JP2016046691A - 防災報知システム、および、無線放送受信装置 - Google Patents

防災報知システム、および、無線放送受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 GPSなどに基づく位置情報の取得を不要として携帯端末装置の消費電力の低減を図るとともに、このような位置情報を要さずに携帯端末装置の所在を把握することができる防災報知システムを実現する。
【解決手段】 予め設置場所が把握されている無線放送受信装置11から主携帯端末装置12へ、無線放送受信装置11の個体を識別するための第1識別情報が、近距離無線通信手段を介して送信され、主携帯端末装置12から提示手段14へ、携帯端末ネットワーク16を介して、第1識別情報を含む第2識別情報が送信されて、提示手段14に第1識別情報が提示されることをもって、その第1識別情報に対応する無線放送受信装置11が設置されている場所の近辺に主携帯端末装置12が存在していることを把握することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は防災報知システム、および、防災報知システムに用いるのに好適な無線放送受信装置に関するものである。
携帯端末装置に内蔵されているGPS(グローバル・ポジショニング・システム)の機能を利用して携帯端末装置の位置情報取得した上で、その位置情報を利用して構築する防災報知システムが知られている。
一例として、引用文献1には、携帯端末とサーバとを備える災害対策報知システムであって、携帯端末が、携帯端末本体の位置を特定して携帯端末本体の位置情報をサーバに送信する位置情報送信手段を備え、サーバが、携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、予め用意された複数の災害対策情報の中から位置情報取得手段によって取得された携帯端末の位置情報に応じた災害対策情報を選択して携帯端末に送信する災害対策送信手段とを備えてなる災害対策報知システムが開示されている。
このような構成によって、外出先などを含めて、ユーザなどがいる場所に応じて最適な災害対策情報を選択してユーザなどに報知することができるので、ユーザなどがいる場所に応じた最適な支援や援助などを行うことができる、としている。
特開2006−301969号公報(段落0029,0030など)
地震などの大規模な災害が発生した際には、同時に、停電が発生することも想定される。このような状況の中では、携帯端末装置に内蔵されているバッテリーの充電を行うことが困難となるため、携帯端末装置の消費電力を極力低減することが望ましい。しかしながら、携帯端末装置に内蔵されているGPSは、位置情報を取得する動作を行う際の消費電力が比較的大きく、携帯端末装置の低消費電力化を阻害する要因となっている。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであって、GPSなどに基づく位置情報の取得を不要とすることで携帯端末装置の消費電力の低減を図るとともに、このような位置情報を取得しなくても携帯端末装置の所在を把握することができる防災報知システム、あるいは、このような防災報知システムに好適に用いることができる無線放送受信装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明による防災報知システムは、予め把握された設置場所に設置された無線放送受信装置と、近距離無線通信手段によって前記無線放送受信装置と通信可能であり、通信ネットワークに接続可能な主携帯端末装置と、前記通信ネットワークに接続可能な提示手段と、を含むものであって、前記無線放送受信装置が、災害の発生を報知する災害報知放送を含む無線放送を受信するための無線放送受信手段と、前記無線放送受信手段によって受信した無線放送を音として出力する音出力手段と、それぞれに対応して個体を識別するための第1識別情報を記憶する記憶手段と、前記近距離無線通信を介して、前記第1識別情報を前記主携帯端末装置へ送信するための第1制御手段と、を有し、前記主携帯端末装置が、少なくとも前記第1識別情報を含む第2識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記提示手段へ送信するための第2制御手段を有し、前記提示手段が、前記第2識別情報に含まれる前記第1識別情報を提示することを特徴とする。
近距離無線通信手段を介して、無線放送受信装置から主携帯端末装置へ第1識別情報を送信し、通信ネットワークを介して、主携帯端末装置から提示手段へ第1識別情報を含む第2識別情報を送信し、提示手段において、第2識別情報に含まれる第1識別情報が提示される。無線放送受信装置が設置されている場所は予め把握されているので、提示手段に第1識別情報が提示されることをもって、その第1識別情報を有する無線放送受信装置が設置されている場所の近辺、すなわち、近距離無線通信手段による通信が可能な範囲内に主携帯端末装置が存在していることを把握することができる。
また、本発明による防災報知システムは、上述した一連の流れの中で、携帯端末装置に内蔵されているGPSなどに基づいた位置情報を取得する必要がない。したがって、携帯端末装置の消費電力が低減されるので、災害に伴って停電が発生して携帯端末装置の充電が困難な場合であっても、携帯端末装置の稼働時間を長くすることができる。
