JP4889560B2 - 刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機 - Google Patents

刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP4889560B2
JP4889560B2 JP2007122604A JP2007122604A JP4889560B2 JP 4889560 B2 JP4889560 B2 JP 4889560B2 JP 2007122604 A JP2007122604 A JP 2007122604A JP 2007122604 A JP2007122604 A JP 2007122604A JP 4889560 B2 JP4889560 B2 JP 4889560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
commutator
elastic member
pressing force
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007122604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008278722A (ja
Inventor
芳雄 滝田
勇人 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007122604A priority Critical patent/JP4889560B2/ja
Publication of JP2008278722A publication Critical patent/JP2008278722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4889560B2 publication Critical patent/JP4889560B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

この発明は、刷子ホルダによって保持さればねによって付勢されて整流子へ圧接される回転電機用の刷子に関するものである。
従来の整流子モータ等の刷子は、刷子をばねなどの弾性体により整流子に圧接する構成にしている。
実開平5−29267号公報
従来の整流子モータ等の刷子構造では、刷子の磨耗によって刷子の長さが変化することにより、刷子を整流子に押付ける力が変化してしまうという課題があった。
この発明は、上記のよう課題を解決するためになされたもので、刷子の磨耗によって刷子の長さが変化しても、整流子への刷子の押付力が小さくならないようにすることができる刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機を提供することを目的とする。
この発明に係る刷子は、回転電機に用いられ、ばねと共に刷子ホルダによって保持され、ばねによって付勢されて整流子に圧接される刷子において、刷子の回転電機の軸方向の厚さ又は整流子の周方向の幅の少なくともいずれかを、整流子側からその反対側に向かって小さくし、ばねの付勢する方向と直交する方向に、刷子を刷子ホルダに押付ける弾性部材を備えたことを特徴とする。
この発明に係る刷子は、刷子が摩耗して長さが変わっても、刷子に作用する整流子への押付力を一定に保つようにすることができる。また、最大押付力を小さくできるという効果がある。また、刷子の摩擦力を小さくできるので摩擦による損失低減ができると共に刷子寿命を延ばすことができる。
実施の形態1.
図1乃至図3は比較のために示す従来の整流子モータを示す図で、図1は出力軸側から見た部分正面図、図2は部分平面図、図3は刷子1の整流子3への押付力の説明図である。
図1、図2に示すように、刷子1は、刷子ホルダ2に摺動可能に保持され、整流子3との摺接面1aとは反対側の端面1bにばね4などの弾性部材で付勢され、整流子3に圧接されている。
図3(a)に示すように、刷子1は、弾性部材であるばね4によって、整流子3へ押付力F1で圧接されている。刷子1が整流子3との摩擦により磨耗し短くなると、図3(b)に示すように、弾性部材であるばね4が伸びるため、押付力F2が小さくなる(F1>F2)。
