JP2005504423A - 電気機械に用いられるブラシホルダ - Google Patents

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R39/381Brush holders characterised by the application of pressure to brush

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

整流子(10)を有する電気機械、特に自動車における直流モータに用いられるブラシホルダが挙げられる。このブラシホルダは、ボックス(15)と、このボックス(15)内に軸方向で移動可能に収容された、2つのブラシ部分(21,22)から形成されたブラシ(17)と、このブラシ(17)を負荷する少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)とを有している。ブラシ(17)とボックス(15)との間のその都度の側方の遊びを回避することによって正確な整流を保証するためには、両ブラシ部分(21,22)が、ほぼ直方体状に形成されていて、ボックス(15)内に平行に間隔を置いて、整流子側のボックス縁部(151)を越えて張り出して配置されている。間隔を置いて配置されたブラシ部分(21,22)の間には拡開手段が係合しており、これによって、両ブラシ部分(21,22)の、互いに反対の側の側面(212,222)が、整流子(10)の周方向で互いに向かい合って位置するボックス壁(152,153)に力伝達式に接触する。

Description

【技術分野】
【0001】
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、整流子を有する電気機械、特に自動車における直流モータに用いられるブラシホルダから出発する。
【0002】
たとえば直流モータとして自動車構造に使用されるような整流子機械では、直流モータによって送出されるトルクの僅かなリプルと直流モータの大きな出力帯域幅とを得るために、正確な整流が重要となる。このためには、両回転方向で運転されるモータにおいて、ブラシホルダのボックス内に案内された整流子ブラシ、コレクタブラシ、電流反転器ブラシまたはカーボンブラシ(以下、省略してブラシと呼ぶ)が整流子の回転方向で傾倒し得ないことが必要となる。なぜならば、この傾倒は、理想状態から逸脱した整流のずれを生ぜしめ、電流位相の変化、騒音発生および振動を招くからである。この側方の傾倒を阻止するために、ブラシは、一方では、整流子の両回転方向へのブラシのその都度の側方の運動が阻止され、他方では、ブラシがその長手方向軸線もしくはボックスの長手方向軸線の方向で移動可能なままとなるようにボックス内に案内されなければならない。
【0003】
冒頭で述べた形式の公知のブラシホルダ(ドイツ連邦共和国特許第169904号明細書)では、整流子の回転時のブラシの側方の運動を回避するために、ブラシが楔状の2つのブラシ部分から形成されている。両ブラシ部分は、互いに載置する楔面で重なり合ってボックス内に位置している。上側のブラシ部分は端面側でブラシ圧着ばねによって負荷されるのに対して、下側のブラシ部分は、コンタクト面を形成する端面で整流子に載置している。両ブラシ部分の間の楔作用によって、ブラシ圧着ばねの押圧力が、下側のブラシ部分を整流子に押し付ける半径方向の力成分と、下側のブラシ部分を、整流子の回転方向で向かい合って位置する2つのボックス壁の一方に圧着させ、上側のブラシ部分を他方のボックス壁に圧着させる、半径方向の力成分に対して直角な接線方向の力成分とに分解される。この場合、それぞれ一方の側面におけるブラシ部分の、楔形状によって生ぜしめられた短い案内長さが臨界的であると分かった。なぜならば、特に直流モータが逆転可能な回転方向で運転される場合に、下側のブラシ部分の比較的僅かな摩耗後すでに、この短い案内長さに基づき、やはり下側のブラシ部分が傾倒する傾向にあるからである。
【0004】
発明の利点
請求項1の特徴を備えた本発明によるブラシホルダは、互いに間隔を置いて平行に相並んでボックスの軸方向で延びかつ整流子側のボックス縁部を越えて張り出すような、ほぼ直方体状に形成された両ブラシ部分の配置と、両ブラシ部分相互の拡開とによって、電気的に互いに接続された両ブラシ部分が、整流子モータの回転方向と無関係にボックスの壁に遊びなしに強制案内されていて、この場合、ボックス壁に対する大きな案内面を有しているという利点を有している。これによって、正確な整流が、整流子に対するボックスの設定された位置に相応して達成される。遊びなしの案内によって、整流子の回転方向と無関係に両ブラシ部分の端面全体が整流子に対する電気的なコンタクト面として使用されるので、整流が、ボックスの内法幅と整流子片の幅との間の規定された比にわたって正確に行われる。また、公知のブラシホルダにおいて、ボックス内での案内遊びによる摩耗時に生ぜしめられる、ブラシに対する向かい合って位置するすり合わせ箇所も、これによって生ぜしめられる、ブラシの中心から離れてブラシ縁部に向かう電気的なコンタクトのずれも回避される。
