JP2003140729A - 納期管理装置 - Google Patents

納期管理装置

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JP2003140729A
JP2003140729A JP2001339566A JP2001339566A JP2003140729A JP 2003140729 A JP2003140729 A JP 2003140729A JP 2001339566 A JP2001339566 A JP 2001339566A JP 2001339566 A JP2001339566 A JP 2001339566A JP 2003140729 A JP2003140729 A JP 2003140729A
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JP2001339566A
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English (en)
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Koji Kusumoto
幸治 楠本
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な納期回答を素速く得ることができるよ
うにする。 【解決手段】 製品在庫28も製品1の組立計画27も
無い場合についての現在の状況に応じた製品1の入庫予
定を予め求めて蓄積する納期回答用データ蓄積部35
と、製品在庫28、組立計画27、および、納期回答用
データ蓄積部35に蓄積した入庫予定に基づき納期回答
を作成する納期回答作成部37と、注文などに応じて納
期回答作成部37で作成した納期回答を出力する入出力
部38とを備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、納期管理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】製品の注文を受ける場合、注文主より納
期回答を求められるのが一般的である。
【0003】この納期回答は、製品在庫がある場合に
は、在庫に引当てることによって行い、在庫が無い場合
には、製品の組立計画に引当てることによって行ってい
た。
【0004】しかし、製品在庫も組立計画も無い場合に
は、工場の工程計画を新規立案した上で、入庫予定を立
案し、納期回答を得ていた。
【0005】或いは、製品ごとに標準納期を定め、この
標準納期を納期回答としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、新規に
入庫予定を立案する場合、正確な納期回答が得られる反
面、工場での工程の調整時間が必要で、納期回答を得る
までに時間がかかるという問題があった。
【0007】また、標準納期を用いる場合、納期回答を
即時行うことは可能であるが、予め定められた標準納期
では、精度がかなり低いという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、正確な納期回答を素速く得ることのできる納期
管理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、製品在庫も製品の
組立計画も無い場合についての現在の状況に応じた製品
の入庫予定を予め求めて蓄積する納期回答用データ蓄積
部と、製品在庫、組立計画、および、納期回答用データ
蓄積部に蓄積した入庫予定に基づき納期回答を作成する
納期回答作成部と、注文などに応じて納期回答作成部で
作成した納期回答を出力する入出力部とを備えた納期管
理装置を特徴としている。
【0010】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、納期回答用データ蓄積部は、製品在庫も製
品の組立計画も無い場合についての現在の状況に応じた
製品の入庫予定を予め求めて蓄積している。入出力部に
て注文などを入力すると、納期回答作成部は、製品在
庫、組立計画、および、納期回答用データ蓄積部に蓄積
した入庫予定に基づき納期回答を作成する。納期回答作
成部で作成した納期回答は入出力部に出力される。この
