JP4887312B2 - ルーフドレイン - Google Patents

ルーフドレイン Download PDF

Info

Publication number
JP4887312B2
JP4887312B2 JP2008032238A JP2008032238A JP4887312B2 JP 4887312 B2 JP4887312 B2 JP 4887312B2 JP 2008032238 A JP2008032238 A JP 2008032238A JP 2008032238 A JP2008032238 A JP 2008032238A JP 4887312 B2 JP4887312 B2 JP 4887312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
mesh
dust
roof drain
dust collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008032238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009191495A (ja
Inventor
正和 小林
Original Assignee
カネソウ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カネソウ株式会社 filed Critical カネソウ株式会社
Priority to JP2008032238A priority Critical patent/JP4887312B2/ja
Publication of JP2009191495A publication Critical patent/JP2009191495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4887312B2 publication Critical patent/JP4887312B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

本発明は、排水性に優れ、かつ清掃時における作業性に優れたルーフドレインに関する。
縦引き排水用のルーフドレインaは、図8に示すように、屋上やバルコニー等の床面fに埋設される受皿部cと、該受皿部cの中央に開口された排水孔dを囲繞するようにして下方に延成された排水管部eとからなるドレイン本体bと、該ドレイン本体b上に配設されて受皿部cを通水可能に覆うストレーナーgとを備えている。そして、該ストレーナーgに形成された複数の狭幅状通水間隙hを介して周囲の床面fから受皿部cに流入する雨水を排水孔dから樋管iに流し込んでその排水を行い得るようになっている。
かかる構成のルーフドレインaは、ちりや落葉等の塵芥が多い場所で使用すると、雨水とともに流れて来る塵芥のうち、比較的大きなものはストレーナーgによって一応取り除くことができるものの、ストレーナーgの狭幅状通水間隙hを通過し得る小さな塵芥は、雨水とともに受皿部cに流れ込んでしまい、内部で滞留して、排水作用を損ねるという問題がある。そこで、近年、図8に示すように、ストレーナーgを被覆することによって小さな塵芥の流入を防止し得る防塵筺体jが提案されている(例えば、特許文献1参照)。該防塵筺体jは、線杆からなる外郭フレームkに目の細かい金網mを張設して構成されており、ビス止めn等の適宜の固定手段を介してドレイン本体bに固定されている。
特開2001−193233号公報(図10)
ところで、上記防塵筺体jにあっては、降雨時において、ストレーナーgの狭幅状通水間隙hを通過し得る小さな塵芥がルーフドレインa内へ流入することを防止できるが、大小の塵芥が防塵筺体jの周囲に略均一に滞留するため、水流が遮断されてルーフドレインaによる排水に支障を来す虞があった。また、ルーフドレインa回りを清掃する際に、防塵筺体jを取り外して持ち上げると、防塵筺体jの周囲に溜まっている塵芥がルーフドレインa上にこぼれ落ちるという問題点があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解消し得るルーフドレインを提供することを目的とするものである。
本発明は、受皿部に排水管部が連成されたドレイン本体と、該ドレイン本体の受皿部を通水可能に覆うストレーナーを備えたルーフドレインにおいて、前記ストレーナーが、受皿部を覆う網目筐体からなり、その外側面の一部に内方に窪む集塵凹部が形成されていることを特徴とするルーフドレインである。
ここで、本発明の構成は、縦引き排水用または横引き排水用の何れのルーフドレインにも適用され得る。
