JP4888874B2 - 自動車用の流体結合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用の流体結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、国際公開第WO99/45294号公報により、
−軸線(X)の周りを回転して、駆動シャフトとインペラとを連結するケーシングと、
−従動シャフトに回転可能に連結されたタービン翼車と、
−タービン翼車を、ケーシングの径方向壁に解除可能に連結させるピストンを備え、駆動シャフトと従動シャフトとの結合がピストンによりロックされるクラッチと、
−タービン翼車とピストンとの間に軸方向に挿入された摩擦防止部とを備える自動車用の流体結合装置は公知である。
【0003】
上述したような流体結合装置において、径方向壁を有するケーシングは、ケーシングの内側に収容されたタービン翼車/ハブアッセンブリからなる入力要素と出力要素とを構成している。ピストンは、アッセンブリと径方向壁との間に位置し、径方向壁に対して軸方向に移動可能で、かつ、回転可能に連結するようになっている。
【0004】
自動車の流体結合装置の場合、駆動シャフトは、エンジンの出力シャフトであり、従動シャフトは、ギヤ比切り換え手段に連結されている。車両が始動すると、「ロックアップ」クラッチは、タービン翼車に連結された従動シャフトにより、ケーシングに連結された駆動シャフトの駆動を制御することにより、タービン翼車とインペラとのスライドを制御する。ピストンとケーシングの径方向壁との間に設けられた環状の摩擦ディスクをクランプすることにより、駆動シャフトは制御される。
【0005】
本明細書に記載されているハブの連結壁は、ハブと同じ材料で形成された径方向板と、ハブと摩擦ディスクとを円周方向にダンピングさせて結合する手段に、ハブを連結するダンパプレートとを備えている。
【0006】
また、タービン翼車は、ハブの径方向板に連結されている。平らなリングである突出部材は、ハブの径方向板とピストンとの間に軸方向に挿入され、それらの直接的な接触を妨げる摩擦防止部となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、部材数を減らして、最小限のコストで容易に製造できるロックアップクラッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、径方向板の外周面の外方に、摩擦防止部を設けたことを特徴とする流体結合装置に関する。
【0009】
本発明によれば、ピストンの摩擦防止機能を容易に設けることができ、ピストンと、タービン翼車とハブとのアッセンブリの一方の部材やダンパ装置のダンパプレートのような部材との直接的な接触を防止することができる。
【0010】
また、摩擦防止部は、径方向板の外周面の外方において、径方向に設けられ、タービンからピストンへ力を伝達する領域は、ピストンの当接部と近接している。このようにして、ピストンの変形と、タービンとケーシングとの間の相対移動は小となり、ピストンにかかるストレスは減少する。
【0011】
本発明による流体結合装置の実施の形態が備えている特徴は、次の通りである。
−摩擦防止部は、タービン翼車とハブとのアッセンブリの一方の部材により保持されている。
−摩擦防止部は、ピストンにより保持されている。
−摩擦防止部は、能動的摩擦部と、相補的な形状となって、摩擦防止部を保持する部材に連結する手段を有する受動的摩擦部とを備えている。
−摩擦防止部は、単一部材である。
−摩擦防止部は、能動的摩擦部及び受動的摩擦部をそれぞれ備える少なくとも2つの部材である。
−ピストンは、摩擦防止部の相補的なアッセンブリと協動する少なくとも1つの突出部を備えている。
−ピストンは、摩擦防止部の相補的なアッセンブリを受ける少なくとも1つの孔を備えている。
−孔は、ブラインドホールである。
−孔は、貫通孔であり、ピストンとケーシングとを回転連結させる手段のための固定工具用の通路をなしている。
−シールは、貫通孔と摩擦防止部の受動的摩擦部との間に挿入されている。
−少なくとも1つの潤滑溝が、能動的摩擦部及び/または前記摩擦防止部を支持するタービン翼車、ダンパプレート、径方向板に形成されている。
【0012】
本発明は、特に、デュアルフェース型、すなわち、2つの摩擦面を備えるクラッチを有する流体結合装置や、マルチプルディスク型のクラッチに適用できるものである。
