JP4890751B2 - 研磨布 - Google Patents

研磨布 Download PDF

Info

Publication number
JP4890751B2
JP4890751B2 JP2004227737A JP2004227737A JP4890751B2 JP 4890751 B2 JP4890751 B2 JP 4890751B2 JP 2004227737 A JP2004227737 A JP 2004227737A JP 2004227737 A JP2004227737 A JP 2004227737A JP 4890751 B2 JP4890751 B2 JP 4890751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
polishing cloth
polishing
resin
primer treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004227737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006043811A (ja
Inventor
健一 安在
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta DuPont Inc
Original Assignee
Nitta Haas Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Haas Inc filed Critical Nitta Haas Inc
Priority to JP2004227737A priority Critical patent/JP4890751B2/ja
Publication of JP2006043811A publication Critical patent/JP2006043811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4890751B2 publication Critical patent/JP4890751B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、半導体ウェハなどの被研磨物の平坦化処理などに好適な研磨布に関する。
一般的な半導体ウェハの製造工程においては、単結晶インゴットをワイヤソーなどでスライスして薄円板状のウェハを得、得られたウェハの割れ、欠けを防止するためにその外周部を面取りし、ラッピングを行ってウェハの表面を平面化する。その後、面取り及びラッピングされたウェハに残留する加工歪みを除去するためにエッチングを行い、さらに、ウェハ表面を鏡面化する鏡面研磨を行った後に、ウェハに付着した研磨剤や異物を除去するために洗浄を行っている。
通常、ウェハの鏡面研磨は、一次研磨、二次研磨、仕上げ研磨の3段階で行われており、かかる研磨は、研磨布とウェハとの間に、スラリー(研磨液)を供給しながら加圧した状態で、相対的に摺動させて化学的作用と機械的研磨の複合作用によってウェハ表面を平坦化する、いわゆるCMP技術によって行われている。
上記二次研磨に用いられる研磨布として、ウレタン樹脂を不織布に含浸させたいわゆる、ポリウレタン含浸不織布がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−108465号公報
かかる研磨布による研磨では、研磨布の硬度が高くないと、研磨布に対するウェハの沈み込み量が多くなり、ウェハの周縁部での研磨量が多くなる、いわゆる、周縁だれ(ロールオフ)が生じることになり、このため、周縁だれを低減するには、より硬度が高い研磨布が望まれる。
しかしながら、従来の研磨布では、ポリエステル繊維の不織布を、ウレタン樹脂に含浸しているが、ポエステル繊維とウレタン樹脂との密着性が十分でなく、得られる研磨布は、高圧縮率で低硬度である。
したがって、本発明が解決すべき課題は、半導体ウェハなどの被研磨物の周縁だれを低減できる研磨布を提供することである。
本発明は、不織布にウレタン樹脂を含浸させてなる研磨布において、前記不織布は、プライマー処理が施されており、前記プライマー処理が、 スチレンブタジエンゴム、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂の少なくともいずれかを含有するプライマー処理剤に、前記不織布を含浸することによって行われるものである。
ここで、プライマー処理とは、接着性を改善するために、不織布の表面をプライマー処理剤で処理することをいう。
不織布は、ポリエステル繊維であるのが好ましいが、ナイロン繊維などの他の繊維であってもよい。
また、プライマー処理剤は、スチレンブタジエンゴム、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂の少なくともいずれかを含有するものであるのが、好ましく、その含有量が、1重量%以上10重量%以下であるのが好ましい。
かかる構成によると、研磨布は、プライマー処理が施された不織布に樹脂を含浸させてなるものであるので、不織布と樹脂との密着性が向上し、プライマー処理が施されていない不織布を用いる従来例に比べて、低圧縮率で高硬度の研磨布となり、これによって、半導体ウェハなどの被研磨物の周縁だれを低減することができる。
また、本発明の研磨布では、前記不織布が、ポリエステル繊維に熱融着糸を混綿したものであるのが好ましく、この熱融着糸は、芯部の表面が該芯部よりも低融点の鞘部で覆われた芯鞘構造を有するものであるのが好ましく、ポリエステル系の熱融着糸であるのが好ましい。
また、本発明の研磨布は、プライマー処理が施された不織布を、ウレタン樹脂溶液に一次含浸して湿式凝固し、得られた基材を、樹脂溶液に二次含浸して加熱硬化させてなるものであるのが好ましい。
かかる構成によると、不織布は、熱融着糸を混綿したものであるので、不織布の製造工程において、熱ロールなどによる加熱によって熱融着糸が溶融し、ポリエステル繊維などと交絡点を形成するので、低圧縮率で高モジュラスとなり、かかる不織布をプライマー処理して、樹脂を含浸してなる研磨布は、低圧縮率で高硬度となる。これによって、かかる研磨布で研磨される半導体ウェハなどの被研磨物の周縁だれを一層低減することが可能となる。
