JP5213689B2 - 弁当類の製造販売管理方法及びシステム、並びにプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

弁当類の製造販売管理方法及びシステム、並びにプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて、弁当類の製造販売を管理する方法、並びに、その弁当類製造販売管理方法を実施するシステム、プログラム、記憶媒体に関する。
駅弁などの弁当類は、消費期限のある物品のため、効率の良い製造及び販売の手段が求められている。
また、各弁当類や、製造出荷所、販売店舗には、個々の特性があるので、それらを加味して、売れ残りを少なくすると共に販売を多くする管理手段が望まれる。
例えば、売れ行きは、曜日や、時間帯、季節、天候などによって一定の傾向がある。また、販売店舗近傍でイベントがあれば人出が増し、売れ行きも増す傾向がある。
このような事情に対処する従来の手段は、販売店舗で、スタッフが個々に、売れ行きに応じて製造販売所へ追加出荷の依頼連絡をする方法が主であった。
また、関連する従来技術に、特許文献1〜4などがある。
特開2004−110464 「移動販売店舗管理・運用システム」 特開2002−251439 「弁当給食サービスシステム及び方法」 特開2002−260076 「自販機の商品構成調整支援システム、その方法、及び記録媒体」 特開2002−42217 「自動販売機の巡回・補充方法および自動販売機の巡回・補充システム」
特許文献1には、多数の店舗を管理する方式として、各店舗から販売情報を本部で受信し、本部では、データベースに蓄積されている以前の販売情報も利用して、販売状況を集計解析処理し、週間変動要因や、天候変動要因、季節変動要因等を加味して、今後の販売推移を予測して活用することが開示されている。しかし、製造物、製造出荷所、販売店舗の個々の特性や、販売に影響する変動要因に関する言及は限られ、また、店舗がレンタル駐車場に配置した移動販売店舗に限定され、通信手段が携帯電話端末に限定されている。
特許文献2も同様に、製造物、製造出荷所、販売店舗の個々の特性や、販売に影響する変動要因に関する言及は限られ、また、弁当製造者からの配送ルートを決定する配送管理に限定されている。
特許文献3や4には、自販機で販売する商品の調整や補充の効率を向上させる手段が開示されている。
また、ハンドヘルドコンピュータ(HHC)に類する携帯端末を用いて、決済や販売情報を一括管理するシステムに関しては、従来公知の技術が多数ある。
しかしながら、従来技術には、弁当類、製造出荷所、販売店舗の個々の特性や、売れ行きに影響する変動要因を加味し、売れ残りを少なくすると共に販売を多くする効率良い製造販売の管理手段はなかった。
そこで、本発明は、消費期限のある弁当類を対象とし、弁当類を出荷する製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて、弁当類、製造出荷所、販売店舗の個々の特性と、売れ行きに影響する変動要因を加味し、売れ残りを少なくすると共に販売を多くする効率良い製造販売を管理する方法、並びに、その弁当類製造販売管理方法を実施するシステム、プログラム、記憶媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の弁当類の製造販売管理システムは次の構成を備える。
すなわち、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCを備え、弁当類の製造販売を管理するシステムであって、製造出荷所から弁当類の製造出荷の状況に関連する情報を受信する製造出荷情報入力手段と、販売店舗から弁当類の販売の状況に関連する情報を受信する販売情報入力手段と、過去における販売の傾向に関連する販売統計情報を蓄積するデータベースと、製造出荷情報入力手段で得られる製造出荷状況と販売情報入力手段で得られる販売状況の少なくとも一方と、データベースから得られる統計情報とから、今後の販売状況を予測して、今後の製造出荷の効率を最適化処理する製造販売効率最適化演算手段と、製造販売効率最適化演算手段で得られる結果に基づいて、製造出荷所へ弁当類の製造出荷の依頼に関連する情報を送信する製造出荷依頼情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、データベースに、過去における製造出荷の供給能力に関連する製造出荷統計情報も蓄積してもよい。
