JP5156508B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送受信装置に関する。
2000年に放送衛星によるデジタル放送が開始されて以来、2003年の地上波デジタル放送、2006年のワンセグ放送が次々と開始され、2011年には、従来のアナログ放送を完全に停止することが決定している。デジタル放送では、従来のアナログ放送で配信されていた映像・音声信号に加えて、字幕信号や、放送用XML(Extensible Markup Language)言語(BML:Broadcast Markup Language)を用いて記述されたマルチメディア情報(通称、データ放送)が多重化されて放送されている。
このデータ放送は、放送事業者が視聴者に対して付加価値情報を提供するために、映像・音声の番組制作に加えて制作するものである。データ放送には、放送中の番組に関して、例えば、出演者のプロフィールを表示する、あるいは、ドラマ番組の前回までのあらすじを表示する、などといった内容補足する番組連動情報や、ニュース速報を常時記述するといった番組非連動情報がある。
従来の一般的なデジタル放送受信装置は、利用者のリモコン操作によって、データ放送画面を表示し、再度の操作で、通常の放送画面に戻るなどの動作を行う。さらに特許文献1に記載された技術では、利用者からの検索要求(ジャンル指定等による検索要求)により、その要求に合致する放送番組をデータ放送情報の中から検索し、それに最も近い内容の番組を放送しているチャンネルを出力する、という機能を提供する。
特開2007−202041号公報
ところで、データ放送は、あくまで放送事業者が番組制作の範囲内で作成したものであり、番組に関連した情報、あるいは、その他ニュース等の情報を詳細に知りたいと思った場合には、データ放送が提供する情報のみでは不十分である場合が想定される。例えば、ドラマを視聴中、そのドラマのあらすじや出演者の概略情報はデータ放送で提供されるものの、その出演者がこれまでに出演した番組や映画の一覧を知りたい場合や、その出演者の日記(ブログ)を閲覧したい場合など、すなわち、その放送事業者が管理する範囲を超えた情報を入手したい場合、データ放送で提供される情報では不十分である。特許文献1に記載された技術などでは、放送事業者が管理する範囲を超えた情報について考慮されていないため、このような情報を取得することはできない、という問題がある。
このような場合、パーソナルコンピュータ(パソコン)や携帯電話といった情報端末機器を使ってインターネットにアクセスし、関連するウェブページを検索後閲覧するなどにより、世界中から発信された情報が集約されているインターネット上の豊富な情報を閲覧することが可能となる。
しかしながら、テレビ視聴中に、さらに他の情報端末機器を利用することは煩雑であり便利とはいえない。さらに、例えばパソコン利用の際、パソコンの電源がオフになっていれば、電源を入れた後、一般に時間のかかる立ち上げプロセスを経て利用可能になるまで待った上で、ウェブブラウザを立ち上げて検索キーワードを入力し、得られた結果からページを選択してアクセス及び表示する、といったように、即時性の低さや手順の煩雑さが問題となる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、視聴中の番組に関連するウェブページを自動的にインターネット検索して、視聴者に提示することができるデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、デジタル放送信号を受信する受信手段と、前記デジタル放送信号に含まれるテキストデータから単語を抽出する抽出手段と、前記抽出した単語を用いてインターネット検索を行う検索手段と、前記検索手段の検索結果を表示する表示手段と、を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置である。
また、本発明の一態様は、上記のデジタル放送受信装置において、前記検索手段により検索されたウェブページの一覧を表示する一覧表示手段と、前記一覧からウェブページを指定する指定手段と、前記指定されたウェブページを表示するウェブページ表示手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記のデジタル放送受信装置において、前記抽出手段は、字幕又はデータ放送に含まれるテキストデータを抽出するテキスト抽出手段と、前記テキストデータを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたテキストデータを一定時間毎に取得する取得手段と、前記取得したテキストデータから形態素解析手段により単語を抽出する単語抽出手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記のデジタル放送受信装置において、前記抽出手段は、優先して抽出されるべき単語のリストである優先ワードリスト又は、抽出不要な単語のリストである不要ワードリストを有することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記のデジタル放送受信装置において、前記優先ワードリスト及び前記不要ワードリストは、予めジャンル別に設定してあり、前記デジタル放送信号からジャンル情報を抽出するジャンル抽出手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記のデジタル放送受信装置において、前記優先ワードリスト及び前記不要ワードリストは、予めジャンル別に設定してあり、ジャンルを指定するジャンル指定手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、受信したデジタル放送信号に含まれるテキストデータから単語を抽出し、抽出した単語をキーにインターネット検索を行い、検索結果を表示する。