JP2006206631A - 蛍光体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
蛍光体励起源照射後の発光輝度の低下が少ない蛍光体を提供する。
【解決手段】
式M1O・2M2 23・3M32(式中のM1はMg、Ca、SrおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M2はSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M3はSi、GeおよびZrからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)で表される化合物に、少なくとも付活剤としてLn(ただしLnはCe、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびMnからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)を含有されてなることを特徴とする蛍光体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、蛍光体に関する。
蛍光体は発光素子に用いられている。発光素子としては、PDPや希ガスランプなどの真空紫外線が励起源である発光素子、CRTやFEDなどの電子線が励起源である発光素子、3波長型蛍光ランプなどの紫外線が励起源である発光素子、X線撮像装置などのX線が励起源である発光素子等が挙げられる。例えば、励起源として真空紫外線を用いて発光する蛍光体としては、BaMgAl1017:Euが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら蛍光体は、上記の励起源を照射することにより発光するが、その励起源照射の影響によるためか、励起源照射後の蛍光体の発光輝度が低下するという問題があり、この励起源照射後の発光輝度の低下が少ない蛍光体が求められていた。
特開平8−115673号公報
本発明の目的は、上記の励起源照射後の発光輝度の低下が少ない蛍光体を提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく蛍光体の組成について鋭意研究を重ねた結果、特定の組成を含有する蛍光体が、上記の励起源を照射した後の発光輝度の低下が少ないことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、下記の蛍光体および発光素子を提供するものである。
<1>式M1O・2M2 23・3M32(式中のM1はMg、Ca、SrおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M2はSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M3はSi、GeおよびZrからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)で表される化合物に、少なくとも付活剤としてLn(ただしLnはCe、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびMnからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)を含有されてなることを特徴とする蛍光体。
<2>式M12 4-aLna3 313(式中のM1、M2、M3およびLnは前記と同じ意味を有し、aは0.001以上3以下の範囲である。)で表される化合物を含有する蛍光体。
<3>LnがCe、Eu、GdおよびTbからなる群より選ばれる1種以上の元素である前記の蛍光体。
<4>LnがCe、Eu、GdおよびTbからなる群より選ばれる2種以上の元素である前記の蛍光体。
<5>M1を含有する化合物、M2を含有する化合物、M3を含有する化合物およびLnを含有する化合物(ただし、M1、M2、M3およびLnは前記と同じ意味を有する。)を混合し、得られた金属化合物混合物を焼成してなる前記いずれかに記載の蛍光体。
<6>前記いずれかに記載の蛍光体を用いてなることを特徴とする発光素子。
本発明の蛍光体は、真空紫外線、電子線、紫外線、X線等の励起源を照射した後の発光輝度の低下が少ないため、PDP、希ガスランプ、CRT、FED、3波長型蛍光ランプ等の発光素子用に好適であり、該励起源を照射した後の発光輝度の低下が少ない発光素子が実現できるため、工業的に極めて有用である。
以下に本発明について説明する。
本発明の蛍光体は、式M1O・2M2 23・3M32(式中のM1はMg、Ca、SrおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M2はSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M3はSi、GeおよびZrからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)で表される化合物に、少なくとも付活剤としてLn(ただしLnはCe、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびMnからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)を含有されてなることを特徴とする。ここで、LnはM1またはM2の一部を置換するようにして、蛍光体に含有される。
また、本発明の蛍光体は、式M12 4-aLna3 313(式中のM1、M2、M3およびLnは前記と同じ意味を有し、aは0.001以上3以下の範囲である。)で表される化合物を含有する蛍光体である。
また上記のM1はCaおよび/またはSrであることが好ましく、さらに好ましくはCaである。また、上記のM2はLa、YおよびGdからなる群より選ばれる1種以上の元素であることが好ましく、さらに好ましくはLaである。また、上記のM3はSiであることが好ましい。
また上記のLnは、Ce、Eu、GdおよびTbからなる群より選ばれる1種以上の元素であることが好ましく、蛍光体の輝度が高くなるので、さらに好ましくは、Ce、Eu、GdおよびTbからなる群より選ばれる2種以上の元素である。
また、上記のaは0.01以上2.5以下の範囲であることが好ましい。
本発明の蛍光体は、例えば、次のようにして製造することができる。本発明の蛍光体は、上記のM1を含有する化合物、上記のM2を含有する化合物、上記のM3を含有する化合物および上記のLnを含有する化合物を混合し、得られた金属化合物混合物を焼成することにより製造することができる。すなわち、対応する金属元素を含有する化合物を所定の組成となるように秤量し混合した後に得られた金属化合物混合物を焼成することにより製造することができる。例えば、好ましい組成の一つである式CaLa2.4Tb1.6Si313で表される化合物からなる蛍光体は、CaCO3、La23、Tb47、SiO2をCa:La:Tb:Siが1.0:2.4:1.6:3.0となるように秤量し、混合した後に焼成することにより製造することができる。