ように現在の状況に応じた製品の入庫予定を予め求めて
蓄積しておくことにより、製品在庫も製品の組立計画も
無い場合に対しても正確な納期回答を素速く得ることが
できる。
【0011】請求項2に記載された発明では、製品在庫
在りの場合に、受注日+配送リードタイムを納期回答と
し、製品在庫無しで組立計画在りの場合に、組立完了予
定日+配送リードタイムを納期回答とし、組立計画無し
で、部材在庫在りの場合に、受注日+組立リードタイム
+配送リードタイムを納期回答とし、部材在庫無しで部
材納入計画在りの場合に、納入予定日+組立リードタイ
ム+配送リードタイムを納期回答とし、部材在庫無しで
部材納入計画無しの場合に、受注日+部材納入リードタ
イム+組立リードタイム+配送リードタイムを納期回答
とする請求項1記載の納期管理装置を特徴としている。
【0012】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、製品在庫在りの場合には、製品在庫を引当
てることができるので、受注日+配送リードタイムが納
期回答となる。製品在庫無しで組立計画在りの場合に
は、組立計画を引当てることができるので、組立完了予
定日+配送リードタイムが納期回答となる。そして、組
立計画無しで、部材在庫在りの場合には、受注日+組立
リードタイム+配送リードタイムを納期回答とする。部
材在庫無しで部材納入計画在りの場合には、納入予定日
+組立リードタイム+配送リードタイムを納期回答とす
る。部材在庫無しで部材納入計画無しの場合には、受注
日+部材納入リードタイム+組立リードタイム+配送リ
ードタイムを納期回答とする。このように納期回答を求
めることにより、正確な納期回答を素速く得ることがで
きる。
【0013】請求項3に記載された発明では、製品の製
造工程の各段階における実績を管理する実績管理部を備
え、該実績管理部で取得した状況の変化に応じて、前記
納期回答用データ蓄積部が入庫予定を更新する請求項1
または2記載の納期管理装置を特徴としている。
【0014】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、実績管理部で取得した状況の変化に応じ
て、納期回答用データ蓄積部が入庫予定を更新すること
により、常に正確且つ最新の納期回答を得ることができ
る。
【0015】請求項4に記載された発明では、在庫を管
理する在庫管理部と、予め定められた在庫基準に基づい
て発注要求を発生する発注要求発生部と、発注登録によ
って注文書を発送する注文書発送部と、注文書を発送し
た実績を保管して納入予定日が近付くと警報を発生して
納入予定確認を促す警報発生部と、納入実績を登録する
納入実績登録部とを備えた納期管理装置を特徴としてい
る。
【0016】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、在庫管理部が在庫を管理し、発注要求発生
部が予め定められた在庫基準に基づいて発注要求を発生
する。発注登録がなされると注文書発送部が注文書を発
送する。そして、警報発生部が注文書を発送した実績を
保管して納入予定日が近付くと警報を発生して納入予定
確認を促す。納入予定確認がなされ納品が行われると、
納入実績登録部が納入実績を登録し、在庫管理部による
在庫管理に反映される。このようにすることにより、在
庫管理・注文・納入を一元管理することができ、これら
に要する労力を削減すると共に、注文ミスや納入ミスな
どのトラブルをなくすことができ、また、担当者でなく
ても誰でも注文状況などを参照・把握することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。
【0018】図1〜図8は、この発明の実施の形態を示
すものであり、一例として、図1、図2に示すような樹
脂製のバルブを、製品1として製造する場合について説
明する。
【0019】このようなバルブなどの製品1は、図3に
示すような製造工程を経て製造されている。
【0020】この製造工程には、業務部門2、成型部門
3、加工部門4、組立部門5、納入業者6、製品倉庫7
などの各部門や部署などが存在し関与している。
【0021】そして、業務部門2が内部、または、外部
の納入業者6に対して発注8を行う。
【0022】この発注8に対し、内部的には、成型部門
3による成型9を行い、加工部門4に加工待10として