また、本発明による防災報知システムは、予め把握された設置場所に設置された無線放送受信装置と、近距離無線通信手段によって前記無線放送受信装置と通信可能であり、通信ネットワークに接続可能な主携帯端末装置と、通信ネットワークに接続されているサーバ装置と、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置にアクセス可能な提示手段と、を含むものであって、前記無線放送受信装置が、災害の発生を報知する災害報知放送を含む無線放送を受信するための無線放送受信手段と、前記無線放送受信手段によって受信した無線放送を音として出力する音出力手段と、それぞれに対応して個体を識別するための第1識別情報を記憶する記憶手段と、前記近距離無線通信を介して、前記第1識別情報を前記主携帯端末装置へ送信するための第1制御手段と、を有し、前記主携帯端末装置が、少なくとも前記第1識別情報を含む第2識別情報を、前記通信ネットワークを介してサーバ装置へ送信するための第2制御手段を有し、前記サーバ装置が、前記第2識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記提示手段へ送信するための第3制御手段を有し、前記提示手段が、前記第2識別情報に含まれる前記第1識別情報を提示することを特徴とする。
主携帯端末装置と提示手段との間の伝送経路上に、通信ネットワークに接続されているサーバ装置を設けることで、例えば、何らかの理由で提示手段の通信状態が一時的に悪くなっていた場合に、送信されるべき第2識別情報をサーバ装置内に一時的に保存しておき、通信が正常な状態に復旧した時点で第2識別情報を送信するなど、情報伝達の信頼性の高い防災報知システムを構築することができる。
また、サーバ装置内にそれぞれの主携帯端末装置に関する情報を予め保存しておき、その情報を利用するとで、より利便性の高い防災報知システムを構築することができる。例えば、災害が発生した場合の連絡先を、それぞれの主携帯端末装置ごとに関連付けて事前にサーバ装置に登録しておけば、本発明による防災報知システムによって把握された情報に基づいて、その連絡先へ、無線放送受信装置が設置されている場所の近辺に主携帯端末装置が存在していることを示す情報を自動的に配信することが可能となる。
また、本発明による防災報知システムは、防災行政無線システムをさらに含み、前記提示手段が前記防災行政無線システムに含まれてなることを特徴とする。
防災行政無線システムの操作部には、必要な情報を表示するために液晶ディスプレイなどからなる表示部が備えられている場合が多いので、この表示部を本発明における提示手段として好適に用いることができる。
防災行政無線システムは、地方公共団体によって導入されて、運用されている場合が多い。災害が発生した場合には、地方公共団体が主体となって、管轄する範囲の居住者の所在を確認する必要に迫られるケースが想定される。このようなケースにおいて、本発明による防災報知システムによれば、防災行政無線システムを運用する地方公共団体の役所内などにおいて、第1識別情報が防災行政無線システムに含まれる提示手段に提示されることを確認することをもって、事前に把握されている無線放送受信装置の設置場所、例えば住居内に、居住者がいるであろうことを把握することができる。とりわけ、深夜・早朝など、居住者が在宅している可能性の高い時間帯であれば、本発明による防災報知システムによって、多くの居住者の所在確認が可能となる。
また、本発明による防災報知システムは、前記近距離無線通信手段によって前記無線放送受信装置と通信可能な副携帯端末装置をさらに含み、前記副携帯端末装置は、それぞれに対応して個体を識別するための端末識別情報を有しており、前記第1制御手段は、前記無線放送受信装置と通信可能な状態にある前記副携帯端末装置に対応する前記端末識別情報を前記主携帯端末装置へさらに送信し、前記第2識別情報は、前記端末識別情報をさらに含み、前記提示手段は、前記第2識別情報に含まれる前記端末識別情報をさらに提示することを特徴とする。
災害時の避難所や集会所などのように、本発明による防災報知システムの複数のユーザが集まり得る場所に無線放送受信装置が設置されている場合には、1台の無線放送受信装置の近辺に、近距離無線通信手段を有する複数の携帯端末装置が存在し、これらが無線放送受信装置との間で近距離無線通信手段による通信が可能な状態にある可能性が高いと想定される。このような場合、無線放送受信装置と通信可能な状態にある携帯端末装置(副携帯端末装置)を特定することのできる端末識別情報を、無線放送受信装置の内部で取りまとめた上で1台の主携帯端末装置へ送信し、この端末識別情報を第2識別情報に含めて、主携帯端末装置から送信することが合理的である。
複数の携帯端末装置の中から、主携帯端末装置を特定するための方法として、無線放送受信装置の内部に、予め主携帯端末装置を識別するための情報を登録しておくことが例示できる。あるいは、例えば、無線放送受信装置に最初に接続した携帯端末装置を主携帯端末装置として取り扱うようにしてもよい。この場合は、都度、主携帯端末装置となる携帯端末装置が変わりうるので、無線放送受信装置に接続している主携帯端末装置と副携帯端末装置、両方について、端末識別情報を送信するようにするとよい。
また、本発明による防災報知システムは、前記近距離無線通信手段が、ブルートゥース(登録商標)を用いた通信手段であることを特徴とする。
