JP4893702B2 - 部品実装関連作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、移動ステージに取り付けられる作業ヘッドと基台に取り付けられる作業設備を交換自在とし、基板に対して複数種の作業を行うことができるようにした部品実装関連作業機に関するものである。
部品実装関連作業機としては、例えば、基板に部品実装を行う部品実装機や基板に接着剤の塗布を行う塗布機、基板の表面の検査を行う検査機等が知られている。これらの部品実装関連作業機は、それぞれ別々の装置として製造されるのが普通であるが、部品実装機の中には、搭載ヘッドを異種のもの(異種の搭載ヘッド)に交換できるようにして、1台で多種の部品についての部品実装を行うことができるようにしたものがある(特許文献1)。
特許第3960054号公報
ここで、移動ステージに取り付けられる作業ヘッド及び必要な作業設備を基板に対する作業の内容に応じて交換自在とし、基板に対する複数種の作業を1台の部品実装関連作業機(以下、単に作業機と称する)で行うことができるようにすることも考えられる。この場合、この作業機を部品実装機として使用するときには、作業ヘッドに搭載ヘッドを用いるとともに、基台に取り付ける作業設備として部品供給装置やノズルチェンジャ(搭載ヘッドに取り付けるノズルを交換するための装置)を用い、作業機を塗布機として使用するときには、作業ヘッドに塗布ヘッドを用いるとともに、作業設備として接着剤等の試し塗布をするための打ち捨てユニットを用いることになる。また、作業機を検査機として使用するときには、作業ヘッドに検査用カメラを備えた検査ヘッドを用いるとともに、作業設備としてパーソナルコンピュータ等の検査装置を用いることになる。
しかしながら、このような部品実装関連作業機では、作業ヘッドと作業設備の組み合わせが正しくない状態で作業を行った場合には、思わぬ動作不良が生じたり、これによって装置全体がエラー停止してしまったりするおそれがあるという問題点がある。
そこで本発明は、作業ヘッドが搭載ヘッド、塗布ヘッド又は検査ヘッドである場合に、作業ヘッドと作業設備の組み合わせのミスに起因する動作不良や装置全体のエラー停止が発生することを防止することができる部品実装関連作業機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装関連作業機は、基板の位置決めを行う基板位置決め部を備えた基台と、基板位置決め部により位置決めされた基板に対して相対移動自在に設けられた移動ステージと、移動ステージに着脱自在に取り付けられ、基板に対する作業の内容に応じて交換される作業ヘッドと、移動ステージの移動動作制御を行う動作制御手段と、基台に着脱自在に取り付けられ、基板に対する作業の内容に応じて交換される作業設備と、基板に対する作業の内容に応じた作業ヘッドの種類と作業設備の種類の組み合わせを記憶した記憶手段と、移動ステージに取り付けられている作業ヘッドの種類を検出するヘッド種検出手段と、基台に取り付けられている作業設備の種類を検出する設備種検出手段と、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備の種類の組み合わせが、前記記憶手段に記憶されている組み合わせと合致しているか否かの判断を行う判断手段と、判断手段が、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備の種類の組み合わせが前記記憶手段に記憶されている組み合わせと合致していないと判断した場合に、動作制御手段による移動ステージの移動動作を規制する動作規制手段とを備え、前記記憶手段には、搭載ヘッドと搭載ヘッドに対応する作業設備である台車及びノズルチェンジャの組み合わせ、塗布ヘッドと塗布ヘッドに対応する作業設備である安全カバー及び打ち捨てユニットの組み合わせ、更に、検査ヘッドと検査ヘッドに対応する作業設備である安全カバー、検査装置及び較正器の組み合わせが記憶されている
本発明の部品実装関連作業機では、移動ステージに取り付けられる作業ヘッドを交換するとともに、基台に取り付けられる作業設備を交換することによって、基板に対して複数種の作業を行うことができるのであるが、ヘッド種検出手段により検出されている(すなわち移動ステージに取り付けられている)作業ヘッド(搭載ヘッド、塗布ヘッド又は検査ヘッド)の種類と、設備種検出手段によって検出されている(すなわち基台に取り付けられている)作業設備の種類の組み合わせが記憶手段に記憶されている組み合わせと合致していない場合には、移動ステージの移動動作が規制されるようになっている。