回転電機の特性を確保するためには、刷子1の整流子3への所定の押付力が必要である。刷子1の磨耗によって刷子1が短くなると、ばね4が伸びて刷子1の整流子3への押付力が低下する。その押付力が、図3(b)のF2に低下しても、所定の押付力を確保するために、弾性部材であるばね4の長さやばね定数などにより、押付力F1を予め大きく設定している。初期の押付力F1を大きく設定する必要があるため、摩擦が大きくなり、回転電機の特性劣化や刷子1の寿命が短くなるという課題があった。
図4乃至図7は実施の形態1を示す図で、図4は刷子構造を示す図((a)は刷子1が摩耗していない状態、(b)は刷子1が摩耗している状態)、図5、図6は刷子1の斜視図、図7は刷子1の移動距離と刷子押付力との関係を示す図((a)は従来の刷子構造、(b)は本実施の形態1)である。
図4に示すように、刷子1は金属製の刷子ホルダ2内に摺動可能に保持され、整流子3との摺接面1aとは反対側の端面1bがばね4などの弾性部材で付勢されて整流子3に圧接されている。刷子ホルダ2の一部を切り欠き、内側に折り曲げるなどにより板ばね状にする。この板ばね状の弾性部材5により、刷子1を刷子ホルダ2の弾性部材5の反対側の側面2aに押付ける構造にしている。
刷子1に流れる電流は、整流子3との摺接面1aを通り、整流子3に接続されているロータ(図示せず)の巻線に流れる。さらに、電流は、反対側の整流子3から刷子1と電気的に反対側の刷子1(図示せず)へと流れる構造になっている。
図5に示す例では、刷子1の厚さ(回転電機の軸方向)は、整流子3との摺接面1a側から反対側の端面1cに向かい徐々に薄くなっている。ここで、αは端面1cにおける刷子1の厚さの変化量である。
図6に示す例では、刷子1の幅(整流子3の周方向)は、整流子3との摺接面1a側から反対側の端面1dに向かい徐々に狭くしている。ここで、αは端面1dにおける刷子1の幅の変化量である。
次に動作について説明する。
このように構成された回転電機用の刷子1においては、図4(a)に示すように、ばね4などの弾性部材により、刷子1を整流子3に押付力F6で押付けようとする。一方、刷子1が弾性部材5により刷子ホルダ2の側面2aに押し付けられることにより、刷子1と刷子ホルダ2の間に摩擦力F3が働く。摩擦力F3の方向は、押付力F6の方向と逆方向となるので、刷子1に作用する整流子3への押付力F5は、
F5=F6−F3 (1)
となる。
刷子1が整流子3との摩擦により摺接面1aが摩耗して刷子1の長さが短くなると、弾性部材であるばね4が伸びる。そのため、刷子1を押付けようとする力F7は、図4(a)のF6よりも小さくなる。即ち、
F7<F6 (2)
また、刷子1が短くなるにつれて刷子1の厚さ(回転電機の軸方向)が薄くなるので、板ばねなどの弾性部材5による刷子1を刷子ホルダの側面2aに押付ける力が小さくなるため摩擦力F4も、図4(a)のF3よりも小さくなる。即ち、
F4<F3 (3)
その結果、
F7−F4≒F6−F3(=F5) (4)
となり、刷子1の整流子3への押付力は、刷子1が短くなる前とほぼ同等の押付力F5を確保することができる。
以上のように、刷子1の厚さ(回転電機の軸方向)又は刷子1の幅(整流子3の周方向)を整流子3と反対側の端面1c又は端面1dに向かって徐々に小さくし、板ばねのような弾性部材5により従来のばね4の動作と反対の動作を行なうようにしている。そのため、刷子1が摩耗して長さが変わっても、刷子1に作用する整流子3への押付力を一定に保つようにすることができる。
刷子1の厚さや幅の変化量αは、刷子1の大きさや長さ、ばね4の特性に合わせ刷子1への押付力が一定になるような構成にする。
このような構成にすることにより、従来のように刷子寿命末期における刷子押付力を所定の値に保つために、刷子初期状態での刷子1の押付力を大きくする必要がない。そのため、刷子1の摺動による損失を低く抑えることができ、回転電機の特性を向上することができる。
また、刷子1の初期状態から刷子寿命末期までの刷子押付力を低く抑えることができるため、刷子磨耗が少なくなり、刷子寿命を延ばすことができる。
また、従来は刷子1と整流子3との摺接により刷子1を加振するため、刷子1と刷子ホルダ2との隙間で振動し、騒音を発生していた。本実施の形態では、弾性部材5により刷子1を刷子ホルダ2に押付けるため、整流子3との摺接による加振力での振動を抑えることができる。
また、弾性部材5を板ばねのような構成で説明したが、ばね4のようなスプリングのような構成でも同様の効果を奏する。
また、刷子1や弾性部材5は、従来の刷子構成とほぼ同じ構成でできるため刷子構成以外の回転電機部分を変えることなく実施することができる。
実施の形態2.
