JP2007267288A - 音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス - Google Patents

音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2007267288A
JP2007267288A JP2006092603A JP2006092603A JP2007267288A JP 2007267288 A JP2007267288 A JP 2007267288A JP 2006092603 A JP2006092603 A JP 2006092603A JP 2006092603 A JP2006092603 A JP 2006092603A JP 2007267288 A JP2007267288 A JP 2007267288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuning fork
vibration component
manufacturing
fork type
vibrating arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006092603A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kikuchi
賢一 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2006092603A priority Critical patent/JP2007267288A/ja
Publication of JP2007267288A publication Critical patent/JP2007267288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 また、角速度センサー用音叉を、精度良く且つ効率良く製造する製造方法を提供する。
【解決手段】 音叉型水晶振動子の製造方法は、基部(29)から突出し基部に近い第一箇所と遠い第二箇所とを有する少なくとも2つの振動腕(21D,21M)を含む音叉型水晶振動子(20)の製造方法である。音叉型水晶振動子の振動成分を検出する検出工程と、振動成分に基づいてレーザー光(LL)を照射して2つの振動腕の少なくとも一方の振動腕の第一箇所または第二箇所を除去する除去工程と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、圧電振動デバイスなどの製造工程における水晶振動子の製造方法に関し、特に音叉型水晶振動子の共振周波数の調整の際の製造方法に関する。
近年、各種通信機器の高周波数化、またはパーソナルコンピュータなどの電子機器の動作周波数の高周波数化にともなって、圧電振動デバイス、例えば、角速度センサー用音叉も高周波数化への対応が求められている。
このような角速度センサー用音叉を製造する際には、不要な振動成分をなくし、所定の周波数で振動するように、音叉の振動腕の質量バランスをとることが重要である。このため、音叉の振動腕の一部を切削したりまたは研磨したりして質量バランスをとっていた。しかし、この作業は、測定作業と切削作業とを交互に行わなければならず、大変面倒であった。そこで、特許文献1に開示されるように、角速度センサー用音叉を駆動し且つ測定しながら、レーザー光を角速度センサー用音叉に照射して、角速度センサー用音叉を切削することが提案された。
しかしながら、特許文献1は、電気的な信号に基づいて振動片の振動腕の角部を除去しているだけで、どこをどの程度削除するべきか開示されていない。また、角速度センサー用音叉そのものをX−Yステージに載置して振動腕の角部を除去している。このため、精度良く且つ効率良く角速度センサー用音叉を製造できなかった。
特開2004−93158号公報
本発明は上記事情に鑑みて考えられたもので、精度よく且つ効率よく角速度センサー用音叉をレーザー加工して製造する方法を提供することを目的としている。
第一の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、基部から突出し基部に近い第一箇所と遠い第二箇所とを有する少なくとも2つの振動腕を含む音叉型水晶振動子の製造方法である。そしてこの製造方法は、音叉型水晶振動子の振動成分を検出する検出工程と、振動成分に基づいて、レーザー光を照射して2つの振動腕の少なくとも一方の振動腕の第一箇所または第二箇所を除去する除去工程と、を有する。
この構成により、振動成分により基部に近い第一箇所の水晶を除去すべきか基部から遠い第二箇所の水晶を除去すべきかを決定し、振動腕の的確な箇所の水晶をレーザー光で除去することができる。このため、迅速且つ正確に質量バランスを整えることができる。
第二の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、振動成分が大きいときは第一箇所を除去し、振動成分が小さいときは第二箇所を除去する。
このため、振動成分が大きいときに基部に近い第一箇所の水晶を除去すると、少ない水晶の質量の除去でも、振動成分が大きく変化する。つまり、第一箇所の水晶を除去することで迅速に振動成分の調整が可能となる。一方、振動成分が小さいときに基部から遠い第二箇所の水晶を除去すると、多くの水晶の質量を除去しても、振動成分の変化が小さい。つまり、第二箇所の水晶を除去することで細かな振動成分の調整が可能となる。
第三の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、振動成分が大きいときは第一振動成分と第一振動成分より小さい第二振動成分とに分け、第一振動成分に基づいて第一箇所を除去するとともに、さらに第二振動成分に基づいて第二箇所を除去する。
