JP2004110464A - 移動販売店舗管理・運用システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ピーチパラソル方式による弁当販売の効率的な販売体制を提供する。
【解決手段】多数のスタンド型またはボックス型店舗、或いはこれを軽自動車に組み込んだ店舗を、多数のレンタル駐車場に分散して配置する方式である。店舗の立地は都市部のビジネス街周辺に多数分布している、レンタル駐車場の一部の駐車区画を使用し、多数の店舗を管理・運営方式としては、各販売店舗は一定時間毎に予め定められたフォーマットに従って、販売情報を携帯電話端末より本部のコンピューターに送信してリアル・タイムで表示すると共に、データ・ベースを作成する。更に、データ・ベースに蓄積されていた以前のデータも含めて、集計・解析処理して得られた、週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因等要因を修正した、基調販売関係データ・今後の推移予測を表示して、今後の販売計画を決定して実施するように構成してなる、移動販売店舗の管理・運用システムである。
【選択図】 図2
【解決手段】多数のスタンド型またはボックス型店舗、或いはこれを軽自動車に組み込んだ店舗を、多数のレンタル駐車場に分散して配置する方式である。店舗の立地は都市部のビジネス街周辺に多数分布している、レンタル駐車場の一部の駐車区画を使用し、多数の店舗を管理・運営方式としては、各販売店舗は一定時間毎に予め定められたフォーマットに従って、販売情報を携帯電話端末より本部のコンピューターに送信してリアル・タイムで表示すると共に、データ・ベースを作成する。更に、データ・ベースに蓄積されていた以前のデータも含めて、集計・解析処理して得られた、週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因等要因を修正した、基調販売関係データ・今後の推移予測を表示して、今後の販売計画を決定して実施するように構成してなる、移動販売店舗の管理・運用システムである。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は多数の移動販売店舗を管理・運用するシステムに関するものである。更に詳しく述べると、不特定多数のレンタル駐車場の一部に、多数の移動販売店舗を分散して配置し、特定の時間帯における物品の販売を行う事業において、携帯電話とコンピューターを接続して、一定時間毎に予め定められたフォーマットに従って、販売関係データを入力・送信して全体の販売状況を、リアルタイムで集計・解析することが可能である。
【0002】
更に、以前から集積したデータベースを含めて解析すことにより、各移動販売店舗毎の今後の推移を予測して配置変更の必要性有無、販売品目及び販売単価の修正・変更の必要性の有無を表示することが可能となる。更に予め集積されたレンタル駐車場に関する情報を収集したデータ・ベースの情報と、組み合わせて処理することにより、各移動販売店舗をより収益性が高い配置及び営業時間帯に、機動的にシフトさせて運用することを可能とするシステムである。
【0003】
【従来の技術】
最近社会情勢の変化に伴い都市部のビジネス街において、昼食時にビーチパラソル方式による弁当販売店が急激に増加している。しかし、この販売態様には以前から多くの問題点が指摘されていた。すなわち、この販売が本来公共の場である街路の一部を占有してなされることによる交通の妨害、またこの方式の店舗は通常保冷設備を備えていないため、食品の変質・腐敗を起こし易くこのため食中毒発生のおそれがあること、更に品質上の問題が発生した場合に、クレイムをする先が不明確である点等である。このため購入者の多くが不安を抱いているのが実情である。その他、街路の占有に関して暴力団から場所代を請求される事件が後を絶たない等のトラブルもしばしば発生している。これらの観点から販売態様の法的な規制も近くなされる状況となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ビーチパラソル方式による弁当販売の問題点としては前述で挙げた、公共の場である街路の一部の不法占有、またこの簡易な販売方式では保冷設備を備えることが困難なため、食品の腐敗・変質等を起こし易いこと、更に食中毒その他品質上の問題が発生した場合の責任の所在及び、クレイム先を明確にすること等が必要である。一方では都市部のビジネス街におけるこの様な弁当等の販売方式は、最近社会情勢の変化に伴って、今後必然的に増加してゆくものと考えられている。しかし、ビーチパラソル方式による弁当等の販売が社会的にも受け入れられるためには、これらの問題点を総て解決することがその前提となる。
【0005】
従って、本発明が解決すべき第一の課題は、前述の衛生及び安全等に関する諸問題を解決して、社会的にも受け入れられる販売方式を確立することである。更に、店舗の立地が容易に移動できる利点を活用して、より効率的な販売体制を整備することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は前述の問題点の中、ビーチパラソル販売方式が公共の場である街路の一部の不法占有して、交通を妨害する問題の解決方法として、現在都市部のビジネス街近傍にはかなりの密度でレンタル駐車場、いわゆるコイン・パーキング・エリアが分布している点に着目した。この様なコイン・パーキング・エリアの多くは、この近傍のビジネス街の勤務者への昼食用の弁当販売には極めて適した立地でもある。予めコイン・パーキング・エリアの管理者と契約して、その駐車用の1〜2区画を一定の期間で且つ昼食時間前後の一定の短い時間帯のみ借りる方式とすれば、公共の場である街路の一部を不法占有していると非難されるおそれがなくなる。また、暴力団から場所代を請求される等のトラブルが起こるおそれもなく法律上の問題は解決される。
【0007】
通常ビジネス街近傍の駐車場の入口付近で、街路に面した場所であれば、昼食時の弁当等の販売の立地には極めて適している。且つ、駐車場の管理者側からも貸賃の収入が期待でき、また、一日の中ごく短時間の占有のみであがら、特に経営上の支障がない上、却って警備上のメリットもある。
【0008】
第2の課題として街路上のビーチパラソル型店舗による販売方式では、その店舗の構造上保冷設備を備えることが困難である。このため特に気温が高い夏季には食品の腐敗・変質等を起こし易い問題点が挙げられている。ビーチパラソル型店舗では構造上これらの問題を解決することは困難であるが、保冷設備を備えたスタンド型またはボックス型の移動用店舗を使用すれば、店舗に電源及び保冷設備を設けることが可能となる。或いは、レンタル・パーキング・エリアでは、駐車場の設備から電力の供給を受けることも可能な場合が多い。従って、この問題も容易に解決される。
【0009】
