JP2965943B2 - 会計処理システムおよび会計処理方法並びに会計処理実行プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

会計処理システムおよび会計処理方法並びに会計処理実行プログラムを記録した記録媒体

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JP2965943B2 JP28342797A JP28342797A JP2965943B2 JP 2965943 B2 JP2965943 B2 JP 2965943B2 JP 28342797 A JP28342797 A JP 28342797A JP 28342797 A JP28342797 A JP 28342797A JP 2965943 B2 JP2965943 B2 JP 2965943B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会計処理システム
および会計処理方法並びに会計処理実行プログラムを記
録した記録媒体に関する。さらに詳しくは、ネットワー
クに接続された複数の端末装置である入力装置からの一
般のデータ入力と、所定の管理者のデータ入力とを区別
するとともに、会計処理に係る決算の仮締め、本締めの
期日等、各締め期日前後の各入力データの登録の可否を
制御し得る会計処理システムおよび会計処理方法並びに
会計処理実行プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークによるシステムの構築が急
速に進む中、近年の会計処理システムでは、複数のユー
ザが各ユーザ端末から会計データの入力を行い、これら
の入力データをデータベースに蓄積し、さらに所定の会
計処理装置によって蓄積データの会計処理を実行するこ
とによって損益計算書、残高試算表、資金繰り表等、各
種の会計データを作成するものが多く使用されている。
【0003】一般的な会計処理システムは、振替伝票、
入金伝票、出金伝票等、各種の会計データを入力データ
とし、これらを所定の会計規則に従い仕訳処理を実行
し、仕訳日記帳、総勘定元帳、残高試算表、損益計算書
等、各種の帳表データを生成する。例えば日々発生する
売上げによる入金処理、経費の支出による出金処理、給
与の支給等による振り替え処理等を所定の入力手段によ
り逐次入力し、データ処理手段がこれら入力されたデー
タの処理を実行し各種の帳表データの生成を行う。さら
に、月ごとあるいは年度ごと等、所定の会計期間ごとの
会計処理の締め処理および決算処理を行い各種の帳表、
集計表等を出力する。
【0004】このような会計処理において、月次処理を
確定するためにある時点で月度ごとの入力、修正処理を
締め切ることが必要となる。しかしこの締め処理後、一
切の入力あるいは修正を禁止すると例外的な処理に対応
できなくなるとともに締め処理前のチェック体制を完璧
にする必要性が生じる。
【0005】また、会計処理においては、一般的に月次
の締め処理のみではなく、月次の締め処理と中間決算、
本決算等の処理とを併せて行う並行処理も考慮すること
が必要となる。このような中間決算、あるいは本決算が
伴う処理では、例えば3月度の月次処理の締め処理の
後、新たなデータ入力が3月度に必要となる場合等、決
算処理中に月次処理の変更の必要性が発生する場合があ
る。すなわち、前年度データである3月度あるいは3月
度以前のデータを翌年度となる4月以降に訂正をする場
合がある。従来のシステムにおいては、締め処理後にお
ける前年度データの入力は基本的に不可能であり、入力
データの修正を必要とする場合には、入力データ全体の
修正等を行う必要がある等、締め処理後のデータ入力に
対する柔軟性の欠如が問題となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の会計処理シス
テムおよび会計処理方法並びに会計処理実行プログラム
を記録した記録媒体は、月次の会計データ締め処理後に
おいても一般のデータ入力は禁止しながら、特定のデー
タ入力、データ修正を可能とした会計処理システムであ
り、具体的には締め処理を2段階構成とするとともに、
それぞれの締め処理の定義を異なる設定とすることで、
締め処理後における柔軟なデータ入力および修正を可能
としたものである。
【0007】さらに、本発明は、月次の締め処理および
中間決算あるいは本決算等の決算処理を並列に実行する
場合において、月次の締め処理および決算処理それぞれ
に仮締めと本締め、あるいは確定処理を設け、月次の締
め処理後においても、たとえば前年度データである3月
度あるいは3月度以前のデータを翌年度となる4月以降
に訂正をする等、決算処理の確定以前は一定の条件のも
とにデータの入力、修正が可能なようにデータ入力制御
を行う会計処理システムおよび会計処理方法並びに会計
処理実行プログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の会計処理システムは、会計データを入力す
るデータ入力手段と、データ入力手段に入力された会計
データのデータ処理を実行するデータ処理手段と、デー
タ処理手段によるアクセス可能なテーブルであり、会計
データの締め処理状況を示す締めフラグを日付に対応さ
せて設定した日付マスターテーブルとを有し、データ処
理手段は、データ入力装置から入力された会計データの
日付に対応する日の日付マスターテーブルに設定された