このため、部品実装関連作業機が稼動するための条件として、作業ヘッドと作業設備が正しい組み合わせで取り付けられていることが必要となり、作業ヘッドと作業設備の組み合わせが間違っている状態で作業が行われることがないので、作業ヘッドが搭載ヘッド、塗布ヘッド又は検査ヘッドである場合に、作業ヘッドと作業設備の組み合わせのミスに起因する動作不良や装置全体のエラー停止が発生することを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の平面図、図2は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の側面図、図3は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の制御系統を示すブロック図、図4、図5、図6及び図7は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図、図8は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の制御系統を示すブロック図、図9及び図10は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図、図11は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の制御系統を示すブロック図、図12は本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の記憶部に記憶されたデータの一例を示す図である。
図1及び図2において、部品実装関連作業機1は、基台カバー2によって覆われた基台3を有しており、この基台3には、水平方向(X軸方向)に同期して進行される一対のベルトコンベアから成る基板搬送路4(基板位置決め部)が備えられている。基板搬送路4は、一端側の基板入口5に供給された基板PBをX軸方向に搬送し(図1中に示す矢印A)、その基板PBを所定の位置に位置決めする。
基板搬送路4の上方にはY軸テーブル7がX軸方向と水平に直交する方向(Y軸方向)に延びて設けられている。Y軸テーブル7の側面には2本の平行なスライドガイド8がY軸方向に延びて設けられており、これら2本のスライドガイド8には2つのY軸スライダ9がスライドガイド8に沿って(すなわちY軸方向に)移動自在に設けられている。各Y軸スライダ9にはX軸方向に延びたX軸テーブル10の一端部が取り付けられており、各X軸テーブル10にはX軸テーブル10に沿って(すなわちX軸方向に)移動自在な移動ステージ11が設けられている。
図1、図2、図3及び図4に示すように、この部品実装関連作業機1が部品実装機として使用される場合、各移動ステージ11には作業ヘッドHとしての搭載ヘッド12が取り付けられている。各搭載ヘッド12には図2に示すように、複数の中空のノズルシャフト13が下方に延びて設けられており、各ノズルシャフト13の下端部には吸着ノズル14が着脱自在に取り付けられている。
基板搬送路4のY軸方向の側方領域には部品P(図2)を供給する複数の部品供給装置15がX軸方向に並んで設けられている。各移動ステージ11には撮像面を下方に向けた
基板カメラ16が設けられており、基台3上には撮像面を上方に向けた部品カメラ17が設けられている。
図3において、基台3には、基板搬送路4を駆動する基板搬送路駆動機構18、各Y軸スライダ9をY軸テーブル7に沿って移動させるY軸スライダ移動機構19、各移動ステージ11をX軸テーブル10に沿って移動させる移動ステージ移動機構20が備えられており、各搭載ヘッド12内には、各ノズルシャフト13を(すなわち吸着ノズル14を)個別に昇降させ、また上下軸(Z軸)回りに回転させるノズル駆動機構21及び各吸着ノズル14に部品Pの吸着動作を行わせるノズル吸着機構22が備えられている。各部品供給装置15には部品供給機構23が内蔵されており(図2も参照)、この部品供給機構23が駆動されることにより、部品Pが部品供給口15a(図1)に供給される。
図3において、基板搬送路駆動機構18、Y軸スライダ移動機構19、移動ステージ移動機構20、ノズル駆動機構21、ノズル吸着機構22、基板カメラ16及び部品カメラ17は、部品実装関連作業機1に備えられた制御装置24の動作制御部24aによって作動制御がなされる。
制御装置24の動作制御部24aは、基板搬送路駆動機構18の作動制御を行って、基板搬送路4による基板PBの搬送及び位置決めを行い、Y軸スライダ移動機構19によるY軸スライダ9のY軸方向への移動と、移動ステージ移動機構20による移動ステージ11のX軸方向への移動を組み合わせて移動ステージ11を水平方向に移動させる。すなわち制御装置24の動作制御部24aは、移動ステージ11の移動動作制御を行う動作制御手段となっている。
また、制御装置24の動作制御部24aは、ノズル駆動機構21の作動制御と、ノズル吸着機構22の作動制御を行って、各吸着ノズル14による部品Pの吸着と回転を行い、基板カメラ16による基板PBに設けられた基板マーク(図示せず)の撮像と、部品カメラ17による吸着ノズル14に吸着された部品Pの撮像を行う。基板カメラ16の撮像により得られた基板マークの画像データと、部品カメラ17の撮像により得られた部品Pの画像データは、それぞれ制御装置24に送られる(図3)。
図4において、搭載ヘッド12は移動ステージ11に対して着脱自在に取り付けられる。搭載ヘッド12が移動ステージ11に取り付けられると、移動ステージ11に設けられた移動ステージ側コネクタ25と、搭載ヘッド12に設けられた搭載ヘッド側コネクタ26が結合し(図3も参照)、搭載ヘッド12に備えられたノズル駆動機構21及びノズル吸着機構22を動作させるための信号ケーブルや動力ケーブル、各吸着ノズル14に対してエアを給排するための管路等が連結される。制御装置24は、移動ステージ側コネクタ25と搭載ヘッド側コネクタ26が結合したことを、第1コネクタ配線27を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、移動ステージ11に搭載ヘッド12が取り付けられている状態を把握する。
