JP2003348034A - 緊急情報放送装置及びそのプログラム、並びに、緊急情報視聴端末及びそのプログラム、並びに、緊急情報放送方法 - Google Patents

緊急情報放送装置及びそのプログラム、並びに、緊急情報視聴端末及びそのプログラム、並びに、緊急情報放送方法

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JP2003348034A
JP2003348034A JP2002157340A JP2002157340A JP2003348034A JP 2003348034 A JP2003348034 A JP 2003348034A JP 2002157340 A JP2002157340 A JP 2002157340A JP 2002157340 A JP2002157340 A JP 2002157340A JP 2003348034 A JP2003348034 A JP 2003348034A
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broadcast
emergency information
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safety
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JP2002157340A
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Tadashi Isobe
忠 磯部
Hideki Kokubu
秀樹 国分
Yuzuru Tsuchiya
讓 土屋
Takeshi Kimura
武史 木村
Mikihiro Ueno
幹大 上野
Takashi Tobari
貴司 戸張
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Japan Broadcasting Corp
NHK Engineering System Inc
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
NHK Engineering Services Inc
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時における緊急放送を自動受信するとと
もに、非常災害時の安否情報を速やかに取得し、緊急情
報として提供することを可能にする緊急情報放送装置及
びそのプログラム、並びに、緊急情報視聴端末及びその
プログラム、並びに、緊急情報放送方法を提供する。 【解決手段】 緊急情報視聴端末20は、放送受信手段
21と、通信送受信手段22と、登録データ入力部23
a、放送受信起動部23b、放送受信切り替え部23
c、安否確認提示部23d、安否確認入力部23e及び
安否確認情報生成部23fを含んだ制御手段23と、記
憶手段24と、操作手段25と、表示手段26とで構成
され、通信回線3を介して通知される緊急情報通知に基
づいて、緊急情報の放送を受信することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送と通
信回線とにより緊急情報を提供する緊急情報放送装置及
びそのプログラム、並びに、緊急情報視聴端末及びその
プログラム、並びに、緊急情報放送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ放送において、緊急情報
を放送する技術として、特殊な音声信号を放送し、その
音声信号によって電源オフ(スタンバイ)状態の受信機
の電源をオンにして緊急警報放送を受信する技術が存在
する。この音声信号には、「信号種別」、「地域」、
「年」、「月」、「日」、「時」が含まれており、「地
域」で示される信号に基づいて、全国放送や、限定した
地域を対象とした放送を行うことも可能である。
【0003】また、従来、BSデジタル放送において
も、どの地域に緊急警報放送を送るか、あるいは、自動
的に受信機の電源をオンにするかどうかを、緊急情報記
述子によって指定することが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、以下に示す課題が存在する。まず、アナログ放
送の音声信号による緊急警報放送を放送する技術では、
限定した地域を対象にした放送を行うことは可能である
が、この限定された領域は、全国共通、広域(「関東/
近畿」等)、都道府県等の荒い区分であり、市区町村等
あるいは個別の受信機の電源をオンにするような細かい
制御を行うことができないという問題があった。
【0005】また、BSデジタル放送におけるBSデジ
タル受信機では、緊急警報放送を受信するために、受信
待機時において、アンテナから入力される12GHz帯
の信号をIF(Intermediate Frequ
ency)帯に変換するコンバータや、そのコンバータ
の出力信号を復調、復号、デインターリーブ等のフロン
トエンド部の電源をオンにしておかなければならない。
このため、待機電力が大きくなるという問題がある。ま
た、待機電力が大きいために、緊急警報放送を受信する
ための待機状態を停止するスイッチ等が取り付けられて
おり、必ずしも緊急警報放送を受信する保証がないとい
う問題があった。
【0006】また、従来は、地震等の災害による被害者
の安否情報を放送する場合、その安否情報を簡単に収集
する仕組みがないため、緊急性を要する情報を必ずしも
迅速に提供できていないという問題があった。
【0007】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、緊急時における緊急放送を自動受信
するとともに、非常災害時の安否情報を速やかに取得
し、緊急情報として提供することを可能にする緊急情報
放送装置及びそのプログラム、並びに、緊急情報視聴端
末及びそのプログラム、並びに、緊急情報放送方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために創案されたものであり、まず、請求項1に
記載の緊急情報放送装置は、放送波を介して放送データ
を受信する機能と、通信回線を介して通信データを送受
信する機能とを備えた視聴端末に対して、緊急情報を放
送する緊急情報放送装置であって、放送データを送信す
る放送送信手段と、通信データを送受信する通信送受信
手段と、少なくとも視聴端末の通信アドレス及び/又は
緊急情報の対象となる地域を示すマルチキャスト通信ア
ドレスを含んだ登録データを蓄積する登録データ蓄積手
段と、通信アドレス又はマルチキャスト通信アドレスに
基づいて、緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知
を、通信送受信手段を介して視聴端末に送信する緊急情
報通知手段と、を備える構成とした。
【0009】かかる構成によれば、緊急情報放送装置
は、緊急情報通知手段によって、少なくとも視聴端末の
通信アドレス及び/又は緊急情報の対象となる地域を示
すマルチキャスト通信アドレスを含んだ登録データを蓄
積する登録データ蓄積手段から通信アドレス又はその地
域を示すマルチキャスト通信アドレスを参照し、この通
信アドレスに対応する視聴端末に対して、緊急情報を放
送する旨を示す緊急情報通知を、通信送受信手段によっ
て送信する。そして、放送送信手段によって、緊急情報
を放送する。
【0010】これによって、緊急情報放送装置が、緊急
情報を放送する際に、視聴端末の通信アドレスを特定す
ることで限定した視聴端末に対して、緊急情報を放送す
る旨を通知する。また、マルチキャスト通信アドレスを
指定することで、複数の視聴端末に対して、一度の緊急
情報を放送する旨を通知する。
【0011】また、請求項2に記載の緊急情報放送装置
は、請求項1に記載の緊急情報放送装置において、緊急
情報通知手段が、緊急情報を放送する放送チャンネル又
は放送番組番号を、通信送受信手段を介して視聴端末に
送信することを特徴とする。
【0012】かかる構成によれば、緊急情報通知手段
が、緊急情報を放送する放送チャンネル又は放送番組番
号を視聴端末に送信する。これによって、緊急情報放送
装置がどの番組によって緊急情報を放送しているかを、
視聴端末側で識別することができる。また、別の番組を
視聴中であっても、緊急情報の番組に切り替えることが
可能になる。
【0013】さらに、請求項3に記載の緊急情報放送装
置は、請求項1又は請求項2に記載の緊急情報放送装置
において、放送送信手段又は通信送受信手段を介して、
視聴端末に視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を送
