JP4887624B2 - 鉄粉生産管理システム、生産管理方法及びプログラム - Google Patents

鉄粉生産管理システム、生産管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、鉄粉の販売、生産、流通を管理する鉄粉生産管理装置、鉄粉生産管理方法及び鉄粉生産管理プログラムに関する。
従来の生産管理方法として、出荷予定日を含む工程進捗状況をウェッブ経由で顧客に提供する工程進捗状況ならびに納期回答情報の開示方法及びサーバシステムであって、工程進捗状況照会部により、ホームページ上に工程進捗状況を掲載することで顧客に対して照会、ならびに、随時出荷予定日に対する納期督促入力を促し、マンマシン制御部で入力された納期特性に応じた出荷調整の後、督促入力に対する納期回答を行い顧客の確認を得、また督促履歴照会部により、少なくとも1回は行われ、都度データベース登録される督促納期入力及び納期回答の確認の履歴を、製品出荷後に随時照会させるようにした工程進捗状況ならびに納期回答情報の開示方法及びサーバシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−157009号公報(第1頁〜第6頁、図5)
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、流通先からインターネットを介して納期問い合わせに関する情報を参照させる環境を提供することで、問い合わせ件数の削減がはかれ、企業における生産管理担当の納期回答業務に費やす負荷の軽減がはかれると共に、流通先においても企業に出荷予定の見直し等を伝えることができ、納期設定に反映させることができるため、流通先における納期折衝担当者の負担を軽減することができる等の効果が得られるものであるが、鉄粉の製造のように比較的納期が短く、且つ錆びの発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能である場合に、オーダーを受注する販売、生産及び流通の全てを管理してオーダー先の指示納期に従う生産管理を行うことができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、短納期の鉄粉を販売、生産及び流通の全てを管理して指示納期に応じた納品を可能とする鉄粉生産管理システム、生産管理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る鉄粉生産管理システムは、短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉製品をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理システムであって、外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続されたウェブサーバを備え、該ウェブサーバは、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示を受付ける納入指示受付手段と、該納入指示受付手段で納入指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報をデータベースサーバから取得する製造情報取得手段と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得手段と、前記納入指示受付手段で受付けた納入指示と前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定手段と、該納期判定手段の判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知手段と、前記納期判定手段で指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画変更手段とを備え、前記納期判定手段は、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示をもとに前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定するように構成され、上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先することを特徴としている。
さらに、請求項2に係る鉄粉生産管理システムは、短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉製品をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理システムであって、外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、該ウェブサーバは、前記データベースサーバから前記オーダー元が鉄粉を使用して製造する製品の生産情報を収集する製品生産情報収集手段と、該製品生産情報収集手段で収集した製品生産情報に基づいてオーダー元の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測手段と、該需要情報予測手段で予測した鉄粉需要情報を加味して生産計画を編成する生産計画編成手段と、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示を受付ける納入指示受付手段と、該納入指示受付手段で納入指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得する製造情報取得手段と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得手段と、前記納入指示受付手段で受付けた納入指示と前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定手段と、該納期判定手段の判定結果を前記インターネットを介してオーダー元の情報処理端末に通知する通知手段と、前記納期判定手段で指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画変更手段を備え、前記納期判定手段は、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示をもとに前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定するように構成され、上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先することを特徴としている。
さらにまた、請求項3に係る鉄粉生産管理システムは、請求項1又は2に記載の発明において、前記納入指示受付手段は、前記納入指示に加えて納入変更指示を受付けるように設定され、前記製造情報取得手段は、前記納入指示に加えて納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得するように設定され、前記納期判定手段は、前記納入指示に基づく指示納期での客先納品が可能であるか否かの判定に加えて、前記納入変更指示に基づく指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定するように構成されていることを特徴としている。
また、請求項4に係る鉄粉生産管理システムは、請求項1乃至3の何れか1項の発明において、前記通知手段は、判定結果を電子メールで通知するように構成されていることを特徴としている。
なおさらに、請求項に係る鉄粉生産管理方法は、短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉製品をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理方法であって、外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、前記ウェブサーバは、前記インターネットを介して外部の情報処理端末から納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付工程と、該納入指示受付工程で納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を取得する製造情報取得工程と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得工程と、前記納入指示受付工程で受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定工程と、該納期判定工程の判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知工程と、前記納期判定工程の判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成工程とを行い、前記納期判定工程は、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先することを特徴としている。
