JP2001069098A - データ放送方法、データ放送システム、放送装置および受信装置 - Google Patents

データ放送方法、データ放送システム、放送装置および受信装置

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JP2001069098A
JP2001069098A JP23941399A JP23941399A JP2001069098A JP 2001069098 A JP2001069098 A JP 2001069098A JP 23941399 A JP23941399 A JP 23941399A JP 23941399 A JP23941399 A JP 23941399A JP 2001069098 A JP2001069098 A JP 2001069098A
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Masahito Mori
正仁 森
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ放送番組を構成する各ページの視聴者
数や視聴率などの情報を、迅速かつ正確に検知する。 【解決手段】 放送装置1のインフォメーションサーバ
12は、受信者側でどのページが選択されたかの情報を
返信するよう受信装置を制御する制御情報を所定のフォ
ーマットに変換し、これをマルチプレクサ13に供給し
て、データ放送番組の放送信号に含めて放送する。デー
タ放送番組を受信選局した受信装置は、放送信号に含ま
れる制御情報に応じて、受信者側でどのページが選択さ
れたかの情報をインターラクティブチャンネル3を通じ
て放送装置1のインターラクションマネージャ16に返
信する。インターラクションマネージャー16は、返信
されてきたページについての情報を集計するなどして、
データ放送番組の各ページの視聴者数や視聴率を求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信者側で選択
が可能な複数のページを有するデータ放送番組を放送す
る場合のデータ放送方法、データ放送システム、この方
法、システムに用いる放送装置および受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビ放送番組の視聴率調査
が行われている。この視聴率調査は、例えば、予め決め
られた複数の調査対象者のそれぞれについて、所定のタ
イミング毎に、どの放送チャンネルを選局しているかを
調べることにより行なわれる。そして、各放送チャンネ
ルを選局している調査対象者(視聴者)の調査対象者全
体における割合を求めることによりテレビ放送番組の視
聴率が求められる。
【0003】アナログテレビ放送の場合、1放送チャン
ネルでは、同じ時間に1つのテレビ放送番組しか放送で
きないので、予め決められたタイミングで、各調査対象
者がどの放送チャンネルを選局しているかが分かれば、
その放送チャンネルで放送されているテレビ放送番組の
視聴率が求められる。この視聴率は、テレビ放送番組の
注目度(人気度)などを判断する上で、重要な資料とな
る。
【0004】また、テレビ放送番組の視聴率調査とは異
なるが、インターネットを通じて提供されるいわゆるホ
ームページの中には、そのホームページがアクセスされ
た回数の累積値を保持するようにし、この累積値をその
ホームページにアクセスしてきたユーザに通知するよう
にしているものがある。ホームページの利用者は、その
ホームページが今までに何回アクセスされているかを知
ることにより、そのホームページの注目度を知ることが
できる。
【0005】このように、テレビ放送番組の視聴率も、
ホームページがアクセスされた回数の累積値も、テレビ
放送番組やホームページの注目度などを知る上で有効な
資料となるものである。そして、テレビ放送番組の視聴
率は、同じタイミングで、複数の調査対象者のそれぞれ
にについて、選局している放送チャンネルを調べること
により求められるのに対し、インターネットのホームペ
ージがアクセスされた回数の累積値は、そのホームペー
ジが例えば開設されてから現時点までにアクセスされた
回数をホームページが格納されているサーバ側で累積す
ることにより求められるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、デジ
タルテレビ放送が行なわれるようになってきている。こ
のデジタルテレビ放送は、映像(動画、静止画)、音
声、文字データ、処理プログラムなどの各種の情報をデ
ジタルデータとして放送するものである。そして、デジ
タルテレビ放送により、受信者側で選択することにより
視聴が可能とされる情報のまとまり(以下、この情報の
まとまりをこの明細書では「ページ」という。)を複数
個有するようにされたコンテンツであるいわゆるデータ
放送番組の放送(データ放送)が行なわれるようになっ
てきている。
【0007】つまり、データ放送の場合、同じ放送チャ
ンネルを選局した複数の視聴者は、選択可能とされた複
数のページの中から、自分が必要とする情報を提供する
ページを選択し、その選択したページの情報を視聴する
ことができるようにされる。したがって、複数の視聴者
が同じデータ放送番組を視聴するようにしていても、選
択したページが異なれば、異なる情報の提供を受けるこ
とになる。この点が、同じ放送チャンネルを選局した複
数の視聴者は、その放送チャンネルを通じて放送されて
いる同じテレビ放送番組の同じシーンを同時に視聴する
従来のアナログテレビ放送の場合とは異なる。
【0008】例えば、音楽番組のデータ放送番組を例に
して説明すると、以下のようにして、各視聴者は自分が
目的とする情報が提供されるページを視聴することがで
きるようにされる。データ放送番組を視聴する場合に
は、デジタル放送に対応した専用受信装置(セットトッ
プボックス)が用いられる。そして、目的とする音楽デ
ータ放送番組を放送している放送チャンネルを選局する
と、図7Aに示すように、専用受信装置に接続されたモ
ニタ受像機の表示画面Gには、その音楽データ放送番組
の最初のページ、この例の場合には動画の演奏シーンが
表示されるとともに、その演奏シーンに応じた音声が放
音される。
【0009】そして、図7Aに示す例の場合には、画面
Gの左下側に、その最初のページから選択が可能な他の
ページを選択するためのアイコン(使用者からの指示入
力を受け付けるための絵文字)が表示される。この例の
場合には、演奏者のプロフィール情報を表示するページ
を選択するためのプレーヤアイコンA1と、放送されて
いる楽曲の解説を表示するページを選択するための曲解
説アイコンA2と、放送されている楽曲の歌詞を表示す
るページを選択するための歌詞アイコンA3とが表示さ
れる。
【0010】そして、視聴者は、専用受信装置のリモー
トコマンダ(遠隔操作装置)を操作することにより、目
的とするページに対応するアイコンを選択する。例え
ば、図7Aにおいて、曲解説アイコンA2を選択する
と、専用受信装置に接続されたモニタ受像機の表示画面
Gには、図7Bに示すように、最初のページに変えて、
曲解説ページが表示される。
【0011】そして、図7Bに示す例の場合には、戻り
アイコンB1を選択することにより、図7Aに示した最
初のページに戻ることができ、最初のページから選択が
可能な、プレーヤアイコンA1や歌詞アイコンA3や、
あるいは、再度、曲解説アイコンA2を選択するなどし
て、視聴者が自由に必要な情報を提供するページを表示
画面Gに表示することができるようにされる。
【0012】つまり、データ放送番組は、図8に示すよ
うに、第1ページ、第2ページ、第3ページ、第4ペー
ジ、…というように、視聴者により選択可能とされた複
数のページを有している。また、各ページに、そのペー
ジから選択可能なページを設けて、階層的な構造のデー
タ放送番組が構成されることもある。
【0013】このような複数のページを有するデータ放
送番組の放送方式としては、図9に示すように、各ペー
ジを構成するためのデータや、アイコン情報などを、カ
ルーセルとよばれる同じデータを繰り返し放送する技術
を用いて放送するなどのことが行われる。そして、デー
タ放送の受信装置においては、視聴者からの指示に応じ
たページを形成する情報(ページを構成するパーツ)だ
けを取り込んで、これを再生することにより、図7に示
すたように、視聴者により選択されたページが提供する
ようにされる。
【0014】そして、前述したように複数のページを有
するデータ放送の場合には、アナログテレビ放送の場合
の視聴率や、ホームページのアクセスされた回数の累積
値のように、単に放送番組やホームページの注目度を調
査するのではなく、データ放送番組を構成する各ページ
についても視聴率などを調べたいとする要求がある。
【0015】つまり、図9を用いて前述したカルーセル
とよばれる技術を用いる場合、あまり視聴されないペー
ジが含まれている場合、その人気のないページの情報も
繰り返し送信される。したがって、人気のないページの
分、人気のあるページを形成する情報が繰り返し送信さ
れるまでにかかる時間が長くなる。この場合、人気のあ
るページを選択して視聴可能となるまでの待ち時間が長
くなってしまう。
【0016】このため、不人気であるページについて
は、放送回数を減らしたり、あるいは、削除したりする
とともに、人気のあるページについては、頻繁に伝送す
るようにするなど、カルーセルの構成を柔軟に変更し、
視聴者のニーズに応じて、より効率的にデータ放送を行
