JP4886769B2 - 情報伝達システムおよび情報伝達方法 - Google Patents

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Description

この発明は、送信側からの情報を複数の端末装置間で個々に転送できる情報伝達システムに関し、特に、受信側の複数の端末装置を介して転送された情報に対する返答の情報を、元の送信側に返答することができる情報伝達システムおよび情報伝達方法に関する。
従来、送信側から送信したい情報は放送波や通信網を介して送信され、受信側の端末装置によって受信する構成となっていた。現在では、テレビやラジオ番組等の情報が携帯電話等の携帯型の装置でも受信できるようになっている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−78830号公報
しかしながら、従来の技術では、放送波は送信側から受信側に片方向の通信であったため、送信側の通信事業者のサービスが途絶している場合には、受信側から送信側へ応答を返すことができなかった。また、通信サービス手段として固定電話や携帯電話網が利用できない場合には、同じく応答を返すことができない。
例えば、災害の被災地において通信サービスが途絶している場合には、被災地からの応答を送信側の例えば救済センタ側に伝える手段がなかった。この場合、被災地では放送波は受信できているが、通信サービス手段が遮断されているため、安否の確認情報に対して被災地側からの情報の返答が行えなかった。
上記のような災害の被災地の例に限らず、通信サービスが途絶した区間が発生した場合には、この区間内における情報の双方向伝達が行えないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、通信サービスの途絶地域内で情報を伝達させることともに、途絶地域から外部に情報を送り出すことができる情報伝達システムおよび情報伝達方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報伝達システムは、送出依頼元の通信データを、情報送出装置から特定の情報伝達装置に到達するまで複数の情報伝達装置の間にて通信データを伝達させ、当該特定の情報伝達装置からの返信データを前記送出依頼元に送出する情報伝達システムにおいて、前記情報送出装置は、前記通信データを、放送網を通じて前記情報伝達装置へ放送する放送手段と、前記放送手段によって放送された前記通信データを受信した前記情報伝達装置が作成した返信データを、通信網を介して受信する通信網受信手段と、前記放送手段を介して前記通信データを、識別用のレコードIDと、送出依頼元の端末の情報と、宛先である特定の前記情報伝達装置の情報を含めて放送し、前記特定の前記情報伝達装置から返信された前記返信データについて、前記レコードIDと前記特定の前記情報伝達装置からの返信であることを確認して、前記送出依頼元の端末に前記返信データを送出する制御を行う通信データ制御手段と、を備え、前記情報伝達装置は、放送波として伝送された前記通信データを受信する放送波受信手段と、無線通信可能な範囲にいる他の情報伝達装置に向けて前記通信データを送信して前記通信網への接続可能な地域まで前記返信データを伝達させる無線通信手段と、前記通信網に接続して前記返信データの送信を行う通信網接続手段と、前記放送波受信手段によって受信した前記通信データの前記宛先が自装置の場合、前記通信データに対応する前記送出依頼元へ返信する前記返信データを前記レコードIDを付与して作成する返信データ作成手段と、前記通信網への接続の可否を判断し、前記通信網へ接続できる場合は、前記返信データを前記通信網接続手段から前記通信網へ送信させ、前記通信網へ接続できない場合は、前記返信データを前記無線通信手段から接続可能な他の情報伝達装置へ伝達させる接続制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる情報伝達システムは、請求項1に記載の発明において、前記無線通信手段は、他の情報伝達装置から伝達された前記返信データを受信すると、当該返信データに設定された伝達設定の情報に基づいて、前記接続制御手段によって前記返信データを送信または伝達させることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる情報伝達システムは、請求項1に記載の発明において、前記通信データおよび前記返信データはIPパケットとして構成され、前記放送波受信手段によって受信したIPパケットに示された自装置宛の通信データを取得する通信データ取得手段と、前記通信データ取得手段によって取得した通信データに基づいて返信データを作成する返信データ作成手段を備え、前記接続制御手段によって前記返信データを指定されたアドレスに向けて送信することを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる情報伝達システムは、請求項1〜3いずれかに記載の発明において、GPS信号衛星