JP2005026867A - 放送通信融合端末、並びに、放送通信融合端末の放送関連情報取得方法及びそのプログラム - Google Patents

放送通信融合端末、並びに、放送通信融合端末の放送関連情報取得方法及びそのプログラム Download PDF

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秀樹 国分
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武史 木村
Kazuya Fujisawa
和也 藤澤
Kyoichi Saito
恭一 斎藤
Kinji Matsumura
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Abstract

【課題】放送番組に関連する関連情報がインターネットのWebサイトで公開されている場合、電子番組ガイド(EPG)から、通信回線を介して関連情報を取得することができる放送通信融合端末、並びに、放送通信融合端末の放送関連情報取得方法及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】放送通信融合端末30は、番組情報抽出手段51によって、放送受信手段31で受信した放送データから番組情報を抽出し、番組ガイド作成手段52によって、関連情報の有無を示す情報を含んだ電子番組ガイドを作成し表示手段34に出力し、放送番組選択手段63によって、操作手段33から関連情報が存在する放送番組の選択を受け付けることで、リンク先情報選択手段64が、番組情報に付加されたリンク先情報を通信送受信手段32に通知し、通信回線3を介して関連情報を取得することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送で放送される放送番組に関連する関連情報を、通信回線を介して取得する放送通信融合端末、並びに、放送通信融合端末の放送関連情報取得方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地上波、衛星波、ケーブル等を介して放送されるデジタル放送の内容に関連する関連情報は、データ放送として提供されている。さらに、デジタルテレビ放送では、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)によっても、放送番組に関連する情報を提供できるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1で開示された技術によれば、文字のみならず、映像や音声によっても番組の概要をEPGの画面上で提示することができる。
【0003】
また、従来、デジタル放送等の放送サービスと、通信回線を介して提供されるインターネット等の通信サービスとを、1つの端末で享受できるデータ受信端末が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。このようなデータ受信端末では、放送番組を視聴する放送サービスの機能と、インターネット等のWebサイトを閲覧する通信サービスの機能とを切り替えて、放送番組及びWebサイトの視聴/閲覧を行っている。例えば、視聴者は、データ受信端末でデジタル放送の放送番組を視聴しているときに、放送番組によって、関連する情報がWebサイトで提供されていることを知った場合、データ受信端末における放送番組を受信する機能から、通信回線を介してWebサイトのデータを受信する機能に切り替えることによって、所望の関連情報を取得(閲覧)していた。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−032205号公報(第3−6頁、第1−5図)
【特許文献2】
特開2003−069514号公報(第7−8頁、第2−3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、以下に示す課題が存在する。
まず、データ放送や、EPGによって、放送番組に関連する関連情報を提供する場合、全ての視聴者に対して同一の情報を提供することしかできないという問題がある。このため、例えば、放送番組を視聴する端末の機能、性能あるいは端末を使用している地域、端末の違い、視聴地域の違い等によって、異なる情報を提供することができなかった。さらに、視聴者の嗜好に依存した情報を提供することもできないため、この放送番組に関連する関連情報として、画一的な情報しか扱えなかった。
【0006】
また、従来の放送サービスと通信サービスとを1つの端末で享受できるデータ受信端末においては、放送番組に関連する関連情報が、Webサイトで提供されている場合、放送サービスにおけるEPGの画面から、インターネットへリンクすることができないため、各放送番組に関連する関連情報を参照したい場合は、放送サービスと通信サービスとを適宜切り替えて使用しなければならず、視聴者の操作において煩わしい作業を行わなければならなかった。
【0007】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、放送サービスと通信サービスとを1つの端末で享受できるデータ受信端末において、放送番組に関連する関連情報がインターネットのWebサイトで公開されている場合、電子番組ガイド(EPG)から、通信回線を介して関連情報を取得することを可能とし、さらに、端末の違い、視聴地域の違い、あるいは、視聴者の嗜好の違いによって、異なる関連情報を視聴することができる放送通信融合端末、並びに、放送通信融合端末の放送関連情報取得方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の放送通信融合端末は、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、前記放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報が付加された放送データを受信して、通信回線を介して前記関連情報を取得する放送通信融合端末であって、放送受信手段と、番組情報抽出手段と、番組ガイド作成手段と、出力手段と、関連情報リンク表作成手段と、関連情報リンク表記憶手段と、放送番組選択手段と、リンク先情報選択手段と、通信送受信手段と、を備える構成とした。
【0009】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、放送受信手段によって、デジタル放送の放送データを受信し、番組情報抽出手段によって、放送データから番組情報を抽出する。ここで番組情報とは、放送される番組のタイトル、放送時間、番組内容等の番組表(電子番組ガイド)を構成するために必要となる情報である。例えば、BSデジタル放送で放送されるPSI(Program Specific Information;番組特定情報)、SI(Service Information;番組配列情報)である。
【0010】
そして、放送通信融合端末は、番組ガイド作成手段によって、番組情報抽出手段で抽出された番組情報と、その番組情報に付加されたリンク先情報とに基づいて、放送番組毎に関連情報の有無を示すリンク先有無情報を含んだ電子番組ガイドを作成し、出力手段によって、その電子番組ガイドを液晶ディスプレイ等の表示手段に出力する。このリンク先情報は、放送番組に関連する関連情報へのリンク先を示す情報であって、通信回線を介したリンク先、例えば、インターネットにおけるURL(Uniform Resource Locator)を含んでいる。また、リンク先有無情報は、電子番組ガイド上で関連情報の有無を示すものであればよく、例えば、特定のマーク(文字列、アイコン等)によって関連情報の有無を示す。あるいは、放送番組名を特定の色、あるいは下線を引いて表現してもよい。
このように、放送通信融合端末は、放送番組に関連情報が存在することを番組情報で認識することで、電子番組ガイドにおいて、放送番組毎に関連情報が存在するかどうかを示すことが可能になる。
【0011】
また、放送通信融合端末は、関連情報リンク表作成手段によって、番組情報に付加されているリンク先情報に基づいて、放送番組とリンク先情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成して、関連情報リンク表記憶手段に記憶する。なお、放送番組は、番組情報に含まれる放送番組を特定する識別子によって特定することができるため、この識別子(識別情報)と、リンク先情報とを関連付けておくことで、放送番組から一意にリンク先を特定することができる。
【0012】
そして、放送通信融合端末は、放送番組選択手段によって、操作キー等の操作手段を介して、電子番組ガイドから放送番組を選択する。このとき、電子番組ガイドには、放送番組毎に関連情報が存在するかどうかを示す情報が示されているため、視聴者は、容易に関連情報が存在する放送番組を認識し選択することができる。また、放送通信融合端末は、リンク先情報選択手段によって、選択された放送番組に対応するリンク先情報を、関連情報リンク表記憶手段に記憶されている関連情報リンク表から選択して読み出す。そして、通信送受信手段によって、そのリンク先情報から、通信回線を介して関連情報を取得する。
【0013】
また、請求項2に記載の放送通信融合端末は、請求項1に記載の放送通信融合端末において、前記番組情報には、前記放送データを受信する端末の種類を示す端末タイプ毎に、前記リンク先情報が付加されており、前記リンク先情報選択手段が、当該放送通信融合端末の端末タイプに対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出すことを特徴とする。
