JP4886210B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像光学系により形成される被写体像を光電変換して得られる画像信号を用いて撮影光学系の焦点調節を行う撮像装置に関するものであり、さらには動画記録中の静止画記録が可能な撮像装置に関するものである。
動画記録と静止画記録とが可能な撮像装置において、静止画記録時におけるオートフォーカス(AF)の高速化を図るための方法が特許文献1にて提案されている。この方法では、動画記録中には連続的に焦点調節動作を行い、動画記録中に静止画記録を行う際にはそれまでの連続的な焦点調節動作を停止させる。
また、静止画記録用の撮像装置において、静止画記録を行う際のAF処理を高速化するための方法が特許文献2にて提案されている。この方法では、スルー画像取得中における静止画記録用のAF開始が指示される(S1信号検出)前のコンティニュアスAF処理の状態を判別し、該判別結果に応じて、静止画記録用のAF開始が指示された後の合焦位置の探索(サーチ)範囲や探索方向を設定するものである。具体的には、S1信号検出直前のコンティニュアスAF処理状態が微動調整状態であった場合には、フォーカスレンズの現在位置の近傍範囲のみをサーチして合焦を得る。また、フォーカスレンズが既に検出した合焦位置に向かって駆動中であった場合には、該検出した合焦位置の近傍範囲のみをサーチして合焦を得る。さらに、合焦位置をサーチしている状態であった場合には、フォーカスレンズを現在位置から現在の駆動方向に向かってサーチ駆動し、合焦を得る。さらに、これらの場合以外の場合には、全域サーチを行って合焦を得る。
特開2000−224458号公報(段落0092〜0097、図1等) 特開2003−348426号公報(段落0047〜0050、図6等)
しかしながら、上記特許文献1にて提案された方法では、静止画記録の開始時に、それまで行っていた連続的な焦点調節動作を停止させてしまうため、静止画記録の開始前において合焦状態がまだ得られていなかった場合には、合焦した静止画を記録することができない。また、静止画記録時には、動画記録時に比べて記録画素数を多くする場合があるが、この場合において、静止画記録の開始時に焦点調節動作を停止させてしまうと、動画に対しては十分な合焦状態が得られていたとしても静止画に対しては十分な合焦状態が得られないことがある。
一方、特許文献2にて提案された方法では、静止画記録用AFが指示される前のAF処理状態を判別して該指示後のAF動作を設定しているため、これをそのまま動画記録中に静止画記録を行う撮像装置に適用すると、静止画記録が開始されるまでの間にフォーカスレンズが大きく移動し、フォーカス状態が大きく変化する等して、不自然な動画が記録されてしまうという弊害がある。
本発明は、動画記録中に静止画記録を行う場合において、該静止画に対して十分な合焦状態が得られるようにしつつ、記録される動画においても大きなフォーカス状態の変化が生じないようにした撮像装置を提供することを目的の1つとしている。
本発明の一側面としての撮像装置は、動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置であって、フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、該撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する信号生成手段と、動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動させ、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる制御手段とを有し、前記制御手段は、動画記録中に静止画記録を行う場合であって、該静止画記録のための焦点調節動作が指示された際の前記焦点評価信号に基づく合焦度が所定値より低い場合には、前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせないことを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての撮像装置は、動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置であって、フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、該撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する信号生成手段と、動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動させ、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる制御手段とを有し、前記制御手段は、動画記録中に静止画記録を行う場合は、該静止画記録のための焦点調節動作が指示されたときの前記焦点評価信号に基づいて前記所定のスキャン範囲よりも狭いスキャン範囲を設定して前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせ、当該スキャン範囲で得られた前記焦点評価信号がローコントラストであると判定した場合には当該スキャン範囲内に前記フォーカスレンズを停止させることを特徴とする。
さらに、本発明の他の側面としての撮像装置の焦点調節方法は、動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置の焦点調節方法であって、フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する第1のステップと、動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動させ、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる第2のステップとを有し、前記第2のステップにおいて、動画記録中に静止画記録を行う場合であって、該静止画記録のための焦点調節動作が指示された際の前記焦点評価信号に基づく合焦度が所定値より低い場合には、前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動を行わないようにすることを特徴とする。