から出力されるGPS信号を受信するGPS信号受信手段と、前記GPS信号から自装置の位置情報に関するGPS情報を取得するGPS情報取得手段とを備え、当該GPS情報を前記返信データ作成手段において作成される返信データに加えることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる情報伝達システムは、請求項1に記載の発明において、前記通信データ制御手段は、前記放送手段を介して前記通信データの放送を定期的に行わせ、前記通信網受信手段による前記返信データの受信に基づいて前記通信データの放送を終了させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる情報伝達システムは、請求項1〜5のいずれか一つの記載の発明において、前記送出依頼元の通信データは、前記特定の情報伝達装置に対する安否確認の情報を含み、前記特定の情報伝達装置は、前記送出依頼元に対する安否確認の返答の情報を含むことを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる情報伝達方法は、送出依頼元の通信データを、情報送出装置から特定の情報伝達装置に到達するまで複数の情報伝達装置の間にて通信データを伝達させ、当該特定の情報伝達装置からの返信データを前記送出依頼元に送出する情報伝達方法において、前記情報送出装置は、前記通信データを、放送網を通じて前記情報伝達装置へ放送する放送工程と、前記放送工程によって放送された前記通信データを受信した前記情報伝達装置が作成した返信データを、通信網を介して受信する通信網受信工程と、前記放送工程によって放送する前記通信データを、識別用のレコードIDと、送出依頼元の端末の情報と、宛先である特定の前記情報伝達装置の情報を含めて放送し、前記通信網受信工程によって前記特定の前記情報伝達装置から返信された前記返信データについて、前記レコードIDと前記特定の前記情報伝達装置からの返信であることを確認して、前記送出依頼元の端末に前記返信データを送出する制御を行う通信データ制御工程と、を含み、前記情報伝達装置は、放送波として伝送された前記通信データを受信する放送波受信工程と、無線通信可能な範囲にいる他の情報伝達装置に向けて前記通信データを送信して前記通信網への接続可能な地域まで前記返信データを伝達させる無線通信工程と、前記通信網に接続して前記返信データの送信を行う通信網接続工程と、前記放送波受信工程によって受信した前記通信データの前記宛先が自装置の場合、前記通信データに対応する前記送出依頼元へ返信する前記返信データを前記レコードIDを付与して作成する返信データ作成工程と、前記通信網への接続の可否を判断し、前記通信網へ接続できる場合は、前記返信データを前記通信網接続工程により前記通信網へ送信させ、前記通信網へ接続できない場合は、前記返信データを前記無線通信工程により接続可能な他の情報伝達装置へ伝達させる接続制御工程と、を含むことを特徴とする。
本発明にかかる情報伝達システムおよび情報伝達方法によれば、通信サービスの途絶地域内で情報を伝達させるとともに、途絶地域から外部に情報を送り出すことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる情報伝達方法を実現するシステムの構成例を示す説明図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる情報伝達装置を示すブロック図である。 図3は、図1に示したシステムの構成例における処理の流れを示すシーケンス図である。 図4−1は、本発明にかかる安否情報サーバの処理の手順を示すフローチャートである。 図4−2は、伝播情報のテーブル例を示す図表である。 図5は、本発明にかかる放送設備の処理の手順を示すフローチャートである。 図6−1は、本発明にかかる情報伝達装置の処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 図6−2は、本発明にかかる情報伝達装置の処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 図6−3は、本発明にかかる情報伝達装置の処理の手順を示すフローチャート(その3)である。 図6−4は、返信情報の構成例を示す図である。 図7−1は、情報伝達装置から送信された情報を受信した際の安否情報サーバの処理の手順を示すフローチャートである。 図7−2は、安否確認後の伝播情報テーブル例を示す図表である。
符号の説明
100A〜100C 情報伝達装置
110 安否情報サーバ
120 通信網
130 放送設備
140 放送網
150 安否確認依頼者