これにより、利用者は、テレビ番組を視聴中に、番組に関連するウェブページの閲覧をデジタル放送受信装置上ですることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態によるデジタル放送受信装置100の構成を示すブロック図である。
デジタル放送受信装置100は、番組信号受信部101と、TSパケット処理部102と、EMM暗号復号部103と、ECM暗号復号部104と、スクランブル暗号復号部105と、TS多重分離部106と、音声デコーダ107と、映像デコーダ108と、字幕デコーダ109と、BMLデコーダ110と、レンダリング部111と、ウェブ検索制御部112と、文字バッファメモリ113と、単語抽出部114と、クエリ文字列生成部116と、HTTP送信部117と、ネットワークインターフェース118と、HTTP受信部119と、URLリスト取得部120と、URLリスト選択部121と、ウェブブラウザ122と、を含んで構成される。
番組信号受信部101は、衛星デジタル放送信号、地上波デジタル放送信号、ケーブルテレビ信号、あるいは、IPTV(Internet Protocol TeleVision)信号といったデジタル放送信号を受信するための適切なインターフェースを有する。番組信号受信部101は、与えられたチャンネル選択信号に従い、対応する信号の受信及び復調を行って、MPEG(Moving Picture Experts Group)トランスポートストリームパケット(以下TSパケットとする)を抽出する。そして、番組信号受信部101は、抽出したTSパケットをTSパケット処理部102に出力する。
TSパケット処理部102は、TSパケットを多重情報や暗号化鍵を運ぶ制御用パケットと、映像・音声・字幕・データ放送といった情報を伝送するメディアパケットとに分ける。制御パケットには、番組多重テーブルであるPMT(Program Map Table)と、視聴ライセンス情報であるEMM(Entitlement Management Message)と、番組視聴制御情報であるECM(Entitlement Control Message)が含まれる。TSパケット処理部102は、EMMをEMM暗号復号部103に出力する。また、TSパケット処理部102は、ECMをECM暗号復号部104に出力する。また、TSパケット処理部102は、PMTをTS多重分離部106に出力する。また、TSパケット処理部102は、メディアパケットをスクランブル暗号復号部105に出力する。
EMM暗号復号部103は、デジタル放送受信装置100内部で保持しているマスタ鍵を用いて入力されたEMMを復号し、ワーク鍵を取り出す。そして、EMM暗号復号部103は、取り出したワーク鍵をECM暗号復号部104に出力する。
ECM暗号復号部104は、入力されたECMをワーク鍵で復号してスクランブル鍵を取り出す。そしてECM暗号復号部104は、復号したスクランブル鍵をスクランブル暗号復号部105に出力する。
これらEMM、ECMの復号は、ICカード(衛星・地上波デジタルではB−CASカード)の中で行ってもよい。
スクランブル暗号復号部105は、入力されたスクランブル鍵を用いてメディアパケットを復号し、スクランブルが解除されたメディアパケットを取得する。そして、取得したメディアパケットをTS多重分離部106に出力する。
TS多重分離部106は、TSパケット処理部102から入力されたPMTに含まれるパケットIDとメディア種類との対応情報に基づいて、メディアパケットを映像メディア信号、音声メディア信号、字幕メディア信号、BMLデータ信号にそれぞれ多重分離する。なお、BMLデータは、映像・音声等とは異なり、繰り返し伝送される場合もあるため、TS多重分離部106は重複情報を適宜取り除いた上で、BMLデータを取り出す。そして、TS多重分離部106は、それぞれ対応するデコーダに分離したデータを出力する。
音声デコーダ107は、音声メディア信号を復号し、非圧縮音声信号として、音声出力回路により出力する。音声デコーダ107は、出力の際、適切なコピー禁止符号や暗号化を施す。
映像デコーダ108は、入力された映像メディア信号を復号し、画面イメージとしてレンダリング部111に出力する。字幕デコーダ109は入力された字幕メディア信号を復号し、画面イメージとしてレンダリング部111に出力する。BMLデコーダ110は、BMLデータ信号を復号し、画面イメージとしてレンダリング部111に出力する。
レンダリング部111は、入力された画面イメージを合成して画像出力回路により出力する。合成された画面イメージは、図示しない表示部に表示される。レンダリング部111は、出力の際、適切なコピー禁止符号や暗号化を施す。