締めフラグの値に基づいて、データ入力装置からの入力
会計データの登録の可否を決定することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の会計処理システムは、デ
ータ処理手段によるアクセス可能なテーブルであり、デ
ータ入力装置に入力された会計データの入力主体の識別
子を記録したセキュリティマスターテーブルを有し、日
付マスターテーブル中の締めフラグは、少なくとも3種
類の異なる値の設定が可能な構成を有し、データ処理手
段は、3種類の異なる締めフラグの値に応じて、イ)す
べてのデータ入力装置からの入力データの登録を不可と
する、ロ)セキュリティマスターテーブルに基づいて識
別された特定の入力主体からの入力データの登録を可と
する、ハ)セキュリティマスターテーブルに基づいて識
別された特定の入力主体およびその他の入力主体からの
入力データの登録を可とする、これら3種類いずれかの
態様での入力データの登録可否を実行する構成を有する
ことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の会計処理システムにおい
て、日付マスターテーブル中の締めフラグは、会計デー
タの本締め処理が終了した会計期間については、イ)す
べての入力データの登録を不可とする設定値を有し、会
計データの本締め処理以前、仮締め処理以後の会計期間
については、ロ)セキュリティマスターテーブルによっ
て識別された特定の入力主体からの入力データの登録を
可とする設定値を有し、会計データの仮締め処理以前の
会計期間については、ハ)特定の入力主体およびその他
の入力主体からの入力データの登録を可とする設定値を
有することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の会計処理システムは、日
付マスタテーブルの締めフラグの値をカレンダ機能によ
って自動更新する構成を有し、予め月ごとに設定された
月次の仮締め処理日、および月次の本締め処理日の各処
理日の設定に基づいて締めフラグの値を自動更新する構
成を有することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の会計処理方法は、会計デ
ータを入力するデータ入力手段と、データ入力手段に入
力された会計データのデータ処理を実行するデータ処理
手段とを有する会計処理システムにおける会計処理方法
であって、データ処理手段が、データ入力装置から入力
された会計データの日付を識別するステップと、データ
処理手段が、会計データの締め処理状況を示す締めフラ
グを日付に対応させて設定した日付マスターテーブルを
アクセスし、該日付マスターテーブル中の識別された会
計データの日付に対応する日付に設定された締めフラグ
の値に基づいてデータ入力装置からの入力会計データの
登録の可否を決定するステップとを実行することを特徴
とする。
【0013】さらに、本発明の会計処理方法において、
データ処理手段は、該データ入力装置に入力された会計
データの入力主体の識別子を記録したセキュリティマス
ターテーブルによりデータ入力主体を識別し、データ処
理手段は、識別されたデータ入力主体、および識別され
た入力会計データの日付に対応する日付マスターテーブ
ル中の日付に設定された締めフラグの値に応じて、イ)
すべてのデータ入力装置からの入力データの登録を不可
とする、ロ)セキュリティマスターテーブルに基づいて
識別された特定の入力主体からの入力データの登録を可
とする、ハ)セキュリティマスターテーブルに基づいて
識別された特定の入力主体およびその他の入力主体から
の入力データの登録を可とする、これら3種類いずれか
の態様で入力データの登録可否を決定することを特徴と
する。
【0014】さらに、本発明の会計処理を実行する会計
処理実行プログラムを記録した記録媒体は、会計データ
を入力するデータ入力手段と、データ入力手段に入力さ
れた会計データのデータ処理を実行するデータ処理手段
とを有する会計処理システムにおいて会計処理を実行す
る会計処理実行プログラムを記録した記録媒体であっ
て、データ入力装置から入力された会計データの日付を
識別するステップと、会計データの締め処理状況を示す
締めフラグを日付に対応させて設定した日付マスターテ
ーブル中の識別された会計データの日付に対応する日付
に設定された締めフラグの値に基づいて、データ入力装
置からの入力会計データの登録の可否を決定するステッ
プとを実行させることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の会計処理を実行する会計
処理実行プログラムを記録した記録媒体は、データ入力
装置に入力された会計データの入力主体の識別子を記録
したセキュリティマスターテーブルによりデータ入力主
体を識別し、識別されたデータ入力主体、および識別さ
れた入力会計データの日付に対応する日付マスターテー
ブル中の日付に設定された締めフラグの値に応じて、
イ)すべてのデータ入力装置からの入力データの登録を
不可とする、ロ)セキュリティマスターテーブルに基づ
いて識別された特定の入力主体からの入力データの登録
を可とする、ハ)セキュリティマスターテーブルに基づ
いて識別された特定の入力主体およびその他の入力主体
からの入力データの登録を可とする、これら3種類いず
れかの態様での入力データの登録可否の処理を実行させ