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報伝達システムおよび情報伝達方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(システム構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる情報伝達方法を実現するシステムの構成例を示す説明図である。本発明の実施の形態にかかる情報伝達方法は、各ユーザが携帯している情報伝達装置100A〜100Cと、情報送出装置としての安否情報サーバ110と、放送設備130とを用いたシステム構成によって実現される。また、上述の各装置は、通信網120や放送網140を用いてIPパケットの伝送を行う。ここで通信網120とは、固定網、携帯電話網、無線LAN網等を意味する。
情報伝達装置100A〜100Cは、携帯型の通信装置であり、携帯電話として通信網120を介して双方向通信を行う機能と、放送局からの放送網140を介した放送波の受信を行う機能と、情報伝達装置100A〜100C同士で無線による双方向通信を行う機能とを有している。なお、情報伝達装置100A〜100Cの詳細な構成に関しては後で図を用いて説明する。
安否情報サーバ110は、災害発生時など通信サービスが途絶した区間が発生したときに、安否確認依頼者150からの安否確認依頼を受信し、安否確認を行うための伝播情報をIPパケットとして作成する。作成した伝播情報は、放送局(放送設備130、および、放送網140)を利用して安否確認を行うため、情報伝達装置100A〜100Cへ伝送される。また、安否情報サーバ110は、伝播情報を受け取った情報伝達装置100A〜100Cから返信された返信情報を、通信網120を介して受信し、安否確認依頼の伝播情報の更新を行う。
放送設備130は、通信網120を介して受信した伝播情報(IPパケット)にカプセル化を施し、放送網140から伝送させる。カプセル化とは、ヘッダ情報102aとペイロード102bからなる伝播情報のIPパケット102を、さらに所定のパケット方式、例えばMPEG2−TSのパケット101を用い、このMPEG2−TSのペイロード101bに伝播情報のIPパケット102を格納する処理である。
なお、情報伝達装置100A〜100CにおいてMPEG2−TSのパケット101が受信されると、カプセル化が解除され、ペイロード101bからIPパケット102を抽出し、受信を行う。また、情報伝達装置100A〜100C同士が無線によって双方向通信を行う際は、通信相手との接続確認処理を行う。
(情報伝達装置の構成)
図2は、本発明の実施の形態にかかる情報伝達装置を示すブロック図である。情報伝達装置100A(100B,100C)は、放送波I/F(Inter Face)201と、無線I/F202と、通信網I/F203と、GPS信号受信部204と、伝播情報取得部205と、ユーザ入力部206と、属性情報設定部207と、返信用伝播情報作成部208と、表示部209と、接続制御部210とから構成される。
放送波I/F201は、放送網140から放送されたMPEG2−TSのパケット101を受信し、カプセル化を解除して伝播情報のIPパケット102を抽出する。無線I/F202は、情報伝達装置100B,100C等の共通の無線通信規格を備えた装置同士による双方向通信のためのIPパケットの送受信を行う。通信網I/F203は、通信網120を介したIPパケットの送受信を行う。GPS信号受信部204は、GPS(Global Positioning System)衛星からGPS信号の受信を行う。
伝播情報取得部205は、放送波I/F201または、無線I/F202によって受信したIPパケットから伝播条件や伝播したい情報から構成される伝播情報を取得する。ユーザ入力部206は、情報伝達装置100Aのユーザが作成した情報が入力される。入力される情報としては、例えば、ユーザがキーボードを用いて作成した自己の安否情報や、受信した安否確認情報への返信情報である。また、ユーザがマイク等を用いて作成した音声データを入力してもよい。
属性情報設定部207は、ユーザ入力部206からの入力情報を取得し、情報伝達装置100Aのユーザの属性情報(例えば、ユーザ名、アドレス)の設定を行う。返信用伝播情報作成部208は、属性情報設定部207を経由して入力されたユーザ入力情報や、GPS信号受信部204が受信したGPS信号から安否確認依頼者150へ向けての返信用伝播情報(以下、「返信情報」という)を作成する。表示部209は、ディスプレイ等を用いて返信用伝播情報作成部208を経由して取得した伝播情報や、返信情報の表示を行う。接続制御部210は、返信用伝播情報作成部208において作成された返信情報と伝播情報をIPパケットのヘッダ情報から送信先を判断する。さらに、判断を行った送信先に応じて無線I/F202と、通信網I/F203とに接続し、IPパケットを送信する。
(各装置の処理の手順)
図3は、図1に示したシステムの構成例における処理の流れを示すシーケンス図である。図3に示した情報の流れを示す矢印は、通信網120を介した場合を実線、放送網140を介した場合を破線で、無線網(情報伝達装置100A〜100C同士の無線通信)を介した場合は一点鎖線を用いた。