信し、視聴端末から安否確認情報を収集する安否情報収
集手段と、視聴端末から通信データとして通知される視
聴者の安否確認情報を蓄積する安否情報蓄積手段と、を
備える構成とした。
【0014】かかる構成によれば、緊急情報放送装置
は、安否情報収集手段によって、放送波又は通信回線を
介して視聴端末に対して視聴者の安否を問い合せる安否
確認要求を送信し、視聴端末から通信回線を介して返信
される安否情報を収集し、その収集した安否情報を安否
情報蓄積手段に蓄積する。これによって、緊急情報放送
装置は、災害時における安否情報を素早く収集し、例え
ば、その収集した安否情報に基づいて、安否確認用に開
設したWEB(World Wide Web)ページのデータを更新
することも可能である。
【0015】さらにまた、請求項4に記載の緊急情報放
送装置は、請求項3に記載の緊急情報放送装置におい
て、安否情報収集手段が、通信送受信手段を介して安否
確認要求を送信するときに、各視聴端末へ順次又はラン
ダムに時間をずらして安否確認要求を送信することを特
徴とする。
【0016】かかる構成によれば、緊急情報放送装置
は、各視聴端末へ通信データとして安否確認要求を送信
するときに、順次又はランダムに時間をずらして安否確
認要求を送信することで、通信回線の輻輳を回避するこ
とができる。
【0017】また、請求項5に記載の緊急情報放送装置
は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の緊急
情報放送装置において、登録データに、視聴端末の視聴
者の視聴地域を示す視聴地域情報を登録しておき、視聴
地域情報に基づいて、特定の地域に存在する視聴端末に
対して、通信データを送信することを特徴とする。
【0018】かかる構成によれば、緊急情報放送装置
は、登録データに視聴端末の視聴地域情報を登録してお
くことで、特定の視聴地域情報で登録した視聴端末だけ
に、通信データを送信する。ここで、視聴地域情報と
は、都道府県、市区町村、町域等によって細分化された
地域を指す情報である。また、郵便番号によって細分化
された地域を視聴地域情報とすることとしてもよい。こ
れによって、例えば水害等の災害で、特定の地域に緊急
情報を放送したい場合でも、この細分化された視聴地域
情報に基づいて、放送を受信してもらいたい地域の視聴
端末に、緊急情報を放送する旨を確実に通知することが
可能になる。
【0019】さらに、請求項6に記載の緊急情報放送プ
ログラムは、放送波を介して放送データを受信する機能
と、通信回線を介して通信データを送受信する機能とを
備えた視聴端末に対して、緊急情報を放送するために、
コンピュータを、以下に示す各手段として機能させる構
成とした。
【0020】すなわち、放送データを送信する放送送信
手段、通信データを送受信する通信送受信手段、登録デ
ータ蓄積手段に予め登録された視聴端末の通信アドレス
又は緊急情報の対象となる地域を示すマルチキャスト通
信アドレスに基づいて、緊急情報を放送する旨を示す緊
急情報通知を、通信送受信手段を介して視聴端末に送信
する緊急情報通知手段、放送送信手段又は通信送受信手
段を介して、視聴端末に視聴者の安否を問い合せる安否
確認要求を送信し、視聴端末から安否確認情報を収集す
る安否情報収集手段とした。
【0021】かかる構成によれば、緊急情報放送プログ
ラムは、緊急情報通知手段によって、登録データ蓄積手
段に予め登録された視聴端末の通信アドレス又はその地
域を示すマルチキャスト通信アドレスを参照し、この通
信アドレスに対応する視聴端末に対して、緊急情報を放
送する旨を示す緊急情報通知を、通信送受信手段によっ
て送信する。そして、放送送信手段によって、緊急情報
を放送する。また、緊急情報放送プログラムは、安否情
報収集手段によって、放送波又は通信回線を介して視聴
端末に対して視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を
送信し、視聴端末から通信回線を介して返信される安否
情報を収集する。
【0022】これによって、緊急情報放送プログラム
は、視聴端末の通信アドレスを特定することで限定した
視聴端末に対して、緊急情報を放送する旨を通知するこ
とが可能になる。また、災害時における安否情報を素早
く収集し、例えば、その収集した安否情報に基づいて、
安否確認用に開設したWEB(World Wide Web)ページ
のデータを更新することも可能である。
【0023】また、請求項7に記載の緊急情報視聴端末
は、放送波を介して受信する放送データと、通信回線を
介して送受信する通信データとに基づいて、緊急情報の
放送データを視聴する緊急情報視聴端末であって、放送
データを受信する放送受信手段と、通信データを送受信
する通信送受信手段と、通信データで通知される緊急情
報を放送する旨を示す緊急情報通知に基づいて、放送受
信手段の放送受信動作を起動する放送受信起動手段と、
通信データで通知される放送チャンネル又は放送番組番
号に基づいて、放送チャンネル又は放送番組番号で放送
される放送データへ受信を切り替える放送受信切り替え
手段と、を備える構成とした。
【0024】かかる構成によれば、緊急情報視聴端末
は、通信送受信手段によって、通信データで通知される
緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知を受信し、放
送受信起動手段によって、放送データを受信する放送受
信手段の放送受信動作を起動する。そして、放送受信切
り替え手段によって、通信データで通知される放送チャ
ンネル又は放送番組番号に切り替えることで、自動的に
視聴者が緊急情報を視聴することが可能になる。
【0025】例えば、緊急情報視聴端末は、電源オフの
状態で、通信回線を介して緊急情報通知を受信可能な状
態で待機しておき、緊急情報通知を受信したときに放送
受信手段や表示手段の電源をオンにする。これによっ
て、放送を受信していない状態の省電力化を行う。
【0026】さらに、請求項8に記載の緊急情報視聴端
末は、請求項7に記載の緊急情報視聴端末において、緊
急情報を放送する特定の放送事業者の放送チャンネルを
記憶するチャンネル記憶手段を備え、緊急情報の放送時
に、放送受信切り替え手段が、チャンネル記憶手段に記
憶された特定の放送事業者の放送チャンネルで放送され
る放送データへ受信を切り替えることを特徴とする。
【0027】かかる構成によれば、予めチャンネル記憶
手段に緊急情報を放送する特定の放送事業者の放送チャ
ンネルを記憶しておき、放送受信切り替え手段が、緊急
情報の放送時に、記憶しておいた放送チャンネルで放送
される放送データへ受信を切り替える。これによって、
緊急情報視聴端末は、緊急情報放送装置から、緊急情報
を放送するときに通信回線を介して放送チャンネルを指
定する必要がなくなる。
【0028】また、請求項9に記載の緊急情報視聴端末
は、請求項7又は請求項8に記載の緊急情報視聴端末に
おいて、放送データ又は通信データで通知される、視聴
者の安否を問い合せる安否確認要求を提示する安否確認
提示手段と、この安否確認提示手段で提示された安否確
認要求に対して、視聴者が安否確認を入力する安否確認
入力手段と、この安否確認入力手段で入力された安否確
認に基づいて、視聴者の安否確認情報を生成し、その安
否確認情報を通信データとして送信する安否確認情報生
成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0029】かかる構成によれば、緊急情報視聴端末
は、安否確認提示手段によって、放送データ又は通信デ
ータで視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を受信し
た段階で、その安否確認を行う画面を提示して、視聴者
に応答を求める。そして、安否確認入力手段によって、
視聴者が安否確認に対する応答をボタン等で入力するこ
とで、安否確認情報生成手段が、視聴者の安否確認情報
を生成し、その安否確認情報を通信データとして簡易な
操作で送信する。これによって、緊急情報視聴端末の画
面に安否確認画面を提示し、視聴者にボタンやキーの操
作を行わせることで、視聴者の安否を容易に確認するこ
とができる。
【0030】また、請求項10に記載の緊急情報視聴端
末は、請求項9に記載の緊急情報視聴端末において、安
否確認情報生成手段が、放送データによって安否確認要
求を通知された場合は、自端末の通信アドレスに基づい
て遅延時間を算出し、その遅延時間後に安否確認情報を
送信することを特徴とする。
【0031】かかる構成によれば、緊急情報視聴端末
は、安否確認情報生成によって、安否情報が放送データ
で通知された場合に、自端末の通信アドレスに基づいて
遅延時間を算出し、その遅延時間後に安否確認情報を送
信する。例えば、自端末のIPアドレスの下位8ビット