第3の課題として、食中毒その他品質上の問題が発生した場合の責任の所在と、そのクレイム処理方法について、購入者の多くが不安を抱いている問題がある。本発明では店舗自体がビーチパラソルの様な簡単な構造ではなく、少なくともスタンド型或いはボックス型の移動可能な小型店舗か或いは、軽自動車または軽トラックにこれらの構造物を組み込んだ方式である。更に総ての店舗に営業者の名称及び本店事務所の所在地、電話番号、電子メイルその他の通信方法を表示している。更に、本店にはクレイム処理係を設けて対処することにより、迅速に解決可能な体制を整備しているので、店舗の構造物化と共に購入者にも安心感を与えることができる。
【0010】
本発明には更に多数の直営店舗または、フランチヤイズ制の店舗の併用も前提とした多数の移動店舗の運営において、最近の高速通信機能及びコンピューターによるデータ処理機能を利用して、多数の移動店舗の配置、販売品目及び販売時間の設定等の効率的な運営を可能とする方式が組が込まれている。ここに本発明の最も重要な機能がある。
【0011】
各移動店舗では一定販売時間毎に、予め定められたフォーマットに従って、携帯電話の端末に販売品目、各品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関係する情報を入力して、直ちに事業を運営する本部の管理サーバーへ送信する。そのデータはコンピューターの販売関係データ・ベースに蓄積されて、各移動販売店舗、各販売品目毎の損益の状況がリアル・タイムで表示される。ここでその他、販売に関係する情報としては、例えば、その店舗の近傍で行われた祭礼、イベント等である。
【0012】
更に、以前からデータ・ベースに蓄積されたデータを加えて解析した、各店舗毎の週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因、その他販売に関係する要因を修正した、各移動販売店舗毎、各販売品目毎の基調販売量、基調売上高、基調損益が表示される。ここで、週間変動要因とは長期的に集積されたデータより算出された、主として1週間の各曜日毎の変動係数である。また、天候変動要因とは晴、曇、雨または気温の高低による変動係数である。季節変動要因も主として同様な方法で算出された変動係数である。
【0013】
当日の販売に関するデータは更にこれらの変動係数を乗じて修正される。この様にして算出された基調売上高、基調収益等の状況が数値データと共に、経時的なグラフとで表示され、更に今後の推移予測も表示される。今後の予測方法としては例えば、同一条件における過去一定期間のデータの最小自乗法によって算出する方法である。
【0014】
これらの情報に基づいて、各移動販売店舗毎の配置変更の必要性有無、販売品目及び販売単価の修正・変更の必要性の有無、その他販売に関連した修正を要する事項を表示させ、これらの情報に基づいてこの事業の管理・運営者が今後の計画を決定し実施される。
【0015】
更にレンタル駐車場の情報を収集したデータ・ベースは、継続的に調査し補充さているが、前述の販売データ・ベースの解析結果に基づいて、収益性が改善できる可能性がある場所が選択して表示される。収益性が低く今後も改善できる可能性が低い店舗は、これらの解析データに基づいてシフトさせる場所を決定し、実行できる様に構成されている。
【0016】
すなわち、多数の移動販売店舗を、多数のレンタル駐車場に分散して配置し、特定の時間帯における物品の販売において、各店舗は一定時間毎に携帯電話端末に予め定められたフォーマットに従って、販売品目、各品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関係する情報を入力して、直ちに本部の事業管理サーバーへ送信する。これらのデータは販売関係データ・ベースに蓄積され、コンピューターで処理されて一定時間毎の各移動販売店舗毎、各販売品目毎の販売量、売上高、損益が集計・解析して表示される。
【0017】
更に以前からデータ・ベースに蓄積されていたデータも含めて、コンピュターで集計・解析処理して得られた、週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因、その他販売に関係する要因を修正した、各移動販売店舗毎、各販売品目毎の基調販売量、基調売上高、基調損益及び、更に今後の推移予測が表示される。これに基づいて各移動販売店舗の配置変更の必要性有無及び、各販売品目、販売単価の変更の必要性有無、その他の販売に関する修正を要する事項も表示される。本発明システムの管理・運営者は表示されたこれら修正事項を選択・決定し、実施するように構成してなる移動販売店舗の管理・運用システムである。
【0018】
更に本発明のシステムには、レンタル駐車場に関する情報を収集して、多数の使用契約をしたレンタル駐車場及び、更に随意条件を含む合意によって、必要時に使用可能なレンタル駐車場に関する、データ・ベースを作成し、移動販売店舗をこれらの多数のレンタル駐車場の中から選択して配置できる体制を整え、店舗の配置を収益性が低いレンタル駐車場から、より高い収益性が期待できる駐車場へ、シフトさせる様に構成してなる移動販売店舗の管理・運用システムも含まれている。ここでレンタル駐車場とは時間貸し駐車場、いわゆるコイン・パーキング・エリアの他に、月決め或いは更に長期契約をした駐車場等広範囲の駐車場が含まれている。
【0019】
本発明の移動販売店舗管理・運用システムにおいて、使用するレンタル駐車場は、一定期間・一定時間帯に使用可能とする契約によって、販売店舗を配置する場所を確保し、一定期間毎にその契約を更新する方式としている。しかし、その他多数のレンタル駐車場とも随意条件を含む合意によって、必要時には選択的に使用可能とする方式を併用することも本発明に含まれている。前述の様にレンタル駐車場に移動販売店舗を開くことは、駐車場の経営者にとってもメリットがあるから、随意条件を含むとしても合意が成立する場合が多い。
【0020】
また、移動販売店舗には、本発明システムの管理・運用者の直営店舗の他、更にフランチャイズ制の店舗も含めて運営するシステムも本発明に含まれている。これによってより多数の店舗の運用が可能となり、より広範囲の地域をカバーすると共に、このシステムのより機動的・効率的な運営を可能とすることが可能となる。これも本発明の重要な特徴の一つである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施する場合の好ましい形態として、移動販売店舗管理・運用システムの情報の流れについて、ブロックダイヤグラム及びフローチャートにより更に具体的に説明する。尚、これらのチャートはいずれも本発明の管理・運用システムにおいて、移動販売店舗の配置も含めた販売計画の作成開始から完了迄のプロセスについて示したものである。
【0022】
図2は本発明の移動販売店舗管理・運用システムの一態様における、前日の販売実績の集計・解析から移動販売店舗の配置も含めた翌日の販売計画の作成完了迄の情報の流れをブロックダイヤグラムで表現したものであり、図3は図2における販売計画作成の部分の情報の流れをブロックダイヤグラムで詳細に表現したものである。また、図4は本発明の移動販売店舗管理・運用システムに使用するコンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【0023】