ここで例として、伝播情報には、情報伝達装置100Aが送信先である伝播情報Aと、情報伝達装置100Bが送信先である伝播情報Bが含まれており、伝播情報Aは伝播許可されており、伝播情報Bは伝播許可されていない情報とする。図1に示したように情報伝達装置100A,100Bは、通信網120への接続ができない「通信網接続不可地域」であり、情報伝達装置100Cは、通信網120への接続が可能な「通信網接続可能地域」である。また、情報伝達装置100Aと情報伝達装置100B、情報伝達装置100Bと情報伝達装置100Cは、それぞれお互いに双方向通信が可能な「無線通信可能範囲」に位置しているとする。
まず、安否確認依頼者150は、通信網120を経由して安否情報サーバ110へ安否確認依頼を送信する。安否情報サーバ110は、受信した安否確認依頼を基に伝播情報を作成する。作成された伝播情報は、通信網120を経由して放送局(放送設備130、放送網140)へ送信される。放送局は、放送設備130によって伝播情報を構成するIPパケットのカプセル化を行い、放送網140からカプセル化したIPパケットを放送する。このとき、放送網140は、情報伝達装置100A〜100Cの受信漏らしがないように、定期的に伝播情報を放送する。
情報伝達装置100A〜100Cは、それぞれ、伝播情報の受信を行う。具体的には、情報伝達装置100Aは、伝播情報のパケットを解除して、自装置宛の伝播情報Aを抽出して受信を行う。同様に、情報伝達装置100Bは、伝播情報のパケットを解除して、自装置宛の伝播情報Bを抽出して受信を行う。情報伝達装置100Cは、伝播情報のパケットを解除し、受信するものの、自装置宛の伝播情報Cが存在しないため返信対象としてではなく他の情報伝達装置から伝播されてきた伝播情報を転送するか否かの判断に用いるために蓄積する。
伝播情報を受信する情報伝達装置100Aは、伝播情報Aの伝播許可がされているため、まず、通信網120への接続が可能か否かを判断する。情報伝達装置100Aは、「通信網接続不可地域」に位置するため、通信網120へは接続できない。そこで、伝播情報Aの返信情報を他の情報伝達装置100B,100Cへ伝播するための接続判断を行う。情報伝達装置100Bは、伝播情報Bが伝播許可されていないため伝播終了となる。
情報伝達装置100Aは、接続判断の結果、情報伝達装置100Bと接続可能であると判断し、無線網を用いて伝播情報Aの返信情報を情報伝達装置100Bへ伝播する。情報伝達装置100Bは、伝播情報Aの返信情報を受信すると、まず、放送網104を介して受信した伝播情報に基づいて、伝播情報Aの伝播が許可されているかを確認し、通信網120への接続が可能か否かを判断する。ここで、伝播情報Aの伝播が許可されていない場合は、伝播情報Aを蓄積するのみで、他の情報伝達装置へは伝播できない。
情報伝達装置100Bは、「通信網接続不可地域」に位置するため、通信網120へは接続できない。したがって、つぎの情報伝達装置100(例えば、情報伝達装置100C)へ伝播するための接続判断を行う。接続判断の結果、情報伝達装置100Cと接続可能であると判断し、無線網を用いて伝播情報Aの返信情報を情報伝達装置100Cへ伝播する。
先程説明したように情報伝達装置100Cは、「通信網接続可能地域」に位置するため、通信網120へ接続が可能である。したがって、情報伝達装置100Cは、通信網120を介して安否情報サーバ110と安否確認依頼者150へ伝播情報Aの返信情報を送信する。安否確認依頼者150は、返信情報を受信することで情報伝達装置100Aのユーザの安否を確認する。また、安否情報サーバ110は、返信情報の受信を契機に放送局(放送設備130、放送網140)へ伝播終了情報を送信する。
放送局(放送設備130、放送網140)は、伝播終了情報の受信を受けて伝播情報の放送を終了する。さらに、放送局の放送網140から情報伝達装置100A〜100Cへ向けて伝播終了情報を放送する。情報伝達装置100A〜100Cは伝播終了情報を受信すると既に受信した伝播情報の中から伝播終了情報に対応するレコードIDの伝播情報を削除する。したがって、通信網接続可能地域に到達できず、通信網接続不可地域(無線通信可能範囲)の各情報伝達装置間で伝播を繰り返し、回送状態を続けていたパケットも、各情報伝達装置が伝播終了情報を受信することによって、破棄される。
以上説明したような流れを経て、本発明にかかる情報伝達装置100A〜100C、伝達確認サーバ(安否情報サーバ110)、および放送装置(放送設備130)は情報伝達を行い、安否確認を実現させる。つぎに、各装置の詳細な処理の手順を、図を用いて説明する。
まず、本発明にかかる安否情報サーバから情報伝達装置へ向けて情報を送信する際の処理の手順について説明する。図4−1は、本発明にかかる安否情報サーバの処理の手順を示すフローチャートである。図4−1のフローチャートにおいて、まず、安否確認依頼者150からの安否確認依頼を受信したか否かを判断する(ステップS401)。ここで、安否確認依頼の受信を待ち、受信した場合は(ステップS401:Yes)、つぎに、受信した安否確認依頼を基に安否依頼内容と伝送条件を設定した伝播情報を作成する(ステップS402)。その後、ステップS402において作成した伝播情報を放送設備130へ送信し(ステップS403)、一連の処理を終了する。
