁されていく。したがって、かかるロータリカッタで断裁する用紙処理装置においても、本実施の形態に係る、用紙屑Yが用紙屑収容ボックス32に収まる過程で用紙屑Yを一時的に保持する保持部36を有することで、用紙屑Yを用紙屑収容ボックス32に偏らずに堆積させることができ、効率よく堆積させることができる。
また、上述した実施の形態においては、図4,5に示すように、断裁された用紙屑Yがダストシュート33bに当たるように斜めにダストシュート33bを設け、可動部材37とダストシュート33bとで、用紙屑Yを一時的に保持する保持部36を構成しているが、保持部36はかかる構成に限定されるものではない。例えば、ダストシュート33bを、断裁された用紙屑Yがダストシュート33bに当たらずに用紙屑収容ボックス32に収容されるように上下方向に形成し、可動部材37のみで用紙屑Yを保持するようにしてもよい。かかる場合、可動部材37のみで保持部36が構成されることとなる。
本実施の形態に係る用紙処理装置の概略構成を示す概略構成図である。 角付け処理の態様を示す図である。 実施の形態に係る断裁部の概略構成および断裁態様を示す図である。 実施の形態に係る断裁部の具体的構成を示す図である。 実施の形態に係る断裁部の可動部材の可動態様を示す図である。 実施の形態に係る断裁部による断裁の様子を可動刃の正面から示す図である。 保持部が備えられていない用紙処理装置による断裁の様子を示す図である。
符号の説明
9…画像形成装置、10…用紙処理装置、11…インターポーザ、12…フォルダ、13…ブックレットユニット、14…トリマースクエアユニット、15…スタッカ、20…角付け部、30…断裁部、31…断裁装置、31a…固定刃、31b…可動刃、32…用紙屑収容ボックス、33…用紙屑案内部、34…ガイドシュート、35…トリムロール、36…保持部、37…可動部材、38,39…引張りバネ、40…コロ、S…冊子、Y…用紙屑

Claims (4)

  1. 用紙を受け入れる用紙受け入れ手段と、
    前記用紙受け入れ手段により受け入れられた複数枚の用紙を揃えて用紙束を生成する用紙束生成手段と、
    前記用紙束生成手段により生成された用紙束を断裁する断裁手段と、
    前記断裁手段にて断裁された用紙屑を収容する用紙屑収容手段と、
    前記断裁手段による断裁位置と前記用紙屑収容手段との間に位置し、前記用紙屑が当該用紙屑収容手段に収まる過程で当該用紙屑を一時的に保持する保持手段と、
    を含み、
    前記断裁手段は、固定刃と上下動する可動刃とで断裁するものであり、
    前記保持手段は、前記可動刃の下降動作によって前記用紙屑を保持する保持位置へ移行し、当該可動刃の上昇動作によって当該用紙屑を保持しない退避位置へ移行するように、当該可動刃の上下動に連動して動く可動部材を有することを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記用紙束を搬送案内するとともに前記可動刃の上下動に連動して回転するガイドシュートをさらに備え、
    前記可動部材は、前記ガイドシュートが回転することにより回転し、前記退避位置と前記保持位置の間を動くことを特徴とする請求項記載の用紙処理装置。
  3. 複数枚の用紙からなる用紙束を固定刃と上下動する可動刃とで断裁する断裁装置と、
    前記断裁装置による断裁位置の下方に位置し、断裁された用紙屑を収容する用紙屑収容ボックスと、
    前記可動刃の上下動に連動して動き、当該可動刃の下降動作によって前記断裁位置と前記用紙屑収容ボックスの間に移行し、当該可動刃の上昇動作によって当該断裁位置と当該用紙屑収容ボックスの間から退避する可動部材と、
    を有することを特徴とする用紙処理装置。
  4. 前記可動刃とともに上下動する押圧部材と、
    前記用紙束を搬送案内するとともに、前記可動刃の下降動作によって前記押圧部材が下降することにより第1方向に回転し、当該可動刃の上昇動作によって当該押圧部材が上昇することにより第2方向に回転するガイドシュートと、をさらに有し、
    前記可動部材は、前記ガイドシュートの前記第1方向の回転により前記断裁位置と前記用紙屑収容ボックスの間に移行し、当該ガイドシュートの前記第2方向の回転により当該断裁位置と当該用紙屑収容ボックスの間から退避することを特徴とする請求項記載の用紙処理装置。
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