本発明の研磨布は、プライマー処理が施された不織布に樹脂を含浸させてなるものであるので、不織布と樹脂との密着性が向上し、プライマー処理が施されていない研磨布を用いる従来例に比べて、低圧縮率で高硬度の研磨布となって、半導体ウェハなどの被研磨物の周縁だれを低減することができる。
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1および図2は、本発明に係る研磨布の製造方法の各工程を示す図であり、図1は、不織布から中間製品である複合基材を製造するまでの工程を示し、図2は、この複合基材から最終製品である研磨布を製造するまでの各工程をそれぞれ示している。
図1に示すように、先ず、フェルト等の不織布3に対して、後述のようにしてプライマー処理を施す(S0)。また、湿式のウレタン樹脂1を、ジメチルホルムアミド(DMF)2などの溶媒に混合溶解させて一次含浸溶液としてのウレタン樹脂溶液を作製し(S1)、プライマー処理した不織布3を、このウレタン樹脂溶液に一次含浸する(S2)。
ウレタン樹脂としては、ポリエステル系あるいはポリエーテル系、ポリカーボネート系などの従来と同様のウレタン樹脂を用いることができ、異なる種類のウレタン樹脂をブレンドしてもよい。
ウレタン樹脂を溶解させる溶媒としては、上述のジメチルホルムアミドの他、例えば、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジメチルアセトアミド等の従来と同様の溶媒を用いることができる。
この実施の形態では、半導体ウェハなどの被研磨物の周縁だれを低減できる低圧縮率で高硬度の研磨布を得られるようにするために、ポリエステル繊維の不織布3に対して、上述のようにプライマー処理を施すものである。
ここで、ポリエステル繊維としては、従来と同様に、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンフタレートが挙げられ、さらに、イソフタル酸、スルホイソフタル酸、アジピン酸等の2塩基酸と、トリメチレングリコール、ポリエチレングリコール等のジオール類少量とを共重合したものが挙げられる。
プライマー処理剤としては、スチレンブタジエンゴム(SBR)、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などを、ジメチルホルムアミドなどの有機溶剤に溶解させたものであるが好ましく
、スチレンブタジエンゴム、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの少なくともいずれかの含有量(濃度)が、1重量%以上10重量%以下であるのが好ましい。
スチレンブタジエンゴム(SBR)、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂およびエポキシ樹脂は、下記の表1に示すように、不織布の材質であるポリエチレンテレフタレート(PET)および不織布が含浸される熱可塑性の樹脂材料であるウレタン樹脂との接着性が高いものである。なお、表1では、ポリエチレンテレフタレート(PET)のシートおよびウレタン樹脂のシートとの接着力を示している。
Figure 0004890751
この表1に示すように、従来品に相当するポリエチレンテレフタレート(PET)とウレタン樹脂との接着力に比べて、スチレンブタジエンゴム(SBR)、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂およびエポキシ樹脂は、ポリエチレンテレフタレート(PET)との接着力およびウレタン樹脂との接着力のいずれも2倍以上の接着力となっている。
プライマー処理は、プライマー処理剤に、不織布3を含浸させて乾燥することにより行うのが好ましい。
また、不織布3の目付は、200g/cm以上450g/cm以下であるのが好ましい。
このようにプライマー処理を施した不織布3を、ウレタン樹脂溶液に一次含浸した後、図1に示すように、凝固液中でウレタン樹脂を湿式凝固させ(S3)、洗浄して溶媒を除去した後(S4)、熱風で乾燥し(S5)、その後、表裏面をバフして(S6)中間製品である複合基材4を得る。
次に、図2に示すように、乾式のウレタン樹脂5をメチルエチルケトン(MEK)6などの溶媒に混合溶解させて硬化剤7を添加した二次含浸溶液としてのウレタン樹脂溶液を作製し(S7)、このウレタン樹脂溶液に、上述のようにして得られた中間製品である複合基材4を二次含浸し(S8)、加熱してウレタン樹脂を硬化させ(S9)、乾燥させた後(S10)、表裏面をバフして(S11)最終製品である研磨布8を得るものである。
二次含浸溶液としてのウレタン樹脂溶液としては、例えば、ポリエステルあるいはポリエーテル系のMDI(メチレンジイソシアネート)あるいはTDI(トリレンジイソシアネート)末端を持つウレタンプレポリマー単体に、3,3’ジクロロ−4,4’ジアミノフェニルメタン等の有機アミン硬化剤を加えて、メチルエチルケトン等の溶剤に混合溶解させたものが挙げられる。
以下、本発明を、実施例に基づいて、更に詳細に説明する。
先ず、従来の不織布と、各種のプライマー処理剤でプライマー処理した不織布との物性を測定した。
すなわち、目付が320g/cm、厚みが2.0mmのポリエステル繊維の従来の不織布と、従来の不織布を、スチレンブタジエンゴム(SBR)、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂およびエポキシ樹脂の各濃度が2重量%および5重量%の各プライマー処理剤にそれぞれ含浸して乾燥した各不織布とについて、圧縮率、回復率および変形量等をそれぞれデジタルリニアゲージ等を使用して測定した。その結果を、表2に示す。なお、プライマー処理剤の溶剤としては、ジメチルホルムアミド(DMF)を用いた。
ここで、不織布に対して、面圧300/cmの荷重を加え、1分後の不織布の厚さをT1とし、同時に荷重を増やして面圧を1800/cmにし、1分後の不織布の厚さをT2とし、同時に荷重をゼロにして1分放置し、再び、面圧300/cmの荷重を加え、1分後の不織布の厚さをT3とすると、圧縮率および回復率は、次式でそれぞれ算出される。
圧縮率(%)={(T1−T2)/T1}×100
回復率(%)={(T3−T2)/(T1−T2)}×100