【0014】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、端末の種類を示す端末タイプに基づいて、番組情報に付加されている端末タイプ毎に異なるリンク先情報を、関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出す。これによって、放送通信融合端末は、自己の端末に適したリンク先から関連情報を取得することができる。なお、端末タイプとは、表示画面の解像度、ビデオカードのバージョン等のハードウェア構成の違いや、Webブラウザのバージョン等のソフトウェア構成の違いを、分類したコードである。
【0015】
さらに、請求項3に記載の放送通信融合端末は、請求項1又は請求項2に記載の放送通信融合端末において、前記番組情報には、前記放送データを受信する端末の視聴地域毎に、前記リンク先情報が付加されており、前記視聴地域を取得する視聴地域取得手段を備え、前記リンク先情報選択手段が、前記視聴地域取得手段で取得した視聴地域に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出すことを特徴とする。
【0016】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、視聴地域取得手段によって、自己の端末の視聴地域を取得し、その視聴地域に基づいて、番組情報に付加されている視聴地域毎に異なるリンク先情報を、関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出す。これによって、放送通信融合端末は、視聴地域に適したリンク先から関連情報を取得することができる。なお、視聴地域とは、視聴者が現在当該端末で視聴している地域を示す情報である。この視聴地域は、例えば、GPS(Global Positioning System)によって取得したり、接続を行っている無線局の位置、あるいは、周辺の無線局との位置関係に基づいて、無線局から端末の視聴地域を取得することとしてもよい。
【0017】
また、請求項4に記載の放送通信融合端末は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の放送通信融合端末において、前記番組情報には、前記放送番組のジャンル毎に、前記リンク先情報が付加されており、視聴履歴記憶手段と、視聴履歴収集手段と、嗜好傾向分類手段とを備え、前記リンク先情報選択手段が、前記嗜好傾向分類手段で分類された前記視聴者の嗜好傾向に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出すことを特徴とする。
【0018】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、視聴履歴収集手段によって、視聴履歴を収集して視聴履歴記憶手段に書き込む。この視聴履歴は、番組情報で通知される放送番組の識別子を視聴時間とともに記録したデータである。そして、放送通信融合端末は、嗜好傾向分類手段によって、視聴履歴から視聴者の嗜好傾向を分類する。例えば、番組情報で通知される番組のジャンルを示す番組ジャンルコード毎に視聴時間を累計することで、視聴者の視聴傾向をジャンル毎に分類する。
【0019】
そして、放送通信融合端末は、視聴者の視聴傾向(好み)に基づいて、番組情報に付加されている放送番組のジャンル毎に異なるリンク先情報を、関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出す。これによって、放送通信融合端末は、視聴者の好みに適したリンク先から関連情報を取得することができる。
【0020】
さらに、請求項5に記載の放送通信融合端末は、請求項4に記載の放送通信融合端末において、前記放送番組のジャンル毎に、前記視聴者が前記放送番組を気楽に視聴できる程度を示す気楽因子と、前記放送番組における前記視聴者の感動の程度を示す感動因子と、前記放送番組で紹介される情報が前記視聴者にとって役立つ情報かどうかの程度を示す情報因子との3因子を、予め重み付けして記憶した番組分類別嗜好情報記憶手段を備え、前記嗜好傾向分類手段が、前記番組分類別嗜好情報記憶手段に記憶されている前記3因子の重み付けに基づいて、前記視聴履歴から前記視聴者の嗜好傾向を分類することを特徴とする。
【0021】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、予め放送番組のジャンル毎に、気楽因子、感動因子及び情報因子の3因子の重み付けを設定して番組分類別嗜好情報記憶手段に記憶しておき、嗜好傾向分類手段によって、視聴履歴から前記3因子の中で最も重みが大きくなる因子を視聴者の嗜好傾向(好み)とする。
【0022】
この気楽因子、感動因子及び情報因子は、視聴者が、分類された各ジャンルの放送番組に対して何を求めるかを示す指標であって、例えば、放送番組に対して感動を多く求める場合は、感動因子の重みを大きくする。なお、番組分類別嗜好情報記憶手段は、予め設定されたものであってもよいし、視聴者が個人に適した値を設定することとしてもよい。あるいは、放送波又は通信回線を介して、ダウンロードにより3因子の重みを取得することとしてもよい。
【0023】
また、請求項6に記載の放送通信融合端末は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の放送通信融合端末において、前記リンク先情報選択手段は、現在時刻と、前記放送番組の番組情報に含まれる放送時刻との時間差に基づいて、前記リンク先情報が有効であるかどうかを判定する有効期限判定手段を備えていることを特徴とする。
【0024】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、有効期限判定手段によって、現在時刻と放送時刻との時間差が、予め定めた時間(例えば、1週間等)間隔が開いている場合は、リンク先情報が有効でないものと判定する。なお、放送番組の放送時刻は、過去に放送した時刻であってもよいし、これから放送する予定時刻であってもよい。例えば、放送時刻が過去に放送した時刻であって、現在時刻との時間差が予め定めた時間(期間)より長い場合は、リンク先に関連情報がすでに存在しない(削除されている等)と判定する。また、放送時刻が将来の放送予定の時刻であって、現在時刻との時間差が予め定めた時間(期間)より長い場合は、まだ、リンク先に関連情報が存在していない(準備されていない等)と判定する。
【0025】
さらに、請求項7に記載の放送通信融合端末は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の放送通信融合端末において、前記リンク先情報には、リンク先で示された関連情報の情報公開の有効期限が含まれており、前記リンク先情報選択手段は、現在時刻と、前記放送番組選択手段で選択された放送番組に対応する前記リンク先情報の有効期限とに基づいて、前記リンク先情報が有効であるかどうかを判定する有効期限判定手段を備えていることを特徴とする。
【0026】
かかる構成によれば、放送通信融合端末は、有効期限判定手段によって、現在時刻が、放送番組選択手段で選択された放送番組に対応するリンク先情報に含まれている有効期限を経過しているかどうかを判定する。これによって、放送通信融合端末は、時間の経過によって、放送番組に関連する関連情報が、インターネット等のネットワーク上に存在しないことを判定することができる。そして、現在時刻が有効期限を経過している場合に、視聴者に対して警告メッセージを通知(出力)することとしてもよい。この警告メッセージは、表示画面上に文字列を表示することで行ってもよいし、音声等を出力することとしてもよい。
【0027】
また、請求項8に記載の放送通信融合端末における放送関連情報取得方法は、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、前記放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報が付加された放送データを受信して、通信回線を介して前記関連情報を取得する放送通信融合端末における放送関連情報取得方法であって、放送受信ステップと、番組情報抽出ステップと、番組ガイド作成ステップと、出力ステップと、関連情報リンク表作成ステップと、放送番組選択ステップと、リンク先情報選択ステップと、関連情報取得ステップと、を含んでいることを特徴とする。
【0028】
この手順によれば、放送関連情報取得方法は、放送受信ステップで、デジタル放送の放送データを受信し、番組情報抽出ステップで、放送データから番組情報を抽出する。そして、番組ガイド作成ステップで、番組情報抽出ステップで抽出した番組情報と、その番組情報に付加されたリンク先情報とに基づいて、放送番組毎に関連情報の有無を示すリンク先有無情報を含んだ電子番組ガイドを作成し、出力ステップで、その電子番組ガイドを液晶ディスプレイ等の表示手段に出力する。このように、放送番組に関連情報が存在することを番組情報で認識することで、電子番組ガイドにおいて、放送番組毎に関連情報が存在するかどうかを示すことが可能になる。
【0029】
また、放送関連情報取得方法は、関連情報リンク表作成ステップで、番組情報に付加されているリンク先情報に基づいて、放送番組とリンク先情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成して、関連情報リンク表記憶手段に記憶する。
【0030】
また、放送関連情報取得方法は、放送番組選択ステップで、操作キー等の操作手段を介して、電子番組ガイドから放送番組を選択する。そして、リンク先情報選択ステップで、選択された放送番組に対応するリンク先情報を、関連情報リンク表記憶手段に記憶されている関連情報リンク表から選択して読み出す。そして、通信送受信ステップで、そのリンク先情報から、通信回線を介して関連情報を取得する。
【0031】
さらに、請求項9に記載の放送通信融合端末における放送関連情報取得プログラムは、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、前記放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報が付加された放送データを受信して、通信回線を介して前記関連情報を取得するために、コンピュータを、放送受信手段、番組情報抽出手段、番組ガイド作成手段、出力手段、関連情報リンク表作成手段、放送番組選択手段、リンク先情報選択手段、関連情報取得手段、として機能させることを特徴とする。