前記の金属元素を含有する化合物としては、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、スカンジウム、イットリウム、ランタン、ガドリニウム、ルテチウム、ケイ素、ゲルマニウム、ジルコニウム、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、マンガンの化合物で、例えば、酸化物を用いるか、または水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物、シュウ酸塩など高温で分解して酸化物になりうるものを用いることができる。
前記金属元素を含有する化合物の混合には、例えばボールミル、V型混合機、攪拌機等の通常工業的に用いられている装置を用いることができる。
前記金属化合物混合物を、例えば900〜1600℃の温度範囲にて1〜100時間保持して焼成することにより本発明の蛍光体が得られる。金属化合物混合物に水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物、シュウ酸塩など高温で分解および/または酸化して酸化物になりうるものが含有されている場合、焼成の前に、金属化合物混合物を、例えば400℃以上900℃未満の温度範囲で保持して仮焼することにより、酸化物としたり、結晶水を除去することも可能である。また、仮焼後に粉砕を行うこともできる。
焼成時の雰囲気としては、例えば、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気、大気、酸素、酸素含有窒素、酸素含有アルゴン等の酸化性雰囲気、水素を0.1〜10体積%含有する窒素、水素を0.1〜10体積%含有するアルゴン等の還元性雰囲気が挙げられる。またさらに強い還元雰囲気で焼成するために、適量の炭素を添加して焼成してもよい。また仮焼時の雰囲気は、大気等の酸化性雰囲気、還元性雰囲気のいずれでもよい。
また、上記の金属元素を含有する化合物として、フッ化物、塩化物を用いることにより、生成する蛍光体の結晶性を高めることおよび/または平均粒径を大きくすることができる。生成する蛍光体の結晶性を高めるためおよび/または平均粒径を大きくするために、適量のフラックスを添加してもよい。フラックスとしては、例えば、LiF、NaF、KF、LiCl、NaCl、KCl、Li2CO3、Na2CO3、K2CO3、NaHCO3、NH4Cl、NH4Iなどを挙げることができる。
さらに上記方法にて得られる蛍光体を、例えばボールミル、ジェットミル等を用いて粉砕することができる。また、洗浄、分級することができる。また、得られる蛍光体の輝度をさらに向上させるために、焼成を2回以上行うこともできる。
ここで、本発明の蛍光体を用いてなる発光素子の例としてPDPを挙げてその製造方法について説明する。PDPの製造方法としては例えば、特開平10−195428号公報に開示されているような公知の方法が使用できる。すなわち、青色、緑色、赤色発光用のそれぞれの蛍光体を、例えばセルロース系化合物、ポリビニルアルコールのような高分子化合物を含有するバインダーおよび有機溶媒と混合して蛍光体ペーストを調製する。本発明の背面基板の内面の、隔壁で仕切られアドレス電極を備えたストライプ状の基板表面と隔壁面に、蛍光体ペーストをスクリーン印刷などの方法によって塗布し、300〜600℃の温度範囲で焼成し、それぞれの蛍光体層を形成させる。これに、蛍光体層と直交する方向の透明電極およびバス電極を備え、内面に誘電体層と保護層を設けた表面ガラス基板を重ねて接着する。内部を排気して低圧のXeやNe等の希ガスを封入し、放電空間を形成させることにより、PDPを作製することができる。
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、発光輝度の測定は蛍光体を真空槽内に設置し、6.7Pa(5×10-2torr)以下の真空に保持し、エキシマ146nmランプ(ウシオ電機株式会社製H0012型)またはエキシマ172nmランプ(ウシオ電機株式会社製H0016型)を用いて真空紫外線を照射することで行った。また、蛍光体を大気中において500℃で30分保持して加熱処理を行った後に前記と同様にして輝度の測定を行った。さらに、加熱処理後の蛍光体を、圧力が13.2Paで組成が5体積%Xe−95体積%Neの雰囲気中に設置し、50Wのプラズマに15分間曝露させて真空紫外線照射の加速試験(以下、プラズマ曝露処理)を行った後に前記と同様にして輝度の測定を行った。
実施例1
CaLa2.4Tb1.6Si313を製造するにあたり、炭酸カルシウム(関東化学株式会社製:純度99.99%)と酸化ランタン(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化テルビウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と二酸化珪素(和光純薬工業株式会社製:純度99.99%)をモル比でCa:La:Tb:Si=1.0:2.4:1.6:3.0となるように秤量し、混合した後、2体積%H2含有N2の雰囲気中で1500℃で3時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体1を得た。蛍光体1に146nmの真空紫外線を照射したところ緑色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が101、プラズマ曝露処理後の発光輝度は100であった。また、蛍光体1に172nmの真空紫外線を照射したところ緑色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が101、プラズマ曝露処理後の発光輝度は100であった。
実施例2
CaLa1.8Gd2Tb0.2Si313を製造するにあたり、炭酸カルシウム(関東化学株式会社製:純度99.99%)と酸化ランタン(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化ガドリニウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化テルビウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と二酸化珪素(和光純薬工業株式会社製:純度99.99%)をモル比でCa:La:Gd:Tb:Si=1.0:1.8:2.0:0.2:3.0となるように秤量し、混合した後、2体積%H2含有N2の雰囲気中で1500℃で3時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体2を得た。蛍光体2に146nmの真空紫外線を照射したところ緑色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が102、プラズマ曝露処理後の発光輝度は100であった。また、蛍光体2に172nmの真空紫外線を照射したところ緑色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が100、プラズマ曝露処理後の発光輝度は101であった。
