JPH06325059A - 発注管理システム及び顧客管理システム - Google Patents

発注管理システム及び顧客管理システム

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JPH06325059A
JPH06325059A JP10853493A JP10853493A JPH06325059A JP H06325059 A JPH06325059 A JP H06325059A JP 10853493 A JP10853493 A JP 10853493A JP 10853493 A JP10853493 A JP 10853493A JP H06325059 A JPH06325059 A JP H06325059A
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JP
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customer
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code
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department
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Application number
JP10853493A
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English (en)
Inventor
Nobuo Matsuoka
暢夫 松岡
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Moore Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 契約数量の範囲内で納品の指示を受け付け
る。 【構成】 指示された納品数が在庫以下のとき(S3
9)、納品可能日を画面に表示する(S40)。指示さ
れた納品数が在庫を越える場合でも(S39)、契約数
量の内の未生産分で対応できるときには(S41)、生
産数量を一時記憶し、納品可能日を画面に表示する(S
42)。未生産分でも対応できないとき(S41)、警
告して、入力された納品数を拒否し、再入力を促す(S
43)。納品指示が完了すると(S44)、納品予定フ
ァイルに納品指示データを登録し(S45)、配送を配
送センターに、必要な生産を工場に指示する(S4
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発注管理システム、特
に、オンラインによる指定商品の発注を管理する発注管
理システムに関する。
【0002】本発明はまた、このような発注管理システ
ムに適用する顧客管理システムに関する。
【0003】
【従来の技術】端末装置からVANなどの通信網を介し
て特定のホストコンピュータにアクセスし、当該ホスト
コンピュータに注文を転送する発注管理システムは、周
知である。但し、従来の発注管理システムでは、当該ホ
ストコンピュータにアクセスする全ての者に発注可能な
商品が解放されており、端末のユーザは、別のカタログ
又は一覧表示される商品リストから所望の商品とその個
数を選択して発注する。ホストコンピュータは、これに
応じて、指定商品を指定数、配送処理に回すと共に、所
定の期日で請求書を作成し又は所定の銀行口座から引き
落とし処理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】印刷業界には、一般に
発注者毎に異なる印刷物の印刷を請け負い、これにより
製造した印刷物を指定場所に納入する慣行がある。即
ち、受注又は発注は、請負いの契約単位となり、印刷会
社にとって、受注に際しては受注毎に契約が必要にな
る。同じ印刷物に対して複数の契約がある場合、先の契
約から順に履行される。納品に関しても契約数の範囲に
限定されるし、納品先が発注者とは異なる住所になり、
請求先が発注者とは異なることもある。
【0005】勿論、印刷会社が汎用的又は標準的な印刷
物などを販売することがあり、これらについては、注文
主によって納入価格が異なることがありうる。
【0006】本発明は、このような制約及び要求を満た