図4において、各部品供給装置15は、床面F上を移動自在な台車30の上部に保持されている。台車30は、基部31の下面に複数の車輪32を有しており、基部31にはオペレータが押し引き操作するためのハンドル33が設けられている。オペレータは、ハンドル33を押し引き操作して台車30を床面F上で移動させ、基台3に近づけて基台3の下部に形成された台車挿入空間SP内に挿入したうえで、所定の要領で台車30を基台3に取り付ける。これにより各部品供給装置15は、基台3に対して相対的に固定された状態となる。
図4において、基台3には、台車挿入空間SPに挿入された台車30に向かって開口す
る基台側コネクタ35が設けられており、台車30には台車挿入空間SPに挿入された状態で基台側コネクタ35に向かって開口する台車側コネクタ36が設けられている。
図4において、台車30が基台3の下部の台車挿入空間SPに挿入され、台車30が基台3に取り付けられると、基台側コネクタ35と台車側コネクタ36が結合し(図3も参照)、各部品供給装置15に備えられた部品供給機構23を動作させるための信号ケーブルや動力ケーブルが連結される。制御装置24は、基台側コネクタ35と台車側コネクタ36が結合したことを、第2コネクタ配線37を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、台車30が基台3に取り付けられている状態(すなわち、基台3の下部の台車挿入空間SPに台車30が挿入されている状態)を把握する。
ここで、基台側コネクタ35と台車側コネクタ36は、台車30を基台3に取り付けた状態でのみ結合できる構成になっていればよく、台車30を基台3に取り付ける動作によって両コネクタ35,36が結合されるようになっていてもよいし、両コネクタ35,36の一方又は双方がコネクタコードに取り付けられていて、台車30を基台3に取り付けた後、別途、手動で両コネクタ35,36を結合させるようになっていてもよい。
図1及び図4において、基台3の上面の基板搬送路4と部品供給装置15の間の領域には、交換用の吸着ノズル14を立設姿勢に保持し、ノズルシャフト13に対して吸着ノズル14の交換を行うノズルチェンジャ40が設けられている。
このノズルチェンジャ40は、上部に設けられた可動スライダ41をスライダ駆動機構42(図3)によって水平方向にスライドさせ、立設姿勢に保持した吸着ノズル14を上方に抜き取り可能にする抜き取り可能位置と抜き取り不能にする抜き取り不能位置のいずれかに位置させることによって、搭載ヘッド12のノズルシャフト13に取り付けられている吸着ノズル14の取り外しと、ノズルシャフト13への吸着ノズル14の取り付けを行うものである。
図4において、ノズルチェンジャ40は基台3に内蔵されたベース部43の上面側に着脱自在に取り付けられ、ノズルチェンジャ40がベース部43に取り付けられると、ベース部43に設けられたベース部側コネクタ45と、ノズルチェンジャ40に設けられたノズルチェンジャ側コネクタ46が結合し(図3も参照)、ノズルチェンジャ40に備えられたスライダ駆動機構42を動作させるための信号ケーブルや動力ケーブルが連結される。制御装置24は、ベース部側コネクタ45とノズルチェンジャ側コネクタ46が結合したことを、第3コネクタ配線47を介したプラグアンドプレイ機能により検知し、ベース部43にノズルチェンジャ40が取り付けられている状態を把握する。
この部品実装関連作業機1による部品実装作業では、先ず、制御装置24の動作制御部24aが基板搬送路4を作動させて、上流側の装置(この部品実装関連作業機1の上流側に配置された他の装置)から移送されてきた基板PBを基板入口5から部品実装関連作業機1内に搬入し、所定の作業位置に位置決めする。そして、移動ステージ11を水平面内で移動させて基板PBの上方に位置させ、基板カメラ16に基板マークを撮像させて、基板PBの基準位置からの位置ずれを求める。
制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの位置ずれを求めたら、移動ステージ11を部品供給装置15の部品供給口15aの上方に移動させ、ノズルシャフト13を下降させて、部品供給装置15の部品供給口15aに供給される部品Pを吸着ノズル14によりピックアップ(吸着)させる。
制御装置24の動作制御部24aは、吸着ノズル14に部品Pをピックアップさせたら
、その部品Pが部品カメラ17の直上に位置するように移動ステージ11を移動させて、部品カメラ17に部品Pの撮像を行わせ、吸着ノズル14に対する部品Pの位置ずれ(吸着ずれ)を求める。
制御装置24の動作制御部24aは、吸着ノズル14に対する部品Pの位置ずれを求めたら、移動ステージ11を基板PBの上方に移動させ、ノズルシャフト13を下降させて、部品Pを基板PB上の目標搭載位置に搭載する。部品Pの基板PB上への搭載時には、制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの位置決め時に求めた基板PBの基準位置からの位置ずれと、部品Pの認識時に求めた部品Pの吸着ノズル14に対する位置ずれが修正されるように、基板PBに対する吸着ノズル14の相対位置の補正動作を行う。