本発明による防災報知システムにおける近距離無線通信手段として、消費電力の低いブルートゥースを好適に用いることができる。その中でも、消費電力が極めて低いBLE、すなわち、Bluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標)による通信を行うことが好ましい。なお、BLEとは、Bluetooth4.0規格に準拠するものを指す。
また、本発明による防災報知システムは、前記第2識別情報が、前記主携帯端末装置に対応する電話番号情報をさらに含み、前記提示手段は、前記第2識別情報に含まれる前記電話番号情報をさらに提示することを特徴とする。
主携帯端末装置の電話番号を提示手段へ送信して、これを提示することで、必要な場合には、安否確認のための打電を素早く行うことができる。
また、本発明による防災報知システムは、前記第1制御手段が、前記無線放送受信手段によって災害報知放送を受信したことを契機として、自動的に、前記第1識別情報を前記主携帯端末装置へ送信することを特徴とする。
無線放送受信装置が災害報知放送を受信したことに連動して、これを契機として自動的に第1識別情報を主携帯端末装置へ送信し、さらにこれに連動して、自動的に主携帯端末装置から、直接、あるいは、サーバ装置を介して、提示手段へ第1識別情報を送信することで、防災報知システムのユーザによる操作を必要とせずに、自動的に第1識別情報が提示手段へ送信される。この構成によれば、例えば、ユーザが就寝中だった場合であっても、災害報知放送が発信された直後にユーザの所在を把握することができる。
また、本発明による無線放送受信装置は、予め把握された設置場所に設置されるものであって、主携帯端末装置と通信するための近距離無線通信手段と、災害の発生を報知する災害報知放送を含む無線放送を受信するための無線放送受信手段と、個体を識別するための第1識別情報を記憶する記憶手段と、前記無線放送受信手段によって受信した無線放送を音として出力する音出力手段と、前記近距離無線通信手段を介して、前記第1識別情報を主携帯端末装置へ送信するための第1制御手段と、を有することを特徴とする。
昨今の主携帯端末装置は、何らかの近距離無線通信手段を備えているものが多い。また、防災行政無線システムは、災害経験のある地方公共団体などを中心に普及が進んでおり、上部地方公共団体、あるいは、近隣の地方公共団体との連携性を高める手段として、インターネットなどの通信ネットワークへの接続手段を備えているものも多い。本発明による無線放送受信装置を用いることで、防災行政無線システムが既に導入されていて、ユーザが主携帯端末装置をすでに保有している場合に、上述した防災報知システムを比較的容易に構築することができる。
本発明によれば、GPSなどに基づく位置情報の取得を不要とすることで主携帯端末装置の消費電力の低減を図るとともに、このような位置情報を取得しなくても主携帯端末装置の所在を把握することができる防災報知システム、あるいは、このような防災報知システムに好適に用いることができる無線放送受信装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る防災報知システムの構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る防災報知システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施例に係る防災報知システム1について、図1を用いて説明する。この防災報知システム1は、主に、無線放送受信装置11、主携帯端末装置12、副携帯端末装置13、および、防災行政無線システム15とこれに含まれる提示手段14から構成され、これらの間を、近距離無線通信、および、通信ネットワークとしての携帯端末ネットワーク16を用いて接続することで形成されている。
無線放送受信装置11は、いわゆるラジオ放送受信機の態様をなすものであって、少なくとも、第1近距離無線通信手段111、無線放送受信手段112、音出力手段113、記憶手段114、第1制御手段115を有するものである。無線放送受信装置11は、ポータブル型や据置型など、いかなる形態のものであってもよいが、災害に伴って発生することが想定される停電に対応するために、乾電池や、充電可能なバッテリーなど、商用電源以外の電源による動作が可能なものが好ましい。
無線放送受信装置11は、予め把握された設置場所に設置されている。「予め把握された設置場所に設置されている」とは、それぞれの無線放送受信装置11に対する第1識別情報と設置場所とが関連付けて把握されている状態にあることを指す。設置場所を把握する方法として、例えば、ユーザが無線放送受信装置11を購入した際に、無線放送受信装置11を設置する住居や場所の住所を第1識別情報と関連付けて登録する、あるいは、地方公共団体が管轄内の居住者に無線放送受信装置11を配布する際に配布対象者の住所を第1識別情報と関連付けて記録する、などが挙げられる。
第1近距離無線通信手段111は、消費電力が極めて低いBLE(Bluetooth Low Energy)による通信を行うためのものであって、BLEによる通信に必要なデバイスやアンテナなどが一体的に実装されたBLEモジュールである。BLEモジュールは、送信するべき情報が所定の態様の電気信号として外部から入力されると、その入力された情報をBLEの規定に則った電波信号として送信する機能と、BLEの規定に則った電波信号として受信した情報に基づいて、その情報を所定の態様の電気信号として外部へ出力する機能とを併せ持つものである。なお、本発明における近距離無線通信として、ブルートゥースの他に、無線LANやZigBee(登録商標)なども用い得るが、消費電力がBLEによる通信よりも高くなることが想定される。
