JP4890951B2 - 防爆型ガス検知器 - Google Patents

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Description

本発明は防爆型ガス検知器に関する。
可燃性のガスや蒸気を含む爆発性雰囲気の存在により、引火、爆発が発生し得る環境で使用されるガス検知器においては、高い防爆性を有するものとして構成されていることが要求され、このような防爆型ガス検知器としては、これまでに種々の構成のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような防爆型ガス検知器のある種のものは、例えば防爆性容器に対してガスセンサーが一体的に固定されると共にガスセンサーからの信号用ピンまたは導電用ピンを受容するピン孔が形成された回路基板が防爆性容器に適宜の支持部材を介して保持固定された構成とされている。
而して、このような構成の防爆型ガス検知器においては、ガスセンサーと当該ガスセンサーを支持する回路基板との一体性が低く、しかも、ガスセンサーは防爆性容器とほぼ一体化されているため、例えば防爆性容器に振動が加えられた場合には、回路基板がガスセンサーに対して相対的に移動(変位)することがあり、その結果、ガスセンサーと基板との接続部分に負担がかかり、導通不良を起こすおそれがある。
特許第3333905号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、高い耐振性を有し、ガスセンサーの接続部分において導通不良等の不具合が生ずることを確実に防止することができる防爆型ガス検知器を提供することを目的とする。
本発明の防爆型ガス検知器は、防爆性容器内に、ガスセンサー装着用のコネクター部材が支持された基板が配設され、ガスセンサーが当該コネクター部材に対して着脱自在に装着されてなる防爆型ガス検知器であって、
前記基板は、本体部分と、この本体部分と分離された、前記コネクター部材を支持するコネクター用基板部分とを有し、当該コネクター用基板部分は、フレキシブルケーブルによって、本体部分に対してギャップが形成された状態で保持されていると共に電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の防爆型ガス検知器においては、コネクター部材は、基板の本体部分に遊嵌状態で保持された構成とされていることが好ましい。
具体的には、コネクター部材が円柱状部分を有し、当該円柱状部分が、基板の本体部分に形成された、前記コネクター部材の円柱状部分の外径より大きい径を有するコネクター部材装着用孔内に挿通され、基板の本体部分の裏面側から固定用ネジによって、当該固定用ネジの頭部と基板の本体部分との間に空隙が形成される状態で固定された構成とすることができる。
本発明の防爆型ガス検知器によれば、コネクター部材を支持するコネクター用基板部分が本体部分から分離されて基板本体に対してギャップをもった状態で保持された構成とされていることにより、ガスセンサーとコネクター用基板部分との間に一体性が得られ、しかも、防爆性容器に適宜の支持部材によって一体に固定される本体部分とは分離されていることから、コネクター用基板が防爆性容器に対していわばフリーな状態とされているので、高い耐振性を有するものとして構成することができる結果、ガスセンサーの接続部分がガス検知器全体に加えられる振動等によって損傷することを防止することができる。
コネクター部材が基板の本体部分に遊嵌状態で保持されていることにより、コネクター部材を支持するコネクター用基板部分がフレキシブルケーブルによって保持されていることから、コネクター部材を基板の厚み方向および面方向のいずれの方向にも微少変位可能な状態とすることができるので、高い耐振性を確実に得ることができる。
図1は、本発明の防爆型ガス検知器の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。
この防爆型ガス検知器(以下、単に「ガス検知器」という。)10は、上端部にガスセンサー配置用空間を形成する筒状のガスセンサー装着部12および光通信用開口部13が互いに上方に開口するよう並んで形成された、全体が略円筒型の防爆性容器11を備えてなり、この防爆性容器11内に、複数枚例えばガス検知および外部機器との通信を行うために必要とされる各種の機能素子が設けられた本体基板20、ガス濃度検知の制御、光通信の制御、温度補償等の制御を行うための中継基板40および外部からの電源入力信号の入出力を行うための端子台基板41の3枚の回路構成基板が外方側から順に互いに離間して積重された状態で配設されている。
本体基板20の一面上におけるガスセンサー装着部12に対向する位置には、コネクター部材30が支持されており、このコネクター部材30に対してガスセンサー14が着脱自在に装着され、さらに、ガード部材11Aがガスセンサー装着部12に螺合により装着されてガス検知部15が構成されている。ここに、ガスセンサー14は、例えばコネクターピン14Aによってコネクター部材30に電気的に接続されている。
また、本体基板20の一面上における光通信用開口部13に対向する位置には、例えば赤外線を媒体信号とした光通信用の発光素子16および受光素子17が支持されており、防爆性容器11における光通信用開口部13を塞ぐよう窓部材18が設けられて光通信部19が構成されている。
本体基板20、中継基板40および端子台基板41は、その端部領域が共通の支持部材45によって支持された状態で、各々防爆性容器11の底壁部から上方(垂直方向)に伸びるよう設けられた2つの支柱部材46に対して、防爆性容器11の底壁部に沿って互いに平行に伸びる姿勢で固定されており、本体基板20、中継基板40および端子台基板41は、それぞれ、フレキシブルケーブル47,48によって電気的に接続されている。
本体基板20は、図2乃至図5に示すように、略円板状の本体部分21と、この本体部分21から分離された、ピン孔が形成された略平板状のコネクター用基板部分22とにより構成されており、コネクター用基板部分22は、フレキシブルケーブル23によって、本体部分21に対してギャップGをもった状態で保持されていると共に電気的に接続されている。
