JP4883527B2 - 無機el用蛍光体の製造方法 - Google Patents
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Description
このような薄膜EL材料の中で、特にEu添加BaAl2S4硫化物蛍光体は、輝度が高く、色純度が良いため最も期待されている材料である。これらの蛍光体は、硫化アルミニウム、硫化バリウム、硫化ユーロピウム等の硫化物粉末を混合、焼成することにより得られるが、その際には原料粉末が微細であるほど均質な蛍光体が得られる。特に高輝度の蛍光体を作製するには発光元素であるEuが均一に分散し、Baの元素位置を置換することが重要である。
また、この方法における前記第1の工程では、酸化Euを酸に溶解しアルコール、オキシカルボン酸、炭酸バリウムを順次加え、さらに120〜250℃でゲルを得た後に、該ゲルを400〜500℃で熱処理して得られた前駆体を再度650〜1000℃で熱処理することを特徴とし、前記第2の工程では、前記第1の工程で得られるEuが均一に分散したEu添加BaSを10%以上のH2S−N2ガス流通下で850〜1100℃で熱処理することを特徴とし、前記第3の工程では、前記第2の工程で得られるEu添加BaSと硫化アルミニウムを、不活性ガス雰囲気中で湿度0.02%以下の雰囲気で混合し、その後該Eu添加BaSと硫化アルミニウムの混合物を真空中で950〜1080℃で熱処理することを特徴とするものである。
なお、前記Eu添加BaSと硫化アルミニウムの混合物を真空中で熱処理する際には、このEu添加BaSと硫化アルミニウムの混合物を石英アンプルに真空封入して熱処理する方法を採用してもよい。
添加するEu源は、原料のEu203を濃度40〜60質量%の硝酸、または酢酸に溶解するのが好ましい。なお、硫酸や塩酸は完全溶解が困難なため好ましくない。原料のEu203を完全に溶解させるためには1時間程度攪拌する。その後、このEu溶解液にアルコールとオキシカルボン酸を加える。加えるアルコールとオキシカルボン酸としては、それぞれエチレングリコールとクエン酸が好適である。そして、クエン酸が完全に溶解すると、液温を35〜45℃上昇までさせ、炭酸バリウム(BaCO3)を加えてEuを均一に分散させる。その際には、難溶性の炭酸塩を完全に溶解するため8時間以上攪拌するのが好ましい。なお、エチレングリコールに替えて、プロピレングリコール等のグリコールあるいはポリビニルアルコールを使用することもできる。また、クエン酸に替えて、リンゴ酸や酒石酸等を用いてもよい。
次いで、炭酸塩が完全に溶解した後、重合させるため液温を120〜250℃、より好ましくは180〜220℃にして粘性を有するゲル状になるまで攪拌する。これによりEuを均一に含んだゲルが得られる。続いて、得られたゲルを400〜500℃、より好ましくは440〜460℃に加熱し、ゲルを熱分解させて前駆体粉末を作製する。その後、得られた前駆体粉末を軽く粉砕し炭酸塩化するためアニールを行う。アニール処理条件としては、アニール温度650〜1000℃、より好ましくは750〜900℃、アニール時間5〜24時間、より好ましくは8〜12時間である。
この工程では、前記第1の工程で得られたEu添加BaCO3粉末を10%H2Sを含んだ窒素または10%H2Sを含んだアルゴンガス中で加熱し、850〜1100℃、より好ましくは920〜1000℃で7〜10時間アニール処理を施してEu添加BaS粉末を得る。得られた粉末は、X線回折によればBaSに一致するXRDパターンのみが得られる。なお、アニール処理中は、H2S(硫化水素)を含むガスが必要であり、また反応終了後の冷却中、ガス中にH2Sが無いと硫酸塩が生成することがあるため、冷却が完了し室温になるまでH2Sを流入させることが好ましい。
尚、硫酸塩を含む場合は粉末が黄色を示す場合がある。そのような場合は、真空中でアニール処理を行うことで硫化物に還元することができる。より具体的には、真空度を0.1〜5Pa程度でアニール温度920〜1000℃で7〜10時間行うとBaSO4をBaSへ還元することができる。
