JP4882839B2 - ケース体及びケース体を備えた受信装置 - Google Patents
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Description
図10は、従来の受信装置の断面構造例を示している。シールド部材1000は、シールドケースとも呼んでおり、このシールド部材1000はシールドカバー1004とシールドカバー1001により覆われている。シールド部材1000は側面部1020,1021を有しており、この側面部1020,1021の間にはシールド板1023が設けられている。
このシールド板1023は、半田面端子1005を有しており、この半田面端子1005は、シールドカバー1004の内側に形成された爪1007に対して電気的に接続されている。この半田面端子1005は、回路基板1003の穴1003Hを通っており、半田面端子1005は、回路基板1003の導体パターンに対して半田1006により接続されている。
図11は、図10に用いられている半田面端子1005と爪1007の部分を拡大して示している。半田面端子1005の先端部1030は、爪1007の平滑な表面1007Aに対して突き当てられている。
そこで、半田面端子1005と爪1007を良好に電気的接触させるために、半田面端子1005は作業者が紙やすり等で磨いているのが現状である。
この段差部1050を爪1007の表面に設けることにより、半田面端子1005の先端部1030を磨かなくても段差部1050の1つのエッジ1051により先端部1030に付着しているフラックスの膜を壊して、これにより半田面端子1005と爪1007を電気的に接触させるようにしている。
そこで、本発明は上記課題を解消し、第1部材と第2部材をフラックスの付着に関わらず確実に接触することができるケース体、及びケース体を備えた受信装置を提供することを目的としている。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
このテレビジョン受像機14は、受信装置10を備えている。この受信装置10は、基板(回路基板ともいう)20を有しており、この基板20は、増幅部30、フィルタ部34、ダイレクトコンバージョン部36およびデジタル復調部40を有している。
増幅部30、フィルタ部34、ダイレクトコンバージョン部36およびデジタル復調部40は、基板20上に形成された機能ブロックである。増幅部30は、コネクタ90Aを介して受信アンテナ44に接続されており、受信アンテナ44は、高周波入力信号fを受信するようになっている。この高周波入力信号fは、増幅部30において増幅される。フィルタ部34は、選局周波数(ローカル周波数)fを発生している。
デジタル復調部40は、得られたベースバンドをDC(直流)から数10MHzのレンジで可変する可変復調機能を有している。このようにデジタル復調した入力信号は、検波を経てY/C分離(輝度信号と色信号との分離)を行なった後に、色差信号を増幅して、輝度信号から同期信号を分離するなど行ない、例えばブラウン管に画像を表示するようになっている。また音声入力信号は音声検波を行なった後にスピーカなどを通じて出力する。
図3は、図2のシールド部材60、基板20、シールドカバー61およびシールドカバー63の断面構造例である。図3に示す上側のシールドカバー63は、図2においては図示を省略している。
シールド部材60、シールドカバー61およびシールドカバー63は、金属をプレス加工することにより作られており、高周波をシールドするのに適している金属材料、たとえばアルミニウム、亜鉛、スズ、ニッケル等のいずれかの材質あるいはその合金により作られている。
シールド部材60は、シールドケースとも呼んでおり、基板20は、高周波回路基板とも呼んでいる。
図5と図3において、電気接続端子装置400は、上述した端子部310と爪250により構成されている。
電気接続端子装置400は、区切り面部100とシールドカバー61を電気的に接触により接続するためのものである。区切り面部100が第1部材に相当し、シールドカバー61が第2部材に相当する。
シールド部材60の区切り面部100の端子部310が第1端子部であり、シールドカバー61の爪250が第2端子部である。
第1端子部310は、端部311を有している。この端部311は、図6に示すようにたとえば半円形状もしくは半楕円形状を有している。一方、爪250は、接触部分401と基部410を有しており、この基部410がシールドカバー61から内側に折り曲げて形成されている。このためにシールドカバー61にはヌキ穴430が形成されている。