送った後に加工11を行い、組立部門5に組立待13と
して送った後にピッキング14、組立作業15、検査1
6、梱包17を行い、製品1を製造する。また、外部的
には、納入業者6による加工待10への未加工品の納入
18、組立待13への未組立品の納入19、製品倉庫7
への製品1の納入20が行われる。こうして、得られた
製品1はそれぞれ製品倉庫7へ入庫21され、この製品
倉庫7から製品1の出荷22がなされる。
【0023】ここで、成型9から加工11までの段階が
部材納入計画25、組立待13の段階が部材在庫26、
ピッキング14から梱包17までの段階が組立計画2
7、製品倉庫7へ入庫21されたものが製品在庫28で
ある。これらを総称して工程計画と言うものとする。ま
た、部材納入計画25および部材在庫26を合わせて狭
義の入庫予定と言うものとする。
【0024】また、未加工品の納入18が行われる前の
ものが未加工品発注残29、組立待13への未組立品の
納入19が行われる前のものが未組立品発注残30、製
品倉庫7への製品1の納入20が行われる前のものが製
品発注残31である。なお、未加工品発注残29は加工
待10に準じて取り扱われる。未組立品発注残30は組
立待13に準じて取り扱われる。製品発注残31は組立
計画27に準じて取り扱われる。
【0025】そして、図4に示すように、製品在庫28
も製品1の組立計画27も無い場合についての現在の状
況に応じた製品1の入庫予定を予め求めて蓄積する納期
回答用データ蓄積部35を設ける。また、製品在庫2
8、組立計画27、および、納期回答用データ蓄積部3
5に蓄積した入庫予定に基づき納期回答を作成する納期
回答作成部37を設ける。そして、注文などに応じて納
期回答作成部37で作成した納期回答を出力する入出力
部38(納期回答参照部)を設ける。なお、納期回答用
データ蓄積部35は、製品在庫28、組立計画27のデ
ータをも蓄積するようにしても良い。
【0026】更に、製品1の製造工程の各段階における
実績を管理する実績管理部39を設ける。そして、実績
管理部39で取得した状況の変化に応じて、納期回答用
データ蓄積部35が入庫予定を更新し得るように構成す
る。
【0027】より具体的に説明すると、例えば、業務部
門2に設置されたサーバコンピュータ41に納期回答用
データ蓄積部35を設ける。また、企業などの全体の電
算システム部門43に設置された工場用ホストコンピュ
ータ44に納期回答作成部37、および在庫引当部40
を設ける。そして、企業の各営業部門45や販売子会社
や販売代理店などに設置されたコンピュータ端末46や
業務部門2に設置されたクライアントコンピュータ47
に入出力部38を設ける。更に、業務部門2に設置され
たクライアントコンピュータ47、無線端末用サーバコ
ンピュータ48、および、成型部門3、加工部門4、組
立部門5、製品倉庫7などに適宜設置されたクライアン
トコンピュータ49、および、バーコードリーダなどの
無線端末50、無線端末用アンテナ51を実績管理部3
9とする。なお、上記の各コンピュータや無線端末用ア
ンテナ51は、ネットワーク52で全社的に接続されて
いる。また、上記の他に、企業などの電算システム部門
43には画面制御用のイントラネットサーバ53が設置
されている。
【0028】そして、このシステムでは、図5に示すよ
うに、製品在庫28在りの場合に、受注日+配送リード
タイムを納期回答とする。また、製品在庫28無しで組
立計画27在りの場合に、組立完了予定日+配送リード
タイムを納期回答とする。組立計画27無しで、部材在
庫26在りの場合に、受注日+組立リードタイム+配送
リードタイムを納期回答とする。部材在庫26無しで部
材納入計画25在りの場合に、納入予定日+組立リード
タイム+配送リードタイムを納期回答とする。部材在庫
26無しで部材納入計画25無しの場合に、受注日+部
材納入リードタイム+組立リードタイム+配送リードタ
イムを納期回答とする。なお、これらは、製品1の品番
ごとに行われるものである。
【0029】ここで、配送リードタイムとは、出荷から
納品までに要する時間を言う。組立リードタイムとは、
組立から入庫までに要する時間を言う。部材納入リード
タイムとは、部材の納入に要する時間を言う。こうして
求められた各納期回答には、品番や数量などのデータが
付随されている。
【0030】更に、部材や製品1の在庫を管理する在庫
