JP4891001B2 - 振動片の製造方法および水晶振動デバイスの製造方法、並びに水晶振動片および水晶振動デバイス - Google Patents

振動片の製造方法および水晶振動デバイスの製造方法、並びに水晶振動片および水晶振動デバイス Download PDF

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Description

本発明は、母基板から振動片を切り取る際の製造方法、および水晶振動デバイスの製造方法、並びに水晶振動片および水晶振動デバイスに関するものである。
近年、各種通信機器の小型化または電子機器の小型化にともなって、圧電振動デバイス、例えば、角速度センサ用音叉または水晶振動子等も小型化への対応が求められている。これら水晶振動デバイスに用いられる水晶振動片は、フォトリソグラフィおよびエッチングによって、一枚の水晶ウエハから数百個ないし数千個製造される。数百ないし数千個の水晶振動片を水晶ウエハから切り取る際には、人がピンセットで一つ一つの水晶振動片を切り取ったり、人または自動装置が吸引ノズルを使用することにより一つ一つの水晶振動片を切り取ったりしている。
しかし、水晶振動片と水晶ウエハとの連結部が途中で折れてしまい、きれいに水晶振動片を切り取ることができない場合がある。そこで、特許文献1は、水晶振動片と水晶ウエハとの連結部に薄肉部を設けて、きれいに水晶振動片を切り取ることができる提案を開示している。この水晶振動片を切り取る際には、上方から吸引ノズルを降下させ、一つの水晶振動片の表面に吸引ノズルを吸着させて、水晶振動片を上に引き上げることにより水晶振動片を切り取っている(特許文献1の図9を参照)。
特開2003−198303号公報
しかし、一枚の水晶ウエハに数百ないし数千個の水晶振動片があるにもかかわらず、吸引ノズルで一つ一つの水晶振動片を吸着していたのでは、時間が非常にかかる。これでは圧電振動デバイスの生産性を高めることができない。一方、生産性を高めても、水晶振動片を切り取る際に、水晶振動片にキズが付いたり、連結部がきれいに切り取れなかったりしては、水晶振動片の品質を高めることができない。
そこで、本発明の目的は、母基板から振動片を切り取る際に、振動片の品質を維持して生産性を高めることができる振動片の製造方法、水晶振動デバイスの製造方法、水晶振動片および水晶振動デバイスを提供することである。
第1の観点の振動片の製造方法は、連結部を介して支えられた振動片を複数有した母基板から、振動片を切り出す振動片の製造方法において、母基板を支えるとともに振動片の大きさに合わせた開口が形成された搭載ベッドと、振動片の面積よりも小さな孔を複数有し、搭載ベッドに対して移動可能であり、且つ開口に対応した大きさの吸引ベッドとを有する吸引テーブルを準備する工程と、吸引テーブルに母基板を載置する工程と、吸引ベッドによる吸引を開始し、且つ押し出し手段により振動片を押し出して、母基板から振動片を切り取る工程と、を有する。そして、押し出し手段は、振動片を押し出すとともに振動片を吸引する吸引ベッドを移動させる。ここで母基板とは、水晶ウエハまたはシリコンウエハを含む概念である。
上記構成によれば、一度に一枚の母基盤から数百ないし数千個の振動片を取り出すことができる。吸引部で振動片を吸引しているので、複数の振動片同士が互いに接触して、振動片にキズをつけることもない。このため、振動片の生産性を高めることが可能となるとともに、品質の安定を図ることができる。
第2の観点の振動片の製造方法は、第1の観点において、押し出し手段が母基板に対して垂直方向に移動するウエハリテーナと母基板に対して垂直方向に移動するプッシュパッドとを含み、ウエハリテーナは母基板を押さえ、プッシュパッドは振動片を押す。
上記構成によれば、押しピンが母基板に対して垂直方向に振動片を押すことで、母基板から振動片を切り取ることができる。
第3の観点の振動片の製造方法は、第1の観点において、押し出し手段は、低音を発生させる振動板であり、振動板は母基板に対して垂直方向に低音を発生させて振動片を押す。