ここまでは従来のデジタル放送受信装置と同様である。本発明は、上記に加え、以下に示す要素を有する。
ウェブ検索制御部112は、利用者からの検索開始の指示を示す信号が入力されると、字幕デコーダ109及びBMLデコーダ110にバッファリング開始を指示する信号(バッファリング開始信号)を出力する。また、ウェブ検索制御部112は、利用者からの検索終了の指示を示す信号が入力されると、字幕デコーダ109及びBMLデコーダ110にバッファリング終了を指示する信号(バッファリング終了信号)を出力する。
字幕デコーダ109は、バッファリング開始信号が入力されると、字幕メディア信号に含まれるテキストデータを予め設定された所定の文字コードで文字バッファメモリ113に書き込む。また、字幕デコーダ109は、バッファリング終了信号が入力されると、テキストデータの書き込みを終了する。
BMLデコーダ110は、バッファリング開始信号が入力されると、BMLデータの文書中に含まれるテキストデータを予め設定された所定の文字コードで文字バッファメモリ113に書き込む。また、BMLデコーダ110は、バッファリング終了信号が入力されると、テキストデータの書き込みを終了する。
文字バッファメモリ113は、字幕デコーダ109からのテキストデータ、あるいは、BMLデコーダ110からのテキストデータを一時格納し、文字列としてその内容を保持する。
単語抽出部114は、一定時間毎に文字バッファメモリ113内の文字列を取得する。そして、単語抽出部114は、取得した文字列から形態素解析手段により単語を抽出する。その際、優先ワードリストとNGワードリストに基づき、必要十分な単語のみを最終出力とするよう動作する。優先ワードリストは、予め設定された優先して抽出されるべき単語のリストである。NGワードリストは、予め設定された抽出不要な単語のリストである。また、優先ワードリスト及びNGワードリストは、それぞれ複数の選択式テーブルで定義しておき、本デジタル放送受信装置100を利用するシーンに応じて、切り替えて使用するよう実装してもよい。例えば、リビングルームで子供と一緒にテレビを見る場合などは、優先ワードリストは子供に興味のある単語のリストに、NGワードリストは未成年者にふさわしくない単語のリストに切り替え、そうでない場合は、一般的な用語から構成される優先ワードリスト・NGワードリストを用いるなどの利用法が考えられる。そして、単語抽出部114は、抽出した単語を所定の最大取得個数に達するまでクエリ文字列生成部116に出力する。単語抽出部114に含まれる出現頻度計算部114Aは、抽出した単語の出現頻度を計算する。単語抽出部114に含まれるURL判別部114Bは、抽出した単語がURL(Uniform Resource Locator)であるか否かを判別する。なお、本実施形態では、一定時間毎に文字バッファメモリ113から文字列を取得しているが、一定の字幕メディア数毎としてもよいし、一定のBML文書数毎としてもよい。
クエリ文字列生成部116は、入力された単語に基づきインターネット検索を行うための問い合わせ(クエリ)文字列を生成する。ここで、検索に用いるインターネットサイト(以下検索サイトとする)と、その検索サイトで使用可能なクエリ生成ルールは事前に設定されている。そして、クエリ文字列生成部116は、生成したクエリ文字列をHTTP送信部117に出力する。
HTTP送信部117は、入力されたクエリ文字列をHTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルでネットワークインターフェース118より送出する。
ネットワークインターフェース118は、ブロードバンド回線等を介してインターネットに接続するためのインターフェースである。
HTTP受信部119は、ネットワークインターフェース118を経由してHTTPプロトコルのメッセージを受信する。そして、HTTP受信部119は、受信したメッセージの送信元が予め設定されている検索サイトである場合には、メッセージに含まれるHTML(HyperText Markup Language)文書をURLリスト取得部120に出力する。一方、HTTP受信部119は、そうでない場合には、HTML文書をウェブブラウザ122に出力する。
URLリスト取得部120は、入力されたHTML文書から検索結果として得られたウェブページのURLのリストを抽出する。そして、先頭から所定の個数分のURLをURLリスト選択部121に出力する。その際、検索結果に列挙される順番通りに先頭から所定の個数を数えても良いし、検索結果のURLそれぞれに付加されている更新日時情報を利用して更新日の新しい順または古い順に先頭から所定の個数を数えても良い。
URLリスト選択部121は、レンダリング部111を介してURLリスト取得部120で抽出されたURLのリストを利用者に提示する。また、URLリスト選択部121は、利用者がURLリストの中からURLを1つ選択する機能を提供する。利用者が任意の1つのURLを選択すると、URLリスト選択部121は、選択されたURLをHTTP送信部117に出力する。
ウェブブラウザ122は、HTML文書をデコードして画面イメージとして構成し、レンダリング部111を経て画面表示を行う。
次に、デジタル放送受信装置100によるウェブサイト表示処理の処理手順について説明する。