また、変形量=T1−T2である。
Figure 0004890751
この表2に示すように、プライマー処理した不織布は、プライマー処理していない従来の不織布に比べて、面圧300/cmの荷重を加えた1分後の厚さT1が、大きくなっており、変位が少なく高硬度になっていることが分かる。
また、プライマー処理した不織布は、プライマー処理していない従来の不織布に比べて、いずれも低圧縮率で低回復率となっていることが分かる。
次に、これら不織布の内、プライマー処理していない従来例の不織布と、5重量%のスチレンブタジエンゴム(SBR)、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂およびエポキシ樹脂をそれぞれ含有するプライマー処理剤でそれぞれプライマー処理した実施例の不織布とを用いて、上述の図1および図2に示される工程に従って、従来例の研磨布および実施例の研磨布をそれぞれ製造した。これら研磨布の圧縮率(JIS L1096に準拠)、硬度(JIS K7312に準拠Asker−C法)および回復率を測定した。その結果を、表3に示す。
Figure 0004890751
この表3に示すように、従来例の研磨布の圧縮率に比べて、プライマー処理した不織布を用いた実施例の研磨布では、低圧縮率となっている。また、従来例の研磨布の硬度に比べて、プライマー処理した不織布を用いた実施例の研磨布では、高硬度となっている。更に、従来例の研磨布の回復率に比べて、プライマー処理した不織布を用いた実施例の研磨布では、低回復率となっている。
このように本発明に従う研磨布は、従来例の研磨布に比べて、低圧縮率で高硬度となっており、したがって、半導体ウェハを研磨する際に、研磨布に対する半導体ウェハの沈み込み量を抑制することができ、周縁だれ(ロールオフ)を低減することができる。
次に、これらの研磨布を用いて研磨試験を行った。研磨条件は、次の通りである。
(研磨条件)
・研磨機:ストラボー(Strasbaugh)株式会社製の型式6CA(1プラテン−20''、1キャリアヘッド−8'')
・研磨布:上述の従来例および実施例
・スラリー:Nalco2350(Nalco社製)(20倍希釈)
・キャリアヘッド:230mm(枚葉式)
・圧力:300g/cm
・テーブルスピード:キャリアヘッド 100rpm プラテン 115rpm
・スラリー流量:300ml/min
・ウェハ:6’’
・ブレークイン:30min × 2run(研磨回数)
・研磨時間:20min
・コンデイショニング:1min ナイロンブラシ
また、ウエハの研磨レートを重量法によって測定し、平坦度の評価項目であるTTV(Total Thickness Variation)、STIR(Sight Total Indicator Reading )を平坦度測定装置(ADE9500)によって測定した。その結果を、表4に示す。
Figure 0004890751
この表4に示すように、従来例の研磨布による研磨レートに比べて、プライマー処理した不織布を用いた実施例の研磨布では、研磨レートが向上している。また、従来例の研磨布によるTTV(ウェハ裏面を基準面として厚み方向に測定した高さのウェハ全面における最大値と最小値の差 )およびSTIR(ウェハ裏面を平面に矯正した状態にて各サイト表面高さの最大値と最小値の高さの差)に比べて、プライマー処理した不織布を用いた実施例の研磨布では、TTVおよびSTIRのいずれも値が小さくなって高平坦度となっている。
以上のように本発明に従う研磨布は、従来例の研磨布に比べて、研磨レートおよび平坦度を向上させることができるとともに、上述のように周縁だれ(ロールオフ)を低減することができる。
(実施の形態2)
本発明の他の実施の形態として、プライマー処理を施す不織布3として、ポリエステル繊維に熱融着糸を混綿したものを用いてもよい。
熱融着糸は、芯部の表面が該芯部よりも低融点の鞘部で覆われた二層構造の芯鞘構造であるのが好ましく、芯部が、ポリエステルで構成され、その表面を覆う鞘部が、芯部よりも融点が低いポリエステルからなるのが好ましい。この鞘部の融点は、不織布を製造する場合の加熱、例えば、カレンダー工程における熱ロールによる加熱によって溶融する温度であるのが好ましい。
かかる熱融着糸としては、例えば、鞘部の融点が160℃の耐アルカリ性の結晶性共重合ポリエステルであるキャスベン(CASVEN)<7080>(ユニチカ株式会社製)などが挙げられる。
ポリエステル繊維に混綿される熱融着糸は、ポリエステル繊維に対して、混綿比率で、5%以上50%以下であるのが好ましい。5%未満では、十分に低圧縮率で高硬度の研磨布を得ることが困難であり、50%を超えると、不織布をロール状にして扱うことが困難となる。
また、不織布3の目付は、200g/cm以上450g/cm以下であるのが好ましく、モジュラスは、20kg/5cm以上であるのが好ましい。
このように、不織布は、ポリエステル繊維に、芯鞘構造の熱融着糸を混綿しているので、不織布の製造工程における熱ロールなどによる加熱の際に、熱融着糸の鞘部が溶融し、ポリエステル繊維と熱融着糸とが交絡し、これによって、従来例の不織布に比べて、低圧縮率で高モジュラスとなる。
下記の表5に、ポリエステル繊維のみからなる従来例の不織布と、ポリエステル繊維に対して、熱融着糸を、混綿比で10%、30%、50%それぞれ混綿した不織布(実施例1〜3)とについて、圧縮率(JIS L1096に準拠)、10%の縦モジュラスおよび横のモジュラスを測定した結果を示す。なお、不織布の目付は、250g/cmであり、熱融着糸としては、上述のキャスベン(CASVEN)<7080>(ユニチカ株式会社製)を使用した。
Figure 0004890751
このように低圧縮率で高モジュラスの不織布に対して、上述の実施の形態と同様のプライマー処理を施すことによって、一層低圧縮率の不織布が得られることになる。
その他の構成は、上述の実施の形態と同様である。
本発明は、半導体ウェハや光学部品レンズなどの研磨に有用である。
本発明の一つの実施の形態に係る研磨布の製造方法の前半の工程を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る研磨布の製造方法の後半の工程を示す図である。
符号の説明
1 ウレタン樹脂 2 DMF 3 不織布
4 複合基材 5 ウレタン樹脂
6 MEK 7 硬化剤
8 研磨布