【0013】
次に、図面を用いて行う単に例示的な説明により、本発明をよりよく理解できると思う。
【0014】
【発明の実施の形態】
簡略のために、図面において、共通の部材には、同一符号を付してある。
【0015】
図1は、本発明による流体結合装置(10)の第1の実施例を示している。この流体結合装置(10)は、例えば、自動車の自動変速機内で駆動シャフトと従動シャフトとを結合するようになっている。この場合、駆動シャフトは、エンジンの出力シャフトであり、従動シャフトは、ギヤ比切り換え手段に接続されている。
【0016】
通常、流体結合装置(10)は、駆動シャフトとインペラとを回転結合させるケーシング(12)を備えている。駆動シャフト及びインペラは公知であるので、図示しない。
【0017】
また、流体結合装置(10)は、従動シャフト(16)とタービン翼車(18)とを、回転可能に連結させるハブ(14)を備えている。図1では、タービン翼車(18)を一点鎖線で示してある。
【0018】
以下の説明において、流体結合装置(10)の軸線(X)を基準として、軸方向及び径方向を定義する。ケーシング(12)は、外側面(20E)を有する径方向壁(20)を備えており、ケーシング(12)の外側において、駆動シャフトを結合する公知の手段を保持している。これらの結合手段は、センタリング部材(22)及びねじ(23)を備えている。
【0019】
ハブ(14)は、タービン翼車(18)との公知の連結手段(26)を有する径方向板(24)を備えている。ハブ(14)は、従動シャフト(16)に形成された軸方向の溝と、その溝に設けられた段部とが協動することにより、従動シャフト(16)に結合されている。
【0020】
また、流体結合装置(10)は、駆動シャフトと従動シャフトとの結合をロックするロックアップクラッチ(28)を備えている。ロックアップクラッチ(28)は、車両が始動して、駆動シャフトと従動シャフトとが流体結合した後に駆動する。
【0021】
公知の要領で、ロックアップクラッチ(28)は、シャフトの結合をロックするために、ケーシング(12)に押し付けられたり、タービン翼車(18)とインペラとの間の滑りを制御する可動式のロックピストン(30)を備えている。
【0022】
ロックアップクラッチ(28)は、デュアルフェース型であり、ケーシング(12)の内側において、摩擦ディスク(32)が、ロックピストン(30)と径方向壁(20)の内側面(20I)との間に挟まれている。ロックピストン(30)とロック壁である径方向壁(20)との間に軸方向に挿入された摩擦ディスク(32)は、対向する2つの面に公知の要領で取り付けられた摩擦ライニング(G)を備えている。
【0023】
変形として、ロックピストン(30)、摩擦ディスク(32)、及び径方向壁(20)の間で、摩擦を直接的に発生させることもできる。
【0024】
摩擦ライニング(G)を、直接的または間接的に、摩擦ディスク(32)、ロックピストン(30)、及び内側面(20I)に設けることができる。
【0025】
変形例として、少なくとも1つのライニングを、追加的な部材に、例えば溶接することもできる。また、上述した事項を組み合わせることもできる。
【0026】
変形例として、摩擦ディスク(32)の外周面に摩擦ライニング(G)を埋設してもよい。摩擦ライニング(G)には、冷却するとともに滑りを制御するように作用する溝を設けるのが好ましい。
【0027】
ロックピストン(30)の側方の圧力を変化させることにより、ロックピストン(30)は、ハブ(14)に対して軸方向に移動させられるようになっている。
【0028】
摩擦ディスク(32)は、ダンピング部(34)及び弾性部材(38)を備えるダンパにより、ハブ(14)に結合されている。ダンピング部(34)は、リベットや溶接部のような連結手段(26)により、ハブ(14)の径方向板(24)に連結されたダンパプレート(36)を備えている。
【0029】
連結手段(26)は、タービン翼車(18)及びダンパプレート(36)を連結している。円周方向に作用する弾性部材(38)は、必要なダンピング効果を発揮させるために、摩擦ディスク(32)とダンパプレート(36)との間に、公知の要領で挿入されている。
【0030】
径方向板(24)及びダンパプレート(36)は、ハブ(14)に固定された径方向の連結壁を形成していることに注意されたい。
【0031】