図2は、ウェブサイト表示処理の手順を示すフローチャートである。この図に示す処理は、利用者からの検索開始指示が入力されるとスタートする。
まず、ステップS101では、ウェブ検索制御部112の指示により、字幕デコーダ109及びBMLデコーダ110が文字バッファメモリ113にテキストデータを書き込む。
次に、ステップS102では、単語抽出部114が、文字バッファメモリ113の文字列を取得し、取得した文字列から単語を抽出する。具体的には、まず、単語抽出部114は、形態素解析手段により単語を抽出する。この時、出現頻度計算部114Aが、抽出した単語の出現頻度を計算する。そして、単語抽出部114は、出力した単語数が予め設定された最大取得個数に達するまで以下の処理を行う。まず、単語抽出部114は、抽出した単語のうち、優先ワードリスト内の単語の少なくとも一部と合致する単語、あるいは、優先ワードリストに存在する単語が少なくとも一部として合致する単語をクエリ文字列生成部116に出力する。次に、単語抽出部114は、URL判別部114BによりURLと判別された単語をクエリ文字列生成部116に出力する。次に、単語抽出部114は、出現頻度の高い順に残りの単語をクエリ文字列生成部116に出力する。なお、単語抽出部114は、NGワードリストに含まれる単語は、いかなる条件が成立しても出力しない。
次に、ステップS103では、クエリ文字列生成部116が、入力された最大取得個数の単語からクエリを生成する。例えば、入力された単語がword1,word2,word3,word4,word5、検索サイトが「www.○○○.×××」、クエリ生成ルールが「http://[server]/search?q=%s+」である場合、[server]に検索サイトを、「%s」に前記5個の単語を「+」記号によって結合してそれぞれ代入する。これにより、以下のクエリが生成される。
クエリ:「http://www.○○○.×××/search?q=word1+word2+word3+word4+word5」
次に、ステップS104では、HTTP送信部117が、クエリ文字列生成部116により生成されたクエリをHTTPプロトコルとしてネットワークインターフェース118より送出する。具体的には、以下のメッセージをサイト「www.○○○.XXX」のポート番号80(http)に送信する。
メッセージ:「GET /search?q=word1+word2+word3+word4+word5 HTTP/1.1」
次に、ステップS105では、HTTP受信部119が、HTTPプロトコルでメッセージを受信したか否かを判定する。受信した場合には、ステップS106へ進む。一方、受信していない場合には、ステップS105に戻る。
ステップS106では、HTTP受信部119が、受信したメッセージがステップS104で送信したクエリの応答か否かを判定する。具体的には、HTTP受信部119は、受信したメッセージの送信元が予め設定されている検索サイト「www.○○○.×××」である場合に、クエリの応答であると判定する。クエリの応答である場合には、ステップS108へ進む。一方、クエリの応答ではない場合には、ステップS107へ進む。
ステップS107では、HTTP受信部119が、受信したメッセージからHTML文書を取り出して、ウェブブラウザ122に出力する。ウェブブラウザ122は、入力されたHTML文書をデコードして画面イメージとして構成し、レンダリング部111を介して表示する。
一方、ステップS108では、HTTP受信部119が、受信したメッセージからHTML文書を取り出して、URLリスト取得部120に出力する。URLリスト取得部120は、HTML文書から検索結果として得られたウェブサイトのURLを抽出する。そして、URLリスト取得部120は、先頭から所定の個数分のURLをURLリスト選択部121に出力する。その際、検索結果に列挙される順番通りに先頭から所定の個数を数えても良いし、検索結果のURLそれぞれに付加されている更新日時情報を利用して更新日の新しい順または古い順に先頭から所定の個数を数えても良い。
次に、ステップS109では、URLリスト選択部121が、入力されたURLのリストをレンダリング部111を経由して表示する。図3(a)は、本実施形態におけるデジタル放送受信装置100の表示部130に表示されるURLリストの表示例を表わす概略図である。表示部130は、例えば液晶ディスプレイなどの表示装置である。この図に示す例では、番組表示部131に選択されたチャンネルの番組が表示される。また、一覧表示部132にURLリストが表示される。利用者は、リモコンなどを操作して、一覧からURLを1つ選択することができる。
次に、ステップS110では、URLリストからURLが選択されたか否かを判定する。URLが選択された場合には、ステップS111に進む。一方、URLが選択されていない場合には、ステップS110へ戻る。
ステップS111では、URLリスト選択部121が、選択されたURLをHTTP送信部117に出力する。HTTP送信部117は、入力されたURLをネットワークインターフェース118より送出する。
ステップS112では、HTTP受信部119が、メッセージをHTTPプロトコルで受信したか否かを判定する。メッセージを受信した場合には、ステップS113へ進む。一方、受信していない場合には、ステップS112に戻る。