す発注管理システム及び顧客管理システムを提示するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発注管理シ
ステムでは、オンラインによる役務を含む品物の発注を
管理する。特徴的には、発注される品物に関して少なく
とも数量及び価格を限定して予め締結した契約を登録す
る契約ファイルを具備し、当該契約の数量範囲内で端末
からの発注を受け付ける。
【0008】また、本発明に係る顧客管理システムで
は、複数の顧客間で、各顧客の取引状況の閲覧の可能及
び禁止の何れか一方を規定するテーブルを記憶する記憶
手段を設け、他の顧客の取引状況の閲覧要求に対し当該
記憶手段を参照し、選択的に閲覧を許可するようにし
た。
【0009】
【作用】上記手段により、契約の範囲内での発注のみが
許されるので、契約の存在が全体となる業界でのオンラ
イン発注が可能になる。また、特売商品の提示に関し
て、契約価格の方が安い顧客に対しては、特売商品とし
ては提示しないようにした。無意味だからである。
【0010】また、上記顧客管理システムでは、上記記
憶手段により、別の存在(法人又は個人)の取引状況
(又は利用状況)を限定された範囲で閲覧自在とするこ
とができ、しかも、その範囲を任意に設定することがで
きる。これにより、グループ企業間や、親会社と子会社
などの関係で、必要により互いの取引状況を自由に閲覧
できるようになり、例えば上記発注管理システムなどで
柔軟な対応が可能になる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、以下では、得意先との契約に基づく品物を
特に製品と呼び、その他の汎用的又は標準的なものを商
品と呼ぶ。
【0012】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。N個の端末10(10−1,・・・10
−N)が付加価値通信網(VAN)12を介して、印刷
会社のホストコンピュータ14に接続する。ホストコン
ピュータ14は、例えば、周知の典型的な構成として、
CPU20、ROM22、RAM24、ハードディスク
装置26、キーボード28、モニタ30及び通信制御装
置(CCU)32を具備する。勿論、ホストコンピュー
タ14が物理的に1台のコンピュータからなっていなけ
ればならないわけではなく、複数のコンピュータが協調
動作するものであってもよい。
【0013】詳細は後述するが、ホストコンピュータ1
4は、端末10からの指示に従い、複数の印刷工場40
の内の適当な印刷工場に生産指示を出し、複数の配送セ
ンター(又は、倉庫)42の内の適当な配送センターに
配送指示を出す。生産指示された印刷工場40は、印刷
物を指定された配送センター42に配送する。配送セン
ター42は指定された商品又は製品を指定された納入先
44に配送する。
【0014】どの印刷工場で印刷し、どの配送センター
42に在庫し、どの配送センター42から納入先に配送
するかは、版下情報の存在箇所、納期に対する印刷機械
の性能、及び納入先に応じて、柔軟に決定される。
【0015】ホストコンピュータ14のハード・ディス
ク装置26には、端末10からの発注を処理すると共
に、顧客に種々のサービスを提供するためのリレーショ
ナル・データベースが構築されている。そのファイル構
造の概要を先ず簡単に説明する。なお、別のファイルで
同じ名前のフィールドは一般にリンクされており、リレ
ーション関係ある。
【0016】本実施例では、顧客又は得意先を、その共
通情報を登録する顧客ファイルと、端末設置部署及び納
品先に関する情報を登録する顧客部署ファイルとに分け
て管理する。顧客ファイルの構造を図2(a)に、顧客
部署ファイルの構造を図2(b)に示す。
【0017】顧客ファイルは、図2(a)に示すよう
に、顧客毎にユニークな顧客コード、外部データベース
とのリンクを考慮した企業コード、住所及び名称などの
フィールドを具備する。
【0018】顧客部署ファイルは、図2(b)に示すよ
うに、顧客コード、顧客内でユニークな部署コード、住
所、部署名(例えば、A支店総務部など)、担当者、納
入先になりうるか否かを示すフラグ情報である納入先
F、請求先になりうるか否かを示すフラグ情報である請
求先F、発注元になりうるか否かを示すフラグ情報であ
る発注元F、この部署から発注した製品又は商品の請求
書の送付先を示す請求先コード、及び、この部署から発