の数値に比例した遅延時間とすることで、通信回線の輻
輳を回避することができる。
【0032】さらに、請求項11に記載の緊急情報視聴
端末は、請求項9又は請求項10に記載の緊急情報視聴
端末において、安否情報を放送する放送事業者から予め
取得した視聴者固有の登録コードを記憶した登録コード
記憶手段を備え、安否確認情報生成手段が、登録コード
を付加した安否確認情報を生成することを特徴とする
【0033】かかる構成によれば、緊急情報視聴端末
は、予め安否情報を放送する放送事業者から取得した視
聴者固有の登録コードを記憶しておくことで、安否確認
情報生成手段が、登録コードを付加した安否確認情報を
生成する。これによって、この安否確認情報を受信した
放送事業者は、安否確認情報を送信した緊急情報視聴端
末を特定することができ、その緊急情報視聴端末から通
知された登録コードと、放送事業者で保持している登録
コードとを比較することで、安否確認情報が確実に登録
してある緊急情報視聴端末から通知されたものかどうか
を判定する。
【0034】また、請求項12に記載の緊急情報視聴プ
ログラムは、放送波を介して受信する放送データと、通
信回線を介して送受信する通信データとに基づいて、緊
急情報の放送データを視聴するために、コンピュータ
を、以下に示す各手段として機能させる構成とした。
【0035】すなわち、放送データを受信する放送受信
手段、通信データを送受信する通信送受信手段、通信デ
ータで通知される緊急情報を放送する旨を示す緊急情報
通知に基づいて、放送受信手段の放送受信動作を起動す
る放送受信起動手段、通信データで通知される放送チャ
ンネル又は放送番組番号に基づいて、放送チャンネル又
は放送番組番号で放送される放送データへ受信を切り替
える放送受信切り替え手段、放送データ又は通信データ
で通知される視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を
視聴者に提示する安否確認提示手段、この安否確認提示
手段で提示された安否確認要求に対して、視聴者が安否
確認を入力する安否確認入力手段、この安否確認入力手
段で入力された安否確認に基づいて、視聴者の安否確認
情報を生成し、その安否確認情報を通信データとして送
信する安否確認情報生成手段とした。
【0036】かかる構成によれば、緊急情報視聴プログ
ラムは、通信送受信手段によって、通信データで通知さ
れる緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知を受信
し、放送受信起動手段によって、放送データを受信する
放送受信手段の放送受信動作を起動する。そして、放送
受信切り替え手段によって、通信データで通知される放
送チャンネル又は放送番組番号に切り替えることで、視
聴者が緊急情報を視聴することが可能になる。
【0037】また、緊急情報視聴プログラムは、安否確
認提示手段によって、放送データ又は通信データで視聴
者の安否を問い合せる安否確認要求を受信した段階で、
その安否確認を行う画面を提示して、視聴者に応答を求
める。そして、安否確認入力手段によって、視聴者が安
否確認に対する応答をボタン等で入力することで、安否
確認情報生成手段が、視聴者の安否確認情報を生成し、
その安否確認情報を通信データとして送信する。
【0038】さらに、請求項13に記載の緊急情報放送
方法は、放送波を介して放送データを受信する機能と、
通信回線を介して通信データを送受信する機能とを備え
た視聴端末に対して、放送事業者の放送装置が緊急情報
を放送する緊急情報放送方法であって、放送装置が緊急
情報を放送する旨を示す緊急情報通知を、視聴端末に通
信データとして通知する緊急情報通知ステップと、この
緊急情報通知ステップで通知される緊急情報通知に基づ
いて、視聴端末が緊急情報の放送を受信する緊急情報受
信ステップと、を含むことを特徴とする。
【0039】この方法によれば、緊急情報放送方法は、
緊急情報通知ステップによって、緊急情報を放送する旨
を示す緊急情報通知を、視聴端末に通信データとして通
知する。そして、緊急情報受信ステップによって、この
緊急情報通知を受信した視聴端末が緊急情報の放送を受
信する。これによって、緊急情報を放送する際に通信回
線を介して視聴端末に緊急情報を放送する旨を通知する
ことで、視聴端末は、緊急情報を受信し、視聴者に対し
て確実に緊急情報を提示することが可能になる。
【0040】また、請求項14に記載の緊急情報放送方
法は、放送波を介して放送データを受信する機能と、通
信回線を介して通信データを送受信する機能とを備えた
視聴端末に対して、放送事業者の放送装置が緊急情報を
放送する緊急情報放送方法であって、放送装置が視聴者
の安否を問い合せる安否確認要求を、放送データ又は通
信データとして視聴端末に通知する安否確認要求ステッ
プと、この安否確認要求ステップで通知された安否確認
要求を視聴者に提示する安否確認提示ステップと、この
安否確認提示ステップで提示された安否確認要求に対し
て、視聴端末が、視聴者の操作に基づいて生成される安
否確認情報を通信データとして応答する安否確認応答ス
テップと、この安否確認応答ステップで応答のあった安
否確認情報に基づいて、放送装置が視聴者の安否情報を
放送する安否情報放送ステップと、を含むことを特徴と
する。
【0041】この方法によれば、緊急情報放送方法は、
安否確認要求ステップによって、視聴者の安否を問い合
せる安否確認要求を、放送データ又は通信データとして
視聴端末に通知し、安否確認提示ステップによって、安
否確認要求ステップで通知された安否確認要求を視聴者
に提示する。そして、安否確認応答ステップによって、
視聴端末が、視聴者の操作に基づいて生成される安否確
認情報を通信データとして応答する。さらに、安否情報
放送ステップによって、安否確認情報を用いて視聴者の
安否情報を放送する。
【0042】これによって、視聴端末の画面に安否確認
画面を提示し、視聴者にボタンやキーの操作を行わせる
ことで、視聴者の安否を確認することができる。そし
て、その安否を確認した安否確認情報を安否情報放送と
して使用することで、災害時における確度の高い安否情
報を提供することが可能になる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (緊急情報放送システムの概要)図1は、本発明におけ
る緊急情報放送装置及び緊急情報視聴端末を含んだ緊急
情報放送システムの全体構成を示したブロック図であ
る。図1に示すように緊急情報放送システム1は、緊急
情報を放送する放送局、サービスプロバイダ側の装置で
ある緊急情報送信装置10と、その緊急放送を受信する
視聴者側の装置である緊急情報視聴端末20とで構成さ
れている。
【0044】この緊急情報放送システム1は、緊急情報
送信装置10が緊急情報を放送するときに、予め蓄積手
段14に蓄積されている緊急情報視聴端末20の通信ア
ドレス(例えばIPアドレス等)、又はマルチキャスト
通信アドレスによって、緊急情報を放送する旨を示す緊
急情報通知を、通信送受信手段12によって通信回線3
を介して緊急情報視聴端末20に通知してから、放送送
信手段11によって放送波2を介して緊急情報を放送す
るものである。
【0045】また、緊急情報送信装置10から緊急情報
通知を通知された緊急情報視聴端末20は、放送受信手
段21の電源をオフにした待機状態のときであっても、
緊急情報通知を通知された段階で放送受信手段21の電
源をオンにして、緊急情報の放送を受信するものであ
る。
【0046】このように、緊急情報放送システム1は、
緊急情報を視聴すべき端末を確実に放送受信状態にし
て、緊急情報を放送する。以下、緊急情報放送システム
1における緊急情報視聴端末20を自動で放送受信状態
にする機能を「緊急目覚まし機能」と称する。
【0047】さらに、緊急情報放送システム1は、緊急
情報送信装置10が災害発生時に緊急情報視聴端末20
の視聴者(その家族を含む)の安否を確認するために、
放送波2や通信回線3を介して、緊急情報視聴端末20
に安否確認要求を送信する機能を備えている。この安否
確認要求を受信した緊急情報視聴端末20で、視聴者が
安否確認の応答を行うことで、その安否情報が通信回線
3を介して緊急情報送信装置10に送信され、蓄積手段
14に複数の緊急情報視聴端末20から通知される安否
情報が蓄えられる。そして、この蓄積手段14に蓄えら
れた安否情報に基づいて、緊急情報送信装置10が災害
時における安否情報を、放送波2を介して放送する。
【0048】このように、緊急情報放送システム1は、
災害時における人々の安否情報を素早く収集し、その安
否情報の放送を行うものでもある。以下、緊急情報放送
システム1における視聴者の安否を確認する機能を「安
否確認機能」と称する。
【0049】(緊急情報送信装置の構成)次に、図2を