所定の販売店舗から他の所定の販売店舗へ所定の弁当類を移動させる依頼に関連する情報を、少なくとも移動元の販売店舗へ送信する出荷移動依頼情報出力手段を設けてもよい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における弁当類に関連する変数としては、品目の数、各品目の識別情報、重量、サイズ、形状、価格、利益率、人気度、保存可能時間、製造時刻、消費期限、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における製造出荷所に関連する変数としては、製造出荷所数の数、各製造出荷所の識別情報、位置、販売店舗までの距離、販売店舗までの標準移動時間、製造出荷可能な弁当類の品目、製造出荷可能な弁当類の品目毎の数量、製造出荷可能な弁当類の品目毎の時刻、供給能力、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における販売店舗に関連する変数としては、販売店舗の数、各販売店舗の識別情報、位置、製造出荷所からの距離、製造出荷所からの標準移動時間、他の販売店舗との距離、他の販売店舗との標準移動時間、弁当類の収容可能量、弁当類の保温設備、販売能力、営業時間、スタッフの数、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における製造出荷状況に関連する変数としては、略リアルタイムで得られる各弁当類の出荷の数及び時刻の履歴、各弁当類の出荷の数及び時刻の予定、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における販売状況に関連する変数としては、略リアルタイムで得られる各弁当類の販売数、在庫数、製造時刻、消費期限、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における外的変動要因に関連する変数としては、曜日、時間帯、季節、天候、人出、近隣におけるイベント情報、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における内的変動要因に関連する変数としては、各弁当類の製造出荷計画、販売計画、利潤計画、各販売店舗での売上計画、利潤計画、の中の少なくとも1以上であることが好ましい。
販売店舗としては、駅の所定位置に固定された常設店舗、駅で移動可能な仮設店舗、車両の所定位置に固定された車両店舗、車両で移動販売する車内販売店舗が挙げられる。
弁当類としては、駅弁、その副食または飲料が挙げられる。
本発明の弁当類の製造販売管理方法は次の構成を備える。
すなわち、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCを備え、弁当類の製造販売を管理するシステムにおいて、弁当類の製造販売を管理する方法であって、製造出荷情報入力手段によって、製造出荷所から弁当類の製造出荷の状況に関連する情報を受信する製造出荷情報入力ステップと、販売情報入力手段によって、販売店舗から弁当類の販売の状況に関連する情報を受信する販売情報入力ステップと、データ蓄積手段によって、過去における販売の傾向に関連する販売統計情報をデータベースに蓄積する販売統計情報蓄積ステップと、製造販売効率最適化演算手段によって、製造出荷情報入力手段で得られる製造出荷状況と販売情報入力手段で得られる販売状況の少なくとも一方と、データベースから得られる統計情報とから、今後の販売状況を予測して、今後の製造出荷の効率を最適化処理する製造販売効率最適化演算ステップと、製造出荷依頼情報出力手段によって、製造販売効率最適化演算手段で得られる結果に基づいて、製造出荷所へ弁当類の製造出荷の依頼に関連する情報を送信する製造出荷依頼情報出力ステップと、を備えることを特徴とする。
ここで、データ蓄積手段によって、過去における製造出荷の供給能力に関連する製造出荷統計情報をデータベースに蓄積する製造出荷統計情報蓄積ステップを設けてもよい。
出荷移動依頼情報出力手段によって、所定の販売店舗から他の所定の販売店舗へ所定の弁当類を移動させる依頼に関連する情報を、少なくとも移動元の販売店舗へ送信する出荷移動依頼情報出力ステップを設けてもよい。
本発明の弁当類の製造販売管理プログラムは次の構成を備える。
すなわち、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて用いられる、弁当類の製造販売を管理するプログラムであって、上記の弁当類の製造販売管理システムを機能させるか、または、上記の弁当類の製造販売管理方法を実行することを特徴とする。
本発明の弁当類の製造販売管理プログラム記憶媒体は次の構成を備える。