注した製品又は商品の納入先を示す納入先コードなどの
各フィールドを具備する。
【0019】納入先F、請求先F及び発注元Fは、”
1”のとき、それぞれ、納入先、請求先及び発注元にな
りうることを示し、”0”のとき、それぞれ、納入先、
請求先及び発注元になりえないことを示す。これらは、
顧客の指示に従い設定される。
【0020】請求先及び納入先は、通常は同じ顧客内の
同じ又は別の部署となるが、別の顧客となることもあり
うる。例えば、業務に応じた1又は複数の子会社を設け
ている場合や、企業グループを構成する場合などがあ
る。
【0021】このような要望を満たすべく、本実施例で
は、請求先コード及び納入先コードには、該当する顧客
の該当する部署を示すコード(即ち、顧客コード+部署
コード)を登録するようにした。どこを登録するかは顧
客の指示に従う。このとき、例えば、請求先コード及び
納入先コードの顧客コードに相当する欄に、顧客コード
として使用しないコード列、例えば”00...0”又
は”99...9”を設定した場合、同じ顧客内である
と理解し、その他のコード列の場合、そのコードが示す
顧客の部署であると理解すればよい。
【0022】勿論、基本仕様として、納入先及び請求先
を同じ顧客内に限定する場合には、請求先コード及び納
入先コードには、該当する部署の部署コードを設定すれ
ばよい。
【0023】親子会社や企業グループなどのように複数
の企業、即ち法的存在があり、これらの間で、発注状況
や納品予定などを相互に閲覧又は検索したい場合があり
うる。本実施例では、図3又は図4に示すグループ・フ
ァイルを導入して別の顧客の発注状況などを閲覧又は検
索できるようにした。
【0024】図3に示すグループ・ファイルは、各グル
ープにユニークなグループIDと、そのグループに属す
る顧客(の部署)を特定する5つのコード#1〜#5の
フィールドを具備する。図2(a)に示す顧客ファイル
にも、グループIDのフィールドを設ける。
【0025】図3の5つのコード#1〜#5には、相互
閲覧可能とした顧客の顧客コードを登録する。この場
合、同じグループIDの顧客同士では、どの部署の発注
状況などであっても相互に閲覧可能となる。5つのコー
ド#1〜#5に、顧客コード+部署コードを登録しても
よい。この場合には、該当する顧客の該当する部署間で
のみ、相互閲覧が可能になる。
【0026】図4に示すグループ・ファイルでは、閲覧
する顧客(の部署)を主コードのフィールドに、閲覧さ
れる顧客(の部署)を従コードのフィールドに登録す
る。顧客のレベルで特定する場合、主コード及び従コー
ドには該当する顧客コードを登録し、顧客の部署のレベ
ルで特定する場合、主コード及び従コードには該当する
顧客コードと、その該当する部署コードを登録する。
【0027】顧客ファイルの顧客コードと、顧客部署フ
ァイルの顧客コードが、1:nのリレーションになるこ
とは明らかである。
【0028】図5は、端末10からのアクセスを管理す
るアクセス管理ファイルの構造を示す。ユーザID、パ
スワード、顧客コード及び部署コードの各フィールドを
具備する。本実施例では、顧客の部署単位、現実的には
端末単位でユーザIDとパスワードを設定する。ユーザ
ID及びパスワードは短期間で変更するのが好ましい。
これにより、ホストコンピュータへの不当な侵入を防ぐ
ことができるからである。
【0029】図6は、顧客との契約内容を登録する契約
ファイルのファイル構造を示す。契約ファイルは、契約
番号、顧客コード、契約した製品(又は商品)の品種又
は分類を示す品種コード、契約した製品(又は商品)を
示す製品コード、契約した製品の名称等を示す品名、契
約単価、契約数量、その単位(例えば、箱、セットな
ど)を示す単位、契約数量の範囲で未生産の数量を示す
未生産量、及び、契約数量内で倉庫に保管している数量
を示す在庫などの各フィールドを具備する。更に、契約
日、この契約の有効期限を示す契約有効期限のフィール
ドを具備する。
【0030】本実施例では、生産指示を出して未だ生産
(印刷)完了していない数量も、在庫に計数することと
している。このような生産途中の数量も厳密に把握する
には、例えば生産中の数量を示すフィールドを設ければ
よい。
【0031】契約が、顧客単位でなく顧客の部署単位と
なる場合には、部署コードのフィールドを設けるか、又
は、製品コードとして別のコード値を設定すればよい。