また、流体結合装置(10)は、従動シャフト(16)の一端とロックピストン(30)との間に挿入され、後述する2つのチャンバ(58)(59)を分離するセグメントまたはジョイントのような少なくとも1つのシール部(41)を備えている。シール部(41)を従動シャフト(16)やロックピストン(30)により設けてもよい。
【0032】
従動シャフト(16)の一端には、シール部(41)を容易に嵌め込み可能とするエンドベベルを設けてあることに注意されたい。
【0033】
ロックピストン(30)は、従動シャフト(16)のシール部(41)とともにスライドする円柱状の軸受面(30P)の内側を区切る径方向へ延びた軸向きの円筒部を備えている。従動シャフト(16)の一端とロックピストン(30)の軸受面(30P)との間に挿入されたシール部(41)は、例えば、従動シャフト(16)に形成された環状溝(54)に収容されている。
【0034】
従動シャフト(16)の自由端には、軸向き孔(56)が形成されている。軸向き孔(56)は、ロックアップクラッチ(28)の制御チャンバ(58)と連通している。制御チャンバ(58)は、ケーシング(12)の径方向壁(20)、ロックピストン(30)及び摩擦ディスク(32)により区切られている。制御チャンバ(58)には、従動シャフト(16)の軸向き孔(56)に連結された公知の油圧回路により、加圧油が供給されている。
【0035】
制御チャンバ(58)は、ロックピストン(30)及びシール部(41)により、タービン翼車(18)が設けられたタービンチャンバ(59)から分離されている。
【0036】
ロックピストン(30)は、国際公開第WO99/45294号公報に記載されている公知の連結手段により、ケーシング(12)の径方向壁(20)に回転可能に連結されている。
【0037】
この連結手段は、円周方向に接線方向を向いて設けられた可撓性の舌片(60)を備えている。ロックピストン(30)とケーシング(12)の径方向壁(20)との間に挿入された舌片(60)は、弾性変形して、ロックピストン(30)を軸方向、すなわち並進方向に案内することができる。
【0038】
舌片(60)の数は、使用例に応じて定められ、各舌片のセットが少なくとも1つの舌片を備える一連のセットの舌片として、規則的に円周方向に設けるのが好ましい。舌片(60)は、例えば、三角形または矩形であり、径方向または接線方向を向いている。
【0039】
舌片(60)の一端は、ケーシング(12)と一体型のリベット(64)で径方向壁(20)に固定されたリング(62)により、径方向壁(20)に連結されている(図1及び図2参照)。
【0040】
舌片(60)の他端は、リベット(66)により、ロックピストン(30)に連結されている(図2参照)。
【0041】
舌片(60)は、ロックピストン(30)を、径方向板(24)と径方向壁(20)との間で、軸方向に案内している。
【0042】
ケーシング(12)内にロックピストン(30)を取り付けることは公知である。まず、舌片(60)をリング(62)及びロックピストン(30)に取り付け、リング(62)を径方向壁(20)に固定する。その固定のために、ロックピストン(30)に形成された貫通孔(30T)を、リベット(64)と整列させ、固定取り付け工具の端をリベット(64)に接近可能とさせるための通路を形成する。
【0043】
制御チャンバ(58)を耐水性とするために、ロックピストン(30)をケーシング(12)に取り付けた後、ロックピストン(30)の円周方向に形成された各貫通孔(30T)を、プラグ(68)により閉じる。
【0044】
作動中、インペラとタービン翼車(18)とが流体結合すると、径方向壁(20)の内側面(20I)にロックピストン(30)が移動し、ケーシング(12)によりインペラに連結された駆動シャフトは、ハブ(14)によりタービン翼車(18)に連結された従動シャフト(16)と連結され、径方向壁(20)とロックピストン(30)との間で、摩擦ディスク(32)がクランプされる。
【0045】
ロックアップクラッチ(28)のロック(クランプ)及びアンロック(アンクランプ)は、制御チャンバ(58)とタービンチャンバ(59)との間の圧力を変化させることにより、公知のように行われる。
【0046】
図1に示す第1の実施例において、摩擦防止部であるプラグ(68)が、タービン翼車(18)とロックピストン(30)との間に軸方向に挿入され、ロックピストン(30)とそれに対向する部材であるダンパプレート(36)との直接的な接触が防止されている。