また、前記ルーフドレインにあって、網目筐体が、線杆からなる外郭フレームに金網からなる網目部材が張設されてなる構成が提案される。
本発明は、上述したように、受皿部に排水管部が連成されたドレイン本体と、該ドレイン本体の受皿部を通水可能に覆うストレーナーを備えたルーフドレインにおいて、前記ストレーナーが、受皿部を覆う網目筐体からなり、その外側面の一部に内方に窪む集塵凹部が形成されているので、降雨時に雨水とともに流れて来る塵芥が網目筐体の外側面に到達すると、集塵凹部以外の部分に到達した塵芥は、不安定な状態で網目筐体の外側面に当接するため、次第に集塵凹部側へ押し流されて集塵凹部内に入り込むこととなる。これにより、集塵凹部内には塵芥が滞留する一方、集塵凹部以外の部分では塵芥が滞留しないため、雨水が円滑に通過して良好な排水性を得ることができる。
また、ルーフドレイン回りを清掃する際に、網目筐体を取り外して持ち上げると、集塵凹部内に溜まっている塵芥がこぼれ落ちることなく、そのまま除去することができる。これにより、清掃時における作業性が向上する。
また、網目筐体が、線杆からなる外郭フレームに金網からなる網目部材が張設されてなる構成にあっては、安価に製作できる一方、金網からなる網目部材によって優れた通水性が得られるとともに、線杆からなる外郭フレームによって前記網目部材の形状を保持し得るので、網目筐体が堅牢なものとなる。
以下に、本発明にかかるルーフドレインの第一実施例を、図1〜図3に基づいて説明する。この第一実施例は、縦引き排水用として構成されたルーフドレイン1Aを示すものである。
ルーフドレイン1Aは、図1,図2に示すように、屋上やバルコニー等の床面fに埋設される円形の受皿部3と、該受皿部3の中央に開口された排水孔4を囲繞するようにして下方に連成された排水管部5とによってドレイン本体2が構成されている。前記受皿部3の上面には、床面f上に敷設されるシート防水層8aの開口縁部を挟持する防水層押え盤6が、受皿部3に立設された複数の螺子杆7aと、該螺子杆7aに螺合されるナット7bとによって固定されており、該防水層押え盤6上に受皿部3を通水可能に覆うストレーナーとしての網目筐体9Aが配設されている。該網目筐体9Aは、本発明の要部にかかるものであり、詳しくは後述する。該網目筐体9Aは、その下部鍔縁部14に設けられた取付け部18を螺子11によって防水層押え盤6に固定することにより、該防水層押え盤6を介してドレイン本体2に取付けられている。尚、図示したルーフドレイン1Aは、シート防水用及びアスファルト防水用として構成されており、防水層押え盤6を備えているが、モルタル防水用及び塗膜防水用として構成されるものは、該防水層押え盤6が除去される。この場合には、網目筐体9Aが受皿部3に螺子11で直接固定されることとなる。
前記排水管部5には、上端を外嵌することにより樋管12が接続されており、周囲の床面fから網目筐体9Aを介して受皿部3に流入する雨水を排水孔4から樋管12に流し込んでその排水を行い得るようになっている。
前記網目筐体9Aは、図3に示すように、円形の下部鍔縁部14と該下部鍔縁部14上に立設された略円筒を呈する主体部15とを備えた線杆からなる外郭フレーム13と、該外郭フレーム13の外面全体に亘って張設された5メッシュ程度の金網からなる網目部材16とによって構成されており、主体部15の外側面には、上下両端部間に亘って内方に円弧状に窪んだ複数の集塵凹部17が周方向に所定間隔で形成されている。また、下部鍔縁部14の周縁には、その180°異なる位置に外方に開口するU字形の切り欠き溝19を備えた取付け部18,18が夫々設けられており、各取付け部18の切り欠き溝19に挿通される螺子11(図1参照)を防水層押え盤6に形成された螺子孔20に螺合させることにより、その緊締作用を介して網目筐体9Aを受皿部3上に固定するようにしている。
かかる構成にあって、網目筐体9Aによって受皿部3を覆った状態において、降雨時に雨水とともに流れて来る塵芥が網目筐体9Aの外側面に到達すると、集塵凹部17以外の部分に到達した塵芥は、不安定な状態で網目筐体9Aの外側面に当接するため、次第に集塵凹部17側へ押し流されて集塵凹部17内に入り込むこととなる。そして、該集塵凹部17が内方に窪んでいることにより、一度集塵凹部17内に入り込んだ塵芥は該集塵凹部17から脱出することなく順次集塵凹部17内に溜められることとなる。これにより、集塵凹部17内には塵芥が滞留する一方、集塵凹部17以外の部分では塵芥が滞留せず、雨水を円滑に通過させ得るため、排水を良好に行わせることができる。