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明の会計処理システム
を適用したシステム構成例を示す。図1に示す例では、
一般入力装置101,102,103、特定入力装置1
04,105、ホストプロセッサ106、データベース
107、108がネットワーク109に接続されてい
る。複数の一般入力装置101,102,103中、一
般入力装置103はネットワーク109に接続されたモ
デム110を介してデータ通信可能な構成となってい
る。一般入力装置および特定入力装置等は、ネットワー
クに直接接続された構成であってもモデム等を介して通
信可能に接続された構成であってもよく、また図1に示
す他に複数の入力装置が接続されたシステム構成であっ
てもよい。
【0017】一般入力装置101,102,103は、
会計処理システムを利用するユーザ装置であり、ユーザ
が所定の会計データを入力する。例えば、売上げに関す
る入金伝票の入力、交通費発生に伴う出金伝票の入力
等、それぞれの入力装置が配置された事業所、部署、個
人等において発生した会計データを入力する。一般入力
装置の各々は、例えば各事業所単位、各部署単位、ある
いは、ユーザ単位等、所定の単位に対して割り当てられ
た装置であり、それぞれの割り当てられた範囲で発生し
た会計処理データが入力される。
【0018】これら一般入力装置から入力された入力会
計データは、インプットデータベース107中に記憶保
持され、ホストプロセッサ106によって入力データの
処理、すなわち各入力データの仕訳処理、各会計帳簿へ
の計上、総勘定元帳への転記処理等、さまざまな会計処
理が実行される。これらのホストプロセッサ106によ
る処理は、各入力装置からの入力データを所定単位でま
とめて、例えば1日単位のデータを一括処理する構成で
あってもよく、あるいはデータ入力ごと逐次処理を行う
構成であってもよい。
【0019】特定入力装置104、105は、一般入力
装置と同様、会計データの入力が可能であるとともに、
一般入力装置からのデータ入力が禁止された後も一定条
件の元にデータの入力および修正が可能なように設定さ
れた入力装置である。前述のように会計処理において
は、月次ごとまたは年次ごとの締め処理が行われる。月
次の締め処理は、毎月所定の日に前月度の入力データの
締め処理を行い、その月次の会計データを確定させる処
理である。年度の締め処理は、所定の会計年度の会計デ
ータを確定させる処理である。このようなデータを確定
させる締め処理後は一般入力者からのデータ入力、ある
いは修正を実行させないようにすることが必要となる。
しかし、一般入力装置からの入力データ中に誤りがあっ
た場合、追加すべきデータが締め処理後に見つかった場
合等、締め処理後のデータ修正、追加等が必要な場合も
あり、このような場合にデータ入力を可能とする入力装
置を特定入力装置としてネットワーク上に構成し、デー
タの訂正を一定条件の元に許容したものである。
【0020】ホストプロセッサ106は、一般入力装置
101,102,103、特定入力装置104,105
からインプットデータベース107に入力された各入力
データについてのさまざまな会計処理を実行する。マス
ターデータベース108は、各入力装置のインプットデ
ータに関するユーザ識別、日付識別等を実行する際に用
いるテーブルを記憶保持したデータベースであり、ホス
トプロセッサ106は、各入力装置からの入力データに
ついて、マスターデータベース中に記憶されたテーブル
に基づいて受け付けの可否を決定する。これらの処理に
ついては、後段で詳細に説明する。
【0021】図1のシステム構成例においては、一般入
力装置101,102,103と特定入力装置104,
105とを装置ごとに、一般と特定とを区別して示して
あるが、本発明はこのように装置自体を区別する構成に
限るものではなく、例えば入力装置自体は共通なものに
よって構成し、データ入力を実行するユーザを識別する
ことによって一般入力者と、特定入力者とを区別して、
締め期日等、所定期日を基準に一般入力者の入力データ
の登録を禁止し、特定入力者のみのデータ入力を受け付
ける構成であってもよい。この場合、図1に示す一般入
力装置101,102,103は一般入力者の使用端
末、特定入力装置104,105は特定入力者の使用端
末である。
【0022】なお、本発明の会計処理システムにおいて
実行される会計処理は、本発明の会計処理実行プログラ
ムが記録された磁気テープ、磁気ディスク、フロッピー
ディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、DVD、RA
M等、その他のプログラム記録媒体に記録されたプログ
ラムの読み取りによるプログラム実行によって各システ
ム構成要素の動作を制御して実行することができる。
【0023】次に各入力装置からの会計処理データの入
力方法について、図2乃至図5に示したデータ入力の際
の一連の入力画面の例に基づいて説明する。図2は、会
計データ入力を開始する際の入力装置における初期画面
である。
【0024】図2に示すように、会計データを入力する
ユーザは、ユーザを識別するユーザID、氏名、自己の
属する会社の会社コード、自己の属する組織の組織コー
ド、およびパスワードを入力する。ホストプロセッサ1
06は、これらの入力データについて、予め登録され記
憶保持されているパスワードと照合し、一致している場
合には、次画面に進み、一致しない場合は、例えばパス
ワード不一致等のメッセージを表示して、次画面への進
