JP4883164B2 - ジョイント構造並びにそれを用いた減速機構及び操舵補助装置 - Google Patents
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前記回転軸の軸方向における前記軸受の中心位置に、前記回転軸の一端部と前記出力軸との連結部分の中心位置を実質的に一致させた状態で、それらの回転軸と出力軸とを互いに揺動自在に連結しており、且つ、
前記回転軸及び前記出力軸の一方に凸部を設けるとともに他方に凹部を設け、当該凸部と凹部を揺動可能に連結したことを特徴としている(請求項1)。
前記電動モータの出力軸に、請求項1記載のジョイント構造を用いて連結されたウォーム軸と、
このウォーム軸の中間部に一体形成されたウォームと噛合可能なウォームホイールと
を備えており、
前記ウォーム軸をウォームホイールへ向けて偏倚可能に支持し、このウォーム軸を付勢手段によってウォームホイール方向へ付勢していることを特徴としている(請求項2)。
前記ウォーム軸の一端部側に取付けられ、そのウォーム軸を回転可能に支持する軸受を備え、
前記ウォーム軸の一端部側及び前記電動モータの出力軸側の一方に設けられた凹部と、他方に設けられ、前記凹部に係合する凸部とを有するジョイント構造をウォーム軸と出力軸との連結部分に設けているとともに、
前記ウォーム軸の軸方向における前記軸受の中心位置に、前記連結部分の中心位置を実質的に一致させた状態で、それらのウォーム軸と出力軸とを連結しており、
前記ウォーム軸をウォームホイールへ向けて偏倚可能に支持し、このウォーム軸を付勢手段によってウォームホイール方向へ付勢しており、且つ、
前記凸部と凹部を揺動可能に連結したことを特徴としている(請求項3)。
前記ウォーム軸の一端部側に取付けられ、そのウォーム軸を回転可能に支持する軸受を備え、
前記ウォーム軸の一端部側及び前記電動モータの出力軸側の一方に設けられた凹部と、他方に設けられ、前記凹部に係合する凸部とを有するジョイント構造をウォーム軸と出力軸との連結部分に設けているとともに、
前記ウォーム軸の軸方向における前記軸受の中心位置に、前記連結部分の中心位置を実質的に一致させた状態で、それらのウォーム軸と出力軸とを連結しており、
前記ウォーム軸をウォームホイールへ向けて偏倚可能に支持し、このウォーム軸を付勢手段によってウォームホイール方向へ付勢しており、且つ、
前記凹部と凸部の連結が、スプライン孔及びスプライン軸からなるスプライン結合であることを特徴としている(請求項4)。
この場合、ウォーム軸がウォームホイールへ向けて偏倚可能であるので、出力軸とウォーム軸との偏芯及び傾動の調整幅を大きくしている点と相まって、ウォーム軸をウォームホイールへ向けて無理なく移動させることができる。このため、上記付勢手段によってウォーム軸をウォームホイールの摩耗に追従させて確実に移動させることができる。
前記凹部が、前記ウォーム軸の一端部を軸方向に断面正多角形に切り欠くことにより形成されて前記先端部が揺動可能に連結されている(請求項5)。
この場合、上記凸部及び凹部をそれぞれ構成する専用のジョイント部材を設けることなく、上記出力軸とウォーム軸とを直接的に連結することができ、当該装置の構成を簡略化することができる。しかも、凹部には先端部が揺動可能に連結されているので、出力軸とウォーム軸との偏芯及び傾動の調整幅をより大きくすることができ、よって出力軸とウォーム軸との連結作業をさらに容易に行うことができる。
また、回転軸と前記出力軸とを互いに揺動自在に連結するので、出力軸と回転軸との偏芯及び傾動の調整幅をより大きくすることができ、よって出力軸と回転軸との連結作業をさらに容易に行うことができる。
図3は、本発明の操舵補助装置の全体構造を示す断面図である。この操舵補助装置は、上端に操舵輪1を取り付ける第1操舵軸2と、この第1操舵軸2の下端にトーションバー3を介して連結された筒状の第2操舵軸4と、上記第1操舵軸2と第2操舵軸4との相対的な回転変位量により操舵トルクを検出するトルクセンサ5と、このトルクセンサ5の検出結果に基づいて駆動される操舵補助用の電動モータ6と、この電動モータ6の回転を減速して第2操舵軸4に伝達する減速機構7とを備えている。
32 圧縮コイルばね(付勢手段)
6 電動モータ
60 出力軸
7 減速機構
70 ウォーム軸(回転軸)
70a 一端部
71 ウォーム
72 ウォームホイール
8 ジョイント構造
8a 凹部
8b 凸部
16 第1軸受(軸受)
17 第2軸受
Claims (5)
- 軸受により回転自在に支持された回転軸を電動モータの出力軸に一体回転可能に連結するジョイント構造であって、
前記回転軸の軸方向における前記軸受の中心位置に、前記回転軸の一端部と前記出力軸との連結部分の中心位置を実質的に一致させた状態で、それらの回転軸と出力軸とを互いに揺動自在に連結しており、且つ、
前記回転軸及び前記出力軸の一方に凸部を設けるとともに他方に凹部を設け、当該凸部と凹部を揺動可能に連結したことを特徴とするジョイント構造。 - 電動モータの回転を減速して伝達するための減速機構であって、
前記電動モータの出力軸に、請求項1記載のジョイント構造を用いて連結されたウォーム軸と、
このウォーム軸の中間部に一体形成されたウォームと噛合可能なウォームホイールと
を備えており、
前記ウォーム軸をウォームホイールへ向けて偏倚可能に支持し、このウォーム軸を付勢手段によってウォームホイール方向へ付勢していることを特徴とする減速機構。 - 電動モータの回転をウォームが設けられた回転軸としてのウォーム軸とこのウォーム軸のウォームに噛み合わせたウォームホイールとを介して操舵軸に伝達することにより操舵補助を行う操舵補助装置において、
前記ウォーム軸の一端部側に取付けられ、そのウォーム軸を回転可能に支持する軸受を備え、
前記ウォーム軸の一端部側及び前記電動モータの出力軸側の一方に設けられた凹部と、他方に設けられ、前記凹部に係合する凸部とを有するジョイント構造をウォーム軸と出力軸との連結部分に設けているとともに、
前記ウォーム軸の軸方向における前記軸受の中心位置に、前記連結部分の中心位置を実質的に一致させた状態で、それらのウォーム軸と出力軸とを連結しており、
前記ウォーム軸をウォームホイールへ向けて偏倚可能に支持し、このウォーム軸を付勢手段によってウォームホイール方向へ付勢しており、且つ、
前記凸部と凹部を揺動可能に連結したことを特徴とする操舵補助装置。 - 電動モータの回転をウォームが設けられた回転軸としてのウォーム軸とこのウォーム軸のウォームに噛み合わせたウォームホイールとを介して操舵軸に伝達することにより操舵補助を行う操舵補助装置において、
前記ウォーム軸の一端部側に取付けられ、そのウォーム軸を回転可能に支持する軸受を備え、
前記ウォーム軸の一端部側及び前記電動モータの出力軸側の一方に設けられた凹部と、他方に設けられ、前記凹部に係合する凸部とを有するジョイント構造をウォーム軸と出力軸との連結部分に設けているとともに、
前記ウォーム軸の軸方向における前記軸受の中心位置に、前記連結部分の中心位置を実質的に一致させた状態で、それらのウォーム軸と出力軸とを連結しており、
前記ウォーム軸をウォームホイールへ向けて偏倚可能に支持し、このウォーム軸を付勢手段によってウォームホイール方向へ付勢しており、且つ、
前記凹部と凸部の連結が、スプライン孔及びスプライン軸からなるスプライン結合であることを特徴とする操舵補助装置。 - 前記凸部が、断面正多角形で軸方向中央部が膨出する太鼓状に形成された前記出力軸の先端部により構成されているとともに、
前記凹部が、前記ウォーム軸の一端部を軸方向に断面正多角形に切り欠くことにより形成されて前記先端部が揺動可能に連結されていることを特徴とする請求項3記載の操舵補助装置。
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JP2009236467A JP4883164B2 (ja) | 2009-10-13 | 2009-10-13 | ジョイント構造並びにそれを用いた減速機構及び操舵補助装置 |
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JP2009236467A JP4883164B2 (ja) | 2009-10-13 | 2009-10-13 | ジョイント構造並びにそれを用いた減速機構及び操舵補助装置 |
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