さらに、本発明の他の側面としての撮像装置の焦点調節方法は、動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置の焦点調節方法であって、フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する第1のステップと、動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動する第2のステップと、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動する第3のステップとを有し、前記第3のステップにおいて、動画記録中に静止画記録を行う場合は、該静止画記録のための焦点調節動作が指示されたときの前記焦点評価信号に基づいて前記所定のスキャン範囲よりも狭いスキャン範囲を設定して前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせ、当該スキャン範囲で得られた前記焦点評価信号がローコントラストであると判定した場合には当該スキャン範囲内に前記フォーカスレンズを停止させることを特徴とする。
本発明によれば、記録中の動画におけるフォーカス変化を小さく抑えながらも、静止画記録に対して十分に合焦度が高い状態を得ることができる。
図1には、本発明の実施例1である撮像装置の構成を示している。図1において、1は上記撮像装置である。2は変倍を行うために光軸方向に移動するズームレンズユニット、3は焦点調節を行うために光軸方向に移動するフォーカスレンズユニットである。4はズームレンズユニット2およびフォーカスレンズユニット3を含む撮影光学系を透過する光量を調節する絞りユニットである。該絞りユニット4は、静止画撮影時には、シャッタとしても機能する。
31は撮影光学系を収容した撮影レンズ鏡筒であり、5は撮影光学系によって形成された被写体像を光電変換するCCDセンサ、CMOSセンサ等からなる固体撮像素子である。
6はこの撮像素子5による光電変換動作によって出力された電気信号を受け、該電気信号に対して各種の処理を施すことにより、所定のフォーマットの画像信号を生成する画像処理回路である。
7は画像処理回路6によって生成されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換回路、8はA/D変換回路7からの出力を受け、該画像信号を一時的に記憶するバッファメモリ等のメモリ(VRAM)である。
9はメモリ8に記憶された画像信号を読み出し、これをアナログ信号に変換し、さらに再生出力に適した形態の画像信号に変換するD/A変換回路である。10はD/A変換回路9からの画像信号を表示するLCD等のディスプレイユニットである。
12は半導体メモリ等からなり、画像データを記録する記録媒体である。なお、記録媒体12としては、フラッシュメモリ等の固定型の半導体メモリや、カード形状やスティック形状を有して撮像装置に対して着脱されるカード型フラッシュメモリ等の半導体メモリを用いることができる。また、記録媒体12として、ハードディスクやフロッピィーディスク等の磁気記録媒体、光学的にデータの書き込みや読み出しが可能な光ディスク等、様々な形態のものを使用することができる。
11は圧縮伸長回路であり、メモリ8に一時的に記憶された画像信号を読み出して記録媒体12への記録に適した形態にするための画像データの圧縮処理や符号化処理を行う圧縮回路部と、記録媒体12に記録された画像データを再生するために最適な形態とするための復号化処理や伸長処理を行う伸長回路部とを有する。
13はA/D変換回路7からの出力を受けて自動露出(AE)処理を行うAE処理回路、14はA/D変換回路7からの出力を受けて、後述するAF評価値信号を生成するAF処理回路である。
15は撮像装置1の全体の制御を司る制御手段としてのCPUであり、演算用のメモリを内蔵している。16は所定のタイミング信号を発生するタイミングジェネレータ(以下、TGと略す)、17は撮像素子5を駆動する撮像素子ドライバである。
21は絞りユニット4を駆動する絞り駆動モータ、18は絞り駆動モータ21を駆動する第1モータ駆動回路である。22はフォーカスレンズユニット3を駆動するフォーカス駆動モータであり、19はフォーカス駆動モータ22を駆動する第2モータ駆動回路である。
23はズームスレンズユニット2を駆動するズーム駆動モータであり、20はズーム駆動モータ23を駆動する第3モータ駆動回路である。
24は各種スイッチ類を含む操作スイッチである。該操作スイッチ24には、撮像装置1を起動させて電源供給を開始させるための主電源スイッチや、静止画記録に関連した動作(例えば、AF処理や画像記録動作)を開始させるためのレリーズスイッチ24aや、動画記録を開始させるための動画撮影スイッチ24bが含まれる。さらに、操作スイッチ24には、動画撮影モード(動画記録モード)と静止画撮影モード(静止画記録モード)を撮影者が選択するための撮影モード選択スイッチ24cや、記録された画像の再生動作を開始させる再生スイッチや、撮影光学系のズームレンズユニット2を駆動させてズームを行わせるズームスイッチ等も含まれる。
レリーズスイッチ24a、静止画記録動作に先立ってAE処理やAF処理を開始させる指示信号を発生する第1ストロークスイッチ(以下、SW1という)と、静止画記録動作を開始させる指示信号を発生する第2ストロークスイッチ(以下、SW2という)とによる二段スイッチ構成を有する。
25は各種処理を行うコンピュータプログラムや各種動作を行うために必要なデータ等が予め記憶されているメモリ(EEPROM)である。該メモリ2は、電気的にデータの書き換えが可能な読み出し専用メモリである。
26は本撮像装置の電源である電池、28は被写体を照明するフラッシュ発光部、27はフラッシュ発光部28の発光を制御するスイッチング回路である。
29は各種警告表示などを行うLEDなどの表示素子、30は音声によるガイダンスや警告などを行うためのスピーカーである。
以上のように構成された、本実施例の撮像装置1における動作を説明する。撮影レンズ鏡筒31を透過した被写体からの光束は、絞りユニット4によってその光量が調節された後、撮像素子5の受光面に到達する。該光束により形成された被写体像は、撮像素子5の光電変換機能によって電気的な信号に変換され、画像処理回路6に入力される。
該画像処理回路6では、入力された光電変換信号に対して各種の画像処理を施し、画像信号を生成する。この画像信号は、A/D変換回路7に出力され、デジタル信号(画像データ)に変換された後、メモリ8に一時的に格納される。
メモリ8に格納された画像データは、D/A変換回路9に出力され、ここでアナログ信号に変換される。このとき、画像データは、ディスプレイユニット10への表示に適した形態の信号に変換され、その後、ディスプレイユニット10上に画像として表示される。