行を禁止する。
【0025】ユーザの入力データおよびパスワード等が
正当なものであると識別されると、図3に示す画面に進
む。図3は、経理システムのメニュー選択画面であり、
ユーザは処理を実行するメニューを一覧の中から選択す
る。メニューには、例えば、入金処理、出金処理、振り
替え処理、仮払い処理等会計処理における必要な項目が
選択可能に設定されている。ユーザは、これらの項目中
から、所定の処理項目を選択番号欄に数値で直接入力す
るか、あるいはマウスによるクリック等によって選択す
る。
【0026】図3のメニュー選択画面においてメニュー
選択が実行されると、例えば図4の条件入力画面が表示
される。図4に示す画面は、図3のメニュー選択画面に
おいて支払依頼を選択した場合の例である。ここに示す
図4の例では、ユーザの選択した支払い依頼についての
詳細設定を行うことが要求され、その処理区分、仕訳区
分、必要に応じて伝票番号を入力する。この条件入力画
面は、図3のメニュー選択画面で選択したメニューに応
じた設定が可能なように各メニューに対応した条件入力
画面が予め用意されており、ユーザの選択項目に基づい
て対応する画面が呼び出されて表示される。
【0027】図4の条件入力画面において、必要項目の
入力が完了すると図5に示す会計処理データ入力画面が
表示され、ユーザは表示画面に示される項目について、
さらに入力を行う。ここに示す図5の例は、支払い依頼
入力画面であり、計上日、支払相手先、支払口座等の各
種情報を入力する項目が表示され、ユーザは、これらの
各項目について入力を実行する。この会計処理データ入
力画面も、図3のメニュー選択画面で選択したメニュー
に応じた入力が可能なように各メニューに対応した会計
処理データ入力画面が予め用意され、対応画面が選択表
示されるように構成されている。
【0028】次に、イ)一般入力装置または一般入力者
と、ロ)特定入力装置または特定入力者、とを区別して
会計データの入力の可否を決定する構成について説明す
る。
【0029】図1に示すマスターデータベース108中
には、図6に示すセキュリテイマスターテーブル、およ
び図7に示す日付マスターテーブルが記憶保持されてい
る。図6に示すように、セキュリテイマスターテーブル
には、ユーザを識別するユーザIDに対して所定長のフ
ラグデータが対応づけられ設定されている。各フラグ
は、例えば会計処理データに対するアクセス、新たな入
力、追加、削除、書き換え等の可否を設定するフラグで
ある。これらのフラグをユーザごとに設定することでユ
ーザを識別した上で、識別ユーザに許容されるデータア
クセス、データ入力等をそれぞれ個別に設定することが
できる。
【0030】上述の一般入力者および特定入力者は、こ
のセキュリティマスタテーブルのユーザIDによって識
別が可能な構成となっており、入力者がネットワーク上
の端末から図2に示す初期画面に従って入力したユーザ
IDをホストプロセッサ106が受領し、受領したユー
ザIDをマスターデータベース中に記憶保持されたセキ
ュリテイマスターテーブルと照合し、データ入力者が特
定入力者であるか一般入力者であるかを識別する。
【0031】この識別を実行するための具体的構成は、
例えばユーザIDごとに設定されたフラグのいずれか、
例えば図6のセキュリティマスターテーブルのフラグ項
目5を特定入力者と一般入力者とを識別するためのフラ
グとし、フラグ項目5にフラグ「1」が設定されたユー
ザのみを特定入力者とすることによって実行される。図
6に示すテーブル例の場合、ユーザIDが「AC001
4」および「AF0022」のユーザのみが特定入力者
として識別され、その他のユーザは、一般入力者として
識別される。
【0032】あるいは、セキュリティマスターテーブル
には、特定入力者のみのユーザIDを登録し、データ入
力者からの入力ユーザIDを受領したマスタプロセッサ
106がマスターデータベース108中に記憶されたセ
キュリティマスターテーブルをアクセスし、セキュリテ
ィマスターテーブル中に入力ユーザIDと一致するもの
が登録されている場合には特定入力者であると識別し、
入力ユーザIDが登録されているユーザID以外の場合
は、一般入力者であると識別するようにしてもよい。
【0033】本発明の会計処理システムは、上述のよう
なセキュリティマスターテーブルによって一般入力者と
特定入力者とを区別するのみではなく、さらにユーザに
よって入力された会計データの日付によってデータ登録
の可否が決定される。この日付による登録可否の決定は
日付マスターテーブルに基づいて行われる。以下、本発
明の会計処理システムにおける日付マスターテーブル、
および日付による登録可否の決定について図7に示す日
付マスターテーブルの例を用いて説明する。
【0034】図7に示すように日付マスターテーブル
は、日付に対応する複数のフラグが設定された構成を有
する。図7に示す例では、テーブルの縦方向に日付が1
日から順に31日まで記録され、それぞれの日付に応じ
て横方向に複数の項目が設定され、各項目ごと、各日付
ごとにフラグ設定が可能な構成となっている。図7の各
表の下部に記載されているように、この日付マスターテ
ーブルの例では、項目1が締め処理に伴う入力の可否を
決定する「締めフラグ」、項目2が会社の休日を示す
「休日(会社)」、項目3が取り引き銀行の休日を示す
「休日(銀行)」、項目4が各種の振込日を示す「総
振」、項目5が従業員に対する振込日を示す「従業員振