【0047】
本発明によれば、プラグ(68)は、径方向板(24)の外周面(100)の外周側で、径方向に設けられている。
【0048】
前記径方向板(24)がハブ(14)と一体化されている場合や、径方向板(24)が、タービン翼車(18)またはタービン翼車(18)やハブ(14)に回転可能に連結されている部材からなっている場合には、径方向板(24)を設けるべきではなく、また、ダンパプレートを、例えば前記部材で構成することができる。
【0049】
このように、タービンチャンバ(59)からロックピストン(30)へ力を伝達するための領域は、ロックピストン(30)の当接領域、すなわち、摩擦ライニング(G)が設けられた領域付近である。従って、ロックピストン(30)の変形、及びタービン翼車(18)とケーシング(12)との相対移動が小となり、プラグ(68)が、例えば径方向板(24)の内周面に径方向に設けられた場合に比べて、ロックピストン(30)に対するストレスが小となる。
【0050】
プラグ(68)は、能動的摩擦部(68A)と、プラグ(68)を保持する部材であるロックピストン(30)と連結するスカート(68J)を有する受動的摩擦部(68P)とを備えている。プラグ(68)は、単一部材である。
【0051】
プラグ(68)とロックピストン(30)とを、相補的な形状とすることにより連結することができるが、例えば、溶接や接着により連結してもよい。
【0052】
本発明の第1の実施例において、貫通孔(30T)を閉塞する少なくともいくつかのプラグ(68)は、タービン翼車(18)とハブ(14)とのアッセンブリとロックピストン(30)との間に挿入された摩擦防止部をなしているのが好ましい。
【0053】
本発明におけるアッセンブリは、タービン翼車(18)、ハブ(14)、またはハブに回転連結された部材のいずれかを有しているべきである。
【0054】
図1の実施例において、摩擦防止部であるプラグ(68)の1つは、熱可塑性材料、熱硬化性合成材料、または混合合成材料で製造されているのが好ましく、ガラスファイバー、アラミドファイバー(ケブラー(Kevlar、商標)の名で市販されている)、カーボンファイバーのような繊維、またはガラスボールにより強化されているか、強化されていない。
【0055】
従って、本発明によれば、ロックピストン(30)のプラグ(68)の摩擦係数を、用いられる材料により適切に設定することができる。
【0056】
摩擦防止部をなす各プラグ(68)は、ダンパプレート(36)に対する能動的摩擦部(68A)をなす支持ヘッド(68T)を備えている。支持ヘッド(68T)は、貫通孔(30T)に取り付けられ、受動的摩擦部(68P)をなすスカート(68J)へ延びている。
【0057】
スカート(68J)は、ロックピストン(30)と相補的な形状となっており、プラグ(68)をロックピストン(30)へ連結する手段となっている。
【0058】
スカート(68J)を非連続とし、好ましくは、貫通孔(30T)に対して径方向に対向する少なくとも2つの軸向きラグでアッセンブリを形成することができる。
【0059】
スカート(68J)、またはラグの形状を相補形として、嵌め込み、または弾性取り付けで連結することができる。
【0060】
プラグ(68)の能動的摩擦部(68A)、すなわち、ダンパプレート(36)と接触している支持ヘッド(68T)には、少なくとも1つの潤滑溝(R)が形成されており、それにより、流体路または少なくとも膜が形成され、部材を容易にスライドさせることができる。
【0061】
上述した潤滑溝(R)を、プラグ(68)が接触する対向する部材、すなわちダンパプレート(36)に形成することもできる。また、タービン翼車(18)、ダンパプレート(36)及び径方向板(24)のアッセンブリの一部に形成してもよい。
【0062】
変形例として、潤滑溝(R)を、プラグ(68)と、上述したアッセンブリの双方に設けてもよい。
【0063】
上述した潤滑溝により、プラグ(68)の支持ヘッド(68T)とダンパプレート(36)との間のオイル(流体)膜を新しくすることができるので、摩耗は小となり、部材が動かなくなってしまうことが防止される。
【0064】
また、ジョイントのようなシール(70)が、摩擦防止部をなすプラグ(68)の受動的摩擦部(68P)と貫通孔(30T)との間に挿入されている。
【0065】
潤滑溝を形成することにより、プラグ(68)の耐用年数を延ばすとともに、流体結合装置(10)の信頼性を大とすることができる。