一方、メモリ8に格納された画像データは、圧縮伸長回路11にも出力される。圧縮伸長回路11内の圧縮回路部は、入力された画像データに対して符号化処理や圧縮処理を行い、記録に適した形態の画像データに変換する。該変換後の画像データは、記録媒体12に記録される。
また、操作スイッチ24内の再生スイッチがオン操作されると、再生動作が開始される。これにより、記録媒体12に圧縮された形で記録された画像データが圧縮伸長回路11に出力され、該回路11内の伸長回路部において復号化処理や伸長処理等が施された後、メモリ8に出力されて一時的に記憶される。さらに、この画像データは、D/A変換回路9へ出力されてアナログ信号に変換されるとともに、ディスプレイユニット10への表示に適した形態の画像信号に変換される。そして、該画像信号は、ディスプレイユニット10上に画像として表示される。
また、A/D変換回路7によってデジタル化された画像データは、上述のメモリ8とは別に、AE処理回路13およびAF処理回路14に対しても出力される。AE処理回路13は、入力されたデジタル画像信号を受け、1フレーム分の画像データの輝度値に対して累積加算等の演算処理を行う。これにより、被写体の明るさに応じたAE評価値が算出される。このAE評価値はCPU15に出力される。
また、AF処理回路14は、入力されたデジタル画像信号を受け、1フレーム分の画像データの高周波成分をハイパスフィルタ(HPF)等を介して抽出する。そして、該高周波成分の累積加算等の演算処理を行う。これにより、高周波側の輪郭成分量等に対応するAF評価値信号(焦点評価信号)が生成される。このようにAF処理回路14は、撮像素子5からの光電変換信号から生成された画像信号のうち所定の高周波成分を検出し、AF評価値信号を生成する信号生成手段として機能する。
TG16は、所定のタイミング信号を、CPU15、画像処理回路6および撮像素子ドライバ17に出力する。CPU15は、該タイミング信号に同期して各種制御を行う。また、画像処理回路6は、該タイミング信号に同期して色信号分離等の各種画像処理を行う。さらに、撮像素子ドライバ17は、該タイミング信号に同期して撮像素子5を駆動する。
CPU15は、第1モータ駆動回路18、第2モータ駆動回路19および第3モータ駆動回路20をそれぞれ制御する。これにより、絞り駆動モータ21、フォーカス駆動モータ22およびズーム駆動モータ23を介して、絞りユニット4、フォーカスレンズユニット3およびズームスレンズユニット2の駆動を制御する。すなわち、CPU15は、AE処理回路13において算出されたAE評価値等に基づいて第1モータ駆動回路18を制御し、絞り駆動モータ21を介して絞りユニット4における開口径の調節やシャッタ速度の制御を行うAE制御を行う。
また、CPU15は、AF処理回路14からのAF評価値信号に基づいて、第2モータ駆動回路19を制御し、フォーカス駆動モータ22を介してフォーカスレンズユニット3を合焦位置に移動させるAF制御を行う。
ここで、CPU15は、動画取得状態(ここでは、記録媒体12への記録はされないがディスプレイユニット10に表示されるスルー動画の生成を行う状態と動画の記録を行う状態の双方を含む)においては、いわゆるTV−AFとかコンティニュアスAF等と称される動画取得用AF処理を行う。該動画取得用AF処理は、フォーカスレンズユニット3をAF評価値信号に基づいて決定された方向に所定量ずつ移動させながら、該AF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置、すなわち合焦位置を探索(追跡)していく処理である。
また、CPU15は、静止画記録に際して(すなわち、第1ストロークスイッチSW1がオン操作されたとき)は、いわゆるスキャンAF等と称される静止画記録用AF処理を行う。該静止画記録用AF処理は、フォーカスレンズユニット3を所定のスキャン範囲の一端から他端に駆動しながらAF評価値信号が最大となる位置、すなわち合焦位置を検出し、該合焦位置を記憶する。そして、スキャン範囲での駆動(スキャン駆動)が終了した後、記憶した合焦位置にフォーカスレンズユニット3を駆動する処理である。以下、この静止画記録用AF処理をスキャンAF処理と称する。
また、操作スイッチ24のうち不図示のズームスイッチが操作された場合は、CPU15は、第3モータ駆動回路20を制御し、ズームモータ23を介してズームレンズユニット2を移動させる。これにより、撮影光学系の変倍動作(ズーム動作)が行われる。
次に、本撮像装置の動作を、図2に示すフローチャートを用いて説明する。撮像装置1の主電源スイッチがオン状態であり、かつ撮像装置の動作モードが撮影(画像記録)モードにあるときは、撮影処理シーケンスが実行される。なお、該撮影処理シーケンスおよび以下に説明する各処理シーケンスは、CPU15の内部又は外部に設けられた不図示のメモリ内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
該撮影処理シーケンスにおいて、まずステップ(図では、Sと略す)1において、CPU15は、撮影レンズ鏡筒31を透過して撮像素子5上に形成された像をディスプレイユニット10にスルー画像として表示する。
すなわち、撮像素子5上に形成された被写体像は、該撮像素子5による光電変換動作によって電気信号に変換された後、画像処理回路6に出力される。画像処理回路6は、入力された電気信号に対して各種処理を施し、所定のフォーマットの画像信号を生成する。生成された画像信号は、A/D変換回路7によってデジタル信号としての画像データに変換され、メモリ8に一時的に格納される。メモリ8に格納された画像データは、D/A変換回路9によってアナログ信号に変換され、ディスプレイユニット10にスルー画像として表示される。
次にステップ2では、CPU15は、撮影モードが動画撮影モードに設定されているか静止画撮影モードに設定されているかを、前述した撮影モード選択スイッチ24cの状態を確認することによって判定する。動画撮影モードに設定されている場合はステップ3に進む。
ステップ3では、動画取得用AF処理を行い、常に被写体に対して露出とピントを合わせ続けようする。また、このステップでは、動画取得用のAE処理も行う。なお、以下、前述した動画撮影スイッチ24bがオン操作されて、動画記録が開始されているものとして説明を続ける。
そして、ステップ4において、CPU15は、レリーズスイッチ24aの状態を確認する。撮影者によってレリーズスイッチ24aが操作され、第1ストロークスイッチSW1がオン状態になったことをCPU15が確認すると、次のステップ5に進み、動画撮影モード(動画記録中)におけるスキャンAF処理が実行される。また、このステップ5では、静止画記録用AE処理も実行される。