込」のフラグとなっている。
【0035】図7の日付マスターテーブルの例では、3
月1日(土)、2日(日)の項目2、3にフラグ1が設
定され、3月1日(土)、2日(日)は、会社の休日で
あり、かつ銀行の休日であることを示している。
【0036】本発明の主題である締め処理前後の入力デ
ータの登録可否を決定するのは、項目1の「締めフラ
グ」である。項目1の締めフラグは、フラグ「空白」、
フラグ「1」、およびフラグ「2」の設定が可能な構成
となっている。具体的には、例えば締めフラグのフラグ
ビットを2ビット構成として、「00」、「01」、
「10」、の各ビット値を設定することによって、3つ
の異なる状態を設定することが可能である。
【0037】項目1の締めフラグの設定フラグが「空
白」の場合は、一般入力装置あるいは一般入力者、およ
び特定入力装置あるいは特定入力者からの入力データの
登録が可能な状態であり、設定フラグが「1」の場合
は、一般入力装置あるいは一般入力者からの入力データ
の登録を禁止し、特定入力装置あるいは特定入力者から
の入力データの登録のみを可能とする。また設定フラグ
が「2」の場合は、一般入力装置あるいは一般入力者か
らの入力、および特定入力装置あるいは特定入力者から
の入力データの登録を不可とする。
【0038】これらの日付マスタテーブルのフラグ値の
設定は、特定の日付マスタテーブルの管理、メンテナン
スを行う担当者によって入力設定され、管理者が所望の
設定値に変更することが可能である。
【0039】また、月次の締め処理日が一定である場
合、例えば毎月5日が前月度の仮締め処理日であり、1
0日が本締め処理日として設定されている場合等には、
その設定された各締め処理日に日付マスタテーブル中の
締めフラグをカレンダ機能によって自動更新するように
構成してもよい。この場合は、担当者によるフラグ更新
がなされない場合でも、例えば、会計データの本締め処
理が終了した会計期間については、イ)すべての入力デ
ータの登録を不可とする設定フラグ値、会計データの本
締め処理以前、仮締め処理以後の会計期間については、
ロ)セキュリティマスターテーブルによって識別された
特定の入力主体からの入力データの登録を可とする設定
フラグ値、会計データの仮締め処理以前の会計期間につ
いては、ハ)特定の入力主体およびその他の入力主体か
らの入力データの登録を可とする設定フラグ値に日付マ
スタテーブルの日付に応じて締めフラグ値が自動更新さ
れる。
【0040】以下、入力会計データのデータ登録に際し
ての動作を図1のシステム構成図を用いて説明する。図
1におけるネットワーク109上の各入力端末101〜
105からの入力データは、マスタプロセッサ106が
受領する。マスタプロセッサ106は、上述のようにま
ず図2に示す初期画面において入力されたユーザIDに
ついて、マスタデータベース108に保持されたセキュ
リティマスターテーブルを参照し、一般入力者と特定入
力者との識別を行う。さらに、データ入力を実行するユ
ーザは、実際の会計データを入力するために図5に示す
会計データ入力画面において、実際の会計データについ
て計上日、その他のデータ入力を実行する。
【0041】図5に示す画面に入力されたデータを受領
したマスタプロセッサ106は入力データ中の計上日に
ついて、マスタデータベース108に保持された日付マ
スターテーブルとの照合を行う。日付マスターテーブル
中から入力計上日と対応する日付の締めフラグの値を抽
出し、その締めフラグ値に基づき、入力データの受け付
けの可否を決定する。すなわち、図5の画面において入
力された計上日に対応する日付マスターテーブルの日付
における締めフラグの設定が「空白」の場合は、一般入
力装置あるいは一般入力者、および特定入力装置あるい
は特定入力者、いずれの入力をも受け付け、設定フラグ
が「1」の場合は、一般入力装置あるいは一般入力者か
らの入力を拒否し、特定入力装置あるいは特定入力者か
らの入力のみを受け付け、設定フラグが「2」の場合
は、一般入力装置あるいは一般入力者からの入力、およ
び特定入力装置あるいは特定入力者からの入力のいずれ
をも拒否する。
【0042】例えば図7に示す例では、3月度のテーブ
ルにおいて項目1の締めフラグは3月1日から20日ま
で、すべて「2」が設定されており、3月21日以降が
フラグ「1」の設定であるので、3月20日以前の日付
の入力会計データの登録は、一般入力装置あるいは一般
入力者、および特定入力装置あるいは特定入力者、双方
とも禁止される。しかし、3月21日以降3月31日の
日付を有する入力会計データの登録は、特定入力装置あ
るいは特定入力者のみが可能となる。
【0043】図7の日付マスターテーブルにおいて、4
月度のテーブルでは項目1の締めフラグは4月1日から
20日まで、すべて「1」が設定されており、4月1日
から4月20日までの日付を有する入力会計データの登
録は、特定入力装置あるいは特定入力者のみが可能とな
る。4月21日以降の締めフラグは「空白」であるの
で、4月21日以降の日付の入力会計データの登録は一
般入力装置あるいは一般入力者、および特定入力装置あ
るいは特定入力者、双方とも可能となる。
【0044】このように本発明の会計処理システムで
は、日付マスターテーブルを使用することにより、会計
データの入力をその日付に基づいて入力データの登録可
否を決定し、締め処理前後の入力データの登録制御を実
行する。
【0045】本発明の会計処理システムにおいて、デー
タ入力が受け付けられ、データの登録がなされた場合