このため、振動成分に基づいて、最初は第一箇所の水晶を除去することで迅速に振動成分の粗い調整を行い、粗い調整が終わったら細かな振動成分を調整するため第二箇所の水晶を除去することが可能となる。
第四の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、第一ないし第四の観点において、レーザー光を照射する時間を変更して、第一箇所を除去する量および第二箇所を除去する量を変更する。
このような製造方法により、第一箇所または第二箇所の水晶の除去を行う際に、レーザー光を照射する時間を変更して、振動成分の粗い調整の時間も振動成分の細かい調整も時間を調整して迅速且つ正確に調整することができる。
第五の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、基部から突出した第一振動腕と第二振動腕とを含む音叉型水晶振動子の製造方法である。そして、この製造方法は、音叉型水晶振動子の斜め振動成分の検出を行う検出工程と、斜め振動成分の大から小の大きさに直線比例して、基部の根元から先端の方向へレーザー光を照射する位置を変えて、第一振動腕と第二振動腕との少なくとも一方の振動腕の一部を除去する除去工程と、
を有する。
この構成により、斜め振動成分を検出したら、斜め振動成分に比例して最適な位置にレーザー光を照射することができる。このため、迅速且つ正確に質量バランスを整えることができる。
第六の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、第五の観点において、斜め振動成分がプラスの場合に第一振動腕の一部を除去し、斜め振動成分がマイナスの場合に第二振動腕の一部を除去する。
つまりこの構成により、斜め振動成分がプラスまたはマイナスであるかを判断し、第一振動腕または第二振動腕の水晶の一部を除去して質量バランスを整えることができる。
第七の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、レーザーは、フェムト秒レーザーである。
フェムト秒レーザーとは、パルス幅がフェムト秒のレーザーである。加工はでフェムト秒レーザーが水晶に吸収され、最後に熱過程によって加工が行われている。これにより正確で微細な加工が可能となる。
第八の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、音叉型水晶振動子を収納するパッケージに音叉型水晶振動子が固定された状態で振動検出を行う。
このため、音叉型水晶振動子それ自体が単体で調整されるのでなく、パッケージに音叉型水晶振動子が固定収納されて、音叉型水晶振動子が調整されている。そのため、封印されたパッケージとほぼ同じ状態で調整が完了することになり、精度良い水晶振動デバイスが製造できる。
第九の観点の音叉型水晶振動子の製造方法は、第九の観点パッケージを載置するステージに設けられた通電コードまたはパッケージの上方から接続されるプローブにより、音叉型水晶振動子に通電される。
このため、通電コードがステージに設けられていれば、音叉型水晶振動子を固定したパッケージをステージに設置するだけで通電できる。通電コードがステージに設けられていなくても、パッケージ上方からプローブを接続すれば通電可能となる。
第十の観点の水晶振動デバイスは、上述した第一ないし第九の観点で製造される。
この水晶振動デバイスは、正確な振動調整が行われているため、精度良いデバイスとして活用できる。
本発明に係る音叉型水晶振動子の製造方法は、精度良く且つ効率良く角速度センサー用音叉を製造できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
<圧電振動デバイスの構成>
図1A及び図1Bは、本発明のエッチング方法の実施形態としての製造方法を適用した圧電振動デバイス50の実施形態を示している。図1Aは圧電振動デバイス50の透視した概略平面図、図1Bは図1AのB−B線概略断面図である。図1において、圧電振動デバイス50は、音叉形状の音叉型振動子20を構成した例を示しており、圧電振動デバイス50は、パッケージ51内に音叉型振動子20を収容している。パッケージ51は、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質の混練物からなるセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層し、焼結して形成されている。
この実施形態では、パッケージ51は、図1Bに示すように、ベース基板51a、壁基板51bおよび床基板51cで構成されている。パッケージ51は、壁基板51bで覆うことで内部空間を形成し、この内部空間に音叉型振動子20を収容している。そして、音叉型振動子20を所定の高さで支えるように、床基板51cがベース基板51a上に配置されている。床基板51cには、例えば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成した電極部52が設けられている。
この電極部52は、ベース基板51a下に形成された実装端子55と接続されている。これにより、外部から印加される駆動電圧を、実装端子55を介して電極部52に伝え、最終的に音叉型振動子20に供給する。具体的には、図1Bに示すように、この実装端子55と電極部52は、パッケージ51外部をメタライズにより引き回したり、もしくは、ベース基板51aの焼成前にタングステンメタライズ等を利用して形成した導電スルーホール(不図示)で接続したりすることで形成できる。ここで、本実施形態では、箱状のパッケージ51を形成して、音叉型振動子20を収容するようにしているが、例えば、金属製の筒状のケース内に音叉型振動子20を収容し、音叉型振動子20と接続されたリードを外部に導出するプラグで気密に封止するようにしてもよい。