うようにすることが重要になる。もちろん、人気のない
ページを調べて、そのページを魅力的なものに作り直す
などの必要も生じる。このように、データ放送の場合に
は、単に放送チャンネルの視聴率だけでなく、データ放
送番組を構成する各ページごとの視聴率を得ることが非
常に重要となる。
【0017】しかし、放送メディアを通じて放送される
データ放送番組の各ページについての注目度(人気度)
を知る手立てがない。インターネットのホームページの
場合でも、ホームページを構成する各項目ページについ
てまで、アクセスカウントを取ることは行われていな
い。
【0018】以上のことにかんがみ、この発明は、デー
タ放送番組を構成する各ページの視聴者数や視聴率など
の情報を、迅速かつ正確に検知することができるデータ
放送方法、データ放送システム、放送装置および受信装
置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明にデータ放送方法は、複数の
ページからなるデータ放送番組をそのうちの1ページを
受信者側で選択可能な状態で放送し、受信者側では、選
択指示したページ毎に情報の提供を受けることができる
ようにするデータ放送方法であって、前記データ放送番
組を放送する放送装置は、受信者側でどのページが選択
されたかの情報を返信するように、前記データ放送番組
を受信する受信装置を制御する制御情報を、前記データ
放送番組の放送信号に含めて放送し、前記データ放送番
組を受信する受信装置は、前記データ放送番組の放送信
号に含まれる前記制御情報に応じて、受信者側でどのペ
ージが選択されたかの情報を、所定の通信路を通じて前
記放送装置に返信することを特徴とする。
【0020】この請求項1に記載のデータ放送方法によ
れば、受信装置において、受信したデータ放送番組の放
送信号に含まれる制御情報が抽出され、この抽出された
制御情報に応じて、当該受信装置の使用者(視聴者)
が、どのページを選択して視聴するようにしたかを示す
情報が、当該データ放送番組を放送している放送装置に
所定の通信路を通じて返信される。
【0021】これにより、放送装置においては、受信装
置から返信されてくる受信者側でどのページを選択舌か
の情報に基づいて、放送しているデータ放送番組が有す
る複数のページごとの視聴者数や視聴率を、データ放送
番組の放送に対し、ほぼリアルタイムに求めることがで
きるようにされる。そして、求めた視聴者数や視聴率な
どの情報に基づいて、視聴者数や視聴率が低く、注目度
が低いと考えられるページを作り替えたり、あるいは、
削除するなどして、いつでも、視聴者のニーズに応じた
データ放送番組を提供することができるようにされる。
【0022】また、請求項2に記載のデータ放送方法
は、請求項1に記載のデータ放送方法であって、前記制
御情報は、一定時間以上視聴するようにされたページを
特定する情報を前記受信装置に蓄積し、蓄積した前記ペ
ージを特定する情報を、前記どのページが選択されたか
の情報として、一定時間ごとに返信するように制御する
ものであることを特徴とする。
【0023】この請求項2に記載のデータ放送方法によ
れば、一定時間以上視聴するようにされたページを特定
する情報が受信装置のメモリに蓄積され、これが一定時
間ごとにデータ放送番組を放送している放送装置に返信
される。これにより、放送局側においては、一定時間ご
とに、データ放送番組を構成する複数のページのうち、
一定時間以上視聴するようにされたページを特定する情
報を得ることができるようにされる。これにより、視聴
する意思をもって、選択されたページの視聴者数や視聴
率を放送装置側で求めることができるようにされる。
【0024】また、請求項3に記載のデータ放送方法
は、請求項1に記載のデータ放送方法であって、前記制
御情報は、一定時間ごとに、その時視聴するようにされ
ていたページを特定する情報を、前記どのページが選択
されたかの情報として返信するように制御するものであ
ることを特徴とする。
【0025】この請求項3に記載のデータ放送方法によ
れば、一定時間ごとに、その時に視聴するようにされて
いるページを特定する情報が放送装置に返信される。こ
れにより、データ放送番組を放送している放送装置は、
一定時間ごとに、そのとき視聴するようにされているペ
ージを特定する情報を得ることができるようにされる。
これにより、一定時間ごとに、その時視聴する用にされ
ていたページの視聴者数や視聴率を放送装置側で求める
ことができるようにされる。
【0026】また、請求項4に記載のデータ放送方法
は、請求項1、請求項2または請求項3に記載のデータ
放送方法であって、前記データ放送番組を放送する放送
装置は、前記受信装置から前記通信路を通じて返信され
てくる受信者側においてどのページが選択されたかの情
報を収集して解析し、その解析結果を前記データ放送番
組の放送信号に含めて放送することを特徴とする。
【0027】この請求項4に記載のデータ放送方法によ
れば、放送装置においては、受信者側でどのページが選
択されたかの情報を収集して、解析することにより、デ
ータ放送番組の各ページごとの視聴者数や視聴率が求め
られる。そして、この求められた視聴者数や視聴率がデ
ータ放送番組の放送信号に含められて放送され、放送し
ているデータ放送番組の各ページごとの視聴者数や視聴
率などの情報を視聴者に通知することができるようにさ
れる。
【0028】また、請求項5に記載のデータ放送方法
は、複数のページからなるデータ放送番組をそのうちの
1ページを受信者側で選択可能な状態で放送し、受信者
側では、選択指示したページ毎に情報の提供を受けるこ
とができるようにするデータ放送方法であって、前記デ
ータ放送番組を受信する受信装置は、自己が有する機能
により、前記データ放送番組の前記複数のページのう
ち、受信者側でどのページが選択されたかの情報を、所
定の通信路を通じて、前記データ放送番組を放送してい
る放送装置に返信することを特徴とする。
【0029】この請求項5に記載のデータ放送方法によ
れば、受信装置が有する機能によって、当該受信装置の
使用者(視聴者)が、どのページを選択したかの情報
が、当該データ放送番組を放送している放送装置に所定
の通信路を通じて返信される。
【0030】これにより、放送装置は、受信装置が有す
る機能によって、受信装置から返信されてくる情報に基
づいて、放送しているデータ放送番組が有する複数のペ
ージごとの視聴者数や視聴率を、データ放送番組の放送
と平行して、ほぼリアルタイムに求めることができるよ
うにされる。
【0031】そして、求めた視聴者数や視聴率などの情
報に基づいて、視聴者数や視聴率が低く、注目度が低い
と考えられるページを作り替えたり、あるいは、削除す
るなどして、いつでも、視聴者のニーズに応じたデータ
放送番組を提供することができるようにされる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明によるデータ放送方法、データ放送システム、放送装
置および受信装置の一実施の形態について説明する。以
下に説明する実施の形態のデータ放送システムは、この
発明によるデータ放送方法が適用されたものであり、こ
の発明による放送装置と、この発明による受信装置とを
有するものである。
【0033】[第1の実施の形態] [放送装置について]図1は、この実施の形態のデータ
放送システムの放送装置1を説明するための図である。
この実施の形態の放送装置1は、図9を用いて前述した
ように、同じデータを繰り返し送信するようにするカル
ーセルとよばれる技術を用いて、受信者側で選択が可能
な複数のページを有するデータ放送番組を放送するもの
である。
【0034】図1に示すように、この実施の形態の放送
装置1は、ビデオ信号およびオーディオ信号のエンコー
ダ11と、インフォメーションサーバ12と、マルチプ
レクサ13と、変調部14と、送信アンテナ15と、イ
ンターラクションマネージャー16とを備えている。ま
た、インフォメーションサーバ12とインターラクショ
ンマネージャー16とは局内ネットワーク17によって
接続されている。
【0035】そして、インターラクションマネージャー
16は、後述するデータ放送の受信装置とインターラク
ションチャンネル3を通じて接続されている。このイン
ターラクションチャンネル3は、電話回線やインターネ
ット、あるいは、専用回線などの各種の通信メディアを
用いることができるようにされており、この実施の形態
においては、例えば、電話回線が用いられる。
【0036】そして、データ放送番組は、図7を用いて
前述したように、動画や静止画の映像情報(ビデオ信
号)、音声情報(オーディオ信号)、文字情報、アイコ
ン情報、各ページを形成する処理手順を示すページ形成
指示情報などからなっている。この実施の形態におい
て、ページ形成指示情報は、例えば、各ページごとに、
どの映像情報(ビデオ信号)や文字情報やアイコン情報
を、どのように表示して提供するか、どの音声情報を提
供するか、どのアイコンが選択されたときには、どのペ
ージを表示するかなどの処理手順を指示すものである。
【0037】このページ形成指示情報は、例えば、スク
リプトやプログラムとして作成されるが、この実施の形
態においては、スクリプトとして作成されるものとして
説明する。また、スクリプトとして作成されるページ形
成指示情報は、具体的には、HTML(Hyper T
ext Markup Language)や、MHE
G(Multimedia and Hypermed
ia CodingExperts Group)方式
とよばれるマルチメディアとハイパーメディア情報オブ