は、データ入力者の入力装置上に「入力データは登録さ
れました」等のメッセージを表示し、日付マスターテー
ブルの設定によって入力が拒否された場合は、「入力デ
ータの日付は、すでに締め処理済みであり、登録できま
せん」等のメッセージを表示することにより、データ入
力者がデータ登録の成否を知り得る構成とすることがで
きる。
【0046】具体的な締め処理日付と入力者の入力可否
の関係例を示すと図8のようになる。図8は仮締め処理
および本締め処理の2段階締め処理を設定した会計処理
において、仮締め処理の後、本締め処理までの期間にお
いてデータ修正、追加等のデータを特定入力者に限って
入力できるように設定した状態を示している。仮締めま
での期間は、一般入力者および特定入力者いずれもデー
タ入力が可能である。この日付における日付マスターテ
ーブルの締めフラグは「空白」として設定されている。
仮締め処理の後、本締め処理までの期間は、一般入力者
の入力データの登録を禁止し、特定入力者のみの入力デ
ータの登録を可能としている。この設定における締めフ
ラグは「1」となる。さらに本締め処理後は、一般入力
者、特定入力者の双方とも入力データの登録が禁止され
る。このときの締めフラグの設定は「2」となる。
【0047】具体的な締めフラグの設定例について説明
する。例えば3月度の締め処理を、4月10日に仮締め
処理、4月15日に本締め処理を行うように設定し、一
般入力者および特定入力者について図8のような入力制
御、すなわち以下の表に示す入力可否の設定を行う場合
を想定する。
【0048】
【表1】 期 間 入力の可否 仮締め処理以前:一般および特定入力者の入力データの登録が可能 仮締め〜本締め:特定入力者の入力データの登録のみ可能 本締め処理以後:一般および特定入力者の入力データの登録を禁止
【0049】上記の設定をする場合は、図7の日付マス
ターテーブルにおいて、4月10日以前は、3月度のテ
ーブル中の締めフラグを「空白」として設定し、仮締め
処理日である4月10日に、3月度のテーブル中の締め
フラグを「1」に変更し、本締め処理日である4月15
日に、3月度のテーブル中の締めフラグを「2」に変更
設定すればよい。このように仮締め処理、本締め処理日
に対応させて、日付マスターテーブル中の締めフラグの
設定を変更することによって一般および特定入力者の入
力データの登録可否を容易に変更することが可能とな
る。従って締めフラグの設定変更を実行することによっ
て、例えば仮締め処理開始以降に一般入力者からのデー
タが誤って入力されデータの書き換えが起こる等の混乱
は確実に防止できる。
【0050】締め処理には、上述のような月次ごとの締
め処理の他に年度、あるいは半期、4半期ごとの締め処
理がある。これら月次以外、例えば年度の締め処理を行
う場合は、すでに月次の本締め処理を行っている月のデ
ータの修正、追加等の処理を行うことが必要となる場合
がある。このような場合においても本発明の締めフラグ
の設定により、柔軟な対応が可能となる。
【0051】図9に年次の締め処理、すなわち決算締め
処理を行う場合の一般および特定入力者の入力会計デー
タの登録可否の対応を説明する図を示す。
【0052】図9は、3月度までのデータについて年次
の決算締め処理を行う場合を示している。年次の決算に
おいて、仮締め処理および本締め処理である年次確定処
理が4月および5月に行われ、また、3月度および4月
度の月次ごとの仮締め処理および本締め処理も並行して
4月および5月に行われる例を示している。
【0053】図9中(a)、(b)は、3月度データの
月次の仮締め処理および本締め処理に対応して、それぞ
れ一般入力者と特定入力者の入力データの登録の可否を
設定するものであり、これは、図8での説明したと同様
の日付マスターテーブルの設定によって実現される。ま
た、図9中(c)、(d)は、4月度のデータの月次の
仮締め処理および本締め処理に対応して、それぞれ一般
入力者と特定入力者の入力データの登録可否を設定する
ものであり、これも、同様の日付マスターテーブルの設
定によって実現される。
【0054】図9の(e)の部分、すなわち、年次の決
算締め処理の仮締め処理後、調整データ入力が開始され
る以降の3月度の入力データの登録を特定入力者に限っ
て可能とする設定は、年次の締め処理において過去のデ
ータの修正、追加等を実行するためのものである。この
ように一旦、月次の本締め処理が終了し、月次データが
確定した後に、特定入力者に限りデータ入力を可能にす
るためには、日付マスターテーブルの締めフラグの変更
を行う。フラグ設定により図9の決算締め処理の例のよ
うに仮締め処理と調整データ入力日を異ならせて設定す
ることも、また同一日に設定することも可能である。
【0055】図9に示す例の場合、3月度の日付マスタ
ーテーブルの締めフラグは、4月に行われる3月度デー
タの月次本締め処理の時点で「2」に設定され、一般入
力者、特定入力者とも入力が禁止された状態となってい
る。このような場合、年次決算処理の仮締め処理を開始
する際に3月度の日付マスターテーブルの締めフラグを
「1」に設定変更することによって特定入力者のみが3
月度のデータ入力、修正等を行えるように変更すること
ができる。このように締めフラグの「2」から「1」の
変更により、図9(e)の部分を構成することが可能と
なる。
【0056】図9には、3月度、4月度データのみの処
理例について示しているが、例えば年次処理の際にさら