電極部52の上には、接着剤57が塗布されて、音叉型振動子20の基部29が接合されている。この接着剤57としては、接合力を発揮する接着剤成分としての合成樹脂剤に、所定の溶剤を含有させたものが使用できる。
壁基板51bの開放された上端には、蓋体59が封止材58で接合されることにより、封止されている。蓋体59は、好ましくは、酸化アルミニウム質の混練物からなるセラミックで形成されている。コバール等の金属材料で形成される場合には、蓋体59はシーム溶接等の手法により、壁基板51bに対して固定される。
音叉型振動子20は、例えば材料は水晶で形成されており、小型で必要な性能を得るために、図1Aまたは図2に示す形状になっている。すなわち、音叉型振動子20は、導電性接着剤57と接着する基部29と、この基部29を基端として、図1Aにおいて右方に向けて、二股に別れて平行に延びる一対の振動腕を備えている。つまり、音叉型振動子20は、全体が音叉のような形状とされた、いわゆる音叉型圧電振動片である。なお、本実施形態では一対の振動腕21を備えた音叉型振動子20で説明するが、3本または4本の振動腕21を備えた音叉型振動子20であってもよい。
図2Aは、音叉型振動子20の拡大斜視図である。図2Bは、図2AのB−B断面図である。音叉型振動子20は、基部29の表面には、金(Au)などからなる引出電極22が設けられ、ワイヤーボンディングなどにより外部の電線などと接続されている。基部29の裏面は接着剤57でパッケージ51の床基板51cに固定されている。また、音叉型振動子20は、第一水晶ウエハ10aと第二水晶ウエハ10bとからなり、水晶の電気軸27が互いにX軸方向に逆になるように結合されている。
基部29から延びた一対の振動腕21の表面には、引出電極22と電気的に接続される、金(Au)層などからなるドライブ電極23、モニター電極24およびセンス電極25が形成されている。図2Bにおいて、ドライブ電極23およびセンス電極25の後に”−”(マイナス)と示したものは負極を示し、ドライブ電極23およびセンス電極25の後に”+”(プラス)と示したものは正極を示している。音叉型振動子20は不図示のドライバ回路で駆動されて振動を開始するとともに、モニター電極24から振動の大きさに比例したモニター信号を発生し、それは不図示のモニター回路などを介してドライバ回路にフィードバックされる。このように音叉型振動子20は閉ループを構成する駆動手段によって安定に駆動される。
<レーザー加工装置の構成>
図3は、音叉型振動子20の振動腕21に形成されたドライブ電極23、モニター電極24およびセンス電極25に、不図示のオシロスコープを含む制御回路111が接続される。制御回路111には、レーザー駆動回路120およびXY駆動回路130が接続されている。この構成で、音叉型振動子20の振動成分を検出しながら、音叉型振動子20のレーザー加工を同時に行う。
図4は、本発明の音叉型振動子20の振動腕21の一部を、レーザー光LLを用いて除去(蒸散・昇華)する装置構成を示す概略図である。除去を加える音叉型振動子20は、接着剤57ですでにパッケージ51に固定されている。つまり、蓋体59が封止材58で封止される手前の状態である。音叉型振動子20を固定したパッケージ51はステージ122上に、真空吸着またはメカニカルクランプでしっかりと載置される。ステージ122には、通電コード125が設けられており、通電コード125は不図示の電源または制御回路111と接続されている。また、パッケージ51がステージ122に真空吸着されたとき、通電コード125は、パッケージ51のベース基板51a下に形成された実装端子55と接続するようになっている。通電コード125は制御回路111に信号をやり取りする。
なお、ステージ122に通電コード125が設けられていない場合には、点線で示されたプローブ126を用意し、プローブ126をパッケージ51の上方からパッケージ51内で固定された音叉型振動子20の電極部52に押し当てたり、音叉型振動子20の引出電極22に押し当てたりして通電する。
制御回路111から信号を受け取るレーザー駆動回路120は、チタンサファイアレーザーを使ったフェムト秒レーザー照射部122に接続されている。レーザー照射部122は、760nm波長のレーザー光LLを10KHzから40KHzのパルスで照射する。制御回路111から信号を受け取るXY駆動回路130は、レーザー光LLの光路に配置されるX光学ミラー131とY光学ミラー133とを駆動する。X光学ミラー131をX軸方向に移動させることにより、レーザー光LLが音叉型振動子20を照射するX軸方向の位置を変化する。Y光学ミラー133をY軸方向に移動させることにより、レーザー光LLが音叉型振動子20を照射するY軸方向の位置が変化する。このようにレーザー光LLの位置を変化させレーザー光を走査するように除去する部分をレーザートリミングすることが出来る。
フェムト秒レーザー照射部122を使用するため、音叉型振動子20の除去される微小な部分に熱を溜めることなく加工できるので、レーザー光LLにより音叉型振動子20に損傷を与えてその特性を変えてしまうことがない。
<レーザー除去する箇所と斜め不要信号(Q−)との関係>
図5は音叉型振動子20の振動腕21の一部を、レーザー光LLを用いて除去した結果を示したグラフである。グラフG41は、グラフG41の右側にあるドライブ電極23+が形成された振動腕21Dについての実験結果を示したものであり、グラフG45は、グラフG41の右側にあるモニター電極24が形成された振動腕21Mについての実験結果を示したものである。グラフG41およびグラフG45ともに、横軸を振動腕21の先端から基部29への距離とし、縦軸を斜め不要信号(Q−)の調整レートとしている。斜め不要信号(Q−)の調整レートとは、所定パルスで所定の強度のレーザー光LLを一秒間照射することによる斜め不要信号(Q−)の変化量を意味している。所定パルスで所定の強度のレーザー光LLを一秒間照射することは、水晶が一定量だけ質量が軽くなることを意味する。