無線放送受信手段112は、一般のラジオ放送と、災害の発生を報知する各種の災害報知放送を受信することができる無線放送受信手段112を有しており、また、無線放送受信手段112によって受信した放送の内容に基づいて音を出力するためのスピーカやイヤホンなどの音出力手段113を有している。災害報知放送には、例えば、気象庁が発信する緊急地震速報や津波警報に基づく放送などが含まれる。これら災害報知放送は、典型的にはFMラジオ放送によって放送されるが、これに限定されるものではない。無線放送受信装置11は、待機状態にある無線放送受信装置11の電源を自動的に投入する制御を伴う緊急警報放送に対応したものであってもよい。
記憶手段114は、フラッシュメモリに代表されるような不揮発性メモリである。第1識別情報は、それぞれの無線放送受信装置11に対して固有に付与された識別情報であり、例えば、製造段階で記憶手段114に書き込まれるシリアル番号である。この第1識別情報に基づいて、無線放送受信装置11の個体を識別することができる。
第1制御手段115は、CPU、ROM、RAMなどを備える公知なワンチップマイコンであって、ROMに保存されている実行プログラムの内容に従って所定の動作を行うものである。なお、ROMはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成される場合が多く、この場合、この不揮発性メモリの領域の一部を上述した記憶手段114として用いてもよい。
第1制御手段115は、無線放送受信手段112が災害報知放送を受信したことを検知すると、これを契機として自動的に次の動作を行う。
・第1近距離無線通信手段111へ、後述する副携帯端末装置13に対して端末識別情報の送信を要求するための信号を出力する。(これに伴って、近距離無線通信によって、副携帯端末装置13へ向けて、端末識別情報の送信を要求する信号が送信される)
・近辺に副携帯端末装置13が存在していた場合は、所定の時間内に副携帯端末装置13から端末識別情報が送信されてくるので(このための構成については後述する)、送信されてきた端末識別情報を一時的に保存する。なお、近辺に副携帯端末装置13が存在してない場合は、所定の時間内に端末識別情報が送信されてこない。
・記憶手段114から第1識別情報を読み出して、その第1識別情報と、副携帯端末装置13から送信されてきた端末識別情報がある場合は、その端末識別情報とを第1近距離無線通信手段111へ出力する。(これに伴って、近距離無線通信によって、第1識別情報と端末識別情報が主携帯端末装置12へと送信される)
主携帯端末装置12は、スマートフォンであって、少なくとも、第2近距離無線通信手段121、第2制御手段123、第1通信ネットワーク接続手段122を有する。主携帯端末装置12は、スマートフォン以外のものでもよく、これらの各手段を有する携帯電話やタブレット端末であってよい。なお、主携帯端末装置12は、それぞれの主携帯端末装置12に対応する固有の端末識別情報を有していてもよい。
第2近距離無線通信手段121は、上述した無線放送受信装置11の第1近距離無線通信手段111と同様なBLEによる通信を行うためのBLEモジュールであって、第1近距離無線通信手段111から送信されてきた第1識別情報を含む電波信号を受信すると、受信した第1識別情報を、所定の態様の電気信号として第2制御手段123へ向けて出力する。
第2制御手段123は、第1制御手段115と同様の構成からなるワンチップマイコンである。第2制御手段123は、第2近距離無線通信手段121から第1識別情報が出力されてきたことを検知すると、これを契機として自動的に、その第1識別情報に対して、主携帯端末装置12内に保存されている情報の中の必要な情報や、携帯端末ネットワーク16上で取り扱うために必要な情報などを付加した第2識別情報を生成して、その第2識別情報を、後述する第1通信ネットワーク接続手段122へと出力するように動作する。本実施例に係る防災報知システム1においては、主携帯端末装置12内に保存されている主携帯端末装置12の電話番号情報を含めて第2識別情報を生成するように動作するようにしている。
第1通信ネットワーク接続手段122は、通信ネットワークとしての携帯端末ネットワーク16に接続するためのアンテナやデバイスなどを含ものであり、第2制御手段123によって生成された第2識別情報に基づく情報を、携帯端末ネットワーク16上に存在する受信相手へ向けて送信する。なお、通信ネットワークは、携帯端末ネットワーク16に限定されず、防災報知システム1が対象とする範囲を無線や有線によってカバーすることのできる各種の通信ネットワークであってよく、例えば、インターネットも好適に用い得る。用いる通信ネットワークに応じて、第1通信ネットワーク接続手段122を、その通信ネットワークに対応できるものとすればよい。