管理部55と、予め定められた在庫基準に基づいて担当
者などに発注要求を発生する発注要求発生部56と、担
当者が発注登録を行うとバーコード付きの注文書(兼納
品書)をFAXなどで納入業者6へ発送する注文書発送
部57と、注文書を発送した実績を保管して納入予定日
が近付くと担当者へ納入予定確認を発生して納入業者6
への納入予定確認を行わせる警報発生部58と、納入業
者6によって納品が行われると注文書(兼納品書)のバ
ーコードを読み込んで得た納入実績を登録する納入実績
登録部59とを備える。なお、注文書(兼納品書)のバ
ーコードを読込む手段としては、例えば、図6に示すよ
うに、無線端末50を用いるようにする。
【0031】より具体的に説明すると、例えば、業務部
門2に設置されたサーバコンピュータ41に在庫管理部
55、発注要求発生部56を設け、クライアントコンピ
ュータ47に注文書発送部57、警報発生部58、納入
実績登録部59を設ける。
【0032】ここで、上記した以外に、業務部門2のサ
ーバコンピュータ41は、工場用ホストコンピュータ4
4およびイントラネットサーバ53に対する通信制御部
61,62などを備えている。各営業部門45のコンピ
ュータ端末46は、出荷可能日参照部63、先行オーダ
ーエントリー部64を備えている。なお、出荷可能日参
照部63は引合段階で利用するものであり、入出力部3
8(納期回答参照部)とほぼ同じものである(よって、
詳しい説明は省略する)。クライアントコンピュータ4
7は、出荷可能日参照部63を備えていると共に、期次
計画管理部65、組立計画管理部66、加工管理部6
7、マスターメンテナンス部68、標準原価作成部69
などを備えている。イントラネットサーバ53は、納期
回答参照画面制御部70、出荷可能日参照画面制御部7
1、オーダー管理用画面制御部72などを備えている。
【0033】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0034】先ず、図6に示すように、顧客から営業部
門45に電話やFAXなどで製品1の引合いが来ると、
営業部門45の担当者はコンピュータ端末46の出荷可
能日参照部63を用いて出荷可能日を参照し、これを電
話やFAXなどで顧客へ伝える。この出荷可能日などを
参考にして、折衝を行い、発注を得る。この発注は、電
話やFAXなどで伝えられる。そして、発注が得られる
と、営業部門45の担当者はコンピュータ端末46の入
出力部38(納期回答参照部)を用いて納期回答を参照
し、これを電話やFAXなどで顧客へ伝えるようにす
る。なお、出荷可能日と納期(納入日)とは、引合段階
か発注段階かの違いによる以外ほぼ同じものである。
【0035】因みに、コンピュータ端末46で参照でき
る納期回答は、図7に示すように、品番、品名、製品在
庫、状態、納入日、数量、有効数を一覧化した表で示さ
れる。上段が標準画面である。具体的には、品番がBV
15SBのボールバルブ15TSBタイプは、現在、製
品在庫が−100個で、部材在り状態で、4月9日に1
60個が入庫予定であり、製品在庫の−100個と合計
して有効数が60個あるということを示している。そし
て、下段の詳細画面を見ると、製品在庫、組立計画、部
材在り、発注残、未発注などのより詳細な状況が一度に
把握できるようになっている。この標準画面と詳細画面
とは切替表示が可能となっている。
【0036】そして、図8を用いて流れをより詳しく説
明すると、電話やFAXなどで顧客から得た発注(D/
O)を営業部門45のコンピュータ端末46(入出力部
38)に入力すると、ネットワーク52を経由してリア
ルタイムで工場用ホストコンピュータ44へ発注が送ら
れる。これを受信すると、工場用ホストコンピュータ4
4では、納期回答作成部37が、製品在庫28や組立計
画27への引当てを行い納期回答を作成する。製品在庫
28も製品1の組立計画27も無い場合には業務部門2
に設置されたサーバコンピュータ41の納期回答用デー
タ蓄積部35へアクセスして、納期回答用データ蓄積部
35が予め求めて蓄積している現在の状況に応じた製品
1の入庫予定を参照し、納期回答を作成する。その後、
工場用ホストコンピュータ44はネットワーク52を経
由して営業部門45のコンピュータ端末46(入出力部
38)へ即座に納期回答を送信する。そして、営業部門