上記構成によれば、低音を発生させて、空気振動が母基板に対して垂直方向に振動片を押すことで、母基板から振動片を切り取ることができる。
第4の観点の振動片の製造方法は、第1ないし第3の観点において、母基板と吸引テーブルとの間に振動片の面積よりも小さな孔を複数有する薄板を配置する工程を有する。
上記構成によれば、薄板に数百ないし数千個の振動片を載せることができる。振動片を切り取り装置から取り外す際に、一度に搬送することができる。また、薄板には孔が開いているので、吸引部による振動片の吸引を妨げることがない。
第5の観点の振動片の製造方法によれば、第4の観点において、薄板は、振動片が挿入される凹み部を有する。
上記構成によれば、薄板に振動片に対応した凹み部があるので、切り取られた振動片は凹み部に入る。このため、搬送の際に、複数の振動片同士が互いに接触することもなく、振動片にキズをつけることもない。
第6の観点の振動片の製造方法は、第2または第3の観点において、搭載ベッドが連結部を支える。
上記構成によれば、固定板が連結部を支えているため、押しピンまたは空気振動により振動片を押した場合であっても、連結部と振動片との境界から切り取ることができる。このため、振動片から連結部を削るなどの後加工をすることなく、そのまま振動デバイスに使用することができる。このため、生産効率がよい。
本発明によれば、水晶振動片の品質を高め生産性を向上させた高めることができる振動片の製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
<水晶振動片の切り取り装置の構成>
図1は本実施形態の水晶振動片20の切り取り装置100の斜視図である。切り取り装置100は、大きく分けて、土台テーブル110と、吸引テーブル120と、押し出しテーブル140とから構成される。吸引テーブル120は、ウエハ搭載ベッド121と多孔質吸引ベッド122とを有しており、多孔質吸引ベッド122は吸引チャンバ123に接続されている。吸引チャンバ123は、不図示の真空ポンプに接続された真空ホース129が接続されている。
ウエハ搭載ベッド121は金属または硬質のプラスチック材から構成されている。ウエハ搭載ベッド121は、多孔質吸引ベッド122の外形に対応した複数の矩形孔127が形成されている。また、ウエハ搭載ベッド121は、押し出しテーブル140の移動ガイドとなる第2ガイドピン124と、後述する水晶ウエハ10の位置決めピン126とを設けている。多孔質吸引ベッド122、第2ガイドピン124および位置決めピン126のそれぞれの位置は、水晶ウエハ10の水晶振動片20の位置に合わせて設計されている。
多孔質吸引ベッド122は、ニッケル、アルミニウムもしくは黄銅などの金属、または硬質のプラスチック材から構成されている。水晶振動片20が多孔質吸引ベッド122に吸着される場合には、水晶振動片20よりもやわらかいプラスチック材が好ましい。そして、多孔質吸引ベッド122は、押し出しテーブル140側に約0.5mm以下、好ましくは0.1mm以下の多数の孔を有している。多孔質吸引ベッド122の土台テーブル110側は、直接、吸引チャンバ123に接続されている。吸引チャンバ123には、ウエハ搭載ベッド121の移動ガイドとなる第1ガイドピン112が4本設けられている。
土台テーブル110は、ウエハ搭載ベッド121を一定の距離に固定する支柱114を4本設けており、また第1ガイドピン112が挿入される第1ブッシュ115を4箇所に設けている。また、吸引チャンバ123が移動範囲を越えて移動しないように、ストッパ113を設けている。ストッパ113は距離を調整できるようにネジが形成されている。第1ガイドピン112と第1ブッシュ115との間には、移動した吸引チャンバ123が元の位置に戻るように付勢バネ116が設けられている。吸引チャンバ123の移動範囲は、0.5mmから3.0mm程度である。
押し出しテーブル140は、第2ガイドピン124が挿入される第2ブッシュ142を2箇所に設けている。また、押し出しテーブル140には、水晶ウエハ10を押さえるウエハリテーナー144と水晶振動片20を押すプッシュパッド146とが設けられている。ウエハリテーナー144および水晶振動片20を押すプッシュパッド146の詳細については図2を使って説明する。