制御装置24の動作制御部24aは、このような部品Pのピックアップから基板PB上への搭載までの一連の工程を、基板PBに搭載すべき全部品Pについて行ったら、基板搬送路4を駆動して、その基板PBを基板出口6から部品実装関連作業機1の外部に排出する。
ところで、本実施の形態における部品実装関連作業機1では、移動ステージ11の作業ヘッドHを、搭載ヘッド12とは基板PBに対する作業の内容が異なる他の作業ヘッドHに交換することにより、部品実装作業以外の作業を行うことができるようになっている。例えば、移動ステージ11の搭載ヘッド12を塗布ヘッド50に交換することにより(図5、図6、図7及び図8)、部品実装関連作業機1を塗布機として用いることができ、基板PBに接着剤等を塗布する塗布作業を行うことができる。
部品実装関連作業機1により塗布作業を行う場合には、移動ステージ11の搭載ヘッド12を塗布ヘッド50に交換するほか、ベース部43のノズルチェンジャ40を打ち捨てユニット60に交換し(図5、図6及び図7)、部品供給装置15を基台3から取り外すために台車30を台車挿入空間SPから抜き取ったうえで、台車挿入空間SPから基台3の内部に通ずる部分の少なくとも一部を覆う安全カバー70を基台3に装着する(図5、図6及び図7)。台車30を使用しない場合に安全カバー70を基台3に装着するのは、台車30を台車挿入空間SPから抜き取った後には、台車挿入空間SPが外部に開口した状態のままとなってしまい、オペレータが誤って台車挿入空間SPから基台3の内部に手を差し込んだりしてしまうおそれがあるため、これを防止する必要があるからである。
図6及び図7において、作業ヘッドHとしての塗布ヘッド50は、下方に延びて設けられたシリンジ51と、このシリンジ51に接着剤等を供給する接着剤等収納部52を備えており、内蔵されたシリンジ駆動機構53(図8)が制御装置24の動作制御部24aから駆動されると、シリンジ51が接着剤等収納部52から供給される接着剤等を下方に吐出するようになっている。
図6及び図7において、打ち捨てユニット60は、塗布ヘッド50による基板PBへの実際の塗布作業に先立って、シリンジ51から適正量の接着剤等が吐出されるか否か等を検査するための試し塗布がなされるものであり、接着剤等が試し塗布されるシート部材61と、シート部材61の新しい被塗布面が常時上方に向くようにシート部材61の巻き取りを行うシート巻き取り機構62を備えている。
図6及び図7において、安全カバー70は、基台3に装着された状態で、台車挿入空間SPから基台カバー2の内部領域に通ずる部分を下方から蓋をするようにして覆う水平部71と、水平部71から下方に延びて設けられ、台車挿入空間SPから基台3の内部に通ずる部分(ここでは例えば、基台側コネクタ35の下方部分辺り)を基台3の側方から蓋をするようにして覆う垂直部72とを有している。
移動ステージ11から搭載ヘッド12を取り外すと(図5)、移動ステージ側コネクタ25と搭載ヘッド側コネクタ26の結合が外れるので、移動ステージ11から搭載ヘッド12が取り外されたことが制御装置24によって認識される。また、ベース部43からノズルチェンジャ40を取り外すと(図5)、ベース部側コネクタ45とノズルチェンジャ側コネクタ46の結合が外れるので、ベース部43からノズルチェンジャ40が取り外されたことが制御装置24によって認識される。基台カバー2は、図5及び図6に示すように、Y軸方向の端部の扉部分2aがヒンジ2bを支軸に上下方向に開閉させることができるようになっており、オペレータは、取り外した搭載ヘッド12とノズルチェンジャ40を、扉部分2aを上方に開いた状態で(図5中に示す矢印B)、基台カバー2の外部に取り出すことができる。
基台3に取り付けられている台車30を基台3から離脱させると(図5)、基台側コネクタ35と台車側コネクタ36の結合が外れるので、基台3から台車30が離脱されたことが制御装置24によって認識される。
塗布ヘッド50が移動ステージ11に取り付けられると(図6及び図7)、移動ステージ11に設けられた移動ステージ側コネクタ25と塗布ヘッド50に設けられた塗布ヘッド側コネクタ54が結合し(図8も参照)、塗布ヘッド50に備えられたシリンジ駆動機構53を動作させるための信号ケーブルや動力ケーブルが連結される。制御装置24は、移動ステージ側コネクタ25と塗布ヘッド側コネクタ54が結合したことを、第1コネクタ配線27を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、移動ステージ11に塗布ヘッド50が取り付けられている状態を把握する。
打ち捨てユニット60がベース部43に取り付けられると(図6及び図7)、ベース部43に設けられたベース部側コネクタ45と、打ち捨てユニット60に設けられた打ち捨てユニット側コネクタ63が結合し(図8も参照)、打ち捨てユニット60に備えられた打ち捨てシート巻き取り機構62を動作させるための信号ケーブルや動力ケーブルが連結される。制御装置24は、ベース部側コネクタ45と打ち捨てユニット側コネクタ63が結合したことを、第3コネクタ配線47を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、ベース部43に打ち捨てユニット60が取り付けられている状態を把握する。