【0066】
ロックアップクラッチ(28)をロック(クランプ)する場合には、ロックピストン(30)が径方向壁(20)に移動し、摩擦ディスク(32)がクランプされ、一方、アンロック(アンクランプ)する場合には、公知のように、制御チャンバ(58)とタービンチャンバ(59)との間の圧力を変化させることによりなされる。
【0067】
本発明による流体結合装置(10)の第2の実施例を、図3を用いて説明する。図3において、図1及び図2と同一の部材には、同一符号を付してある。
【0068】
第2の実施例において、プラグ(68)は、ロックピストン(30)により保持され、径方向板(24)の外周面(100)の外方で径方向に設けられ、単一部材となっている。
【0069】
この場合、プラグ(68)は、加圧された薄板金で形成され、対応する貫通孔(30T)に、例えば押し込まれる金属製のプラグである閉塞手段からなっている。各プラグ(68)は球形であり、プラグ(68)の能動的摩擦部(68A)を構成する湾曲縁(68R)を先端に備えている。湾曲縁(68R)は、ダンパプレート(36)と接触している。
【0070】
金属製のプラグ、特に能動的摩擦部(68A)は、特性を向上させるために、例えば摩擦係数が適切となるように処理される。
【0071】
相補的な形状をなして、ロックピストン(30)のアッセンブリ手段となる受動的摩擦部(68P)は、貫通孔(30T)の縁と協動するプラグ(68)の縁となっている。
【0072】
本実施例において、金属製のプラグ(68)をロックピストン(30)の貫通孔(30)に押し込むと、シール(70)のような追加的な手段を用いることなく、シールされる。
【0073】
他の形状及びプラグを用いることもできる。その場合には、能動的摩擦部(68A)や能動的摩擦部(68A)と接触する部材に、少なくとも1つの潤滑溝(R)を形成するのがよい。
【0074】
図4〜図6の実施例においては、プラグ(68)は、径方向板(24)の外周面(100)の外方で、径方向にロックピストン(30)により保持され、能動的摩擦部(68A)及び受動的摩擦部(68P)を備える2つの部分で形成されている。
【0075】
また、プラグ(68)は、ロックピストン(30)に形成された貫通孔(30T)のための閉塞手段を構成している。プラグ(68)の受動的摩擦部(68P)は、前記ロックピストン(30)と相補的な形状をなし、アッセンブリをなしている。
【0076】
上述した実施例において、受動的摩擦部(68P)は、例えば、薄板金でボール形状に形成され、貫通孔(30T)に押し込まれた第1金属片(168)からなっている。ロックピストン(30)の貫通孔(30T)と受動的摩擦部(68P)との間には、シール手段は必要ない。
【0077】
また、プラグ(68)の能動的摩擦部(68A)は、合成材料で形成され、第1金属片(168)に取り付けられた第2片(268)からなっている。能動的摩擦部(68A)を形成する第2片(268)は、支持ヘッド(68T)を有しているのが好ましい。
【0078】
プラグ(68)の能動的摩擦部(68A)、特に、支持ヘッド(68T)及び前記プラグ(68)を支持する部材には、少なくとも1つの潤滑溝(R)が形成されている。
【0079】
図4の第3の実施例では、摩擦防止部の能動的摩擦部(68A)を形成する第2片(268)は、第1金属片(168)に押し込まれたプラグからなっている。
【0080】
変形例では、第2片(268)は、第1金属片(168)に完全に押し込まれることなく、第1金属片(168)に対して、軸方向の間隙を有している。
【0081】
図5の第4の実施例では、一側方が開口しているボール形状の第1金属片(168)は、少なくとも2つのラグ(168P)を有している。第2片(268)は、前記開口に取り付けられたプラグからなり、溝(110)が形成された支持ヘッド(68T)を備えている。
【0082】
プラグ(68)を形成する第1金属片(168)と第2片(268)とは、クリンピングにより連結され、ラグ(68P)は、溝(110)内に折り曲げられている。
【0083】
図6の第5の実施例では、能動的摩擦部(68A)を形成する第2片(268)の外周面には、第1金属片(168)に、クリッピングまたは弾性取り付けのためのスカートまたはラグ(268P)が設けられている。
【0084】