ジェクトの符号化表現方式などが用いられて記述され
る。
【0038】なお、この実施の形態において、スクリプ
トとして作成されるページ形成指示情報は、MHEG方
式によって記述されたものとして説明する。すなわち、
この実施の形態において、データ放送番組が有する各ペ
ージは、MHEG方式のスクリプトとして作成されたも
のである。
【0039】したがって、所定のページに表示される映
像情報や文字情報、所定のページに対応して提供するよ
うにされる音声情報、あるいは、アイコン情報などに
は、識別情報が付加され、後述する受信装置において、
カルーセル方式で放送されている情報の中から、スクリ
プトに応じて必要な情報だけを抽出して、ユーザにより
選択されたページを形成して提供するなどのことができ
るようにしている。
【0040】さらに、この実施の形態において、データ
放送番組の放送信号には、各ページ毎に、そのページが
受信者側で選択され、一定時間以上視聴された場合に、
そのページの識別情報を、そのデータ放送番組を受信、
選局した受信装置のメモリに蓄積するようにし、この蓄
積した情報を視聴履歴情報として、一定時間ごとに、前
述したインターラクティブチャンネル3を通じて放送装
置1に返信するように受信装置を制御する返信制御情報
が含められている。
【0041】この返信制御情報もまた、MHEG方式の
スクリプトとして作成されたものである。そして、その
ページが選択され、一定時間以上視聴するようにされた
場合に、そのページの識別情報を受信装置のメモリに蓄
積し、さらに、一定時間ごとに、メモリに蓄積された識
別情報を放送装置1に返信するようにするスクリプト
が、例えば、データ放送番組の各ページを形成するため
のスクリプトに含められるようにされる。このように、
この実施の形態においては、ページ形成指示情報と、返
信制御情報とを有する一連の処理手順を示す情報が、ス
クリプトして形成される。
【0042】このように、映像情報、音声情報、文字情
報、アイコン情報、スクリプトなどからなるデータ放送
番組は、データ放送番組の制作会社(データ放送番組の
提供者)により作成される。そして、作成されたデータ
放送番組の映像情報(ビデオ信号)Vdや音声情報(オ
ーディオ信号)Auは、図1に示す放送装置1のエンコ
ーダ11に供給される。また、この実施の形態において
は、文字情報やアイコン情報、スクリプトなどの各種の
データが、インフォメーションサーバ12に供給され
る。
【0043】エンコーダ11は、これに供給されたビデ
オ信号Vd、オーディオ信号Auを符号化(エンコー
ド)し、符号化したビデオ信号、オーディオ信号をマル
チプレクサ13に供給する。また、インフォメーション
サーバ12は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピ
ュータであり、文字情報、アイコン情報、スクリプトな
どの各種のデータを予め決められた形式のフォーマット
に変換し、フォーマット変換したデータをマルチプレク
サ13に供給する。
【0044】マルチプレクサ13は、符号化されたビデ
オ信号、オーディオ信号、および、所定のフォーマット
に変換された各種のデータを多重化し、図9を用いて前
述したように、カルーセル方式で送信するデータ放送番
組の多重化信号を形成する。ここで形成されたデータ放
送番組の多重化信号は、変調部14に供給される。
【0045】変調部14は、これに供給されたデータ放
送番組の多重化信号を所定の変調方式で変調するととも
に、増幅するなどの処理を行って、データ放送番組の放
送信号を形成する。変調部14において形成された放送
信号は、送信アンテナ(送信部)15に供給され、この
送信アンテナ15を通じて放送される。
【0046】このようにして、データ放送番組が放送さ
れるのであるが、この実施の形態において、データ放送
番組の放送信号には、前述したように、データ放送番組
が有する複数のページのうち、一定時間以上視聴するよ
うにされたページの識別情報を受信装置に蓄積するよう
にし、蓄積した情報を視聴履歴情報として一定時間ごと
に、所定の通信網を通じて放送装置1に通知するように
するスクリプト(返信制御情報)が含められている。
【0047】そして、後述するこの実施の形態の受信装
置は、視聴履歴情報を通知するようにするスクリプトに
応じて、一定時間以上視聴したページの視聴履歴情報
が、この実施の形態においては、放送装置1と後述する
受信装置との間を結ぶインターラクティブチャンネル3
を通じて、放送装置1のインターラクションマネージャ
ー16に供給される。
【0048】インターラクションマネージャー16は、
CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータであり、
受信装置からインフォメーションチャンネル3を通じて
送信されてくる視聴履歴情報を受信して集計するなどの
処理を行い、データ放送番組の各ページごとに視聴者数
や視聴率を求める。求めた視聴者数や視聴率などの情報
は、インターラクションマネージャー16に接続された
例えばモニタ受像機やプリンターなどの出力装置を介し
て、放送局側の担当者やデータ放送番組の提供者に提供
される。
【0049】また、詳しくは後述するが、この実施の形
態の放送装置1において、インフォメーションサーバ1
2は、インターラクティブマネージャー16において求
められた視聴者数や視聴率をデータ放送番組の放送信号
に含めることができるものであり、これによって、デー
タ放送番組の放送とリアルタイムに、そのデータ放送番
組の各ページごとの視聴者数や視聴率などを視聴者側
(受信者側)に通知するようにしている。
【0050】このように、この実施の形態の放送装置1
は、受信者側でどのページが選択されたかの情報を、放
送装置1に送信するように制御するスクリプトをデータ
放送番組に含めて送信するようにしている。この実施の
形態においてスクリプトは、データ放送番組の提供者に
より予め作成されたものである。
【0051】しかし、初めから視聴履歴情報を放送装置
1に戻すスクリプトを付加しておくのではなく、データ
放送の放送時に、例えば、インフォメーションサーバ1
2により、データ放送番組の目的とするページについて
の視聴履歴情報を放送装置1に返信するようにするスク
リプトを作成し、これをデータ放送番組の放送信号に含
めて放送することもできる。
【0052】したがって、この実施の形態の放送装置1
は、例えば、インフォメーションサーバ12の機能によ
り、必要なときに、必要なページについてだけ、視聴履
歴情報を収集するようにしたり、データ放送番組のスク
リプトを変更したり、削除したりすることができるもの
である。
【0053】このように、放送装置1は、スクリプトの
生成および生成したスクリプトのデータ放送番組の放送
信号への追加を行うことができるとともに、既にデータ
放送番組の放送信号に含まれているスクリプトの変更や
削除を行う機能をも備えたものである。
【0054】なお、この放送装置1から放送されるデー
タ放送番組の放送信号は、多数の受信者側の受信装置に
より受信されて利用される。したがって、多数の受信装
置からインターラクティブチャンネル3を介して、視聴
履歴情報が返信されてくる。これに対応するため、図1
に示したように、インターラクティブマネージャー16
は、複数の処理装置を有するようにする場合もある。
【0055】[受信装置について]図2は、この実施の
形態のデータ放送システムの受信装置2を説明するため
のブロック図であり、図1を用いて前述した放送装置1
から放送されるデータ放送番組を受信することができる
ものである。
【0056】図2に示すように、この実施の形態の受信
装置2は、受信アンテナ21と、チューナ部22と、復
調部23と、デマルチプレクサ24と、ビデオ信号およ
びオーディオ信号のデコーダ25と、データデコーダ2
6と、出力情報形成部27と、ビデオ信号の出力端子2
8Vと、オーディオ信号の出力端子28Aと、コントロ
ール部30と、モデム31と、メモリ32と、タイマー
33と、リモコン信号受光部34とを備えている。コン
トロール部30は、CPU、ROM、RAMなどを備え
たマイクロコンピュータであり、この実施の形態の受信
装置2の各部を制御するものである。
【0057】受信アンテナ21を通じて受信された放送
信号は、チューナ22に供給される。チューナ部22に
は、コントロール部30からの選局制御信号に応じた放
送チャンネルを選局する。ここで選局制御信号は、リモ
ートコマンダ40、リモコン信号受光部34を通じて、
コントロール部30に供給された視聴者(この受信装置
2の使用者)からの選局指示情報に応じて、コントロー
ル部30において形成されるものである。
【0058】これにより、データ放送番組を放送してい
る放送チャンネルを選局した場合には、データ放送番組
の放送信号が、チューナ部22から復調部23に供給さ
れる。以下、図1を用いて前述した放送装置1から放送
されたデータ放送番組を、この実施の形態の受信装置2
が受信、選局するようにした場合について説明する。
【0059】そして、復調部23は、受信、選局された
放送信号、この場合には、データ放送番組の放送信号を
復調し、復調した放送信号をデ・マルチプレクサ24に
供給する。デ・マルチプレクサ24は、コントロール部
30からの制御信号に基づいて、カルーセル方式のデー
タ放送番組の放送信号から、必要な情報を抽出する。そ
して、この実施の形態において、デ・マルチプレクサ2
4は、データ放送番組が選局された直後においては、デ
ータ放送番組のメインページ(第1ページ)を形成する