本発明の移動販売店舗管理・運用システムは、都市部のビジネス街において駐車場運営者と提携して、駐車場の一部の駐車用区画を利用して、主として昼食時に弁当を販売する移動用店舗の管理・運用システムである。最近の生活環境の変化に伴い、全国の都市部においてビジネス街で昼食時にオフィス近くの、ビーチパラソル方式等簡易な方式で販売される弁当の購入者が急激に増加している。
【0024】
この傾向は今後も益々増加すると考えられるが、この販売方式には多くの問題があることが指摘されている。本願発明はこの社会の趨勢を考慮して、現行のパラソル販売方式について検討したが、この方式では今までに指摘されている問題点を総て解決することは、殆ど不可能であるとの結論となった。そこで購入者が安心して購入できる新しい方式として、販売店舗の配置スポットとしてレンタル駐車場に着目した。この中の一部の駐車区画を使用して営業すると共に、駐車場運営事業者のビジネスにも貢献できる、移動販売店舗の管理・運用システムとして構想したものである。
【0025】
従来からこのタイプの販売方式としては、主に街頭でビーチパラソル方式等の極めて簡易な移動式店舗が使用されている。しかしこの方式では前述の様に、本来公共の場である街路の一部を、正当な権原なしで占有することの不法性及び、街頭の占有による交通妨害の問題があった。この問題点について本願発明では、現在ビジネス街周辺にはかなりの密度で、レンタル駐車場いわゆるコイン・パーキング・エリアが分布している点に注目し、これを利用することによってこの問題点を解消しようとするものである。
【0026】
これらのコイン・パーキング・エリアの経営者は通常分散した複数ケ所の駐車場を運営している場合が多く、これらの運営者と複数の駐車場について契約し、例えば、各パーキング・エリアの入口付近で街路に面した駐車区画の1ケ所を、週日の午前11時30分から午後0時30分迄賃借して、移動店舗を開いて弁当等を販売する。この様にすれはこの契約期間には一定の場所に、一定時間店舗を開くことが可能となり、これによって店舗の名称に購入者のグッド・ウイルを蓄積することも可能となる。
【0027】
更に、駐車場を正式に賃借して使用するのであるから、街路の不法占拠の問題は完全に解消される。現在街頭のビーチパラソル方式の移動店舗の法的規制が問題となっているが、将来この規制が実施されても本発明の方式は影響を受けるおそれがない。更に、街頭のビーチパラソル方式の販売では、街路の占有に関して暴力団から場所代を請求される事件等の、不明朗なトラブルが後を絶たない。しかし、本発明による前述の方式によれば、権利者から正当に土地を借用して使用するのであるから、この様なトラブルにも巻き込まれるおそれがない。
【0028】
尚、駐車場の賃借方式の場合、駐車場の経営者側でも店舗に使用する場所の賃貸料が得られ、更に店舗として使用される短時間以外には、通常の賃貸用の駐車区画として使用可能である。また、最近コイン・パーキング・エリアは一般に無人化されているため、駐車した自動車の盗難、車内荒らし等の事件が増加している。このため警備員を時々巡回監視させている場合が多い。しかし、本システムによる移動店舗が営業している時間には、駐車場の警備員が監視しているのと同様な防犯上の効果もある。これらの点では駐車場の経営者にとっては賃貸料以外のメリットがある。また、駐車場の経営上は例えば入口近くの1駐車区画を、その時間帯に移動店舗用に使用しても、駐車場内の何れかの駐車区画が空いていれは、駐車の希望者の要望には応じられるため支障がなく、少数の駐車区画を短時間移動店舗に使用したことによるデメリットは殆どない。
【0029】
一方、通常ビジネス街の駐車場の入口付近で、街路に面した場所であれば、昼食時の弁当等の販売の立地としては、好適な場合が多く移動店舗の経営には極めて好ましい条件である。これらの点を考慮すれば本願発明の移動販売店舗管理・運用システムは、レンタル駐車場、いわゆるコイン・パーキング・エリアの経営者側からも好ましく、この点も従来のビーチパラソル販売方式と較べて、本願発明の大きな効果の一つである。
【0030】
各店舗では一定の販売時間毎に、予め定められたフォーマットに従って、携帯電話端末に各販売品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関する情報を入力して、直ちに事業を運営する本部の事業管理コンピューターへ送信する。この端末に入力して送信する情報のフォーマットは、例えば図1に示す様な構成となっている。これら各販売店舗から移動販売店のネットワーク管理センターに設けられたサーバーに送信された情報は、一旦コンピュターの販売関係データ・ベースに蓄積される。更にデータ処理され各移動販売店舗毎、販売品目毎の販売数量、単価、売上高、損益がリアル・タイムで表示される。
【0031】
また、以前からデータ・ベースに蓄積されたデータを解析して、販売関係データの1週間内の曜日による変動、天候による変動、季節変動、その他の要因による変動係数がデータ・ベースに蓄積されている。当日の販売関係データにこれらの変動係数を乗じた修正した、各移動販売店舗毎、販売品目毎の基調販売数量、基調販売単価、基調売上高、基調損益の状況も、数値データ及び経時的なグラフとによってリアル・タイムで表示される。更に、これらの数値を例えば、最小自乗法等で処理した、今後の予想売上高、予想収益の推移も同様に、数値データと経時的なグラフとで表示される。これらの全体の情報処理の流れは移動販売店舗管理・運用計画作成における図2に、販売計画作成システムにおける詳細な情報の流れは図3に示されている。また、これらの情報を処理するためのコンピューの構成が図4に示されている。
【0032】
更にこれらの情報に基づいて、各移動販売店舗毎の配置変更の必要性有無、販売品目及び販売単価の修正・変更の必要性の有無、その他販売に関連する必要な修正事項も表示される。本発明の移動販売店舗管理・運用システムの管理者は、これら表示された情報を検討すると共に、更にコンピューターで処理・表示できる以外の情報も考慮した上で、今後の計画を決定して実施する。
【0033】
その他以前から現行のビーチパラソルの様な簡易な店舗では、保冷設備を完備させることが困難である点が指摘されていた。このため特に気温が高い夏季には食品の腐敗・変質等を起こし易い問題があった。本発明ではこの問題を解決するために、移動店舗を保冷設備を組み込むことが可能な、いわゆる、スタンド型、ボックス型またはワゴン型と呼ばれる構造、或いは軽自動車に店舗を組み込んだ方式に、レベル・アップした構造を有する店舗を採用することとしている。このレベルの店舗にすれば、電源及び保冷設備を設けることが可能となるからこの問題は解消される。また、各店舗は総てコイン・パーキング・エリア内に配置されるので、駐車場の電力設備から電力の供給を受けることが可能な場合も多く、広範囲な種類の食品を安全に販売することが可能となっている。