また、ルーフドレイン回りを清掃する際に、網目筐体9Aを取り外して持ち上げると、集塵凹部17内に溜まっている塵芥がこぼれ落ちることなく、そのまま除去することができる。これにより、清掃時における作業性に優れたものとなる。
次に、本発明にかかるルーフドレインの第二実施例を、図4〜図7に基づいて説明する。この第二実施例は、横引き排水用として構成されたルーフドレイン1Bを示すものである。
ルーフドレイン1Bのドレイン本体2は、図4,図5に示すように、断面L形に形成された受皿部3の背面に排水孔4を囲繞するようにして排水管部5が後方に連成されており、このドレイン本体2は、床面fと壁面wとが交叉する入隅部に埋設されている。前記受皿部3の外表面には、床面fから壁面wにかけて敷設されるアスファルト防水層8bの開口縁部を挟持する断面L形の防水層押え盤6が、ドレイン本体2に螺入された螺子杆7aと、該螺子杆7aに螺合されるナット7bとによって固定されており、該防水層押え盤6上に受皿部3を通水可能に覆うストレーナーとしての網目筐体9Bが配設されている。該網目筐体9Bは、その上部中央に設けられた取付け部18を螺子11によって防水層押え盤6に固定することにより、該防水層押え盤6を介してドレイン本体2に取付けられている。尚、図示したルーフドレイン1Bは、シート防水用及びアスファルト防水用として構成されており、防水層押え盤6を備えているが、モルタル防水用及び塗膜防水用として構成されるものは、該防水層押え盤6が除去される。この場合には、網目筐体9Bが受皿部3に螺子11で直接固定されることとなる。
前記排水管部5には、先端を螺着することにより樋管12が接続されており、周囲の床面fから網目筐体9Bを介して受皿部3に流入する雨水を排水孔4から樋管12に流し込んでその排水を行い得るようになっている。
前記網目筐体9Bは、図6,図7に示すように、四本のL形杆21を並列させてその上端及び前端を二本の横杆22で連結し、かつ該横杆22に両端を夫々連結して斜めに配設された四本の傾斜杆23によって倒直角三角筒枠を呈するように形成された線杆からなる外郭フレーム13と、該外郭フレーム13の外面に張設された5メッシュ程度の金網からなる網目部材16とによって構成されており、該網目筐体9Bの外側面には、中央に位置する二本の傾斜杆23,23間に、内方にL形に窪んだ集塵凹部17が形成されている。また、前記二本の傾斜杆23,23間には、集塵凹部17を跨ぐようにして把手杆24が横架されており、該把手杆24を清掃時の把手とすることができるようになっている。集塵凹部17の上部中央には、透孔25を備えた取付け部18が設けられており、該取付け部18の透孔25に挿通される螺子11(図4参照)を防水層押え盤6に形成された螺子孔20に螺合させることにより、その緊締作用を介して網目筐体9Bを受皿部3上に固定するようにしている。
かかる構成にあっても、網目筐体9Bによって受皿部3を覆った状態において、降雨時に雨水とともに流れて来る塵芥が網目筐体9Bの外側面に到達すると、第一実施例と同様に、集塵凹部17以外の部分に到達した塵芥は、不安定な状態で網目筐体9Bの外側面に当接するため、次第に集塵凹部17側へ押し流されて集塵凹部17内に入り込むこととなる。そして、該集塵凹部17が内方に窪んでいることにより、一度集塵凹部17内に入り込んだ塵芥は該集塵凹部17から脱出することなく順次集塵凹部17内に溜められることとなる。これにより、集塵凹部17内には塵芥が滞留する一方、集塵凹部17以外の部分では塵芥が滞留せず、雨水を円滑に通過させ得るため、排水を良好に行わせることができる。
また、ルーフドレイン回りを清掃する際に、網目筐体9Bを取り外して持ち上げると、集塵凹部17内に溜まっている塵芥がこぼれ落ちることなく、そのまま除去することができる。これにより、清掃時における作業性に優れたものとなる。
第一実施例にかかるルーフドレイン1Aの施工状態を示す縦断面図である。 同上のルーフドレイン1Aの平面図である。 同上のルーフドレイン1Aを構成する網目筐体9Aの外観斜視図である。 第二実施例にかかるルーフドレイン1Bの施工状態を示す縦断側面図である。 同上のルーフドレイン1Bの施工状態の縦断正面図である。 同上のルーフドレイン1Bを構成する網目筐体9Bの正面側の斜視図である。 同上のルーフドレイン1Bを構成する網目筐体9Bの背面側の斜視図である。 従来構成の防塵筺体jが取付けられたルーフドレインaの施工状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 A,1B ルーフドレイン
2 ドレイン本体
3 受皿部
5 排水管部
9A,9B 網目筐体(ストレーナー)
13 外郭フレーム
16 網目部材
17 集塵凹部