すなわち、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて用いられる、弁当類の製造販売を管理するプログラムを格納する媒体であって、上記のプログラムを格納したことを特徴とする。
本発明によると、製造出荷情報入力手段で得られる製造出荷状況や、販売情報入力手段で得られる販売状況、データベースから得られる過去における販売の傾向に関連する販売統計情報、過去における製造出荷の供給能力に関連する製造出荷統計情報から、今後の販売状況を予測して、今後の製造出荷の効率を最適化処理し、製造出荷所へ弁当類の製造出荷の依頼に関連する情報を送信する、または、所定の販売店舗から他の所定の販売店舗へ所定の弁当類を移動させる依頼に関連する情報を送信するので、消費期限のある弁当類を対象としても、弁当類、製造出荷所、販売店舗の個々の特性と、売れ行きに影響する変動要因を加味し、売れ残りを少なくすると共に販売を多くする効率良い製造販売を管理することができる。
以下に、本発明の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。なお、実施形態は下記の例示に限らず、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で、前記特許文献など従来公知の技術を用いて適宜設計変更可能である。
ここでは、製造販売の対象とする弁当類として、消費期限のある駅弁を例示するが、本発明は、狭義の弁当に限らず、おにぎり等の食品や、サラダ等の副食、茶等の飲料などにも適用可能であり、これらを本発明では弁当類と定義する。
また、弁当類の販売店舗として、駅の通路やホーム等の所定位置に固定された常設店舗を例示するが、駅で移動可能な簡易店舗やワゴン等の仮設店舗や、車両の所定位置に固定された車両店舗や、車両で移動販売するワゴン等の車内販売店舗などにも適用可能である。
図1は、本発明による弁当類の製造販売管理システムが使用される概要を示す説明図である。
管理センターは、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所と、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗とに、通信回線を介して接続されている。
管理センターのサーバーには、演算処理を司るCPUや、それと協働するROM・RAM等のメモリー、ハードディスク等の記憶装置、画面表示するモニター、ユーザーの入力をCPUに伝達する入力デバイス、インターネット等のネットワークと接続して通信するためのネットワークアダプタなどが備わる。これらは、従来公知のPCで構成することもできる。
同様に、製造出荷所や販売店舗にも、同様の設備が備わる。なお、販売店舗では、狭義のPCではなく、データ送信手段のみを有する通信機器や携帯電話やHHCを設けてもよいが、本出願では、それらも含みPCと総称することとする。
図2は、本発明による弁当類の製造販売管理システムにおいて、データベースの構築及び更新の要部を示すフローチャートである。
管理センターでは、製造出荷情報入力手段によって、製造出荷所から弁当類の製造出荷の状況に関連する情報を受信し(製造出荷情報入力ステップ)、得た情報をデータ蓄積手段によって逐次蓄積し、必要に応じ統計的演算処理を介し、過去における製造出荷の供給能力に関連する製造出荷統計情報としてデータベースに記録する(製造出荷統計情報蓄積ステップ)。
また、販売情報入力手段によって、販売店舗から弁当類の販売の状況に関連する情報を受信し(販売情報入力ステップ)、得た情報をデータ蓄積手段によって逐次蓄積し、必要に応じ統計的演算処理を介し、過去における販売の傾向に関連する販売統計情報としてデータベースに記録する(販売統計情報蓄積ステップ)。
図3は、データベースを利用して弁当類の製造販売管理を実行する方法の要部を示すフローチャートである。
管理センターでは、製造販売効率最適化演算手段によって、製造出荷情報入力手段で得られる製造出荷状況と販売情報入力手段で得られる販売状況の少なくとも一方と、データベースから得られる統計情報とから、今後の販売状況を予測して、今後の製造出荷の効率を最適化処理し(製造販売効率最適化演算ステップ)、製造出荷依頼情報出力手段によって、製造販売効率最適化演算手段で得られる結果に基づいて、製造出荷所へ弁当類の製造出荷の依頼に関連する情報を送信する(製造出荷依頼情報出力ステップ)。
製造販売効率を最適化処理する演算としては、従来公知の多変数解析プログラムが使用できる。最適化には、例えば、局所探索や、焼きなまし法、GRASP、群知能、タブーサーチ、遺伝的アルゴリズム、蟻コロニー最適化、シミュレーティド・エボリューションなどの発見的探索法(メタヒューリスティックアルゴリズム)も利用可能である。