【0032】
かかる構成によれば、放送関連情報取得プログラムは、放送受信手段によって、デジタル放送の放送データを受信し、番組情報抽出手段によって、放送データから番組情報を抽出する。そして、番組ガイド作成手段によって、番組情報抽出手段で抽出した番組情報と、その番組情報に付加されたリンク先情報とに基づいて、放送番組毎に関連情報の有無を示すリンク先有無情報を含んだ電子番組ガイドを作成し、出力手段によって、その電子番組ガイドを液晶ディスプレイ等の表示手段に出力する。このように、放送番組に関連情報が存在することを番組情報で認識することで、電子番組ガイドにおいて、放送番組毎に関連情報が存在するかどうかを示すことが可能になる。
【0033】
また、放送関連情報取得プログラムは、関連情報リンク表作成手段によって、番組情報に付加されているリンク先情報に基づいて、放送番組とリンク先情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成して、関連情報リンク表記憶手段に記憶する。
【0034】
また、放送関連情報取得プログラムは、放送番組選択手段によって、操作キー等の操作手段を介して、電子番組ガイドから放送番組を選択する。そして、放送関連情報取得プログラムは、リンク先情報選択手段によって、選択された放送番組に対応するリンク先情報を、関連情報リンク表記憶手段に記憶されている関連情報リンク表から選択して読み出す。そして、通信送受信手段によって、そのリンク先情報から、通信回線を介して関連情報を取得する。

【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[放送関連情報取得システムの概要]
図1は、本発明の実施の形態である放送関連情報取得システムの全体構成を示したブロック図である。図1に示すように放送関連情報取得システム1は、放送局・サービスプロバイダ側の装置である、放送番組や、電子番組ガイド(EPG)を作成するために必要な番組情報を放送する放送送信装置10と、その放送番組に関連する情報を提供する関連情報配信サーバ20と、視聴者側の装置である放送通信融合端末30とで構成されている。
【0036】
この放送関連情報取得システム1は、放送送信装置10が、放送番組に関連する関連情報へのリンク先を示すURL(Uniform Resource Locator)を含んだ番組情報を放送し、放送通信融合端末30が、その番組情報から関連情報のリンク先を取得し、そのリンク先で示された関連情報配信サーバ20から関連情報を取得することで、視聴者が所望する放送番組に関連する関連情報を提示するものである。
【0037】
放送送信装置10は、放送番組や、蓄積手段12に蓄積された番組情報を、放送送信手段11によって、地上波、衛星波、ケーブル等でデジタル放送の放送波2として、放送するものである。なお、放送送信手段11は、「デジタル放送に使用する番組配列情報」の標準規格(ARIB STD−B10)の符号化方式に規定された方式で番組情報を符号化する。なお、ここでは、関連情報へのリンク先を、番組配列情報(SI:Service Information)の中に新たに定義している。この番組配列情報の新たな定義内容については後記する。
【0038】
関連情報配信サーバ20は、放送番組の関連情報をWebブラウザで表示可能なコンテンツとして蓄積手段22に蓄積しておき、通信送受信手段21によって、通信回線3を介して要求されるコンテンツ(関連情報)を要求元へ配信するものである。
【0039】
放送通信融合端末30は、放送波2を介して放送される放送番組や、番組情報を放送受信手段31で受信し、映像、音声、電子番組ガイドを表示手段34に出力するものである。さらに、放送通信融合端末30は、表示手段34に表示された電子番組ガイドにおいて、関連情報が存在する放送番組を示す領域を、視聴者が操作手段33によって選択することで、通信送受信手段32が通信回線3を介してリンク先である関連情報配信サーバ20から関連情報を取得するものである。なお、放送通信融合端末30は、電子番組ガイドに基づいて、放送番組とその関連情報との関係を記憶手段35に記憶し、制御手段36によって全体の動作を制御している。この放送通信融合端末30は、図示していないCPU、RAM、ROM等を含んだコンピュータによって実現しており、詳細な構成及び動作については後記する。
【0040】
(番組配列情報の定義内容について;追加定義内容)
従来、ARIB STD−B10では、番組のタイトル、放送日時、放送内容等の番組情報を、番組配列情報(SI)内のイベント情報テーブル(EIT:Event Information Table)に記述して受信端末に送信することとしている。また、このEITでは、他の番組や番組内部、あるいは番組関連情報に対するリンク先を、ハイパーリンク記述子(Hyper Link Descriptor)を用いて定義することとしている。なお、このリンク先は、データ放送で放送される番組や関連情報を示すものであって、インターネットで提供されるWebページへのリンク先を示すものではない。
【0041】
そこで、ここでは図5乃至図8を参照して、Webページへのリンク先指定を可能にした、新たに定義したハイパーリンク記述子の内容について説明する。
図5は、ARIB STD−B10で規定されているハイパーリンク記述子のデータ構造を示すデータ構造図である。また、図5では、図面左側に行番号を併記している。図5に示すように、ハイパーリンク記述子は、ハイパーリンク記述子を特定するための識別子「descriptor_tag」(2行目)と、ハイパーリンク記述子の長さを示す記述子長「descriptor_length」(3行目)と、番組内、Webページ等のリンクの種別を特定するハイパーリンク種別「hyper_linkage_type」(4行目)と、リンク先の種別を特定するリンク先種別「link_destination_type」(5行目)と、セレクタ領域の長さを示すセレクタ領域長「selector_length」(6行目)と、リンク先のアドレスを記述したリンク先アドレス「selector_byte」(8行目)と、個別のデータを記述したプライベートデータ「private_data」(11行目)とからなっている。
【0042】
なお、「ビット数」は、各データのデータ幅を示している。また、「ビット列表記」は、ビット列の符号の有無、データの送出順序を示している。ここでは、「ビット列表記」は、uimsbf(Unsigned integer most significant bit first)、すなわち、「符号なし整数」、「最上位ビットから送出(MSBファースト)」とする。この「ビット数」及び「ビット列表記」は、後記する図7及び図8においても同様である。
【0043】
図6は、ハイパーリンク記述子内で用いるリンク先を特定する識別子を説明するための説明図である。ここでは、図6に示すように、ハイパーリンク記述子内に新たな識別子(定数)を定義している。
【0044】
図6(a)は、ハイパーリンク種別「hyper_linkage_type」(図5の4行目)として、“0x09”の値を持つ識別子「SI_to_content」を定義した例である。このハイパーリンク種別に「SI_to_content」が設定されていることで、受信端末は、放送番組の関連情報を電子番組ガイドから指示されていることを認識することができる。
【0045】
さらに、図6(b)は、リンク先種別「link_destination_type」(図5の5行目)の識別子を定義した例である。ここでは、リンク先種別として4種類の種別を定義している。
【0046】
まず、“0x80”の値を持つ識別子「link_to_web_content」は、リンクの対象が、インターネット上の1つのWebコンテンツ(Webサイトで提供されるコンテンツ)であることを示している。また、“0x81”の値を持つ識別子「link_ttype_to_web_content」は、リンクの対象が、受信端末の機種毎に異なるWebコンテンツであることを示している。また、“0x82”の値を持つ識別子「link_rarea_to_web_content」は、リンクの対象が、受信端末が放送を受信した地域毎に異なるWebコンテンツであることを示している。さらに、“0x83”の値を持つ識別子「link_lpro_to_web_content」は、リンクの対象が、受信端末で視聴者が視聴した番組嗜好傾向毎に異なる複数のWebコンテンツであることを示している。
【0047】
図7及び図8は、図6(b)に示した各種のリンク先種別によって異なるリンクの対象を記述したセレクタ領域(図5の7〜9行目)のデータ構造を示すデータ構造図である。セレクタ領域とは、リンク先の種別によってデータ内容が異なる領域である。なお、図7及び図8では、図面左側に行番号を併記している。
【0048】
図7(a)は、リンク先が1つのWebコンテンツである場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。図7(a)に示すように、単一のWebコンテンツのリンク先を示す場合、セレクタ領域は、Webコンテンツ(関連情報)のインターネット上での有効期限を示す「information_life_info」(2行目)と、WebコンテンツのURLを記述した「url_char」(4行目)とからなっている。なお、有効期限は修正ユリウス日(MJD:Modified Julian Day)の下位16ビットのデータ幅で、他のデータは8ビットのデータ幅である。
【0049】