副携帯端末装置13は、概ね、上述した主携帯端末装置12に準じたものであり、それぞれの副携帯端末装置13に対応する固有の端末識別情報を有している。副携帯端末装置13は、第3近距離無線通信手段131として、主携帯端末装置12における第2近距離無線通信手段121と同様なBLEによる通信を行うためのBLEモジュールを有している。この第3近距離無線通信手段131によって無線放送受信装置11との間で近距離無線通信が可能であり、無線放送受信装置11側からの要求に応じて、上述した端末識別情報を無線放送受信装置11へ向けて送信することができる。
提示手段14は、第2通信ネットワーク接続手段141、第3制御手段142、表示手段143を有している。提示手段14は、第2通信ネットワーク接続手段141によって、携帯端末ネットワーク16に接続されている。
表示手段143は、任意の情報を表示可能な液晶ディスプレイであって、この液晶ディスプレイ上に、第2通信ネットワーク接続手段141によって取得した第2識別情報に含まれる第1識別情報と主携帯端末装置12の電話番号とが表示される。防災報知システム1の運用者などがこの表示を確認することによって、その第1識別情報に対応する無線放送受信装置11の設置場所の近辺に主携帯端末装置12があることを知ることができる。また、状況によって必要であれば、表示される主携帯端末装置12の電話番号へ打電することによって、ユーザの安否確認を行うことができる。防災報知システム1の運用者の典型例は、地方公共団体における災害発生時の対応を行う部門である。
本実施例における提示手段14は、公知な防災行政無線システム15に含まれて構成されている。一般的に、防災行政無線システム15は、これを保有して運用する地方公共団体の役所などの中に設置されるシステム操作部151と、管轄する地域内に配置された少なくとも1つの拡声器等からなる拡声報知手段152を備える。災害が発生すると、災害に係る情報、あるいは、これに応じた避難情報などの情報をシステム操作部151から拡声報知手段152へ送り、それに応じて拡声報知手段152から発せられる音声によって、管轄地域内に居住する住民に対して、これらの情報を報知するものである。このような防災行政無線システム15のシステム操作部151には、必要な情報を表示するために液晶ディスプレイからなる表示装置が備えられているので、この表示装置を本発明における提示手段14の表示手段143として用いている。
このように、防災行政無線システム15を利用して本発明を実施することで、防災行政無線システム15のシステム操作部151が設置されている地方公共団体の役所内などにおいて、第1識別情報が防災行政無線システム15に含まれる表示手段143に提示されることを確認することをもって、事前に把握されている無線放送受信装置11の設置場所、例えば住居内に、居住者がいるであろうことを把握することができる。とりわけ、深夜・早朝など、居住者が在宅している可能性の高い時間帯であれば、防災報知システム1によって、多くの居住者の所在確認が可能となる。
なお、防災行政無線システム15がない場合や、防災行政無線システム15のシステム操作部151に表示装置が備えられていない場合であっても、携帯端末ネットワーク16に接続可能で第1識別情報を提示することが可能な提示手段14があれば、本発明を実施することができる。
なお、表示手段143は、液晶ディスプレイに限定されず、プラズマディスプレイなど他の態様の表示装置であってよい。また、表示装置のように視覚によって情報を伝えるもの以外に、スピーカ等から音を出力して情報を読み上げるなど、聴覚によって情報を伝えるものであってよい。
第2通信ネットワーク接続手段141は、主携帯端末装置12における第1通信ネットワーク接続手段122と同等なものであり、携帯端末ネットワーク16に接続するためのアンテナやデバイスなどを含む。本実施例における防災行政無線システム15は、第2通信ネットワーク接続手段141によって、主携帯端末装置12の第1通信ネットワーク接続手段122から携帯端末ネットワーク16を介して送信されてくる第2識別情報を取得することができる。
第3制御手段142は、第1制御手段115と同様の構成からなるワンチップマイコンである。第3制御手段142は、第2通信ネットワーク接続手段141が第2識別情報を取得したことを検知すると、それを契機として自動的に、その第2識別情報に含まれる、第1識別情報と主携帯端末装置12の電話番号とを提示するように動作する。
以上のような構成からなる防災報知システム1の動作について、気象庁から緊急地震速報が発信された仮定の下で、
(a)無線放送受信装置11の近辺に副携帯端末装置13が存在していない場合
(b)無線放送受信装置11の近辺に副携帯端末装置13が存在している場合
の2つのケースに分けて説明する。
(a)無線放送受信装置11の近辺に副携帯端末装置13が存在していない場合
次に示す順で動作する。
1)無線放送受信手段112が、緊急地震速報を受信する。
2)第1制御手段115が、緊急地震速報の受信を検知し、これを契機として自動的に、第1近距離無線通信手段111へ、副携帯端末装置13に対して端末識別情報の送信を要求するための信号を出力する。
3)第1近距離無線通信手段111が、副携帯端末装置13に対して端末識別情報の送信を要求するための信号を送信する。
4)近辺に副携帯端末装置13が存在していないため、所定時間内に副携帯端末装置13から端末識別情報が送信されてこない。したがって、第1制御手段115は端末識別情報を一時保存しない。
5)第1制御手段115が、第1識別情報のみを第1近距離無線通信手段111へと出力する。