本発明は、上述した実施例に限定されるものではない。特に、摩擦防止部を形成するプラグ(68)は、タービン翼車(18)に固定された壁、すなわち、上述したように、ハブ(14)に固定された連結壁、または、タービン翼車(18)を区切る壁と協動することができる。
【0085】
種々の変形が可能である。閉塞手段をなすプラグ(68)のいくつかを、ロックピストン(30)のための摩擦防止部とすることができる。ロックピストン(30)に複数のプラグを均一に設ける場合、2つのうちの1つのプラグが、例えば、閉塞手段及び摩擦防止手段として機能する。
【0086】
上述した実施例では、プラグ(68)は、閉塞手段及び摩擦防止手段となっているが、本発明の範囲から逸脱することなく、2つの手段を別々に設けてもよい。
【0087】
変形例として、摩擦防止部を形成する部材を、1つ以上のプラグ(68)に取り付けてもよい。例えば、金属製のプラグは、合成材料またはその他の材料から形成された摩擦防止機能をなす部材を保持する。
【0088】
合成材料で摩擦防止部が形成されている場合には、摩擦防止部を金属製のプラグに、種々の方法で取り付けることができる。また、プラグは、摩擦防止部が取り付けられる支持ヘッドを備えている。
【0089】
摩擦防止部を、クリッピング、モールド、スナッピング、嵌合、ボタン止め、ねじ止め、リベット締めまたは差し込み取り付けすることができる。
【0090】
各場合において、プラグ(68)に摩擦防止機能を具備させることができる。また、機械的強度を増すために、プラグ(68)に、リムが延びた平らなヘッド、すなわち、リベット頭形状のヘッドを設けることができる。
【0091】
同様に、例えば合成材料でモールドすることにより、ラグを備える摩擦防止部を製造することができ、それらをクリッピングまたはスナッピングにより閉塞手段に取り付け、摩擦防止部及び閉塞手段のプラグ(68)からなるアッセンブリを形成することができる。
【0092】
また、クリップのような追加的な部材により、保持部を設けることもできる。
【0093】
差し込み取り付けの場合には、閉塞手段に肉厚部を形成し、前方の摩擦防止部をなす相補的な部分を挿入した後に回転させて、差し込み取り付けを行うことができる。
【0094】
全ての実施例において、合成材料の摩擦防止部の場合、シューを形成するプラグと同じ数の摩擦防止部を製造することができる。シューは、必要なアプリケーションに基づいて、例えば、円形、矩形または楕円形の異なる形状を有している。
【0095】
2つの連続したプラグの間に、プラグの少なくとも1つのヘッドに固定された、摩擦防止部をなすセクタを設けることができる。
【0096】
同様に、変形例として、摩擦防止部を、リング形状または輪形状の同一部材で形成してもよい。
【0097】
いくつかの実施例において、同一部材、特に、少なくとも1つのプラグ(68)に、シール及摩擦防止の複数の機能を具備させるのが好ましい。これにより、ロックアップクラッチ(28)を構成する部材の数を減らし、かつ、流体結合装置(10)の製造コストを低くすることができる。
【0098】
摩擦防止部を設けるために、ハブ(14)の径方向板(24)やロックピストン(30)を、修正または変形する必要はない。従動シャフトに沿ってスライドできるようにするために、ハブ(14)や案内リング、特にハブを変形しなければならない場合には、特に利点が大である。
【0099】
変形として、摩擦防止部の相補的なアッセンブリを嵌合する孔を、ブラインドホールとしてもよい。
【0100】
本発明は、摩擦防止部がロックピストン(30)により保持されるような、上述した実施例に限定されるものではない。変形例として、摩擦防止部を、タービン翼車(18)やダンパ装置のダンパプレート(36)により保持させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例による、流体結合装置の軸方向半断面図である。
【図2】 図1に対して、軸方向にオフセットされた切断面に沿った軸方向部分断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施例による、流体結合装置の部分断面図である。
【図4】 第3の実施例の詳細を示す部分断面図である。
【図5】 第4の実施例の詳細を示す部分断面図である。
【図6】 第5の実施例の詳細を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 流体結合装置
12 ケーシング
14 ハブ
16 従動シャフト
18 タービン翼車