ための情報を抽出する。
【0060】そして、デ・マルチプレクサ24により抽
出された情報のうち、ビデオ信号とオーディオ信号と
は、ビデオ信号およびオーディオ信号のデコーダ25に
供給され、その他のデータ、例えば、文字情報やアイコ
ン情報、スクリプトなどは、データデコーダ26に供給
される。
【0061】ビデオ信号およびオーディオ信号のデコー
ダ25は、ビデオ信号、オーディオ信号を所定の方式で
デコードし、これを出力情報形成部27に供給する。ま
た、データデコード部26は、これに供給された文字情
報、アイコン情報、スクリプトなどをデコードする。そ
して、データデコーダ26によりデコードされた情報の
うち、ページを構成する情報である文字情報やアイコン
情報などは、出力情報形成部27に供給され、スクリプ
トは、コントロール部30に供給される。
【0062】この実施の形態において、コントロール3
0は、いわゆるMHEGエンジンと呼ばれるMHEG方
式で記載されたスクリプトを実行する機能を備えてい
る。そして、コントロール30により、データデコーダ
26からのMHEG方式で記載されたスクリプトが実行
される。
【0063】そして、前述したように、スクリプトに
は、目的とするページを形成する処理手順や、視聴履歴
情報を蓄積し、これを所定時間ごとに放送装置1に送信
するようにする処理手順が含まれている。このため、コ
ントロール部30は、実行されるスクリプトに応じて、
データ放送番組のページを形成するようにするための制
御信号を形成し、これを出力情報形成部27に供給す
る。
【0064】また、コントロール部30は、実行される
スクリプトに応じて、視聴者に提供されるページに表示
するようにされるアイコンの選択指示入力を受け付け
て、選択されたアイコンに応じた処理、例えば、他のペ
ージの提供などの処理を行うことができるようにされ
る。
【0065】そして、出力情報形成部27は、コントロ
ール部30からの制御信号に基づいて、データ放送番組
のページを形成する。つまり、出力情報形成部27は、
コントロール部30からの制御信号に基づいて、ビデオ
信号による映像や、文字情報、アイコン情報などからな
る目的とするページの表示情報(ビデオ信号)を形成
し、これをビデオ信号の出力端子28Vを通じて出力す
るとともに、そのページに対応するオーディオ信号をオ
ーディオ信号の出力端子28Aを通じて出力する。
【0066】そして、ビデオ信号の出力端子28Vから
出力されたビデオ信号は、モニタ受像機に供給され、オ
ーディオ信号の出力端子28Aから出力されたオーディ
オ信号は、スピーカに供給される。これにより、例え
ば、図7Aに示したように、データ放送番組のメインペ
ージ(第1ページ)がモニタ受像機の表示画面Gに表示
されて、そのメインページに応じた音声が放音される。
【0067】また、そのメインページから選択が可能と
された他のページの視聴者による選択を受け付けて、こ
の選択に応じたページの情報を、デ・マルチプレクサ2
4が取り込んで、各部が前述した動作を行うことによっ
て、図7Bに示したように、視聴者により選択されたペ
ージの情報を提供する。
【0068】さらに、この実施の形態において、コント
ロール部30は、視聴履歴情報を蓄積し、これを一定時
間ごとに放送装置1に送信するようにするスクリプトに
応じた処理を行う。すなわち、コントロール部3は、視
聴者により一定時間視聴されたページの識別情報を、自
己のメモリ32に蓄積し、これを視聴履歴情報として、
一定時間ごとに、コントロール部30に接続されたモデ
ム31と、インターラクティブチャンネル3を通じて、
放送装置1に送信する。
【0069】このとき、選択されたページが一定時間以
上視聴されたか否か、および、視聴履歴情報を放送装置
1に送信する一定間隔は、コントロール部30に接続さ
れたタイマー33を用いることによって検知することが
できるようにしている。また、この実施の形態において
は、放送装置1に送信された視聴履歴情報は、メモリ3
2から消去され、一定間隔ごとの視聴履歴情報が送信さ
れる。
【0070】これにより、この実施の形態の受信装置2
は、カルーセル方式で放送される複数のページを有する
データ放送番組を受信して、図7A、Bを用いて前述し
たように、メインページ、および、視聴者により選択さ
れたページを視聴できるようにすることができる。ま
た、受信装置2は、視聴されたページについての視聴履
歴情報を一定時間ごとに放送装置1に送信する。
【0071】このように、この実施の形態の受信装置2
は、データ放送番組の放送信号に含まれるスクリプトに
基づいて、複数のページをユーザの指示に応じて提供す
ることができるとともに、データ放送番組の各ページご
との視聴履歴情報を一定時間ごと(例えば、1分ごと)
に放送装置1に送信することができるものである。
【0072】[放送装置1においての視聴履歴情報の解
析処理について]そして、前述もしたように、放送装置
1のインターラクションマネージャー16は、インター
ラクティブチャンネル3を通じて送信されてくる複数の
受信装置2からの視聴履歴情報を受信し、これを時間を
区切って、例えば、1分ごとに集計、解析処理すること
により視聴者数や視聴率を求める。
【0073】この実施の形態において、放送装置1のイ
ンターラクションマネージャー16は、視聴履歴情報と
して送信されてくる各ページの識別情報を、識別情報ご
とにカウントすることにより、一定の期間内における各
ページの視聴者数を求めることができる。
【0074】また、求めた視聴者数を、放送装置1とイ
ンターラクティブチャンネル3を通じて接続された受信
装置2の総数で割り算することにより視聴率を求めるこ
とができる。また、求めた視聴者数を、実際に視聴履歴
情報を送信してきた受信装置2の総数で割り算すること
により、そのデータ放送番組を実際に選局している視聴
者においての各ページごとの視聴率を求めることができ
る。
【0075】これにより、放送装置1においては、デー
タ放送番組の放送とほぼリアルタイムに、そのデータ放
送番組が有する各ページの視聴者数や視聴率が求められ
る。すなわち、データ放送番組が有する複数のページの
うち、例えば、視聴者数が多く注目度の高いページと、
視聴者数が少なく注目度の低い(人気のない)ページと
を迅速に判別することができるようにされる。そして、
注目度の低いページについては、そのページを魅力のあ
るものに作り替えるなどの方策を講じることができる。
【0076】また、放送装置1のエンコーダ11、イン
フォメーションサーバ12、あるいは、マルチプレクサ
13を制御して、注目度の低いページを構成するための
パーツをカルーセル方式で放送するデータ放送番組の放
送信号から除去するようにし、注目度の高いページのパ
ーツをより短い時間間隔で放送するようにし、注目度の
高い(人気の高い)ページを迅速に視聴者に提供できる
ようにすることができる。エンコーダ11、インフォメ
ーションサーバ12、マルチプレクサ13の制御は、図
示しないが、放送装置1のキー操作部を通じて行うこと
ができるようにされる。
【0077】また、注目度の低いページに変えて、注目
度の高いページを放送するようにすることにより、例え
ば、カルーセルの1周期内に注目度の高いページのパー
ツを複数回放送するようにして、注目度の高いページを
迅速に視聴者に提供できるようにすることもできる。
【0078】[視聴者数や視聴率の視聴者への提供]そ
して、この実施の形態においては、前述もしたように、
各受信装置から送信されてくる視聴履歴情報に基づい
て、放送装置1のインターラクションマネージャー16
によって集計される視聴者数や視聴率を、放送装置1の
インフォメーションサーバ12に供給して、現在放送中
のデータ放送番組に含めて放送することにより、視聴者
にも視聴中のデータ放送番組の各ページの視聴者数や視
聴率を通知するようにしている。
【0079】以下においては、データ放送番組の各ペー
ジごとの視聴者数を、そのデータ放送番組を視聴するよ
うにしている視聴者に通知する場合を例にして説明す
る。視聴者数は、前述したように、放送装置1のインタ
ーラクションマネージャ16が、各受信装置2から送信
されてくる視聴履歴情報を集計、解析することにより求
められる。
【0080】そして、求められた各ページごとの視聴者
数は、前述もしたように、局内ネットワーク17を通じ
て、インフォメーションサーバ12に供給される。イン
フォメーションサーバ12は、これに供給された現在放
送中のデータ放送番組の各ページの視聴者数を通知する
ためのスクリプトを作成する。
【0081】図3、図4は、この実施の形態において、
データ放送番組の各ページの視聴者数を通知する場合の
態様を説明するための図である。この実施の形態におい
ては、図3に示すように、現在放送中のデータ放送番組
の各ページの視聴者数を一覧表示できるようにする。ま
た、図4に示すように、各ページの例えば右上端部に、
そのページの視聴者数を表示するようにして、視聴者に
より選択されたページにおいても、そのページの視聴者
数を通知するようにしている。
【0082】このため、この実施の形態の放送装置1の
インフォメーションサーバ12は、インターラクション
マネージャー16からの視聴者数を図3に示すように一
覧表示するためのページを形成するためのスクリプトを
形成する。また、インフォメーションサーバ12は、図
4に示したように、各ページの一部分にそのページの視
聴者数を表示するようにするスクリプトを形成し、これ
を各ページを形成するスクリプトに追加する。
【0083】このようにして、インフォメーションサー