【0034】
また、ビーチパラソルの様な簡易な店舗における食品販売では、従来から時には腐敗・変質等を起こす場合があり、また食中毒その他の品質上の問題が発生する場合もある。しかし、その場合多くは販売責任の所在が必ずしも明らかでなく、クレイム先が不明確な場合も多かった。このため購入者の多くが不安を抱いているのが実情である。
【0035】
本発明の方式では店舗自体が簡単なパラソルではなく、少なくともスタンド型或いはボックス型の構造を有する移動可能な小型店舗である。或いは軽自動車または軽トラックにボックス型小型店舗を組み込んだ方式として、保冷設備を完備させている。更に品質上の問題が発生した場合の責任の所在及び、クレイム先として、総てのこれら小型店舗か或いは軽自動車等に、本店事務所の所在地及び電話番号、電子メイルその他の通信方法を表示している。更に本店にはクレイム処理係を設けて対処することにより、迅速に解決可能な態勢を整えている。
【0036】
本発明のシステムには更に、最近の高速通信機能及びコンピューターによるデータ処理機能を利用することにより、多数の直営移動店舗のみではなく、フランチヤイズ制を併用して運用するシステムも含まれている。フランチヤイズ制の併用によって、一定水準以上の設備の移動店舗を有する多数業者と契約し、その移動店舗も含めたより多数の店舗を運用することによって、全体としてより効率的に管理・運営することが可能となるる。このシステムをコンピューターを利用して管理することによて、より多くのコイン・パーキング・エリアの中から選択的に店舗の立地を選定することも可能である。また、販売品目及び販売時間のより効率的な設定もできる。
【0037】
更に、本発明の移動販売店舗管理・運用システムにおいては、移動店舗を配置する場所を如何に選定するかが、販売数量を増加させ収益を向上させるために最も大きな要素の一つである。このためレンタル駐車場に関するデータ・ベースを作成して、コンピュターで管理し、継続的に調査してデータ・ベースの情報を補充し、必要な場合には直ちに店舗の場所が確保できる状態としている。この場合使用するレンタル駐車場とは、一定期間・一定時間帯を使用可能とするようにな契約によって、販売店舗を配置する場所を確保し、一定期間毎にその契約を更新する方式としている。
【0038】
しかし、その他多数のレンタル駐車場とも随意条件を含む合意によって、必要時には選択的に使用可能とする方式を併用することも本発明に含まれている。前述の様にレンタル駐車場に移動販売店舗を開くことは、駐車場の経営者にとってもメリットがあり、両者の利害が一致するたら、随意条件を含むとしても合意が成立する場合が多いためである。
【0039】
この併用方式も本発明の最も大きな特徴の一つであり、この併用方式によって随時実質的に多数のレンタル駐車場に、選択的に店舗を配置することが可能となる。このメリットを利用して前述の販売データ・ベース解析結果に基づいて、収益性及び今後の動向について解析した上、随意条件を含む合意によって必要時には選択的に使用可能となる、多数の駐車場も含めて本発明の移動販売店舗の管理システムを運用することが可能である。
【0040】
これによってフランチャイズ店も含めたシステムの最適化データ処理により、全体の販売店の収益性を極大とし得る、配置及び店舗数を算出して表示することも可能となる。本発明の移動販売店舗管理・運用システムの管理者は、これら表示に基づいて販売店の総数の増減、販売店のシフトを含めた配置、増減も含めた販売品目を表示させ、これに基づいて検討した上計画を決定し、実施する様に構成されている。
【0041】
図4〜図6は本発明のこのシステムを取り入れた、移動販売店舗管理・運用システムの一態様における、販売計画の作成開始から完了迄の情報の流れを示したものである。図4は前日の販売実績の集計・解析から、移動販売店舗の配置も含めた翌日の販売計画の作成完了迄の、全体の情報の流れをブロックダイヤグラムで表現したものであり、図5は図4における販売計画の作成システムの情報の流れを、ブロックダイヤグラムで詳細に示したものである。また、図6はこの態様におけるデータ処理に使用する、コンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【0042】
前述の様に販売店舗についてはフランチャイズ制の併用、更に販売店の立地については随意条件を含む合意によって、駐車場を必要時には選択的に使用可能とする方式を併用することができる。更にこのシステムと販売関係のデータ・ベースを組み合わせて解析し、販売計画を作成することによって、このシステムのより機動的・効率的な運営を可能とすることが、本願発明の最も重要な機能の一つである。
【0043】
【発明の効果】
最近社会情勢の変化に伴い、ビジネス街において昼食時にビーチパラソル方式による、弁当販売が急激に増加している。本発明のレンタル駐車場を短時間契約して使用する、移動販売店舗管理・運用システムによれば、従来のビーチパラソル方式による販売方式の問題点である、公共の場である街路の一部を占有してなされることによる交通の妨害、通常保冷設備が不備なため食品の腐敗・変質等を起こし易いこと、及び食中毒その他品質上問題が発生した場合のクレイムする先が不明確であること等を総て解決することが可能であり、更に多くの駐車場の立地を選択的に使用することによって、より効率的な運用が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムにおいて、移動販売店舗の携帯電話の端末から、本部のサーバーへ送信される販売関係データのフォーマットの一態様を示したものである。
【図2】本発明の移動販売店舗管理・運用システムの一態様における、全体の情報の流れを示したものである。
【図3】図2で示したブロックダイヤグラムにおける、販売計画の作成システムの部分の詳細を示したものである。
【図4】図2で示した移動販売店舗管理・運用システムに使用するコンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【図5】本発明の移動販売店舗管理・運用システムのその他の一態様における、全体の情報の流れを示したものである。
【図6】図5で示したブロックダイヤグラムにおける、販売計画の作成システムの部分の詳細を示したものである。
【図7】図5で示した移動販売店舗管理・運用システムに使用するコンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【発明が属する技術分野】
本発明は多数の移動販売店舗を管理・運用するシステムに関するものである。更に詳しく述べると、不特定多数のレンタル駐車場の一部に、多数の移動販売店舗を分散して配置し、特定の時間帯における物品の販売を行う事業において、携帯電話とコンピューターを接続して、一定時間毎に予め定められたフォーマットに従って、販売関係データを入力・送信して全体の販売状況を、リアルタイムで集計・解析することが可能である。