図7(b)は、受信端末の機種によってリンク先を設定する場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。図7(b)に示すように、受信端末の機種によってWebコンテンツのリンク先を示す場合、セレクタ領域は、Webコンテンツ(関連情報)のインターネット上での有効期限を示す「information_life_info」(2行目)と、受信端末の機種を特定する端末タイプのコードを示す「terminal_type_info」(3行目)と、端末タイプによって異なるWebコンテンツのURLを記述した「url_char」(6行目、10行目又は14行目)とからなっている。なお、各データは8ビットのデータ幅である。
【0050】
ここで、端末タイプは、例えば、受信端末の表示画面の解像度、ビデオを再生するビデオカードの種別やバージョン、あるいは、Webブラウザ等のソフトウェアのバージョン等によって、予め設定されているものとする。なお、ここでは、端末タイプのコードを“0x01”、“0x02”及び“0x03”の3種類としているが、この値及び個数については、これに限定されるものではない。
【0051】
図8(c)は、受信端末の受信地域(視聴地域)によってリンク先を設定する場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。図8(c)に示すように、受信端末の受信地域(視聴地域)によってWebコンテンツのリンク先を示す場合、セレクタ領域は、Webコンテンツ(関連情報)のインターネット上での有効期限を示す「information_life_info」(2行目)と、受信端末が放送を受信した地域を特定する視聴地域(受信地域)のコードを示す「receiving_area_info」(3行目)と、視聴地域によって異なるWebコンテンツのURLを記述した「url_char」(6行目又は10行目)とからなっている。なお、各データは8ビットのデータ幅である。
【0052】
ここで、視聴地域は、視聴者が受信端末をどこで視聴しているかを示すもので、例えば、関東地方、中部地方等のブロック毎の領域を示す。あるいは、さらに領域を小さくした市町村レベルの領域であってもよい。なお、ここでは、視聴地域のコードを“0x01”及び“0x02”の2種類としているが、この値及び個数については、これに限定されるものではない。
【0053】
図8(d)は、受信端末において視聴者が視聴した放送番組の傾向(番組嗜好傾向)によってリンク先を設定する場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。図8(d)に示すように、視聴者の番組嗜好傾向によってWebコンテンツのリンク先を示す場合、セレクタ領域は、Webコンテンツ(関連情報)のインターネット上での有効期限を示す「information_life_info」(2行目)と、視聴者の番組嗜好傾向のコードを示す「liking_program_info」(3行目)と、番組嗜好傾向によって異なるWebコンテンツのURLを記述した「url_char」(6行目又は10行目)とからなっている。なお、各データは8ビットのデータ幅である。
【0054】
ここで、番組嗜好傾向は、放送番組のジャンル等、視聴者が放送番組を視聴する傾向を分類可能な情報である。例えば、「スポーツ」等のジャンルを予め番組嗜好傾向のコードに割り当てておく。なお、ここでは、番組嗜好傾向のコードを“0x01”及び“0x02”の2種類としているが、この値及び個数については、これに限定されるものではない。
【0055】
[放送通信融合端末の構成]
次に、図2を参照して、図1で説明した放送関連情報取得システムを構成している放送通信融合端末の詳細な構成について説明する。図2は、放送通信融合端末の全体構成を示したブロック図である。放送通信融合端末30は、放送波2を介して放送される放送番組や番組情報を受信し、映像、音声、電子番組ガイドを提示するものである。さらに、放送通信融合端末30は、電子番組ガイドの放送番組に対応付けられた選択領域を選択されることで、放送番組に関連する情報を、通信回線3を介して取得し提示するものでもある。
ここでは、放送通信融合端末30は、放送受信手段31と、通信送受信手段32と、操作手段33と、表示手段34と、記憶手段35と、制御手段36とを備えて構成している。
【0056】
放送受信手段31は、放送波2を介して、デジタル放送で放送される放送データを受信するものである。この放送受信手段31では、放送データを受信、復調し、誤り訂正やTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)復号を行い、MPEG2のトランスポートストリーム(Transport Stream)として出力する。なお、映像・音声(映像ストリーム及び音声ストリーム)は、映像・音声復号手段50へ出力される。また、データ(データストリーム)は、セクションを復号したデータファイルとして、番組情報抽出手段51へ出力される。
【0057】
通信送受信手段32は、通信回線3を介して、データの通信を行うものである。この通信送受信手段32は、リンク先情報選択手段64からWebページのアドレス(URL)を通知されることで、そのアドレスに基づいてWebサイトからデータを取得する。なお、この通信送受信手段32は、TCP/IPの通信プロトコルによってデータ(通信データ)の送受信を行う。ここで取得したWebページのデータは、Webデータ復号手段65へ出力される。
【0058】
操作手段33は、「矢印」キー、「決定」キー、「数字」キー等の操作キーを備え、視聴者が各種操作キーを操作することで、放送通信融合端末30内の制御手段36に対して、動作を指示するものである。この操作手段33によって、視聴者は、視聴する放送番組を切り替えたり、放送と通信との切り替えを行ったりすることができる。この操作手段33で入力された操作キーに対応するキーコードは、放送番組選択手段63へ通知される。
なお、この操作手段33は、ここでは放送通信融合端末30の本体内に一体に設置された状態として図示されているが、有線(接続コード)、無線等の接続手段を介して、着脱した構成としても構わない。例えば、リモコン装置として構成してもよい。
【0059】
表示手段34は、合成出力手段70から出力される映像データや音声データを出力するものである。この表示手段34は、映像データを表示するための液晶ディスプレイと、音声データを出力するためのスピーカとを備えている。また、電子番組ガイドや、放送番組に関連する関連情報であるコンテンツ(Webコンテンツ)は、この表示手段34に表示される。
なお、この表示手段34は、ここでは放送通信融合端末30の本体内に一体に設置された状態として図示されているが、放送通信融合端末30から着脱した表示装置(例えば、CRT等)として構成としても構わない。
【0060】
記憶手段35は、放送番組とその関連情報との関係等を記憶するものであって、ここでは、関連情報リンク表記憶手段40と、視聴履歴記憶手段41と、番組分類別嗜好テーブル記憶手段42とで構成している。これらの記憶手段は、それぞれ別々の記憶媒体であっても構わないし、同一の記憶媒体上で論理的に分割された形態であっても構わない。
【0061】
関連情報リンク表記憶手段40は、放送予定番組の識別子(識別情報)と、ハイパーリンク記述子(図5乃至図8参照)に記述されているリンク先情報とを関連付けた関連情報リンク表を記憶するもので、半導体メモリ、ハードディスク等の一般的な記録媒体である。この関連情報リンク表記憶手段40に記憶される関連情報リンク表は、制御手段36内の関連情報リンク表作成手段53によって作成され記憶される。また、関連情報リンク表は、制御手段36内のリンク先情報選択手段64によって参照される。
【0062】
ここで、図9を参照して、関連情報リンク表について説明する。図9は、関連情報リンク表の一例を示した図である。図9に示したように、関連情報リンク表RLは、1つの放送予定番組の識別子(event_id)Id毎に、端末タイプTp、視聴地域Ra及び番組嗜好傾向Lpと、リンク先のURL名Ad及び有効期限Liとを関連付けたものである。なお、関連付けられた状態は図中○印で示している。
【0063】
放送予定番組の識別子(event_id)Idは、EIT内に記述されている放送番組毎に固有の識別情報である。
端末タイプTpは、ハイパーリンク記述子に記述されている受信端末(放送通信融合端末30)の端末タイプを意味し、「タイプ1」、「タイプ2」及び「タイプ3」は、それぞれ、端末タイプのコードを示す「terminal_type_info」(図7(b)3行目)に相当する。
【0064】
視聴地域Raは、ハイパーリンク記述子に記述されている受信端末(放送通信融合端末30)の視聴地域(受信地域)を意味し、「地域1」及び「地域2」は、それぞれ、視聴地域のコードを示す「receiving_area_info」(図8(c)3行目)に相当する。
【0065】
番組嗜好傾向Lpは、ハイパーリンク記述子に記述されている受信端末(放送通信融合端末30)において視聴者が視聴した放送番組の傾向(番組嗜好傾向)を意味し、「好み1」及び「好み2」は、それぞれ、番組嗜好傾向のコードを示す「liking_program_info」(図8(d)3行目)に相当する。
【0066】
URL名(url_char)Adは、ハイパーリンク記述子に記述されている放送番組(放送予定番組)の関連情報であるWebコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)である。
【0067】
有効期限(information_life_info)Liは、ハイパーリンク記述子に記述されている放送番組(放送予定番組)の関連情報であるWebコンテンツのURLの有効期限を修正ユリウス日(MJD)の下位16ビットで示したものである。
【0068】
この関連情報リンク表RLによって、放送予定番組に関連する関連情報(Webコンテンツ)のURL名Ad及び有効期限Liを、端末タイプTp、視聴地域Ra及び番組嗜好傾向Lpに基づいて、複数設定することが可能になる。
【0069】
例えば、同じ放送番組(放送予定番組)であっても、視聴地域Raが異なり、視聴地域コードが「地域1」の場合は、URL名Adは「URL3a」となり、視聴地域コードが「地域2」の場合は、URL名Adは「URL3b」となる。