45の担当者がこの納期回答を必要に応じて電話やFA
Xなどで顧客へ伝える。納期回答を送信すると、工場用
ホストコンピュータ44は、業務部門2に設置されたサ
ーバコンピュータ41へ回答済であることを送信する。
【0037】ここで、納期回答を作成するのは、一般品
(レギュラー品、R品)に対してのみとなっている。在
庫を持たない特別注文生産品などの特殊品(エクストラ
品、X品)については上記とは異なる扱いとなる。即
ち、特殊品については、納期回答の作成の段階で、無条
件に「○月○日に連絡」という旨の回答をする。そし
て、サーバコンピュータ41が工場用ホストコンピュー
タ44から回答済であることを受信した時に、「○月○
日に連絡」分につき、自動納期回答、或いは、担当者の
手入力による納期回答を作成する。自動納期回答は、部
材在庫26の確保や部材納入計画25の確保の後に行
う。また、担当者による納期回答は、担当者が独自に判
断する。納期回答が得られたら、工場用ホストコンピュ
ータ44の回答納期を更新し、ネットワーク52を経由
して営業部門45のコンピュータ端末46(入出力部3
8)へ即座に納期回答を送信する。そして、営業部門4
5の担当者がこの納期回答を必要に応じて電話やFAX
などで顧客へ伝える。このようにすることにより、特殊
品を一般品と同列に扱うことができる。
【0038】また、製品在庫28の更新や、組立計画2
7の更新や入庫予定の更新がなされると、工場用ホスト
コンピュータ44は、製品在庫28、組立計画27、入
庫予定への再引当てを行い、回答納期を更新し、ネット
ワーク52を経由して営業部門45のコンピュータ端末
46(入出力部38)へ更新した納期回答を送信する。
この回答納期の更新は、業務部門2に設置されたサーバ
コンピュータ41からも自動および手動で行うことがで
きる。そして、営業部門45の担当者がこの納期回答を
必要に応じて電話やFAXなどで顧客へ伝える。
【0039】最終的に、工場用ホストコンピュータ44
は、出荷手配の自動処理を行い、ネットワーク52を経
由して営業部門45のコンピュータ端末46(入出力部
38)へ出荷確定照会を行う。
【0040】上記のように納期回答を行うために、この
実施の形態では、納期回答用データ蓄積部35が、製品
在庫28も製品1の組立計画27も無い場合についての
現在の状況に応じた製品1の入庫予定を予め求めて蓄積
するようにしている。そして、入出力部38にて注文な
どを入力すると、納期回答作成部37は、製品在庫2
8、組立計画27、納期回答用データ蓄積部35に蓄積
した入庫予定に基づき納期回答を作成する。納期回答作
成部37で作成した納期回答は入出力部38に出力され
る。このように、現在の状況に応じた製品1の入庫予定
を予め求めて蓄積しておくことにより、製品在庫28も
製品1の組立計画27も無い場合に対しても正確な納期
回答を素速く得ることができる。
【0041】一般に、製品在庫28在りの場合には、製
品在庫28を引当てることができるので、受注日+配送
リードタイムが納期回答となる。また、製品在庫28無
しで組立計画27在りの場合には、組立計画27を引当
てることができるので、組立完了予定日+配送リードタ
イムが納期回答となる。
【0042】そして、組立計画27無しで、部材在庫2
6在りの場合には、受注日+組立リードタイム+配送リ
ードタイムを納期回答とする。部材在庫26無しで部材
納入計画25在りの場合には、納入予定日+組立リード
タイム+配送リードタイムを納期回答とする。部材在庫
26無しで部材納入計画25無しの場合には、受注日+
部材納入リードタイム+組立リードタイム+配送リード
タイムを納期回答とする。このように納期回答を予め求
めておくことにより、正確な納期回答を素速く行うこと
ができる。
【0043】また、この実施の形態では、実績管理部3
9が状況の変化を取得し、実績管理部39で取得した状
況の変化に応じて、納期回答用データ蓄積部35が入庫
予定を更新する。これにより、常に正確且つ最新の納期
回答を得ることができる。
【0044】具体的には、図3、図4に示すような、業
務部門2に設置されたクライアントコンピュータ47、
無線端末用サーバコンピュータ48、および、成型部門
3、加工部門4、組立部門5、製品倉庫7などに適宜設
置されたクライアントコンピュータ49および無線端末
50を用いて、図6に示すように、各段階で逐一実績を