Claims (5)

  1. 不織布にウレタン樹脂を含浸させてなる研磨布において、
    前記不織布は、プライマー処理が施されており、前記プライマー処理が、 スチレンブタジエンゴム、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂の少なくともいずれかを含有するプライマー処理剤に、前記不織布を含浸することによって行われることを特徴とする研磨布。
  2. 前記不織布が、ポリエステル繊維であることを特徴とする請求項1に記載の研磨布。
  3. 前記プライマー処理剤は、前記スチレンブタジエンゴム、塩化ビニリデン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂の少なくともいずれかの含有量が、1重量%以上10重量%以下であることを特徴とする請求項2に記載の研磨布。
  4. 前記不織布が、前記ポリエステル繊維に熱融着糸を混綿したものであることを特徴とする請求項2または3に記載の研磨布。
  5. 前記プライマー処理が施された不織布を、ウレタン樹脂溶液に一次含浸して湿式凝固し、得られた基材を、樹脂溶液に二次含浸して加熱硬化させてなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の研磨布。
JP2004227737A 2004-08-04 2004-08-04 研磨布 Active JP4890751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004227737A JP4890751B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 研磨布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004227737A JP4890751B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 研磨布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006043811A JP2006043811A (ja) 2006-02-16
JP4890751B2 true JP4890751B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=36022954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004227737A Active JP4890751B2 (ja) 2004-08-04 2004-08-04 研磨布