次に、ステップS113では、HTTP受信部119が、受信したメッセージからHTML文書を取り出してウェブブラウザ122に出力する。ウェブブラウザ122は、入力されたHTML文書をデコードして画面イメージとして構成し、レンダリング部111を経由して表示する。
以上の動作により、利用者が視聴中のテレビ番組に関連のあるウェブページが表示部130に表示される。
図3(b)は、本実施形態におけるデジタル放送受信装置100の表示部130に表示されるウェブページの表示例を表わす概略図である。この図に示す例では、ブラウザ表示部133にウェブサイトが表示される。また、番組表示部134に選択されたチャンネルの番組が表示される。また、一覧表示部135にURLリストが表示される。利用者からの検索終了の指示が入力されると、ウェブサイト及びURLリストが非表示になり、番組のみが表示部130全体に表示される。
このように、本実施形態によれば、利用者が視聴中の番組の字幕及びBML文書から単語を抽出し、抽出した単語をキーにインターネット検索を行い、検索結果であるURLリストを利用者に提示する。そして、利用者によりURLリストからURLが1つ選択されると、そのウェブページを表示する。これにより、利用者は、テレビ番組を視聴中に、番組に関連するウェブサイトをデジタル放送受信装置100上で閲覧することができる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態によるデジタル放送受信装置200について説明する。
図4は、本実施形態によるデジタル放送受信装置200の構成を示すブロック図である。
デジタル放送受信装置200は、図1に示す構成に対してジャンル抽出部215を新たに設けている。また、本実施形態のデジタル放送受信装置200では、優先ワード及びNGワードがジャンル別(例えば、映画番組、ドラマ番組、スポーツ番組、バラエティ番組、ニュース番組)に設定されている。
このため、TSパケット処理部202は、番組(イベント)情報であるEIT(Event Information Table)をジャンル抽出部215に出力する。ジャンル抽出部215は、EITから番組のジャンルを抽出して単語抽出部214に出力する。そして、単語抽出部214は、入力されたジャンルの優先ワード及びNGワードを用いて出力する単語を決定する。あるいは、単語抽出部214は、ジャンルに対応する特定の検索キーワード(1つまたは複数)をあらかじめ用意しておき、入力されたジャンルに対応するキーワードを自動的にクエリ文字列の要素として付加する機能を有する実装も可能である。
他の構成は第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
なお、本実施形態では、ジャンル抽出部215が自動的にジャンルを抽出して単語抽出部214に出力しているが、利用者がジャンルを選択できるように構成してもよい。このとき、単語抽出部214には利用者が選択したジャンルが入力される。また、本実施形態では、ジャンル別に優先ワード及びNGワードを設定したが、例えば、人物名、会社名、商品名などのカテゴリ別に優先ワード及びNGワードを設定してもよい。このとき、利用者がカテゴリを選択できるように構成する。
このように、本実施形態によれば、単語抽出部214は、チャンネル選択された番組のジャンルに基づいて検索に用いる単語を決定する。これにより、番組の特徴をより正確に示す単語を検索に用いることができ、番組に合ったURLリストを表示することができる。
[第3の実施形態]
次に、この発明の第3の実施形態によるデジタル放送受信装置300について説明する。
図5は、本実施形態によるデジタル放送受信装置300の構成を示すブロック図である。
デジタル放送受信装置300は、図4に示す構成に対して蓄積部323を新たに設けている。本実施形態におけるデジタル放送受信装置300は、予め蓄積しておいた番組のURLリストを表示することができる。
スクランブル暗号復号部305は、利用者からの録画の指示が入力されると、復号したTSパケットを蓄積部323に蓄積する。蓄積部323は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置である。なお、蓄積部323は、蓄積に際しての信号の暗号化、並びに、再生時の暗号復号を行う機能を有していても良い。
また、利用者からの録画した番組の再生指示が入力されると、蓄積部323は蓄積されたTSパケットを、TS多重分離部306に出力する。そして、デジタル放送受信装置300は、TS多重分離部306から出力された字幕メディア信号及びBMLデータ信号から単語を抽出し、抽出した単語をキーにインターネット検索を行い、検索結果であるURLリストを表示している。なお、蓄積された番組の再生時には、現在再生中のポイントよりも先(未来)の情報(テキストデータ)を取得可能である。このことは、クエリ文字列の生成頻度をあまり高くしたくない場合でも、再生速度よりも単語抽出速度を速くすれば、出現頻度を計算する際の時間間隔を大きくとることによるクエリ文字列の生成までの待ち時間の増大を生じないため、クエリ文字列の生成頻度の設定範囲をより広範囲にできることを意味する。
これにより、デジタル放送受信装置300は、録画された番組のURLリストを提示することができる。
他の構成は第2の実施形態と同様なので説明を省略する。