に3月度データ以前のデータ修正が必要な場合には、修
正の必要となる各月の日付マスターテーブルの締めフラ
グの設定を上述と同様に変更すればよい。年次決算のみ
ではなく、半期ごとまたは4半期ごとの中間決算におい
ても同様に締めフラグの設定を変更することによってデ
ータ入力の可否を自在に設定することができる。
【0057】なお、日付マスターテーブル、あるいはセ
キュリティマスターテーブルの各フラグの設定、変更は
図1のシステム構成図には図示しない所定のマスターメ
ンテナンス端末によって実行されるか、あるいは、セキ
ュリテイマスターテーブル中の所定のフラグをマスター
テーブルの変更が許可されたユーザを識別するフラグと
して、該フラグによって特定されたユーザがマスターテ
ーブルの変更を実行可能に構成することが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の会計処理
システムおよび会計処理方法並びに会計処理実行プログ
ラムを記録した記録媒体によれば、以下に示す各種の効
果が得られる。
【0059】[月次仮締め処理後の特定入力者による入
力データの修正]月次の仮締めを行うと日付マスターテ
ーブルのフラグは、一般入力者の入力データの登録を不
可とし、特定入力者のみの入力データの登録を可とす
る。従って、月次仮締め後は、一般入力者からのデータ
入力による混乱を排除しながら、特定入力者が自在にデ
ータの入力または修正を行うことが可能となる。
【0060】[月次本締め処理後、年次締め処理の際に
月次データ修正を可能とする]月次の本締めを行うと日
付マスターテーブルのフラグは、一般入力者および特定
入力者双方とも入力データの登録が不可となるが、年次
決算または中間決算等の決算処理において月次データの
修正を余儀なくされる場合がある。このような場合、修
正の必要なデータ期間の日付マスターテーブルのフラグ
の設定を変更することによってデータ入力を可能とする
ことができ、容易にデータ修正を実行することができ
る。
【0061】[月次締め処理前の将来データの入力を可
能とする。]月次の仮締めあるいは本締め処理により、
日付マスターテーブルのフラグ設定がなされ、一般入力
者または特定入力者の入力データの登録を禁止するよう
設定されるように構成されているので、月次の仮締めあ
るいは本締め処理を行っていない期間のデータ、例えば
現時点以降のデータについては、自在に入力が可能とな
る。従って、将来予定されている会計データの入力を予
め実行することが可能となり、効率的なデータ入力がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る会計処理システムを適用したシ
ステム構成例を示す図である。
【図2】 本発明に係る会計処理システムの入力装置に
おけるデータ入力初期画面を示す図である。
【図3】 本発明に係る会計処理システムの入力装置に
おけるメニュー選択画面を示す図である。
【図4】 本発明に係る会計処理システムの入力装置に
おける条件入力画面を示す図である。
【図5】 本発明に係る会計処理システムの入力装置に
おける会計処理データ入力画面を示す図である。
【図6】 本発明に係る会計処理システムのセキュリテ
ィマスターテーブルの例を示す図である。
【図7】 本発明に係る会計処理システムの日付マスタ
ーテーブルの例を示す図である。
【図8】 本発明に係る会計処理システムにおける一般
入力者と特定入力者の入力データの登録可否と月次締め
処理との対応を示す図である。
【図9】 本発明に係る会計処理システムにおける一般
入力者と特定入力者の入力データの登録可否と月次およ
び年次締め処理との対応を示す図である。
【符号の説明】
101 一般入力装置 102 一般入力装置 103 一般入力装置 104 特定入力装置 105 特定入力装置 106 ホストプロセッサ 107 インプットデータベース 108 マスタデータベース 109 ネットワーク 110 モデム

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会計データを入力するデータ入力手段
    と、 前記データ入力手段に入力された会計データのデータ処
    理を実行するデータ処理手段と、 前記データ処理手段によるアクセス可能なテーブルであ
    り、前記会計データの締め処理状況を示す締めフラグを
    日付に対応させて設定した日付マスターテーブルとを有
    し、 前記データ処理手段は、前記データ入力装置から入力さ
    れた会計データの日付に対応する日の前記日付マスター
    テーブルに設定された締めフラグの値に基づいて、前記
    データ入力装置からの入力会計データの登録の可否を決
    定することを特徴とする会計処理システム。
  2. 【請求項2】 前記会計処理システムは、 前記データ処理手段によるアクセス可能なテーブルであ
    り、前記データ入力装置に入力された会計データの入力
    主体の識別子を記録したセキュリティマスターテーブル
    を有し、 前記日付マスターテーブル中の締めフラグは、少なくと
    も3種類の異なる値の設定が可能な構成を有し、前記デ
    ータ処理手段は、前記3種類の異なる締めフラグの値に
    応じて、イ)すべてのデータ入力装置からの入力データ
    の登録を不可とする、ロ)前記セキュリティマスターテ
    ーブルに基づいて識別された特定の入力主体からの入力
    データの登録を可とする、ハ)前記セキュリティマスタ