図4−2は、伝播情報のテーブル例を示す図表である。安否情報サーバ110において作成した伝播情報は、図4−2に示した図表420のようなテーブル例の構成となっている。伝播情報にはそれぞれレコードIDが付与されており、伝播情報ごとに下記の情報が格納されている。
・宛先者名:安否確認を行いたいユーザ名
・宛先アドレス:安否確認を行いたいユーザの情報伝達装置100Aのアドレス(メールアドレス、IPアドレス、電話番号等)
・依頼者名:安否確認依頼者名
・依頼元アドレス:安否確認依頼者名のアドレス(メールアドレス、IPアドレス、電話番号等)
・内容:安否確認を行いたいユーザへの伝言(文または音声)
・伝播許可:当該伝播情報の無線通信間および通信網への伝播許可
・認証機能情報:情報伝達装置100A〜100C間の無線通信によるアドホック接続を確立させるための認証機能を備えた情報
・最大ホップ数:伝播させる情報伝達装置100A〜100Cの数
上述した伝播情報のテーブル例では、宛先アドレスおよび依頼元アドレスとして、メールアドレス、IPアドレス、電話番号等が例示されているが、アドレスとして指定する情報はユーザが使用する情報伝達装置の仕様や通信環境に応じて選択すればよい。したがって、例示した情報を総て用意する必要もなく、例示以外のアドレス情報を利用してもよい。また、認証機能情報は、例えば、ログインIDやパスワードなどであり、図4−2に示した例ではログインIDおよびログインPW(パスワード)を用いている。この他にも、本実施の形態では伝播を行うか否かを判断する際に、伝播許可の有無と、あらかじめ設定した最大ホップ数を伝播回数の上限として判断しているため最大ホップ数を例示しているが、これに限らず他の設定情報に基づいて伝播を行うか否かを判断してもよい。
つぎに、本発明にかかる放送設備の処理の手順を説明する。図5は、本発明にかかる放送設備の処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、安否情報サーバ110からの伝播情報を受信したか否かを判断する(ステップS501)。ここで、伝播情報の受信を待ち、受信した場合は(ステップS501:Yes)、伝播情報をカプセル化する(ステップS502)。
つぎに、ステップS502においてカプセル化された伝播情報を放送網140から定期的に放送する(ステップS503)。その後、伝播終了情報を受信したか否かを判断する(ステップS504)。安否情報サーバ110から送信された伝播情報による安否確認の完了に伴う伝播終了情報の受信を待って(ステップS504:Yes)、伝播情報の放送を終了させ(ステップS505)、一連の処理を終了する。
つぎに、本発明にかかる情報伝達装置の処理の手順を説明する。図6−1〜図6−3は、本発明にかかる情報伝達装置の処理の手順を示すフローチャートである。図6−1のフローチャートにおいて、まず放送網140から放送された、カプセル化された伝播情報を受信したか否かを判断する(ステップS601)。ここで、伝播情報の受信を待ち、受信した場合は(ステップS601:Yes)、伝播情報のカプセル化を解除する(ステップS602)。
その後、ステップS602において解除した伝播情報をすべて自装置に蓄積する(ステップS603)。各情報伝達装置(100A〜100C)には伝播情報を蓄積する記録部が備えられており、記録部は、伝播情報の受信に応じて上書き可能な状態になっている。つぎに自装置(ここでは、情報伝達装置100A〜100Cのいずれか)宛の伝播情報が含まれているか否かを判断する(ステップS604)。具体的には、伝播情報に格納された属性情報(宛先者名、宛先アドレス)と、自装置の属性情報設定部207(図2参照)の属性情報を比較して判断する。
そして、ステップS604において、自装置宛の伝播情報が含まれている場合は(ステップS604:Yes)、つぎに自装置宛の伝播情報を過去に受信したか否かを判断する(ステップS605)。自装置宛の伝播情報が含まれていない場合は(ステップS604:No)、図6−3に示したステップS621へ移行する。
つぎに、ステップS605において、自装置宛の伝播情報を過去に受信した場合は(ステップS605:Yes)、ステップS601において再度、伝播情報の受信を待つ。自装置宛の伝播情報を過去に受信していない場合は(ステップS605:No)、つづいて自装置宛の伝播情報の内容を表示させる(ステップS606)。伝播情報の内容とは、図4−2に示したような安否確認依頼者150からの自装置のユーザへの伝言(文または音声)であり、表示部209(図2参照)によってユーザに確認させる。
そして、ステップS606において伝播情報の内容を確認したユーザによって伝播情報受信から一定時間以内に安否確認依頼者150へ向けての返信文が作成されたか否かを判断する(ステップS607)。返信文が作成された場合は(ステップS607:Yes)、ユーザ入力部206(図2参照)から返信文の情報を取得し(ステップS608)、取得した返信文を基に返信情報を作成する(ステップS610)。返信文が作成されていない場合は(ステップS607:No)、GPS信号受信部204(図2参照)からGPS情報を取得し(ステップS609)、取得したGPS情報を基に返信情報を作成する(ステップS610)。