バ12において形成された視聴者数を視聴者に通知する
ためのスクリプトは、インフォメーションサーバ12に
おいて、所定のフォーマットに変換されて、マルチプレ
クサ13に供給され、カルーセル方式のデータ放送番組
の放送信号が形成されて、放送されることになる。
【0084】そして、この実施の形態の放送装置1から
放送されるデータ放送番組の視聴者は、例えば、表紙ペ
ージを選択することにより、図3に示したように、その
データ放送番組の各ページごとの視聴者数を一覧表示し
て見ることができる。そして、この表紙ページにおい
て、目的とするページを選択することにより、選択した
ページの提供を受けることができる。
【0085】この表紙ページは、初めからデータ放送番
組を構成する複数のページのうちの1つとして予め用意
しておき、これにインターラクションマネージャー16
からの視聴者数を加えるようにしてもよいし、前述した
ように、データ放送番組の放送時に、インフォメーショ
ンサーバ12において形成し、データ放送番組の放送信
号に含めるようにしてもよい。
【0086】また、この実施の形態においては、データ
放送番組の各ページごとの視聴者数の一覧表示と、各ペ
ージにおいてのそのページの視聴者数の個別表示との両
方を行うようにしたが、いずれか一方だけを行うように
してももちろんよい。
【0087】このように、この実施の形態のデータ放送
システムの受信装置2からの視聴履歴情報を放送装置1
に送信することにより、放送中のデータ放送番組の各ペ
ージの視聴者数を、そのデータ放送番組の放送とほぼリ
アルタイムに、視聴者に通知することができる。
【0088】そして、新たに視聴者数が求められるごと
に、通知する視聴者数を更新するようにして、常時最新
の視聴者数を通知するためのモジュールを送信するよう
にすることにより、視聴者に対しても、視聴しているデ
ータ放送番組の各ページの視聴者数を、そのデータ放送
番組の放送と平行してほぼリアルタイムに通知すること
ができる。
【0089】ここでは、データ放送番組の各ページの視
聴者数を視聴者に通知する場合を例にして説明したが、
各ページごとの視聴率についても、同様にして視聴者に
通知することができる。もちろん、各ページごとの視聴
者数と視聴率との両方を視聴者に通知することもでき
る。
【0090】[視聴履歴情報の送信処理、視聴履歴情報
の集計、通知処理について]次に、図5、図6のフロー
チャートを参照しながら、この実施の形態の受信装置2
において行なわれる視聴履歴情報の送信処理と、この実
施の形態の放送装置1において行なわれる視聴履歴情報
の集計および通知処理について説明する。
【0091】図5は、この実施の形態の受信装置2にお
いて行なわれる視聴履歴情報の送信処理を説明するため
の図である。この図5に示す処理は、受信装置2に電源
が投入された直後、および、受信装置2において、放送
チャンネルの選局が視聴者によって変えられるごとに行
われる処理である。
【0092】ここで、電源の投入直後においても、この
図5に示す処理を行うのは、この実施の形態の受信装置
2は、いわゆるラストチャンネルメモリ機能を有してお
り、受信装置2に電源が投入された場合には、前回電源
が落とされた直前まで選局されていた放送チャンネルを
自動的に選局する機能を有しているためである。このよ
うに、この実施の形態においては、ラストチャンネルメ
モリ機能により選局されたデータ放送番組についても、
視聴者の指示に応じて選局されたものとして扱うものと
する。
【0093】そして、受信装置2のコントロール部30
は、選局された放送チャンネルを通じて放送されている
放送番組が、データ放送番組か否かを受信選局した放送
信号に含まれる情報に基づいて判別する(ステップS1
01)。
【0094】ステップS101の判別処理において、受
信選局された放送チャンネルの放送番組が、複数のペー
ジを有するデータ放送であると判別したときには、コン
トロール部30は、受信選局したデータ放送番組の放送
信号から抽出されたスクリプト(制御情報)に基づい
て、視聴履歴情報をメモリ32に登録する登録命令を実
行する(ステップS102)。このステップS102の
処理は、受信選局されたデータ放送番組のページが、一
定時間以上視聴するようにされた場合に、そのページの
識別情報を受信装置2のメモリ32に登録(格納)する
処理である。
【0095】そして、コントロール部30は、前述した
ように、放送信号から抽出されたスクリプトに基づい
て、自己のメモリ32に蓄積した視聴履歴情報を、モデ
ム32、インターラクティブチャンネル3を通じて、放
送装置1に送信する命令を実行して、蓄積した視聴履歴
情報を放送装置1に送信し(ステップS103)、この
図5に示す処理を終了する。
【0096】このようにして、この実施の形態の受信装
置2においては、受信選局したデータ放送番組を形成す
る放送信号に含まれるスクリプトに応じて、視聴者によ
り選択されたページの視聴履歴情報を放送装置1に送信
することができるようにされる。そして、受信装置2か
らの視聴履歴情報は、放送装置1のインターラクション
マネージャ16により受信されて、集計される。
【0097】なお、ステップS101の判別処理におい
て、受信選局した放送番組が、複数のページを有するデ
ータ放送番組でなかった場合には、何もすることなく図
5に示す処理を終了し、デジタル放送のビデオ信号とオ
ーディオ信号とからなるテレビ番組が提供されることに
なる。
【0098】図6は、放送装置1において行なわれる受
信装置2から送信されてくる視聴履歴情報の集計処理お
よび集計結果の視聴者への通知処理について説明するた
めのフローチャートである。図6に示す処理は、放送装
置1が、データ放送番組を放送している場合に放送装置
1において行われる処理である。
【0099】放送装置1がデータ放送番組を放送してい
る場合には、インラーラクションマネージャー16は、
常時動作が可能な状態とされ、視聴者側の多数の受信装
置2から送信されてくる視聴履歴情報を受信する(ステ
ップS201)。そして、受信した視聴履歴情報に基づ
いて、現在放送中のデータ放送番組の各ページの視聴者
数や視聴率を求め、求めた各ページごとの視聴者数や視
聴率を局内ネットワーク17を通じてインフォメーショ
ンサーバ12に供給する(ステップS202)。
【0100】インフォメーションサーバ12は、インタ
ーラクションマネージャー16からの各ページごとの視
聴者数や視聴率を、現在放送中のデータ放送番組の放送
信号に含めるようにするスクリプトを形成し、これをマ
ルチプレクサ13に供給する(ステップS203)。
【0101】これにより、視聴者側の多数の受信装置2
から視聴履歴情報に基づいて、インターラクションマネ
ージャー16により求められた現在放送中のデータ放送
番組の各ページごとの視聴者数や視聴率が、データ放送
番組を通じて、視聴者に通知するよにされる。つまり、
データ放送番組の各ページの視聴者数や視聴率が、視聴
者にフィードバックされる。
【0102】このように、放送装置1と受信装置2とを
有するこの実施の形態のデータ放送システムは、放送装
置1から受信装置2へデータ放送番組を放送する放送チ
ャンネル(下りチャンネル)と、受信装置2から放送装
置1に視聴履歴情報を送信するインターラクティブチャ
ンネル(上りチャンネル)を備えたインターラクティブ
(双方向)放送を行うことができるものである。
【0103】そして、データ放送番組の放送信号に視聴
履歴情報を受信装置2から放送装置1に送信するように
するするスクリプトを含めることにより、放送している
データ放送番組の各ページごとの視聴者数や視聴率を放
送装置1が求め、放送局側において、放送しているデー
タ放送番組の各ページごとの視聴者数や視聴率を、放送
しているデータ放送番組に対応して、ほぼリアルタイム
に知ることができる。
【0104】これにより、前述もしたように、放送局側
においては、ページごとの視聴者数や視聴率に基づい
て、よく視聴されている人気のあるページと、あまり視
聴されていない人気のないページと知り、データ放送番
組の人気ないページについては、その内容を変更するな
どの方策を迅速に講じることができる。
【0105】また人気のないページについては、放送し
ないようにすることにより、カルーセル方式で放送する
データ放送番組を人気の比較的に高いページを効率よく
放送できるようにし、人気のあるページを視聴者が選択
してから実際に視聴可能となるまでの待ち時間を短縮す
るようにすることができる。
【0106】また、人気のないページに変えて、人気の
あるページの情報をカルーセルの1周期内に複数回放送
するようにするなど、カルーセル方式で放送するデータ
放送番組のページを入れ替えるなどの方策を講じること
もできる。
【0107】また、放送装置1が求めたデータ放送番組
の視聴者数や視聴率を、データ放送番組の放送信号に含
めて放送することにより、視聴者に対しても、選局して
いるデータ放送番組の各ページについての視聴者数や視
聴率を通知することができる。これにより、視聴者は、
人気のあるページを優先的に視聴するなどのことができ
る。
【0108】また、前述の実施の形態においては、一定
時間以上選択されたままとなったページ、つまり、一定
時間以上視聴するようにされたページについての視聴履
歴情報を蓄積し、放送装置1に送信するようにした。こ
のようにすることによって、視聴者が視聴する意思な
く、選択してすぐに他のページに変えられたページにつ
いては、視聴者数や視聴率が上がることはない。したが
って、データ放送番組の各ページについて、実質的な視