図2は、押し出しテーブル140の詳細を示したもので、図2(a)が押し出しテーブル140および水晶ウエハ10を示した断面図で、図2(b)が水晶ウエハ10だけを示した上面図である。
ウエハリテーナー144およびプッシュパッド146は、ともに移動可能になっており、それぞれ、支持軸149とその支持軸149にはめ込まれた押圧バネ148とを有している。ウエハリテーナー144は、水晶振動片20が形成されていない水晶ウエハ10の部分に当接する。プッシュパッド146は、水晶振動片20に当接する。ウエハリテーナー144とプッシュパッド146との境界に、水晶振動片20の連結部25が配置している。それぞれの支持軸149は、押し出しテーブル140に形成されたガイド孔143に挿入されている。ウエハリテーナー144が最初に水晶ウエハ10に当接し、次にプッシュパッド146が水晶振動片20に当接するように、ウエハリテーナー144とプッシュパッド146との長さが異なっている。押圧バネ148は、付勢バネ116より付勢力が強い。
再び、図1において、吸引テーブル120と水晶ウエハ10との間に、搬送網130が配置される。搬送網130は切り取られた多数の水晶振動片20を、切り取り装置100から一度に搬送するために用いられる。図1では、搬送網130に位置決めピン126が挿入される孔が形成されていないが、位置決めピン126が挿入される孔を設けても良い。
<水晶振動片の切り取り装置の動作>
図3のフローチャートを参照して、切り取り装置100の動作を説明する。
ステップS12では、土台テーブル110および吸引テーブル120を所定の位置に配置する。そして、吸引パイプ129を真空ポンプに接続する。
ステップS14では、吸引テーブル120上に搬送網130を配置する。搬送網130に位置決めピン126用の孔がある場合には、搬送網130を位置決めピン126に挿入する。なお、切り取り装置100から多数の水晶振動片20を一度に搬送する必要がなければ、搬送網130を吸引テーブル120上に配置する必要はない。
ステップS16では、水晶ウエハ10を搬送網130上に配置する。水晶ウエハ10の位置決め孔10bが、位置決めピン126に挿入される。すると、水晶ウエハ10の水晶振動片20が、多孔質吸引ベッド122に対応する位置に配置される。
ステップS18では、水晶ウエハ10上に押し出しテーブル140を配置する。その際に、押し出しテーブル140の第2ブッシュ142が、第2ガイドピン124に挿入されるようにする。すると、ウエハリテーナー144が水晶ウエハ10に対応した位置に、プッシュパッド146が水晶振動片20に対応する位置に配置される。
次に、ステップS20では、不図示の真空ポンプにより真空引きが行われる。吸引パイプ129を介して吸引チャンバ123が真空状態になる。吸引チャンバ123と接続した複数の多孔質吸引ベッド122は、多孔質の孔を通じて吸引する。そして、多孔質吸引ベッド122は、搬送網130を介して水晶ウエハ10の水晶振動片20を吸引する。
ステップS22では、作業者が押し出しテーブル140を第2ガイドピン124に沿って水晶ウエハ10側へ押し付ける。つまり、水晶ウエハ10に対して垂直方向に押し出しテーブル140を動かす。すると、ウエハリテーナー144が最初に水晶ウエハ10に当接する。次に、プッシュパッド146が水晶振動片20に当接する。
ウエハ搭載ベッド121は支柱114で固定されているので、ウエハ搭載ベッド121上の水晶ウエハ10は、ウエハリテーナー144が当接しても移動しない。このため。ウエハリテーナー144の押圧バネ148が縮み、水晶ウエハ10はその位置でウエハリテーナー144により押さえつけられる。一方、多孔質吸引ベッド122が吸引チャンバ123を介して付勢バネ116で移動できるようになっているので、プッシュパッド146が水晶振動片20に当接すると、水晶振動片20と多孔質吸引ベッド122とは移動プッシュパッド146に押されて移動する。水晶ウエハ10が固定され水晶振動片20が移動するので、連結部25にせん断力が働き、水晶ウエハ10から水晶振動片20が切り取られる。