なお、斜め不要信号(Q−)は、音叉の形状などの影響により音叉形状を水晶ウエハからウェットエッチングした後、はじめから有している斜め方向の振動を表す信号である。本来は、振動腕21はX軸方向の振動のみが好ましいが、斜め方向の振動が加わると振動腕21にY軸を中心とした回転方向の力がかかり、Z軸方向に振動腕21がゆがむ。このZ軸方向のゆがみをなくすと、斜め不要信号(Q−)が0となる。
グラフG41およびグラフG45の右側には、音叉型振動子20が描かれている。本実施形態では、音叉型振動子20の全体の長さが3ミリメートルで、基部の長さが1ミリメートルに振動腕21の長さが2ミリメートルの振動子を使用した。ドライブ電極23+が形成された振動腕21Dにおいて、振動腕21Dの先端(0マイクロメートル(μm))を基準に、500μmから750μmの範囲を区域P1、750μmから1000μmの範囲を区域P2、1000μmから1250μmの範囲を区域P3、1250μmから1500μmの範囲を区域P4および1500μmから1750μmの範囲を区域P5とした。モニター電極24が形成された振動腕21Mについても同様である。
区域P1から区域P5までの各区域において、2、3回、所定パルスで所定の強度のレーザー光LLを一秒間照射した。この結果をグラフG41にプロットしている。同様に、区域P1から区域P5までの各区域において、2、3回、所定パルスで所定の強度のレーザー光LLを一秒間照射した。この結果をグラフG45にプロットしている。ともに、傾向として、振動腕21の先端より振動腕21の根元の方が一定量だけ質量が軽くなると、斜め不要信号(Q−)が大きく変化する。そしてその傾向は、グラフG41中の直線PDおよびグラフG45中の直線PMで表すように比例関係になることがわかった。
このような実験結果に基づくデータまたはグラフは、制御回路111内の不図示のメモリーなどに記憶しておく。
<水晶のレーザー除去>
図6Aは音叉型振動子20の斜視図であり、図6Bは音叉型振動子20の振動腕21Dをレーザー加工した断面図の一例であり、図6Cは音叉型振動子20の振動腕21Dをレーザー加工した断面図の別例である。
図6Aに示すように、音叉型振動子20の振動腕21Dにレーザー光LLを照射すると、孔28が形成され、所定質量の水晶が除去(蒸散・昇華)される。先端から所定の距離の箇所に孔28を形成する際に、必要であれば振動腕21Dの幅内で複数の孔28を形成することもできる。図6Bでは、金層などからなるドライブ電極23とともに第一水晶ウエハ10aおよび第二水晶ウエハ10bを除去している。図6Cでは、第一水晶ウエハ10aおよび第二水晶ウエハ10bのみを除去している。水晶が一定量だけ質量が軽くなり、斜め不要信号(Q−)を0にすることが可能となる。なお、振動腕21Dのみを説明したが、振動腕21Mについても同様である。
<実施例1:周波数調整のフローチャート60>
次に、実施例1の音叉型振動子20の周波数調整について説明する。
図7は、斜め不要信号(Q−)を確認しながら、レーザー光LLによる水晶の除去箇所を特定しながら周波数調整を行うフローチャート60である。
ステップS51では、図4で説明したように、蓋体59が封止材58で封止される前の状態で、音叉型振動子20を固定したパッケージ51をステージ122上に固定する。このことにより、ドライブ電極23およびモニター電極24などとの通電が可能となり、駆動電圧の印加および検出信号の受信が可能となる。その他にレーザー照射部122などの準備も整えることができたら、パッケージ51に駆動電圧を印加し、音叉型振動子20を振動させる。
ステップS52では、モニター電極24などからの信号を受信し、制御部111内の同期検波回路などを介して斜め不要信号(Q−)を表す電圧出力を測定する。そして、斜め不要信号(Q−)がマイナス側にずれているかプラス側にずれているかを判断する。斜め不要信号(Q−)がマイナス側にずれているなら、モニター電極24が形成された振動腕21Mにレーザー光LLが照射されるように光学ミラー133(図4を参照)を移動させる。斜め不要信号(Q−)がプラス側にずれているなら、ドライブ電極23+が形成された振動腕21Dにレーザー光LLが照射されるように光学ミラー133(図4を参照)を移動させる。
ステップS53では、斜め不要信号(Q−)が所定値(0またはたとえば誤差範囲の50)以下であるか否かを判断し、所定値以下であればレーザー光LLの照射を終える。斜め不要信号(Q−)が所定値より大きければステップS54に進む。
ステップS54では、斜め不要信号(Q−)が100以下であるか否かを判断し、斜め不要信号(Q−)が100以下であればレーザー光LLの照射を振動腕21(21Dおよび21M)の区域P1または区域PM1(図5を参照)にレーザー光LLが照射されるように光学ミラー131(図4を参照)を移動させる。そして、レーザー光LLをたとえば0.5秒間、区域P1または区域PM1に照射する(ステップS61)。斜め不要信号(Q−)が100より大きければステップS55に進む。
ステップS55では、斜め不要信号(Q−)が200以下であるか否かを判断し、斜め不要信号(Q−)が200以下であればレーザー光LLの照射を振動腕21の区域P2または区域PM2にレーザー光LLが照射されるように光学ミラー131を移動させる。そして、レーザー光LLをたとえば0.5秒間、区域P2または区域PM2に照射する(ステップS63)。斜め不要信号(Q−)が200より大きければステップS56に進む。