図6及び図7において、安全カバー70が基台3に装着されると、基台側コネクタ35と、安全カバー70の垂直部72に設けられた安全カバー側コネクタ73が結合する(図8も参照)。制御装置24は、基台側コネクタ35と安全カバー側コネクタ73が結合したことを、第2コネクタ配線37を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、基台3に安全カバー70が装着されている状態を把握する。
ここで、基台側コネクタ35と安全カバー側コネクタ73は、安全カバー70を基台3に装着した状態でのみ結合できる構成になっていればよく、安全カバー70を基台3に装着する動作によって両コネクタ35,73が結合されるようになっていてもよいし、両コネクタ35,73の一方又は双方がコネクタコードに取り付けられていて、安全カバー70を基台3に装着した後、別途、手動で両コネクタ35,73を結合させるようになっていてもよい。
この部品実装関連作業機1による塗布作業では、先ず、制御装置24の動作制御部24aが基板搬送路4を作動させて、上流側の装置から移送されてきた基板PBを基板入口5から部品実装関連作業機1内に搬入し、所定の作業位置に位置決めする。そして、移動ステージ11を水平面内で移動させて基板PBの上方に位置させ、基板カメラ16に基板マークを撮像させて、基板PBの基準位置からの位置ずれを求める。
制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの位置ずれを求めたら、移動ステージ11を基板PBの上方に移動させ、接着剤等収納部52から供給される接着剤等をシリンジ51によって下方に吐出し、基板PB上の目標塗布位置に塗布する。この接着剤等の基板PB上への塗布時には、制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの位置決め時に求めた基板PBの基準位置からの位置ずれが修正されるように、基板PBに対するシリンジ51の相対位置の補正動作を行う。
制御装置24の動作制御部24aは、基板PBに対する接着剤等の塗布作業が終了したら、基板搬送路4を駆動して、その基板PBを基板出口6から部品実装関連作業機1の外部に排出する。
また、本実施の形態における部品実装関連作業機1では、移動ステージ11の作業ヘッドHを搭載ヘッド12から検査ヘッド80に交換することにより(図5、図9、図10及び図11)、部品実装関連作業機1を検査機として用いることができ、基板PBの表面の検査作業を行うことができる。
部品実装関連作業機1により基板PBの表面の検査作業を行う場合には、移動ステージ11の搭載ヘッド12を検査ヘッド80に交換するほか、ベース部43のノズルチェンジャ40を較正器90に交換し(図5、図9及び図10)、部品供給装置15を基台3から取り外すために台車30を台車挿入空間SPから抜き取り、安全カバー70を基台3に装着したうえで、台車挿入空間SPに検査装置(例えばパーソナルコンピュータ)100を挿入して所定の要領で基台3に取り付ける(図5、図9及び図10)。ここで、基台3の下部(台車挿入空間SP内)に検査装置100を取り付けるにも拘らず基台3に安全カバー70を装着するのは、基板PBの表面の検査作業の間に検査装置100を台車挿入空間SPから取り出して移動させる場合があり、検査装置100を台車挿入空間SPから抜き取った後、安全カバー70がないと、台車挿入空間SPが外部に開口した状態のままとなってしまい、オペレータが誤って台車挿入空間から基台3の内部に手を差し込んだりしてしまうおそれがあるため、これを防止する必要があるからである。
図9及び図10において、作業ヘッドHとしての検査ヘッド80は、下方に撮像面を向けた検査用カメラ81を備えており、制御装置24の動作制御部24aより撮像制御がなされる。
図9及び図10において、較正器90は、その上面に検査ヘッド80の検査用カメラ81によって視認される較正用の指標(図示せず)が設けられている。
図9及び図10において、安全カバー70は、前述のように、基台3に装着された状態で、台車挿入空間SPから基台カバー2の内部領域に通ずる部分を下方から蓋をするようにして覆う水平部71と、水平部71から下方に延びて設けられ、台車挿入空間SPから基台3の内部に通ずる部分を側方から蓋をするようにして覆う垂直部72とを有している。また、検査装置100は、検査装置本体101を内蔵した筐体部102の下面に複数の車輪103を有しており、筐体部102にはオペレータが押し引き操作するためのハンドル104が設けられている。オペレータは、ハンドル104を押し引き操作して筐体部102を床面F上で移動させ、基台3に近づけて台車挿入空間SP内に挿入したうえで、所定の要領で筐体部102を基台3に取り付ける。
移動ステージ11から搭載ヘッド12が取り外された後(図5)、検査ヘッド80が移動ステージ11に取り付けられると(図9及び図10)、移動ステージ11に設けられた移動ステージ側コネクタ25と検査ヘッド80に設けられた検査ヘッド側コネクタ82が