次に、ステップS24では、作業者が押し付けることを止める。そうすると、付勢バネ116および押圧バネ148の復元力で、多孔質吸引ベッド122および押し出しテーブル140が元の位置に復帰する。また、真空ポンプにより真空吸引を停止し、多孔質吸引ベッド122による水晶振動片20の吸引を停止する。
ステップS26では、押し出しテーブル140を第2ガイドピン124から取り外し、次に水晶振動片20が切り取られた水晶ウエハ10を取り外す。切り取られた水晶振動片20は、すべて搬送網130に載置されている。そこで搬送網130を切り取り装置100から取り外すと、すべての水晶振動片20を取り出せる。
<水晶ウエハの構成>
図4は、図1の水晶ウエハ10とは異なる接合水晶ウエハの構成を示す正面図である。図1の水晶ウエハ10は、厚さ0.4mmの一枚の人工水晶から構成されていたが、図4の水晶ウエハは、二枚の水晶ウエハの結合である。また、位置決めピン126が挿入される図1で示した水晶ウエハ10には位置決め孔10bが形成されていたが、図4の水晶ウエハは位置決め孔がない。
図4(a)は、円形の接合水晶ウエハ11である。この円形の接合水晶ウエハ11は、たとえば厚さ0.4mmの人工水晶からなり、円形の接合水晶ウエハ11の直径は3インチまたは4インチである。円形の接合水晶ウエハ11は、厚さ0.2mmの第一水晶ウエハと厚さ0.2mmの第二水晶ウエハとからなり、両者ともZ軸方向に切断されたZカットウエハが用いられている。第一水晶ウエハと第二水晶ウエハとは直接接合、具体的には耐熱性が優れたシロキサン結合(Si−O−Si)によって接合している。このシロキサン結合は、第一水晶ウエハと第二水晶ウエハとの両方の接合面を清浄な状態にしてその面同士を貼り合わせ、その後約500°Cのアニールを行うことによって結合が行われる。第一水晶ウエハと第二水晶ウエハとをシロキサン結合するには、互いに電気軸がX軸方向に逆になるように結合されている。このような構成により、より正確な水晶振動を発揮することができる。
さらに、円形の接合水晶ウエハ11の軸方向が特定できるように、接合水晶ウエハ11の周縁部の一部には、水晶の結晶方向を特定するオリエンテーションフラット11cが形成されている。図4(a)に示すオリエンテーションフラット11cが形成された円形の接合水晶ウエハ11の場合には、吸引テーブル120は、オリエンテーションフラット11cおよび接合水晶ウエハ11の周縁部を位置決めする位置決めピンが用意される。
図4(b)は、本実施形態に用いる矩形の接合水晶ウエハ15の構成を示す斜視図である。この矩形の接合水晶ウエハ15も、例えば厚さ0.4mmの人工水晶からなり、その矩形の接合水晶ウエハ15の一辺は2インチである。矩形の接合水晶ウエハ15も、厚さ0.2mmの第一水晶ウエハと厚さ0.2mmの第二水晶ウエハとからなる。そして、矩形の接合水晶ウエハ15の軸方向が特定できるように、矩形の接合水晶ウエハ15の周縁部15eの一部には、水晶の結晶方向を特定するオリエンテーションフラット15cが形成されている。図4(b)に示すオリエンテーションフラット15cが形成された矩形の接合水晶ウエハ15の場合にも、吸引テーブル120は、オリエンテーションフラット15cおよび矩形の接合水晶ウエハ15の周縁部を位置決めする位置決めピンが用意される。
図4(a)の円形の接合水晶ウエハ11および図4(b)の矩形の接合水晶ウエハ15は、すでに一度フォトリソグラフィおよびエッチングによって水晶振動片20が形成されている。工程管理およびウエハ強度との関係で、複数の窓部18が設けられ、その窓部に複数の水晶振動片20が形成されている。また、図1に示した水晶ウエハ10の位置決め孔10b、図4のオリエンテーションフラット11cまたはオリエンテーションフラット15cと、各窓部18の位置および各水晶振動片20の位置が定義付けられている。円形の接合水晶ウエハ11および矩形の接合水晶ウエハ15ともに、結合水晶ウエハの両面および側面に、金(Au)、クロム(Cr)等を材質とする電極膜が被覆されている。