ステップS56では、斜め不要信号(Q−)が300以下であるか否かを判断し、斜め不要信号(Q−)が300以下であればレーザー光LLの照射を振動腕21の区域P3または区域PM3にレーザー光LLが照射されるように光学ミラー131を移動させる。そして、レーザー光LLをたとえば0.5秒間、区域P3または区域PM3に照射する(ステップS65)。斜め不要信号(Q−)が300より大きければステップS57に進む。
ステップS57では、斜め不要信号(Q−)が400以下であるか否かを判断し、斜め不要信号(Q−)が400以下であればレーザー光LLの照射を振動腕21の区域P4または区域PM4にレーザー光LLが照射されるように光学ミラー131を移動させる。そして、レーザー光LLをたとえば0.5秒間、区域P4または区域PM4に照射する(ステップS67)。斜め不要信号(Q−)が400より大きければ、レーザー光LLの照射を振動腕21の区域P5または区域PM5にレーザー光LLが照射されるように光学ミラー131を移動させる。そして、レーザー光LLをたとえば0.5秒間、区域P5または区域PM5に照射する(ステップS69)。
ステップS61、S63、S65、S67およびS69で一定時間レーザー光LLを照射した後は、ステップS52に戻り、最終的にステップS53で所定値以下になるまで繰り返し行われる。
以上のように、フローチャート60の周波数調整では、音叉型振動子20の振動状態に基づいて、まず、振動腕21Dまたは振動腕21Mの少なくとも一方の振動腕の一部にレーザー光LLを照射するように判断する。そして、水晶を除去する効率的な区域を決定し、一定時間レーザー光LLを照射することで、周波数調整を行っている。
また、上記実施形態では、実施例1のフローチャート50では、基本的にレーザー光LLの照射時間を一定にして制御していたが、レーザー光LLを照射する区域を特定するとともに、照射時間も可変にして制御するようにしてもよい。たとえば、レーザー光LLを0.5秒間、区域P4に照射し、次に、レーザー光LLの照射を区域P1に0.2秒照射するように、照射時間を変えても良い。
<実施例2:周波数調整のフローチャート70>
次に、実施例2の音叉型振動子20の周波数調整について説明する。
図8は、斜め不要信号(Q−)を確認しながら、レーザー光LLによる水晶の除去箇所を特定し照射時間を変更しながら周波数調整を行うフローチャート70である。
ステップS71では、フローチャート60と同じように、蓋体59が封止材58で封止される前の状態で、音叉型振動子20を固定したパッケージ51をステージ122上に固定する。レーザー照射部122などの準備も整えることができたら、パッケージ51に駆動電圧を印加し、音叉型振動子20を振動させる。
ステップS72では、モニター電極24などからの信号を受信し、制御部111内の同期検波回路などを介して斜め不要信号(Q−)を表す電圧出力を測定する。そして、斜め不要信号(Q−)がマイナス側にずれているかプラス側にずれているかを判断する。斜め不要信号(Q−)がマイナス側にずれているなら、モニター電極24が形成された振動腕21Mにレーザー光LLが照射されるように光学ミラー133(図4を参照)を移動させる。斜め不要信号(Q−)がプラス側にずれているなら、ドライブ電極23+が形成された振動腕21Dにレーザー光LLが照射されるように光学ミラー133(図4を参照)を移動させる。
ステップS73では、照射箇所が特定されているかを判断する。別言すれば最初のレーザー照射をしているか既にレーザー照射をしているかを判断する。
ステップS74では、斜め不要信号(Q−)に直線比例してレーザー光LLの照射位置を特定する。図5で見たように、レーザー光LLを1秒間照射した結果と照射位置との関係が、グラフG41中の直線PDおよびグラフG45中の直線PMで表すように比例関係になることがわかっている。このため、どの位置をどれぐらいの時間レーザー光LLを照射すればよいかがわかる。たとえば、斜め不要信号(Q−)が+350であった場合には、グラフG41中から振動腕21Dの先端から約1400μmの位置に1秒間レーザー光LLを照射すればよいことがわかる。このため、レーザー光LLの照射を振動腕21Dの先端から約1400μmの位置にレーザー光LLが照射されるように光学ミラー131を移動させる。なお、レーザー光LLの照射時間を短縮し且つ高精度に除去をするため、1秒から2秒で斜め不要信号(Q−)が0になるような位置を、グラフG41またはグラフG45から決定する。
ステップS75では、特定した照射位置でレーザー光LLを照射する。そしてステップS72へ進み斜め不要信号(Q−)を確認しながらステップS73へ進み、ステップS73ですでに照射箇所が特定されているためステップS76に進む。
ステップS76では、斜め不要信号(Q−)が所定値(0またはたとえば誤差範囲の50)以下であるか否かを判断し、所定値以下であればレーザー光LLの照射を終える。斜め不要信号(Q−)が所定値より大きければステップS75に戻りレーザー光LLの照射を続ける。
以上のように、フローチャート70の周波数調整では、音叉型振動子20の振動状態に基づいて、まず、振動腕21Dまたは振動腕21Mの少なくとも一方の振動腕の一部にレーザー光LLを照射するように判断する。そして、水晶を除去する箇所を1箇所特定し、レーザー光LLの照射時間を変更することで、周波数調整を行っている。
<圧電振動デバイスの製造工程>
図9は、本実施形態に用いる水晶の圧電振動デバイスの製造工程のフローチャート100である。
<<圧電振動片の外形形成の工程>>
ステップS110では、第一水晶ウエハ10aおよび第二水晶ウエハ10bを貼り合わせて、接合水晶ウエハ10を用意する。