図8、図9は実施の形態2を示す図で、刷子1の斜視図である。
実施の形態1では、刷子1の厚さや幅を徐々に変化させることにより、弾性部材5による押付力を徐々に小さくし、整流子3への押付力を一定に保つように構成した。それに対し、本実施の形態では、図8、図9に示すように、刷子1の側面の一部の厚さや幅を徐々に変化させる構成にする。
図8に示す例では、刷子1の厚さ(回転電機の軸方向)が整流子3の周方向に部分的に、整流子3との摺接面1a側から反対側の端面に向かい徐々に薄くなる溝1eを設ける。ここで、αは摺接面1a側の反対側の端面における刷子1の厚さの変化量(溝1eの深さ)である。
図9に示す例では、刷子1の幅(整流子3の周方向)を回転電機の軸方向に部分的に、整流子3との摺接面1a側から反対側の端面に向かい徐々に薄くなる溝1fを設ける。ここで、αは摺接面1a側の反対側の端面における刷子1の幅の変化量(溝1fの深さ)である。
刷子1の厚さや幅が徐々に変化させる部分である溝1e又は溝1fに、弾性部材5を押付けるような構成とすれば、整流子との摩擦による摩耗により刷子1が短くなっても、刷子1と整流子3との接触面積は実施の形態1に比べて大きくなる。接触面積が小さくなりすぎると刷子1の電流密度が増加して、刷子1の摩耗が早くなる傾向があるが、接触面積が大きくなるため、影響度が小さい。
実施の形態3.
図10乃至図12は実施の形態3を示す図で、図10は刷子1の斜視図、図11は刷子1の移動距離と刷子押付力との関係を示す図、図12は変形例の刷子1の斜視図である。
実施の形態1、2では、刷子1の厚さや幅を徐々に変化させることにより弾性部材5による押付力を徐々に小さくし、整流子3への押付力を一定に保つような構成した。それに対し、本実施の形態では、図10、図12に示すように、任意の位置で段差を設け、刷子1の厚さや幅をβ分変化させるような構成とする。
図10に示す例では、刷子1の整流子3軸方向の一つの面の反整流子3側に、段差部1gを形成する。段差部1gの段差は、βである。
図12に示す例では、刷子1の整流子3周方向の一つの面の反整流子3側に、段差部1hを形成する。段差部1hの段差は、βである。
図11に示すように、刷子1と整流子3との摩擦による摩耗により、刷子1の長さが徐々に短くなることにより、刷子1に作用する整流子3への押付力は小さくなる(F6からF7へ変化する)。段差部1g又は段差部1hにおいて、刷子1に作用する弾性部材5による刷子ホルダ2への押付力が小さくなる(F3からF4へ変化する)。そのため、刷子1に作用する整流子3への押付力F5は、段差部1g又は段差部1hが存在しない場合に比べ大きくなる(図11の破線が、段差部1g又は段差部1hが存在しない場合の刷子1に作用する整流子3への押付力F5である)。これにより、従来の刷子1に比べて、刷子1の長さの変化に対する刷子1に作用する整流子3への押付力の変化を小さくすることができる。
また、段差の数を増すことにより、刷子1の長さが変化するときの整流子3への押付力の変化幅を小さくすることができる。
また、段差部1g又は段差部1hへの移行部を実施の形態2のように徐々に変化させても同様の効果を奏する。
実施の形態4.
図13、図14は実施の形態4を示す図で、刷子1の斜視図である。
実施の形態3では、刷子1の側面に段差部1g又は段差部1hを設け、弾性部材5による押付力を変化させて、刷子1に作用する整流子3への押付力の変化量を小さくするように構成した。本実施の形態では、図13、図14に示すように刷子1の側面の一部に溝を設ける構成にする。
図13に示す例では、刷子1の回転電機の軸方向の一つの面の反整流子3側で、整流子3周方向の一部に溝1iを形成する。溝1iの深さ(回転電機の軸方向)は、βである。
図14に示す例では、刷子1の整流子3周方向の一つの面の反整流子3側で、整流子3軸方向の一部に溝1jを形成する。溝1jの深さ(整流子3周方向)は、βである。
溝1i又は溝1jの部分に、刷子1を弾性部材5で押付けるような構成とすれば、刷子1と整流子3との摩擦による摩耗により刷子1が短くなっても、刷子1と整流子3との接触面積は実施の形態3に比べて大きくなるため、刷子1と整流子3との接触面積低減による影響が小さくなる。
実施の形態5.