また、請求項に係る鉄粉の生産管理方法は、短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理方法であって、外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、前記ウェブサーバは、オーダー元が鉄粉を使用して製造する製品の生産情報を前記データベースサーバから収集する製品生産情報収集工程と、該製品生産情報収集工程で収集した製品生産情報に基づいてオーダー先の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測工程と、前記需要情報予測工程で予測した鉄粉需要情報を加味して生産計画を編成する生産計画編成工程と、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付工程と、該納入指示受付工程で納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得する製造情報取得工程と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を取得する流通情報取得工程と、前記納入指示受付工程で受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した流通情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定工程と、該納期判定工程の判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知工程と、前記納期判定工程の判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成工程とを実行し、前記納期判定工程は、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示または納入変更指示をもとに前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先することを特徴としている。
さらにまた、請求項に係る鉄粉生産管理プログラムは、短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理プログラムであって、外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付ステップと、該納入指示受付ステップで納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得する製造情報取得ステップと、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得ステップと、前記納入指示受付ステップで受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定ステップと、該納期判定ステップの判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知ステップと、前記納期判定ステップの判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成ステップとを前記ウェブサーバに実行させ、前記納期判定ステップは、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先することを特徴としている。
また、請求項に係る鉄粉生産管理プログラムは、短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理プログラムであって、外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、オーダー元が鉄粉を使用して製造する製品の生産情報を収集する製品生産情報収集ステップと、該製品生産情報収集ステップで収集した製品生産情報に基づいてオーダー元の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測ステップと、前記需要情報予測ステップで予測した鉄粉需要情報を加味して生産計画を編成する生産計画編成ステップと、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付ステップと、該納入指示受付ステップで納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースから取得する製造情報取得ステップと、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースから取得する流通情報取得ステップと、前記納入指示受付ステップで受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定ステップと、該納期判定ステップの判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知ステップと、前記納期判定ステップの判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成ステップとを前記ウェブサーバに実行させ、前記納期判定ステップは、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
ことを特徴としている。
請求項1、又はに係る発明によれば、ネットワークを介して納期及び重量を指示する納入指示を受付ける納入指示受付手段と、該納入指示受付手段で納入指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を取得する製造情報取得手段と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を取得する流通情報取得手段と、前記オーダー受付手段で受付けたオーダーと前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通経過情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定手段と、該納期判定手段の判定結果を納入先に通知する通知手段と、前記判定手段の判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を作成する生産流通計画作成手段とを備えているので、先ず、製造情報及び各種流通過程情報に基づいて納期判断を行い、これらで納期を確保できないときに、流通情報に基づいて輸送期間を短縮し得る代替え輸送手段が存在するか否かを判断することができ、短納期での納入指示がある場合でも効率よく、納期判断を行って、効率のよい生産管理を行うことができ、さらに納期判断結果を納入先に通知することができるという効果が得られる。
また、納期判定手段の納期検討処理は、錆び発生を抑制するように中継倉庫在庫情報を優先するようにしているので、中継倉庫での製品の在庫状態で錆が発生することを確実に防止することができるという効果が得られる。
また、請求項2、又はに係る発明によれば、請求項1の効果に加えて、需要情報予測手段で製品生産情報収集手段で収集した製品生産情報に基づくオーダー先の鉄粉需要情報を予測し、この予測に基づいて生産計画を編成するようにしたので、短納期での納入指示を事前に予測した生産計画を編成することができ、短納期での納入指示に対して効率よく対処することができる生産管理を行うことができるという効果が得られる。
さらにまた、請求項に係る発明によれば、通知手段は、判定結果を納入先に電子メールで通知するように構成されているので、判定結果を納入先に確実に通知することができるという効果が得られる。
また、通知手段は、判定結果を当該判定結果に関与する管理者及び担当者にも電子メールで通知するように構成することができるので、判定結果を管理者及び担当者で再確認して、納期検討者に納期再検討の必要性の有無を確認することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面について説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図中、1はインターネット2にセキュリティセンタ3を介して接続された納期・出荷量指示を管理するウェブ(Web) サーバであって、インターネット2及びセキュリティセンタ3を介して予め契約された特定商社の例えばパーソナルコンピュータで構成される情報処理端末4、特定商社を介在しない予め契約された顧客の例えばパーソナルコンピュータで構成される情報処理端末5、営業部員が持ち運ぶ例えばノート型のパーソナルコンピュータで構成される情報処理端末6等が予め設定したユーザ識別番号(ID:Identification) 及びパスワードを入力することによりアクセス可能とされている。これら情報処理端末4、5及び6から鉄粉の納期・出荷量を表すオーダー情報及び納期検討情報が入力され、ウェブサーバ1から出荷予定情報及び製品在庫情報が出力される。
また、ウェブサーバ1は、LAN7で接続されたホストコンピュータ8を介して商社等に配設された情報処理端末9a及び9bにオンライン接続されて鉄粉の受注・オーダーエントリ、代金回収等をオンラインで行う販売生産管理サーバ10に接続されていると共に、LAN7を介して鉄粉の生産・出荷計画、在庫管理を行うデータベースサーバ11に接続されている。