ステップ5の処理が終了すると、ステップ9に進み、スキャンAF処理の結果の信頼性(これについては後述する)が十分か否かを判別し、十分であればAFが有効であることを示す表示(合焦表示)を行う。これは表示素子29を点灯したり、ディスプレイユニット10上に合焦領域を示す枠を表示したりすることにより行う。また、AFの信頼性が不十分である(低い)場合には、ステップ9においてAFが無効であることを示す表示(非合焦表示)を行う。これは、表示素子29を点滅させたり、ディスプレイユニット10上に、AFが有効である場合とは異なる色の枠を表示したりすることで行う。
一方、ステップ2において静止画撮影モードであると判別された場合は、ステップ6に進む。該ステップ6では、CPU15は、レリーズスイッチ24aの状態を確認する。撮影者によってレリーズスイッチ24aが操作され、第1ストロークスイッチSW1がオン状態になったことをCPU15が確認すると、次のステップに進み、静止画記録用のAE処理を実行する。さらに、ステップ8では、CPU15は、静止画撮影モードにおけるスキャンAF処理を行う。
なお、上述したステップにて実行される動画撮影モードにおけるスキャンAF処理と、本ステップ8にて実行される静止画撮影モードにおけるスキャンAF処理とは、その原理は同じであるが、フォーカスレンズユニット3を駆動するスキャン範囲が異なる。具体的には、動画撮影モードにおけるスキャンAF処理では、静止画撮影モードにおけるスキャンAF処理でのスキャン範囲(第1のスキャン範囲)よりも狭いスキャン範囲(第2のスキャン範囲)でフォーカスレンズユニット3を駆動する。しかも、動画撮影モードにおけるスキャンAF処理では、第1ストロークスイッチSW1がオン操作された時点での合焦度に応じて、スキャン範囲を変更する処理も行われる。これらについては後に詳細に説明する。
ステップ8が終了すると、ステップ9に進み、前述したようにスキャンAFの結果の信頼性に応じてAFの有効又は無効を示す表示を行う。
ステップ9からはステップ10に進み、CPU15は、再度第1ストロークスイッチSW1がオン状態にあるか(オン状態が保持されているか)を確認し、第1ストロークスイッチSW1がオン状態にあるときは、ステップ11において、第2ストロークスイッチSW2の状態を確認する。なお、第1ストロークスイッチSW1のオン状態が保持されている場合は、スキャンAFによって合焦位置に駆動されたフォーカスレンズユニット3の位置とAE処理の結果は保持される。第2ストロークスイッチSW2がオン状態であれば、ステップ12に進み、記録用静止画の生成と記録媒体12への記録、すなわち撮像(露光)処理を実行する。
また、スッテプ10において、第1ストロークスイッチSW1がオフされた場合は、ステップ2に戻り、上記の動作を繰り返す。
次に、ステップ8にて行われる静止画撮影モードにおけるスキャンAF処理ついて、図3を用いて説明する。スキャンAF処理では、フォーカスレンズユニット3を所定のスキャン範囲の一端から他端に所定間隔(スキャン間隔)で駆動しながらAF評価値信号が最大となる合焦位置を検出し、該合焦位置を記憶する。そして、スキャン範囲での駆動(スキャン駆動)が終了した後、記憶した合焦位置にフォーカスレンズユニット3を駆動する。
静止画撮影モードにおけるスキャンAF処理では、図2のステップ6で第1ストロークスイッチSW1がオン状態になったことを確認すると、CPU15は、フォーカスレンズユニット3を無限遠端に相当する位置(図3中のA)に移動させる。次に、位置Aから各撮影モードにおいて設定される至近端に相当する位置(図3中のB)までフォーカスレンズユニット3を駆動する。そして、位置Aから位置Bまでフォーカスレンズユニット3を駆動しながらAF処理回路14からAF評価値信号を取得していき、フォーカスレンズユニット3の駆動が終了した時点で、取得した全てのAF評価値信号のうち少なくとも最大の信号を用いてフォーカスレンズユニット3の合焦位置(図3中のC)を求める。そして、その合焦位置Cにフォーカスレンズユニット3を駆動する。
なお、AF処理回路14からのAF評価値信号の取得は、スキャンAF処理の高速化のために、適当な間隔(スキャン間隔)をあけた複数、例えば20ポイントのフォーカスレンズ停止位置のみにて行う。この場合において、例えば、図3中の位置a1,a2,a3でAF評価値信号を取得したとすると、AF評価値信号が最大値となった位置a2とその前後の位置a1,a3から合焦位置Cを計算により求める。
次に、ステップ3で行われる動画取得用AF処理について、図4を用いて説明する。動画取得用のAF処理は、微小駆動モード、山登りモードおよびレンズ停止(監視)モードの3つの状態があり、それぞれの状態での動作結果によって他の状態に遷移する。
微小駆動モードでは、フォーカスレンズユニット3を微小な所定距離ずつ移動させ、移動前の位置でのAF評価値と現在の位置でのAF評価値とを比較することで、合焦方向の判別や合焦状態の判別やフォーカスレンズユニット3の短距離駆動よるピント調整を行う。
具体的には、フォーカスレンズユニット3が移動前のAF評価値に対して現在のAF評価値が増加していれば、合焦位置に近づきつつあるとして、その後も同一方向にフォーカスレンズユニット3を駆動する。一方、移動前のAF評価値に対して現在のAF評価値が減少していれば、合焦位置から離れつつあるとして、その後は逆方向にフォーカスレンズユニット3を駆動する。また、フォーカスレンズユニット3が同一方向に所定回数連続して移動した場合(AF評価値が増加し続けている場合)には、山登りモードに遷移する。また、所定時間、連続して同一とみなせるエリアで移動方向の反転を繰り返している場合(AF評価値が最大値を挟んで増減を繰り返している場合)は、ほぼ合焦していると判断し、AF評価値が最大の位置にフォーカスレンズユニット3を移動させてレンズ停止モードに遷移する。
山登りモードでは、フォーカスレンズユニット3の長距離駆動によるピント調整を行う。具体的には、フォーカスレンズユニット3を微小駆動モードで判別した合焦方向に一定速で駆動し、AF評価値が最大値を越えて減少したときに該最大値の位置にフォーカスレンズユニット3を戻す。そして、微小駆動モードに遷移する。
レンズ停止モードでは、AF評価値が大きく変化しないかぎり、合焦状態を維持するためにフォーカスレンズユニット3を停止させておく。このレンズ停止モードでは、微小駆動モードからの遷移した時点でのAF評価値を記憶しておき、その後に取得される最新のAF評価値と比較する。最新のAF評価値が遷移時点でのAF評価値に対して所定量以上変動した場合には、微小駆動モードに遷移する。
動画取得用のAF処理では、これら3つのモード間で遷移することで、非合焦状態から合焦を得て、その後も合焦状態を維持することができる。
次に、ステップ5で行われる動画撮影モードにおけるスキャンAF処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
図2のステップ4で第1ストロークスイッチSW1がオン状態になったことを確認すると、CPU15は、ステップ501に進み、そのフォーカスレンズユニット3の位置での合焦度を求める。合焦度は、AF処理回路14から得られる次の2つのAF評価値を用いて求められる。
1つは、AF処理回路14が、入力されたデジタル画像信号をハイパスフィルタ(HPF)等を介して抽出した1フレーム分の画像データの高周波成分における最大値である。これを第1のAF評価値とする。もう1つは、AF処理回路14が、入力されたデジタル画像信号をハイパスフィルタ(HPF)等を介さずに抽出した1フレーム分の画像データの最大値と最小値との差である。これを第2のAF評価値とする。
合焦度は、上記第1のAF評価値と第2のAF評価値との比、すなわち第1のAF評価値を第2のAF評価値で除した値で表される。
また、実際に合焦位置を求める際には、AF処理回路14は、入力されたデジタル画像信号をハイパスフィルタ(HPF)等を介して抽出した1フレーム分の画像データの高周波成分を累積加算処理した値を用いる。これを第3のAF評価値とする。
ステップ502では、ステップ501で求められた合焦度が高いか低いかその中間のものかを判定する。具体的には、ステップ501で求められた合焦度を、高いと判定するための第1の閾値(第1の所定値)および低いと判定するための第2の閾値(第2の所定値)と比較し、合焦度が第1の閾値より高い場合、第2の閾値より低い場合および第1の閾値より低く第2の閾値より高い場合にそれぞれ、「高い(第2の合焦度)「低い(第3の合焦度)「中間(第1の合焦度)」を判定する。
合焦度が「高い」と判定した場合は、ステップ510へ進む。また、「低い」と判定した場合はステップ504へ進む。また、「中間」と判定した場合はステップ520へ進む。
ステップ504に進む場合、すなわち合焦度が「低い」場合は、ピントが大きくぼけていて合焦させるためにはフォーカスレンズユニット3を大きく移動させる必要がある。また、合焦位置が現在のフォーカスレンズユニット3の位置に対して無限遠側にあるのか至近側にあるのかがわからない場合が多い。さらに、被写体のコントラストが低く、合焦位置の判別が困難な場合が想定される。
このような場合、フォーカスレンズユニット3が大きく移動することで、記録された動画を再生すると、該フォーカスレンズユニット3の移動による焦点状態の変動が大きく見苦しい画像となる。この現象は、合焦位置の方向を間違えた場合に特に顕著になる。すなわち、一旦ぼけ量が増した後、フォーカスレンズユニット3の駆動方向が反転してぼけ量が減少し、合焦状態に至るため、AFが誤動作したような印象を与える場合がある。さらに、合焦が困難なコントラストが低い場合では、合焦に近い状態からぼけが大きくなり、その後にフォーカスレンズユニット3が反転して合焦状態に至る。この場合は、AF開始時に合焦に近い状態にあるので、合焦方向を間違えた場合以上の見えの悪さが発生する。
また、このように大きくぼけた状態から、高精細な静止画記録に十分な合焦状態が得られるまでAF動作を行うと、これに要する時間が長くなる。このため、この間にパンニングなどのシーン変化や被写体の前後左右の動きが発生すると、静止画に対する合焦状態が不十分になるだけでなく、その静止画が記録された後に記録される動画に対する合焦状態も悪化させる可能性がある。
したがって、このように合焦度が低い場合は、スキャンAF処理を行わない(禁止する)。そして、ステップ504に進み、非合焦であることを記録し、さらに図2のステップ9において非合焦表示を行う。
また、ステップ502において合焦度が「高い」と判定されてステップ510へ進んだ場合は、動画記録に用いられている撮像素子5上の画素数に対しては十分とみなせる合焦状態である。そしてこの場合は、現在のフォーカスレンズユニット3の位置の近傍に、動画記録時の画素数よりも多い静止画記録のための画素数に対しても合焦とみなせるフォーカスレンズユニット3の位置がある。したがって、現在のフォーカスレンズユニット3の位置を含む極めて狭いスキャン範囲でフォーカスレンズユニット3のスキャン駆動を行えばよい。このため、ステップ510では、「微小な」スキャン範囲(第2のスキャン範囲)でスキャン駆動を行う。
そして、ステップ511において、ステップ510でのスキャン駆動により得られたAF評価値から、合焦が可能であるか否かを判定するローコントラスト判定を行う。このローコントラスト判定は、前述したスキャンAF処理の結果の信頼性を判定するために行われる。
被写体がローコントラストではなく、合焦が可能と判定した場合、すなわちスキャンAF処理の結果の信頼性が十分と判定された場合は、ステップ512に進み、合焦位置へのフォーカスレンズユニット3の駆動(合焦動作)を行う。ローコントラストで合焦が不可能と判定した場合、すなわちスキャンAF処理の結果の信頼性が不十分と判定された場合は、ステップ513へ進み、非合焦であることを記録した後、図2のステップに進んで非合焦表示を行う。
静止画撮影モードで静止画を記録する場合、ローコントラスト判定で非合焦と判定された場合には、定点と呼ばれる被写体輝度や撮影レンズの焦点距離で一義的に決まる位置にフォーカスレンズユニット3を駆動する場合がある。しかし、動画撮影モードで静止画記録を行う場合は、動画中にピント変動の動きが極力記録されないようにする方がよい。このため、本実施例では、ステップ512のローコントラスト判定で非合焦と判定された場合は、スキャン駆動においてAF評価値を取得したフォーカスレンズユニット3の停止位置の中で、最も合焦位置に近いとみなされる位置にフォーカスレンズユニット3を駆動する。
なお、ローコントラスト判定方法については、特開2004−101766号公報にも説明されているが、例えば、AF評価値信号は、被写体がローコントラストでない場合には、図3に示すように無限側から至近側にかけて山状に変化する。このため、AF評価値信号が山状になっているか否かを、AF評価値信号の最大値と最小値の差、一定値以上の傾きで傾斜している部分の長さ、傾斜している部分の勾配から判断することにより、被写体がローコントラスト状態か否か、つまりはAF結果の信頼性を判断することができる。
ここで、ステップ510で行われる「微小」スキャン範囲でのスキャンAF動作を図6を用いて説明する。図2のステップで第1ストロークスイッチSW1がオン状態になったことを確認すると、CPU15は、フォーカスレンズユニット3をスキャン開始位置A1に移動させる。次に、位置A1から所定の速度でスキャン終了位置B1までフォーカスレンズユニット3を駆動する。この間、所定のスキャン間隔でAF評価値を取得する。位置A1から位置B1までのスキャン範囲は、前述した静止画記録用のスキャンAF処理におけるスキャン範囲(無限遠端から至近端までのフォーカスレンズユニット3の可動範囲の全域)に比べて大幅に狭い。
そして、フォーカスレンズユニット3の駆動が終了した時点で、取得した全てのAF評価値信号のうち少なくとも最大の信号を用いてフォーカスレンズユニット3の合焦位置Cを求める。その後、ステップ511でローコントラストではないと判定されたときには、ステップ512で合焦位置Cにフォーカスレンズユニット3を駆動する。
このようなステップ510でのスキャンAF処理では、AF評価値の取得ポイント(フォーカスレンズユニット3の停止位置)数は5ポイント程度に設定する。また、このスキャン範囲である位置A1−位置B1間の距離は、現在のフォーカスレンズ位置で動画記録を行う場合の焦点深度(つまりは、合焦許容範囲又は合焦許容移動量)の2倍程度に設定され、位置A1,B1はともに、位置A1への移動前のフォーカスレンズユニット3の位置から、上記焦点深度と同程度の距離の範囲内に設定する。すなわち、スキャン範囲は、位置A1への移動前のフォーカスレンズユニット3の位置を略中心とした範囲に設定される。このような設定により、動画記録中に静止画記録用のスキャンAF処理を行ってフォーカスレンズユニット3を移動させても、記録された動画内ではほとんどピント変化が認識されず、記録動画の画質を損なわない。
この場合も、前述した静止画撮影モードでのスキャンAF処理と同様の理由から、適当な間隔(スキャン間隔)をあけた複数のフォーカスレンズ停止位置のみにて行う。この場合において、例えば、図6中の位置a1′,a2′,a3′でAF評価値信号を取得したとすると、AF評価値信号が最大値となった位置a2′とその前後の位置a1′,a3′から合焦位置Cを計算により求める。
次に、ステップ502で合焦度が「中間」と判定し、ステップ520に進んだ場合のスキャンAF処理について説明する。この場合、動画記録用の画素数に対しては合焦状態に近いが、静止画記録の画素数に対してはピントの合わせ込みが必要な状態である。
この場合は、現在のフォーカスレンズユニット3の位置からあまり遠くない位置(但し、合焦度が「高い」場合よりも離れた位置)に、静止画記録用の画素数に対して合焦とみなせるフォーカスレンズユニット3の位置がある。したがって、この場合は、合焦度が「高い」場合よりも広いが、静止画記録用のスキャンAF処理におけるスキャン範囲(フォーカスレンズユニット3の可動範囲の全域)に比べて狭い範囲でスキャン駆動を行えばよい。このため、ステップ520では、「小」スキャン範囲(第1のスキャン範囲)でスキャン駆動を行う。
そしてステップ521においては、ステップ520のスキャン駆動によって得られたAF評価値から前述したローコントラスト判定を行う。被写体がローコントラストではなく、合焦が可能である判定した場合は、ステップ522に進み、合焦位置にフォーカスレンズユニット3を駆動する(合焦動作)。また、ローコントラストで合焦が不可能と判定した場合は、ステップ523へ進み、非合焦であることを記録した後、図2のステップに進み、非合焦表示を行う。
この場合においても、前述した合焦度は高いが、ローコントラストと判定された場合と同様に、ステップ521のローコントラスト判定で非合焦と判定したときには、AF評価値を取得したフォーカスレンズユニット3の位置の中で最も合焦位置に近いとみなせる位置にフォーカスレンズユニット3を駆動する。
ここで、ステップ520で行われる「小」スキャン範囲でのスキャンAF動作を図6を用いて説明する。図2のステップで第1ストロークスイッチSW1がオン状態になったことを確認すると、CPU15は、フォーカスレンズユニット3をスキャン開始位置A2に移動させる。次に、位置A2から所定の速度でスキャン終了位置B2までフォーカスレンズユニット3を駆動する。この間、所定のスキャン間隔でAF評価値を取得する。位置A2から位置B2までのスキャン範囲は、前述した静止画記録用のスキャンAF処理におけるスキャン範囲(無限遠端から至近端の全域)に比べて狭く、合焦度が「高い」場合のスキャンAF処理におけるスキャン範囲(位置A1−B1間)に比べて広い。
そして、フォーカスレンズユニット3の駆動が終了した時点で、取得した全てのAF評価値信号のうち少なくとも最大の信号を用いてフォーカスレンズユニット3の合焦位置Cを求める。その後、ステップ521でローコントラストではないと判定されたときには、ステップ522で合焦位置Cにフォーカスレンズユニット3を駆動する。
このようなステップ520でのスキャンAF処理では、AF評価値の取得ポイント(フォーカスレンズユニット3の停止位置)数は5ポイント程度に設定する。また、このスキャン範囲である位置A2−位置B2間の距離は、現在のフォーカスレンズ位置で動画記録を行う場合の焦点深度(つまりは、合焦許容範囲又は合焦許容移動量)の5倍程度に設定され、位置A2,B2はともに、位置A2への移動前のフォーカスレンズユニット3の位置から動画撮影時に許容される焦点深度の2.5倍程度の距離の範囲内に設定する。すなわち、スキャン範囲は、位置A2への移動前のフォーカスレンズユニット3の位置を略中心とした範囲に設定される。このような設定では、動画記録中に静止画記録用のスキャンAF処理を行ってフォーカスレンズユニット3を移動させると、記録された動画内ではピント変化が認識されるものの、その変化量は小さく、かつ変化する時間も短いため、動画の画質を大きく損うことはない。
この場合も、前述した静止画撮影モードでのスキャンAF処理と同様の理由から、適当な間隔(スキャン間隔)をあけた複数のフォーカスレンズ停止位置のみにて行う。この場合において、例えば、図6中の位置a1″,a2″,a3″でAF評価値信号を取得したとすると、AF評価値信号が最大値となった位置a2″とその前後の位置a1″,a3″から合焦位置Cを計算により求める。
図7には、本発明の実施例2である撮像装置の動作フローを示している。実施例1とは、合焦度が「低い」と判定された場合の処理が異なる。他の処理は、実施例1で同じ番号が付されたステップの処理と同じである。また、本実施例の撮像装置の構成は、基本的には図1に示した実施例1の撮像装置の構成と同様であり、以下、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。但し、本実施例は、撮像装置の振れを検出する、加速度センサ、角速度センサ等の振れ検出センサを備えた場合にも適用することができる。図1には、振れ検出センサ30を点線で示している。
図7において、ステップ502で合焦度が「低い」と判定した場合、ステップ701に進み、シーン変化判定を行う。その結果、シーン変化(撮像状態の変化)があったと認められた場合は、ステップ702を介してステップ03に進み、静止画記録用のスキャンAF処理におけるスキャン範囲と同じ無限遠端から至近端の全域(第3のスキャン範囲)でのフォーカスレンズユニット3のスキャン駆動(全域スキャン)を行う。すなわち、無限遠端に相当する位置からそのときに設定されている撮影モードでの至近端に相当する位置までフォーカスレンズユニット3を移動させながら所定のスキャン間隔でAF評価値を取得し、その結果から合焦位置を求める。
但し、単純に全域スキャンを行うのではなく、スキャン駆動の途中で合焦位置を確定できたと判定した場合は、その時点でスキャン駆動を終了する。
ステップ701でのシーン変化判定は、第1ストロークスイッチSW1がオン状態になる直前の振れ検出センサ30の出力の演算値(振れ検出値)、被写体のホワイトバランス係数および被写体輝度を記録しておき、シーン変化判定時にこれらの値を再度取得し、比較することにより行う。
該比較により、
1)振れ検出値から、撮像装置1が所定量以上変位した(例えば、撮影レンズの画像記録時における焦点距離に対応する画角の2倍以上の角度振れが生じた)と判定できた場合、
2)被写体のホワイトバランス係数が所定値(例えば、30%)以上変化した場合、
3)被写体輝度が所定値(例えば、2段)以上変化した場合、
は撮影シーンが変化したと判定する。
また、本実施例では、ステップ511およびステップ521においてローコントラスト(非合焦)と判定した場合も、ステップ701に進んでシーン変化判定を行い、その結果、シーン変化があったと判定した場合には、全域スキャンを行う。
一方、ステップ701,702において、シーン変化が認めらない場合は、実施例1と同様に、スキャンAF処理を行わない(禁止する)。そして、非合焦であることを記録し、図2のステップに進んで、非合焦表示を行う。
図8には、本発明の実施例3である撮像装置の動作フローを示している。実施例1および実施例2とは、合焦度が「低い」と判定された場合の処理が異なる。他の処理は、実施例1で同じ番号が付されたステップの処理と同じである。また、本実施例の撮像装置の構成は、基本的には図1に示した実施例1の撮像装置の構成と同様であり、以下、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
図8において、ステップ502で合焦度が「低い」と判定した場合、ステップ801へ進み、第2ストロークスイッチSW2がオン状態か否かをチェックする。オフ状態であるときはステップ802で第1ストロークスイッチSW1がオン状態か否かをチェックする。第1ストロークスイッチSW1がオン状態であれば、ステップ803に進み、第1ストロークスイッチSW1がオン状態になってから所定時間が経過した(オン状態が所定時間継続した)か否かをチェックする。所定時間が経過していれば、ステップ804に進み、全域スキャンを行う。
このようにすることで、第1ストロークスイッチSW1が所定時間以上、オン状態に保持された場合にのみ全域スキャンを行うようにすることができる。
一方、第1ストロークスイッチSW1が所定時間以上、オン状態に保持されなかった場合は、実施例1と同様に、スキャンAF処理を行わない(禁止する)。そして、非合焦であることを記録し、図2のステップに進んで、非合焦表示を行う。
以上説明したように、上記各実施例によれば、動画の記録画素数と静止画の記録画素数とが異なる(静止画の記録画素数が動画の記録画素数より多い)場合であっても、動画記録中の合焦位置を含む狭い範囲でフォーカスレンズユニット3をスキャン駆動することにより、記録中の動画におけるフォーカス変化を小さく抑えながらも、静止画記録に対して十分に合焦度が高い合焦状態(ほぼジャストピントな状態)を得ることができる。
そして、動画記録中における静止画記録のためにフォーカスレンズユニット3をスキャン駆動する範囲(スキャン範囲)は、第1ストロークスイッチSW1が操作された時点での合焦度が高く、動画の記録画素数に対して十分に合焦しているとみなせる場合には、微小な範囲に設定されるので、記録された動画を見る観察者にとって該動画内でのフォーカス変化を認識させないようにしながらも、合焦度の高い静止画像を記録することができる。
特に、第1ストロークスイッチSW1が操作された時点での合焦度がやや低く(「中間」)、動画の記録画素数に対して小さなぼけが確認できる場合は、上記微小範囲よりも広い範囲であってフォーカスレンズユニット3の可動範囲全域よりは狭い小範囲(例えば、微小範囲の2.5倍程度の範囲)がスキャン範囲として設定される。これにより、動画の記録画素数でもフォーカス変化が認識できるが、フォーカスレンズユニット3の駆動量や駆動時間から、ほとんど問題のないレベルのフォーカス変化に抑えることができる。
また、第1ストロークスイッチSW1が操作された時点での合焦度が低く、フォーカスレンズユニット3を上記小範囲より広い範囲で駆動しても合焦位置を検出することができないとみなされた場合は、フォーカスレンズユニット3のスキャン駆動を禁止する。これにより、動画記録中における静止画記録を行う際のレリーズタイムラグを短縮することができ、フォーカス変化を極力少なくすることで、記録された動画の品位を損なわないようにすることができる。
なお、上記各実施例では、AF評価値信号の取得の際にフォーカスレンズを停止させない場合について説明したが、フォーカスレンズを停止させてAF評価値信号を取得するようにしてもよい。
本発明の実施例1である撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1の撮像装置の動作を示すフローチャート。 実施例1の撮像装置における静止画撮影モードでのスキャンAF処理の説明図。 実施例1の撮像装置における動画取得用AF処理の説明図。 実施例1の撮像装置における動画記録中の静止画記録用スキャンAF処理を示すフローチャート。 実施例1の撮像装置における動画記録中の静止画記録用スキャンAF処理の説明図。 本発明の実施例2である撮像装置における動画記録中の静止画記録用AF処理を示すフローチャート。 本発明の実施例3である撮像装置における動画記録中の静止画記録用AF処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 撮像装置、