<搬送網の構成>
図5は、本実施形態に用いる搬送網130の構成を示す正面図である。搬送網130は、水晶振動片20と接着してもキズが付かないテフロン(登録商標)糸またはナイロン糸などで織られた網または布から構成される。水晶振動片20の大きさは、たとえば、長さ2.2mm、幅0.5mm、厚さ0.4mm程度であるので、網の目は0.3mm程度以下が好ましい。多孔質吸引ベッド122からの吸引力で、搬送網130を経由して水晶振動片20を吸引するためである。
また、搬送網130には、一つ一つの水晶振動片20の大きさに合わせた凹み部132が形成されていることが好ましい。搬送網130を切り取り装置100から取り出す際に、複数の水晶振動片20が互いに接触しないようにするためである。凹み部132の深さは水晶振動片20の厚さの半分程度あればよい。なお、凹み部132を設ける代わりに、搬送網130の網に接着力の弱い接着剤を塗布しておいてもよい。これにより水晶振動片20が搬送網130に接着し、搬送網130を切り取り装置100から取り出す際に、複数の水晶振動片20が互いに接触しない。
<連結部の構成>
図6は、水晶振動片20の連結部25において、水晶ウエハ10に対して垂直方向に水晶振動片20を切り取る際の詳細図である。図6(a)は、一つの水晶振動片20と、その周囲のウエハ搭載ベッド121および多孔質吸引ベッド122との正面図である。図6(b)は、図6(a)のB−B断面図の第一例であり、図6(c)は、図6(a)のC−C断面図の第二例である。図7は、水晶振動片20の連結部25において、水晶ウエハ10に対して水平方向に水晶振動片20を切り取る際の詳細図である。
水晶振動片20は、基部29と、この基部29を基端として二股に別れて平行に延びる一対の振動腕21を備えている。つまり、水晶振動片20は、全体が音叉のような形状となった、いわゆる音叉型水晶振動片である。本実施形態では一対の振動腕21を備えた水晶振動片20で説明するが、3本または4本の振動腕21を備えた水晶振動片20であってもよい。
また、図2または図4で示したように、水晶振動片20が完全に切り離された一個の振動片とはなっておらず、水晶振動片20の基部29の一部に連結部25が形成されている。水晶振動片20の基部29には、切り込み部28が形成されている。この切込み部28から連結部25が形成される構造になっている。水晶振動片20を水晶ウエハ10から切り取る際に、連結部25が基部29の端部27より外側で切り取られると、水晶振動片20を水晶振動デバイスのパッケージに搭載する際に支障が生じてしまう。このため、一つ一つの連結部25が端部27より内側に入るように後加工しなければならない。そこで、図6では、ウエハ搭載ベッド121に支持アーム121Tが形成されている。支持アーム121Tは、連結部25の切り取り箇所が基部29の端部27より内側になるように、基部29の端部27を越えて延びている。
図6(b)では、支持アーム121Tよりも振動腕21側の水晶振動片20に、プッシュパッド146が当接している。また、図6(c)では、プッシュパッド146の代わりに低音スピーカ146Aが配置されている。低音スピーカ146Aが空圧により、水晶振動片20を切り取っている。この場合にも支持アーム121Tがあるために、水晶振動片20が基部29の端部27より内側で切り取られる。
図6では、水晶ウエハ10に対して垂直方向に水晶振動片20を切り取ったが、水晶ウエハ10に対して水平方向に水晶振動片20を切り取ることも可能である。
図7において、櫛歯状の切り取りピン151が、水晶振動片20の基部29の左右に挿入される。切り取りピン151同士の間隔は、水晶振動片20の幅に合わせて設定されている。そして、矢印153に示す水平方向に切り取りピン151が移動することで、水晶ウエハ10から水晶振動片20が切り取られる。この場合には、連結部25の一部に切れ込み部25Aが形成されていることが好ましい。この切込み部25Aが基部29の端部27より内側であれば、連結部25が基部29の端部27より外側に残ることがない。なお、図7のように水平方向に切り取りピン151が移動する場合には、多孔質吸引ベッド122も同様に水平に移動する構造にする。