このデータベースサーバ11は、鉄粉工場に配設された鉄粉製造状況や出荷状況を管理する出荷管理サーバ12にLAN7を介して接続されていると共に、流通基地での流通状況及び在庫状況を管理する流通管理サーバ13、国内の搬送手段を一括管理する搬送手段管理サーバ14、輸出用搬送手段を管理する輸出搬送手段管理サーバ15が接続されている。
出荷管理サーバ12からは国内船、輸出船の出航情報及びトラック配送の出荷情報等の出荷実績情報がデータベースサーバ11に入力される。また、流通管理サーバ13からは入出庫情報、在庫情報がデータベースサーバ11に入力され、データベースサーバ11から流通管理サーバ13に国内搬送手段の積荷情報が出力される。さらに、搬送手段管理サーバ14から国内船運航状況、トラック配車状況、積荷情報がデータベースサーバ11に入力され、輸出搬送手段管理サーバ15から輸出搬送手段状況等がデータベースサーバ11に入力される。
鉄粉工場では、図2に示すようにして、鉄粉が製造される。すなわち、アトマイズ工場で溶鋼に高圧の水を噴霧するアトマイズ工程、脱水工程、乾燥工程、粉砕分級工程を行ってアトマイズ生粉を生成し、これを仕上げ還元処理してアトマイズ鉄粉として所定重量単位で袋詰めして倉庫に入庫するか、又は仕上げ還元処理したアトマイズ鉄粉をさらに鉄粉表面に黒鉛粉等を結合剤で接着させる偏析防止処理してから所定重量単位で袋詰めして倉庫に入庫するアトマイズ鉄粉製造系統と、海綿鉄工場で主原料であるミルスケールや鉄鉱石粉などの粉状酸化鉄2を、還元剤3のコークスやチャーなどと分離した状態で同一耐火物製容器1へ充填し、その容器1の外側からトンネル炉を利用して間接加熱することによって、粉状酸化鉄を還元、焼結して生成した海綿鉄を微粉砕処理してから製品として所定重量単位で袋詰めして直接倉庫に入庫するか、前述したアトマイズ鉄粉と同様に仕上げ還元して還元鉄粉として所定重量単位で袋詰めして倉庫に入庫するか、さらに前記偏析防止処理をしてから所定重量単位で袋詰めして倉庫に入庫する還元鉄粉製造系統とがある。
このように生産された鉄粉は粉末のまま使用されるか、粉末冶金用素材、粉末鍛造用素材として使用される。
そして、倉庫に入庫された袋詰めされた鉄粉は、納入先が倉庫の近傍であるときにはトラック輸送され、遠隔地にあるときには、通常は国内船、緊急搬送時等はトラック等の代替え手段による搬送手段で配送拠点となる複数の中継倉庫に送った後にトラック輸送し、さらに海外に輸出する場合には、外航船に船積みするなどにより輸出される。
そして、倉庫からの出庫即ち出荷が出荷管理サーバ12で管理され、中継倉庫での流通管理が流通管理サーバ13で行われ、さらに、国内船の運航状況やトラックの配車状況等が搬送手段管理サーバ14で管理され、輸出品は輸出搬送手段管理サーバ15で管理される。
そして、ウェブサーバ1は、図3に示す生産管理処理を実行する。
この生産管理処理は、先ず、ステップS1で、インターネット2を介して情報処理端末4〜6の何れかからアクセスがあったか否かを判定し、情報処理端末4〜6の何れからもアクセスがないときにはアクセスがあるまで待機し、情報処理端末4〜6の何れかからアクセスがあったときには、ステップS2に移行する。
このステップS2では、ログイン画面を表示するログイン画面表示情報を情報処理端末i(i=4,5,6)に出力して、この情報処理端末iにログイン画面を表示する。このログイン画面は、図4に示すように、システム名「○○○」を表示する表示欄21と、予め設定されたユーザー識別番号(ID)を入力するユーザーID入力欄22と、予め設定されたパスワードを入力するパスワード入力欄23とが形成されている。
次いで、ステップS3に移行して、ユーザ識別番号及びパスワードの双方が入力されたか否かを判定し、両者の何れか一方又は双方が入力されていないときにはユーザ識別番号及びパスワードの双方が入力されるまで待機し、ユーザ識別番号及びパスワードの双方が入力されたときには、ステップS4に移行する。
このステップS4では、入力されたユーザ識別番号及びパスワードが登録されたユーザ識別番号及びパスワードと一致するか否かを判定し、両者の何れかが一致しないときにはステップS5に移行して、入力されたユーザ識別番号及びパスワードの何れかが入力ミスである旨を表すガイダンス情報を表示してから前記ステップS2に戻り、入力されたユーザ識別番号及びパスワードが登録されたユーザ識別番号及びパスワードと一致する場合にはステップS6に移行する。
このステップS6では、業務メニュー画面を表示する業務メニュー画面表示情報を情報処理端末iに出力する。この業務メニュー画面は、図5(a)及び(b)に示すように、納入指示を選択する納入指示選択部31、納期検討を選択する納期検討選択部32、銘柄別在庫表示を選択する銘柄別在庫表示選択部33、ログアウトを選択するログアウト選択部34及び掲示板入力部35が形成されている。
次いで、ステップS7に移行して、納入指示選択部31が選択されたか否かを判定し、納入指示選択部31が選択されたときにはステップS8に移行して納入指示処理を実行してから前記ステップS6に戻り、納入指示選択部31が選択されていないときにはステップS9に移行する。
このステップS9では、納期検討選択部32が選択されているか否かを判定し、納期検討選択部32が選択されているときにはステップS10に移行して、納期検討処理を行ってから前記ステップS6に戻り、納期検討選択部32が選択されていないときにはステップS11に移行して銘柄別在庫表示選択部33が選択されているか否かを判定し、銘柄別在庫表示選択部33が選択されているときにはステップS12に移行して、銘柄別在庫表示処理を実行してから前記ステップS6に戻り、銘柄別在庫表示選択部33が選択されていないときにはステップS13に移行する。
このステップS13では、掲示板入力部35が選択されているときには、ステップS14に移行して、掲示板入力処理を実行してから前記ステップS6に戻り、掲示板入力部35が選択されていないときにはステップS15に移行する。
このステップS15では、ログアウト選択部34が選択されているか否かを判定し、ログアウト選択部34が選択されているときには処理を終了して前記ステップS1に戻り、ログアウト選択部34が選択されていないときには前記ステップS6に戻る。
そして、ステップS8の納入指示処理は、図6に示すように、先ず、ステップS81で、納入指示のための納入指示画面表示情報を情報処理端末iに送信して、情報処理端末iにオーダー選択画面を表示する。
このオーダー選択画面は、図7に示すように、顧客・商社名を入力する顧客・商社名入力欄41、納期を表す積年月範囲の開始年月又は積年月を入力する開始年月入力欄42、積年月範囲の最終年月を入力する終了年月入力欄43、契約番号を入力する契約番号入力欄44、需要家を入力する需要家入力欄45、受渡場所を選択する受渡場所選択欄46、製品規格を入力する規格入力欄47、向先を入力する向先入力欄48、フレキシブル収納袋に収納する鉄粉の重量を表す単位重量を入力する単重入力欄49、契約地を選択する契約地選択欄50、中継地を選択する中継地選択欄51、納期を入力する納期入力欄52、納入指示受付日を入力する納入指示受付日入力欄53、表示単位が納入単位か出荷単位かを選択する表示単位選択欄55、ソート順を選択するソート順選択欄56等が設けられたオーダー選択部57と、このオーダー選択部57の上部に形成されたオーダー表示ボタン58、納入指示一覧ボタン60、リセットボタン62及び業務メニュー画面に戻る業務メニューボタン63と、オーダー選択部57の下側に形成されたオーダー選択部57で選択したオーダーを表示するオーダー表示部64と、このオーダー表示部64の下側に形成された納入指示入力部65とで構成されている。
次いで、ステップS82に移行して、オーダー表示ボタン58がマウス又はキーボードによって選択されたか否かを判定し、オーダー表示ボタン58が選択されたときには、ステップS83に移行して、オーダー選択部57で、必須項目のデータが入力され、且つ表示単位選択欄55で表示単位が選択されると共に、ソート順選択欄56でソート順が選択されているか否かを判定し、必須項目のデータが入力されていないときには、ステップS84に移行して、必須項目の入力を促すガイダンス情報を表示してから前記ステップS82に戻り、必須項目のデータが入力されているときにはステップS85に移行する。
このステップS85では、予めデータベースサーバ11に入力されているオーダー情報から指定されたオーダー情報を抽出し、抽出したオーダー情報を図7に示すようにオーダー表示部64に表示してからステップS87に移行する。ここで、オーダー表示部64に表示されるオーダー情報は、前述したオーダー選択画面で表示されている各種入力欄と同一の情報を抽出された各オーダー毎に一覧表示すると共に、納入指示ボタン64a及びリセットボタン64bを表示する。
ステップS86では、オーダー表示部64に表示されたオーダー情報の納入指示ボタン64aがマウス又はキーボードによって選択されたか否かを判定し、納入指示ボタン64aが選択されているときには、ステップS87に移行して、オーダー表示部64に表示されているオーダー情報の左側に形成されたチェックボックス64dの何れか1つにチェックが行われているか否かを判定し、何れのオーダー情報のチェックボックス64dにチェックが施されていないときにはステップS88に移行して、オーダー情報の何れか1つのチェックボックス64dにチェックを施すことを促すガイダンス情報を表示してからステップS89に移行し、オーダー表示部64に表示されたリセットボタン64bが選択されているか否かを判定し、リセットボタン64bが選択されているときにはステップS90に移行して、オーダー表示部64に表示されているオーダー情報を消去してから前記ステップS86に戻り、リセットボタン64bが選択されていないときにはそのまま前記ステップS86に戻る。