最適化演算における変数としては、弁当類に関連する項目では、販売する品目の数、名称やバーコード等の各品目の識別情報、重量、サイズ、形状、価格、利益率、人気度、保存可能時間、製造時刻、消費期限などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
重量や、サイズ、形状は、運搬や保管と影響し合う要素であり、価格や、利益率、人気度は、利潤や販売数に密接な要素である。
製造出荷所に関連する変数としては、製造出荷所数の数、各製造出荷所の識別情報、位置、販売店舗までの距離、販売店舗までの標準移動時間、製造出荷可能な弁当類の品目、製造出荷可能な弁当類の品目毎の数量、製造出荷可能な弁当類の品目毎の時刻、供給能力などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
各製造出荷所の位置や、各販売店舗までの距離、各販売店舗までの標準移動時間は、運搬や保管と影響し合う要素であり、供給能力は、利潤や販売数に密接な要素である。
販売店舗に関連する変数としては、販売店舗の数、各販売店舗の識別情報、位置、製造出荷所からの距離、製造出荷所からの標準移動時間、他の販売店舗との距離、他の販売店舗との標準移動時間、弁当類の収容可能量、弁当類の保温設備、販売能力、営業時間、スタッフの数などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
各販売店舗の、位置、製造出荷所からの距離、製造出荷所からの標準移動時間、弁当類の収容可能量、弁当類の保温設備は、運搬や保管と影響し合う要素であり、販売能力やスタッフの数は、利潤や販売数に密接な要素である。
製造出荷状況に関連する変数としては、略リアルタイムで得られる各弁当類の出荷の数及び時刻の履歴、各弁当類の出荷の数及び時刻の予定などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
各弁当類の出荷の数及び時刻の予定は、いずれかの販売店舗で売り切れが生じた場合の補給に密接な要素である。
販売状況に関連する変数としては、略リアルタイムで得られる各弁当類の販売数、在庫数、製造時刻、消費期限などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
略リアルタイムで得られる販売数は、増産依頼に密接な要素であり、在庫数や、製造時刻、消費期限は、在庫処分に密接な要素である。
外的変動要因に関連する変数としては、曜日、時間帯、季節、天候、人出、近隣におけるイベント情報などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
弁当類は、平日か休日か、食事時間帯か否かなどによって、一定の販売傾向がある。また、販売店舗の近くでイベントがあったりすると人出が急増して、販売数にも影響する。季節や天候は、具材等の仕入れに影響し製造コストに密接であり、購入者の嗜好にも影響し販売数にも密接な要素である。
内的変動要因に関連する変数としては、各弁当類の製造出荷計画、販売計画、利潤計画、各販売店舗での売上計画、利潤計画などが挙げられる。このような変数のいずれかを適宜選択して用いればよい。
各弁当類の製造出荷計画や販売計画は、具材等の仕入れコストに影響される要素でもある。
図4は、別実施例の弁当類の製造販売管理を実行する方法の要部を示すフローチャートである。
前記実施例とは、出荷移動依頼情報出力手段によって、所定の販売店舗から他の所定の販売店舗へ所定の弁当類を移動させる依頼に関連する情報を、少なくとも移動元の販売店舗へ送信する(出荷移動依頼情報出力ステップ)点が異なる。
すなわち、ある販売店舗で売り切れた特定の弁当類を、在庫のある他の販売店舗から移動させることで、効率良く補給する。
この場合は、販売店舗に関連する変数として、他の販売店舗との距離や、他の販売店舗との標準移動時間が、運搬に密接な要素である。
また、各販売店舗での販売状況に関連する変数として、各弁当類の在庫数、製造時刻、消費期限を略リアルタイムで得ていれば、各販売店舗での売り切れの予測が可能であり、迅速な補給が容易となる。
本発明では、以上のようなシステムまたは方法を、プログラムとして提供してもよい。
すなわち、弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて用いられるプログラムであって、上記のようなシステムまたは方法を実施して弁当類の製造販売を管理するソフトウェアであることを特徴とする。プログラムの細部については、従来公知のプログラムを適宜援用可能である。