<水晶振動デバイスの製造工程>
図8は、本実施形態に用いる水晶振動デバイスの製造の全工程を示したフローチャートである。
<<水晶振動片の外形形成の工程>>
ステップS112では、水晶ウエハ10の全面に、耐蝕膜をスパッタリングもしくは蒸着などの手法により形成する。すなわち、圧電材料としての水晶ウエハ10を使用する場合に、金(Au)や銀(Ag)等を直接成膜することは困難なため、下地としてクロム(Cr)やチタン(Ti)等を使用する。つまり、この実施形態では、耐蝕膜としてクロム層の上に金層を重ねた金属膜を使用する。たとえば、クロム層の厚みは500オングストローム、金層の厚みも500オングストローム程度とする。
ステップS114では、クロム層および金層が形成された水晶ウエハ10に、フォトレジスト層を全面にスピンコートなどの手法で均一に塗布する。フォトレジスト層としては、たとえば、ノボラック樹脂によるポジフォトレジストを使用できる。
次に、ステップS116では、露光装置を用いて、第1フォトマスクに描かれた水晶振動片20のパターンをフォトレジスト層が塗布された水晶ウエハ10を露光する。ステップS116では、両面露光装置を使って365nmのi線の露光光を用いて両面を露光する。
ステップS118では、水晶ウエハ10のフォトレジスト層を現像して、感光したフォトレジスト層を除去する。さらに、フォトレジスト層から露出した金層をたとえば、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液を用いて、金層をエッチングする。次いで、金層が除去されて露出したクロム層を、たとえば硝酸第2セリウムアンモニウムと酢酸との水溶液でエッチングする。水溶液の濃度、温度および水溶液に浸している時間を調整して余分な箇所が侵食されないようにする。これで耐蝕膜を除去することができる。次に、フッ酸溶液をエッチング液として、フォトレジスト層および耐蝕膜から露出した水晶材料を、水晶振動片20の外形になるようにウェットエッチングを行う。このウェットエッチングは、フッ酸溶液の濃度や種類、温度等により時間が変化するが、約6時間ないし約15時間かかる。
ステップS120では、不要となったフォトレジスト層と耐蝕膜を除去することによりに、図2または図4で示した水晶振動片20が形成される。
<<電極の形成の工程>>
ステップS122では、水晶振動片20を純水で洗浄し、水晶振動片20の全面に駆動電極としての励振電極などを形成するための金属膜を蒸着またはスパッタリング等の手法により形成する。この金属膜は、下地となるクロム層と、金層とで構成する。なお、耐蝕膜と金属膜とは同じ材料であってもよいので、耐蝕膜を電極として使用する場合には、ステップS120で耐蝕膜を除去することなく、ステップS122で新たに金属膜を形成する必要がない。
ステップS124では、全面にフォトレジスト粉末層PR2を塗布する。
ステップS126では、電極パターンと対応した第2フォトマスク(不図示)を用意して、電極パターンをフォトレジスト層が塗布された水晶ウエハ10を露光する。電極パターンは水晶振動片20の両面に形成する必要があるため、ステップS126では、365nmのi線の露光光を用いて水晶振動片20の両面を露光する。両面露光装置を使って水晶振動片20の両面を一度に露光することもでき、また、片面露光装置を使って水晶振動片20の片面を露光し、水晶振動片20を裏返して他方の片面を露光することもできる。
ステップS128では、フォトレジスト層を現像後、感光したフォトレジストを除去する。残るフォトレジストは電極パターンと対応したフォトレジストになる。
次いで、ステップS128では、電極となる金属膜のエッチングを行う。すなわち、電極パターンと対応したフォトレジスト層から露出した金層をたとえば、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液でエッチングし、次にクロム層をたとえば硝酸第2セリウムアンモニウムと酢酸との水溶液でエッチングする。続いて、ステップS130でフォトレジストを除去する。これらの工程を経て、水晶振動片20に励振電極などが正確な位置および電極幅で形成される。