また、前記ステップS87の判定結果が、何れかのオーダー情報のチェックボックス64dにチェックが施されているときには、ステップS91に移行して、チェックが施されたオーダー情報を納入指示入力部65内に形成された納入指示入力画面に表示すると共に、新規、変更、削除等の区分入力欄65a、依頼納期を入力する納期入力欄65b、依頼重量を入力する重量入力欄65cを少なくとも有すると共に、指示ボタン65d、リセットボタン65eを表示してからステップS92に移行する。
また、前記ステップS86の判定結果か納入指示ボタン64aが選択されていないときには直接ステップS89に移行する。
ステップS92では、指示ボタン65dがマウス又はキーボードによって選択されたか否かを判定し、指示ボタン65dが選択されたときには、ステップS93に移行して、納入指示された区分に従って納期、重量、発注番号をデータベースに格納されている該当オーダー情報に格納すると共に、納入指示が行われたことを管理処理に通知してから処理を終了する。
また、前記ステップS92の判定結果が、指示ボタン65dが選択されていないときには、ステップS94に移行して、リセットボタン65eがマウス又はキーボードによって選択されているか否かを判定し、リセットボタン65eが選択されているときには、ステップS95に移行して、納入指示入力部65の入力データを消去してから前記ステップS86に戻り、リセットボタン65eが選択されていないときにはそのまま前記ステップS86に戻る。
さらに、前記ステップS82の判定結果がオーダー表示ボタン58が選択されていないときには、ステップS98に移行して、納入指示一覧ボタン60がマウス又はキーボードによって選択されているか否かを判定し、納入指示一覧ボタン60が選択されているときにはステップS99に移行して、図8に示す納入指示一覧表示画面を表示する納入指示一覧画面表示情報を形成し、これを情報処理端末iに出力してから前記ステップS82に戻る。ここで、納入指示一覧表示画面情報は、納入指示入力部65で確定した納入指示を行ったオーダー情報の契約番号、指示枝番(納入指示の通し番号)、需要家、受渡場所、規格、依頼納期、依頼重量、単位重量、員数、出荷実績量、出荷状況、出荷予定日、中継地、積月、指示区分、納入指示受付日、向先、依頼者等の一覧表を表示する納入指示一覧表示画面情報を形成し、これを情報処理端末iに出力する。
さらに、ステップS98の判定結果が、納入指示一覧ボタン60が選択されていないときにはステップS100に移行して、業務メニューに戻る業務メニューボタン63がマウス又はキーボードによって選択されているか否かを判定し、業務メニューボタン63が選択されているときには前記図3のステップS6に戻り、業務メニューボタン63が選択されていないときにはステップS101に移行してリセットボタン62がマウス又はキーボード等で選択されているか否かを判定し、リセットボタン62が選択されているときには、ステップS102に移行して、オーダー選択部57の入力データを消去してから前記ステップS82に戻り、リセットボタン62が選択されていないときにはそのまま前記ステップS82に戻る。
また、ステップS10の納期検討処理は、先ず、図9に示すように、納期検討画面を表示する。この納期検討画面は、前述した納入指示画面のオーダー選択部において、回答済み、未回答、全部等の回答状態を選択する回答状態選択部81a及び納期検討一覧ボタン81b、納期検討受付日、回答受付日を選択する受付日選択部81c及び納入単位か検討単位かを選択する単位選択部81dが設けられていることを除いては納入指示画面のオーダー選択部と同様に形成されたオーダー選択部81と、このオーダー選択部81で入力された選択条件でデータベースサーバ11をアクセスして該当するオーダー情報を抽出し、抽出したオーダー情報を表示するオーダー表示部82と、このオーダー表示部82に表示されたオーダー情報から納期検討を行うオーダー情報を選択して納期検討及び納期回答を行う納期回答入力部83とを備えている。
ここで、オーダー表示部82には、抽出された各オーダー情報の左側にチェックボックス82aが形成されていると共に、納期検討ボタン82b、納期検討変更ボタン82c、回答ボタン82d、承認ボタン82e、リセットボタン82fが形成されている。
そして、オーダー表示部82に表示されているオーダー情報から納期検討を行うオーダー情報のチェックボックス82aにチェックを施してから納期検討ボタン82b又は納期検討変更ボタン82cをマウス又はキーボード等で選択することにより、納期回答入力部83が表示され、この納期回答入力部83で、依頼納期、依頼重量、依頼コメント、回答納期、回答重量、回答コメント等を入力する。
この納期回答入力部83で、回答データを入力した後に指示ボタン83aをマウス又はキーボード等で選択することにより、回答結果が保存され、その後、承認者が回答結果が保存されたオーダー情報をオーダー表示部82に表示してから承認を行うオーダー情報のチェックボックスにチェックを施してから承認ボタン82eをマウス又はキーボード等で選択すると承認が行われ、回答データ登録されると共に、管理処理に対して回答結果の送信要求を行う。
なお、納期検討オーダー選択部81で納期検討一覧ボタン81bをマウス又はキーボード等で選択することにより、図10に示す依頼内容及び回答内容確認一覧表示画面を表示する。この一覧表示画面の表示内容は、契約番号、納期検討番号(通し番号)、需要家、受渡場所、規格、単位重量、積月、現状納期、現状重量、依頼納期、依頼重量、回答納期、回答重量、回答結果、状態(判定)、依頼コメント、回答コメント、依頼者、回答者、納期検討受付日、回答受付日、向先、商社等である。
さらにまた、ステップS12の銘柄別在庫表示処理は、図11に示すように、上部側のデータ入力部90と、このデータ入力部90の下側に形成された製品在庫表示部91とを有する銘柄別在庫表示画面を表示する。
データ入力部90には、需要家入力欄92、受渡場所選択欄93、向先入力欄94、規格入力欄95、単位重量入力欄96及び中継地選択欄97と、照会ボタン98、リセットボタン99及び業務メニューボタン100が形成されている。
そして、規格入力欄95に所望の製品規格を入力することにより、データベースサーバ11をアクセスして該当する製品規格の工場製品在庫情報及び中継地製品在庫情報を向先単位で抽出して、抽出した在庫情報を製品在庫表示部91に向先単位で一覧表示する。
この在庫情報は、図11に示すように、規格、需要家、受渡場所、向先、単位重量、工場から中継地又は顧客への出荷予定量、工場製品在庫、輸送中在庫、中継倉庫在庫、在庫合計、中継地から顧客への出庫予定量等が一覧表示される。
一方、各商社の中継倉庫に国内船等を使用した出荷計画を作成するには、中継倉庫の在庫管理情報、国内船の運行計画情報等をもとに、パレットの積載重量及び積載袋数が最大となるように国内船に積込むパレット単位の積載計画を作成し、この積載計画に基づいて出荷計画作成を行う。
すなわち、オーダー情報の納期データから中継倉庫の出庫量が決定され、この出庫量を確保するために国内船に積込むパレットを引き当て、引き当てたパレットの積載重量及び積載袋数が最大となるようにパレット積載計画を作成することで、国内船の運行状況等に合わせて納期を確保する出荷計画を作成する。
この出荷計画は、国内船が出航時刻に間に合う範囲でパレットの積載計画の変更が可能であり、短納期の製品を優先させた積載計画の作成を可能としている。
この国内船を使用した出荷計画でも納期を確保できない製品についてはより搬送時間の短いトラック等を使用した出荷計画を作成する。
一方、管理処理では、図12に示すように、ステップS200で、前述した納入指示処理で納入指示があったか否かを判定し、納入指示があったときにはステップS201に移行して、納入指示で入力されたメールアドレス及び鉄粉製造工場の担当者宛等に、夫々納入指示データに含まれる区分、契約番号、指示枝番、向先、需要家、受渡場所、規格、単位重量、納期、重量、発注番号等を記載した電子メール送信データを作成し、この送信データを電子メール管理処理に送信してからステップS202に移行する。
このステップS202では、鉄粉製造工場における鉄粉生産ラインの鉄粉製造計画に基づく鉄粉製造情報を読込み、次いでステップS203に移行して、納入指示された納期データが予め設定したリードタイム(例えば7日)を超えているか否かを判定し、リードタイムを超えているときには、納期検討の必要がないものと判断してステップS204に移行して、納入指示をそのまま受付けて、納期を確定し、次いでステップS205に移行して、納期確定したオーダー情報を鉄粉工場における鉄粉生産ラインの鉄粉製造計画を行う管理装置に出力してから前記ステップS200に戻るが、リードタイムを超えていない場合には、ステップS206に移行する。
このステップS206では、鉄粉製造情報に基づいて該当銘柄を納入指示された納期データ内に製造することが可能であるか否かを判定し、製造が可能であるときには、前記ステップS204に移行し、製造が不可能であるときにはステップS207に移行する。