また、そのプログラムをCD等の従来公知の記憶媒体に格納して提供してもよい。
本発明によると、弁当類の売れ残りが少なくなるので、経費や資源の無駄が省ける。また、販売が増すので、増収になると共に消費者へタイムリーに所望の品を提供できるので、実用的であり産業上利用価値が高い。
本発明による弁当類の製造販売管理システムが使用される概要を示す説明図 データベースの構築及び更新の要部を示すフローチャート データベースを利用して弁当類の製造販売管理を実行する方法の要部を示すフローチャート 別実施例の弁当類の製造販売管理を実行する方法の要部を示すフローチャート

Claims (14)

  1. 弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCを備え、弁当類の製造販売を管理するシステムであって、
    製造出荷所から弁当類の製造出荷の状況に関連する情報を受信する製造出荷情報入力手段と、
    販売店舗から弁当類の販売の状況に関連する情報を受信する販売情報入力手段と、
    過去における販売の傾向に関連する販売統計情報を蓄積するデータベースと、
    製造出荷情報入力手段で得られる製造出荷状況と販売情報入力手段で得られる販売状況の少なくとも一方と、データベースから得られる統計情報とから、今後の販売状況を予測して、今後の製造出荷の効率を最適化処理する製造販売効率最適化演算手段と、
    製造販売効率最適化演算手段で得られる結果に基づいて、製造出荷所へ弁当類の製造出荷の依頼に関連する情報を送信する製造出荷依頼情報出力手段と、
    を備え
    弁当類が、
    駅弁、その副食または飲料のいずれかであり、
    販売店舗が、
    駅の所定位置に固定された常設店舗、駅で移動可能な仮設店舗、車両の所定位置に固定された車両店舗、車両で移動販売する車内販売店舗のいずれかであり、
    製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における販売店舗に関連する変数が、
    販売店舗の数、各販売店舗の識別情報、位置、製造出荷所からの距離、製造出荷所からの標準移動時間、他の販売店舗との距離、他の販売店舗との標準移動時間、弁当類の収容可能量、弁当類の保温設備、販売能力、営業時間、スタッフの数、の中の少なくとも1以上である
    ことを特徴とする弁当類の製造販売管理システム。
  2. データベースに、過去における製造出荷の供給能力に関連する製造出荷統計情報も蓄積されている
    請求項1に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  3. 所定の販売店舗から他の所定の販売店舗へ所定の弁当類を移動させる依頼に関連する情報を、少なくとも移動元の販売店舗へ送信する出荷移動依頼情報出力手段を備える
    請求項1または2に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  4. 製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における弁当類に関連する変数が、
    品目の数、各品目の識別情報、重量、サイズ、形状、価格、利益率、人気度、保存可能時間、製造時刻、消費期限、の中の少なくとも1以上である
    請求項1ないし3に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  5. 製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における製造出荷所に関連する変数が、
    製造出荷所数の数、各製造出荷所の識別情報、位置、販売店舗までの距離、販売店舗までの標準移動時間、製造出荷可能な弁当類の品目、製造出荷可能な弁当類の品目毎の数量、製造出荷可能な弁当類の品目毎の時刻、供給能力、の中の少なくとも1以上である
    請求項1ないし4に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  6. 製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における製造出荷状況に関連する変数が、
    略リアルタイムで得られる各弁当類の出荷の数及び時刻の履歴、各弁当類の出荷の数及び時刻の予定、の中の少なくとも1以上である
    請求項1ないし5に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  7. 製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における販売状況に関連する変数が、