参照(適宜図1参照)して緊急情報送信装置10の構成
について説明する。図2は、本発明における緊急情報送
信装置10の全体構成を示すブロック図である。図2に
示すように、緊急情報送信装置10は放送送信手段11
と、通信送受信手段12と、制御手段13と、蓄積手段
14とを含む構成とした。この緊急情報送信装置10
は、緊急情報を放送したり、災害時における人々の安否
確認の情報を収集し、その情報を緊急情報として放送す
るもので、例えば、放送局や、安否確認を提供するサー
ビスプロバイダに配置される装置である。
【0050】放送送信手段11は、符号化部11aを備
え、緊急情報として放送する映像や音声を符号化し、放
送波2を介して伝送するものである。例えば、デジタル
放送で緊急情報を放送する場合、この放送送信手段11
は、符号化部11aによって、誤り訂正符号化、TMC
C(Transmission Multiplexing Configuration Contro
l)伝送符号化によるフレーム化、トレリス符号化8相
位相変調(TC8PSK:Trellis Coded 8-level Phas
e Shift Keying)方式等の変調を施し、緊急情報を放送
データとして送信する。この放送送信手段11は、外部
から映像や音声として緊急情報を入力することとする
が、一般の番組を外部から入力し放送することももちろ
ん可能である。
【0051】通信送受信手段12は、符号化部12aと
復号部12bとを備え、緊急情報視聴端末20に通知す
る情報を符号化し、通信回線3を介して送信したり、緊
急情報視聴端末20から通信回線3を介して通知される
情報を受信して復号するものである。例えば、通信送受
信手段12は、TCP/IP(Transmission ControlPr
otocol/Internet Protocol)の通信プロトコルによって
通信データの送受信を行うもので、ルータ等によって構
成されるものである。また、IPプロトコルがIPv6
(Internet Protocol version 6)の場合は、緊急情報
送信装置10及び緊急情報視聴端末20には、個々に1
28bitのIPアドレスが付され、このIPアドレス
によって通信相手を特定し通信を行うことが可能にな
る。
【0052】制御手段13は、登録データ設定部13a
と、緊急情報通知部13bと、安否情報収集部13c
と、安否情報放送部13dとを備え、緊急情報送信装置
10の主制御を司るものであり、CPU、RAM等で構
成されている。
【0053】登録データ設定部13aは、視聴者及び緊
急情報視聴端末20の各種情報を登録するものである。
ここでは、登録データ設定部13aは、視聴者の緊急情
報視聴端末20から通信回線3を介して通知される視聴
者及び緊急情報視聴端末20の各種情報を、蓄積手段1
4の登録データ14aとして登録し、その登録結果とし
て緊急情報視聴端末20固有の「登録コード」を通信回
線3を介して緊急情報視聴端末20に通知する。また、
この「登録コード」も登録データ14aの一部として登
録しておく。
【0054】ここで、図7を参照(適宜図1参照)して
登録データ14aの内容について説明する。図7は、登
録データ14aの一例を示す登録項目と、その内容例を
示したものである。
【0055】図7に示すように、登録データ14aは、
登録項目を「インターネットグローバルアドレス」、
「メールアドレス」、「視聴地域情報」及び「家族構
成」とした。「インターネットグローバルアドレス」
は、緊急情報視聴端末20のIPアドレスを示し、緊急
情報送信装置10から、緊急情報視聴端末20へ通信回
線3を介して通信を行うための通信アドレスを示す。
「メールアドレス」は、視聴者へ電子メールを配信する
ための緊急情報視聴端末20の電子メール用アドレスを
示す。
【0056】また、「視聴地域情報」は、「郵便番
号」、「都道府県」、「市区町村」及び「町域」に細分
した視聴者の住所を示すものである。このように視聴地
域情報を細分して登録しておくことで、「緊急目覚まし
機能」及び「安否確認機能」のサービスを細分化した地
域毎に提供することができる。また、「家族構成」は、
視聴者本人の氏名(「本人氏名」)や、家族の人数
(「家族数」)及び氏名(「家族氏名」)を示すもので
ある。このように家族構成を登録しておくことで、「安
否確認機能」のサービスにおいて、視聴者の安否確認を
行うときに、視聴者が緊急情報視聴端末20の最小限の
操作で家族の安否確認まで行うことができる。この緊急
情報視聴端末20の操作については後記する。図2に戻
って説明を続ける。
【0057】緊急情報通知部(緊急情報通知手段)13
bは、緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知を緊急
情報視聴端末20へ通信回線3を介して通知するもので
ある。この緊急情報通知部13bは、蓄積手段14に登
録データ14aとして蓄積されている緊急情報視聴端末
20の「インターネットグローバルアドレス」(図7)
を付加して、通信送受信手段12に対して緊急情報通知
を送出する。
【0058】また、緊急情報通知部13bは、緊急情報
を放送する放送番組の放送チャンネル又は放送番組番号
を緊急情報視聴端末20へ通信回線3を介して通知する
ものでもある。この放送チャンネル又は放送番組番号を
通信データとして緊急情報視聴端末20へ通知するに
は、通信データの中にデジタル放送のネットワーク(衛
星テレビ、衛星音声、地上テレビ、地上音声等)を示す
network_id、放送チャンネルに相当するse
rvice_id、放送番組番号に相当するevent
_idを指定することで行う。
【0059】このnetwork_id、servic
e_id、event_idを通信データの中に記述す
る方法としては、例えば、HTML(Hyper Text Marku
p Language)の中でコメントタグを用いて、「<--Li
nk_to_B{network_id}{servi
ce_id}{event_id}-->」と記述する。
このnetwork_id、service_id、e
vent_idはそれぞれ16ビットの識別番号とす
る。また、ネットワークが固定されている場合は、ne
twork_idは用いないこととする。
【0060】さらに、放送チャンネル又は放送番組番号
を通信データとして緊急情報視聴端末20へ通知する方
法として、「デジタル放送におけるデータ放送符号化方
式と伝送方式」の標準規格(ARIB STD−B2
4)第2編9.2.5又は9.2.6の規定に従い、通
信データの中にarib://<network_id
>.<stream_id>.<service_id
>又はarib://<network_id>.<s
tream_id>.<service_id><ev
ent_id>と記述して、通知することもできる。な
お、このservice_idは、TS(Transport St
ream)を識別する番号である。
【0061】安否情報収集部(安否情報収集手段)13
cは、視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を、放送
波2又は通信回線3を介して緊急情報視聴端末20に通
知し、緊急情報視聴端末20から通信回線3を介して通
知される安否確認情報を収集するものである。
【0062】この安否情報収集部13cは、放送波2を
介して安否確認要求を通知する場合は、放送送信手段1
1へ安否確認要求を送出する。また、通信回線3を介し
て安否確認要求を通知する場合、安否情報収集部13c
は、蓄積手段14に登録データ14aとして蓄積されて
いる緊急情報視聴端末20の「インターネットグローバ
ルアドレス」(図7)に対して直接安否確認要求を送出
するか、あるいは、「メールアドレス」(図7)に対し
て安否確認要求のメールを送信する。
【0063】また、安否情報収集部13cは、緊急情報
視聴端末20から安否確認に対する応答(安否確認情
報)があった場合、その応答のあった安否確認情報に含
まれる「登録コード」と、蓄積手段14に登録データ1
4aの一部として保持している「登録コード」とを比較
して視聴者本人からの情報かどうかを確認し、視聴者本
人からの情報である場合にのみ、安否情報を蓄積手段1
4に蓄積する(安否情報14b)。
【0064】なお、緊急情報通知部13b及び安否情報
収集部13cは、緊急情報通知や安否確認要求を緊急情
報視聴端末20へ通信回線3を介して通知する場合、蓄
積手段14に蓄積されている登録データ14aの中の
「視聴地域情報」(図7)を参照して、緊急情報通知や
安否確認要求を通知する緊急情報視聴端末20を限定す
ることができる。例えば、「市区町村」で「千代田区」
として登録されている緊急情報視聴端末20にのみ緊急
情報通知を通知することが可能になる。