このステップS207では、生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通情報を読込み、次いでステップS208に移行して、流通情報を参照して納期に間に合う該当銘柄の在庫が需要家の最寄りの中継倉庫にあるか否かを判定し、在庫がある場合にはステップS209に移行して、該当在庫をオーダー情報に割付けて出荷予定日を決定し、次いでステップS210に移行して、出荷予定の在庫の需要家への出荷計画を作成してから前記ステップS200に戻り、該当銘柄の在庫がないときにはステップS211に移行する。
このステップS211では、流通情報を参照して納期に間に合う該当銘柄の工場在庫があるか否かを判定し、在庫がある場合にはステップS212に移行して、該当在庫をオーダー情報に割付けて出荷予定日を決定し、次いでステップS213に移行して、出荷予定の在庫の需要家への出荷計画を作成してから前記ステップS200に戻り、該当銘柄の在庫がないときには納期検討の必要があるものと判断して、ステップS214に移行して、鉄粉製造工場の担当者宛等に、納入指示された契約番号、向先、需要家、受渡場所、規格、単位重量、納期、重量等を記載した納期検討用電子メール送信データを作成し、この送信データを電子メール管理処理に送信してから前記ステップS200に戻る。
また、ステップS200の判定結果が、納入指示がないときには、ステップS215に移行して、納期検討の有無を判定し、納期検討が無いときにはそのままステップS200に戻り、納期検討が有る場合には、ステップS215に移行して、納期検討処理中であるか否かを判定し、納期検討処理中でないときには前記ステップS200に戻り、納期検討処理中であるときにはステップS217に移行する。
このステップS217では、納期検討処理で納期判定結果が入力されたか否かを判定し、納期判定結果が入力されていないときには前記ステップS200に戻り、納期判定結果が入力されたときには、ステップS218に移行して、判定結果に関与する上司の承認権限を有する管理者及び納入担当者に対する、納期判定結果に含まれる回答結果、契約番号、向先、需要家、受渡場所、規格、単位重量、依頼納期、回答納期、依頼重量、回答重量、回答コメント等を記載した納期判定結果用電子メール送信データを作成し、作成した電子メール送信データを電子メール送信処理に送信してからステップS219に移行する。
このステップS219では、管理者によって納期判定が承認されたか否かを判定し、納期判定が承認されていないときには前記ステップS200に戻り、納期判定が承認されたときにはステップS220に移行して、納入指示時に設定された電子メールアドレス宛に、納期回答に含まれる回答結果、契約番号、向先、需要家、受渡場所、規格、単位重量、依頼納期、回答納期、依頼重量、回答重量、回答コメント等を記載した納期回答用電子メール送信データを作成し、作成した電子メール送信データを電子メール送信処理に送信してからステップS221に移行して納期を確定してからステップS222に移行して、納期確定したオーダー情報を鉄粉工場の鉄粉製造計画を行う管理装置に出力してから前記ステップS200に戻る。
電子メール管理処理は、管理処理から送信された電子メール送信データを送信先毎に分類して所定時間蓄積し、所定時間毎に、蓄積した電子メール送信データを送信先に送信する。
この図12の処理において、ステップS202の処理が製造情報取得手段に対応し、ステップS203,S206,S208及びS211の処理又はこれらの処理と図3の納期検討処理が納期判定手段に対応し、ステップS207の処理が流通情報取得手段に対応し、ステップS205及びステップS221の処理が製造オーダー出力手段に対応し、ステップS209,S210,S212及びS213の処理が生産流通計画変更手段に対応し、ステップS214〜S219の処理が通知手段に対応している。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、指定された商社や直接顧客との間で、月単位又は期単位で鉄粉製造契約が結ばれ、この鉄粉製造契約に基づくオーダー情報が販売生産管理サーバ10に入力され、入力されたオーダー情報がデータベースサーバ11に逐次蓄積されるものとする。このオーダー情報は、契約番号、需要家、受渡場所(揚港)、規格、単位重量、受注予定量、船或いはトラック等の搬送手段に積込む積月、中継地、オーダー区分、出荷実績量、商社名、向先等が入力される。
そして、商社の担当者又は営業担当者が先に締結されている鉄粉製造契約に基づいて鉄粉の納入指示を行う場合には、何れかの情報処理端末iからインターネット2及びセキュリティセンタ3を介してウェブサーバ1にアクセスすると、このウェブサーバ1では、図3の生産管理処理でステップS1からステップS2に移行して、ログイン画面を表示するログイン画面表示情報を情報処理端末iに送信し、情報処理端末iに図4に示すログイン画面を表示する。
このログイン画面で、予め設定された正規のユーザ識別番号及びパスワードを入力することにより、図5(a)及び(b)に示す業務メニュー画面が表示される。
表示された業務メニュー画面から納入指示選択部31をマウス又はキーボード等で選択することにより、ステップS8に移行して、納入指示処理が実行される。
この納入指示処理では、ステップS81で、図7に示すオーダー選択画面を情報処理端末iに表示し、このオーダー選択画面におけるオーダー選択部57で所望とするオーダー情報を選択するための選択条件を入力する。このとき、契約番号が分かっているときにはその契約番号を入力してからオーダー表示ボタン58を選択することにより、入力した契約番号に該当するオーダー情報のみがオーダー表示部64に表示される。
契約番号が分からないときには、顧客・商社名入力欄41や需要家入力欄45、積年月入力欄42、納入単位か出荷単位を選択する表示単位選択欄55、ソート順を選択するソート順選択欄56で所定の項目を入力するか選択してからオーダー表示ボタン58をマウス又はキーボード等によって選択することにより、入力条件に応じてデータベースサーバ11をアクセスして、入力条件に該当するオーダー情報を抽出し、抽出したオーダー情報がオーダー表示部64に表示される。
したがって、表示されたオーダー情報から納入指示を行いたいオーダー情報を選択して、チェックボックス64dにチェックを行ってから納入指示ボタン64aをマウス又はキーボード等で選択することにより、納入指示入力部65に選択されたオーダー情報が表示され、この納入指示入力部65で、少なくとも区分選択欄65aで新規、追加、変更、削除等の区分を選択し、納期入力欄65bに依頼納期を入力し、重量入力欄65cに依頼重量を入力してから指示ボタン65dをマウス又はキーボード等によって選択することにより、納入指示が行われる。
このように、納入指示が行われると、図12に示す管理処理で、ステップS200からステップS201に移行して、例えば図13に示すように、納入指示者のメールアドレス及び鉄粉工場の製造担当者宛等に、納入指示が行われたことを表すメッセージデータD1、入力ユーザー名D2、入力日時D3、区分、オーダー情報の契約番号、指示枝番、向先、需要家、受渡場所、規格、単位重量、納期、重量、発注番号等の納入指示データD4が記載された納入指示確認電子メール送信データが作成され、これが電子メール管理処理に送信される。
電子メール管理処理では、所定の送信時間(例えば朝、昼、夕方)が来るまでの間に電子メール送信データを受信すると、受信した電子メール送信データを送信先名毎に分類して蓄積し、所定の送信時間となると、分類して蓄積されている電子メール送信データを各送信先に一括して送信する。このように、所定時間毎に電子メールを一括送信することにより、受信側で電子メールの受信時刻で電子メールのチェックを行えばよく、頻繁に電子メールのチェックを行う手間を省略することができると共に、電子メールの送受信手数料も低減することができる利点がある。
この納入指示処理によって、納期が予め設定されたリードタイムを超えている場合には、納入指示通りの鉄粉の製造及び予め設定された流通経路での納品が可能であるので、納入指示された納期を実際の納期として登録してからステップS200に戻るが、納期がリードタイム以内であるときには、納入指示された納期を遵守することが可能であるか否かを判断する納期検討処理を行う必要があると判断して、鉄粉製造工場の製造担当者宛に納期検討を要請する納期検討用電子メール送信データを作成し、これを電子メール管理処理に送信する。
このため、製造担当者が納期検討用電子メールを受信すると、この電子メールに記載された依頼納期、依頼重量の遵守が可能か否かを判断するが、このときに、出荷管理サーバ12からウェブサーバ1にアクセスして、業務メニューから銘柄別在庫表示選択部34をマウス又はキーボード等によって選択することにより、図11に示す銘柄別在庫表示画面を表示させ、この銘柄別在庫表示画面で、規格(銘柄)データを入力することにより、現在の工場製品在庫及び中継倉庫の製品在庫を表示し、中継倉庫の製品在庫が納入指示の依頼重量をまかなえる場合には、中継倉庫の製品在庫を納入指示されたオーダー情報に割り当てる。