次に、ステップS112では、接合水晶ウエハ10の全面に、耐蝕膜をスパッタリングもしくは蒸着などの手法により形成する。すなわち、圧電材料としての接合水晶ウエハ10を使用する場合に、金(Au)や銀(Ag)等を直接成膜することは困難なため、下地としてクロム(Cr)やチタン(Ti)等を使用する。つまり、この実施形態では、耐蝕膜としてクロム層の上に金層を重ねた金属膜を使用する。たとえば、クロム層の厚みは500オングストローム、金層の厚みも500オングストローム程度とする。
ステップS114では、クロム層および金層が形成された接合水晶ウエハ10に、フォトレジストを全面にスピンコートなどの手法で均一に塗布する。フォトレジストとしては、たとえば、ノボラック樹脂によるネガフォトレジストを使用できる。
次に、ステップS116では、露光装置を用いて第1フォトマスクに描かれた音叉型振動子20のパターンをフォトレジストが塗布された接合水晶ウエハ10を露光する。ステップS116では、両面露光装置を使って365nmのi線の露光光を用いて両面を露光する。
ステップS118では、接合水晶ウエハ10のフォトレジストを現像して、感光したフォトレジストを除去する。さらに、フォトレジストから露出した金層をたとえば、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液を用いて、金層をエッチングする。次いで、金層が除去されて露出したクロム層を、たとえば硝酸第2セリウムアンモニウムと酢酸との水溶液でウェットエッチングする。水溶液の濃度、温度および水溶液に浸している時間を調整して余分な箇所が侵食されないようにする。これで耐蝕膜を除去することができる。次に、フッ酸溶液をエッチング液として、フォトレジストおよび耐蝕膜から露出した水晶材料を、音叉型振動子20の外形になるようにウェットエッチングを行う。このウェットエッチングは、フッ酸溶液の濃度や種類、温度等により時間が変化するが、約6時間ないし約15時間かかる。
ステップS120では、不要となったフォトレジストと耐蝕膜を除去することにより、図2の振動腕21および基部29を有する音叉型振動子20が形成される。
<<電極の形成の工程>>
ステップS122では、音叉型振動子20を純水で洗浄し、音叉型振動子20の全面に駆動電極としての電極パターン(ドライブ電極23、モニター電極24およびセンス電極25や引出電極22)を形成するための金属膜を蒸着またはスパッタリング等の手法により形成する。この金属膜は、下地となるクロム層と、金層とで構成する。なお、耐蝕膜と金属膜とは同じ材料であってもよいので、耐蝕膜を電極として使用する場合には、ステップS120で耐蝕膜を除去することなく、ステップS122で新たに金属膜を形成する必要がない。次いで、ステップS124では、全面にフォトレジストを塗布する。
ステップS126では、電極パターン(ドライブ電極23、モニター電極24およびセンス電極25や引出電極22)と対応した第2フォトマスクを用意して、電極パターンをフォトレジストが塗布された接合水晶ウエハ10を露光する。電極パターンは音叉型振動子20の両面に形成する必要があるため、ステップS126では、365nmのi線の露光光を用いて音叉型振動子20の両面を露光する。両面露光装置を使って音叉型振動子20の両面を一度に露光することもでき、また、片面露光装置を使って音叉型振動子20の片面を露光し、音叉型振動子20を裏返して他方の片面を露光することもできる。
ステップS128では、フォトレジストを現像後、感光したフォトレジストを除去する。残るフォトレジストは電極パターンと対応したフォトレジストになる。
次いで、ステップS128では、電極となる金属膜のエッチングを行う。すなわち、電極パターンと対応したフォトレジストから露出した金層をたとえば、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液でウェットエッチングし、次にクロム層をたとえば硝酸第2セリウムアンモニウムと酢酸との水溶液でウェットエッチングする。続いて、ステップS130で、フォトレジストを除去する。これらの工程を経て、音叉型振動子20にドライブ電極23、モニター電極24およびセンス電極25が正確な位置および電極幅で形成される。
<<周波数調整およびパッケージングの工程>>
これまでの工程により、電極が形成された音叉型振動子20が得られたため、ステップS132では、たとえばセラミック製のパッケージ51に音叉型振動子20を接着剤57で接着する。具体的には、図1で説明したように、音叉型振動子20の基部29を、接着剤57の上に載置して、着剤57を硬化させることにより音叉型振動子20をパッケージ51の床基板51cに対して接合する
ステップS134では、図3ないし図7で詳しく説明してきたように、音叉型振動子20の振動腕21にレーザー光LLを照射して、振動腕21の接合水晶ウエハ10の一部を除去(蒸散・昇華)させ、質量削減方式による周波数調整を行う。そもそもステップS116およびステップS118などで形成される音叉型振動子20は、振動腕21が大きめに形成されるようにフォトマスクのパターンが形成されていたり、ウェットエッチングで接合水晶ウエハ10が余分にエッチングされないようにしたりして、質量が大きめに形成されている。
次に、ステップS136で、真空チャンバー内などに音叉型振動子20を収容したパッケージ51を移し、蓋体59を封止材58により接合する。続いてステップS138で、最後に圧電振動デバイス50の駆動特性などの検査を行い、水晶の圧電振動デバイス50を完成させる。
上記実施形態では、光学ミラー131または光学ミラー133を使って、レーザー光LLをXY軸方向に移動させた。光学ミラーの代わりにミラーなどの光学部材を使用してもよい。また、レーザー光LLをXY軸方向に移動させる代わりに、ステージ122をXY軸方向に移動するXYステージにしてもよい。