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4890751B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102615588B (zh) * 2006-09-19 2014-12-17 Hoya株式会社 磁盘用玻璃基板的制造方法及磁盘的制造方法
JP2008126363A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Nippon Polyurethane Ind Co Ltd ポリウレタン研磨パッドの製造方法
JP6951895B2 (ja) 2017-07-25 2021-10-20 ニッタ・デュポン株式会社 研磨布
JP7057215B2 (ja) * 2018-05-18 2022-04-19 帝人フロンティア株式会社 研磨パッドおよびその製造方法
KR20210084240A (ko) 2019-12-27 2021-07-07 니타 듀폰 가부시키가이샤 연마포
JP2022100894A (ja) 2020-12-24 2022-07-06 ニッタ・デュポン株式会社 研磨布

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55112775A (en) * 1979-02-13 1980-08-30 Kanai Hiroyuki Method for manufacturing non-woven abrasive fabric
JPS5639871A (en) * 1979-09-08 1981-04-15 Kanai Hiroyuki Sheet-shaped polishing material
JPH0659722B2 (ja) * 1987-02-26 1994-08-10 三油興業株式会社 銅張積層板の製造方法
JPH07216112A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Hitachi Chem Co Ltd アラミド繊維基材積層板の製造方法
JPH08144174A (ja) * 1994-11-22 1996-06-04 Heisei Polymer Co Ltd ウレタン樹脂加工布の製法
JPH1190836A (ja) * 1997-09-16 1999-04-06 Kanebo Ltd 研磨布
JPH1199479A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Teijin Ltd 研磨パッド
JP2001140169A (ja) * 1999-11-10 2001-05-22 Toray Ind Inc 繊維構造物
JP3523828B2 (ja) * 2000-05-22 2004-04-26 伊勢織物株式会社 管路内面ライニングチューブ基材および管路内面ライニングチューブ
JP2002283221A (ja) * 2001-03-21 2002-10-03 Rodel Nitta Co 研磨布
JP2003124163A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Hitachi Chem Co Ltd 研磨用パッド及び被研磨物の製造法
JP3816817B2 (ja) * 2002-03-14 2006-08-30 株式会社クラレ 研磨用シート
JP2004098266A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Polymatech Co Ltd 研磨砥石及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006043811A (ja) 2006-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9707663B2 (en) Polishing pad
JP5222069B2 (ja) 研磨布
JP4890751B2 (ja) 研磨布
TW201439398A (zh) 片狀物及該片狀物之製造方法
JP2007092252A (ja) 研磨布
KR20150058268A (ko) 시트상물의 제조 방법 및 이 제조 방법으로부터 얻어지는 시트상물
CN109195745B (zh) 研磨垫及其制造方法、以及研磨物的制造方法
JP4040293B2 (ja) シリコンウエハー研磨用シート
JP5894006B2 (ja) 研磨パッド用極細繊維及び研磨パッドの製造方法
US20110177305A1 (en) Polishing pad and method for making the same
JP5018094B2 (ja) 研磨布
JP2006035322A (ja) 研磨布
US20070155268A1 (en) Polishing pad and method for manufacturing the polishing pad
JP3149340B2 (ja) 研磨用パッド
JP4482389B2 (ja) 研磨布
JP3816817B2 (ja) 研磨用シート
JPH1190836A (ja) 研磨布
JP2003025215A (ja) 研磨用不織布並びに研磨シート
JP2020157432A (ja) 研磨パッド、研磨パッドの製造方法、光学材料又は半導体材料の表面を研磨する方法、及び研磨パッドの評価方法
JP6364919B2 (ja) シート状物およびその製造方法
CN219359123U (zh) 研磨垫
JP6959858B2 (ja) 研磨パッド
JP7481143B2 (ja) 研磨パッド、その製造方法、及び研磨加工物の製造方法
TWI807050B (zh) 片狀物之製造方法
CN115233466A (zh) 光学玻璃抛光用复层磨皮及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110601

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110609

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4890751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350