管理し、実績の変更に応じて直ちにこれらを納期回答に
反映させるようにする。
【0045】即ち、例えば、成型9が済んだものや未加
工品の納入18があったものを加工待10へ、加工11
が済んだものや未組立品の納入19があったものを組立
待13へ、ピッキング14が済んだものを組立作業15
へ、組立作業15が済んだものを検査16へ、検査16
が済んだものを梱包17へ、梱包17が済んだものや製
品1の納入20があったものを入庫21へと実績を段階
的に変更して行くようにする。
【0046】以上により、顧客による発注から出荷まで
の一元管理が可能となると共に、この一元管理システム
を利用して素速く正確な納期回答を得ることが可能とな
る。
【0047】一方、上記の一元管理システムを利用し
て、外部の納入業者6に対する発注から納入までの一元
管理を行うことも可能となる。
【0048】即ち、図4に示すように、業務部門2に設
置されたサーバコンピュータ41の在庫管理部55が在
庫を管理すると共に、発注要求発生部56が在庫管理部
55を監視している。そして、予め定められた在庫基準
に基づいてクライアントコンピュータ49を使用してい
る担当者へ発注要求を発生する。この担当者による発注
登録がなされると、注文書発送部57がバーコード付き
の注文書(兼納品書)をFAXなどで納入業者6へ発送
する。そして、警報発生部58が注文書を発送した実績
を保管して納入予定日が近付くと担当者へ警報を発生し
て納入業者6への納入予定確認を促す。納入予定確認が
なされ納品が行われると、納入実績登録部59が注文書
(兼納品書)のバーコードを読み込んで得た納入実績を
登録し、在庫管理部55による在庫管理に反映される。
このようにすることにより、在庫管理・注文・納入を一
元管理することができ、これらに要する労力を削減する
と共に、注文ミスや納入ミスなどのトラブルをなくすこ
とができ、また、担当者でなくても誰でも注文状況など
を参照・把握することができる。なお、注文書(兼納品
書)のバーコードを読込む手段としては、図6に示すよ
うに、無線端末50を用いるようにする。
【0049】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0050】例えば、上記各機能は1台のコンピュータ
上で実現しても、ネットワークに接続された複数台のコ
ンピュータに分散しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、納期回答用データ蓄積部は、製品在庫も製
品の組立計画も無い場合についての現在の状況に応じた
製品の入庫予定を予め求めて蓄積している。入出力部に
て注文などを入力すると、納期回答作成部は、製品在
庫、組立計画、および、納期回答用データ蓄積部に蓄積
した入庫予定に基づき納期回答を作成する。納期回答作
成部で作成した納期回答は入出力部に出力される。この
ように現在の状況に応じた製品の入庫予定を予め求めて
蓄積しておくことにより、製品在庫も製品の組立計画も
無い場合に対しても正確な納期回答を素速く得ることが
できる。
【0052】請求項2の発明によれば、製品在庫在りの
場合には、製品在庫を引当てることができるので、受注
日+配送リードタイムが納期回答となる。製品在庫無し
で組立計画在りの場合には、組立計画を引当てることが
できるので、組立完了予定日+配送リードタイムが納期
回答となる。そして、組立計画無しで、部材在庫在りの
場合には、受注日+組立リードタイム+配送リードタイ
ムを納期回答とする。部材在庫無しで部材納入計画在り
の場合には、納入予定日+組立リードタイム+配送リー
ドタイムを納期回答とする。部材在庫無しで部材納入計
画無しの場合には、受注日+部材納入リードタイム+組
立リードタイム+配送リードタイムを納期回答とする。
このように納期回答を求めることにより、正確な納期回
答を素速く得ることができる。
【0053】請求項3の発明によれば、実績管理部で取
得した状況の変化に応じて、納期回答用データ蓄積部が
入庫予定を更新することにより、常に正確且つ最新の納
期回答を得ることができる。
【0054】請求項4の発明によれば、在庫管理部が在
庫を管理し、発注要求発生部が予め定められた在庫基準
に基づいて発注要求を発生する。発注登録がなされると
注文書発送部が注文書を発送する。そして、警報発生部
が注文書を発送した実績を保管して納入予定日が近付く