図15、図16は実施の形態5を示す図で、刷子構造を示す図である。
実施の形態1乃至4では、刷子1の形状を変化させ、弾性部材5により刷子1を刷子ホルダ2に押付けることによる摩擦力を利用するように構成した。本実施の形態では、図15、16に示すように、刷子1の整流子3との摺接面1aとは反対の端面1bに、板ばねのような弾性部材7を別部品として設ける。弾性部材7で刷子ホルダ2を押付けるような構成にする。
図15に示す例では、刷子ホルダ2の整流子3の周方向の一つの面と弾性部材7とが当接する。
図16に示す例では、刷子ホルダ2の回転電機の軸方向の一つの面と弾性部材7とが当接する。
また、刷子ホルダ2は、弾性部材7と接する方向の長さ(図15では整流子3の周方向、図16では回転電機の軸方向)を、整流子3方向に向かって徐々に大きくする。
弾性部材7と刷子ホルダ2との接触による摩擦力を利用するため、刷子1と刷子ホルダ2の摩擦により刷子1が削られる。従って、刷子1の大きさが変わることはない。
また、刷子ホルダ2の弾性部材7と接する方向の長さ(図15では整流子3の周方向、図16では回転電機の軸方向)を、整流子3方向に向かって徐々に大きくしている。そのため、実施の形態1乃至4と同様、刷子1の長さが短くなるにつれて、弾性部材7の刷子ホルダ2への押付力が小さくなる。従って、刷子1を整流子3に押付ける力を一定に保つことができる。
また、回転電機の特性に影響を及ぼす刷子1と独立して、弾性部材7の材料を自由に選定することができるため、安定した弾性部材7と刷子ホルダ2との摩擦力を得ることができる。
実施の形態6.
図17は実施の形態6を示す図で、刷子1の斜視図である。
実施の形態5では、刷子ホルダ2の内側の高さや幅を整流子3方向に向かって徐々に変化させることにより、弾性部材7による摩擦力を徐々に小さくするように構成した。本実施の形態では、図17に示すように、刷子ホルダ2の回転電機の軸方向の一つの面の一部を整流子3方向に向かって徐々に変化させる構成にする。
図17に示すように、刷子ホルダ2の回転電機の軸方向の一つの面の一部が整流子3方向に向かって徐々に深くなる(回転電機の軸方向に)溝2cを設ける。この溝2cに、弾性部材7で押付けるような構成とする。
このような構成にすれば、実施の形態1乃至5と同様、刷子1の長さが短くなるにつれて、弾性部材5又は弾性部材7の刷子ホルダ2への押付力が小さくなる。従って、刷子1を整流子3に押付ける力を一定に保つことができる。
また、刷子1と整流子3との摺接による加振力で刷子1が振動しても、刷子1と刷子ホルダ2の内側の間隔(溝2c以外の部分の)は、従来の回転電機と同じとなるため、刷子1の振動に関しては、従来と同等となる。
実施の形態7.
図18、図19は実施の形態7を示す図で、刷子構造を示す図である。
実施の形態5、6では、刷子ホルダ2の内側の高さや幅やその一部を徐々に変化させることにより、弾性部材7による摩擦力を徐々に小さくするように構成した。本実施の形態では、図18に示すように、刷子ホルダ2の整流子3側で、整流子3の周方向の一つの面に段差部2bを設ける。
整流子3との摩擦により刷子1の長さが徐々に短くなることにより整流子3への押付力が小さくなるが、段差部2bで弾性部材7による刷子ホルダ2への押付力が小さくなるため整流子3への押付力を大きくなる。これにより従来の刷子構造に比べて、刷子1の長さの変化に対する整流子3への押付力の変化を小さくすることができる。
尚、図示はしないが、刷子ホルダ2の回転電機の軸方向の一つの面に、段差部2bを設けてもよい。
また、段差部2bの数を増すことにより、刷子1の長さが変化するときの整流子3への押付力の変化幅を小さくすることができる。
また、実施の形態5、6にように徐々に変化するような構成にしなくても良く、段差部2bの管理だけを行なえばよいため製造しやすくなる。
また、図19のように段差部2bを急激に変化させないようにすることにより、段差部2bでの押付力の変化が急激に起こらなくなるため特性が安定すると共に金型も作りやすくなる。
実施の形態8.