ステップS132では、図1ないし図7で説明してきたような製造方法により、水晶ウエハ10から水晶振動片20を切り取る。必要があれば、連結部25が基部29の端部27より外側で切り取られていないかをチェックする。連結部25が基部29の端部27より外側で切り取られていたら、不良品とするか、連結部25が端部27より内側になるように加工する。
<<周波数調整およびパッケージングの工程>>
これまでの工程により、電極が形成された水晶振動片20が得られたため、ステップS134では、セラミック製のパッケージ51に水晶振動片20を導電性接着剤57で接着する。具体的には、水晶振動片20の基部29を、電極部52(図9を参照)に塗布した導電性接着剤57の上に載置して、導電性接着剤57を仮硬化させる。次に、硬化炉で導電性接着剤57を本硬化することにより水晶振動片20を引出電極に対してする。
ステップS136では、さらに、水晶振動片20の振動腕21にレーザ光を照射して、振動腕21の水晶ウエハ10の一部を蒸散・昇華させ、質量削減方式による周波数調整を行う。そもそもステップS116およびステップS118などで形成される水晶振動片20は、振動腕21が大きめに形成されるようにフォトマスクのパターンが形成されていたり、ウェットエッチングで水晶ウエハ10が過度にエッチングされないようにしたりして、質量が大きめに形成されている。
次に、ステップS138で、真空チャンバ内などに水晶振動片20を収容したパッケージ51を移し、蓋体59を封止材58によりする。続いてステップS138で、最後に水晶振動デバイス50の駆動特性などの検査を行い、水晶振動デバイス50を完成させる。
<水晶振動デバイスの構成>
図9は、水晶振動デバイス50の実施形態を示した図である。この水晶振動デバイス50は、たとえばHDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通信機器において広く使用されている。図9(a)は水晶振動デバイス50の透視した概略平面図、図9(b)は図9(a)のB−B線概略断面図である。図9において、水晶振動デバイス50は、音叉形状の水晶振動片20を構成した例を示しており、水晶振動デバイス50は、パッケージ51内に水晶振動片20を収容している。パッケージ51は、たとえば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質の混練物からなるセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層し、焼結して形成されている。
この実施形態では、パッケージ51は、図9(b)に示すように、ベース基板51a、壁基板51bおよび床基板51cで構成されている。パッケージ51は、壁基板51bで覆うことで内部空間を形成し、この内部空間に水晶振動片20を収容している。そして、水晶振動片20を所定の高さで支えるように、床基板51cがベース基板51a上に配置されている。床基板51cには、たとえば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキおよび金メッキで形成した電極部52が設けられている。
この電極部52は、ベース基板51a下に形成された実装端子55と接続されている。これにより、外部から印加される駆動電圧を、実装端子55を介して電極部52に伝え、最終的に水晶振動片20に供給する。具体的には、図9(b)に示すように、この実装端子55と電極部52は、パッケージ51外部をメタライズにより引き回したり、もしくは、ベース基板51aの焼成前にタングステンメタライズ等を利用して形成した導電スルーホール(不図示)で接続したりすることで形成できる。ここで、本実施形態では、箱状のパッケージ51を形成して、水晶振動片20を収容するようにしているが、たとえば、金属製の筒状のケース内に水晶振動片を収容し、水晶振動片と接続されたリードを外部に導出するプラグで気密に封止するようにしてもよい。