【0002】
更に、以前から集積したデータベースを含めて解析すことにより、各移動販売店舗毎の今後の推移を予測して配置変更の必要性有無、販売品目及び販売単価の修正・変更の必要性の有無を表示することが可能となる。更に予め集積されたレンタル駐車場に関する情報を収集したデータ・ベースの情報と、組み合わせて処理することにより、各移動販売店舗をより収益性が高い配置及び営業時間帯に、機動的にシフトさせて運用することを可能とするシステムである。
【0003】
【従来の技術】
最近社会情勢の変化に伴い都市部のビジネス街において、昼食時にビーチパラソル方式による弁当販売店が急激に増加している。しかし、この販売態様には以前から多くの問題点が指摘されていた。すなわち、この販売が本来公共の場である街路の一部を占有してなされることによる交通の妨害、またこの方式の店舗は通常保冷設備を備えていないため、食品の変質・腐敗を起こし易くこのため食中毒発生のおそれがあること、更に品質上の問題が発生した場合に、クレイムをする先が不明確である点等である。このため購入者の多くが不安を抱いているのが実情である。その他、街路の占有に関して暴力団から場所代を請求される事件が後を絶たない等のトラブルもしばしば発生している。これらの観点から販売態様の法的な規制も近くなされる状況となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ビーチパラソル方式による弁当販売の問題点としては前述で挙げた、公共の場である街路の一部の不法占有、またこの簡易な販売方式では保冷設備を備えることが困難なため、食品の腐敗・変質等を起こし易いこと、更に食中毒その他品質上の問題が発生した場合の責任の所在及び、クレイム先を明確にすること等が必要である。一方では都市部のビジネス街におけるこの様な弁当等の販売方式は、最近社会情勢の変化に伴って、今後必然的に増加してゆくものと考えられている。しかし、ビーチパラソル方式による弁当等の販売が社会的にも受け入れられるためには、これらの問題点を総て解決することがその前提となる。
【0005】
従って、本発明が解決すべき第一の課題は、前述の衛生及び安全等に関する諸問題を解決して、社会的にも受け入れられる販売方式を確立することである。更に、店舗の立地が容易に移動できる利点を活用して、より効率的な販売体制を整備することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は前述の問題点の中、ビーチパラソル販売方式が公共の場である街路の一部の不法占有して、交通を妨害する問題の解決方法として、現在都市部のビジネス街近傍にはかなりの密度でレンタル駐車場、いわゆるコイン・パーキング・エリアが分布している点に着目した。この様なコイン・パーキング・エリアの多くは、この近傍のビジネス街の勤務者への昼食用の弁当販売には極めて適した立地でもある。予めコイン・パーキング・エリアの管理者と契約して、その駐車用の1〜2区画を一定の期間で且つ昼食時間前後の一定の短い時間帯のみ借りる方式とすれば、公共の場である街路の一部を不法占有していると非難されるおそれがなくなる。また、暴力団から場所代を請求される等のトラブルが起こるおそれもなく法律上の問題は解決される。
【0007】
通常ビジネス街近傍の駐車場の入口付近で、街路に面した場所であれば、昼食時の弁当等の販売の立地には極めて適している。且つ、駐車場の管理者側からも貸賃の収入が期待でき、また、一日の中ごく短時間の占有のみであがら、特に経営上の支障がない上、却って警備上のメリットもある。
【0008】
第2の課題として街路上のビーチパラソル型店舗による販売方式では、その店舗の構造上保冷設備を備えることが困難である。このため特に気温が高い夏季には食品の腐敗・変質等を起こし易い問題点が挙げられている。ビーチパラソル型店舗では構造上これらの問題を解決することは困難であるが、保冷設備を備えたスタンド型またはボックス型の移動用店舗を使用すれば、店舗に電源及び保冷設備を設けることが可能となる。或いは、レンタル・パーキング・エリアでは、駐車場の設備から電力の供給を受けることも可能な場合が多い。従って、この問題も容易に解決される。
【0009】
第3の課題として、食中毒その他品質上の問題が発生した場合の責任の所在と、そのクレイム処理方法について、購入者の多くが不安を抱いている問題がある。本発明では店舗自体がビーチパラソルの様な簡単な構造ではなく、少なくともスタンド型或いはボックス型の移動可能な小型店舗か或いは、軽自動車または軽トラックにこれらの構造物を組み込んだ方式である。更に総ての店舗に営業者の名称及び本店事務所の所在地、電話番号、電子メイルその他の通信方法を表示している。更に、本店にはクレイム処理係を設けて対処することにより、迅速に解決可能な体制を整備しているので、店舗の構造物化と共に購入者にも安心感を与えることができる。
【0010】
本発明には更に多数の直営店舗または、フランチヤイズ制の店舗の併用も前提とした多数の移動店舗の運営において、最近の高速通信機能及びコンピューターによるデータ処理機能を利用して、多数の移動店舗の配置、販売品目及び販売時間の設定等の効率的な運営を可能とする方式が組が込まれている。ここに本発明の最も重要な機能がある。
【0011】
各移動店舗では一定販売時間毎に、予め定められたフォーマットに従って、携帯電話の端末に販売品目、各品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関係する情報を入力して、直ちに事業を運営する本部の管理サーバーへ送信する。そのデータはコンピューターの販売関係データ・ベースに蓄積されて、各移動販売店舗、各販売品目毎の損益の状況がリアル・タイムで表示される。ここでその他、販売に関係する情報としては、例えば、その店舗の近傍で行われた祭礼、イベント等である。
【0012】
更に、以前からデータ・ベースに蓄積されたデータを加えて解析した、各店舗毎の週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因、その他販売に関係する要因を修正した、各移動販売店舗毎、各販売品目毎の基調販売量、基調売上高、基調損益が表示される。ここで、週間変動要因とは長期的に集積されたデータより算出された、主として1週間の各曜日毎の変動係数である。また、天候変動要因とは晴、曇、雨または気温の高低による変動係数である。季節変動要因も主として同様な方法で算出された変動係数である。
【0013】
当日の販売に関するデータは更にこれらの変動係数を乗じて修正される。この様にして算出された基調売上高、基調収益等の状況が数値データと共に、経時的なグラフとで表示され、更に今後の推移予測も表示される。今後の予測方法としては例えば、同一条件における過去一定期間のデータの最小自乗法によって算出する方法である。
【0014】