【0005】
別の請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した内燃機関の有利な構成および改良形が可能となる。
【0006】
本発明の有利な構成によれば、拡開手段が、少なくとも1つのブラシ圧着ばねと、間隔を置いて配置された両ブラシ部分との間に配置された力伝達部材を有しており、この力伝達部材が、少なくとも1つのブラシ圧着ばねの押圧力から、整流子の回転方向または周方向で互いに向かい合って位置するボックス壁に向かって方向付けられた力成分を導出する。
【0007】
本発明の有利な構成によれば、このような力伝達部材が、各ブラシ部分に形成された楔面と、力伝達体、有利にはローラと、有利にはT形材として形成されたカップリングエレメントとを有している。楔面は楔切込みによって、ブラシ部分の、互いに向かい合って位置する側面に形成されており、ローラは楔面に載置しており、カップリングエレメントは、一方では、少なくとも1つのブラシ圧着ばねのための支持面を有していて、他方では、間隔を置いて配置された両ブラシ部分の間の中間室内に突入していて、少なくとも1つのブラシ圧着ばねの押圧力下で力伝達体に載置している。たとえば、楔面形成のための楔切込みが側面にほぼ中間で加工成形されており、また、この場合、力伝達体とカップリングエレメントとが、両ブラシ部分の、整流子の軸方向で見た全深さにわたって延びていても有利である。ブラシの内部に深く位置する楔切込みによって、両ブラシ部分がブラシの出口縁部の比較的近くでボックス壁に圧着され、かなり大きな案内面を有しているので、ボックス内でのブラシ部分の完全に遊びなしの軸方向案内が保証されている。
【0008】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0009】
図1に縦断面図で見ることができる、たとえば自動車における電気的なシート調節またはウインドウ操作のための駆動モータとして使用される一般的な電気的な整流子機械に対する実施例としての直流モータに用いられるブラシホルダ14は、部分的にしか示していない直流モータの電流反転器、コレクタまたは整流子10に対応して示してある。この整流子10は直流モータのアーマチュアまたはロータと一緒にアーマチュアシャフトまたはモータシャフト11に相対回動不能に取り付けられている。符号12で整流子10の薄片が示してある。回転方向矢印13によってシンボリックに示したように、直流モータは正逆の回転方向で運転可能である。アーマチュア内に位置するアーマチュア巻線の極数に応じて、2つのブラシホルダ14または2の整数倍のブラシホルダ14が設けられている。これらのブラシホルダ14は同じ周角度で整流子10の周面に配置されていて、その長手方向軸線で整流子10に対して半径方向に方向付けられている。ブラシホルダ14は、モータハウジング内に位置固定された支持プレートに保持されている。
【0010】
各ブラシホルダ14は、角張った内法横断面を備えた箱もしくはボックス15を有している。このボックス15は、図1の実施例では、スリーブとして形成されている。このスリーブは、電流反転器ブラシ、整流子ブラシ、コレクタブラシまたはカーボンブラシ(以下、省略してブラシ17と呼ぶ)と、2つのブラシ圧着ばね16(図3参照)との挿入後、概略的にしか示していないカバー18によって、整流子10と反対の側のスリーブ端部で閉鎖されるので、ブラシ17とカバー18との間に位置する、圧縮ばねとして形成されたブラシ圧着ばね16がカバー18に支持されている。ブラシ17は軸方向に移動可能にボックス15内でスリーブ壁に案内されていて、整流子側のスリーブ縁部151を越えて張り出していて、その端面に形成されたコンタクト面でブラシ圧着ばね16のばね圧下で整流子10の整流子片12に押し付けられている。
【0011】