この工程では、窒素、またはアルゴン等の不活性ガス中で、湿度が0.02%以下のグローブボック中で前記第2の工程で得られたEu添加BaS粉末とAl2S3粉末を20〜30分混合し、その後得られた混合物を石英アンプルに真空封入し、この石英アンプルを950〜1080℃で5〜24時間熱処理を行ってEu添加BaAl2S4を合成する。Eu添加BaAl2S4粉末の合成は、不活性ガス中でも可能であるが、ガスに酸素や水分が混入すると硫酸塩や酸化物が形成され再現性に欠けて不安定となるため、真空封入が好ましい。また、単に真空熱処理する方法では、異相成分であるBaSやBa2Al2S5やBaAl4S7等の相が形成されるため、BaAl2S4の単相が得られず高輝度が得られないため好ましくない。なお、前記真空封入で合成する以外の方法としては、例えば真空引き後にArガス置換しホットプレスして合成する方法を用いることも可能である。
得られたEu添加BaCO3粉末のX線回折を行ったところ、炭酸バリウム(BaCO3)に一致するXRDパターンのみが得られ、Euが均一に分散したBaCO3粉末5.0gが得られたことを確認した。得られた粉末のX線回折データを図1に示す。
また、このEu添加BaCO3粉末2.0gをH2S濃度が10.5%の窒素―硫化水素混合ガス中で加熱し、950℃で24時間アニールしてEu添加BaS粉末1.7gを得た。得られた粉末のX線回折を行ったところBaSに一致するXRDパターンのみが得られた。得られた粉末のX線回折データを図2に示す。
さらに、窒素ガスで置換された湿度が0.02%以下のグローブボックス中で前記Eu添加BaS粉末1.1gと市販のAl2S3粉末(Sterm Chemicals製)0.94gをメノウ乳鉢で20分混合し、この混合物をハンドプレスで200MPaまで加圧して作製したφ12mmの成型体(ペレット)を石英アンプルに真空封入し、この石英アンプルを1000℃まで加熱し24時間保温して熱処理を行った。得られた粉末のX線回折パターンを図3に示す。
図3から明らかなごとく、得られたEu添加BaAl2S4粉末には、代表的な不純物であるBaSやAl2S3は含まれておらず、BaAl2S4のほぼ単相であることが確認された。
また、前記Eu添加BaS粉末と市販のAl2S3粉末(Sterm Chemicals製)をメノウ乳鉢で混合し、ハンドプレスで成型体を作製する作業中の硫化水素濃度を測定したところ0.7ppmであり、硫化水素の発生はほとんど認められなかった。
得られた硫化物蛍光体をX線回折にかけて結晶性を調べた結果、目的とするBaAl2S4の結晶ができていることが確認された。また、この硫化物蛍光体の蛍光測定を行った結果、発光の中心波長は実施例1とほぼ同じで輝度は75%程度であった。
また、前記Eu添加BaS粉末と市販のAl2S3粉末(Sterm Chemicals製)をメノウ乳鉢で混合し、この混合物をカーボン型に詰め、ホットプレスハンドプレスで成型体を作製する作業中の硫化水素濃度を測定したところ0.6ppmであり、本実施例においても硫化水素の発生はほとんど認められなかった。
[比較例]
図4から明らかなごとく、得られた粉末にはBaAl2S4以外にBaS、Ba2Al2S5、BaAl4S7が検出された。
[従来例]
図5から明らかなごとく、得られた粉末にはBaAl2S4以外にAl2O3が検出された。
また、前記BaS(高純度化学製)とEuS(高純度化学製)0.5gとAl2S39.9gをメノウ乳鉢で混合し、この混合物を型に入れてホットプレスで焼結体を作製する作業中における硫化水素濃度を測定したところ0.8ppmであった。
図6から明らかなごとく、本発明法により得られた粉末は473nmにピークを持つ強い蛍光を発することが確認された。即ち、実施例1の蛍光体は、従来例の蛍光体に比べ強度が強いことが判明した。なお、実施例2の蛍光体においても同様の結果が得られることはいうまでもない。
従来例で輝度が低い原因はEuの混合状態が悪いためと思われるが、BaSとEuSを乾式法、例えばボールミルで混合すると粉末が容器の壁にはり付いて混合が不十分であった。湿式混合法では水やアルコールはOH基があるため反応して硫化水素ガスが発生する。フロリナート等のフッ化物を用いて混合すると比較的硫化水素の発生は抑制できる。しかし湿式混合法ではBaSとEuSを混合、乾燥してAl2S3を加えることは効率が悪く時間もかかる。そこでAl2S3も加えて湿式混合を行う、この場合はAl2S3が硫化水素を発生しやすいため、硫化水素として1〜30ppm程度が発生する。
従来技術に係る蛍光体と本願発明に係る蛍光体とで、粉砕・混合時の有毒ガスの発生にどのような違いがあるのかを確認するために、以下の実験を行った。
[従来技術に係る蛍光体]
市販のAl2S3(CERAC製)13.2g、BaS(高純度化学製)14.1g、EuS(高純度化学製)0.8g、メノウの10mmのボール67.5gとフロリナート80gを窒素置換した真空グローブボックス(三輪製作所製)中でメノウのポットに入れて密封した。
そのポットを取り出して遠心ボールミルで1時間粉砕し、再び窒素置換した真空グローブボックスに入れてポットを開封し、スラリーを篩にかけてボールと取り除き、濾過してフロリナートを分離して粉末を乾燥させた。
乾燥粉末を型に入れてホットプレスで焼結体を作成した。濾過、型詰め作業中に真空グローブボックス内(内容積450リットル)の硫化水素濃度を硫化水素モニタ(ガステック製HS-6A)で測定した。
その結果硫化水素濃度はポット開封前0ppmであったが、ポット開封後急に増加し5分で26ppmまで上昇し、その後一定の値となった。これはフロリナート中の微量水分とAl2S3とが反応したことが原因と思われる。
尚、発生した硫化水素を含むガスは、安全性の観点から局所排気フードから活性炭吸着式のガス処理施設で処理した。
[本願発明に係る蛍光体]
これに対し、本発明によるEu添加BaS4.50gとAl2S3(CERAC製)3.95gを窒素置換した真空グローブボックス(三輪製作所製)中でメノウの乳鉢で混合しホットプレスの型に入れた。この作業中の硫化水素濃度は0.7ppmであり、殆ど硫化水素は発生していないことが分かった。
以上のように本発明で得られた蛍光体は、BaAl2S4:Eu単相であり、蛍光強度も従来例より強く、作業性も向上することが分かった。
尚、テレビ用の蛍光体膜用のスパッタターゲットなどは1〜3kg程度のAl2S3を含むため、硫化水素発生量もAl2S3量と共に増加する。従って、硫化水素発生量を減少させることが作業性、環境面から極めて重要となる。
Claims (4)
- 無機EL用Eu添加バリウムチオアルミネート硫化物を真空中で合成して無機EL用蛍光体を製造する方法であって、Euが均一に分散したEu添加BaCO3を合成する第1の工程と、Euが均一に分散したEu添加BaSを合成する第2の工程と、前記第2の工程で得られるEu添加BaSと硫化アルミニウムを混合し、その後該Eu添加BaSと硫化アルミニウムの混合物を、石英アンプルに真空封入して熱処理するか、又は、真空引き後にArガス置換しホットプレスする第3の工程とからなることを特徴とする無機EL用蛍光体の製造方法。
- 前記第1の工程では、酸化Euを酸に溶解しアルコール、オキシカルボン酸、炭酸バリウムを順次加え、さらに120〜250℃でゲルを得た後に、該ゲルを400〜500℃で熱処理して得られた前駆体を再度650〜1000℃で熱処理することを特徴とする請求項1に記載の無機EL用蛍光体の製造方法。
- 前記第2の工程では、前記第1の工程で得られるEuが均一に分散したEu添加BaSを10%以上のH2S−N2ガス流通下で850〜1100℃で熱処理することを特徴とする請求項1に記載の無機EL用蛍光体の製造方法。
- 前記石英アンプルに真空封入して熱処理する第3の工程では、前記第2の工程で得られるEu添加BaSと硫化アルミニウムを、不活性ガス雰囲気中で湿度0.02%以下の雰囲気で混合し、その後該Eu添加BaSと硫化アルミニウムの混合物を真空中で950〜1080℃で熱処理することを特徴とする請求項1に記載の無機EL用蛍光体の製造方法。
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