これらの情報に基づいて、各移動販売店舗毎の配置変更の必要性有無、販売品目及び販売単価の修正・変更の必要性の有無、その他販売に関連した修正を要する事項を表示させ、これらの情報に基づいてこの事業の管理・運営者が今後の計画を決定し実施される。
【0015】
更にレンタル駐車場の情報を収集したデータ・ベースは、継続的に調査し補充さているが、前述の販売データ・ベースの解析結果に基づいて、収益性が改善できる可能性がある場所が選択して表示される。収益性が低く今後も改善できる可能性が低い店舗は、これらの解析データに基づいてシフトさせる場所を決定し、実行できる様に構成されている。
【0016】
すなわち、多数の移動販売店舗を、多数のレンタル駐車場に分散して配置し、特定の時間帯における物品の販売において、各店舗は一定時間毎に携帯電話端末に予め定められたフォーマットに従って、販売品目、各品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関係する情報を入力して、直ちに本部の事業管理サーバーへ送信する。これらのデータは販売関係データ・ベースに蓄積され、コンピューターで処理されて一定時間毎の各移動販売店舗毎、各販売品目毎の販売量、売上高、損益が集計・解析して表示される。
【0017】
更に以前からデータ・ベースに蓄積されていたデータも含めて、コンピュターで集計・解析処理して得られた、週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因、その他販売に関係する要因を修正した、各移動販売店舗毎、各販売品目毎の基調販売量、基調売上高、基調損益及び、更に今後の推移予測が表示される。これに基づいて各移動販売店舗の配置変更の必要性有無及び、各販売品目、販売単価の変更の必要性有無、その他の販売に関する修正を要する事項も表示される。本発明システムの管理・運営者は表示されたこれら修正事項を選択・決定し、実施するように構成してなる移動販売店舗の管理・運用システムである。
【0018】
更に本発明のシステムには、レンタル駐車場に関する情報を収集して、多数の使用契約をしたレンタル駐車場及び、更に随意条件を含む合意によって、必要時に使用可能なレンタル駐車場に関する、データ・ベースを作成し、移動販売店舗をこれらの多数のレンタル駐車場の中から選択して配置できる体制を整え、店舗の配置を収益性が低いレンタル駐車場から、より高い収益性が期待できる駐車場へ、シフトさせる様に構成してなる移動販売店舗の管理・運用システムも含まれている。ここでレンタル駐車場とは時間貸し駐車場、いわゆるコイン・パーキング・エリアの他に、月決め或いは更に長期契約をした駐車場等広範囲の駐車場が含まれている。
【0019】
本発明の移動販売店舗管理・運用システムにおいて、使用するレンタル駐車場は、一定期間・一定時間帯に使用可能とする契約によって、販売店舗を配置する場所を確保し、一定期間毎にその契約を更新する方式としている。しかし、その他多数のレンタル駐車場とも随意条件を含む合意によって、必要時には選択的に使用可能とする方式を併用することも本発明に含まれている。前述の様にレンタル駐車場に移動販売店舗を開くことは、駐車場の経営者にとってもメリットがあるから、随意条件を含むとしても合意が成立する場合が多い。
【0020】
また、移動販売店舗には、本発明システムの管理・運用者の直営店舗の他、更にフランチャイズ制の店舗も含めて運営するシステムも本発明に含まれている。これによってより多数の店舗の運用が可能となり、より広範囲の地域をカバーすると共に、このシステムのより機動的・効率的な運営を可能とすることが可能となる。これも本発明の重要な特徴の一つである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施する場合の好ましい形態として、移動販売店舗管理・運用システムの情報の流れについて、ブロックダイヤグラム及びフローチャートにより更に具体的に説明する。尚、これらのチャートはいずれも本発明の管理・運用システムにおいて、移動販売店舗の配置も含めた販売計画の作成開始から完了迄のプロセスについて示したものである。
【0022】
図2は本発明の移動販売店舗管理・運用システムの一態様における、前日の販売実績の集計・解析から移動販売店舗の配置も含めた翌日の販売計画の作成完了迄の情報の流れをブロックダイヤグラムで表現したものであり、図3は図2における販売計画作成の部分の情報の流れをブロックダイヤグラムで詳細に表現したものである。また、図4は本発明の移動販売店舗管理・運用システムに使用するコンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【0023】
本発明の移動販売店舗管理・運用システムは、都市部のビジネス街において駐車場運営者と提携して、駐車場の一部の駐車用区画を利用して、主として昼食時に弁当を販売する移動用店舗の管理・運用システムである。最近の生活環境の変化に伴い、全国の都市部においてビジネス街で昼食時にオフィス近くの、ビーチパラソル方式等簡易な方式で販売される弁当の購入者が急激に増加している。
【0024】
この傾向は今後も益々増加すると考えられるが、この販売方式には多くの問題があることが指摘されている。本願発明はこの社会の趨勢を考慮して、現行のパラソル販売方式について検討したが、この方式では今までに指摘されている問題点を総て解決することは、殆ど不可能であるとの結論となった。そこで購入者が安心して購入できる新しい方式として、販売店舗の配置スポットとしてレンタル駐車場に着目した。この中の一部の駐車区画を使用して営業すると共に、駐車場運営事業者のビジネスにも貢献できる、移動販売店舗の管理・運用システムとして構想したものである。
【0025】
従来からこのタイプの販売方式としては、主に街頭でビーチパラソル方式等の極めて簡易な移動式店舗が使用されている。しかしこの方式では前述の様に、本来公共の場である街路の一部を、正当な権原なしで占有することの不法性及び、街頭の占有による交通妨害の問題があった。この問題点について本願発明では、現在ビジネス街周辺にはかなりの密度で、レンタル駐車場いわゆるコイン・パーキング・エリアが分布している点に注目し、これを利用することによってこの問題点を解消しようとするものである。
【0026】
これらのコイン・パーキング・エリアの経営者は通常分散した複数ケ所の駐車場を運営している場合が多く、これらの運営者と複数の駐車場について契約し、例えば、各パーキング・エリアの入口付近で街路に面した駐車区画の1ケ所を、週日の午前11時30分から午後0時30分迄賃借して、移動店舗を開いて弁当等を販売する。この様にすれはこの契約期間には一定の場所に、一定時間店舗を開くことが可能となり、これによって店舗の名称に購入者のグッド・ウイルを蓄積することも可能となる。
【0027】