モーメントリプルおよび出力帯域幅に課せられる高い要求を伴った直流モータにおいて極めて重要となる正確な整流を得るためには、ブラシ17の軸方向の案内が、整流子10の回転方向でブラシ17とボックス15との間に遊びを許容してはならない。この遊びは、整流子10の回転時にボックス15内の正確に半径方向の位置決め状態からのブラシ17の傾倒を生ぜしめ、これによって、理想状態から逸脱した整流のずれを結果的に招く恐れがある。しかし、ブラシ17が軸方向で過度に大きな摩擦抵抗なしにブラシ17とボックス壁との間で軸方向に移動可能であり続けることが同時に確保されなければならない。この矛盾した要求を満たすためには、ブラシ17が、ほぼ直方体状の2つのブラシ部分21,22から形成されている。両ブラシ部分21,22はボックス15内に平行に相並んでボックス縁部151を越えて張り出して配置されていて、その両端面213,223で整流子10もしくは整流子10の整流子片12に載置している。両ブラシ部分21,22は電気的に互いに接続されている。このことは、図1に破線で記入した接続素線19によって生ぜしめられる。本実施例では、両ブラシ部分21,22が同一に形成されていて、同じ寸法を有している。ボックス15内への両ブラシ部分21,22の配置は、ボックス軸線156において、両ブラシ部分21,22の、互いに向かい合った側の側面211,221の間で延びる平面が整流子10の軸線を通って延びているように行われている。両ブラシ部分21,22の間には拡開手段が係合しており、これによって、ブラシ部分21,22の、互いに反対の側の側面212,222が、整流子10の回転方向で互いに向かい合って位置するボックス壁152,153に力伝達式に当て付けられている。
【0012】
前述したブラシホルダ14の実施例では、拡開手段が、ブラシ圧着ばね16とブラシ部分21,22との間に挿入された力伝達部材20を有している。この力伝達部材20は、ブラシ圧着ばね16によって加えられた押圧力から、ボックス壁152,153に向かって方向付けられた力成分を導出する。以下にさらに詳しく説明する力伝達部材20は、図2にブラシ部分21に対して力ベクトルによって図示したように、ブラシ圧着ばね16によって加えられた押圧力Fを、ブラシ部分21,22を整流子10に圧着させる半径方向の1つの力成分Fと、両ブラシ部分21,22を、整流子10の周方向で互いに向かい合って位置するボックス壁152,153に圧着させる、半径方向の力成分Fに対して直角な接線方向の2つの力成分Fとに分解する。このためには、力伝達部材20が、ブラシ部分21,22に配置された2つの楔面23,24と、ここではローラ25として形成された1つの力伝達体26と、ここではT形材27として形成された1つのカップリングエレメント28とを有している。このカップリングエレメント28は両ブラシ圧着ばね16から力伝達体26への力伝達経路を形成している。両楔面23,24は、ボックス軸線156に対して横方向に方向付けられた基準面に対して鋭角の傾角αを成して延びていて、互いに向き合わされている。それぞれ1つの楔面23;24が楔切込み29;30よって一方のブラシ部分21,22に実現されている。楔切込み29,30は、両ブラシ部分21,22の、互いに向かい合った側の側面211,221にほぼ中間で切り込まれていて、この場合、たとえば両ブラシ部分21,22の、整流子10の軸方向で見た全長にわたって延びている(図3参照)。同じくブラシ部分21,22の全長にわたって延びる力伝達体26、ここではローラ25は両楔切込み29,30内に位置していて、カップリングエレメント28を介して楔面23,24に押し付けられるので、力伝達体26は両ブラシ圧着ばね16の押圧力を両ブラシ部分21,22に伝達する。
【0013】
図2から知ることができるように、ブラシ部分21,22をその端面213,223で整流子10にかつ側面212,222でボックス壁152,153に圧着させる力成分F,Fは楔面23,24の傾角αに関連しているので、この傾角αの適宜な選択によって、力成分F,Fの比に影響を与えることができる。傾角αは、楔面23;24がボックス軸線156と共に成す傾角βを90゜から減じた角度である(α=90゜−β)。
【0014】
図4には、力伝達部材20が、ブラシ17の両ブラシ部分21,22と両ブラシ圧着ばね16とに相俟って分解図で示してある。ローラ25はブラシ部分21,22の楔切込み29,30内に位置していて、楔面23,24に支持されている。T形材27はそのウェブ部分271で、間隔を置いて配置された両ブラシ部分21,22の間の中間室内に突入し、その自由端部でローラ25に載置する。T形材27の横方向部分272は、ブラシ部分21,22の、ブラシ圧着ばね16に向かい合った側の端面を間隔を置いてカバーしていて、ブラシ圧着ばね16のための圧着面を形成している(図3も参照)。
【0015】