    ーテーブルに基づいて識別された特定の入力主体および
    その他の入力主体からの入力データの登録を可とする、
    これら3種類いずれかの態様での入力データの登録可否
    を実行する構成を有することを特徴とする請求項1記載
    の会計処理システム。
  3. 【請求項3】 前記日付マスターテーブル中の締めフラ
    グは、 会計データの本締め処理が終了した会計期間について
    は、イ)すべての入力データの登録を不可とする設定値
    を有し、 会計データの本締め処理以前、仮締め処理以後の会計期
    間については、ロ)前記セキュリティマスターテーブル
    によって識別された特定の入力主体からの入力データの
    登録を可とする設定値を有し、 会計データの仮締め処理以前の会計期間については、
    ハ)前記特定の入力主体およびその他の入力主体からの
    入力データの登録を可とする設定値を有することを特徴
    とする請求項2記載の会計処理システム。
  4. 【請求項4】 前記会計処理システムは、前記日付マス
    タテーブルの締めフラグの値をカレンダ機能によって自
    動更新する構成を有し、予め月ごとに設定された月次の
    仮締め処理日、および月次の本締め処理日の各処理日の
    設定に基づいて締めフラグの値を自動更新する構成を有
    することを特徴とする請求項3記載の会計処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 会計データを入力するデータ入力手段
    と、前記データ入力手段に入力された会計データのデー
    タ処理を実行するデータ処理手段とを有する会計処理シ
    ステムにおける会計処理方法であって、 前記データ処理手段が、前記データ入力装置から入力さ
    れた会計データの日付を識別するステップと、 前記データ処理手段が、会計データの締め処理状況を示
    す締めフラグを日付に対応させて設定した日付マスター
    テーブルをアクセスし、該日付マスターテーブル中の前
    記識別された会計データの日付に対応する日付に設定さ
    れた締めフラグの値に基づいて前記データ入力装置から
    の入力会計データの登録の可否を決定するステップと、 を実行することを特徴とする会計処理方法。
  6. 【請求項6】 前記データ処理手段は、該データ入力装
    置に入力された会計データの入力主体の識別子を記録し
    たセキュリティマスターテーブルによりデータ入力主体
    を識別し、 前記データ処理手段は、前記識別されたデータ入力主
    体、および識別された入力会計データの日付に対応する
    前記日付マスターテーブル中の日付に設定された締めフ
    ラグの値に応じて、イ)すべてのデータ入力装置からの
    入力データの登録を不可とする、ロ)前記セキュリティ
    マスターテーブルに基づいて識別された特定の入力主体
    からの入力データの登録を可とする、ハ)前記セキュリ
    ティマスターテーブルに基づいて識別された特定の入力
    主体およびその他の入力主体からの入力データの登録を
    可とする、これら3種類いずれかの態様で入力データの
    登録可否を決定することを特徴とする請求項5記載の会
    計処理方法。
  7. 【請求項7】 会計データを入力するデータ入力手段
    と、前記データ入力手段に入力された会計データのデー
    タ処理を実行するデータ処理手段とを有する会計処理シ
    ステムにおいて会計処理を実行する会計処理実行プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 前記データ入力装置から入力された会計データの日付を
    識別するステップと、 会計データの締め処理状況を示す締めフラグを日付に対
    応させて設定した日付マスターテーブル中の前記識別さ
    れた会計データの日付に対応する日付に設定された締め
    フラグの値に基づいて、前記データ入力装置からの入力
    会計データの登録の可否を決定するステップとを実行さ
    せる会計処理実行プログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記会計処理実行プログラムを記録した
    記録媒体において、 前記データ入力装置に入力された会計データの入力主体
    の識別子を記録したセキュリティマスターテーブルによ
    りデータ入力主体を識別し、 前記識別されたデータ入力主体、および識別された入力
    会計データの日付に対応する前記日付マスターテーブル
    中の日付に設定された締めフラグの値に応じて、イ)す
    べてのデータ入力装置からの入力データの登録を不可と
    する、ロ)前記セキュリティマスターテーブルに基づい
    て識別された特定の入力主体からの入力データの登録を
    可とする、ハ)前記セキュリティマスターテーブルに基
    づいて識別された特定の入力主体およびその他の入力主
    体からの入力データの登録を可とする、これら3種類い
    ずれかの態様での入力データの登録可否の処理を実行さ
    せることを特徴とする請求項7に記載の会計処理実行プ
    ログラムを記録した記録媒体。
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