Claims (2)

  1. 受皿部に排水管部が連成されたドレイン本体と、該ドレイン本体の受皿部を通水可能に覆うストレーナーを備えたルーフドレインにおいて、
    前記ストレーナーが、受皿部を覆う網目筐体からなり、その外側面の一部に内方に窪む集塵凹部が形成されていることを特徴とするルーフドレイン。
  2. 網目筐体が、線杆からなる外郭フレームに金網からなる網目部材が張設されてなるものであることを特徴とする請求項1記載のルーフドレイン。
JP2008032238A 2008-02-13 2008-02-13 ルーフドレイン Active JP4887312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008032238A JP4887312B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 ルーフドレイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008032238A JP4887312B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 ルーフドレイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009191495A JP2009191495A (ja) 2009-08-27
JP4887312B2 true JP4887312B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=41073763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032238A Active JP4887312B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 ルーフドレイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4887312B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105006110A (zh) * 2015-08-15 2015-10-28 西北大学 一种黄土泥流报警启动装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7198448B2 (ja) * 2018-10-18 2023-01-04 第一機材株式会社 ドレン装置及びルーフドレンシステム
WO2024072321A1 (en) * 2022-09-30 2024-04-04 Fast Flow Limited Drainage assembly and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105006110A (zh) * 2015-08-15 2015-10-28 西北大学 一种黄土泥流报警启动装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009191495A (ja) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6495620B2 (ja) 組立建物
CA2747513A1 (en) Eavestrough cover
JP4887312B2 (ja) ルーフドレイン
JP5711092B2 (ja) サイフォン式雨樋装置
JP6910797B2 (ja) 軒先排水構造
JP6955762B2 (ja) 屋根面換気ユニット及び屋根面換気ユニットの施工方法
JP2009030300A (ja) 軒先構成体
JP2006316493A (ja) 樋装置
JP4656884B2 (ja) 雨水貯留槽
JP6406833B2 (ja) 軒先の排水構造及び建物
JP6825024B2 (ja) 組立建物
JP2007154596A (ja) けらば板金及び屋根構造
JP4145933B2 (ja) 樋継手
JP6265465B2 (ja) けらば水切り、棟違い屋根のけらば水切り構造、および導水板
JP7048978B2 (ja) 建屋排水装置
JP4231103B1 (ja) 雨樋
JP4317306B2 (ja) ルーフドレインにおける防塵筺体の固定装置
JP3166276U (ja) 雨樋を設けた建物
JP5173299B2 (ja) 雨樋集水ますの蓋体と雨樋集水ます
JP4600138B2 (ja) バルコニーおよび住宅建物
JP4321489B2 (ja) 竪樋・排水管トラップ構造
JP2007120153A (ja) 軒先用集水部材及びこれを用いた軒先構造
JP2005023537A (ja) 軒先の納め構造
JP4811378B2 (ja) 雨水取出器
JPH0637426U (ja) ドレン用防塵網

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4887312

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250