図6−4は、返信情報の構成例を示す図である。返信用伝播情報作成部208(図2参照)において構成例640のような返信情報が作成される。その後、無線通信を用いた返信情報の送信を準備し(ステップS611)、図6−2に示したステップS612へ移行する。
図6−2のフローチャートにおいて、まず、通信網120への接続が可能か否かを判断する(ステップS612)。通信網120への接続が可能な場合は(ステップS612:Yes)、つづいて、安否情報サーバ110および依頼元のアドレスに関係するサーバ(返信情報の送信先となる安否確認依頼者150のアドレスのメールサーバ等)への接続が可能か否かを判断する(ステップS613)。安否情報サーバ110および依頼元のアドレスに関係するサーバへの接続が可能な場合は(ステップS613:Yes)、安否確認依頼者150のアドレスに返信情報を送信する(ステップS614)とともに、安否情報サーバ110へ返信情報を送信する(ステップS615)。
ステップS612において、通信網120への接続が不可能である場合(ステップS612:No)および、ステップS613において、安否情報サーバ110および依頼元のアドレスに関係するサーバへの接続が不可能である場合は(ステップS613:No)、通信網120への接続が可能でありかつ、安否情報サーバ110および依頼元のアドレスに関係するサーバへの接続が可能な情報伝達装置(図1に示した例では情報伝達装置100C)まで、返信情報を伝播させなければならない。
したがって、まず、無線通信可能範囲に他の情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)が存在するか否かを判断する(ステップS616)。この判断は、他の情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)からの無線通信の電波の受信をもって判断する。ここで、無線通信可能範囲に他の情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)が現れるのを待って、情報伝達装置が現れた場合は(ステップS616:Yes)、つぎに、情報伝達装置同士(100A〜100Cのうちの2つ)でアドホック接続を試みる(ステップS617)。アドホック接続とは、不特定多数の個人間で直接情報のやり取りを行う通信方式である。ここでアドホック接続を行うためには、伝播情報に格納されている認証機能情報を利用する。
その後、ステップS617におけるアドホック接続が成功したか否かを判断し(ステップS618)、アドホック接続の成功を待って、アドホック接続が成功した場合は(ステップS618:Yes)、アドホック接続を確立し、接続相手へ返信情報を送信する(ステップS619)。
ステップS618において、アドホック接続が失敗した場合は(ステップS618:No)、ステップS616において他の情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)が存在するまでの待機状態となる。以上説明したように返信情報を送信した後、送信した返信情報のレコードIDを記録し(ステップS620)、図6−1に示したステップS601へ移行し、伝播情報の受信待機状態となる。
引き続き図6−3を用いて、情報伝達装置100A〜100Cの説明を行う。図6−1に示したステップS604において、自装置宛の伝播情報がなかった場合は(ステップS604:No)、つぎに、他の情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)からの接続要求を受信したか否かを判断する(ステップS621)。接続要求を待ち、接続要求を受信した場合は(ステップS621:Yes)、情報伝達装置(接続要求相手)の情報(レコードID、アドレス、認証機能情報等)がステップS603で受信した伝播情報中に存在するか否かを判断する(ステップS622)。
ステップS622において、接続要求相手である情報伝達装置の情報が蓄積した伝播情報に存在しない場合は(ステップS622:No)、ステップS621における待機状態となる。接続相手の情報伝達装置の情報が受信した伝播情報に存在する場合は(ステップS622:Yes)、伝播情報上の認証機能情報を利用して、アドホック接続を確立し、接続した情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)から返信情報を受信する(ステップS623)。
そして、ステップS623において受信した返信情報は伝播可能であるか否かを判断する(ステップS624)。伝播可能か否かの判断は、ステップS603で受信した伝播情報の伝播許可の設定を参照する。受信した返信情報が伝播可能である場合は(ステップS624:Yes)、つぎに、返信情報に含まれた伝播ホップ数を確認する(ステップS625)。このとき伝播ホップ数に設定された「最大ホップ数−1」のホップ数が0よりも大きいか否かを判断する(ステップS626)。ホップ数が0よりも大きい場合は(ステップS626:Yes)、「最大ホップ数=最大ホップ数−1」と設定する(ステップS627)。つまり返信情報の最大ホップ数の数を1減らした数に設定しなおし、処理を図6−1に示したステップS630へ移行させる。