このように、本実施形態によれば、現在放送されている番組のみでなく、予め録画してある番組のURLリストを表示することができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
第1の実施形態によるデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態によるデジタル放送受信装置におけるウェブサイト表示処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるデジタル放送受信装置の表示部に表示されるURLリストの表示例を表わす概略図である。 第2の実施形態によるデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態によるデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100,200,300…デジタル放送受信装置 101,201,301…番組信号受信部 102,202,203…TSパケット処理部 103,203,303…EMM暗号復号部 104,204,304…ECM暗号復号部 105,205,305…スクランブル暗号復号部 106,206,306…TS多重分離部 107,207,307…音声デコーダ 108,208,308…映像デコーダ 109,209,309…字幕デコーダ 110,210,310…BMLデコーダ 111,211,311…レンダリング部 112,212,312…ウェブ検索制御部 113,213,313…文字バッファメモリ 114,214,314…単語抽出部 114A,214A,314A…出現頻度計算部 114B,214B,314B…URL判別部 116,216,316…クエリ文字列生成部 117,217,317…HTTP送信部 118,218,318…ネットワークインターフェース 119,219,319…HTTP受信部 120,220,320…URLリスト取得部 121,221,321…URLリスト選択部 122,222,322…ウェブブラウザ 130…表示部 215,315…ジャンル抽出部 323…蓄積部

Claims (4)

  1. デジタル放送信号を受信する受信手段と、
    前記デジタル放送信号に含まれるテキストデータから単語を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した単語を用いてインターネット検索を行う検索手段と、
    前記検索手段の検索結果を表示する表示手段と、を備え
    前記抽出手段は、優先して抽出されるべき単語のリストである優先ワードリスト又は、
    抽出不要な単語のリストである不要ワードリストを有し、
    前記優先ワードリスト及び前記不要ワードリストは、予めジャンル別に設定してあり、
    前記デジタル放送信号からジャンル情報を抽出するジャンル抽出手段を備え、
    前記抽出手段は、前記ジャンル抽出手段により抽出されたジャンル情報に対応する前記優先ワードリスト又は前記不要ワードリストに基づいて、前記デジタル放送信号に含まれるテキストデータから単語を抽出する、
    ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. デジタル放送信号を受信する受信手段と、
    前記デジタル放送信号に含まれるテキストデータから単語を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した単語を用いてインターネット検索を行う検索手段と、
    前記検索手段の検索結果を表示する表示手段と、を備え
    前記抽出手段は、優先して抽出されるべき単語のリストである優先ワードリスト又は、
    抽出不要な単語のリストである不要ワードリストを有し、
    前記優先ワードリスト及び前記不要ワードリストは、予めジャンル別に設定してあり、
    ジャンルを指定するジャンル指定手段を備え、
    前記抽出手段は、前記ジャンル指定手段により指定されたジャンルに対応する前記優先ワードリスト又は前記不要ワードリストに基づいて、前記デジタル放送信号に含まれるテキストデータから単語を抽出する、
    ことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記検索手段により検索されたウェブページの一覧を表示する一覧表示手段と、
    前記一覧からウェブページを指定する指定手段と、
    前記指定されたウェブページを表示するウェブページ表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記抽出手段は、
    字幕又はデータ放送に含まれるテキストデータを抽出するテキスト抽出手段と、
    前記テキストデータを一時的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたテキストデータを一定時間毎に取得する取得手段と、
    前記取得したテキストデータから形態素解析手段により単語を抽出する単語抽出手段と

    を有することを特徴とする請求項1から3いずれか1の項に記載のデジタル放送受信装置。
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