なお、ハイパーリンク記述子で単一のWebコンテンツを指定されたときは、端末タイプTp、視聴地域Ra及び番組嗜好傾向Lpに依存しない、共通のWebコンテンツCCとして関連情報リンク表RLに登録される。
図2に戻って説明を続ける。
【0070】
視聴履歴記憶手段41は、制御手段36内の視聴履歴収集手段54で収集された、視聴者が視聴した放送番組のジャンル別の視聴時間を記憶しておくもので、半導体メモリ、ハードディスク等の一般的な記録媒体である。この視聴履歴記憶手段41に記憶されている視聴履歴は、制御手段36内の嗜好傾向分類手段60によって参照される。
【0071】
番組分類別嗜好テーブル記憶手段(番組別嗜好情報記憶手段)42は、放送番組のジャンル毎に、気楽因子、感動因子及び情報因子の3因子を、予め重み付けした番組分類別嗜好テーブルを記憶したもので、半導体メモリ、ハードディスク等の一般的な記録媒体である。この番組分類別嗜好テーブル記憶手段42に記憶されている番組分類別嗜好テーブルは、制御手段36内の嗜好傾向分類手段60によって参照される。
【0072】
なお、放送番組のジャンルは、放送番組を特定のグループに区分(分類)した分類名を指すものである。また、放送番組は、予め特定のジャンルに分類されており、例えば、「ドラマ」、「スポーツ」、「ニュース」等に分類されている。
【0073】
また、気楽因子、感動因子及び情報因子は、視聴者が、分類された各ジャンルの放送番組に対して何を求めるかを示す指標である。気楽因子は、視聴者が、そのジャンルの放送番組に対して、どの程度気楽に視聴することを求めるかを示す指標である。感動因子は、視聴者が、そのジャンルの放送番組に対して、どの程度感動を求めるかを示す指標である。情報因子は、視聴者が、そのジャンルの放送番組で紹介される情報に対して、どの程度役立つ情報を求めるかを示す指標である。なお、この3因子は予め設定されたものであってもよいし、視聴者が操作手段33を介して、個人に適した値を設定することとしてもよい。あるいは、放送波又は通信回線を介して、ダウンロードにより3因子の重みを取得することとしてもよい。
【0074】
ここで、図10を参照して、番組分類別嗜好テーブルについて説明する。図10は、放送番組をジャンル分けし、そのジャンル毎に各因子(気楽因子、情報因子、感動因子)の重み付けを行った番組分類別嗜好テーブルの一例を示した図である。
【0075】
図10に示すように、番組分類別嗜好テーブルCTは、各放送番組がジャンル大分類、ジャンル中分類に分類され、ジャンル中分類毎に気楽因子、情報因子及び感動因子の重み付けが設定されている。ジャンル大分類は、識別子“0”の「ニュース/報道」、識別子“1”の「スポーツ」、識別子“2”の「情報/ワイドショー」等の大分類に分類されている。
【0076】
大分類「ニュース/報道」では、ジャンル中分類は、識別子“0”の「定時・総合」、識別子“1”の「天気」、識別子“2”の「特集・ドキュメント」、識別子“3”の「政治・国会」、識別子“4”の「経済・市況」、識別子“5”の「海外・国際」、識別子“6”の「解説」、識別子“7”の「討論・会談」、識別子“8”の「報道特番」、識別子“9”の「ローカル・地域」、識別子“A”の「交通」、識別子“F”の「その他」の中分類に分類されている。
【0077】
大分類「スポーツ」では、ジャンル中分類は、識別子“0”の「スポーツニュース」、識別子“1”の「野球」、識別子“2”の「サッカー」、識別子“3”の「ゴルフ」、識別子“4”の「その他の球技」、識別子“5”の「相撲・格闘技」、識別子“6”の「オリンピック・国際大会」、識別子“7”の「マラソン・陸上・水泳」、識別子“8”の「モータースポーツ」、識別子“9”の「マリン・ウィンタースポーツ」、識別子“A”の「競馬・公営競技」、識別子“F”の「その他」の中分類に分類されている。
【0078】
大分類「情報/ワイドショー」では、ジャンル中分類は、識別子“0”の「芸能・ワイドショー」、識別子“1”の「ファッション」、識別子“2”の「暮らし・住まい」、識別子“3”の「健康・医療」、識別子“4”の「ショッピング・通販」、識別子“5”の「グルメ・料理」、識別子“6”の「イベント」、識別子“7”の「番組紹介・お知らせ」、識別子“F”の「その他」の中分類に分類されている。
【0079】
ここでは、ジャンル大分類及びジャンル中分類は、イベント情報テーブル(EIT)内のコンテント記述子で使用されている1バイトの番組ジャンルコードによって分類している。番組ジャンルコードの上位4ビットがジャンル大分類、下位4ビットがジャンル中分類を示している。
【0080】
そして、ここでは、ジャンル中分類に分類されたジャンル毎に、気楽、感動及び情報の3因子に重みが設定されている。例えば、大分類「スポーツ」の中分類「野球」では、情報因子に“4”、感動因子に“6”を設定している。これによって、視聴者が、放送番組「野球」に対して、情報と感動とを求め、より感動を求める度合いが強いことを示している。
図2に戻って説明を続ける。
【0081】
制御手段36は、放送通信融合端末30の全体の動作を制御するもので、ここでは、映像・音声復号手段50と、番組情報抽出手段51と、番組ガイド作成手段52と、関連情報リンク表作成手段53と、視聴履歴収集手段54と、嗜好傾向分類手段60と、視聴地域取得手段61と、端末タイプ生成手段62と、放送番組選択手段63と、リンク先情報選択手段64と、Webデータ復号手段65と、合成出力手段70とで構成している。
【0082】
映像・音声復号手段50は、放送受信手段31で受信し、復調された映像・音声(映像ストリーム及び音声ストリーム)を復号するものである。この映像・音声復号手段50は、映像・音声が例えば、MPEG2の符号化方式によって符号化されている場合は、MPEG2の復号を行い表示可能な出力形式の映像・音声データとして、合成出力手段70へ出力する。
【0083】
番組情報抽出手段51は、放送受信手段31で受信し、復号されたデータ(セクションデータ)から電子番組ガイドを生成するための番組情報を抽出するものである。ここでは、番組情報抽出手段51は、ARIB STD−B10で規定されている電子番組ガイドを生成するために必要な、NIT(Network Information Table)、CAT(Conditional Access Table)等のPSI(Program Specific Information;番組特定情報)と、SDT(Service Description Table)、EIT(Event Information Table)等のSI(Service Information;番組配列情報)とを番組情報として抽出し、番組ガイド作成手段52へ出力する。
【0084】
なお、番組情報抽出手段51は、さらに、視聴者が視聴した放送番組の番組ジャンルコードを、イベント情報テーブル(EIT)から抽出して、視聴履歴収集手段54へ通知する機能を有している。この番組ジャンルコードは、ニュース、スポーツ、ドラマ等の放送番組のジャンルを識別するためのコードであって、EITのコンテント記述子に記述されているものである。
【0085】
番組ガイド作成手段52は、番組情報抽出手段51で抽出された番組情報(PSI及びSI)に基づいて、電子番組ガイドを作成するものである。ここで作成された電子番組ガイドは、合成出力手段70へ出力される。
【0086】
なお、番組ガイド作成手段52は、SIのEIT内から、図5に示したハイパーリンク記述子を検索し、ハイパーリンク記述子が存在し、ハイパーリンク種別「hyper_linkage_type」(図5の4行目)が、「SI_to_content」(図6(a))である場合は、その放送番組に関連情報があることを示す情報(リンク先有無情報)を電子番組ガイドに付加する。また、番組ガイド作成手段52は、このリンク先有無情報と放送番組の選択領域及び識別子とを含んだ領域情報を放送番組選択手段63に通知する。
【0087】
さらに、番組ガイド作成手段52は、SIのEIT内に図5に示したハイパーリンク記述子が存在する場合は、EITを関連情報リンク表作成手段53に通知する。なお、番組ガイド作成手段52は、放送予定の電子番組ガイドを作成するだけではなく、図示していない蓄積手段に過去の一定期間に放送された番組情報(PSI及びSI)を蓄積しておくことで、過去の電子番組ガイドを作成することとしてもよい。
【0088】
関連情報リンク表作成手段53は、番組ガイド作成手段52から通知される番組情報の一部であるイベント情報テーブル(EIT)に基づいて、放送予定番組の識別子(識別情報)と、ハイパーリンク記述子(図5乃至図8参照)に記述されているリンク先情報とを関連付けた関連情報リンク表(図9参照)を作成するものである。ここで作成された関連情報リンク表は、関連情報リンク表記憶手段40に記憶される。
【0089】
視聴履歴収集手段54は、視聴者が視聴した放送番組の視聴履歴を収集するものである。ここでは、視聴履歴収集手段54は、視聴者が操作手段33によるチャンネルの切り替え等によって、視聴している番組が変わったことを検出し、そのチャンネルで放送している番組の番組ジャンルコード(識別子)を、番組情報抽出手段51から取得し、視聴時間とともに視聴履歴記憶手段41に記憶する。
【0090】
嗜好傾向分類手段60は、視聴履歴記憶手段41に記憶されている番組ジャンルコード毎の視聴時間に基づいて、視聴者の嗜好傾向を分類し、最も嗜好傾向の高い因子(気楽因子、情報因子及び感動因子)を数値化して視聴者の「好み」として、リンク先情報選択手段64へ通知するものである。
【0091】
なお、この嗜好傾向分類手段60は、番組分類別嗜好テーブル記憶手段42に記憶されている番組分類別嗜好テーブル(図10参照)を参照して、視聴者が視聴したジャンル毎の視聴時間に、予め定めた因子の重み付け係数を乗算し、各因子毎の総和を求めることで、視聴者の嗜好傾向の高い因子(気楽因子、情報因子及び感動因子)を求める。
【0092】