電極部52の上には、導電性接着剤57が塗布されて、水晶振動片20の基部29が接合されている。この導電性接着剤57としては、接合力を発揮する接着剤成分としての合成樹脂剤に、導電性のフィラー(銀製の細粒等の導電粒子を含む)および、所定の溶剤を含有させたものが使用できる。
壁基板51bの開放された上端には、蓋体59が封止材58で接合されることにより、封止されている。蓋体59は、好ましくは、酸化アルミニウム質の混練物からなるセラミックで形成されている。コバール等の金属材料で形成される場合には、蓋体59はシーム溶接等の手法により、壁基板51bに対して固定される。
上記説明では、母基板として水晶ウエハで説明してきたが、シリコンウエハであってもよい。シリコンウエハからマイクロマシンなどの振動片を切り取る際にも本発明を適用することができる。
本実施形態の水晶振動片の切り取り装置100の斜視図である。 押し出しテーブル140の詳細を示した図である。 切り取り装置100の動作を説明したフローチャートである。 図1の水晶ウエハ10と異なる円形の接合水晶ウエハ11と矩形の接合水晶ウエハ11との構成を示す正面図である。 本実施形態に用いる搬送網130の構成を示す正面図である。 連結部25において、水晶ウエハ10に対して垂直方向に水晶振動片20を切り取る際の詳細図である。 連結部25において、水晶ウエハ10に対して水平方向に水晶振動片20を切り取る際の詳細図である。 本実施形態に用いる水晶振動デバイスの製造の全工程を示したフローチャートである。 水晶振動デバイス50の実施形態を示した図である。
符号の説明
10,11,15 … 水晶ウエハ
20 … 水晶振動片
25 … 連結部
50 … 水晶振動デバイス
100切り取り装置
110土台テーブルと、
116
120吸引テーブル
121ウエハ搭載ベッド
122多孔質吸引ベッド
123吸引チャンバ
129真空ホース
130搬送網
140押し出しテーブル

Claims (6)

  1. 連結部を介して支えられた振動片を複数有した母基板から、前記振動片を切り出す振動片の製造方法において、
    前記母基板を支えるとともに前記振動片の大きさに合わせた開口が形成された搭載ベッドと、前記振動片の面積よりも小さな孔を複数有し、前記搭載ベッドに対して移動可能であり、且つ前記開口に対応した大きさの吸引ベッドとを有する吸引テーブルを準備する工程と、
    前記吸引テーブルに前記母基板を載置する工程と、
    前記吸引ベッドによる吸引を開始し、且つ押し出し手段により前記振動片を押し出して、前記母基板から前記振動片を切り取る工程とを有し、
    前記押し出し手段は、前記振動片を押し出すとともに前記振動片を吸引する前記吸引ベッドを移動させることを特徴とする振動片の製造方法。
  2. 前記押し出し手段は、前記母基板に対して垂直方向に移動するウエハリテーナーと前記母基板に対して垂直方向に移動するプッシュパッドとを含み、前記ウエハリテーナーは前記母基板を押さえ、前記プッシュパッドは前記振動片を押すことを特徴とする請求項1に記載の振動片の製造方法。
  3. 前記押し出し手段は、低音を発生させる振動板であり、前記振動板は前記母基板に対して垂直方向に低音を発生させて前記振動片を押すことを特徴とする請求項1に記載の振動片の製造方法。
  4. 前記母基板と前記吸引テーブルとの間に、前記振動片の面積よりも小さな孔を複数有する薄板を配置する工程
    を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の振動片の製造方法。
  5. 前記薄板は、前記振動片が挿入される凹み部を有することを特徴とする請求項4に記載の振動片の製造方法。
  6. 前記搭載ベッドは、前記連結部を支えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の振動片の製造方法。

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