20 径方向壁
20E 外側面
20I 内側面
22 センタリング部材
23 ねじ
24 径方向板
26 連結手段
28 ロックアップクラッチ
30 ロックピストン
30P 軸受面
30T 貫通孔
32 摩擦ディスク
34 ダンピング部
36 ダンパプレート
38 弾性部材
41 シール部
54 環状溝
56 軸向き孔
58 制御チャンバ
59 タービンチャンバ
60 舌片
62 リング
64、66 リベット
68 プラグ
68A 能動的摩擦部
68J スカート
68P 受動的摩擦部
68R 湾曲縁
68T 支持ヘッド
70 シール
100 外周面
110 溝
168 第1金属片
168P ラグ
268 第2片
268P ラグ
G 摩擦ライニング
R 潤滑溝

Claims (11)

  1. −軸線(X)の周りを回転して、駆動シャフトとインペラとを連結するケーシング(12)と、
    −ハブ(14)とハブ(14)に対して径方向の外方へ延びる径方向板(24)とにより、従動シャフト(16)に回転可能に連結されているタービン翼車(18)と、
    −タービン翼車(18)を、ケーシング(12)の径方向壁(20)に解除可能に連結させるピストン(30)を備え、駆動シャフトと従動シャフト(16)との結合が、ピストン(30)によりロックされるクラッチ(28)と、
    −タービン翼車(18)とピストン(30)との間に軸方向に挿入されて、ピストン(30)とピストン(30)に対向する要素との間の接触を防止する、少なくとも1つの摩擦防止部(68)と
    を備える自動車用の流体結合装置において、
    径方向板(24)の外周面(100)の外方に、径方向を向く摩擦防止部(68)を設け
    摩擦防止部(68)が、ピストン(30)により保持され、
    摩擦防止部(68)は、能動的摩擦部(68A)と、相補的な形状となって、摩擦防止部(68)を保持する部材に連結する手段(68J)を有する受動的摩擦部(68P)とを備えていることを特徴とする流体結合装置。
  2. 摩擦防止部(68)は、単一部材であることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  3. 摩擦防止部(68)は、能動的摩擦部(68A)及び受動的摩擦部(68P)をそれぞれ備える少なくとも2つの部材であることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  4. ピストン(30)は、摩擦防止部(68)の相補的なアッセンブリと協動する少なくとも1つの突出部を備えていることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  5. ピストン(30)は、摩擦防止部(68)の相補的なアッセンブリを受ける少なくとも1つの孔を備えていることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  6. 孔はブラインドホールであることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  7. 孔は、貫通孔(30T)であり、ピストン(30)とケーシング(12)とを回転連結させる手段のための固定工具用の通路をなしていることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  8. シール(70)を、孔と摩擦防止部(68)の受動的摩擦部(68P)との間に挿入してあることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  9. 少なくとも1つの潤滑溝(R)を、能動的摩擦部(68A)及び/または前記摩擦防止部(68)を支持するタービン翼車(18)、ダンパプレート(36)、径方向板(24)に形成してあることを特徴とする、請求項に記載の流体結合装置。
  10. 少なくとも1つの摩擦防止部(68)が、ピストン(30)に対向するダンパプレート(36)とタービン翼車(18)との少なくとも1つに接触することを特徴とする、請求項1に記載の流体結合装置。
  11. 少なくとも1つの摩擦防止部(68)が、ピストン(30)に対向するダンパプレート(36)に接触することを特徴とする、請求項1に記載の流体結合装置。
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