結合し(図11も参照)、検査ヘッド80に備えられた検査用カメラ81を動作させるための信号ケーブルや動力ケーブルが連結される。制御装置24は、移動ステージ側コネクタ25と検査ヘッド側コネクタ82が結合したことを、第1コネクタ配線27を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、移動ステージ11に検査ヘッド80が取り付けられている状態を把握する。
また、ベース部43からノズルチェンジャ40が取り外された後(図5)、較正器90がベース部43に取り付けられると(図9及び図10)、ベース部43に設けられたベース部側コネクタ45と、較正器90に設けられた較正器側コネクタ91が結合する(図11も参照)。制御装置24は、ベース部側コネクタ45と較正器側コネクタ91が結合したことを、第3コネクタ配線47を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、ベース部43に較正器90が取り付けられている状態を把握する。
また、基台3から台車30を離脱させた後(図5)、安全カバー70が基台3に装着されると(図9及び図10)、基台側コネクタ35と安全カバー側コネクタ73が結合する。また、その後、検査装置100が台車挿入空間SPに挿入されて所定の要領で基台3に取り付けられると、安全カバー70に設けられた中継コネクタ74に検査装置100の筐体部102に設けられた検査装置側コネクタ105が結合し、中継コネクタ74を介して基台側コネクタ35と検査装置側コネクタ105が結合する(図11も参照)。安全カバー70の中継コネクタ74は、前述の塗布作業を行うときには不要であるので、塗布作業で用いる安全カバー70には、このような中継コネクタ74が設けられている必要はないが、中継コネクタ74を設けておけば、検査機と塗布機で安全カバー70を共有できるので望ましい。
制御装置24は、基台側コネクタ35と安全カバー側コネクタ73が結合したこと及び中継コネクタ74と検査装置側コネクタ105が結合して基台側コネクタ35と検査装置側コネクタ105が結合したことを、第2コネクタ配線37を介したプラグアンドプレイ機能によって検知し、基台3に安全カバー70が装着されており、かつ、その安全カバー70を介して基台3に検査装置100が取り付けられている状態を把握する。
この部品実装関連作業機1による検査作業では、先ず、制御装置24の動作制御部24aが移動ステージ11を水平面内で移動させて較正器90の上方に移動させ、検査ヘッド80に備えられた検査用カメラ81に較正器90の上面に設けられた指標を視認させ、検査用カメラ81の視野位置や画素寸法などの較正を行う。
検査用カメラ81の視野位置の較正を行ったら、制御装置24の動作制御部24aは基板搬送路4を作動させて、上流側の装置から移送されてきた基板PBを基板入口5から部品実装関連作業機1内に搬入し、所定の作業位置に位置決めする。そして、移動ステージ11を水平面内で移動させて基板PBの上方に位置させ、基板カメラ16に基板マークを撮像させて、基板PBの基準位置からの位置ずれを求める。
制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの位置ずれを求めたら、移動ステージ11を基板PBの上方に移動させ、検査用カメラ81によって基板PBの表面の検査を行う。なお、この基板PBの表面の検査作業時には、制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの位置決め時に求めた基板PBの基準位置からの位置ずれが修正されるように、基板PBに対する検査用カメラ81の相対位置の補正動作を行う。
制御装置24の動作制御部24aは、基板PBの表面の検査作業が終了したら、基板搬送路4を駆動して、その基板PBを基板出口6から部品実装関連作業機1の外部に排出する。
ここで、制御装置24に設けられた検出部24b(図3、図8及び図11参照)は、上述の部品実装作業、接着剤等塗布作業或いは基板PBの表面の検査作業を開始する前に、第1コネクタ配線27を通じて、移動ステージ11に取り付けられている作業ヘッドHの種類を検出するとともに、第2コネクタ配線37及び第3コネクタ配線47を通じて、基台3(基台3の下部とベース部43)に取り付けられている作業設備Eの種類を検出するようになっている。
すなわち本実施の形態において、第1コネクタ配線27及び制御装置24の検出部24bは、移動ステージ11側のコネクタ(移動ステージ側コネクタ25)と、作業ヘッドH(搭載ヘッド12、塗布ヘッド50又は検査ヘッド80)側のコネクタ(搭載ヘッド側コネクタ26、塗布ヘッド側コネクタ54若しくは検査ヘッド側コネクタ82)が結合したことを検知することによって、移動ステージ11に作業ヘッドHが取り付けられている状態及び移動ステージ11に取り付けられている作業ヘッドHの種類を検出するヘッド種検出手段となっている。