この中継倉庫の製品在庫で納入指示の依頼重量をまかなえない場合には、鉄粉製造工場の製品在庫でまかなえるか否かを判断し、鉄粉製造工場の製品在庫でまかなえる場合には、流通経路がトラックでの直送であるか国内船を利用する中継倉庫経由であるかを判断し、トラックでの直送である場合には、輸送可能なトラックが空いているか否かを判断し、輸送可能なトラックが空いている場合には、該当トラックを確保してから出荷予定日を確定すると共に、状況表示欄にトラック準備完了を表す「トラック準備完」表示を行ってから納期検討画面で該当するオーダー情報を選択し、選択したオーダー情報が納期検討回答入力部に表示されたときに、回答納期、回答重量、回答可の回答結果を入力すると共に、必要に応じて回答コメントを入力してから指示ボタン83aをマウス又はキーボード等で選択することにより回答データを確定する。このとき、確定した回答データが納期判定結果用電子メールで納期判定に関与する承認を行う管理者及び他の納入担当者に送信される。
その後、承認者が承認ボタン82eをマウス又はキーボードで選択することにより、納期検討結果がオーダー情報に反映される。
一方、流通経路が国内船であるときには、依頼納期に間に合う国内船のパレットに空きがあるか否かを判断し、パレットに空きがある場合には、状況表示に国内船のパレット準備完了を表す「パレット準備完」を表示すると共に、出荷予定日を確定すると共に、該当パレットに納入指示されたオーダー情報を割付ける。このとき、依頼納期に間に合う国内船のパレットに空きがない場合には、国内船のパレットに割付けられている他のオーダー情報で代替えが可能であるか否かを判断し、代替えが可能であるときにはオーダー情報の代替えを行い、代替えが不可能であるときには、輸送可能な空きトラックがあるか否かを判断し、空きトラックがある場合には、前記と同様に状況表示に「トラック準備完」を表示すると共に、トラックでの出荷予定日を確定する。
ところが、納期検討処理を行っても、納入指示されたオーダー情報の納期を確保できない場合には、確保可能な重量がある場合にはその重量を回答重量として納期検討画面における回答入力部83で入力すると共に、回答結果を回答不可とし、これに対する回答コメントを入力してから指示ボタン83aを選択することにより、納期検討回答情報が保存され、その後承認画面で承認が行われると、依頼納期での納入が不可能である回答結果を表す納期回答用電子メール送信データが作成されて、納入指示時に指定されたメールアドレス宛に送信される。
また、納期検討処理を行っても、納入指示されたオーダー情報の納期を全く確保できない場合には、回答入力部83で、回答不可とし、回答納期を実際に納品可能な納期を入力してから指示ボタン83aを選択し、その後承認画面で承認が行われると回答結果を表す電子メール送信データが作成されて、納入指示時に指定されたメールアドレス宛に送信される。
このように、上記実施形態によると、商社や顧客或いは営業担当者の所持する情報処理端末iからウェブサーバ1にアクセスすることにより、鉄粉製品の納入指示処理、納期検討処理、在庫表示等を直接行うことができるので、鉄粉の受注処理、生産管理処理、出荷管理処理を迅速に行うことができると共に、鉄粉製造工場や中継倉庫での製品在庫を必要最小限に減少させることができ、鉄粉生産管理を効率よく行うことができる。
しかも、納入指示や納期検討の依頼や回答を行ったときに、電子メールで情報が伝達されるので、納入指示や納期検討の依頼や回答について確認することができ、電子メールで誤指示等を発見したときには、オーダー情報を即座に変更して正規のオーダー情報とすることができる。
なお、上記実施形態においては、販売生産管理サーバ10で予め鉄粉販売契約を締結し、その後ウェブサーバ1で納入指示を行う場合について説明したが、鉄粉販売契約処理もウェブサーバ1で行うようにして、全ての処理をウェブサーバ1で行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、鉄粉製造工場の在庫量及び中継倉庫の在庫量を考慮して、納期検討処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、在庫量が鉄粉製造工場及び中継倉庫で適正在庫量となるように在庫管理を行うと共に、在庫となる鉄粉製品に錆が発生しないように、在庫期間を短期間とするように在庫管理を行うことが好ましい。
さらに、上記実施形態においては、納入指示によって初めて生産管理を開始する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、商社又は顧客の鉄粉を使用した製品の製造状況を表す生産情報を収集する製品生産情報収集手段と、この製品生産情報収集手段で収集した製品生産情報に基づいてオーダー元の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測手段と、この需要情報予測手段で予測した鉄粉需要情報を加味して鉄粉の生産計画を編成する生産計画編成手段とを設け、オーダー元の鉄粉需要情報に基づいて鉄粉の消費量を予測し、予測した消費量に基づいて鉄粉の生産計画を作成することにより、短納期の納入指示に余裕をもって対処することができる。
さらにまた、上記実施形態においては、納入指示受付手段で、納入指示があったときに、この納入指示を一旦受付け、その後に納期判定手段で納期判定を行って納入指示に基づく指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する場合について説明したが、これに限定されるではなく、図14に示すように、納入指示を又は納入変更指示を受付けるか否かを判断するようにしてもよい。
すわなち、商社又は顧客の情報処理端末i(i=4〜6)から納入指示を受け取ったときに、ステップS300からステップS301に移行して、納入指示の指示日から指示納期までの日数が所定のリードタイムを超えているか否かを判定する。
この判定結果が納入指示日から指示納期までの日数が所定のリードタイムを超えているときにはステップS302に移行し、無条件に納入指示を受付け、次いでステップS303に移行して納入指示受付を表示するための納入指示受付表示情報を該当する情報処理端末iに送信して表示してからステップS304に移行し、納期を確定し、次いでステップS305に移行して、鉄粉工場にオーダー情報を出力する。
一方、ステップS301の判定結果が納入指示日から指示納期までの日数が所定のリードタイム内であるときには、ステップS306に移行して、納入検討指示として受付け、次いでステップS307に移行して、受付けた納入検討指示を表示する納入検討指示受付表示情報を該当する情報処理端末iに送信してからステップS308に移行する。
このステップS308では、指示納期までに該当銘柄の製造が可能であるか否かを判定し、製造可能であるときに前記ステップS302に移行して納入指示を受付け、製造が不可能であるときにはステップS309に移行して、工場に該当銘柄の在庫が有るか否かを判定し、在庫があるときにはステップS310に移行して、指示納期に合わせて在庫の出荷予定日を決定し、次いでステップS311に移行して、出荷計画を作成してから前記ステップS302に移行して納入指示を受付ける。
また、ステップS309の判定結果が、工場に在庫がないときには、ステップS312に移行して、該当銘柄の在庫が中継倉庫に有るか否かを判定し、中継倉庫が在庫があるときにはステップS313に移行して、前記ステップS310と同様に在庫の出荷予定日を決定し、付いてステップS314に移行して前記ステップS311と同様に出荷計画を作成してから前記ステップS302に移行して納入指示の受付けを行う。
さらに、ステップS312の判定結果が、該当銘柄の在庫が中継倉庫に無いときにはステップS315に移行して、工場担当者に対して納期検討要電子メールの送信データを送信して、納期検討を依頼してから処理を終了する。
一方、前記ステップS300の判定結果が、外部の情報処理端末iから納入指示が無いときにはステップS316に移行して、既に行った納入指示に対する納入変更指示が有るか否かを判定し、納入変更指示が無いときにはステップS317に移行して、納期検討処理中であるか否かを判定し、納期検討処理中ではないときにはそのまま処理を終了し、納期判定処理中であるときには、ステップS318に移行して、納期判定結果が入力されたか否かを判定し、納期判定結果が入力されていないときにはそのまま処理を終了し、納期判定結果が入力されたときにはステップS319に移行する。
このステップS319では、管理者及び納入担当者に対して、納期判定結果を通知する電子メール送信データを送信し、次いでステップS320に移行して、納期判定結果が承認されたか否かを判定し、納期判定結果が承認されていないときにはそのまま処理を終了し、納期判定結果が承認されたときにはステップS321に移行する。
このステップS321では、納期判定結果が納品可能であるか否かを判定し、能新可能であるときにはステップS322にい越して、納入指示又は後述する納入変更指示として受付けしてから、ステップS323に移行して、納入指示又は納入変更指示受付表示情報を該当する情報処理端末iに送信してから処理を終了する。
また、ステップS321の判定結果が、納品が不可能であるときには、指示納期に納品可能な代替重量及び指示重量を納品可能な代替納期を該当する情報処理端末iに送信し、次いでステップS325から商社又は顧客が代替重量又は代替納期を了承したときには前記ステップS322に移行して納入指示又は納入変更指示を受付け、商社又は顧客が代替重量又は代替納期を了承しないときには、ステップS326に移行して、納入検討指示又は納入変更検討指示の受付けを解消してから処理を終了する。