Aは圧電振動デバイス50の透視した概略平面図、BはAのB−B線概略断面図である。 Aは音叉型振動子20の拡大斜視図であり、BはAのB−B断面図である。 ドライブ電極23、モニター電極24およびセンス電極25と制御回路111との接続関係を示した図である。 本発明の音叉型振動子20の振動腕21の一部を、レーザー光LLを用いて除去(蒸散・昇華)する装置構成を示す概略図である。 音叉型振動子20の振動腕21の一部を、レーザー光LLを用いて除去した結果を示したグラフである。 レーザー光LLによる水晶除去(蒸散・昇華)の位置を示した図である。 斜め不要信号(Q−)を確認しながら、レーザー光LLによる水晶の除去箇所を複数特定し所定時間照射ながら周波数調整を行うフローチャート60である。 斜め不要信号(Q−)を確認しながら、レーザー光LLによる水晶の除去箇所を一つ特定し照射時間を可変しながら周波数調整を行うフローチャート70である。 本実施形態に用いる水晶の圧電振動デバイスの製造工程のフローチャート100である。
符号の説明
20 …… 音叉型振動子
21 …… 振動腕
23 …… ドライブ電極
24 …… モニター電極
25 …… センス電極
29 …… 基部
50 …… 圧電振動デバイス
51 …… パッケージ
52 …… 電極部
55 …… 実装端子
57 …… 接着剤
58 …… 封止材
59 …… 蓋体
111 …… 制御回路
120 …… レーザー駆動回路
122 …… フェムト秒レーザー照射部
130 …… XY駆動回路
131 …… X光学ミラー
133 …… Y光学ミラー

Claims (10)

  1. 基部から突出し、該基部に近い第一箇所と遠い第二箇所とを有する少なくとも2つの振動腕を含む音叉型水晶振動子の製造方法において、
    前記音叉型水晶振動子の振動成分を検出する検出工程と、
    前記振動成分に基づいて、レーザー光を照射して前記2つの振動腕の少なくとも一方の振動腕の前記第一箇所または前記第二箇所を除去する除去工程と、
    を有することを特徴とする音叉型水晶振動子の製造方法。
  2. 前記振動成分が大きいときは前記第一箇所を除去し、前記振動成分が小さいときは前記第二箇所を除去することを特徴とする請求項1に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  3. 前記振動成分が大きいときは第一振動成分と前記第一振動成分より小さい第二振動成分とに分け、前記第一振動成分に基づいて前記第一箇所を除去するとともに、さらに前記第二振動成分に基づいて前記第二箇所を除去することを特徴とする請求項1に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  4. 前記レーザー光を照射する時間を変更して、前記第一箇所を除去する量および前記第二箇所を除去する量を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  5. 基部から突出した第一振動腕と第二振動腕とを含む音叉型水晶振動子の製造方法において、
    前記音叉型水晶振動子の斜め振動成分の検出を行う検出工程と、
    前記斜め振動成分の大から小の大きさに直線比例して、前記基部の根元から先端の方向へレーザー光を照射する位置を変えて、前記第一振動腕と第二振動腕との少なくとも一方の振動腕の一部を除去する除去工程と、
    を有することを特徴とする音叉型水晶振動子の製造方法。
  6. 前記除去工程は、前記斜め振動成分がプラスの場合に前記第一振動腕の一部を除去し、前記斜め振動成分がマイナスの場合に前記第二振動腕の一部を除去することを特徴とする請求項5に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  7. 前記レーザーは、フェムト秒レーザーであることを特徴とする請求項1ないし請求項6に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  8. 前記検出工程は、前記音叉型水晶振動子を収納するパッケージに前記音叉型水晶振動子が固定された状態で振動検出を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  9. 前記検出工程は、前記パッケージを載置するステージに設けられた通電コードまたは前記パッケージの上方から接続されるプローブにより、前記音叉型水晶振動子に通電されることを特徴とする請求項9に記載の音叉型水晶振動子の製造方法。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の製造方法により製造された水晶振動子を備える水晶振動デバイス。
JP2006092603A 2006-03-30 2006-03-30 音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス Pending JP2007267288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006092603A JP2007267288A (ja) 2006-03-30 2006-03-30 音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006092603A JP2007267288A (ja) 2006-03-30 2006-03-30 音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007267288A true JP2007267288A (ja) 2007-10-11

Family