視聴地域取得手段61は、通信送受信手段32から、通信回線3で接続されている無線局から、視聴者が現在視聴している地域(視聴地域)を取得するものである。この視聴地域取得手段61で取得された視聴地域(「地域」)は、リンク先情報選択手段64へ通知される。なお、この視聴地域は、GPSによって取得することとしてもよい。
【0093】
端末タイプ生成手段62は、図示していないCPUバスより種々の端末機能を取得して、端末タイプを生成するものである。この端末タイプは、例えば、端末機能として、表示手段34である液晶ディスプレイ等の表示画面の解像度や色数を符号化したコードである。この端末タイプは、例えば、合成出力手段70であるビデオを再生するビデオカードの種別やバージョン、Webデータ復号手段65であるWebブラウザ等のソフトウェアのバージョン、図示していないメモリの容量、あるいは図示してないクロックの周波数等を符号化したコードを用いてもよい。なお、この端末タイプ(「タイプ」)は、リンク先情報選択手段64へ通知される。
【0094】
放送番組選択手段63は、操作手段33から通知される操作キーに対応するキーコードを解析して、表示手段34に表示された電子番組ガイドで、関連情報が存在する放送番組が選択されたかどうかを検出し、その放送番組の選択を受け付けるものである。ここでは、放送番組選択手段63は、番組ガイド作成手段52から通知されているリンク先有無情報と放送番組の選択領域とを含んだ領域情報を参照して、関連情報が存在する放送番組が選択されたことを検出する。また、検出された放送番組の識別子は、リンク先情報選択手段64へ通知される。
【0095】
リンク先情報選択手段64は、放送番組選択手段63から通知される放送番組の識別子に基づいて、関連情報リンク表記憶手段40から関連情報(Webコンテンツ)のURL(リンク先情報)を選択して読み出すものである。ここで読み出されたURLは、通信送受信手段32へ通知される。
ここでは、リンク先情報選択手段64は、リンク先検索部64aと、有効期限判定部64bとを備えて構成している。
【0096】
リンク先検索部64aは、関連情報リンク表記憶手段40に記憶されている関連情報リンク表(図9参照)から、URL(リンク先情報)を検索し取得するものである。なお、このリンク先検索部64aは、嗜好傾向分類手段60から最も嗜好傾向の高い因子(気楽因子、情報因子、感動因子)を視聴者の「好み」として取得し、視聴地域取得手段61から視聴地域を「地域」として取得し、端末タイプ生成手段62から端末タイプを「タイプ」として取得し、その「好み」、「地域」及び「タイプ」に基づいて、関連情報リンク表からURLを検索する。
【0097】
有効期限判定部(有効期限判定手段)64bは、URLの有効期限と現在の日付とを比較し、URLが指定された有効期限内であるかどうかを判定するものである。なお、URLの有効期限は、関連情報リンク表記憶手段40に記憶されている関連情報リンク表から取得する。また、現在の日付(現在時刻)は、図示していないタイマから算出する。
【0098】
この有効期限判定部64bは、URLが有効期限を過ぎている場合は、有効期限が切れていることを示すメッセージ(警告メッセージ)を、表示データとして合成出力手段70へ通知し、視聴者に対してURLの有効期限が過ぎていることを提示する。
【0099】
Webデータ復号手段65は、通信送受信手段32で取得したWebコンテンツ(Webページ)のデータを復号し、表示可能な出力形式に変換するもので、一般的なWebブラウザである。例えば、このWebデータ復号手段65は、HTML(Hyper Text Markup Language)によって記述されたテキストデータ、文書中に埋め込まれた画像や音声、動画等を個々の表示可能な出力形式に変換して出力するものである。ここで表示可能な出力形式に変換されたデータ(ここではWebデータと呼ぶ)は合成出力手段70へ出力される。
【0100】
合成出力手段(出力手段)70は、Webデータ復号手段65から通知されるWebデータ、映像・音声復号手段50から通知される映像データ、番組ガイド作成手段52から通知される電子番組ガイドを合成し、画像データとして、表示手段34へ出力するものである。この合成出力手段70は、一般的なGDC(Graphic Display Controller)で実現することができる。なお、音声データについては、そのまま表示手段34へ出力するものとする。
【0101】
(放送通信融合端末の画面例)
ここで、図11を参照(適宜図2参照)して、合成出力手段70から出力され表示手段34で表示される画面について説明する。図11(a)は、番組ガイド作成手段52が作成する電子番組ガイドの一例を示す画面例である。図11(b)は、リンク先情報選択手段64の有効期限判定部64bが、URLの有効期限を経過したときに表示する警告メッセージを示す画面例である。
【0102】
図11(a)に示すように、ここでは、合成出力手段70によって、映像・音声復号手段50で復号された映像データ(テレビ映像TV)と、番組ガイド作成手段52で作成された電子番組ガイドEPGとを合成し、表示手段34に1つの画面として表示している。
【0103】
また、電子番組ガイドEPGは、放送時刻Tと番組名Nとを放送時刻に沿って提示したものであって、視聴者が、操作手段33の操作キー等によって、放送番組を選択することで、視聴者が所望する放送番組の予約を行ったり、放送番組の関連情報を提示するものである。なお、ここでは、番組名Nの横に「>D」のマークを付し、その「>D」マークを付された放送番組にさらに詳細な情報(関連情報)が存在していることを示している。
【0104】
このように表示することで、視聴者は、電子番組ガイドで、放送番組に関連する関連情報(Webコンテンツ)があることを視覚的に認識でき、その関連情報を持つ放送番組を選択することで、通信回線を介して関連情報を取得して、閲覧することができる。なお、この放送番組の選択は、操作手段33の図示していない操作キーによって行う。
【0105】
また、図11(a)で、電子番組ガイドEPGで示された放送番組に対応する関連情報リンク表(図9参照)で、URLの有効期限が過ぎている放送番組を選択された場合は、図11(b)に示したように、インターネット上に関連情報が存在していない可能性を示す警告メッセージMSGを表示する。これによって、インターネット上に関連情報が存在していない場合に、不要なアクセスによって待ち時間が長くなる可能性があることを視聴者に通知することができる。
図2に戻って説明を続ける。
【0106】
以上、本発明に係る放送通信融合端末30の構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ここでは、リンク先情報選択手段64が、「好み」、「地域」及び「タイプ」の条件によって、関連情報リンク表からリンク先のURLを検索することとしたが、これらの条件をすべて組み込む必要はない。
【0107】
例えば、視聴者の嗜好傾向(「好み」)の条件を組み込まない場合は、放送通信融合端末30の構成から、視聴履歴記憶手段41、番組分類別嗜好テーブル記憶手段42、視聴履歴収集手段54及び嗜好傾向分類手段60を省いた構成としてもよい。また、視聴地域(「地域」)の条件を組み込まない場合は、放送通信融合端末30の構成から、視聴地域取得手段61を省いた構成としてもよい。また、端末タイプ(「タイプ」)の条件を組み込まない場合は、放送通信融合端末30の構成から、端末タイプ生成手段62を省いた構成としてもよい。
【0108】
また、リンク先情報選択手段64の有効期限判定部64bは、現在時刻と、選択された放送番組の番組情報(SI等)に含まれる放送時刻との時間差に基づいて、リンク先情報が有効であるかどうかを判定することとしてもよい。この場合、有効期限判定部64bは、現在時刻と、過去に放送した放送時刻との時間差が、予め定めた時間間隔が開いている場合は、URLに関連情報がすでに存在していないことを示すメッセージ(警告メッセージ)を合成出力手段70へ通知する。また、逆に、現在時刻と、将来の放送予定時刻との時間差が、予め定めた時間間隔が開いている場合は、URLにまだ関連情報が存在しない(準備されていない)ことを示すメッセージ(警告メッセージ)を合成出力手段70へ通知する。
【0109】
このように有効期限判定部64bにおいて、時刻によって有効期限を判定する場合は、図7及び図8に示したセレクタ領域において、有効期限を示す「information_life_info」(各2行目)に有効期限となる時刻を設定し、図9に示した関連情報リンク表RLの有効期限Liにその時刻を設定しておけばよい。
【0110】
なお、放送通信融合端末30において、放送番組に関連する関連情報の取得は、放送通信融合端末30の各構成の処理を、一般的なコンピュータ言語で記述した放送関連情報取得プログラムを動作させることで実現することができる。
【0111】
[放送通信融合端末の動作]
次に、図3及び図4を参照(適宜図2参照)して、放送通信融合端末30の動作について説明する。図3は、放送通信融合端末30が電子番組ガイドを作成する動作を示すフローチャートである。図4は、放送通信融合端末30が関連情報を取得して提示する動作を示すフローチャートである。
【0112】
(電子番組ガイドの作成動作)
まず、図3を参照(適宜図2参照)して、放送通信融合端末30が電子番組ガイドを作成する動作について説明する。
【0113】
放送通信融合端末30は、放送受信手段31によって放送データを受信し、その受信した放送データの中からセクションを復号する(ステップS10;放送受信ステップ)。そして、番組情報抽出手段51が、復号されたセクション(セクションデータ)が、電子番組ガイドを生成するための番組情報(番組特定情報(PSI)又は番組配列情報(SI))であるかどうかを判定し(ステップS11;番組情報抽出ステップ)、番組情報である場合(ステップS11でYes)は、ステップS12へ進む。一方、復号されたセクションが番組情報でない場合(ステップS11でNo)は、ステップS10へ戻って、次の放送データを受信する。
【0114】