更に、駐車場を正式に賃借して使用するのであるから、街路の不法占拠の問題は完全に解消される。現在街頭のビーチパラソル方式の移動店舗の法的規制が問題となっているが、将来この規制が実施されても本発明の方式は影響を受けるおそれがない。更に、街頭のビーチパラソル方式の販売では、街路の占有に関して暴力団から場所代を請求される事件等の、不明朗なトラブルが後を絶たない。しかし、本発明による前述の方式によれば、権利者から正当に土地を借用して使用するのであるから、この様なトラブルにも巻き込まれるおそれがない。
【0028】
尚、駐車場の賃借方式の場合、駐車場の経営者側でも店舗に使用する場所の賃貸料が得られ、更に店舗として使用される短時間以外には、通常の賃貸用の駐車区画として使用可能である。また、最近コイン・パーキング・エリアは一般に無人化されているため、駐車した自動車の盗難、車内荒らし等の事件が増加している。このため警備員を時々巡回監視させている場合が多い。しかし、本システムによる移動店舗が営業している時間には、駐車場の警備員が監視しているのと同様な防犯上の効果もある。これらの点では駐車場の経営者にとっては賃貸料以外のメリットがある。また、駐車場の経営上は例えば入口近くの1駐車区画を、その時間帯に移動店舗用に使用しても、駐車場内の何れかの駐車区画が空いていれは、駐車の希望者の要望には応じられるため支障がなく、少数の駐車区画を短時間移動店舗に使用したことによるデメリットは殆どない。
【0029】
一方、通常ビジネス街の駐車場の入口付近で、街路に面した場所であれば、昼食時の弁当等の販売の立地としては、好適な場合が多く移動店舗の経営には極めて好ましい条件である。これらの点を考慮すれば本願発明の移動販売店舗管理・運用システムは、レンタル駐車場、いわゆるコイン・パーキング・エリアの経営者側からも好ましく、この点も従来のビーチパラソル販売方式と較べて、本願発明の大きな効果の一つである。
【0030】
各店舗では一定の販売時間毎に、予め定められたフォーマットに従って、携帯電話端末に各販売品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関する情報を入力して、直ちに事業を運営する本部の事業管理コンピューターへ送信する。この端末に入力して送信する情報のフォーマットは、例えば図1に示す様な構成となっている。これら各販売店舗から移動販売店のネットワーク管理センターに設けられたサーバーに送信された情報は、一旦コンピュターの販売関係データ・ベースに蓄積される。更にデータ処理され各移動販売店舗毎、販売品目毎の販売数量、単価、売上高、損益がリアル・タイムで表示される。
【0031】
また、以前からデータ・ベースに蓄積されたデータを解析して、販売関係データの1週間内の曜日による変動、天候による変動、季節変動、その他の要因による変動係数がデータ・ベースに蓄積されている。当日の販売関係データにこれらの変動係数を乗じた修正した、各移動販売店舗毎、販売品目毎の基調販売数量、基調販売単価、基調売上高、基調損益の状況も、数値データ及び経時的なグラフとによってリアル・タイムで表示される。更に、これらの数値を例えば、最小自乗法等で処理した、今後の予想売上高、予想収益の推移も同様に、数値データと経時的なグラフとで表示される。これらの全体の情報処理の流れは移動販売店舗管理・運用計画作成における図2に、販売計画作成システムにおける詳細な情報の流れは図3に示されている。また、これらの情報を処理するためのコンピューの構成が図4に示されている。
【0032】
更にこれらの情報に基づいて、各移動販売店舗毎の配置変更の必要性有無、販売品目及び販売単価の修正・変更の必要性の有無、その他販売に関連する必要な修正事項も表示される。本発明の移動販売店舗管理・運用システムの管理者は、これら表示された情報を検討すると共に、更にコンピューターで処理・表示できる以外の情報も考慮した上で、今後の計画を決定して実施する。
【0033】
その他以前から現行のビーチパラソルの様な簡易な店舗では、保冷設備を完備させることが困難である点が指摘されていた。このため特に気温が高い夏季には食品の腐敗・変質等を起こし易い問題があった。本発明ではこの問題を解決するために、移動店舗を保冷設備を組み込むことが可能な、いわゆる、スタンド型、ボックス型またはワゴン型と呼ばれる構造、或いは軽自動車に店舗を組み込んだ方式に、レベル・アップした構造を有する店舗を採用することとしている。このレベルの店舗にすれば、電源及び保冷設備を設けることが可能となるからこの問題は解消される。また、各店舗は総てコイン・パーキング・エリア内に配置されるので、駐車場の電力設備から電力の供給を受けることが可能な場合も多く、広範囲な種類の食品を安全に販売することが可能となっている。
【0034】
また、ビーチパラソルの様な簡易な店舗における食品販売では、従来から時には腐敗・変質等を起こす場合があり、また食中毒その他の品質上の問題が発生する場合もある。しかし、その場合多くは販売責任の所在が必ずしも明らかでなく、クレイム先が不明確な場合も多かった。このため購入者の多くが不安を抱いているのが実情である。
【0035】
本発明の方式では店舗自体が簡単なパラソルではなく、少なくともスタンド型或いはボックス型の構造を有する移動可能な小型店舗である。或いは軽自動車または軽トラックにボックス型小型店舗を組み込んだ方式として、保冷設備を完備させている。更に品質上の問題が発生した場合の責任の所在及び、クレイム先として、総てのこれら小型店舗か或いは軽自動車等に、本店事務所の所在地及び電話番号、電子メイルその他の通信方法を表示している。更に本店にはクレイム処理係を設けて対処することにより、迅速に解決可能な態勢を整えている。
【0036】
本発明のシステムには更に、最近の高速通信機能及びコンピューターによるデータ処理機能を利用することにより、多数の直営移動店舗のみではなく、フランチヤイズ制を併用して運用するシステムも含まれている。フランチヤイズ制の併用によって、一定水準以上の設備の移動店舗を有する多数業者と契約し、その移動店舗も含めたより多数の店舗を運用することによって、全体としてより効率的に管理・運営することが可能となるる。このシステムをコンピューターを利用して管理することによて、より多くのコイン・パーキング・エリアの中から選択的に店舗の立地を選定することも可能である。また、販売品目及び販売時間のより効率的な設定もできる。
【0037】
更に、本発明の移動販売店舗管理・運用システムにおいては、移動店舗を配置する場所を如何に選定するかが、販売数量を増加させ収益を向上させるために最も大きな要素の一つである。このためレンタル駐車場に関するデータ・ベースを作成して、コンピュターで管理し、継続的に調査してデータ・ベースの情報を補充し、必要な場合には直ちに店舗の場所が確保できる状態としている。この場合使用するレンタル駐車場とは、一定期間・一定時間帯を使用可能とするようにな契約によって、販売店舗を配置する場所を確保し、一定期間毎にその契約を更新する方式としている。
【0038】
しかし、その他多数のレンタル駐車場とも随意条件を含む合意によって、必要時には選択的に使用可能とする方式を併用することも本発明に含まれている。前述の様にレンタル駐車場に移動販売店舗を開くことは、駐車場の経営者にとってもメリットがあり、両者の利害が一致するたら、随意条件を含むとしても合意が成立する場合が多いためである。