図20乃至図22は実施の形態8を示す図で、刷子構造を示す図((a)は断面図、(b)は平面図)である。
実施の形態1乃至4では、刷子1の厚さや幅を変化させることにより弾性部材5による押付力を徐々に(又は段階的に)小さくし、整流子3への押付力を一定に保つように構成した。本実施の形態では、図20のように刷子1の一面に、整流子3側から反整流子3側へ延びる凸状の突起8を設け、弾性部材9により突起8を挟み込むような構成とする。突起8の幅(整流子3の周方向)は、整流子3側から反整流子3側に向かって徐々に小さくなる形状とする。
このように構成すれば、刷子1が摩耗して短くなるにつれ、刷子1の突起8の幅が小さくなる(図21参照)。このため、刷子1が摩耗して短くなるにつれ、弾性部材9の挟み込む力が小さくなるため刷子1の突起8と弾性部材9との摩擦力が小さくなる。従って、ばね4による押付力と弾性部材9による摩擦力の差は、刷子1の初期状態と摩耗後とで変化が少ない。
また、これにより刷子1の初期の押付力を低く抑えることができ、刷子1の摺動損を低く抑えることができる。
また、刷子1の圧力を低く抑えることができるため、刷子1の磨耗が少なくなり、刷子1の寿命を延ばすことができる。
また、刷子1の長さが変化しても整流子3との接触する面積は変化しないため、刷子1部分の電気特性を安定させることができる。
また、刷子1の突起8は回転電機の出力側(図示はしないが、電機子の反対側)に設けるような図になっているが、刷子1のどの側面を利用しても同様の効果を奏す。
また、図22に示すように、刷子1の突起8の幅を、段階的に反整流子側に小さくしてもよい。
また、図21、図22のように刷子1の寿命と判断される長さまで設けるような構成にすることで、刷子1の材料を削減することができる。
実施の形態1乃至8のいずれかの刷子1を回転電機に用いることにより、寿命が長く、特性が安定した回転電機を得ることができる。回転電機は、例えば、整流子モータである。
上記回転電機を、送風機に用いることにより、寿命が長く、特性が安定した送風機を得ることができる。
上記回転電機を、電気掃除機に用いることにより、寿命が長く、特性が安定した電気掃除機を得ることができる。
比較のために示す従来の整流子モータを示す図で、出力軸側から見た部分正面図。 比較のために示す従来の整流子モータを示す図で、部分平面図。 比較のために示す従来の整流子モータを示す図で、刷子1の整流子3への押付力の説明図。 実施の形態1を示す図で、刷子構造を示す図((a)は刷子1が摩耗していない状態、(b)は刷子1が摩耗している状態)。 実施の形態1を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態1を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態1を示す図で、刷子1の移動距離と刷子押付力との関係を示す図((a)は従来の刷子構造、(b)は本実施の形態1)。 実施の形態2を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態2を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態3を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態3を示す図で、刷子1の移動距離と刷子押付力との関係を示す図。 実施の形態3を示す図で、変形例の刷子1の斜視図。 実施の形態4を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態4を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態5を示す図で、刷子構造を示す図。 実施の形態5を示す図で、刷子構造を示す図。 実施の形態6を示す図で、刷子1の斜視図。 実施の形態7を示す図で、刷子構造を示す図。 実施の形態7を示す図で、刷子構造を示す図。 実施の形態8を示す図で、刷子構造を示す図((a)は断面図、(b)は平面図)。 実施の形態8を示す図で、刷子構造を示す図((a)は断面図、(b)は平面図)。 実施の形態8を示す図で、刷子構造を示す図((a)は断面図、(b)は平面図)。
符号の説明
1 刷子、1a 摺接面、1b 端面、1c 端面、1d 端面、1e 溝、1f 溝、1g 段差部、1h 段差部、1i 溝、1j 溝、2 刷子ホルダ、2a 側面、2b 段差部、2c 溝、3 整流子、4 ばね、5 弾性部材、7 弾性部材、8 突起、9 弾性部材。

Claims (7)

  1. 整流子を有する回転電機に用いられ、ばねと共に刷子ホルダによって保持され、前記ばねによって付勢されて前記整流子に圧接される刷子において、
    記整流子に圧接される端面からその反対側の端面に向かって深さが深くなる溝が一側面に設けられ
    前記溝を押圧する弾性部材により、前記ばねの付勢する方向と直交する方向に、前記刷子ホルダに押付けられることを特徴とする刷子。
  2. 前記溝は、前記整流子に圧接される端面からその反対側の端面に向かって深さが徐々に深くなるように設けられたことを特徴する請求項1記載の刷子。
  3. 前記溝は、前記整流子に圧接される端面からその反対側の端面に向かって深さが段階的に深くなるように設けられたことを特徴する請求項1記載の刷子。