ID=38639791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006092603A Pending JP2007267288A (ja) 2006-03-30 2006-03-30 音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007267288A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029715A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Seiko Instruments Inc 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計並びに圧電振動片の製造方法
CN103128451A (zh) * 2013-02-28 2013-06-05 莆田学院 一种利用超快激光进行石英晶体调频的方法及其设备
JP2013113776A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Tdk Corp 角速度センサ
CN112607703A (zh) * 2020-12-10 2021-04-06 北京自动化控制设备研究所 用于提升驱动增益的石英音叉敏感结构的制备方法
CN116398581A (zh) * 2023-03-29 2023-07-07 中国科学院国家空间科学中心 一种用于探空火箭数传发射机的晶振减振装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029715A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Seiko Instruments Inc 圧電振動片、圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計並びに圧電振動片の製造方法
JP2013113776A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Tdk Corp 角速度センサ
CN103128451A (zh) * 2013-02-28 2013-06-05 莆田学院 一种利用超快激光进行石英晶体调频的方法及其设备
CN112607703A (zh) * 2020-12-10 2021-04-06 北京自动化控制设备研究所 用于提升驱动增益的石英音叉敏感结构的制备方法
CN112607703B (zh) * 2020-12-10 2023-10-13 北京自动化控制设备研究所 用于提升驱动增益的石英音叉敏感结构的制备方法
CN116398581A (zh) * 2023-03-29 2023-07-07 中国科学院国家空间科学中心 一种用于探空火箭数传发射机的晶振减振装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5059399B2 (ja) 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電デバイス
US7368861B2 (en) Piezoelectric resonator element and piezoelectric device
JP4885206B2 (ja) 音叉型圧電振動片および圧電デバイス
JP4415389B2 (ja) 圧電デバイス
US7982374B2 (en) Piezoelectric vibrating piece with extended supporting arms
JP4714770B2 (ja) 音叉型圧電振動片及び音叉型圧電振動片の製造方法
US8365371B2 (en) Methods for manufacturing piezoelectric vibrating devices
JP2009239860A (ja) 圧電振動片及びその製造方法
JP2006311090A (ja) 圧電振動片および圧電デバイス
JP2009060478A (ja) 圧電振動片の製造方法及び音叉型圧電振動片
JP2010147667A (ja) 圧電フレーム、圧電デバイス及び圧電フレームの製造方法
JP2007267288A (ja) 音叉型水晶振動子の製造方法、および水晶振動デバイス
JP5059387B2 (ja) 音叉型圧電振動片、圧電デバイスおよび音叉型圧電振動片の製造方法
JP4102839B2 (ja) 音叉型水晶振動片の製造方法および水晶振動デバイスの製造方法、並びに音叉型水晶振動片および水晶振動デバイス
JP2008131486A (ja) 音叉型水晶振動片の製造方法および水晶振動デバイスの製造方法、並びに音叉型水晶振動片および水晶振動デバイス
JP2009100073A (ja) 圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方法
JP2010283805A (ja) 音叉型圧電振動片を製造する製造方法。音叉型圧電振動片及び圧電振動デバイス
JP2008113380A (ja) 水晶振動子の製造方法、水晶振動子及び電子部品
JP5042597B2 (ja) 圧電振動片の製造方法、圧電振動片および圧電デバイス
JP2009152988A (ja) 圧電振動片、圧電デバイス及びそれらの製造方法
JP5154977B2 (ja) 圧電振動片、圧電デバイス及び音叉型圧電振動子の周波数調整方法
JP5584728B2 (ja) 音叉型圧電振動片および振動デバイス
JP2007258910A (ja) 水晶振動子の製造方法および水晶振動デバイス
JP2007267289A (ja) 圧電デバイスの製造方法および圧電デバイス
JP5031526B2 (ja) 圧電振動子及びその製造方法