聴者数や視聴率を求めることができる。
【0109】なお、一定時間以上視聴するようにされた
ページについての視聴履歴情報を受信装置2から放送装
置1に送信するのではなく、一定時間毎に、そのとに視
聴するようにされていたページの識別情報を放送装置1
に送信するようにしてもよい。
【0110】この場合には、一定時間毎に、そのとに視
聴するようにされていたページの識別情報を放送装置1
に送信するように受信装置2を制御するようにするスク
リプトをデータ放送番組の放送信号に含めて放送するよ
うにすればよい。このようにすることによって、一定時
間ごとのタイミングにおいて、そのタイミングにおい
て、視聴するようにされていたページについの視聴者数
や視聴率を求めることができる。
【0111】また、前述の実施の形態においては、視聴
履歴情報や所定のタイミングにおいて視聴されていたペ
ージの識別情報を放送装置1に送信するように受信装置
2を制御するための制御情報を、スクリプトとして作成
し、これをデータ放送番組の放送信号に含めて送信する
ようにした。しかし、これに限るものではない。
【0112】視聴履歴情報や所定のタイミングにおいて
視聴されていたページの識別情報を放送装置1に送信す
るように受信装置2を制御するための制御情報を、例え
ば、Java(ジャバ)言語(米国、サン・マイクロシ
ステムズ社において開発されたプログラミング言語)で
プログラムとして作成し、このプログラムをデータ放送
番組の放送信号に含めて送信するようにしてもよい。
【0113】この場合には、受信装置2において、デー
タ放送番組の放送信号に含まれるプログラムを抽出し、
これを実行する機能を設けるようにしておけばよい。も
ちろん、プリグラミング言語は、Javaに限るもので
はなく、各種のプログラミング言語を用いることができ
る。
【0114】[第2の実施の形態]前述した第1の実施
の形態においては、データ放送番組の放送信号に含まれ
るスクリプトやプログラムに応じて、受信装置2が、視
聴履歴情報などのデータ放送番組の各ページごとの視聴
者数や視聴率を求めるための情報を送信するようにし
た。
【0115】しかし、受信装置にデータ放送番組の各ペ
ージについての視聴履歴情報などを放送装置に送信する
ようにする機能を、例えばソフトウエアなどにより実現
して搭載するようにしておけば、データ放送番組の放送
信号に、視聴履歴情報などを放送装置に送信するように
するスクリプトやプログラムを含めて放送する必要もな
い。
【0116】この第2の実施の形態のデータ放送システ
ムは、データ放送番組の各ページについての視聴履歴情
報などを放送装置に送信するようにする機能を備えた受
信装置を用いることによって、データ放送番組の放送信
号には、視聴履歴情報などを放送装置に送信するように
受信装置を制御する情報を含めて送信しないようにした
ものである。
【0117】しかし、この第2の実施の形態のデータ放
送システムの放送装置や受信装置が、図1に示した第1
の実施の形態の放送装置1や図2に示した第1の実施の
形態の受信装置2とは異なる構成となるものではない。
したがって、この第2の実施の形態のデータ放送システ
ムも、図1に示した放送装置1と、図2に示した受信装
置2とを有するものとして、図1、図2を参照しなが
ら、この第2の実施の形態のデータ放送システムについ
て説明する。
【0118】この第2の実施の形態の放送装置1は、前
述した第1の実施の形態の放送装置1と同様にして、デ
ータ放送番組の放送信号を形成して送信するものであ
る。しかし、この第2の実施の形態においては、視聴者
数や視聴率を求めるための視聴履歴情報などの放送装置
1に送信するように受信装置2の制御するためのスクリ
プトやプログラムは存在しない。
【0119】このため、この第2の実施の形態の放送装
置1は、データ放送番組の各ページを形成するためのス
クリプトやプログラム、ビデオ信号、オーディオ信号、
文字情報、アイコン情報などからなるカルーセル方式の
放送信号を形成して送信するものである。
【0120】そして、この第2の受信装置2の例えばコ
ントロール部30が備えるROMには、データ放送番組
が受信選局された場合に、一定時間以上視聴するように
されたページの識別情報を、受信装置のメモリ32に蓄
積し、例えば一定時間ごとにメモリ32に蓄積した視聴
履歴情報を放送装置1に送信するようにするプログラム
が格納されている。
【0121】この受信装置2のROMに格納されている
プログラムが、この受信装置2に電源が投入された直後
や、放送チャンネルの選局が変えられるごとに実行され
る。これにより、一定時間以上視聴するようにされたペ
ージの識別情報が、受信装置2のメモリ32に蓄積さ
れ、この蓄積された情報が視聴履歴情報として、一定時
間ごとに、モデム31、インターラクティブチャンネル
3を通じて放送装置1に送信される。
【0122】そして、放送装置1においては、前述した
第1の実施の形態の場合と同様に、インターラクティブ
チャンネル3を通じて送信されてくる視聴履歴情報をイ
ンターラクションマネージャー16が受信して集計し、
放送中のデータ放送番組の各ページごとの視聴者数や視
聴率を求める。
【0123】インターラクションマネージャー16によ
り求められたデータ放送番組の各ページごとの視聴者数
や視聴率は、前述した第1の実施の形態の場合と同様
に、例えば、インターラクションマネージャー16に接
続されたモニタ受像機やプリンタ装置を通じて、放送局
側の担当者などの提供することができる。
【0124】また、インターラクションマネージャー1
6により求められたデータ放送番組の各ページごとの視
聴者数や視聴率などを局内ネットワーク17を通じてイ
ンフォメーションサーバ12に供給する。これにより、
インフォメーションサーバ12は、データ放送番組の各
ページごとの視聴者数や視聴率を視聴者に通知するため
のスクリプトやプログラムを形成し、これをデータ放送
番組の放送信号に含めて放送するようにすることによ
り、データ放送番組の視聴者にも、そのデータ放送番組
の各ページの視聴者数や視聴率をデータ放送を通じて通
知することができる。
【0125】なお、この第2の実施の形態においても、
一定時間ごとに、そのとき視聴する用にされていたペー
ジの識別情報を放送装置1に送信するようにするプログ
ラムを用意しておくことにより、一定時間ごとのタイミ
ングにおいて、その時視聴するようにされていたページ
の視聴者数や視聴率を求めるようにすることができる。
【0126】なお、この第2の実施の形態においては、
データ放送番組の各ページについての視聴履歴情報など
を放送装置に送信するようにするプログラムを受信装置
2のコントロール部30が備えるROMに予め格納して
おくものとして説明したが、これに限るものではない。
【0127】例えば、インターラクティブチャンネル3
を通じて、放送局側から各視聴者の受信装置2に、デー
タ放送番組の各ページについての視聴履歴情報などを放
送装置に送信するようにするプログラムを送信する。受
信装置2においては、インターラクティブチャンネル3
を通じて送信されてきたプログラムをモデム31を介し
てコントロール部30に取り込み、コントロール部30
のROMやRAMに格納し、これを用いるようにするこ
ともできる。
【0128】したがって、ページごとの視聴者数や視聴
率を調べたいデータ放送番組を放送する直前に、視聴履
歴情報など放送装置1に送信するようにするプログラム
を受信装置に提供し、目的とするデータ放送番組の各ペ
ージごとの視聴者数や視聴率を求めるようにすることも
できる。
【0129】また、データ放送番組の放送信号とは別
に、視聴履歴情報など放送装置1に送信するようにする
プログラムを放送チャンネル(下りチャンネル)を用い
て放送し、これを各視聴者の受信装置2により受信し
て、受信装置2のコントロール部30のRAMなどに格
納し、これを用いるようにすることもできる。
【0130】このように、データ放送番組の放送信号
に、視聴履歴情報など放送装置1に送信するようにする
スクリプトやプログラムを含めない場合には、データ放
送番組のカルーセル方式の放送信号の構成を簡単にする
ことができる。
【0131】なお、前述の第1、第2の実施の形態にお
いては、データ放送番組の各ページごとの視聴者数や視
聴率を求めるようにしたが、同じ方法を用いて、データ
放送番組自体(データ放送チャンネル)の視聴者数や視
聴率を求めるようにすることもできる。
【0132】また、前述の実施の形態においては、受信
装置は、視聴者によって指示されたページを形成するた
めのページを、その都度放送信号から抽出するものとし
て説明した。しかし、受信装置が、比較的に記憶容量の
大きなメモリを有している場合には、データ放送番組の
すべてのデータを取り込んで、この取り込んだデータの
中から必要な情報を抽出するようにする場合にも、この
発明を適用することができる。
【0133】この場合、例えば、内容が変更されたペー
ジがある場合には、そのページの情報だけ、あるいは、
変更された情報だけを取り込むようにするなど、更新さ
れた情報を随時取り込むことができるようにしておけば
よい。また、視聴者数や視聴率など随時に変わる情報だ
けを取り込んで、視聴者に提供することができるように
しておけばよい。
【0134】また、前述した第1の実施の形態の場合に
は、データ放送番組の視聴者すべてを対象とする場合に
適し、前述した第2の実施の形態の場合には、例えば、
受信装置の購入時に視聴者数や視聴率の調査を行うこと
に同意した一部の視聴者を対象とする場合に適してい
る。
【0135】しかし、いずれの場合であっても、例え