接触部分401は、基部410に対して自由端であり、この接触部分401は、端子部310の端部311に対してP方向に弾発的に押圧する機能を有している。
シャープエッジ450は2つ存在しているので、2つのシャープエッジ450,450が、端子部310の端部311に突き当たることにより、端部311のフラックスの膜を確実に破ることができる。図6(B)の長穴(スリットともいう)440の幅Wは、たとえば接触部分401の板厚tとほぼ等しい程度の大きさであるのがよいが、これに限るものではない。
図7に示す工程ST1では、まず板状部材の二点鎖線で示す爪250の外形形状部分の接触部分401に対して長穴440Aを形成する。この長穴440Aの幅W1はたとえば1mmであり、長さFはたとえば4mmである。
そして図9(B)および図9(C)に示すように、接触部分401の先端部分441をK方向に折り曲げる。この時に、図9(D)に示すように、長穴440の上端部440Dは当たってもよく、長穴440の下部440Eがたとえば0.2mm〜0.3mmのような幅W4を有していればよい。
尚、図8に示す接触部分401の長穴440Aは、たとえばレーザ光を用いて形成することができる。
上述した実施の形態では、図5と図9に示すように1つの細長い長穴440を形成し、その上側に形成されたバリ状の図6(A)に示すようなシャープエッジ450,450により、端子部310の端部311の付着物の膜を破るように形成している。
しかしこれに限らず、第2端子部である爪250には複数本の溝を設けて、シャープエッジを2つ以上のたとえば3つあるいは4つあるいはそれ以上を形成するようにしても勿論構わない。
このように複数のシャープエッジを端子部の端部に突き当てることにより、付着物の膜を確実に破ることができ、第1端子部と第2端子部の電気的かつ機械的な接続を確実に行なうことができる。
これに限らず、第1部材と第2部材を電気的に接続する形式のものであれば、本発明の電気接続端子装置は適用できるものである。
Claims (4)
- 枠状のシールド部材の内部を所定領域に区切る区切り板から突出する第1端子部と、
前記シールド部材を覆うシールドカバーから内側に切り起こされ、前記第1端子部を電気的に導通するよう弾発的に押圧する第2端子部と、を有し、
前記第1端子部の先端は略半円板状に形成され、
前記第2端子部は、前記シールドカバーから折り曲げて形成された基部と、前記基部の先端側に連続して折り曲げて形成することにより弾性が付与された接触部と、を有し、
前記第2端子部の先端部に形成された前記接触部に前記第1端子部が接触され、
前記接触部には、前記第2端子部の先端方向に長く延在され且つ前記第1端子部側に突出するシャープエッジを周縁に有する長穴が設けられ、前記長穴の幅は前記第1端子部の略半円板状の先端に当接する所定幅を有しており、
前記第1端子部の端部は、前記第2端子部の前記長穴の長手方向と交差する方向に面が広がっていて、
前記接触部の長穴の前記シャープエッジが前記第1端子部の略半円板状の先端に弾発的に押圧するように構成された
ケース体。 - 前記長穴は、レーザ加工により形成された
請求項1に記載のケース体。 - 前記接触部は、先端部分が前記第1端子部と反対側に向けて折り曲げられている
請求項1に記載のケース体。 - 枠状のシールド部材の内部を所定領域に区切る区切り板から突出する第1端子部と、
前記シールド部材を覆うシールドカバーから内側に切り起こされ、前記第1端子部を電気的に導通するよう弾発的に押圧する第2端子部と、を有するケース体を備え、
前記ケース体は、
前記第1端子部の先端は略半円板状に形成され、
前記第2端子部は、前記シールドカバーから折り曲げて形成された基部と、前記基部の先端側に連続して折り曲げて形成することにより弾性が付与された接触部と、を有し、
前記第2端子部の先端部に形成された前記接触部に前記第1端子部が接触され、
前記接触部には、前記第2端子部の先端方向に長く延在され且つ前記第1端子部側に突出するシャープエッジを周縁に有する長穴が設けられ、前記長穴の幅は前記第1端子部の略半円板状の先端に当接する所定幅を有しており、
前記第1端子部の端部は、前記第2端子部の前記長穴の長手方向と交差する方向に面が広がっていて、
前記接触部の長穴の前記シャープエッジが前記第1端子部の略半円板状の先端に弾発的に押圧するように構成された
ケース体を備えた受信装置。
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