一方、前記ステップS316の判定結果が、情報処理端末iから納入変更指示が入力されたものであるときには、ステップS326に移行して、前記ステップS301と同様に指示日から指示納期までの日数が所定リードタイムを超えているか否かを判定し、所定リードタイムを超えているときには、゛ステップS328に移行して、納入変更指示を無条件に受付け、次いでステップS329に移行して、納入変更指示受付表示情報を該当する情報処理端末iに送信し、次いでステップS330に移行して納期を確定してからステップS331に移行して鉄粉工場にオーダー変更情報を出力してから処理を終了する。
これに対して、ステップS327の判定結果が、指示日から指示納期までの日数が所定リードタイム内であるときにはステップS332に移行して、先に行った納入指示時の製造オーダーについて製造及び流通履歴を読込み、次いでステップS333に移行して、輸送手段が手配完了しており、且つ積込直前又はそれ以降であるかを判定し、輸送手段に積込直前又はそれ以降であるときには、現時点での納入変更を受付けられないものと判断してステップS334に移行し、納入変更検討指示として受付け、次いでステップS335に移行して納入検討指示受付表示情報を該当する情報処理端末iに送信してからステップS336に移行して、咳ステップS315と同様に工場担当者に対して納期検討を指示する電子メール送信データを送信してから処理を終了する。
また、前記ステップS333の判定結果が輸送手段が手配されて積込直前以降ではないときには前記ステップS308に移行して、該当銘柄の製造変更が可能であるか否かを判定する。
この実施形態によると、商社又は顧客が情報処理端末4〜6から納入指示又は納入変更指示を行うと、指示された日から指示納期までの日数が所定リードタイムを超えている場合には無条件に納入指示を受付けてステータスを納品指示とするが、前記日数が所定リードタイム内であるときには、納期検討指示又は納期変更検討指示として受付け、納入指示又は納入変更指示で指示された納期に指示された重量を納品できるか否かを判断して、納品可能な場合には野品場合には、ステータスを納品指示又は納品変更指示に変更し、納品不可能な場合には、所定の納期判定を行って、納品可能である場合には、ステータスを納入指示又は納入変更指示に変更し、納入不可能である場合には、代替重量及び代替納期を該当する情報処理端末iに送信して、商社又は顧客が了承するか否かを判定し、商社又は顧客が代替重量又は代替納期を了承した場合には、ステータスを納入指示又は納入変更指示に変更し、代替重量又は代替納期を了承しない場合には納入検討指示又は納入変更検討指示の受付けを解消する。このため、商社又は顧客は再度納入指示を行うことにより、上記処理を繰り返すことができる。しかも、上記処理が対話形式で行われるので、商社又は顧客が納入指示が可能であるか否かを正確且つ容易に把握することができる。
また、納期・出荷管理を行うウェブ・サーバ1で代替重量又は代替納期を商社又は顧客に提示することができるので、納入指示又は納入変更指示の折り合いを容易に検討することが可能となり、納入指示又は納入変更指示を的確に設定することができる。
さらに、ウェブ・サーバ1側から即ち鉄粉の生産者側から商社又は顧客のオーダー元に対して、重量又は納期の変更を打診することも可能となり、鉄粉生産管理を最適な状態で行うことができる。
本発明の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 鉄粉の製造工程を示す説明図である。 ウェブサーバで実行する生産管理処理手順の一例を示すフローチャートである。 ログイン画面の一例を示す説明図である。 業務メニューの一例を示す説明図である。 図3の納入指示処理手順の一例を示すフローチャートである。 オーダー選択画面の一例を示す説明図である。 納入指示一覧表示画面の一例を示す説明図である。 納期検討画面の一例を示す説明図である。 依頼内容及び回答内容確認一覧表示画面の一例を示す説明図である。 銘柄在庫表示画面の一例を示す説明図である。 管理処理手順の一例を示すフローチャートである。 納入指示用電子メール送信データを示す説明図である。 管理処理手順の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ウェブサーバ
2 インターネット
3 セキュリティセンタ
4〜6 情報処理端末
7 LAN
8 ホストコンピュータ
9a,9b 情報処理端末
10 販売生産管理サーバ
11 データベースサーバ
12 出荷管理サーバ
13 流通管理サーバ
14 搬送手段管理サーバ
15 輸出搬送手段管理サーバ

Claims (8)

  1. 短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉製品をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理システムであって、
    外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続されたウェブサーバを備え、
    該ウェブサーバは、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示を受付ける納入指示受付手段と、該納入指示受付手段で納入指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報をデータベースサーバから取得する製造情報取得手段と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得手段と、前記納入指示受付手段で受付けた納入指示と前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定手段と、該納期判定手段の判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知手段と、前記納期判定手段で指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画変更手段とを備え
    前記納期判定手段は、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示をもとに前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定するように構成され、
    上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
    ことを特徴とする鉄粉生産管理システム。
  2. 短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉製品をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理システムであって、
    外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、
    該ウェブサーバは、前記データベースサーバから前記オーダー元が鉄粉を使用して製造する製品の生産情報を収集する製品生産情報収集手段と、該製品生産情報収集手段で収集した製品生産情報に基づいてオーダー元の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測手段と、該需要情報予測手段で予測した鉄粉需要情報を加味して生産計画を編成する生産計画編成手段と、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示を受付ける納入指示受付手段と、該納入指示受付手段で納入指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得する製造情報取得手段と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得手段と、前記納入指示受付手段で受付けた納入指示と前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定手段と、該納期判定手段の判定結果を前記インターネットを介してオーダー元の情報処理端末に通知する通知手段と、前記納期判定手段で指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画変更手段を備え
    前記納期判定手段は、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示をもとに前記製造情報取得手段で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得手段で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定するように構成され、
    上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
    ことを特徴とする鉄粉生産管理システム。