    略リアルタイムで得られる各弁当類の販売数、在庫数、製造時刻、消費期限、の中の少なくとも1以上である
    請求項1ないし6に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  8. 製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における外的変動要因に関連する変数が、
    曜日、時間帯、季節、天候、人出、近隣におけるイベント情報、の中の少なくとも1以上である
    請求項1ないし7に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  9. 製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における内的変動要因に関連する変数が、
    各弁当類の製造出荷計画、販売計画、利潤計画、各販売店舗での売上計画、利潤計画、の中の少なくとも1以上である
    請求項1ないし8に記載の弁当類の製造販売管理システム。
  10. 弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCを備え、弁当類の製造販売を管理するシステムにおいて、弁当類の製造販売を管理する方法であって、
    製造出荷情報入力手段によって、製造出荷所から弁当類の製造出荷の状況に関連する情報を受信する製造出荷情報入力ステップと、
    販売情報入力手段によって、販売店舗から弁当類の販売の状況に関連する情報を受信する販売情報入力ステップと、
    データ蓄積手段によって、過去における販売の傾向に関連する販売統計情報をデータベースに蓄積する販売統計情報蓄積ステップと、
    製造販売効率最適化演算手段によって、製造出荷情報入力手段で得られる製造出荷状況と販売情報入力手段で得られる販売状況の少なくとも一方と、データベースから得られる統計情報とから、今後の販売状況を予測して、今後の製造出荷の効率を最適化処理する製造販売効率最適化演算ステップと、
    製造出荷依頼情報出力手段によって、製造販売効率最適化演算手段で得られる結果に基づいて、製造出荷所へ弁当類の製造出荷の依頼に関連する情報を送信する製造出荷依頼情報出力ステップと、
    を備え
    弁当類が、
    駅弁、その副食または飲料のいずれかであり、
    販売店舗が、
    駅の所定位置に固定された常設店舗、駅で移動可能な仮設店舗、車両の所定位置に固定された車両店舗、車両で移動販売する車内販売店舗のいずれかであり、
    製造販売効率最適化演算手段による最適化処理における販売店舗に関連する変数が、
    販売店舗の数、各販売店舗の識別情報、位置、製造出荷所からの距離、製造出荷所からの標準移動時間、他の販売店舗との距離、他の販売店舗との標準移動時間、弁当類の収容可能量、弁当類の保温設備、販売能力、営業時間、スタッフの数、の中の少なくとも1以上である
    ことを特徴とする弁当類の製造販売管理方法。
  11. データ蓄積手段によって、過去における製造出荷の供給能力に関連する製造出荷統計情報をデータベースに蓄積する製造出荷統計情報蓄積ステップを有する
    請求項10に記載の弁当類の製造販売管理方法。
  12. 出荷移動依頼情報出力手段によって、所定の販売店舗から他の所定の販売店舗へ所定の弁当類を移動させる依頼に関連する情報を、少なくとも移動元の販売店舗へ送信する出荷移動依頼情報出力ステップを有する
    請求項10または11に記載の弁当類の製造販売管理方法。
  13. 弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて用いられる、弁当類の製造販売を管理するプログラムであって、 請求項1ないし9に記載の弁当類の製造販売管理システムを機能させるか、 または、請求項10ないし12に記載の弁当類の製造販売管理方法を実行する ことを特徴とする弁当類の製造販売管理プログラム。
  14. 弁当類を出荷する少なくとも1以上の製造出荷所におけるPCと、納品された弁当類を販売する多数の販売店舗におけるPCとに接続されたPCにおいて用いられる、弁当類の製造販売を管理するプログラムを格納する媒体であって、 請求項13に記載のプログラムを格納した ことを特徴とする弁当類の製造販売管理プログラム記憶媒体。
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