ブラシ17の質量減少のためには、各ブラシ部分21,22に、T形材27の横方向部分272に向かい合った側の端面から切欠き31,32が加工成形されていてよい。この切欠き31,32は、楔切込み29,30の上方の領域に存在し続ける程度しか深く形成されていない。切欠き31,32は、整流子軸線の方向でのブラシ部分21,22の長さに関してほぼ中間に加工成形されているので、図4に見ることができるブラシ部分21,22の前方のかつ後方の端部には、直方体状のブラシ部分21,22の完全な高さが維持し続けられ、これによって、ブラシ部分21,22におけるより大きな案内面により、整流子10の軸方向で見た前方のボックス壁154と後方のボックス壁155(図3参照)とに対する良好な案内も保証されている。
【0016】
図5に両ブラシ部分21,22に相俟って示した力伝達部材は、同じくほぼT字形のカップリングエレメント28と力伝達体26とが一体にまとめられて、プラスチックから成る成形部材33が形成されているように変更されている。この成形部材33はカップリングエレメント28から力伝達体26への移行領域に曲げ弾性的な区分331を有している。成形部材33の、力伝達体26を形成する部分は、少なくとも両ブラシ部分21,22の楔切込み29,30に設けられた楔面23,24に対する支持の領域で円筒状に湾曲させられているので、図2に示したように、同じくブラシ圧着ばね16によって成形部材33に加えられた押圧力Fが楔面23,24で半径方向の力成分Fと接線方向の力成分Fとを形成し、これによって、この接線方向の力成分Fがブラシ部分21;22をボックス壁の方向に押圧する。曲げ弾性的な区分331は、たとえば均一でない摩耗がブラシ部分21,22に生ぜしめられる場合でも、ブラシ圧着ばね16によって形成された圧着圧を両ブラシ部分21,22に均等に分配するために働く。
【0017】
本発明によるブラシホルダは、ここで説明したように、ドラム型整流子に使用可能であるだけでなく、ディスク型整流子または板型整流子にも同じく有利に適している。一種の使用事例では、両ブラシ部分21,22によって形成されたブラシ17を圧着させるために1つのブラシ圧着ばね16で十分である。この場合、このブラシ圧着ばね16は、たとえば楕円形のばね形状を備えた圧縮コイルばねとして形成される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】部分的に図示した整流子に対応したブラシホルダの概略的な縦断面図である。
【0019】
【図2】図1に示した部分IIの拡大図である。
【0020】
【図3】側面図で部分的に示した整流子に対応した、図1に示したIII−III線に沿ったブラシホルダの断面図である。
【0021】
【図4】図1〜図3に示したブラシホルダ内のブラシと拡開手段との斜視的な分解図である。
【0022】
【図5】別の実施例によるブラシホルダ内の力伝達部材の拡大図である。
【符号の説明】
【0023】
10 整流子、 11 モータシャフト、 12 整流子片、 13 回転方向矢印、 14 ブラシホルダ、 15 ボックス、 16 ブラシ圧着ばね、 17 ブラシ、 18 カバー、 19 接続素線、 20 力伝達部材、 21,22 ブラシ部分、 23,24 楔面、 25 ローラ、 26 力伝達体、 27 T形材、 28 カップリングエレメント、 29,30 楔切込み、 31,32 切欠き、 33 成形部材、 151 ボックス縁部、 152,153,154,155 ボックス壁、 156 ボックス軸線、 211,212 側面、 213 端面、 221,222 側面、 223 端面、 271 ウェブ部分、 272 横方向部分、 331 区分、 F 力成分、 F 押圧力、 F 力成分、 α 傾角、 β 傾角

Claims (14)

  1. 整流子(10)を有する電気機械、特に自動車における直流モータに用いられるブラシホルダであって、角張った内法横断面を有するボックス(15)と、該ボックス(15)内にボックス軸線(156)に沿って移動可能に収容されたブラシ(17)とが設けられており、該ブラシ(17)が、互いに電気的にコンタクティングされた2つのブラシ部分(21,22)から形成されており、ブラシ(17)をボックス(15)からの押出しのためにボックス軸線(156)の方向で負荷する少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)が設けられている形式のものにおいて、両ブラシ部分(21,22)が、ほぼ直方体状に形成されていて、ボックス(15)内に相並んで平行に間隔を置いて配置されていて、整流子側のボックス縁部(151)を越えて張り出して配置されており、両ブラシ部分(21,22)の間に拡開手段が係合しており、これによって、両ブラシ部分(21,22)の、互いに反対の側の側面(212,222)が、整流子(10)の周方向で互いに向かい合って位置するボックス壁(152,153)に力伝達式に当て付けられていることを特徴とする、電気機械に用いられるブラシホルダ。