  3. 前記納入指示受付手段は、前記納入指示に加えて納入変更指示を受付けるように設定され、前記製造情報取得手段は、前記納入指示に加えて納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得するように設定され、前記納期判定手段は、前記納入指示に基づく指示納期での客先納品が可能であるか否かの判定に加えて、前記納入変更指示に基づく指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄粉生産管理システム。
  4. 前記通知手段は、判定結果を電子メールで通知するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の鉄粉生産管理システム。
  5. 短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉製品をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理方法であって、
    外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、
    前記ウェブサーバは、前記インターネットを介して外部の情報処理端末から納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付工程と、該納入指示受付工程で納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を取得する製造情報取得工程と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得工程と、前記納入指示受付工程で受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定工程と、該納期判定工程の判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知工程と、前記納期判定工程の判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成工程とを行い、
    前記納期判定工程は、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、
    上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
    ことを特徴とする鉄粉生産管理方法。
  6. 短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理方法であって、
    外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、
    前記ウェブサーバは、オーダー元が鉄粉を使用して製造する製品の生産情報を前記データベースサーバから収集する製品生産情報収集工程と、該製品生産情報収集工程で収集した製品生産情報に基づいてオーダー先の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測工程と、前記需要情報予測工程で予測した鉄粉需要情報を加味して生産計画を編成する生産計画編成工程と、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付工程と、該納入指示受付工程で納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得する製造情報取得工程と、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を取得する流通情報取得工程と、前記納入指示受付工程で受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した流通情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定工程と、該納期判定工程の判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知工程と、前記納期判定工程の判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成工程とを実行し、
    前記納期判定工程は、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得工程で取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得工程で取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、
    上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
    ことを特徴とする鉄粉生産管理方法。
  7. 短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理プログラムであって、
    外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、
    前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付ステップと、該納入指示受付ステップで納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースサーバから取得する製造情報取得ステップと、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースサーバから取得する流通情報取得ステップと、前記納入指示受付ステップで受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定ステップと、該納期判定ステップの判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知ステップと、前記納期判定ステップの判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成ステップとを前記ウェブサーバに実行させ、
    前記納期判定ステップは、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、
    上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
    ことを特徴とする鉄粉生産管理プログラム。
  8. 短納期で且つ錆の発生を考慮して流通過程での長期在庫が不可能な鉄粉をオーダーに応じて生産するための鉄粉生産管理プログラムであって、
    外部の情報処理端末がインターネットを介して接続され且つローカルエリアネットワークを介してデータベースサーバが接続された外部の情報処理端末がネットワークを介して接続されたウェブサーバを備え、
    オーダー元が鉄粉を使用して製造する製品の生産情報を収集する製品生産情報収集ステップと、該製品生産情報収集ステップで収集した製品生産情報に基づいてオーダー元の鉄粉需要情報を予測する需要情報予測ステップと、前記需要情報予測ステップで予測した鉄粉需要情報を加味して生産計画を編成する生産計画編成ステップと、前記情報処理端末から前記インターネットを介して納期及び重量を指示する納入指示又は納入変更指示を受付ける納入指示受付ステップと、該納入指示受付ステップで納入指示又は納入変更指示の受付時における鉄粉生産ラインでの鉄粉製造情報を前記データベースから取得する製造情報取得ステップと、製造した鉄粉の生産工場の出荷情報、搬送手段情報、中継倉庫在庫情報及び輸出搬送手段情報を含む各種流通過程情報を前記データベースから取得する流通情報取得ステップと、前記納入指示受付ステップで受付けた納入指示又は納入変更指示と前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報とに基づいて指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定する納期判定ステップと、該納期判定ステップの判定結果を納入先の情報処理端末に前記インターネットを介して通知する通知ステップと、前記納期判定ステップの判定結果が指示納期での納品が可能であるときに生産流通計画を変更して前記データベースサーバに登録する生産流通計画作成ステップとを前記ウェブサーバに実行させ、
    前記納期判定ステップは、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間外であるときに、無条件に指示納期での客先納品が可能であると判定するように構成され、前記納入指示又は納入変更指示による指示日から納期までの日数が所定のリードタイム期間内であるときに、当該納入指示又は納入変更指示をもとに前記製造情報取得ステップで取得した鉄粉製造情報及び前記流通情報取得ステップで取得した各種流通過程情報を参照して納期検討を行う納期検討処理を行って、指示納期での客先納品が可能であるか否かを判定し、
    上記納期検討処理は、錆び発生を抑制するように各種流通過程情報のうち中継倉庫在庫情報を優先する
    ことを特徴とする鉄粉生産管理プログラム。
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