6)第1近距離無線通信手段111が、第1識別情報を、主携帯端末装置12の第2近距離無線通信手段121へと送信する。
7)第2近距離無線通信手段121が、第1識別情報を受信して主携帯端末装置12の第2制御手段123へ出力する。
8)第2制御手段123が、第2近距離無線通信手段121から第1識別情報が出力されてきたことを検知し、これを契機として自動的に、第1識別情報と主携帯端末装置12に対応する電話番号を含む第2識別情報を生成して、主携帯端末装置12の第1通信ネットワーク接続手段122へと出力する。
9)第1通信ネットワーク接続手段122が、第2識別情報を提示手段14の第2通信ネットワーク接続手段141へ向けて送信する。
10)第2通信ネットワーク接続手段141が、第2識別情報を受信して提示手段14の第3制御手段142へと出力する。
11)第3制御手段142が、第2通信ネットワーク接続手段141から第2識別情報が出力されてきたことを検知し、これを契機として自動的に、第2識別情報に含まれる第1識別情報と主携帯端末装置12に対応する電話番号とを抽出して、提示する。
12)提示手段14に第1識別情報が提示される。
以上の動作の結果、提示手段に提示される第1識別情報を確認することをもって、無線放送受信装置11の設置場所の近辺に第1識別情報に対応する主携帯端末装置12が存在していることを把握することができる。また、必要に応じて提示手段14に提示される電話番号に打電することもできる。
また、第1制御手段115が、緊急地震速報の受信を検知し、これを契機として自動的に、一連の動作が行われる。したがって、防災報知システム1のユーザによる操作を必要とせずに、自動的に第1識別情報が提示手段14へ送信されるので、例えば、ユーザが就寝中だった場合であっても、災害報知放送が発信された直後にユーザの所在を把握することができる。
(b)無線放送受信装置11の近辺に副携帯端末装置13が存在している場合
次に示す順で動作する。
1)無線放送受信手段112が、緊急地震速報を受信する。
2)第1制御手段115が、緊急地震速報の受信を検知し、これを契機として自動的に、第1近距離無線通信手段111へ、副携帯端末装置13に対して端末識別情報の送信を要求するための信号を出力する。
3)第1近距離無線通信手段111が、副携帯端末装置13に対して端末識別情報の送信を要求するための信号を送信する。
4)第1制御手段115が、近辺に存在する副携帯端末装置13から所定時間内に送信されてくる端末識別情報を一時保存する。
5)第1制御手段115が、第1識別情報と一時保存した端末識別情報とを第1近距離無線通信手段111へと出力する。
6)第1近距離無線通信手段111が、第1識別情報と端末識別情報とを主携帯端末装置12の第2近距離無線通信手段121へと送信する。
7)第2近距離無線通信手段121が、第1識別情報と端末識別情報とを受信して主携帯端末装置12の第2制御手段123へ出力する。
8)第2制御手段123が、第2近距離無線通信手段121から第1識別情報(と端末識別情報)が出力されてきたことを検知し、これを契機として自動的に、第1識別情報と主携帯端末装置12に対応する電話番号と端末識別情報とを含む第2識別情報を生成して、主携帯端末装置12の第1通信ネットワーク接続手段122へと出力する。
9)第1通信ネットワーク接続手段122が、第2識別情報を提示手段14の第2通信ネットワーク接続手段141へ向けて送信する。
10)第2通信ネットワーク接続手段141が、第2識別情報を受信して提示手段14の第3制御手段142へと出力する。
11)第3制御手段142が、第2通信ネットワーク接続手段141から第2識別情報が出力されてきたことを検知し、これを契機として自動的に、第2識別情報に含まれる第1識別情報と主携帯端末装置12に対応する電話番号と端末識別情報を抽出して、提示する。
12)提示手段14に第1識別情報と端末識別情報が提示されることをもって、無線放送受信装置11の設置場所の近辺に、第1識別情報に対応する主携帯端末装置12と端末識別情報に対応する副携帯端末装置13とが存在していることが把握される。
上述した(b)のケースは、災害時の避難所や集会所などのように、本発明による防災報知システムの複数のユーザが集まり得る場所に無線放送受信装置が設置されている場合を想定したものである。このようなケースでは、1台の無線放送受信装置11の近辺に、複数の携帯端末装置が存在し、これらが無線放送受信装置11との間で近距離無線通信が可能な状態にある可能性が高いと想定される。このような場合、無線放送受信装置11と通信可能な状態にある副携帯端末装置13を特定することのできる端末識別情報を、無線放送受信装置11の内部で取りまとめた上で1台の主携帯端末装置12へ送信し、この端末識別情報を第2識別情報に含めて主携帯端末装置12から送信する方が合理的なシステムとすることができる。
なお、複数の携帯端末装置の中から、主携帯端末装置12を特定するために、無線放送受信装置11の内部に、予め主携帯端末装置12を識別するための情報が予め登録されている。これに代えて、例えば、主携帯端末装置12も端末識別情報を有している前提で、無線放送受信装置11に最初に接続した携帯端末装置を主携帯端末装置12として取り扱うようにしてもよい。この場合は、都度、主携帯端末装置11となる携帯端末装置が変わり得るので、無線放送受信装置11に接続している主携帯端末装置12と副携帯端末装置13の両方に対応する端末識別情報を送信するようにするとよい。このようにすることで、どの携帯端末装置が主携帯端末装置12となってもすべての携帯端末装置の所在を把握することができる。