ば、放送信号に視聴者数や視聴率の調査に同意するか否
かの選択指示入力を行うようにするスクリプトやプログ
ラムを含めておき、同意した視聴者のみを対象にして視
聴者数や視聴率の調査を行うようにすることもできる。
【0136】また、前述の実施の形態においては、受信
者側でどのページが選択されたかの情報として、選択さ
れたページの識別情報を返信するようにしたが、これに
限るものではない。例えば、受信者側で行われたページ
の選択指示情報など、放送装置側において、受信者側で
選択されたページを特定することができる情報を、受信
者側でどのページが選択されたかの情報として返信する
ようにしてもよい。
【0137】また、受信装置から放送装置に返信する情
報に、選択されたページを特定する情報のほか、そのペ
ージが選択されてからの時間など、各種の情報を付加し
て返信するようにすることもできる。この場合には、放
送装置側において、ページごとの視聴時間などを把握す
ることができる。
【0138】また、放送装置側から受信者側に、どのペ
ージが選択されたかの情報の蓄積指示と、その情報の返
信指示を与えるようにして、受信者側でどのページが選
択されたかの情報を一定時間蓄積し、これを所定のタイ
ミングで放送装置側に返信するように制御することもで
きる。すなわち、放送装置側からの指示により、受信装
置においての情報の蓄積と返信を制御することができ
る。
【0139】また、前述の実施の形態においては、視聴
履歴情報などを返信するように制御する返信制御情報
を、ページを形成するスクリプトに付加するものとして
説明したが、これに限るものではなく、ページを形成す
るスクリプトなどの情報とは別に、制御情報だけをひと
まとまりの情報として放送するようにしてもよい。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、データ放送番組の各ページごとの視聴者数や視聴率
を、簡単かつ迅速に求めることができる。そして、求め
た視聴者数や視聴率に基づいて、人気のないページを作
り替えたりするなどの方策を講じることができる。ま
た、人気のないページを削除したり、人気のあるページ
のペーツを複数回放送するようにして、人気のあるペー
ジを迅速に視聴者に提供するようにすることができる。
【0141】また、データ放送番組の各ページごとの視
聴者数や視聴率を、そのデータ放送番組を通じて視聴者
に提供することができる。これにより、受信選局された
データ放送番組の各ページの注目度を視聴者に通知する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデータ放送システムのこの発明
による放送装置の一実施の形態を説明するためのブロッ
ク図である。
【図2】この発明によるデータ放送システムのこの発明
による受信装置の一実施の形態を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】データ放送番組の各ページの視聴者数の一覧表
示画面(ページ)の一例を説明するための図である。
【図4】データ放送番組の各ページの視聴者数の表示例
を説明するための図である。
【図5】図2に示した受信装置において行われる視聴履
歴情報の放送装置への送信処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】図1に示した放送装置において行われる視聴履
歴情報の集計および視聴者への通知処理を説明するため
のフローチャートである。
【図7】データ放送番組について説明するための図であ
る。
【図8】データ放送番組の構造を説明するための図であ
る。
【図9】データ放送番組の放送方式の例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…放送装置、…ビデオ信号およびオーディオ信号のエ
ンコーダ、12…インフォメーションサーバ、13…マ
ルチプレクサ、14…変調部、15…送信アンテナ(送
信部)、16…インターラクションマネージャー、17
…局内ネットワーク、2…受信装置、21…受信アンテ
ナ、22…チューナ部、23…復調部、24…デマルチ
プレクサ、25…ビデオ信号およびオーディオ信号のデ
コーダ、26…データデコーダ、27…出力情報形成
部、28V…ビデオ信号の出力端子、28A…オーディ
オ信号の出力端子28A、30…コントロール部、31
…モデム、32…メモリ、33…タイマー、34…リモ
コン信号受光部、3…インターラクティブチャンネル

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のページからなるデータ放送番組をそ
    のうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送
    し、受信者側では、選択指示したページ毎に情報の提供
    を受けることができるようにするデータ放送方法であっ
    て、 前記データ放送番組を放送する放送装置は、受信者側で
    どのページが選択されたかの情報を返信するように、前
    記データ放送番組を受信する受信装置を制御する制御情
    報を、前記データ放送番組の放送信号に含めて放送し、 前記データ放送番組を受信する受信装置は、前記データ
    放送番組の放送信号に含まれる前記制御情報に応じて、
    受信者側でどのページが選択されたかの情報を、所定の
    通信路を通じて前記放送装置に返信することを特徴とす
    るデータ放送方法。
  2. 【請求項2】前記制御情報は、一定時間以上視聴するよ
    うにされたページを特定する情報を前記受信装置に蓄積
    し、蓄積した前記ページを特定する情報を、前記どのペ
    ージが選択されたかの情報として、一定時間ごとに返信
    するように制御するものであることを特徴とする請求項
    1に記載のデータ放送方法。
  3. 【請求項3】前記制御情報は、一定時間ごとに、その時
    視聴するようにされていたページを特定する情報を、前
    記どのページが選択されたかの情報として返信するよう
    に制御するものであることを特徴とする請求項1に記載
    のデータ放送方法。
  4. 【請求項4】前記データ放送番組を放送する放送装置
    は、前記受信装置から前記通信路を通じて返信されてく
    る受信者側においてどのページが選択されたかの情報を
    収集して解析し、その解析結果を前記データ放送番組の
    放送信号に含めて放送することを特徴とする請求項1、
    請求項2または請求項3に記載のデータ放送方法。
  5. 【請求項5】複数のページからなるデータ放送番組をそ
    のうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送
    し、受信者側では、選択指示したページ毎に情報の提供
    を受けることができるようにするデータ放送方法であっ
    て、 前記データ放送番組を受信する受信装置は、自己が有す
    る機能により、前記データ放送番組の前記複数のページ
    のうち、受信者側でどのページが選択されたかの情報
    を、所定の通信路を通じて、前記データ放送番組を放送
    している放送装置に返信することを特徴とするデータ放
    送方法。
  6. 【請求項6】前記データ放送番組を受信する受信装置
    は、一定時間以上視聴するようにされたページを特定す
    る情報を蓄積し、蓄積した前記ページを特定する情報
    を、前記どのページが選択されたかの情報として、一定
    時間ごとに返信することを特徴とする請求項5に記載の
    データ放送方法。
  7. 【請求項7】前記データ放送番組を受信する受信装置
    は、一定時間ごとに、その時選択されて視聴するように
    されていたページを特定する情報を、前記どのページが
    選択されたかの情報として返信することを特徴とする請
    求項5に記載のデータ放送方法。
  8. 【請求項8】前記データ放送番組を放送する放送装置
    は、前記受信装置から前記通信路を通じて返信されてく
    る受信者側でどのページが選択されたかの情報を収集し
    て解析し、その解析結果を前記データ放送番組の放送信
    号に含めて放送することを特徴とする請求項5、請求項
    6または請求項7に記載のデータ放送方法。
  9. 【請求項9】複数のページからなるデータ放送番組をそ
    のうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送す
    る放送装置と、前記放送装置からの前記データ放送番組
    の放送信号を受信して、使用者により選択指示されたペ
    ージ毎に情報を提供するようにする受信装置とを備える
    データ放送システムであって、 放送装置は、 受信者側でどのページが選択されたかの情報を返信する
    ように、前記受信装置を制御する制御情報を含む前記デ
    ータ放送番組の放送信号を形成する放送信号形成手段を
    備え、 受信装置は、 前記データ放送番組の放送信号から前記制御情報を抽出
    する制御情報抽出手段と、 前記制御情報抽出手段により抽出された前記制御情報に
    基づいて、受信者側でどのページが選択されたかの情報
    を前記放送装置に所定の通信路を通じて返信する返信処
    理手段とを備えることを特徴とするデータ放送システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記制御情報は、一定時間以上視聴する