【0065】また、緊急情報視聴端末20から安否確認
情報がメールで配信されてきたとき、安否情報収集部1
3cは、そのメールにテキストデータで記述されている
「家族構成」(図7)や「登録コード」に基づいて安否
情報を自動集計し、蓄積手段14に蓄積するものとす
る。
【0066】安否情報放送部13dは、蓄積手段14に
蓄積されている安否情報14bを参照して、現在蓄積さ
れている視聴者及びその家族の安否情報をデータ放送の
データとして、放送送信手段11を介して放送する。な
お、蓄積手段14に蓄積されている安否情報14bを参
照することで、アナウンサーが逐次安否情報を音声によ
って放送する形態としてもよい。あるいは、インターネ
ットによって安否情報を提示するWEBページを開設
し、そのWEBページの内容を逐次更新する形態として
もよい。
【0067】蓄積手段(登録データ蓄積手段、安否情報
蓄積手段)14は、登録データ14aと、安否情報14
bとを蓄積するもので、一般的なハードディスク等で構
成されている。登録データ14aは、登録データ設定部
13aによって蓄積され、緊急情報通知部13b及び安
否情報収集部13cによって参照される。安否情報14
bは、安否情報収集部13cによって蓄積され、安否情
報放送部13dによって参照される。
【0068】以上の構成によって、緊急情報送信装置1
0は、緊急情報を放送する際に、その放送の開始を緊急
情報視聴端末20に通知することで確実に緊急情報を視
聴者に提供することができる。また、緊急情報視聴端末
20から視聴者とその家族の安否情報を素早く収集する
ことができる。なお、緊急情報送信装置10は、コンピ
ュータにおいて、各手段を機能プログラムとして実現す
ることも可能であり、各機能プログラムを結合して緊急
情報送信プログラムとして動作させることも可能であ
る。
【0069】(緊急情報視聴端末の構成)次に、図3を
参照(適宜図1参照)して緊急情報視聴端末20の構成
について説明する。図3は、本発明における緊急情報視
聴端末20の全体構成を示すブロック図である。図3に
示すように、緊急情報視聴端末20は放送受信手段21
と、通信送受信手段22と、制御手段23と、記憶手段
24と、操作手段25と、表示手段26とを含む構成と
した。この緊急情報視聴端末20は、緊急情報の放送を
視聴したり、災害時における視聴者の安否情報をサービ
スプロバイダに通知することができる端末装置である。
【0070】放送受信手段21は、復号部21aを備
え、放送波2を介して放送される放送データを受信、復
調し、誤り訂正やTMCC復号等の復号を行うものであ
る。復号部21aによって復号された映像信号や音声信
号は表示手段26に出力される。また、この放送受信手
段21は、制御手段23からの起動指示に基づいて受信
動作を開始するものである。これによって、緊急情報視
聴端末20は、放送を受信しない状態で、放送受信手段
21等の電源をオフにしておくことにより、待機状態の
省電力化を実現することができる。
【0071】通信送受信手段22は、符号化部22aと
復号部22bとを備え、緊急情報送信装置10に通知す
る情報を符号化し、通信回線3を介して送信したり、緊
急情報送信装置10から通信回線3を介して通知される
情報を受信して復号するものである。例えば、通信送受
信手段22は、TCP/IPの通信プロトコルによって
通信データの送受信を行うものである。
【0072】制御手段23は、登録データ入力部23a
と、放送受信起動部23bと、放送受信切り替え部23
cと、安否確認提示部23dと、安否確認入力部23e
と、安否確認情報生成部23fとを備え、緊急情報視聴
端末20の主制御を司るものであり、CPU、RAM等
で構成されている。
【0073】登録データ入力部23aは、緊急情報送信
装置10に登録する登録データを入力し、その入力デー
タを緊急情報送信装置10に通信送受信手段22を介し
て通知するものである。例えば、この登録データ入力部
23aは、表示手段26を介して図8に示すような登録
画面を表示して、この画面により、視聴者が「緊急目覚
まし機能」、「安否確認機能」に必要な情報を入力す
る。この登録画面で入力されたデータは、緊急情報送信
装置10に送信されるとともに、記憶手段24に登録デ
ータ24bとして記憶される。なお、この登録画面(図
8)で入力されるデータは、図7で説明した登録データ
に対応している。また、図7の「インターネットグロー
バルアドレス」は、緊急情報視聴端末20に予め設定さ
れているIPアドレスであり、緊急情報送信装置10に
通知されるものとする。
【0074】なお、この登録データ入力部23aは、登
録データを緊急情報送信装置10に送信した後に、緊急
情報送信装置10から通知される登録コードを記憶手段
24に登録データ24bの一部として記憶しておく。
【0075】放送受信起動部(放送受信起動手段)23
bは、緊急情報送信装置10から通信回線3を介して通
知される緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知に基
づいて、放送受信手段21及び表示手段26に起動指示
を通知し、放送受信手段21及び表示手段26の受信動
作及び表示動作を開始させるものである。
【0076】放送受信切り替え部(放送受信切り替え手
段)23cは、緊急情報送信装置10から通信回線3を
介して通知される緊急情報通知に含まれる放送チャンネ
ル又は放送番組番号に基づいて、番組の切り替えを行
う。これによって、緊急情報が放送される番組を自動的
に視聴することが可能になる。なお、この緊急情報の放
送への切り替わりは、設定によって自動切り替えを行わ
ないようにすることも可能である。
【0077】さらに、放送受信切り替え部23cは、予
め緊急情報を放送する放送チャンネル又は放送番組番号
を記憶手段24に放送チャンネル識別24aとして記憶
しておき、緊急情報送信装置10から緊急情報通知を通
知した段階で放送チャンネル識別24aに基づいて番組
を切り替えることとしてもよい。また、緊急情報を放送
する旨を示す通信データを受信中にエラーを検出した場
合は、放送チャンネル識別26aに基づいて番組を切り
替える。
【0078】安否確認提示部(安否確認提示手段)23
dは、放送波2又は通信回線3を介して緊急情報送信装
置10から視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を通
知されたときに、視聴者に対して安否確認を行う画面を
表示手段26に表示して視聴者に提示するものである。
例えば、図9に示すように、記憶手段24に登録データ
24bとして保持されている「家族構成」に基づいて、
家族の氏名を提示して安否を確認する画面を提示する。
なお、安否確認要求がメールで配信されてきた場合、視
聴者はそのメールの内容を確認後、特定のボタン等によ
って、安否を確認する画面(図9)を表示させることと
してもよい。
【0079】安否確認入力部(安否確認入力手段)23
eは、安否確認提示部23dで提示した画面において、
視聴者が操作手段25を介して行う入力操作を解析する
ものである。例えば、図9の画面で「1」のボタンを押
下された場合は、視聴者の家族の安否が確認されたもの
として安否確認情報生成部23fにその旨を通知する。
【0080】安否確認情報生成部23fは、安否確認入
力部23eから通知される視聴者の安否情報を通信デー
タとして、通信送受信手段22に通知するものである。
この通信データには、記憶手段24に登録データ24b
として記憶されている登録コードを付加する。なお、こ
の安否情報は、記憶手段24にプロバイダ情報24cと
して記憶されているIPアドレスへ送信するか、プロバ
イダのメールアドレスに対してメールで配信する。
【0081】記憶手段(チャンネル記憶手段、登録コー
ド記憶手段)24は、放送チャンネル識別24aと、登
録データ24bと、プロバイダ情報24cと、合成文字
画像24dと、合成音声24eとを記憶しておくもので
ある。放送チャンネル識別24a、登録データ24b及
びプロバイダ情報24cは、書き換え可能なフラッシュ
メモリー等に記憶され、合成文字画像24d及び合成音
声24eは、ROMに予め記憶しておく構成としてもよ
い。
【0082】放送チャンネル識別24aは、緊急・安否
情報を放送する放送チャンネル又は放送番組番号をネッ
トワーク(衛星テレビ、衛星音声、地上テレビ、地上音
声等)毎に放送チャンネルに相当するservice_
id、放送番組番号に相当するevent_idを記憶
したものである。この放送チャンネル識別24aは、予
め緊急・安否情報を放送する放送局又はサービスプロバ
イダを登録時に記憶しておくものとする。
【0083】登録データ24bは、制御手段23の登録
データ入力部23aで入力された緊急情報送信装置10
に登録する登録データを記憶したものである。プロバイ
ダ情報24cは、緊急・安否情報を放送するサービスプ
ロバイダの情報を記憶したもので、例えば、プロバイダ
側の緊急情報送信装置10のIPアドレス、プロバイダ
のアクセスポイントの電話番号、プロバイダのメールア
ドレス等である。このプロバイダ情報24cは、サービ
スプロバイダとの契約時に予め登録しておく。
【0084】合成文字画像24dは、表示手段26で放
送データの映像と合成して表示するための合成文字や、
合成画像を記憶したものである。例えば、安否確認提示
部23dが安否確認を行う画面(図9)を提示するとき
に、画面上の文字を出力するときに使用される。この場
合、安否確認提示部23dにおいて、オンスクリーンデ
ィスプレイコントローラ(OSDC)等を用いて合成文
字や、合成画像を表示手段26へ出力する。
【0085】合成音声24eは、表示手段26で放送デ
ータの音声と合成される音声データを記憶したものであ
る。例えば、安否確認を行う画面(図9)の提示と同時
に「只今、安否確認を行っています。」という音声によ
って、視聴者に注意を呼びかけることとしてもよい。
【0086】操作手段25は、入力部25aを備え、視
聴者が緊急情報視聴端末20に対してキーやボタン等に
よって入力を行うものである。この操作手段25によっ
て、視聴者は、放送番組の切り替えを行ったり、緊急情
報送信装置10に登録する登録データを入力したり、安
否確認に対する応答を行う。
【0087】表示手段26は、映像出力部26aと、音
声出力部26bと、映像音声合成部26cとを備え、放
送波2で放送される緊急情報を視聴者に提示するもので
ある。この映像出力部26aは、緊急情報の映像を出力
するもので、例えば、液晶ディスプレイ等で構成されて
いる。また、音声出力部26bは、緊急情報の音声を出
力するもので、スピーカ等で構成されている。
【0088】なお、この表示手段26は、制御手段23
からの指示に基づいて電源をオンにする形態とする。こ
れによって、緊急情報視聴端末20は、放送を受信しな
い状態で、放送受信手段21及び表示手段26等の電源
をオフにしておくことにより、待機状態の省電力化を実
現することができる。
【0089】また、映像音声合成部26cは、放送デー
タの映像及び音声に、記憶手段24に記憶されている合
成文字画像24dや、合成音声24eを合成して出力す
るものである。これによって、緊急情報視聴端末20内
で放送データに文字や音声を重畳して視聴者に提示する
ことができる。
【0090】以上の構成によって、緊急情報視聴端末2
0は、放送受信手段21に電源を供給していなくても、
通信回線3を介して緊急情報を放送する旨の通知を知る
ことができ、その段階で放送受信手段21及び表示手段
26を起動し、緊急情報を受信することが可能になる。
すなわち、「緊急目覚まし機能」を実現することができ
る。
【0091】また、緊急情報視聴端末20に表示される
安否確認要求に応じて、視聴者が1キー操作等の簡単な
キー操作で安否情報を返信することが可能になる。すな
わち、「安否確認機能」を実現することができる。な
お、緊急情報視聴端末20は、コンピュータにおいて、
各手段を機能プログラムとして実現することも可能であ
り、各機能プログラムを結合して緊急情報視聴プログラ
ムとして動作させることも可能である。
【0092】(緊急情報放送システムの動作)次に、図
4乃至図6を参照して、緊急情報放送システムの動作
(緊急情報送信装置10及び緊急情報視聴端末20の動
作)について説明する。図4は、緊急情報視聴端末20
から緊急情報送信装置10に対して行う登録の動作を示
すフローチャートである。図5は、「緊急目覚まし機
能」の動作を示すフローチャートである。図6は、「安
否確認機能」の動作を示すフローチャートである。な
お、緊急情報送信装置10及び緊急情報視聴端末20の
構成については適宜図2及び図3を参照するものとす
る。
【0093】まず、図4を参照して、登録動作を説明す
る。視聴者側の緊急情報視聴端末20において、まず、
図8に示すような登録画面を提示して、視聴者にデータ
の入力を促す(ステップS10)。この登録画面に沿っ
て、視聴者が「氏名」、「メールアドレス」等の登録デ
ータを入力する(ステップS11)。この登録データ入
力後、緊急情報視聴端末20は、通信回線3を介して放
送局・サービスプロバイダ側の装置である緊急情報送信
装置10に登録データを送信する(ステップS12)。
【0094】放送局・サービスプロバイダ側の装置であ
る緊急情報送信装置10は、通信回線3を介して登録デ
ータを受け付け(ステップS13)、その登録データを
蓄積手段14に蓄積する(ステップS14)。そして、
緊急情報視聴端末20固有の登録コードを発行して、通
信回線を介して、登録を行った緊急情報視聴端末20に
その登録コードを送信する(ステップS15)。
【0095】この登録コードを受信した緊急情報視聴端
末20は、ステップS11で入力した登録データと、登
録コードを記憶手段24に記憶する(ステップS16)
ことで、登録動作を終了する。以上のステップによっ
て、「緊急目覚まし機能」及び「安否確認機能」に必要
な情報が緊急情報送信装置10及び緊急情報視聴端末2
0に登録される。
【0096】次に、図5を参照して、「緊急目覚まし機
能」の動作について説明する。放送局・サービスプロバ
イダ側の装置である緊急情報送信装置10は、まず、緊
急情報を放送する地域に存在する端末として登録された
緊急情報視聴端末20(緊急目覚まし対象端末)の「イ
ンターネットグローバルアドレス」を取得する(ステッ
プS20)。これは、緊急情報送信装置10の蓄積手段
14に登録されている登録データ14aの、「インター
ネットグローバルアドレス」及び「視聴地域情報」(図
7)を参照することで容易に取得することができる。
【0097】そして、ステップS20で取得した「イン
ターネットグローバルアドレス」に基づいて、通信回線
3を介して、緊急目覚まし対象となる緊急情報視聴端末
20に、緊急情報を放送する放送番組の放送チャンネル
又は放送番組番号を含んだ緊急情報通知を送信(ステッ
プS21)し、放送波2を介して緊急情報を放送する
(ステップS22)。
【0098】一方、この緊急情報通知を受信した視聴者
側の端末である緊急情報視聴端末20は、緊急情報通知
から放送チャンネル又は放送番組番号を取得し(ステッ
プS23)、放送受信手段21及び表示手段26を起動
する(ステップS24)。そして、ステップS22で放
送される緊急情報を受信することで、視聴者は緊急情報
を視聴することが可能になる(ステップS25)。以上
のステップによって、緊急情報視聴端末20の放送受信
手段21の電源がオフの状態でも確実に緊急情報を受信
して視聴することができる。
【0099】次に、図6を参照して、「安否確認機能」
の動作について説明する。放送局・サービスプロバイダ
側の装置である緊急情報送信装置10は、まず、安否確
認を放送によって通知するか、通信によって通知するか
を決定する(ステップS30)。そして、放送によって
安否確認を放送する場合(「放送」)は、放送波2を介
して視聴者の安否を問い合せる安否確認要求送信する
(ステップS31)。
【0100】一方、ステップS30において、通信によ
って安否確認を通知する場合(「通信」)は、安否確認
を通知する地域に存在する端末として登録された緊急情
報視聴端末20(安否確認対象端末)の「インターネッ
トグローバルアドレス」を取得し(ステップS32)、
その安否確認対象端末となる緊急情報視聴端末20に、
通信回線3を介して安否確認要求を送信する(ステップ
S33)。
【0101】この安否確認要求を放送波2又は通信回線
3を介して受信した緊急情報視聴端末20は、視聴者に
安否確認画面(図9)を表示する(ステップS34)。
そして、視聴者がその安否確認画面に従って操作を行う
ことで(例えば、1ボタンクリック)、緊急情報視聴端
末20は、通信回線3を介して緊急情報送信装置10に
安否確認の応答を送信する(ステップS35)。なお、
放送波で安否確認要求があった場合は、緊急情報視聴端
末20のIPアドレス下位8ビットの数値に比例した遅
延時間によって、安否確認の応答時間を各緊急情報視聴
端末20毎にランダム化して送信する(ステップとして
図示せず)。これによって、通信回線の輻輳を回避する
ことができる。
【0102】緊急情報送信装置10は、逐次通信回線3
を介して受信される安否確認の応答を収集して(ステッ
プS36)、安否情報として放送波2を介して放送を行
う(ステップS37)。そして、緊急情報視聴端末20
は、放送波2を介して安否情報を受信することで、視聴
者は安否情報を視聴することが可能になる(ステップS
38)。
【0103】以上のステップによって、緊急情報送信装
置10は、災害時に安否情報を正確かつ素早く提供する
ことが可能になる。なお、本動作のステップS30にお
いて、安否確認通知を放送波2又は通信回線3のいずれ
か一方で通知することとしたが、両方で通知することと
しても構わない。また、ステップS33において、「イ
ンターネットグローバルアドレス」によって、安否確認
通知を通知することとしたが、「メールアドレス」によ
って、視聴者にメールによって安否確認通知を通知こと
としてもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る緊急
情報放送装置及びそのプログラム、並びに、緊急情報視
聴端末及びそのプログラム、並びに、緊急情報放送方法
では、以下に示す優れた効果を奏する。
【0105】請求項1又は請求項6に記載の発明によれ
ば、緊急情報放送装置が、緊急時に、通信回線を介して
緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知を視聴端末に
通知するので、通信アドレスを特定することで限定した
視聴端末に対して緊急情報通知を通知することができ
る。これによって、例えば、特定の地域に絞って緊急情
報を放送する場合、この緊急情報を必要とする視聴端末
にのみ緊急情報通知を通知することができる。
【0106】請求項2に記載の発明によれば、緊急情報
放送装置が、緊急時に、緊急情報を放送する放送チャン
ネル又は放送番組番号を視聴端末に通知することができ
るので、視聴端末側で緊急情報を放送する番組を識別す
ることが可能になり、素早く緊急情報の放送を視聴する
ことが可能になる。
【0107】請求項3又は請求項6に記載の発明によれ
ば、緊急情報放送装置が、視聴端末から通知される安否
確認情報を収集することができるので、災害時におい
て、確度の高い安否情報として活用することができる。
また、この収集された安否情報は、災害時の安否確認情
報として放送したり、WEBページで公開することがで
きる。
【0108】請求項4に記載の発明によれば、緊急情報
放送装置が、視聴端末に対して通信回線を介して安否確
認要求を送信するときに、順次又はランダムに時間をず
らして送信するため、通信回線の輻輳を回避して、安否
確認情報を収集することができる。
【0109】請求項5に記載の発明によれば、緊急情報
放送装置が、予め登録された視聴端末の視聴地域情報に
基づいて、緊急情報通知や安否確認要求を送信するの
で、緊急時又は災害時に細分化された特定の地域に絞っ
て視聴端末に緊急情報通知や安否確認要求を送信するこ
とができる。
【0110】請求項7又は請求項12に記載の発明によ
れば、緊急情報視聴端末が、緊急時に、通信回線を介し
て緊急情報を放送する旨を示す緊急情報通知に基づい
て、視聴端末の放送受信動作を起動することができる。
これによって、例えば、視聴端末の通信回線で緊急情報
通知を受け付ける機能のみを動作させておく待機状態に
しておくことで、緊急情報通知を受信したときに放送受
信部分や表示部分の電源をオンにして緊急情報を受信す
ることが可能になり、待機状態における電力の消費を抑
えることができる。また、視聴端末が放送を受信してい
ない状態であっても確実に緊急情報を視聴者に提供する
ことができる。
【0111】請求項8に記載の発明によれば、緊急情報
放送装置が放送チャンネルを指定する必要がなくなる。
また、緊急情報視聴端末が、緊急情報放送装置から通信
回線を介してメッセージを受信するときに、通信回線で
エラーが発生した段階で、自動的に緊急情報を放送する
放送チャンネルに切り替えることで、視聴者は確実に緊
急情報を視聴することができる。
【0112】請求項9又は請求項12に記載の発明によ
れば、緊急情報視聴端末は、安否確認を行うサービスプ
ロバイダから視聴者の安否を問う安否確認要求を受信し
たときに、画面の安否確認要求の内容を提示するので、
視聴者がその画面の指示に従って操作を行うだけで、視
聴者の安否を確実にサービスプロバイダに返信すること
ができる。また、緊急情報視聴端末は、視聴者の家族構
成を予め記憶しておくことで、視聴者の家族を含めた安
否確認を行うことが可能になる。
【0113】請求項10に記載の発明によれば、緊急情
報視聴端末は、端末の通信アドレス、例えばIPアドレ
ス等によって安否確認情報を送信する時間を算出するの
で、各端末毎に異なるIPアドレスで、送信時間がラン
ダム化され、通信回線の輻輳を回避することができる。
【0114】請求項11に記載の発明によれば、緊急情
報視聴端末が、予め安否確認を行うサービスプロバイダ
から取得した登録コードを安否確認情報に付加して送信
することで、サービスプロバイダは、安否確認情報が確
実に本人の端末から送信されたものかどうかを判定する
ことができ、確度の高い安否確認情報を収集することが
可能になる。
【0115】請求項13に記載の発明によれば、緊急情
報放送方法は、緊急時に、まず、通信回線を介して緊急
情報を放送する旨を示す緊急情報通知を視聴端末に通知
するので、この緊急情報を必要とする視聴端末にのみ緊
急情報通知を通知することができる。また、放送波の受
信状態が良くない視聴端末に対しても緊急情報通知を通
知する可能性があるので、その場合は、視聴者は、放送
波の受信状態のよい場所に移動して緊急情報を視聴する
ことが可能になる。
【0116】請求項14に記載の発明によれば、緊急情
報放送方法は、視聴端末から通知される安否確認情報を
収集することができるので、災害時において、確度の高
い安否情報として活用することができる。また、この収
集された安否情報は、放送したり、WEBページで公開
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る緊急情報放送システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る緊急情報送信装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る緊急情報視聴端末の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る緊急情報視聴端末か
ら緊急情報送信装置に対して行う登録の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る「緊急目覚まし機
能」の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る「安否確認機能」の
動作を示すフローチャートである。
【図7】緊急情報視聴端末から緊急情報送信装置に対し
て行う登録データの例を説明するための説明図である。
【図8】登録データを入力させる登録画面の画面例を説
明するための説明図である。
【図9】安否確認を入力させる確認画面の画面例を説明
するための説明図である。
【符号の説明】
1……緊急情報放送システム 10……緊急情報送信装置 11……放送送信手段 12……通信送受信手段 13……制御手段 13a……登録データ設定部 13b……緊急情報通知部(緊急情報通知手段) 13c……安否情報収集部(安否情報収集手段) 13d……安否情報放送部 14……蓄積手段(登録データ蓄積手段、安否情報蓄積
手段) 20……緊急情報視聴端末 21……放送受信手段 22……通信送受信手段 23……制御手段 23a……登録データ入力部 23b……放送受信起動部(放送受信起動手段) 23c……放送受信切り替え部(放送受信切り替え手
段) 23d……安否確認提示部(安否確認提示手段) 23e……安否確認入力部(安否確認入力手段) 23f……安否確認情報生成部(安否確認情報生成手
段) 24……記憶手段(チャンネル記憶手段、登録コード記
憶手段) 25……操作手段 26……表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国分 秀樹 東京都世田谷区弦巻5−33−18 馬事公苑 南ハイツ607 (72)発明者 土屋 讓 東京都狛江市岩戸南1−8−26 (72)発明者 木村 武史 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 上野 幹大 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 戸張 貴司 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BA05 BB05 BB10 BC10 BD10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波を介して放送データを受信する機
    能と、通信回線を介して通信データを送受信する機能と
    を備えた視聴端末に対して、緊急情報を放送する緊急情
    報放送装置であって、 前記放送データを送信する放送送信手段と、 前記通信データを送受信する通信送受信手段と、 少なくとも前記視聴端末の通信アドレス及び/又は前記