上述した(a),(b)の両方のケースにおいて、一連の動作の中で、従来のように、携帯端末装置に内蔵されているGPSなどに基づく位置情報を取得する必要がないので、携帯端末装置の消費電力が低減される。したがって、災害に伴って停電が発生して携帯端末装置の充電が困難な場合であっても、携帯端末装置の稼働時間を長くすることができる。
次に、本発明の第2実施例に係る防災報知システム1について、図2を用いて説明する。この防災報知システム1は、主に、無線放送受信装置11、主携帯端末装置12、サーバ装置21、防災行政無線システム15とこれに含まれる提示手段14から構成され、上述した第1実施例の場合と同様に、これらの間を、近距離無線通信、および、携帯端末ネットワーク16を用いて接続することで形成されている。
第2実施例に係る防災報知システム2と、上述した第1実施例に係る防災報知システム1との相違点は、主携帯端末装置12と提示手段14との間の通信経路にあり、第2実施例に係る防災報知システム2においては、この通信経路上にサーバ装置21を備えている。これ以外の構成は、第1実施例と同等である。したがって、図2において、第1実施例と同一な部分に対しては図1と同一な符号を付与して示している。
サーバ装置21は、少なくとも、情報記憶手段211、第3通信ネットワーク接続手段212、第4制御手段213を有している。サーバ装置21は、携帯端末ネットワーク16に接続されている。
情報記憶手段211は、例えば、ハードディスクなどの大容量情報記憶装置であって、種々の情報を大量に蓄積することができ、かつ、外部からの電気信号による命令に基づいて、所望する情報を読み出すことができるものである。
情報記憶手段211には、ユーザが主携帯端末装置12を用いて所定の登録操作を行うことによって予め登録した災害発生時の連絡先の情報が、それぞれの主携帯端末装置12に関連付けて保存されていてもよい。このような連絡先の情報は、例えば、家族や知人の保有する携帯端末装置などに対応したメールアドレスや電話番号である。
第3通信ネットワーク接続手段212は、上述した主携帯端末装置12における第1通信ネットワーク接続手段122と同等なものである。サーバ装置21は、第3通信ネットワーク接続手段212によって、携帯端末ネットワーク16に接続されており、主携帯端末装置12と提示手段14からアクセスすることができる。
第4制御手段213は、上述した第1制御手段115と同様の構成からなるワンチップマイコンである。第4制御手段213は、携帯端末ネットワーク16を介した所定の電気信号としてのサーバ装置21への書き込み命令や読み出し命令などに応じて、携帯端末ネットワーク16から取得した情報を保存したり、情報記憶手段211の中に蓄積されている情報を携帯端末ネットワーク16へ出力したりするように動作する。
また、例えば、偶発的な電磁ノイズの発生などに起因する一時的な通信障害など、何らかの理由で提示手段14の通信状態が一時的に悪くなり、第2識別情報が提示手段14へ送達されなかったことを検知した場合に、その第2識別情報をサーバ装置21内に一時的に保存しておき、その後、通信状態が正常な状態に復旧したことを検知した時点で、その第2識別情報を出力するように動作する。このようにすることで、防災報知システム2の情報伝達に係る信頼性を改善することができる。
また、上述したように、情報記憶手段211に災害発生時の連絡先の情報が予め登録されているので、災害が発生して無線放送受信装置11の第1制御手段115が災害報知放送を受信したことを検知した後、上述した第1実施例の場合の動作と同様に、それを契機として自動的に、無線放送受信装置11が設置されている場所の近辺に主携帯端末装置12が存在していることを示す情報を、登録された連絡先へ通知するように動作する。この通知によって、予め登録されていた通知相手が、ユーザの所在を把握することができる。
本発明は、防災報知システム、あるいは、防災報知システムに用いるための無線放送受信装置において好適に利用することができる。
1 防災報知システム
11 無線放送受信装置
111 第1近距離無線通信手段
112 無線放送受信手段
113 音出力手段
114 記憶手段
115 第1制御手段
12 主携帯端末装置
121 第2近距離無線通信手段
122 第1通信ネットワーク接続手段
123 第2制御手段
13 副携帯端末装置
131 第3近距離無線通信手段
14 提示手段
141 第2通信ネットワーク接続手段
142 第3制御手段
143 表示手段
15 防災行政無線システム
151 システム操作部
152 拡声報知手段
16 携帯端末ネットワーク(通信ネットワーク)
2 防災報知システム
21 サーバ装置
211 情報記憶手段
212 第3通信ネットワーク接続手段
213 第4制御手段

Claims (9)

  1. 予め把握された設置場所に設置された無線放送受信装置と、
    近距離無線通信手段によって前記無線放送受信装置と通信可能であり、通信ネットワークに接続可能な主携帯端末装置と、
    前記通信ネットワークに接続可能な提示手段と、
    を含む防災報知システムであって、
    前記無線放送受信装置は、