具体的には、本体部分21に形成された、径方向内方側に延びる略方形状の空間部を形成する切り欠き部内に、コネクター用基板部分22が位置されてコネクター用基板部分22の周縁と本体部分21の切り欠き部の外縁との間にギャップGが形成されると共に本体部分21を内包する円領域Cより突出しない状態とされている。ここに、ギャップGの大きさは、特に制限されるものではないが、例えば1〜1.5mm程度である。また、図2および図3において、24は支柱部材挿入用孔である。
コネクター部材30は、一面にガスセンサー装着用コネクター部31を有すると共に他面に信号用ピン(図示せず)または導電用ピン(図示せず)を有し、信号用ピンまたは導電用ピンがコネクター用基板部分22のピン孔に挿入され、コネクター用基板部分22の他面において例えば半田付けされてコネクター用基板部分22に実装された状態で、コネクター部材30の他面側に形成された円柱状部分(ボス)32が本体部分21のコネクター部材装着用孔25に挿通され、固定用ネジ26によって、本体部分21に対して遊嵌状態で保持されている。
コネクター部材30の円柱状部分32の外径は、本体部分21のコネクター部材装着用孔25の径よりも小さく、例えば直径で0.4mm程度の隙間S1が形成されている。
また、本体部分21の他面と固定用ネジ26の頭部の底面との間には、例えば0.1〜0.2mmの隙間S2が形成されており、従って、コネクター用基板部分22が本体部分21に対して可撓性を有するフレキシブルケーブル23によって保持されていることから、コネクター部材30は基板本体20における本体部分21の厚み方向および面方向のいずれの方向にも微少変位可能とされている。
そして、例えばガスセンサー14の交換時においては、ガスセンサー14がコネクター部材30に装着されることにより、コネクター用基板部分22の本体部分21に対する位置決め、並びに、コネクター部材30の、本体部分21に対する隙間S1,S2の大きさの範囲内での位置決めが自動的に行われることとなる。
上記構成の防爆型ガス検知器10は、例えば環境雰囲気の状態の監視が必要とされる監視対象空間における壁面や天井などに設置されて使用されるが、防爆型ガス検知器10それ自体に振動等が加えられる場合も少なくない。
然るに、コネクター部材30を支持するコネクター用基板部分22が本体部分21から分離されて本体部分21に対してギャップGをもった状態で保持された構成とされていることにより、上記防爆型ガス検知器10によれば、ガスセンサー14とコネクター用基板部分22との間に一体性が得られ、しかも、防爆性容器11に支柱部材46および支持部材45によって一体に固定される本体部分21とは分離されていることから、コネクター用基板部分22が防爆性容器11に対していわばフリーな状態とされているので、高い耐振性を有するものとして構成することができる結果、ガスセンサー14の接続部分がガス検知器10全体に加えられる振動等によって損傷することを防止することができ、従って、ガスセンサー14とコネクター部材30乃至本体基板20との電気的接続状態を高い信頼性を有するものとして構成することができる。
また、コネクター部材30が本体基板20の本体部分21に遊嵌状態で保持されていることにより、コネクター部材30を支持するコネクター用基板部分22がフレキシブルケーブル23によって保持されていることから、コネクター部材30を本体基板20の厚み方向および面方向のいずれの方向にも微少変位可能な状態とすることができ、高い耐振性を確実に得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、本体基板は、コネクター部材を支持するコネクター用基板部分が本体部分と分離された状態であれば、コネクター用基板部分の形状、大きさ、本体部分との間に形成されるギャップの大きさ等の具体的な構成は特に制限されるものではない。
また、本体基板の本体部分とコネクター部材との固定部分において形成されるべき空隙の大きさは、コネクター部材の可動範囲が過大になることに伴ってガタツクことがない範囲内において、適宜に設定変更することができる。
本発明の防爆型ガス検知器の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。 図1に示す防爆型ガス検知器における本体基板の構成を示す正面図である。 図2に示す本体基板の背面図である。 図2におけるA−A線断面を示す本体基板の断面図である。 コネクター部材と本体基板との固定部分を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 防爆型ガス検知器
11 防爆性容器
11A ガード部材
12 ガスセンサー装着部
13 光通信用開口部
14 ガスセンサー
14A コネクターピン
15 ガス検知部
16 発光素子
17 受光素子
18 窓部材
19 光通信部
20 本体基板
21 本体部分
22 コネクター用基板部分
23 フレキシブルケーブル
24 支柱部材挿入用孔
25 コネクター部材装着用孔
26 固定用ネジ
30 コネクター部材
31 ガスセンサー装着用コネクター部
32 円柱状部分(ボス)
G ギャップ
S1,S2 隙間
40 中継基板
41 端子台基板
45 支持部材
46 支柱部材
47,48 フレキシブルケーブル

Claims (3)

  1. 防爆性容器内に、ガスセンサー装着用のコネクター部材が支持された基板が配設され、ガスセンサーが当該コネクター部材に対して着脱自在に装着されてなる防爆型ガス検知器であって、
    前記基板は、本体部分と、この本体部分と分離された、前記コネクター部材を支持するコネクター用基板部分とを有し、当該コネクター用基板部分は、フレキシブルケーブルによって、本体部分に対してギャップが形成された状態で保持されていると共に電気的に接続されていることを特徴とする防爆型ガス検知器。
  2. コネクター部材は、基板の本体部分に遊嵌状態で保持されていることを特徴とする請求項1に記載の防爆型ガス検知器。
  3. コネクター部材は円柱状部分を有し、当該円柱状部分が、基板の本体部分に形成された、前記コネクター部材の円柱状部分の外径より大きい径を有するコネクター部材装着用孔内に挿通され、基板の本体部分の裏面側から固定用ネジによって、当該固定用ネジの頭部と基板の本体部分との間に空隙が形成される状態で固定されていることを特徴とする請求項2に記載の防爆型ガス検知器。
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