    緊急情報の対象となる地域を示すマルチキャスト通信ア
    ドレスを含んだ登録データを蓄積する登録データ蓄積手
    段と、 前記通信アドレス又は前記マルチキャスト通信アドレス
    に基づいて、前記緊急情報を放送する旨を示す緊急情報
    通知を、前記通信送受信手段を介して前記視聴端末に送
    信する緊急情報通知手段と、 を備えていることを特徴とする緊急情報放送装置。
  2. 【請求項2】 前記緊急情報通知手段は、前記緊急情報
    を放送する放送チャンネル又は放送番組番号を、前記通
    信送受信手段を介して前記視聴端末に送信することを特
    徴とする請求項1に記載の緊急情報放送装置。
  3. 【請求項3】 前記放送送信手段又は前記通信送受信手
    段を介して、前記視聴端末に視聴者の安否を問い合せる
    安否確認要求を送信し、前記視聴端末から安否確認情報
    を収集する安否情報収集手段と、 前記視聴端末から通信データとして通知される前記視聴
    者の安否確認情報を蓄積する安否情報蓄積手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の緊急情報放送装置。
  4. 【請求項4】 前記安否情報収集手段は、前記通信送受
    信手段を介して前記安否確認要求を送信するときに、各
    視聴端末へ順次又はランダムに時間をずらして前記安否
    確認要求を送信することを特徴とする請求項3に記載の
    緊急情報放送装置。
  5. 【請求項5】 前記登録データに、前記視聴端末の視聴
    者の視聴地域を示す視聴地域情報を登録しておき、前記
    視聴地域情報に基づいて、特定の地域に存在する視聴端
    末に対して、前記通信データを送信することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の緊急情
    報放送装置。
  6. 【請求項6】 放送波を介して放送データを受信する機
    能と、通信回線を介して通信データを送受信する機能と
    を備えた視聴端末に対して、緊急情報を放送するため
    に、コンピュータを、 前記放送データを送信する放送送信手段、 前記通信データを送受信する通信送受信手段、 登録データ蓄積手段に予め登録された前記視聴端末の通
    信アドレス又は前記緊急情報の対象となる地域を示すマ
    ルチキャスト通信アドレスに基づいて、前記緊急情報を
    放送する旨を示す緊急情報通知を、前記通信送受信手段
    を介して前記視聴端末に送信する緊急情報通知手段、 前記放送送信手段又は前記通信送受信手段を介して、前
    記視聴端末に視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を
    送信し、前記視聴端末から安否確認情報を収集する安否
    情報収集手段、 として機能させることを特徴とする緊急情報放送プログ
    ラム。
  7. 【請求項7】 放送波を介して受信する放送データと、
    通信回線を介して送受信する通信データとに基づいて、
    緊急情報の放送データを視聴する緊急情報視聴端末であ
    って、 前記放送データを受信する放送受信手段と、 前記通信データを送受信する通信送受信手段と、 前記通信データで通知される緊急情報を放送する旨を示
    す緊急情報通知に基づいて、前記放送受信手段の放送受
    信動作を起動する放送受信起動手段と、 前記通信データで通知される放送チャンネル又は放送番
    組番号に基づいて、前記放送チャンネル又は前記放送番
    組番号で放送される放送データへ受信を切り替える放送
    受信切り替え手段と、 を備えたことを特徴とする緊急情報視聴端末。
  8. 【請求項8】 緊急情報を放送する特定の放送事業者の
    放送チャンネルを記憶するチャンネル記憶手段を備え、 前記緊急情報の放送時に、前記放送受信切り替え手段
    が、前記チャンネル記憶手段に記憶された前記特定の放
    送事業者の放送チャンネルで放送される放送データへ受
    信を切り替えることを特徴とする請求項7に記載の緊急
    情報視聴端末。
  9. 【請求項9】 前記放送データ又は前記通信データで通
    知される、視聴者の安否を問い合せる安否確認要求を提
    示する安否確認提示手段と、 この安否確認提示手段で提示された前記安否確認要求に
    対して、前記視聴者が安否確認を入力する安否確認入力
    手段と、 この安否確認入力手段で入力された前記安否確認に基づ
    いて、前記視聴者の安否確認情報を生成し、その安否確
    認情報を前記通信データとして送信する安否確認情報生
    成手段と、 を備えたことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載
    の緊急情報視聴端末。
  10. 【請求項10】 前記安否確認情報生成手段は、前記放
    送データによって前記安否確認要求を通知された場合
    は、自端末の通信アドレスに基づいて遅延時間を算出
    し、その遅延時間後に安否確認情報を送信することを特
    徴とする請求項9に記載の緊急情報視聴端末。
  11. 【請求項11】 安否情報を放送する放送事業者から予
    め取得した視聴者固有の登録コードを記憶した登録コー
    ド記憶手段を備え、 前記安否確認情報生成手段が、前記登録コードを付加し
    た前記安否確認情報を生成することを特徴とする請求項
    9又は請求項10に記載の緊急情報視聴端末。
  12. 【請求項12】 放送波を介して受信する放送データ
    と、通信回線を介して送受信する通信データとに基づい
    て、緊急情報の放送データを視聴するために、コンピュ
    ータを、 前記放送データを受信する放送受信手段、 前記通信データを送受信する通信送受信手段、 前記通信データで通知される緊急情報を放送する旨を示
    す緊急情報通知に基づいて、前記放送受信手段の放送受
    信動作を起動する放送受信起動手段、 前記通信データで通知される放送チャンネル又は放送番
    組番号に基づいて、前記放送チャンネル又は前記放送番
    組番号で放送される放送データへ受信を切り替える放送
    受信切り替え手段、 前記放送データ又は前記通信データで通知される視聴者
    の安否を問い合せる安否確認要求を視聴者に提示する安
    否確認提示手段、 この安否確認提示手段で提示された前記安否確認要求に
    対して、前記視聴者が安否確認を入力する安否確認入力
    手段、 この安否確認入力手段で入力された前記安否確認に基づ
    いて、前記視聴者の安否確認情報を生成し、その安否確
    認情報を前記通信データとして送信する安否確認情報生
    成手段、 として機能させることを特徴とする緊急情報視聴プログ
    ラム。
  13. 【請求項13】 放送波を介して放送データを受信する
    機能と、通信回線を介して通信データを送受信する機能
    とを備えた視聴端末に対して、放送事業者の放送装置が
    緊急情報を放送する緊急情報放送方法であって、 前記放送装置が前記緊急情報を放送する旨を示す緊急情
    報通知を、前記視聴端末に前記通信データとして通知す
    る緊急情報通知ステップと、 この緊急情報通知ステップで通知される前記緊急情報通
    知に基づいて、前記視聴端末が前記緊急情報の放送を受
    信する緊急情報受信ステップと、 を含んでいることを特徴とする緊急情報放送方法。
  14. 【請求項14】 放送波を介して放送データを受信する
    機能と、通信回線を介して通信データを送受信する機能
    とを備えた視聴端末に対して、放送事業者の放送装置が
    緊急情報を放送する緊急情報放送方法であって、 前記放送装置が視聴者の安否を問い合せる安否確認要求
    を、前記放送データ又は前記通信データとして前記視聴
    端末に通知する安否確認要求ステップと、 この安否確認要求ステップで通知された前記安否確認要
    求を視聴者に提示する安否確認提示ステップと、 この安否確認提示ステップで提示された前記安否確認要
    求に対して、前記視聴端末が、前記視聴者の操作に基づ
    いて生成される安否確認情報を前記通信データとして応
    答する安否確認応答ステップと、 この安否確認応答ステップで応答のあった前記安否確認
    情報に基づいて、前記放送装置が前記視聴者の安否情報
    を放送する安否情報放送ステップと、 を含んでいることを特徴とする緊急情報放送方法。
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