  4. 前記弾性部材、前記刷子ホルダの一部を切り欠き、内側に折り曲げて板ばね状にすることにより構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の刷子。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の刷子と、前記刷子ホルダと備えたことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項5に記載の回転電機を搭載したことを特徴とする送風機。
  7. 請求項5に記載の回転電機を搭載したことを特徴とする電気掃除機。
JP2007122604A 2007-05-07 2007-05-07 刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機 Expired - Fee Related JP4889560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122604A JP4889560B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122604A JP4889560B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008278722A JP2008278722A (ja) 2008-11-13
JP4889560B2 true JP4889560B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=40056027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007122604A Expired - Fee Related JP4889560B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4889560B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012050278A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Panasonic Corp 整流子電動機
JP6127262B2 (ja) * 2012-07-24 2017-05-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 整流子電動機
CN109217577B (zh) * 2017-07-07 2020-09-04 广东美的生活电器制造有限公司 永磁直流电机及食物处理机
CN109217576B (zh) * 2017-07-07 2020-09-04 广东美的生活电器制造有限公司 永磁直流电机及食物处理机

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120766U (ja) * 1988-02-08 1989-08-16

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008278722A (ja) 2008-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4889560B2 (ja) 刷子及び回転電機及び送風機及び電気掃除機
JP4952786B2 (ja) 界磁子
JP2015154665A (ja) ロータ及びロータの製造方法
JP5627208B2 (ja) 電気モータのためのブラシアッセンブリ
JP6002050B2 (ja) ブラシホルダ装置及び回転電機
JP2008245403A (ja) 電動機
JP4600155B2 (ja) 電動機
JP2005504423A (ja) 電気機械に用いられるブラシホルダ
JP6344413B2 (ja) 整流子電動機
JP5989438B2 (ja) 回転電機及びその製造方法
JP2006109667A (ja) 小形直流モータのブラシ構造
JP7067407B2 (ja) 回転電機
JP6212283B2 (ja) モータおよび移動規制構造の製造方法
JP2003180055A (ja) 回転電機
ITRM980264U1 (it) Motore elettrico con rotore costituito da un magnete permanente.
CZ20023433A3 (en) Sleeve bearing for electric motors
JP5872202B2 (ja) ブラシ付dcモータ
JP2004166421A (ja) ブラシ及びブラシ装置並びにモータ
JP2005218146A (ja) モールドモータ
JP2005045930A (ja) 整流子及び回転電機並びに整流子の製造方法
WO2012029207A1 (ja) 整流子電動機
JP2006197695A (ja) ブラシ装置
US20030077014A1 (en) Device with a bearing
WO2016121413A1 (ja) 直流整流子モータ
JP5664476B2 (ja) ブラシホルダおよびブラシホルダの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4889560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees