JP4886040B2 - エスカレータでの作業用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概して乗客コンベアに関する。さらに具体的には、本発明はエスカレータ等の乗客コンベアでの作業に有用な装置に関する。
乗客コンベアは様々な環境で利用される。エスカレータは異なる階の乗降口の間を移動する複数の踏段を含み、各階間で乗客を搬送する。時折、乗客コンベアのメンテナンスや修理が必要となる。
あるメンテナンスもしくは修理工程では、例えばステップの真下の空間に接近するためにエスカレータ装置から数個の踏段を取り外す必要がある。こうした状況では、踏段が取り外されたエスカレータ部分に沿って整備士もしくは技術者が移動できるようにする何らかの方法を提供する必要がある。特に踏段がエスカレータの傾斜部に沿って取り外されている場合においては、これはとりわけ困難である。
一つのアプローチとしては、エスカレータで作業を行っている際に作業員が移動するもしくは立つ平面を構築するいわゆる作業台を提供することである。こうした作業台は確かに有用ではあるが、理想的ではない。例えば、エスカレータの傾斜部やこれに対応する作業台の傾斜部は、作業員が工具や取り外された踏段もしくは交換される踏段などのエスカレータ自体の部品を扱いながらの、エスカレータに対する所望の位置への移動を不便かつ困難にする。
少なくとも通常の作動ステップの幾つかが取り外された状況下においてエスカレータで作業する整備士もしくは技術者に対し、よりよい機構を提供することが望ましい。本発明はこうした必要性に取り組む。
エスカレータでの作業に有用な一例の装置は踏面を含む。第1の軸フックが踏面の一端の近傍にある。ライザ部分は踏面に対して少なくとも部分的に概ね垂直である。第2の軸フックがライザ部分と連関するとともに第1の軸フックから離間している。第1および第2の軸フックがエスカレータ装置の離間する軸に掛けられるとき、踏面はエスカレータ装置の傾斜部に対して斜角となる。
軸フックがエスカレータ装置の対応する軸上の所定の位置にあるとき、踏面は概ね水平かつ一様である。これによりエスカレータでの作業時に作業員が移動するもしくは立つことのできる水平なステップ面を可能にする。
開示の例は、少なくとも一つの踏面もしくはライザ部分と関連したハンドルを含み、これにより例えば装置を手で位置決めしたり運んだりするのを容易にする。
複数の仮設ステップが必要となる例では、踏面およびライザ部分を有する各々の踏段は、エスカレータにおける対応する軸上に選択的に配置される。一例では、一つの仮設ステップの第1の軸フックは、隣接する仮設ステップの第2の軸フックが掛かる軸と同じ軸上に掛かる。
本発明の種々の特徴および利点が、以下の詳細な説明から当業者にとって明らかとなるであろう。詳細な説明に添付の図面は次の通りである。
周知の方法により作動する従来のコンポーネントを有するエスカレータの選択された部分を概略的に示す図。 一部のメンテナンスもしくは修理工程時に本発明の実施例が使用された一例のエスカレータを概略的に示す図。 本発明の一実施例による仮設ステップの一例の斜視図。 図3の例がエスカレータの対応する部分に配置された例を示す図。 エスカレータの作業位置にある、図3の例に対応する複数の仮設ステップを示す図。 本発明の一実施例の特徴部を概略的に示す図。 本発明の別の実施例の特徴部を概略的に示す図。 本発明の別の実施例の斜視図。
本発明の開示の実施例は、エスカレータ等の乗客コンベアのメンテナンスもしくは修理工程を容易にするのに役立つ。開示の実施例により、メンテナンスもしくは修理工程を実行するために整備士や技術者がエスカレータの選択された部位に関連した所望の位置により楽に立つことのできる改善された作業面を提供する。開示の実施例により、水平かつ一様な踏面を有する仮設ステップを提供し、従来使用されていた装置に比べて作業員がより楽にメンテナンスや修理工程を実行できる。
図1はエスカレータ20の選択された部分を示す。複数の踏段22が周知の方法により駆動装置によって駆動され、乗降口24,26の間を所望の方向に移動する。周知のように、踏段22は、乗降口24と26との間を移動する少なくとも一部の間で傾斜部Iをたどる。図示の例のエスカレータ20は、移動手すり28と、欄干30と、スカートガード32と、を含む。エスカレータ20の通常の作動ステップである踏段22は、エスカレータ20の両側のスカートパネル32の間の実質的に全幅にまたがる。スカートパネル32と踏段22との間の最小限の隙間により周知の利点がもたらされる。
図2は、メンテナンスもしくは修理工程時のエスカレータ20の部位を示す。図2の例では、エスカレータの傾斜部に沿った踏段22の少なくとも幾つかが取り外されている。図示の例は、通常の作動ステップ22が取り外されたエスカレータの区画40を含む。一例の装置42は、整備士や技術者が通常の作動ステップ22が取り外された部分40に沿って残りの固定部分を移動するのを容易にする。図示の例では、装置42は個別の複数の仮設ステップ44を備え、エスカレータ20の一部である駆動軸46上に支持される。図示の例では、駆動軸46はスカートパネル32の間の全幅に亘って延びる。また、一例の駆動軸46は各々、通常の作動ステップ22の一つと連関している。換言すれば、エスカレータ20が通常運転時に例えば乗客を運ぶように配置されているときには、個々の作動ステップ22は軸46の一つと連関している。
図3は、図2の例の装置42の一部である仮設ステップ44の一例の形態を示す。この例では、仮設ステップ44は、エスカレータでの作業中に作業員が移動したり立ち止まったりする際に立つことのできる踏面50を含む。ライザ部分52は踏面50に対して少なくとも概ね垂直である。
第1の軸フック54が踏面50と連関しており、この例では踏面50の一端の近傍にある。エスカレータでの作業時に仮設ステップ44を使用するためにエスカレータに取り付ける際、第1の軸フック54は軸46の選択された一つに掛かる。第2の軸フック56がライザ部分52と連関する。図示の例の第2の軸フックはライザ部分52の一端の近傍にある。仮設ステップ44がエスカレータ上にあるとき、第2の軸フック56は軸46の別の一つに掛かる。
第1の軸フック54は、対応する軸46と選択された割合だけ係合する面を有する。図示の例では、第1の軸フック54は対応する軸46の少なくとも一部の周りに少なくとも部分的に巻きつく。この例では、第1の軸フック54の一端が、軸46の、踏面50と反対側を向く一部と係合する面を含む。すなわち、仮設ステップ44が配置されたとき、第1の軸フック54の一部はこれに対応する軸46の下側と係合するように配置される。図示の例の第1の軸フック54は対応する軸46と、その全周の少なくとも180°の範囲で係合する。この例の特徴により、ステップ44にある力が加わった場合にステップ44が前方に傾く(例えば、仮設ステップ44が支持される下側の軸46に関してのステップ44の回動)のを防ぎ、さもなければ第2の軸フック56を受ける軸の周りでステップ44が回動してしまう可能性がある。ある状況では、仮設ステップ44上の人の歩行移動によりこうした力が生じうる。このように、図示のように各仮設ステップ44の先端部の近傍にある一例の第1の軸フック54が軸46と係合することにより、仮設ステップの前縁(例えば、ライザ部52と踏面50との間の境界部)が隣接する下段のステップに向かって移動するように仮設ステップが傾くのを防ぐ。
図示の実施例では、ブシュ58が第2の軸フック56に沿って設けられ、仮設ステップ44と対応する軸46との間に所望の静止摩擦特性を提供する。一つの例では、第2の軸フック56と対応する軸46との間の潜在的なすべりの度合いを低減するためにポリマー製のブシュ材料がブシュ58に用いられる。周知のように、軸46には一般的に潤滑油が塗られており、ブシュ58のようなブシュを設けることにより、エスカレータに対して仮設ステップ44を所望の度合いに据付け設置するのを容易にする。
図3の例は、仮設ステップ44を持つか位置決めするかもしくは運ぶためのハンドル60を含む。この例では、ハンドル60はライザ部52に凹部を備える。この例の凹部にはライザ部52の表面を貫通する開口部が設けられている。
図示の例では、第1の軸フック54は踏面50の側端部から延在するフランジ62内に形成される。図3の説明図では一つのみが認識できるが、フランジ62は例示の踏面50の各側端部に設けられている。一例では、フランジ62は踏面50に対して約80°指向しており、フランジ62の最も外側の端部は、踏面50の最も長い横方向寸法よりもさらに遠くに離間される。
図3の例では、仮設ステップ44の各端部における第2の軸フック56はフランジ64の一部である。フランジ64はライザ部52に対し、上記のフランジ62と同様に指向される。このようにフランジを指向することにより、例えば複数の仮設ステップ44を運びやすくかつ保管しやすくするように入れ子状に積み重ねられるという効果がある。
図4は、エスカレータの選択された軸46上に配置された図3の例の仮設ステップを示す。この配置においては、踏面50はエスカレータの傾斜に対して斜角となっている。ほとんどの例では、踏面50はこのような位置において水平かつ一様となる。
図4の例は、踏面50の少なくとも一部の上に少なくとも部分的な粗面70を含む。図示の例では、粗面70は、踏面50の選択された部分に取り付けられた静止摩擦テープを備える。粗面70は、装置42を利用する人のために所望の静止摩擦を提供する。
一例の仮設ステップ44は幾つかの点においてエスカレータの通常の作動ステップ22と異なる。一つの違いは、ステップ44が2つの軸46の上に配置されることである。通常の作動ステップ22はそれぞれ軸46の一つのみと連結している。別の違いは、この例の仮設ステップ44は、例えばエスカレータが静止していて軸46がスカートパネル32に対して移動していないときのみに利用することを意図している。
もう一つの違いは、踏面50の、軸46の方向に沿った横方向寸法はスカートパネル32間の間隔よりも著しく小さく、例えば図2,4,5の図示からも明らかなように、少なくとも一方のスカートパネル32と仮設ステップ44との間に露出領域が存在する。一例では、仮設ステップ44の横幅はスカートパネル32の間の幅の約90%未満である。通常の作動ステップ22に比べて小さい仮設ステップ44の寸法により、通常の作動ステップ22が取り外されて露出したエスカレータ部位での作業を容易にするだけでなく、エスカレータの作業時に人が歩行もしくは作動ステップを配置するための安定性のある信頼性の高い面を提供する。
図5は整備士もしくは技術者72に一連のステップを提供するように一例のエスカレータに配置された一例の複数の仮設ステップ44を示す。図5からも明らかなように、踏面50に関連した第1の軸フック54が、複数のステップ44のうちの隣接するステップの第2の軸フック56と同一の軸46上に支持されている。この例では、図からも明らかなように第2の軸フック56が第1の軸フック54の横方向外側に位置している。エスカレータに沿って選択された距離を差し渡すように選択された数の仮設ステップ44が用いられてエスカレータ上での作業を容易にする。
図6は一実施例の特徴を概略的に示す。ある状況においては、通常の作動ステップ22を乗降口24,26もしくはその双方の付近の移行領域から通常の作動ステップ22を取り外す必要がある。この例の仮設ステップ44は、水平かつ概ね一様な踏面50を提供するようにエスカレータの傾斜部に沿った軸46上に取り付けられるように設計されている。移行領域においては、軸46の相対的な位置は、傾斜部に沿った相対的な位置と比較して異なる。従って、図3の例の仮設ステップ44の一つは移行領域では踏面50は水平とならない。図6の例は改良された仮設ステップを含み、これは移行領域に沿って水平かつ一様な面を提供する端部機構の表面である。
この例では、端部機構の表面は、対応する軸フックを有する少なくとも一つの踏面50´もしくはライザ部分52´を有する。平面状の支持面80が仮設ステップ44のうちの一つと乗降口24もしくは乗降口26の表面との間の距離に亘ってかかる。図示の例では、乗降口24の近傍の端部機構表面は、改良された踏面50´上に支持された第1の部分を有し、乗降口24の近くの、移行領域内もしくは移行領域のちょうど外側にある選択された軸46にかかる第1の軸フックを含む。この例の平面80の反対端は乗降口24の一部にかかる。
図6の例のエスカレータの反対端の近くの端部機構表面は、乗降口26の一部にかかる第1の部分を有する、概ね平坦な面80を含む。平面80の反対端が改良された踏面50´上に支持されており、この踏面50´は、軸46の選択された一つの上に掛かる第2の軸フック56を有するライザ部分52と連関している。図6の例の機構により、本発明により設計された装置42とともにエスカレータの全長もしくは任意の選択された部分の長さに亘って効果的に差し渡すことを可能にし、エスカレータでの作業を容易にする。
先に述べたように、図示の例の仮設ステップ44では、その少なくとも片側と、その片側に対応するスカートパネル32との間に隙間が残る。図7の例は、その隙間の少なくとも一部の範囲内に、ある特定の条件下で必要となる表面部分を選択的に提供する特徴部を含む。図7の例は、ブラケット92により支持された可動面90を含む。この例では、ブラケット92は踏面50に対応する仮設ステップ44の一部によって支持される。この例では、可動面90は、(図による)踏面50の実質的に真下の位置と、破線94で示すように可動面90が踏面50の側端部を越えて露出するもう一つの位置と、の間をブラケット92に沿って摺動可能である。面90のような可動面を有することにより、整備士や技術者が例えば工具やエスカレータ部品、もしくはサービスマニュアルなどを置く面として利用することができる。図7の例では、ただ一つの可動面90を示したが、複数の仮設ステップ44のうち少なくとも一つと対応する2つ以上の可動面を備えた実施例もある。ある例では、可動面はライザ部分52に関して可動するように支持される一方、仮設ステップ44の側端部と、これに対応するスカートパネル32との間の隙間を少なくとも部分的に差し渡すように役立つ表面部を提供する。
図8は、仮設ステップ44´が図3の例と比べて反転した形態を有する別の実施例を示す。図8の例はあるエスカレータ配置には有用であるが、複数の軸46の間に横方向の部材を有する別のエスカレータ配置には有用ではない。この例の一つの特徴は、フック54´が、対応する踏面50´の全長に亘って延在していることである。この例では、フック54´は、図3の例のフック54のように対応する軸の周りに部分的に巻きついていない。
別の実施例を図9に示す。この例では、踏面50´とライザ部分52´とがヒンジ留めされており、破線で示すようにステップが折りたたみ可能であるという点で、図8の例と異なる。別の例では、図3の形態がヒンジ留め連結部を含むように修正される。この種の折りたたみ式ステップは、望ましくはステップの使用時に折り曲がってしまうのを防ぐために、作業時の形態でステップを固定する特徴部を有する。折りたたみ可能とすることにより、ある例では持ち運びや収納を楽にする。
この明細書から、装置42が利用されるエスカレータの種類の少なくとも部分的な配置に基づいて、本発明の実施例に基づいて設計されたどの形態の装置42が特定の用途に最も適しているかが当業者にとって理解できるであろう。
本発明の上記の実施例は本質的には限定的でなく例示に過ぎない。開示の実施例に対する種々の変形例及び修正が本発明の真意を逸脱することなく考案されうることは当業者にとって理解できるであろう。本発明の法的保護の範囲は以下の特許請求の範囲を検討することによってのみ画定される。

Claims (21)

  1. 踏面(50)と、
    前記踏面(50)の一端における近傍の第1の軸フック(54)と、
    前記踏面(50)に対して少なくとも部分的に概ね垂直なライザ部分(52)と、
    前記ライザ部分(52)に連関するとともに前記第1の軸フック(54)から離間した第2の軸フック(56)と、
    前記踏面(50)もしくは前記ライザ部分(52)のうちの少なくとも一つに可動可能に支持された少なくとも一つの可動面(94)と、
    を備え、
    前記第1および第2の軸フックがエスカレータ装置(20)の間隔を介した軸(46)にかけられるとき、前記踏面(50)は前記エスカレータ装置の傾斜部(I)に対して斜角となり、前記可動面(94)は、前記踏面(50)の真下の位置と、前記踏面(50)の横方向外側の位置との間を選択的に移動可能であることを特徴とするエスカレータ装置(20)での作業時に使用する装置(42)
  2. 前記装置(42)が前記エスカレータ装置に対する所望の位置に支持されるとき、前記踏面の前記斜角が、前記踏面(50)を水平方向にほぼ一様に方向付けることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記踏面(50)と前記ライザ部分(52)とが手作業で扱え、かつ前記軸(46)から手作業で持ち上げることができるように、前記第1の軸フックおよび第2の軸フックがそれぞれ対応する軸(46)にかけられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の軸フック(54)は、前記第2の軸フック(56)が係合する軸(46)よりも垂直方向に高い位置にある軸(46)と係合するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2の軸フック(56)は、前記第1の軸フック(54)が係合する軸(46)よりも垂直方向に高い位置にある軸(46)と係合することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記踏面(50)と、前記ライザ部分(52)と、前記第1の軸フック(54)と、前記第2の軸フック(56)とが、全て単一の材料の一部であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記単一の材料が、金属板を備えることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記エスカレータ装置が各々の軸(46)の両端部の近傍にスカートパネル(32)を有し、前記スカートパネル(32)は第1の寸法だけ離間しており、前記踏面(50)は前記軸(46)に対して平行に指向するように構成された第2の寸法を有し、前記装置(42)が前記エスカレータ装置に対する所望の位置に支持されたとき、前記第2の寸法は前記第1の寸法の約90%未満であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記軸フック(54)のうちの少なくとも一つが、前記対応する軸(46)の、前記踏面の表面が向く側と反対側を向いた一部と係合する面を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記軸フック(54)のうちの少なくとも一つの前記係合面が、前記対応する軸(46)と、その全周の少なくとも約180°の範囲で係合することを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記踏面(50)が少なくとも部分的な粗面を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 前記少なくとも部分的な粗面が、前記踏面の少なくとも一部に取り付けられた静止摩擦テープを備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記踏面もしくは前記ライザ部分のうちの少なくとも一つと連関した、前記装置を手で運ぶためのハンドル(60)を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 前記ハンドル(60)が、前記踏面(50)もしくは前記ライザ部分(52)のうちの少なくとも一つに凹部を備えることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 各々が、踏面(50)と、ライザ部分(52)と、第1の軸フック(54)と、第2の軸フック(56)とを備えた複数の仮設ステップ(44)を含み、前記仮設ステップ(44)のうちの一つの前記第1の軸フック(54)と、これに隣接する仮設ステップの前記第2の軸フック(56)と、がそれぞれ共通の軸(44)に支持されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  16. 前記隣接する仮設ステップ(44)の前記第2の軸フック(56)が、この仮設ステップ(44)における前記ライザ部分(52)の端部の近傍に2つの互いに離間した突出部を備えるとともに、前記第1の軸フックと前記第2の軸フックとが共通の軸に支持される場合、対応する前記仮設ステップ(44)のうちの一つの前記第1の軸フック(54)は、少なくとも部分的に前記2つの離間した突出部の間に収容されるように構成されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記複数の仮設ステップ(44)は、保管しやすいか、もしくは運びやすいかの少なくともいずれかであるように積み重ね可能であり、前記複数の仮設ステップ(44)が積み重ねられたときには、前記複数の踏面(50)が互いに揃えられるとともに、前記複数のライザ部分(52)が互いに揃えられ、かつ前記仮設ステップ(44)のうちの一つの少なくとも一部が隣接する仮設ステップ(44)に入れ子状に収容されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 対応する軸フックを備えた踏面(50´)もしくはライザ部分(52´)のうち少なくとも一つと、平面状の支持面(80)と、を有する少なくとも一つの端部機構を備え、前記平面状の支持面(80)は、前記踏面(50´)もしくはライザ部分(52´)のうちの少なくとも一つによって支持された第1の部分と、前記エスカレータ装置の一端の近傍の乗降口に架かるように適合した第2の部分と、を有することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. 前記踏面(50)と前記ライザ部分(52)とが互いにヒンジ留めされており、互いに関して選択的に可動であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  20. 踏面(50)と、
    前記踏面(50)の一端における近傍の第1の軸フック(54)と、
    前記踏面(50)に対して少なくとも部分的に概ね垂直なライザ部分(52)と、
    前記ライザ部分(52)に連関するとともに前記第1の軸フック(54)から離間した第2の軸フック(56)と、
    を備え、
    前記第1および第2の軸フックがエスカレータ装置(20)の間隔を介した軸(46)にかけられるとき、前記踏面(50)は前記エスカレータ装置の傾斜部(I)に対して斜角となるとともに、
    前記踏面(50)と前記ライザ部分(52)とが互いにヒンジ留めされており、互いに関して選択的に可動であることを特徴とするエスカレータ装置(20)での作業時に使用する装置(42)。
  21. 前記踏面(50)もしくは前記ライザ部分(52)のうちの少なくとも一つに可動可能に支持された少なくとも一つの可動面(94)を備え、該可動面(94)は、前記踏面(50)の真下の位置と、前記踏面(50)の横方向外側の位置との間を選択的に移動可能であることを特徴とする請求項20に記載の装置。
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