と警報を発生して納入予定確認を促す。納入予定確認が
なされ納品が行われると、納入実績登録部が納入実績を
登録し、在庫管理部による在庫管理に反映される。この
ようにすることにより、在庫管理・注文・納入を一元管
理することができ、これらに要する労力を削減すると共
に、注文ミスや納入ミスなどのトラブルをなくすことが
でき、また、担当者でなくても誰でも注文状況などを参
照・把握することができる、という実用上有益な効果を
発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、本発明の実施の形態にかかる
製品の例を示す正面図および側面図である。
【図2】(a)(b)は、本発明の実施の形態にかかる
製品の他の例を示す正面図および側面図である。
【図3】図1、図2の製品の製造工程などを示す図であ
る。
【図4】実施の形態のシステム構成図である。
【図5】納期回答の求め方を示す図である。
【図6】納期回答の流れを示す図である。
【図7】納期回答の一例を示す表である。
【図8】図4のシステムに即した納期回答の流れを示す
図である。
【符号の説明】
1 製品 25 部材納入計画 26 部材在庫 27 組立計画 28 製品在庫 35 納期回答用データ蓄積部 37 納期回答作成部 38 入出力部 39 実績管理部 55 在庫管理部 56 発注要求発生部 57 注文書発送部 58 警報発生部 59 納入実績登録部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品在庫も製品の組立計画も無い場合につ
    いての現在の状況に応じた製品の入庫予定を予め求めて
    蓄積する納期回答用データ蓄積部と、 製品在庫、組立計画、および納期回答用データ蓄積部に
    蓄積した入庫予定に基づき納期回答を作成する納期回答
    作成部と、 注文などに応じて納期回答作成部で作成した納期回答を
    出力する入出力部とを備えたことを特徴とする納期管理
    装置。
  2. 【請求項2】製品在庫在りの場合に、受注日+配送リー
    ドタイムを納期回答とし、 製品在庫無しで組立計画在りの場合に、組立完了予定日
    +配送リードタイムを納期回答とし、 組立計画無しで、部材在庫在りの場合に、受注日+組立
    リードタイム+配送リードタイムを納期回答とし、 部材在庫無しで部材納入計画在りの場合に、納入予定日
    +組立リードタイム+配送リードタイムを納期回答と
    し、 部材在庫無しで部材納入計画無しの場合に、受注日+部
    材納入リードタイム+組立リードタイム+配送リードタ
    イムを納期回答とすることを特徴とする請求項1記載の
    納期管理装置。
  3. 【請求項3】製品の製造工程の各段階における実績を管
    理する実績管理部を備え、 該実績管理部で取得した状況の変化に応じて、前記納期
    回答用データ蓄積部が入庫予定を更新することを特徴と
    する請求項1または2記載の納期管理装置。
  4. 【請求項4】在庫を管理する在庫管理部と、 予め定められた在庫基準に基づいて発注要求を発生する
    発注要求発生部と、 発注登録によって注文書を発送する注文書発送部と、 注文書を発送した実績を保管して納入予定日が近付くと
    警報を発生して納入予定確認を促す警報発生部と、 納入実績を登録する納入実績登録部とを備えたことを特
    徴とする納期管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122581A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Hitachi Ltd 納期管理システム
JP2005209175A (ja) * 2003-12-22 2005-08-04 Jfe Steel Kk 鉄粉生産管理システム、生産管理方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005122581A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Hitachi Ltd 納期管理システム
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