ステップS624において、受信した返信情報が伝播不可能である場合(ステップS624:No)、およびステップS626において、0以下の場合は(ステップS626:No)、これ以上の返信情報の伝播を行わないため、返信情報を削除し(ステップS628)、ステップS621の他の情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)からの接続要求の待機となる。
最後に、情報伝達装置から送信された情報を受信した際の安否情報サーバの処理の手順について説明する。図7−1は、情報伝達装置から送信された情報を受信した際の安否情報サーバの処理の手順を示すフローチャートである。図7−1に示したフローチャートにおいて、まず、情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)からの返信情報を受信したか否かを判断する(ステップS701)。ここで、返信情報を受信するのを待って、受信した場合は(ステップS701:Yes)、つぎに、返信情報にGPS情報が含まれているか否かを判断する(ステップS702)。
ステップS702において返信情報にGPS情報が含まれている場合は(ステップS702:Yes)、GPS情報から情報伝達装置(100A〜100Cのいずれか)の発信位置を記録し(ステップS703)、その後、ステップS704の処理へ移行する。返信情報にGPS情報が含まれていない場合は(ステップS702:No)、まず、返信情報または発信位置情報を安否確認依頼元に伝達し(ステップS704)、続いて、これまでに安否依頼を受けて作成した伝播情報の中から返信情報に対応する伝播情報のレコードIDを検索し、削除する(ステップS705)。なお、ステップS704における伝達手段としては、メールや電話等を用いる。
図7−2は、安否確認後の伝播情報テーブル例を示す図表である。図表720に示したように、返信情報に対応する伝播情報が図4−2に示したレコードID000011だとすると、ステップS701において返信情報を受信したことで、レコードID000011の伝播情報が削除され、レコードID000012の伝播情報のみの構成となっている。つづいて、放送局へ向けて検索したレコードIDの伝播情報の削除指示を含む伝播終了情報を送信し(ステップS706)、一連の処理を終了する。
安否情報サーバ110から伝播終了情報が送信されると放送局の放送設備130は、終了したレコードの伝播情報の定期的な放送を終了し、放送網140から情報伝達装置100A〜100Cへ終了したレコードの伝播終了情報を放送する。情報伝達装置100A〜100Cを受信すると対応するレコードIDの伝播情報の削除を行い、伝播情報のテーブルは、図7−2に示した図表720のような構成になる。
以上説明したように、本発明にかかる情報伝達装置、伝達確認サーバ、放送装置および情報伝達方法によれば、放送波という不特定多数を対象とした伝送方法であっても、各ユーザに関連した情報のみを素早く取得することができる。また、放送波を受信したユーザが、通信網との接続が不可能な環境に所在している場合であっても、情報伝達装置同士で伝播を行うことで通信網との接続が確保されている情報伝達装置を経由して所望のアドレスに宛てて返信情報を送信することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報伝達方法は、予め用意されたプログラムを情報伝達装置100A〜100Cおよび情報送出装置に備えたコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる情報伝達システムおよび情報伝達方法は、放送網を介してコンテンツを多数の受信機端末が同時に受信する用途に有用であり、特に、衛星デジタル放送や地上デジタル放送等のデジタル放送環境下における通信に適している。

Claims (7)

  1. 送出依頼元の通信データを、情報送出装置から特定の情報伝達装置に到達するまで複数の情報伝達装置の間にて通信データを伝達させ、当該特定の情報伝達装置からの返信データを前記送出依頼元に送出する情報伝達システムにおいて、
    前記情報送出装置は、
    前記通信データを、放送網を通じて前記情報伝達装置へ放送する放送手段と、
    前記放送手段によって放送された前記通信データを受信した前記情報伝達装置が作成した返信データを、通信網を介して受信する通信網受信手段と、
    前記放送手段を介して前記通信データを、識別用のレコードIDと、送出依頼元の端末の情報と、宛先である特定の前記情報伝達装置の情報を含めて放送し、