但し、後者の場合には、別の部署からも納品などを選択
できるようになる。
【0032】図7は、納品指示のあった製品商品を登録
する納品予定ファイルの構造を示す。オーダー番号、顧
客コード、部署コード、納入指示のあった製品(又は商
品)の製品コード、納入指示のあった製品(又は商品)
の数量、納入先コード、納入先部署、納入先担当者、納
入済みか否かを示すフラグ情報である納入済みF、倉庫
から搬出した搬出日、納品を指示された日を示す納品
日、備考などの各フィールドを具備する。
【0033】納入先コードには、顧客部署ファイルに登
録され、且つグループ・ファイル(図3又は図4)によ
り利用可能な顧客部署の顧客部署コードを登録すること
ができる。但し、納入先の部署及び担当者については、
一時的な変更を許しているので、納入予定ファイルに
は、納入先部署及び納入先担当者のフィールドには文字
情報を登録できる。これにより、部署や担当者の一時的
又は緊急的な変更にも柔軟に対応できるようになる。
【0034】図8は、特売商品に関する特売商品ファイ
ルの構造を示す。品種コード、商品コード、商品名及び
販売価格の各フィールドからなる。
【0035】次に、図9以降のフローチャートを参照し
て、本実施例の動作を詳細に説明する。なお、上述の各
ファイルのフィールド名と同じ用語は、そのフィールド
に格納される又は格納されている情報(文字、数値な
ど)を示すものとする。
【0036】図9は、新規な製品の契約が成立したとき
のフローチャートを示す。顧客ファイル(図2(a))
に未登録の顧客であれば(S1)、顧客ファイルに新規
に登録すると共に、顧客部署ファイルにも新規登録する
(S2)。顧客ファイルに登録済みであって(S1)、
変更があれば(S3)、顧客ファイルの該当するレコー
ドを更新する(S4)。顧客部署ファイル(図2
(b))に未登録の顧客部署であれば(S5)、顧客部
署ファイルに新規に登録し(S6)、登録済みであって
も(S5)、変更があれば(S7)、顧客部署ファイル
の該当するレコードを更新する(S8)。
【0037】そして、契約内容を契約ファイルに新規に
登録する(S9)。この処理は、顧客でなく印刷会社が
行なう。
【0038】契約ファイルの新規登録では、未生産量に
は契約数量と同じ数値がセットされ、在庫には0がセッ
トされる。印刷工場への生産指示により、その生産数が
未生産量から減算されると共に在庫に加算される。
【0039】図10は、端末10との協調動作に関わる
メイン・ルーチンのフローチャートであり、ホストコン
ピュータ14の動作として図示してある。
【0040】先ず、端末10のオペレータにユーザID
及びパスワードの入力を促し、入力されたユーザID及
びパスワードをアクセス管理ファイルと照合して、適切
なユーザか否かを調べる(S11)。アクセス管理ファ
イルから顧客コード及び部署コードを入手し、顧客部署
ファイルから納入先コードを入手し、RAM24の所定
領域にセットする(S12)。
【0041】メイン・メニューを表示する(S13)。
メイン・メニューには、納品指示メニュー(S14)、
納入・出荷確認メニュー(S16)及び特売商品一覧メ
ニュー(S18)がある。納品指示メニュー(S14)
の選択に従い納品指示のサブルーチン(S15)に移行
し、納入・出荷確認メニュー(S16)の選択に従い納
入・出荷確認のサブルーチン(S17)に移行し、特売
商品一覧メニュー(S18)の選択に従い特売商品一覧
のサブルーチン(S19)に移行する。なお、オンライ
ン終了の選択に従い(S20)、オンライン通信の終了
処理を実行して(S21)、終了する。
【0042】図11は、図10のS15のフローチャー
トを示す。納品画面を端末10に表示する(S31)。
端末10のオペレータの中止のキー操作に応じて(S3
2)、図10に示す主ルーチンにリターンする。メニュ
ー選択の誤りに対して納品処理を中止できるようにする
ためである。
【0043】端末10のオペレータの一覧表示の選択に
対して(S33)、契約ファイルを参照し、当該顧客
(の当該部署)の製品コード及び品名を一覧表示し(S
34)、適当な1つの選択を促す(S35)。この一覧
表示で、製品コードの一部が入力されている場合、その
入力データをキーとして該当するレコードを契約ファイ
ルから検索し、一覧表示するのが好ましい。例えば、前
方一致、後方一致及び包含などがある。
【0044】一覧表示が選択されずに(S33)、製品