    ようにされたページを特定する情報を前記受信装置に蓄
    積し、蓄積した前記ページを特定する情報を一定時間ご
    とに返信するように制御するものであり、 前記受信装置は、 時計回路と、 メモリとを備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間以上視聴するようにされていると
    判別したページを特定する情報を前記メモリに蓄積し、
    蓄積した前記ページを特定する情報を、前記どのページ
    が選択されたかの情報として、一定時間ごとに返信する
    ことを特徴とする請求項9に記載のデータ放送システ
    ム。
  11. 【請求項11】前記制御情報は、一定時間ごとに、その
    時、視聴するようにされていたページを特定する情報を
    返信するように制御するものであり、 前記受信装置は、 時計回路を備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間ごとに、その時、視聴されていた
    ページを特定する情報を、前記どのページが選択された
    かの情報として返信することを特徴とする請求項9に記
    載のデータ放送システム。
  12. 【請求項12】前記放送装置は、 前記受信装置から前記通信路を通じて返信されてくる受
    信者側においてどのページが選択されたかの情報を収集
    して解析する解析手段を備え、 前記放送信号形成手段は、前記解析手段からの解析結果
    を含めた前記データ放送番組の放送信号を形成すること
    を特徴とする請求項9、請求項10または請求項11に
    記載のデータ放送システム。
  13. 【請求項13】複数のページからなるデータ放送番組を
    そのうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送
    する放送装置と、前記放送装置からの前記データ放送番
    組の放送信号を受信して、使用者により選択指示された
    ページ毎に情報を提供するようにする受信装置とを備え
    るデータ放送システムであって、 前記放送装置は、 前記データ放送番組の放送信号を形成する放送信号形成
    手段を備え、 前記受信装置は、 受信者側でどのページが選択されたかの情報を、自己が
    有する機能によって、前記放送装置に所定の通信路を通
    じて返信する返信処理手段を備えることを特徴とするデ
    ータ放送システム。
  14. 【請求項14】前記受信装置は、 時計回路と、 メモリとを備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間以上視聴するようにされていると
    判別したページを特定する情報を前記メモリに蓄積し、
    蓄積した前記ページを特定する情報を、前記どのページ
    が選択されたかの情報として、一定時間ごとに返信する
    ことを特徴とする請求項13に記載のデータ放送システ
    ム。
  15. 【請求項15】前記受信装置は、 時計回路を備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間ごとに、その時、視聴されていた
    ページを特定する情報を、前記どのページが選択された
    かの情報として返信することを特徴とする請求項13に
    記載のデータ放送システム。
  16. 【請求項16】前記放送装置は、 前記受信装置から前記通信路を通じて返信されてくる受
    信者側でどのページが選択されたかの情報を収集して解
    析する解析手段を備え、 前記放送信号形成手段は、前記解析手段からの解析結果
    を含む前記データ放送番組の放送信号を形成することを
    特徴とする請求項13、請求項14または請求項15に
    記載のデータ放送システム。
  17. 【請求項17】複数のページからなるデータ放送番組を
    そのうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送
    する放送装置であって、 受信者側でどのページが選択されたかの情報を返信する
    ように、受信装置を制御する制御情報を含む前記データ
    放送番組の放送信号を形成する放送信号形成手段を備え
    ることを特徴とする放送装置。
  18. 【請求項18】前記制御情報は、一定時間以上視聴する
    ようにされたページを特定する情報を前記受信装置に蓄
    積し、蓄積した前記ページを特定する情報を、前記どの
    ページが選択されたかの情報として、一定時間ごとに返
    信するように制御するものであることを特徴とする請求
    項17に記載の放送装置。
  19. 【請求項19】前記制御情報は、一定時間ごとに、その
    時、視聴するようにされていたページを特定する情報
    を、前記どのページが選択されたかの情報として返信す
    るように制御するものであることを特徴とする請求項1
    7に記載の放送装置。
  20. 【請求項20】前記受信装置から所定の通信路を通じて
    返信されてくる前記受信者側でどのページか選択された
    かの情報を収集して解析する解析手段を備え、 前記放送信号形成手段は、前記解析手段からの解析結果
    を含む前記データ放送番組の放送信号を形成することを
    特徴とする請求項17、請求項18または請求項19に
    記載の放送装置。
  21. 【請求項21】複数のページからなるデータ放送番組を
    そのうちの1ページを受信者側で選択可能な状態で放送
    する放送装置であって、 前記データ放送番組の放送信号を形成する放送信号形成
    手段と、 前記データ放送番組の受信装置が有する機能により、前
    記受信装置から所定の通信路を通じて返信されてくる受
    信者側でどのページが選択されたかの情報を収集して解
    析する解析手段とを備え、 前記放送信号形成手段は、前記解析手段からの解析結果
    を含む前記データ放送番組の放送信号を形成することを
    特徴とする放送装置。
  22. 【請求項22】複数のページからなるデータ放送番組の
    放送信号を受信して、使用者により選択指示されたペー
    ジ毎に情報を提供するようにする受信装置であって、 前記データ放送番組の前記放送信号は、受信者側でどの
    ページが選択されたかの情報を返信するように制御する
    制御情報を含むものであり、 前記データ放送番組の放送信号から前記制御情報を抽出
    する制御情報抽出手段と、 前記制御情報抽出手段により抽出された前記制御情報に
    基づいて、受信者側でどのページが選択されたかの情報
    を前記データ放送番組の前記放送装置に所定の通信路を
    通じて返信する返信処理手段とを備えることを特徴とす
    る受信装置。
  23. 【請求項23】前記制御情報は、一定時間以上視聴する
    ようにされたページを特定する情報を受信装置に蓄積
    し、蓄積した前記ページを特定する情報を一定時間ごと
    に返信するように制御するものであり、 時計回路と、 メモリとを備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間以上視聴するようにされていると
    判別したページを特定する情報を前記メモリに蓄積し、
    蓄積した前記ページを特定する情報を、前記どのページ
    が選択されたかの情報として、一定時間ごとに返信する
    ことを特徴とする請求項22に記載の受信装置。
  24. 【請求項24】前記制御情報は、一定時間ごとに、その
    時、視聴するようにされていたページを特定する情報を
    返信するように制御するものであり、 時計回路を備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間ごとに、その時、視聴されていた
    ページを特定する情報を、前記どのページが選択された
    かの情報として返信することを特徴とする請求項22に
    記載の受信装置。
  25. 【請求項25】複数のページからなるデータ放送番組の
    放送信号を受信して、使用者により選択指示されたペー
    ジ毎に情報を提供するようにする受信装置であって、 受信者側でどのページが選択されたかの情報を、自己が
    有する機能によって、前記放送装置に所定の通信路を通
    じて返信する返信処理手段を備えることを特徴とする受
    信装置。
  26. 【請求項26】時計回路と、 メモリとを備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間以上視聴するようにされていると
    判別したページを特定する情報を前記メモリに蓄積し、
    蓄積した前記ページを特定する情報を、前記どのページ
    が選択されたかの情報として、一定時間ごとに返信する
    ことを特徴とする請求項25に記載の受信装置。
  27. 【請求項27】時計回路を備え、 前記返信処理手段は、前記時計回路が提供する時間情報
    に基づいて、一定時間ごとに、その時、視聴されていた
    ページを特定する情報を、前記どのページが選択された
    かの情報として返信することを特徴とする請求項25に
    記載の受信装置。
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