2 ズームレンズユニット
3 フォーカスレンズユニット
4 絞り
31 撮影レンズ鏡筒
5 撮像素子
14 AF処理回路
15 CPU

Claims (8)

  1. 動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置であって、
    フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、
    該撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する信号生成手段と、
    動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動させ、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる制御手段とを有し、
    前記制御手段は、動画記録中に静止画記録を行う場合であって、該静止画記録のための焦点調節動作が指示された際の前記焦点評価信号に基づく合焦度が所定値より低い場合には、前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせないことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、動画記録中に静止画記録を行う場合であって、シーン変化を検出した場合は、該静止画記録のための焦点調節動作が指示された際の前記焦点評価信号に基づく合焦度が所定値より低い場合であっても前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 静止画記録のための焦点調節動作を指示する操作手段を有し、
    前記制御手段は、前記動画記録モードにおいて前記操作手段が操作された状態が所定時間継続した場合は、該静止画記録のための焦点調節動作が指示された際の前記焦点評価信号に基づく合焦度が所定値より低い場合であっても前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記合焦度が前記所定値よりも高い第1の合焦度であるときは前記所定のスキャン範囲よりも狭い第1のスキャン範囲で前記フォーカスレンズを駆動させ、前記合焦度が前記第1の合焦度よりも高い第2の合焦度であるときは、前記第1のスキャン範囲よりも狭い第2のスキャン範囲で前記フォーカスレンズを駆動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第1および第2のスキャン範囲は、前記静止画記録のための焦点調節動作が指示されたときの前記フォーカスレンズの動画記録に対する合焦許容移動量に基づいて設定されることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置であって、
    フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、
    該撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する信号生成手段と、
    動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動させ、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる制御手段とを有し、
    前記制御手段は、動画記録中に静止画記録を行う場合は、該静止画記録のための焦点調節動作が指示されたときの前記焦点評価信号に基づいて前記所定のスキャン範囲よりも狭いスキャン範囲を設定して前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせ、当該スキャン範囲で得られた前記焦点評価信号がローコントラストであると判定した場合には当該スキャン範囲内に前記フォーカスレンズを停止させることを特徴とする撮像装置。
  7. 動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置の焦点調節方法であって、
    フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する第1のステップと、
    動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動させ、静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる第2のステップとを有し、
    前記第2のステップにおいて、動画記録中に静止画記録を行う場合であって、該静止画記録のための焦点調節動作が指示された際の前記焦点評価信号に基づく合焦度が所定値より低い場合には、前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動を行わないようにすることを特徴とする焦点調節方法。
  8. 動画記録中において静止画記録が可能な撮像装置の焦点調節方法であって、
    フォーカスレンズを含む撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子からの出力信号に基づいて、合焦状態を表す焦点評価信号を生成する第1のステップと、
    動画記録を行う場合に前記焦点評価信号に基づいて合焦位置を探索するように前記フォーカスレンズを駆動する第2のステップと、
    静止画記録を行う場合に、前記フォーカスレンズを所定のスキャン範囲で駆動して前記焦点評価信号に基づく合焦位置を検出し、該検出された合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動する第3のステップとを有し、
    前記第3のステップにおいて、動画記録中に静止画記録を行う場合は、該静止画記録のための焦点調節動作が指示されたときの前記焦点評価信号に基づいて前記所定のスキャン範囲よりも狭いスキャン範囲を設定して前記フォーカスレンズの合焦位置検出のための駆動をさせ、当該スキャン範囲で得られた前記焦点評価信号がローコントラストであると判定した場合には当該スキャン範囲内に前記フォーカスレンズを停止させることを特徴とする焦点調節方法。
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