実施例3
CaLa2.4Eu1.6Si313を製造するにあたり、炭酸カルシウム(関東化学株式会社製:純度99.99%)と酸化ランタン(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化ユウロピウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と二酸化珪素(和光純薬工業株式会社製:純度99.99%)をモル比でCa:La:Eu:Si=1.0:2.4:1.6:3.0となるように秤量し、混合した後、大気中で1500℃で3時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体3を得た。蛍光体3に146nmの真空紫外線を照射したところ赤色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が102、プラズマ曝露処理後の発光輝度は101であった。
実施例4
CaLa3.96Ce0.04Si313を製造するにあたり、炭酸カルシウム(関東化学株式会社製:純度99.99%)と酸化ランタン(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化セリウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と二酸化珪素(和光純薬工業株式会社製:純度99.99%)をモル比でCa:La:Ce:Si=1.0:3.96:0.04:3.0となるように秤量し、混合した後、2体積%H2含有N2の雰囲気中で1500℃で3時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体4を得た。蛍光体4に146nmの真空紫外線を照射したところ紫色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が100、プラズマ曝露処理後の発光輝度は98であった。
実施例5
CaLa2.8Gd1.2Si313を製造するにあたり、炭酸カルシウム(関東化学株式会社製:純度99.99%)と酸化ランタン(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化ガドリニウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と二酸化珪素(和光純薬工業株式会社製:純度99.99%)をモル比でCa:La:Gd:Si=1.0:2.8:1.2:3.0となるように秤量し、混合した後、2体積%H2含有N2の雰囲気中で1500℃で3時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体5を得た。蛍光体5に146nmの真空紫外線を照射したところ、311nmに発光ピークを有する紫外線発光を確認できた。
実施例6
CaLa2.4Tb1.6Si313を製造するにあたり、炭酸カルシウム(関東化学株式会社製:純度99.99%)と酸化ランタン(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と酸化テルビウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)とフッ化テルビウム(和光純薬工業株式会社製)と二酸化珪素(和光純薬工業株式会社製:純度99.99%)をモル比でCa:La:Tb:Si=1.0:2.4:1.6:3.0となるように秤量し(ただし、酸化テルビウムとフッ化テルビウムとの比率はモル比でTb47:TbF3=0.38:0.08とした。)、混合した後、2体積%H2含有N2の雰囲気中で1300℃で3時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体6を得た。蛍光体6に146nmの真空紫外線を照射したところ緑色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が101、プラズマ曝露処理後の発光輝度は100であった。
比較例1
Ba0.9Eu0.1MgAl1017を製造するにあたり、炭酸バリウム(和光純薬工業株式会社製:純度99.9%)と酸化ユウロピウム(信越化学工業株式会社製:純度99.99%)と炭酸マグネシウム(協和化学工業株式会社製:純度99%以上)と水酸化アルミニウム(住友化学工業株式会社製:純度99%以上)とをモル比でBa:Eu:Mg:Al=0.9:0.1:1:10となるように秤量し、混合した後、2体積%H2含有N2の雰囲気で1450℃で2時間保持して焼成し、その後室温まで徐冷して、蛍光体7を得た。蛍光体7に146nmの真空紫外線を照射したところ青色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が88、プラズマ暴露処理後の発光輝度は60であった。また、蛍光体7に172nmの真空紫外線を照射したところ青色発光を示し、そのときの発光輝度を100とすると、加熱処理後の発光輝度が88、プラズマ暴露処理後の発光輝度は60であった。

Claims (6)

  1. 式M1O・2M2 23・3M32(式中のM1はMg、Ca、SrおよびBaからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M2はSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選ばれる1種以上の元素であり、M3はSi、GeおよびZrからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)で表される化合物に、少なくとも付活剤としてLn(ただしLnはCe、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびMnからなる群より選ばれる1種以上の元素である。)を含有されてなることを特徴とする蛍光体。
  2. 式M12 4-aLna3 313(式中のM1、M2、M3およびLnは前記と同じ意味を有し、aは0.001以上3以下の範囲である。)で表される化合物を含有する蛍光体。
  3. LnがCe、Eu、GdおよびTbからなる群より選ばれる1種以上の元素である請求項1または2記載の蛍光体。
  4. LnがCe、Eu、GdおよびTbからなる群より選ばれる2種以上の元素である請求項3記載の蛍光体。
  5. 1を含有する化合物、M2を含有する化合物、M3を含有する化合物およびLnを含有する化合物(ただし、M1、M2、M3およびLnは前記と同じ意味を有する。)を混合し、得られた金属化合物混合物を焼成してなる請求項1〜4のいずれかに記載の蛍光体。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の蛍光体を用いてなることを特徴とする発光素子。
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