コードが入力されたら(S36)、契約ファイルを参照
して、契約があるか否かを調べる。
【0045】結局、契約ファイルに登録のある製品コー
ドが設定されるまで、S33〜36の部分をループす
る。
【0046】入力又は選択された製品コードの契約数量
及び在庫を契約ファイル(図6)から読み出し、納品予
定ファイル(図7)から納品状況を読み出して、これら
の情報を納品画面の所定領域に表示する(S37)。
【0047】この段階の納品画面では、納品日、個数、
納入先コード、納入先部署、納入先担当者、及び備考の
各欄に入力可能である。納入先コードの欄には、顧客部
署ファイルの納入先コード欄に登録があれば、その登録
内容がデフォールトで表示され、登録がない(即ち、納
入先Fが”0”)とき、自身の部署コードがデフォール
トで表示される。納入先部署及び納入先担当者の各欄に
は、納入先コード欄に表示されるコードで特定される部
署の部署名及び担当者名がそれぞれ表示される。なお、
納入先コード欄に表示されるコードで特定される部署の
住所も表示される。
【0048】納品先としては顧客部署ファイル(図2
(b))の納品先Fが”1”になっている部署の中から
選択可能である。特定のキー操作により、別のウインド
ウ画面で納品先たりうる部署のリストを表示する。
【0049】端末10のオペレータは、納品日及び個数
を入力し、必要により、納入先コード、納入先部署及び
納入先担当者を訂正し、備考欄に追加情報を記入する
(S38)。納品日、個数、納入先コード、納入先部
署、納入先担当者及び備考の各欄の情報は、ホストコン
ピュータ14に転送される。
【0050】ホストコンピュータ14は、入力された納
品数を在庫の個数と比較し(S39)、在庫以下であれ
ば、納品可能日を納品画面に表示する(S40)。入力
された納品数が在庫を越えても(S39)、在庫と未生
産量の和以下のとき(S41)、在庫を越える分を生産
数量としてRAM24等に一時記憶し、納品可能日を納
品画面に表示する(S42)。
【0051】S40,42では、入力された納品日が納
品可能日以降であれば、そのままとし、納品可能日より
前のとき、納品日の入力値を自動的又は強制的に納品可
能日で置換してもよい。勿論、このように置換したとき
には端末10のオペレータに注意を喚起する。
【0052】入力された納品数が在庫と未生産量の和よ
り多いとき(S41)、その旨を警告して入力の訂正を
促す(S43)。契約単位での履行を貫徹するためであ
る。警告(S43)の後、S31(又はS32)に戻
り、上記の処理を繰り返す。また、S40,42の後
で、入力がOKでないときも(S44)、S31(又は
S32)に戻り、上記の処理を繰り返す。2回目以降で
は、納品画面には、これまでに入力されたデータが保存
されているのが好ましいのは勿論である。
【0053】端末10のオペレータが納品指示の完了を
示す一定の操作をすると(S44)、ホストコンピュー
タ14は、これに従い、入力データを納品予定ファイル
に登録する(S45)。即ち、納品予定ファイルの新規
レコードの各欄に、入力データ及び他から転記したデー
タを登録する。この後、配送と必要な生産をそれぞれ配
送センター42及び印刷工場40に指示し(S46)、
図10に示すメイン・ルーチンに戻る。
【0054】図12は、図10のS17の詳細なフロー
チャートを示す。このルーチンでは、図3又は図4に関
して説明したグループ・ファイルで参照を許可された別
の顧客(の部署)に関する納入・出荷状況を検索するこ
とができる。このため、CPU20は、アクセスしてい
る顧客コード及び顧客部署コード以外に、検索に使用す
る顧客コード(及び顧客部署コード)を一時的に記憶す
る領域をRAM24に設定する。初期的には、勿論、自
己の顧客コード及び顧客部署コードで発生した納入・出
荷状況が表示される。
【0055】ホストコンピュータ14は、先ず、検索に
使用する納入・出荷の確認画面を端末10上に表示する
(S51)。端末装置10のオペレータは、検索条件を
入力する(S52)。検索条件には、製品コード、同じ
顧客内の別の顧客部署コード及び表示範囲の日付があ
る。図3又は図4に示すグループ・ファイルで閲覧を許
されないとされている顧客部署コードの入力を受け付け
ない。勿論、同じ顧客内であれば、閲覧を許しても通常
は問題無い。
【0056】特定のキー操作に応じて、ホストコンピュ
ータ14は、契約ファイルから、該当する顧客(の該当