    災害の発生を報知する災害報知放送を含む無線放送を受信するための無線放送受信手段と、
    前記無線放送受信手段によって受信した無線放送を音として出力する音出力手段と、
    それぞれに対応して個体を識別するための第1識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記近距離無線通信を介して、前記第1識別情報を前記主携帯端末装置へ送信するための第1制御手段と、を有し、
    前記主携帯端末装置は、少なくとも前記第1識別情報を含む第2識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記提示手段へ送信するための第2制御手段を有し、
    前記提示手段は、前記第2識別情報に含まれる前記第1識別情報を提示する
    ことを特徴とする防災報知システム。
  2. 予め把握された設置場所に設置された無線放送受信装置と、
    近距離無線通信手段によって前記無線放送受信装置と通信可能であり、通信ネットワークに接続可能な主携帯端末装置と、
    前記通信ネットワークに接続されているサーバ装置と、
    前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置にアクセス可能な提示手段と、
    を含む防災報知システムであって、
    前記無線放送受信装置は、
    災害の発生を報知する災害報知放送を含む無線放送を受信するための無線放送受信手段と、
    前記無線放送受信手段によって受信した無線放送を音として出力する音出力手段と、
    それぞれに対応して個体を識別するための第1識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記近距離無線通信を介して、前記第1識別情報を前記主携帯端末装置へ送信するための第1制御手段と、を有し、
    前記主携帯端末装置は、少なくとも前記第1識別情報を含む第2識別情報を、前記通信ネットワークを介してサーバ装置へ送信するための第2制御手段を有し、
    前記サーバ装置は、前記第2識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記提示手段へ送信するための第3制御手段を有し、
    前記提示手段は、前記第2識別情報に含まれる前記第1識別情報を提示する
    ことを特徴とする防災報知システム。
  3. 前記防災報知システムは、防災行政無線システムをさらに含み、
    前記提示手段は、前記防災行政無線システムに含まれてなる
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の防災報知システム。
  4. 前記防災報知システムは、前記近距離無線通信手段によって前記無線放送受信装置と通信可能な副携帯端末装置をさらに含み、
    前記副携帯端末装置は、それぞれに対応して個体を識別するための端末識別情報を有しており、
    前記第1制御手段は、前記無線放送受信装置と通信可能な状態にある前記副携帯端末装置に対応する前記端末識別情報を前記主携帯端末装置へさらに送信し、
    前記第2識別情報は、前記端末識別情報をさらに含み、
    前記提示手段は、前記第2識別情報に含まれる前記端末識別情報をさらに提示する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の防災報知システム。
  5. 前記近距離無線通信手段は、ブルートゥースを用いた通信手段である
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の防災報知システム。
  6. 前記第2識別情報は、前記主携帯端末装置に対応する電話番号情報をさらに含み、
    前記提示手段は、前記第2識別情報に含まれる前記電話番号情報をさらに提示する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の防災報知システム。
  7. 前記第1制御手段は、前記無線放送受信手段によって災害報知放送を受信したことを契機として、自動的に、前記第1識別情報を前記主携帯端末装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の防災報知システム。
  8. 予め把握された設置場所に設置された無線放送受信装置であって、
    主携帯端末装置と通信するための近距離無線通信手段と、
    災害の発生を報知する災害報知放送を含む無線放送を受信するための無線放送受信手段と、
    それぞれに対応して個体を識別するための第1識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記無線放送受信手段によって受信した無線放送を音として出力する音出力手段と、
    前記近距離無線通信手段を介して、前記第1識別情報を主携帯端末装置へ送信するための第1制御手段と、を有する
    ことを特徴とする無線放送受信装置。
  9. 前記近距離無線通信手段は、ブルートゥースを用いた通信手段である
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線放送受信装置。
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