また、本実施の形態において、第2コネクタ配線37、第3コネクタ配線47及び制御装置24の検出部24bは、基台3側のコネクタ(基台側コネクタ35)と、基台3の下部の台車挿入空間SP内に取り付けられる作業設備E(台車30、安全カバー70若しくは安全カバー70と検査装置100)側のコネクタ(台車側コネクタ36、安全カバー側コネクタ73若しくは安全カバー側コネクタ73と検査装置側コネクタ105)が結合したことを検知することによって基台3に作業設備Eが取り付けられている状態及びその作業設備Eの種類を検出し、ベース部43側のコネクタ(ベース部側コネクタ45)と、ベース部43に取り付けられる作業設備E(ノズルチェンジャ40、打ち捨てユニット60若しくは較正器90)側のコネクタ(ノズルチェンジャ側コネクタ46、打ち捨てユニット側コネクタ63若しくは較正器側コネクタ91)が結合したことを検知することによって、ベース部43に作業設備Eが取り付けられている状態及び基台3に取り付けられている作業設備Eの種類を検出する設備種検出手段となっている。
図8において、制御装置24の記憶部24cには、基板PBに対する作業の内容に応じた作業ヘッドHの種類と作業設備Eの種類の組み合わせが記憶されている。具体的には、図12に示すように、記憶部24cには搭載ヘッド12と搭載ヘッド12に対応する作業設備Eである台車30及びノズルチェンジャ40の組み合わせ、塗布ヘッド50と塗布ヘッド50に対応する作業設備Eである安全カバー70及び打ち捨てユニット60の組み合わせ、更に、検査ヘッド80と検査ヘッド80に対応する作業設備Eである安全カバー70、検査装置100及び較正器90の組み合わせが記憶されている。
制御装置24の判断部24dは、ヘッド種検出手段(第1コネクタ配線27及び検出部24b)により検出されている作業ヘッドHの種類と設備種検出手段(第2コネクタ配線37、第3コネクタ配線47及び検出部24b)により検出されている作業設備Eの種類の組み合わせが、記憶部24cに記憶されている組み合わせと合致しているか否かの判断を行い、制御装置24の動作規制部24eは、判断部24dが、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドHの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備Eの種類の組み合わせが記憶部24cに記憶されている組み合わせと合致していないと判断した場合に、動作制御部24aによる移動ステージ11の移動動作を規制するようになっている。
すなわち、本実施の形態における部品実装関連作業機1は、移動ステージ11に着脱自在に取り付けられ、基板PBに対する作業の内容に応じて交換される作業ヘッドHと、移動ステージ11の移動動作制御を行う動作制御手段(制御装置24の動作制御部24a)
と、基台3に着脱自在に取り付けられ、基板PBに対する作業の内容に応じて交換される作業設備Eと、基板PBに対する作業の内容に応じた作業ヘッドHの種類と作業設備Eの種類の組み合わせを記憶した記憶部24c(記憶手段)と、移動ステージ11に取り付けられている作業ヘッドHの種類を検出するヘッド種検出手段(第1コネクタ配線27及び制御装置24の検出部24b)と、基台に取り付けられている作業設備Eの種類を検出する設備種検出手段(第2コネクタ配線37、第3コネクタ配線47及び制御装置24の検出部24b)と、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドHの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備Eの種類の組み合わせが、記憶部24cに記憶されている組み合わせと合致しているか否かの判断を行う判断部24d(判断手段)と、判断部24dが、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドHの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備Eの種類の組み合わせが記憶部24cに記憶されている組み合わせと合致していないと判断した場合に、動作制御部24a(動作制御手段)による移動ステージ11の移動動作を規制する動作規制部24e(動作規制手段)を備えたものとなっている。
このように、本実施の形態における部品実装関連作業機1では、移動ステージ11に取り付けられる作業ヘッドHを交換するとともに、基台3に取り付けられる作業設備Eを交換することによって、基板PBに対して複数種の作業を行うことができるのであるが、ヘッド種検出手段により検出されている(すなわち移動ステージ11に取り付けられている)作業ヘッドH(搭載ヘッド12、塗布ヘッド50又は検査ヘッド80)の種類と、設備種検出手段により検出されている(すなわち基台3に取り付けられている)作業設備Eの種類の組み合わせが記憶部24cに記憶されている組み合わせと合致していない場合には、移動ステージ11の移動動作が規制されるようになっている。このため、部品実装関連作業機1が稼動するための条件として、作業ヘッドHと作業設備Eが正しい組み合わせで取り付けられていることが必要となり、作業ヘッドHと作業設備Eの組み合わせが間違っている状態で作業が行われることがないので、作業ヘッドHが搭載ヘッド12、塗布ヘッド50又は検査ヘッド80である場合に、作業ヘッドHと作業設備Eの組み合わせのミスに起因する動作不良や装置全体のエラー停止が発生することを防止することができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、安全カバー70は、台車挿入空間SPから基台3の内部に通ずる部分の少なくとも一部を覆うものであればよく、その形状や基台3への取り付け方は、上述の実施の形態に示したものに限定されない。