する部署)の製品コードを抽出して、別のウインドウ画
面に製品コード及び品名を一覧表示する。端末のオペレ
ータは一覧表示のなかから適当なものを選択する。これ
により、特定の製品コードが指定されたことになる。
【0057】同様に、特定のキー操作に応じて、顧客部
署ファイルを参照し、同じ顧客内の別の部署の顧客部署
コード及び部署名を別のウインドウ画面に表示する。こ
れにより、同じ顧客内の別の顧客部署コードを知ること
ができる。このとき、図3又は図4に示すグループ・フ
ァイルで閲覧を許されないとされている顧客部署コード
を表示しない。
【0058】ホストコンピュータ14は、入力された検
索条件に合致するレコードを納品予定ファイルから検索
し、一覧表示する(S53)。
【0059】端末装置10のオペレータは、自己の発注
した分(即ち、自己の顧客コード及び自己の顧客部署コ
ードで発注した分)について、納品指示を出荷前に限り
削除できる(S54,55)。即ち、一覧表示された納
品予定の1つを選択した上での、特定のキー操作に応じ
て(S54)、ホストコンピュータ14は、選択された
納品予定が、端末10の所属する顧客部署が発注したも
のであるか否かを確認した上で、納品予定ファイルから
削除する(S55)。
【0060】顧客コードの変更の操作に対して(S5
6)、図3又は図4に示すグルイープ・ファイルを参照
し、変更後の顧客コードが閲覧を予め許可されたもので
あるか否かを確認する(S58)。顧客コードの変更
は、検索用の一時変数上で行なわれ、閲覧の可否は、グ
ループ・ファイル上で、アクセスしている顧客コード及
び顧客部署コードを基準に決定される。
【0061】閲覧を許可されていれば、顧客コードの変
更を受け付け、検索用の顧客コード記憶変数を更新して
S51に戻り(S60)、閲覧を許可されていなけれ
ば、顧客コードの変更を拒否し、S54に戻る(S6
1)。
【0062】顧客コードの変更後では、新しい顧客コー
ドに属する部署の納入・出荷状況を自由に閲覧できるよ
うになる。但し、納品予定の削除(S54,55)はで
きない。
【0063】端末10のオペレータによる、納入・出荷
確認メニューを終了する所定操作に応じて(S57)、
納入・出荷確認メニューを終了し、メイン・メニューに
復帰する。
【0064】図13は、図10の特売商品一覧サブルー
チン(S19)の詳細なフローチャートを示す。
【0065】先ず、特売商品ファイル(図8)をオープ
ンし(S71)、読み出すレコードを示すレコード・ポ
インタを初期化し(S72)、レコード・ポインタに従
って各レコードを順次読み出す(S73)。
【0066】読み出したレコードの商品コードを、アク
セスしている顧客(の部署)で契約ファイル(図6)の
製品コードとを照合し、契約している商品か否かを判別
する(S74)。契約があるときには(S74)、契約
ファイルの契約単価と特売商品ファイルの販売価格を比
較し(S75)、契約単価の方が高ければ(S76)、
特売商品として画面出力し(S77)、契約単価の方が
安ければ(S76)、画面出力しない。契約が無い場合
と(S74)、契約があっても契約単価の方が高い場合
に(S76)、特売として提示する意味があるからであ
る。
【0067】即ち、契約が無い場合(S74)、又は契
約があっても契約単価の方が高い場合(S76)、その
レコードの商品コード及び商品名及び販売価格を端末1
0の画面に表示する。N件分画面に表示するまで、レコ
ード・ポインタを進めて(S79)、S73〜77を繰
り返す(S78)。
【0068】端末10のオペレータが一覧表示された特
売商品の何れか1つを選択した場合、納品指示ルーチン
(S81)に移行する。この納品指示ルーチン(S8
1)は、実質的には、図11に示す納品指示ルーチンに
類似している。例えば、指定された商品の品種コード、
商品コード、商品名、及び販売価格を、それぞれ、契約
ファイル(図6)の品種コード、製品コード品名、及び
契約単価に転記し、契約日に選択(S80)の操作日
を、契約有効期限に特売の有効期限をそれぞれ設定して
から、図11に示す納品指示ルーチンを起動すればよ
い。勿論、図11に示す納品指示ルーチンが中断された
場合には、契約ファイルに転記したレコード内容を消去
又は無効化しておく。
【0069】次画面又は前画面を選択する端末10のオ
ペレータの操作に応じて、表示する先頭レコードを示す
レコード・ポインタを更新し、S73移行を繰り返す。