そして、ステップS11で復号されたセクションが番組情報である場合、番組情報抽出手段51は、番組情報のみを抽出して、番組ガイド作成手段52へ出力する。この番組情報を取得した番組ガイド作成手段52は、番組情報に記述されている番組のタイトル、放送日時、放送内容等に基づいて電子番組ガイドを作成し(ステップS12;番組ガイド作成ステップ)、合成出力手段70を介して表示手段34に電子番組ガイドを表示する(ステップS13;出力ステップ)。
【0115】
また、放送通信融合端末30は、番組ガイド作成手段52において、番組情報にハイパーリンク記述子(図5参照)が存在するかどうかを判定し(ステップS14)、ハイパーリンク記述子が存在する場合(ステップS14でYes)は、ステップS15へ進む。一方、ハイパーリンク記述子が存在しない場合(ステップS14でNo)は、ステップS10へ戻って、次の放送データを受信する。
【0116】
そして、番組ガイド作成手段52は、ハイパーリンク記述子が存在する場合に、そのハイパーリンク記述子によって、放送番組に関連情報が存在することを認識し、電子番組ガイドの該当する放送番組に関連情報の有無を表示する(ステップS15;番組ガイド作成ステップ)。
【0117】
さらに、番組ガイド作成手段52は、ハイパーリンク記述子を含んだイベント情報テーブル(EIT)を関連情報リンク表作成手段53へ通知する。そして、関連情報リンク表作成手段53が、EITに基づいて、放送予定番組の識別子と、ハイパーリンク記述子に記述されているリンク先情報とを関連付けた関連情報リンク表を作成し(ステップS16;関連情報リンク表作成ステップ)、関連情報リンク表記憶手段40に関連情報リンク表を記憶する(ステップS17)。
【0118】
そして、電子番組ガイドが完成したかどうかを判定し(ステップS18)、完成した場合(ステップS18でYes)は、電子番組ガイドの作成動作を終了する。一方、電子番組ガイドが完成していない場合(ステップS18でNo)は、ステップS10へ戻って、次の放送データを受信し、電子番組ガイドの作成動作を継続する。
【0119】
以上の動作によって、放送通信融合端末30は、電子番組ガイドを表示する際に、通信回線を介して提供可能な、放送番組に関連する関連情報(Webコンテンツ)が存在する場合は、電子番組ガイドにその旨を文字列等によって表示するとともに、放送番組と関連情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成することができる。
【0120】
(関連情報の取得動作)
次に、図4を参照(適宜図2参照)して、放送通信融合端末30が放送番組に関連する関連情報を取得して提示する動作について説明する。
【0121】
放送通信融合端末30は、視聴者が操作手段33によって、操作キーが押下されるのを待ち(ステップS20)、押下された場合に、放送番組選択手段63によって、その押下された操作キーの位置が、電子番組ガイドに表示されている関連情報を含んだ放送番組を選択した位置かどうかを判定する(ステップS21;放送番組選択ステップ)。ここで、関連情報を含んでいない放送番組を選択された場合(ステップS21でNo)は、ステップS20へ戻って、次のキー入力を待つ。なお、ここでは、関連情報の有無を示す情報のみが表示されていることとして説明しているが、他の操作、例えば、画面の切り替え、チャンネルの切り替え等の意味を持つ領域を選択された場合は、その動作を行うものとする。
【0122】
そして、放送通信融合端末30は、関連情報を含んだ放送番組を選択された場合(ステップS21でYes)は、リンク先情報選択手段64によって、嗜好傾向分類手段60、視聴地域取得手段61及び端末タイプ生成手段62から、それぞれ視聴者の放送番組の嗜好傾向(「好み」)、視聴地域(「地域」)及び端末タイプ(「タイプ」)を収集する(ステップS22)。そして、「好み」、「地域」及び「タイプ」に基づいて、リンク先検索部64aが、関連情報リンク表記憶手段40から、URL(リンク先情報)を検索し、リンク先を決定する(ステップS23;リンク先情報選択ステップ)。
【0123】
なお、ここで有効期限判定部64bが、リンク先のURLが有効期限内であるかどうかを判定し(ステップS24)、有効期限内である場合(ステップS24でYes)は、そのリンク先のURLを通信送受信手段32に通知することで、関連情報(Webコンテンツ)を、通信回線3を介して取得する(ステップS25;関連情報取得ステップ)。そして、取得したWebコンテンツをWebデータ復号手段65で復号して、表示可能な出力形式に変換する(ステップS26)。そして、その表示可能な出力形式に変換されたデータ(Webデータ)を、合成出力手段70を介して、表示手段34に表示(出力)する(ステップS27)。
【0124】
一方、リンク先のURLが有効期限を過ぎている場合(ステップS24でNo)、有効期限判定部64bは、有効期限が切れていることを示すメッセージ(警告メッセージ)を、表示データとして合成出力手段70へ通知し、視聴者に対してURLの有効期限が過ぎていることを提示する(ステップS28)。
【0125】
このステップS27又はステップS28の終了によって、放送通信融合端末30は、一連の関連情報の取得動作を終了するが、この動作終了後は、ステップS20へ戻って、視聴者による操作キーの押下を待つ。
【0126】
以上の動作によって、放送通信融合端末30は、視聴者が電子番組ガイドから放送予定番組に関連する関連情報を選択することで、視聴者の好み、視聴地域、放送通信融合端末30の端末タイプに基づいて、最適な関連情報を提示することができる。
【0127】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明に係る放送通信融合端末、並びに、放送通信融合端末の放送関連情報取得方法及びそのプログラムでは、以下に示す優れた効果を奏する。
【0128】
請求項1、請求項8又は請求項9に記載の発明によれば、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報を付加することができるので、電子番組ガイド上に、関連情報の有無を表示することができる。これによって、視聴者は、電子番組ガイドから放送番組に関連情報が存在することが分かり、リンク先を選択するだけで、通信回線を介して、インターネット等で放送番組に関連する詳細な情報を取得することができる。
【0129】
請求項2に記載の発明によれば、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、端末タイプ毎に異なるリンク先情報を付加することができるので、端末の機能に適合したリンク先から関連情報を取得することができる。これによって、例えば、関連情報として放送番組に関連する画像を提供する場合、端末の表示画面の解像度が高いときには、高画質の画像を提供するリンク先から関連情報を取得することで、鮮明な画像を閲覧することができる。また、端末の表示画面の解像度が低いときは、低画質の画像を提供するリンク先から関連情報を取得することで、画像表示のスピードを早めることができる。
【0130】
請求項3に記載の発明によれば、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、端末の視聴地域毎に異なるリンク先情報を付加することができるので、視聴者が視聴している地域に関連する情報を提供するリンク先から関連情報を取得することができる。これによって、視聴者は、地域に適した詳細な情報を取得することができる。
【0131】
請求項4に記載の発明によれば、デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、ジャンル毎に異なるリンク先情報を付加することができ、視聴者の好みは、放送番組を視聴する視聴履歴に基づいて決定されるため、視聴者の好むジャンルに適合したリンク先から関連情報を取得することができる。
【0132】
請求項5に記載の発明によれば、放送番組のジャンル毎に、気楽因子、感動因子及び情報因子の3因子の重み付けによって、嗜好傾向を分類するため、嗜好傾向を定量化することができ、視聴者の嗜好傾向を簡単に求めることができる。
【0133】
請求項6に記載の発明によれば、現在時刻と、放送番組の放送時刻との時間差に基づいて、リンク先情報が有効であるかどうかを判定するため、インターネット上にまだ関連情報が準備されていない、あるいは、すでにインターネット上から関連情報が削除されている等の可能性を警告メッセージで表示することができる。これによって、インターネット上に存在しない可能性のある関連情報へのアクセスをなくすことができ、不必要な待ち時間をなくすことができる。
【0134】
請求項7に記載の発明によれば、リンク先情報に有効期限を設けるため、例えば、有効期限を過ぎてインターネット上から削除された関連情報を参照しようとした場合、インターネットにアクセスすることなく警告メッセージを表示するため、不必要な待ち時間をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における放送関連情報取得システムの全体構成を示したブロック図である。
【図2】本発明における放送通信融合端末の全体構成を示したブロック図である。
【図3】本発明における放送通信融合端末が電子番組ガイドを作成する動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明における放送通信融合端末が関連情報を取得して提示する動作を示すフローチャートである。
【図5】ARIB STD−B10で規定されているハイパーリンク記述子のデータ構造を示すデータ構造図である。
【図6】ハイパーリンク記述子内で用いるリンク先を特定する識別子を説明するための説明図である。
【図7】(a)は、リンク先が1つのWebコンテンツである場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。
(b)は、受信端末の機種によってリンク先を設定する場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。