また、上述の実施の形態では、ヘッド種検出手段は、移動ステージ11側のコネクタと、作業ヘッドH側のコネクタが結合したことを検知することによって、移動ステージ11に作業ヘッドHが取り付けられている状態及びその作業ヘッドHの種類を検出するものであったが、ヘッド種検出手段が移動ステージ11に作業ヘッドHが取り付けられている状態及びその作業ヘッドHの種類を検出する方法は、本実施の形態において示したコネクタ同士の結合によるものに限られず、他の方法によるもの(例えば、移動ステージ11に取り付けられた作業ヘッドHの一部がその作業ヘッドHに固有の位置にあることを非接触型のセンサ等によって検知するもの)であってもよい。
また同様に、設備種検出手段は、基台3側のコネクタと、基台3に取り付けられる作業設備E側のコネクタが結合したことを検知することによって、基台3に作業設備Eが取り付けられている状態及びその作業設備Eの種類を検出し、また、ベース部43側のコネクタと、ベース部43に取り付けられる作業設備E側のコネクタが結合したことを検知することによって、ベース部43に作業設備Eが取り付けられている状態及びその作業設備Eの種類を検出するものであったが、設備種検出手段が基台3或いはベース部43に作業設備Eが取り付けられている状態及びその作業設備Eの種類を検出する方法は、本実施の形態において示したコネクタ同士の結合によるものに限られず、上記の非接触型のセンサ等
を用いた他の方法によるものであってもよい。
なお、上述の実施の形態において部品実装関連作業機とは、基板PBに部品Pを搭載する部品実装に関連した作業を行う作業機のことである。したがって、本発明の部品実装関連作業機が行う作業の内容は、上述のように、移動ステージ11に搭載ヘッド12を取り付けて行う部品作業や移動ステージ11に塗布ヘッド50を取り付けて行う接着剤等の塗布、移動ステージ11に検査ヘッド80を取り付けて行う基板PBの表面の検査に限られず、移動ステージ11に印刷ヘッドを取り付けて行うスクリーン印刷の作業等も含まれる。
作業ヘッドと作業設備の組み合わせのミスに起因する動作不良や装置全体のエラー停止が発生することを防止することができる部品実装関連作業機を提供する。
本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の部分拡大側面図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装関連作業機の記憶部に記憶されたデータの一例を示す図
符号の説明
1 部品実装関連作業機
3 基台
4 基板搬送路(基板位置決め部)
11 移動ステージ
12 搭載ヘッド(作業ヘッド)
24a 動作制御部(動作制御手段)
24b 検出部(ヘッド種検出手段、設備種検出手段)
24c 記憶部(記憶手段)
24d 判断部(判断手段)
24e 動作規制部(動作規制手段)
27 第1コネクタ配線(ヘッド種検出手段)
30 台車(作業設備)
37 第2コネクタ配線(設備種検出手段)
40 ノズルチェンジャ(作業設備)
47 第3コネクタ配線(設備種検出手段)
PB 基板

Claims (1)

  1. 基板の位置決めを行う基板位置決め部を備えた基台と、基板位置決め部により位置決めされた基板に対して相対移動自在に設けられた移動ステージと、移動ステージに着脱自在に取り付けられ、基板に対する作業の内容に応じて交換される作業ヘッドと、移動ステージの移動動作制御を行う動作制御手段と、基台に着脱自在に取り付けられ、基板に対する作業の内容に応じて交換される作業設備と、基板に対する作業の内容に応じた作業ヘッドの種類と作業設備の種類の組み合わせを記憶した記憶手段と、移動ステージに取り付けられている作業ヘッドの種類を検出するヘッド種検出手段と、基台に取り付けられている作業設備の種類を検出する設備種検出手段と、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備の種類の組み合わせが、前記記憶手段に記憶されている組み合わせと合致しているか否かの判断を行う判断手段と、判断手段が、ヘッド種検出手段により検出されている作業ヘッドの種類と設備種検出手段により検出されている作業設備の種類の組み合わせが前記記憶手段に記憶されている組み合わせと合致していないと判断した場合に、動作制御手段による移動ステージの移動動作を規制する動作規制手段とを備え
    前記記憶手段には、搭載ヘッドと搭載ヘッドに対応する作業設備である台車及びノズルチェンジャの組み合わせ、塗布ヘッドと塗布ヘッドに対応する作業設備である安全カバー及び打ち捨てユニットの組み合わせ、更に、検査ヘッドと検査ヘッドに対応する作業設備である安全カバー、検査装置及び較正器の組み合わせが記憶されていることを特徴とする部品実装関連作業機。
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