【0070】特売商品一覧のメニューの終了を示す端末
10のオペレータの所定操作に応じて(S82)、特売
商品ファイルをクローズし、図10に示すメイン・ルー
チンに復帰する。
【0071】オンライン発注管理システムを例に説明し
たが、本発明の一部はホストコンピュータ14でなく端
末10側に設けられてもよいことは明らかである。例え
ば、端末10の側に、図3又は図4に示すグループ・フ
ァイルの機能を実現するファイル又はテーブルを暗号化
又はユーザによる書き換え不可能な形態で格納しておけ
ば、グループの概念を利用する部分で通信コスト及び通
信時間を削減できる。
【0072】保安上は、各端末10−1〜10−Nを識
別する端末識別情報を設定し、ホストコンピュータ14
へのアクセスに際して、アクセスしている端末10をホ
ストコンピュータが個別に識別できるようにするのが好
ましい。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、契約により限定された製品(商
品)を契約数量の範囲内で受発注できるようになり、い
わば、請負い業務に適した発注管理システムを提供する
ことができる。
【0074】また、本発明の顧客管理システムによれ
ば、別の存在(法人又は個人)の取引状況(又は利用状
況)を限定された範囲で閲覧自在とすることができ、し
かも、その範囲を任意に設定することができ、発注管理
システムなどで柔軟な対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の全体概略構成ブロック図
である。
【図2】 顧客ファイル及び顧客部署ファイルのファイ
ル構造図である。
【図3】 グループ・ファイルのファイル構造図であ
る。
【図4】 グループ・ファイルの別のファイル構造図で
ある。
【図5】 アクセス管理ファイルのファイル構造図であ
る。
【図6】 契約ファイルのファイル構造図である。
【図7】 納品予定ファイルのファイル構造図である。
【図8】 特売商品ファイルのファイル構造図である。
【図9】 新規契約の際の処理フローチャートである。
【図10】 本実施例のメイン・ルーチンのフローチャ
ートである。
【図11】 図10の納品指示ルーチン(S15)のフ
ローチャートである。
【図12】 図10の納入・出荷確認ルーチン(S1
7)のフローチャートである。
【図13】 図10の特売商品一覧ルーチン(S19)
のフローチャートである。
【符号の説明】
10(10−1,・・・10−N):端末 12:付加
価値通信網(VAN) 14:ホストコンピュータ 20:CPU 22:RO
M 24:RAM 26:ハードディスク装置 28:
キーボード 30:モニタ 32:通信制御装置 40:印刷工場 42:配送センター 44:納入先

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインによる役務を含む品物の発注
    を管理する発注管理システムであって、発注される品物
    に関して少なくとも数量及び価格を限定して予め締結し
    た契約を登録する契約ファイルを具備し、当該契約の数
    量範囲内で端末からの発注を受け付けることを特徴とす
    る発注管理システム。
  2. 【請求項2】 更に、特売情報を提示する手段を具備
    し、特売に係る品物が、特売情報を提示する顧客との間
    で契約された品物である場合、契約価格より特売価格が
    低いときにのみ当該顧客に提示することを特徴とする請
    求項1に記載の発注管理システム。
  3. 【請求項3】 複数の顧客間で、各顧客の取引状況の閲
    覧の可能及び禁止の何れか一方を規定するテーブルを記
    憶する記憶手段を設け、他の顧客の取引状況の閲覧要求
    に対し当該記憶手段を参照し、選択的に閲覧を許可する
    ことを特徴とする顧客管理システム。
  4. 【請求項4】 上記テーブルが、2つの顧客間での単方
    向の閲覧可能性を記憶する請求項3に記載の顧客管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記テーブルが、複数の顧客間での双方
    向の閲覧可能性を記憶する請求項3に記載の顧客管理シ
    ステム。
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