    前記特定の前記情報伝達装置から返信された前記返信データについて、前記レコードIDと前記特定の前記情報伝達装置からの返信であることを確認して、前記送出依頼元の端末に前記返信データを送出する制御を行う通信データ制御手段と、を備え、
    前記情報伝達装置は、
    放送波として伝送された前記通信データを受信する放送波受信手段と、
    無線通信可能な範囲にいる他の情報伝達装置に向けて前記通信データを送信して前記通信網への接続可能な地域まで前記返信データを伝達させる無線通信手段と、
    前記通信網に接続して前記返信データの送信を行う通信網接続手段と、
    前記放送波受信手段によって受信した前記通信データの前記宛先が自装置の場合、前記通信データに対応する前記送出依頼元へ返信する前記返信データを前記レコードIDを付与して作成する返信データ作成手段と、
    前記通信網への接続の可否を判断し、前記通信網へ接続できる場合は、前記返信データを前記通信網接続手段から前記通信網へ送信させ、前記通信網へ接続できない場合は、前記返信データを前記無線通信手段から接続可能な他の情報伝達装置へ伝達させる接続制御手段と、を備える
    ことを特徴とする情報伝達システム。
  2. 前記無線通信手段は、他の情報伝達装置から伝達された前記返信データを受信すると、当該返信データに設定された伝達設定の情報に基づいて、前記接続制御手段によって前記返信データを送信または伝達させることを特徴とする請求項1に記載の情報伝達システム
  3. 前記通信データおよび前記返信データはIPパケットとして構成され、
    前記放送波受信手段によって受信したIPパケットに示された自装置宛の通信データを取得する通信データ取得手段と、
    前記通信データ取得手段によって取得した通信データに基づいて返信データを作成する返信データ作成手段を備え、前記接続制御手段によって前記返信データを指定されたアドレスに向けて送信することを特徴とする請求項1に記載の情報伝達システム
  4. GPS信号衛星から出力されるGPS信号を受信するGPS信号受信手段と、
    前記GPS信号から自装置の位置情報に関するGPS情報を取得するGPS情報取得手段とを備え、当該GPS情報を前記返信データ作成手段において作成される返信データに加えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報伝達システム
  5. 前記通信データ制御手段は、前記放送手段を介して前記通信データの放送を定期的に行わせ、前記通信網受信手段による前記返信データの受信に基づいて前記通信データの放送を終了させることを特徴とする請求項1に記載の情報伝達システム。
  6. 前記送出依頼元の通信データは、前記特定の情報伝達装置に対する安否確認の情報を含み、
    前記特定の情報伝達装置は、前記送出依頼元に対する安否確認の返答の情報を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つの記載の情報伝達システム。
  7. 送出依頼元の通信データを、情報送出装置から特定の情報伝達装置に到達するまで複数の情報伝達装置の間にて通信データを伝達させ、当該特定の情報伝達装置からの返信データを前記送出依頼元に送出する情報伝達方法において、
    前記情報送出装置は、
    前記通信データを、放送網を通じて前記情報伝達装置へ放送する放送工程と、
    前記放送工程によって放送された前記通信データを受信した前記情報伝達装置が作成した返信データを、通信網を介して受信する通信網受信工程と、
    前記放送工程によって放送する前記通信データを、識別用のレコードIDと、送出依頼元の端末の情報と、宛先である特定の前記情報伝達装置の情報を含めて放送し、
    前記通信網受信工程によって前記特定の前記情報伝達装置から返信された前記返信データについて、前記レコードIDと前記特定の前記情報伝達装置からの返信であることを確認して、前記送出依頼元の端末に前記返信データを送出する制御を行う通信データ制御工程と、を含み、
    前記情報伝達装置は、
    放送波として伝送された前記通信データを受信する放送波受信工程と、
    無線通信可能な範囲にいる他の情報伝達装置に向けて前記通信データを送信して前記通信網への接続可能な地域まで前記返信データを伝達させる無線通信工程と、
    前記通信網に接続して前記返信データの送信を行う通信網接続工程と、
    前記放送波受信工程によって受信した前記通信データの前記宛先が自装置の場合、前記通信データに対応する前記送出依頼元へ返信する前記返信データを前記レコードIDを付与して作成する返信データ作成工程と、
    前記通信網への接続の可否を判断し、前記通信網へ接続できる場合は、前記返信データを前記通信網接続工程により前記通信網へ送信させ、前記通信網へ接続できない場合は、前記返信データを前記無線通信工程により接続可能な他の情報伝達装置へ伝達させる接続制御工程と、を含む
    ことを特徴とする情報伝達方法。
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