  2. 拡開手段が、少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)と、ブラシ部分(21,22)との間に配置された力伝達部材(20)を有しており、該力伝達部材(20)が、少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)の押圧力(F)から、ボックス壁(152,153)に向かって方向付けられた力成分(F)を導出するようになっている、請求項1記載のブラシホルダ。
  3. 力伝達部材(20)が、ボックス軸線(156)に対して傾角(β)を成して延びる2つの楔面(23,24)と、両楔面(23,24)に載置する1つの力伝達体(26)とを有しており、それぞれ1つの楔面(23,24)が、一方のブラシ部分(21,22)に設けられており、楔面(23,24)が互いに向き合わされており、力伝達体(26)が、少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)の押圧力によってボックス軸線(156)の方向で負荷されている、請求項2記載のブラシホルダ。
  4. 楔面(23,24)が、ブラシ部分(21,22)に楔切込み(29,30)によって形成されており、該楔切込み(29,30)が、ブラシ部分(21,22)の、互いに向かい合った側の側面(211,221)に加工成形されており、力伝達体(26)が、楔切込み(29,30)内に収容されており、力伝達部材(20)が、カップリングエレメント(28)を有しており、該カップリングエレメント(28)が、一方では、少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)のための支持面を形成していて、他方では、間隔を置いて配置された両ブラシ部分(21,22)の間の中間室内に突入していて、少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)の押圧力下で力伝達体(26)に力伝達式に接触している、請求項3記載のブラシホルダ。
  5. 楔切込み(29,30)が、両ブラシ部分(21,22)の側面(211,221)にほぼ中間で加工成形されており、有利には、楔切込み(29,30)と、力伝達体(26)と、カップリングエレメント(28)とが、それぞれ両ブラシ部分(21,22)の、整流子(10)の軸方向で見た全長にわたって延びている、請求項4記載のブラシホルダ。
  6. 力伝達体(26)がローラ(25)である、請求項3から5までのいずれか1項記載のブラシホルダ。
  7. カップリングエレメント(28)がT形材(27)である、請求項4から6までのいずれか1項記載のブラシホルダ。
  8. カップリングエレメント(28)と力伝達体(26)とが、部分的に曲げ弾性的な一体の成形部材(33)によって形成されている、請求項4または5記載のブラシホルダ。
  9. 成形部材(33)が、カップリングエレメント(28)と力伝達体(26)との移行領域に曲げ弾性的な区分(331)を有している、請求項8記載のブラシホルダ。
  10. 力伝達体(26)が、少なくとも楔面(23,24)に対する支持面の領域に、円筒状に湾曲させられた外側輪郭を有している、請求項8または9記載のブラシホルダ。
  11. 各ブラシ部分(21,22)が、楔切込み(29,30)の上方の領域に、ブラシ部分(21,22)の、整流子(10)の軸方向で見た長さに関してほぼ中間の切欠き(31,32)を有している、請求項4から10までのいずれか1項記載のブラシホルダ。
  12. 両ブラシ部分(21,22)が、同一の寸法を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載のブラシホルダ。
  13. 両ブラシ部分(21,22)が、電気的な線路(19)によって互いに接続されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のブラシホルダ。
  14. ボックス軸線(156)に沿って、ブラシ部分(21,22)の、互いに向かい合った側の側面(211,221)の間で延びる平面が、整流子(10)の軸線を通って延びており、かつ両ブラシ部分(21,22)が、少なくとも1つのブラシ圧着ばね(16)のばね圧下で、ボックス(15)を越えて張り出した端面(213,223)で整流子(10)に押し付けられるように、当該ブラシホルダが、整流子(10)に配置されている、請求項1から13までのいずれか1項記載のブラシホルダ。
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