【図8】(c)は、視聴地域によってリンク先を設定する場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。
(d)は、番組嗜好傾向によってリンク先を設定する場合の、ハイパーリンク記述子内におけるセレクタ領域のデータ構造を示すデータ構造図である。
【図9】関連情報リンク表の一例を示した図である。
【図10】番組分類別嗜好テーブルの一例を示した図である。
【図11】(a)は、番組ガイド作成手段が作成する電子番組ガイドの一例を示す画面例である。
(b)は、URLの有効期限を経過したときに表示する警告メッセージを示す画面例である。
【符号の説明】
1 放送関連情報取得システム
2 放送波
3 通信回線
10 放送送信装置
11 放送送信手段
12 蓄積手段
20 関連情報配信サーバ
21 通信送受信手段
22 蓄積手段
30 放送通信融合端末
31 放送受信手段
32 通信送受信手段
33 操作手段
34 表示手段
35 記憶手段
36 制御手段
40 関連情報リンク表記憶手段
41 視聴履歴記憶手段
42 番組分類別嗜好テーブル記憶手段(番組別嗜好情報記憶手段)
50 映像・音声復号手段
51 番組情報抽出手段
52 番組ガイド作成手段
53 関連情報リンク表作成手段
54 視聴履歴収集手段
60 嗜好傾向分類手段
61 視聴地域取得手段
62 端末タイプ生成手段
63 放送番組選択手段
64 リンク先情報選択手段
64a リンク先検索部
64b 有効期限判定部(有効期限判定手段)
65 Webデータ復号手段
70 合成出力手段(出力手段)

Claims (9)

  1. デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、前記放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報が付加された放送データを受信して、通信回線を介して前記関連情報を取得する放送通信融合端末であって、
    前記放送データを受信する放送受信手段と、
    前記放送データから前記番組情報を抽出する番組情報抽出手段と、
    この番組情報抽出手段で抽出された番組情報と、その番組情報に付加された前記リンク先情報とに基づいて、前記放送番組毎に前記関連情報の有無を示すリンク先有無情報を含んだ電子番組ガイドを作成する番組ガイド作成手段と、
    この番組ガイド作成手段で作成された電子番組ガイドを出力する出力手段と、
    前記番組情報に付加されている前記リンク先情報に基づいて、前記放送番組と前記リンク先情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成する関連情報リンク表作成手段と、
    この関連情報リンク表作成手段で作成された関連情報リンク表を記憶する関連情報リンク表記憶手段と、
    前記出力手段で出力された電子番組ガイドに基づいて、前記放送番組を選択する放送番組選択手段と、
    この放送番組選択手段で選択された放送番組に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表から選択して読み出すリンク先情報選択手段と、
    このリンク先情報選択手段で選択されたリンク先情報に基づいて、前記通信回線を介して、前記関連情報を取得する通信送受信手段と、
    を備えていることを特徴とする放送通信融合端末。
  2. 前記番組情報には、前記放送データを受信する端末の種類を示す端末タイプ毎に、前記リンク先情報が付加されており、
    前記リンク先情報選択手段が、当該放送通信融合端末の端末タイプに対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出すことを特徴とする請求項1に記載の放送通信融合端末。
  3. 前記番組情報には、前記放送データを受信する端末の視聴地域毎に、前記リンク先情報が付加されており、
    前記視聴地域を取得する視聴地域取得手段を備え、
    前記リンク先情報選択手段が、前記視聴地域取得手段で取得した視聴地域に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放送通信融合端末。
  4. 前記番組情報には、前記放送番組のジャンル毎に、前記リンク先情報が付加されており、
    前記放送番組の番組情報に含まれる前記ジャンルを含んだ視聴者の視聴履歴を記憶する視聴履歴記憶手段と、
    前記番組情報に基づいて、前記視聴履歴を収集して前記視聴履歴記憶手段に書き込む視聴履歴収集手段と、
    前記視聴履歴記憶手段に記憶されている視聴履歴に基づいて、前記視聴者の嗜好傾向を分類する嗜好傾向分類手段とを備え、
    前記リンク先情報選択手段が、前記嗜好傾向分類手段で分類された前記視聴者の嗜好傾向に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表記憶手段から選択して読み出すことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の放送通信融合端末。
  5. 前記放送番組のジャンル毎に、前記視聴者が前記放送番組を気楽に視聴できる程度を示す気楽因子と、前記放送番組における前記視聴者の感動の程度を示す感動因子と、前記放送番組で紹介される情報が前記視聴者にとって役立つ情報かどうかの程度を示す情報因子との3因子を、予め重み付けして記憶した番組分類別嗜好情報記憶手段を備え、
    前記嗜好傾向分類手段が、前記番組分類別嗜好情報記憶手段に記憶されている前記3因子の重み付けに基づいて、前記視聴履歴から前記視聴者の嗜好傾向を分類することを特徴とする請求項4に記載の放送通信融合端末。
  6. 前記リンク先情報選択手段は、現在時刻と、前記放送番組の番組情報に含まれる放送時刻との時間差に基づいて、前記リンク先情報が有効であるかどうかを判定する有効期限判定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の放送通信融合端末。
  7. 前記リンク先情報には、リンク先で示された関連情報の情報公開の有効期限が含まれており、
    前記リンク先情報選択手段は、現在時刻と、前記放送番組選択手段で選択された放送番組に対応する前記リンク先情報の有効期限とに基づいて、前記リンク先情報が有効であるかどうかを判定する有効期限判定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の放送通信融合端末。
  8. デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、前記放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報が付加された放送データを受信して、通信回線を介して前記関連情報を取得する放送通信融合端末における放送関連情報取得方法であって、
    前記放送データを受信する放送受信ステップと、
    前記放送データから前記番組情報を抽出する番組情報抽出ステップと、
    この番組情報抽出ステップで抽出された番組情報と、その番組情報に付加された前記リンク先情報とに基づいて、前記放送番組毎に前記関連情報の有無を示すリンク先有無情報を含んだ電子番組ガイドを作成する番組ガイド作成ステップと、
    この番組ガイド作成ステップで作成された電子番組ガイドを出力する出力ステップと、
    前記番組情報に付加されている前記リンク先情報に基づいて、前記放送番組と前記リンク先情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成して、関連情報リンク表記憶手段に記憶する関連情報リンク表作成ステップと、
    前記出力ステップで出力された電子番組ガイドに基づいて、前記放送番組を選択する放送番組選択ステップと、
    この放送番組選択ステップで選択された放送番組に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表から選択して読み出すリンク先情報選択ステップと、
    このリンク先情報選択ステップで選択されたリンク先情報に基づいて、前記通信回線を介して、前記関連情報を取得する関連情報取得ステップと、
    を含んでいることを特徴とする放送通信融合端末における放送関連情報取得方法。
  9. デジタル放送で放送される放送番組の番組情報に、前記放送番組に関連した関連情報へのリンク先を示すリンク先情報が付加された放送データを受信して、通信回線を介して前記関連情報を取得するために、コンピュータを、
    前記放送データを受信する放送受信手段、
    前記放送データから前記番組情報を抽出する番組情報抽出手段、
    この番組情報抽出手段で抽出された番組情報と、その番組情報に付加された前記リンク先情報とに基づいて、前記放送番組毎に前記関連情報の有無を示すリンク先有無情報を含んだ電子番組ガイドを作成する番組ガイド作成手段、
    この番組ガイド作成手段で作成された電子番組ガイドを出力する出力手段、
    前記番組情報に付加されている前記リンク先情報に基づいて、前記放送番組と前記リンク先情報とを対応付けた関連情報リンク表を作成して、関連情報リンク表記憶手段に記憶する関連情報リンク表作成手段、
    前記出力手段で出力された電子番組ガイドに基づいて、前記放送番組を選択する放送番組選択手段、
    この放送番組選択手段で選択された放送番組に対応する前記リンク先情報を、前記関連情報リンク表から選択して読み出すリンク先情報選択手段、
    このリンク先情報選択手段で選択されたリンク先情報に基づいて、前記通信回線を介して、前記関連情報を取得する関連情報取得手段、
    として機能させることを特徴とする放送通信融合端末における放送関連情報取得プログラム。
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