【0039】
この併用方式も本発明の最も大きな特徴の一つであり、この併用方式によって随時実質的に多数のレンタル駐車場に、選択的に店舗を配置することが可能となる。このメリットを利用して前述の販売データ・ベース解析結果に基づいて、収益性及び今後の動向について解析した上、随意条件を含む合意によって必要時には選択的に使用可能となる、多数の駐車場も含めて本発明の移動販売店舗の管理システムを運用することが可能である。
【0040】
これによってフランチャイズ店も含めたシステムの最適化データ処理により、全体の販売店の収益性を極大とし得る、配置及び店舗数を算出して表示することも可能となる。本発明の移動販売店舗管理・運用システムの管理者は、これら表示に基づいて販売店の総数の増減、販売店のシフトを含めた配置、増減も含めた販売品目を表示させ、これに基づいて検討した上計画を決定し、実施する様に構成されている。
【0041】
図4〜図6は本発明のこのシステムを取り入れた、移動販売店舗管理・運用システムの一態様における、販売計画の作成開始から完了迄の情報の流れを示したものである。図4は前日の販売実績の集計・解析から、移動販売店舗の配置も含めた翌日の販売計画の作成完了迄の、全体の情報の流れをブロックダイヤグラムで表現したものであり、図5は図4における販売計画の作成システムの情報の流れを、ブロックダイヤグラムで詳細に示したものである。また、図6はこの態様におけるデータ処理に使用する、コンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【0042】
前述の様に販売店舗についてはフランチャイズ制の併用、更に販売店の立地については随意条件を含む合意によって、駐車場を必要時には選択的に使用可能とする方式を併用することができる。更にこのシステムと販売関係のデータ・ベースを組み合わせて解析し、販売計画を作成することによって、このシステムのより機動的・効率的な運営を可能とすることが、本願発明の最も重要な機能の一つである。
【0043】
【発明の効果】
最近社会情勢の変化に伴い、ビジネス街において昼食時にビーチパラソル方式による、弁当販売が急激に増加している。本発明のレンタル駐車場を短時間契約して使用する、移動販売店舗管理・運用システムによれば、従来のビーチパラソル方式による販売方式の問題点である、公共の場である街路の一部を占有してなされることによる交通の妨害、通常保冷設備が不備なため食品の腐敗・変質等を起こし易いこと、及び食中毒その他品質上問題が発生した場合のクレイムする先が不明確であること等を総て解決することが可能であり、更に多くの駐車場の立地を選択的に使用することによって、より効率的な運用が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムにおいて、移動販売店舗の携帯電話の端末から、本部のサーバーへ送信される販売関係データのフォーマットの一態様を示したものである。
【図2】本発明の移動販売店舗管理・運用システムの一態様における、全体の情報の流れを示したものである。
【図3】図2で示したブロックダイヤグラムにおける、販売計画の作成システムの部分の詳細を示したものである。
【図4】図2で示した移動販売店舗管理・運用システムに使用するコンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
【図5】本発明の移動販売店舗管理・運用システムのその他の一態様における、全体の情報の流れを示したものである。
【図6】図5で示したブロックダイヤグラムにおける、販売計画の作成システムの部分の詳細を示したものである。
【図7】図5で示した移動販売店舗管理・運用システムに使用するコンピューターの情報管理の構成の一態様を示したフローチャートである。
Claims (3)
- 多数の移動販売店舗を、多数のレンタル駐車場に分散して配置し、特定の時間帯における物品の販売において、各店舗は一定時間毎に予め定められたフォーマットに従って、販売品目、各品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関係する情報を入力して、直ちに携帯電話端末より事業管理サーバーへ送信して、販売関係データ・ベースに蓄積し、データをコンピューターで処理して、一定時間毎の各移動販売店舗毎、各販売品目毎の販売量、売上高、損益を集計・解析すると共に、以前からデータ・ベースに蓄積されていたデータも含めて、コンピュターで集計・解析処理して得られた、週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因、その他販売に関係する要因を修正した、各移動販売店舗毎、各販売品目毎の基調販売量、基調売上高、基調損益、更に今後の推移予測も表示して、各移動販売店舗の配置変更の必要性有無及び、各販売品目、販売単価の変更の必要性有無、その他の販売に関する修正を要する事項を表示させ、それに基づいて修正事項を選択・決定して実施するように構成してなる、移動販売店舗の管理・運用システム。
- 多数の移動販売店舗を、多数のレンタル駐車場に分散して配置し、特定の時間帯における物品の販売において、各店舗は一定時間毎に予め定められたフォーマットに従って、販売品目、各品目の販売数量、単価、販売金額その他、販売に関係する情報を入力して、直ちに携帯電話端末より事業管理サーバーへ送信して、販売関係データ・ベースに蓄積し、データをコンピューターで処理して、一定時間毎の各移動販売店舗毎、各販売品目毎の販売量、売上高、損益を集計・解析すると共に、以前からデータ・ベースに蓄積されていたデータも含めて、コンピュターで集計・解析処理して得られた、週間変動要因、天候変動要因、季節変動要因、その他販売に関係する要因を修正した、各移動販売店舗毎、各販売品目毎の基調販売量、基調売上高、基調損益、更に今後の推移予測も表示して、各移動販売店舗の配置変更の必要性有無及び、各販売品目、販売単価の変更の必要性有無、その他の販売に関する修正を要する事項を表示させ、それに基づいて修正事項を選択・決定して実施すると共に、
更にレンタル駐車場に関する情報を収集して、多数の使用契約をしたレンタル駐車場及び、更に随意条件を含む合意によって、必要時に使用可能なレンタル駐車場に関する、データ・ベースを作成し、多数のレンタル駐車場の中から選択して、移動販売店舗を配置できる体制とし、移動販売店舗を収益性が低いレンタル駐車場から、より高い収益性が期待できるレンタル駐車場へ、シフトさせる様に構成してなる移動販売店舗の管理・運用システム。 - 移動販売店舗として移動販売店舗の管理・運用者の直営店舗の他、フランチャイズ制の店舗も含めて運営する、請求項1または2のいずれかに記載の移動販売店舗の管理・運用システム。
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