JP4880908B2 - 棚板装置 - Google Patents

棚板装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4880908B2
JP4880908B2 JP2005058799A JP2005058799A JP4880908B2 JP 4880908 B2 JP4880908 B2 JP 4880908B2 JP 2005058799 A JP2005058799 A JP 2005058799A JP 2005058799 A JP2005058799 A JP 2005058799A JP 4880908 B2 JP4880908 B2 JP 4880908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
base member
shelf
screw
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005058799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006239128A (ja
Inventor
陽一 南浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naigai Co Ltd
Original Assignee
Naigai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naigai Co Ltd filed Critical Naigai Co Ltd
Priority to JP2005058799A priority Critical patent/JP4880908B2/ja
Publication of JP2006239128A publication Critical patent/JP2006239128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880908B2 publication Critical patent/JP4880908B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Description

本発明は、厚みが異なる複数の棚板、例えば厚みが薄いガラス製棚板や厚い木製棚板を壁に取付けるための棚板装置に関するものである。
従来の棚板装置としては、棚板の端部が嵌合される凹部を有する棚板支持部材を壁に取付けて固定し、その固定した棚板支持部材の凹部に棚板の端部を取付ける構成のものが知られている(特許文献1参照)。
実開昭62−16348号公報
ところで、上述した従来のものでは、棚板の厚みが一定であれば棚板支持部材を壁に取付けたままで棚板のみを取り替えることが一応可能である。
しかし、棚板を、木製からガラス製に取り替えたい場合、ガラス製棚板と木製棚板とでは厚みが大きく異なるため、別仕様の棚板支持部材を用いて、取り替え前後で同じ作業状態で取付ける必要性があり、作業性が悪いという難点があった。更に、棚板及び棚板支持部材を取り外した場合、壁にあけた孔が美観を損なうことになる。或いは、凹部から棚板を取り外して棚板支持部材を壁に残す場合には、凹部を有する棚板支持部材が前後方向に長いため壁面からの出っ張りが大きくなり、同様に美観を損なうことになる。
なお、上述したように仕様の異なる2つの棚板支持部材において、壁取付け用ビス等の締結部材を挿通させる孔を同一配置にして同じ壁孔を用いるようにすることで、作業性の向上を図れるようにすることが可能となるが、その場合には、取付け取外しを繰り返すと同じ壁孔が何回も使用されることになり、締結強度が弱くなって締結部材が外れ易くなるという別の問題がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、取付け取外しを作業性よく行うことができ、しかも美観の向上を図り得る棚板装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、取付け取外しを繰り返しても外れ難くすることができる棚板装置を提供することである。
請求項1の発明に係る棚板装置は、厚みが異なる複数の棚板のうちの1つと、該当棚板の周りに1又は2以上配設することでその棚板を壁に取付ける取付部材とを組み合わせて用いる棚板装置であって、上記取付部材が、棚板の厚みに対応していて該当厚みの棚板のみが取付け可能な凹部を有するブラケットと、該ブラケット及び壁の両方に対し着脱可能に取付けられるベース部材とを有し、そのベース部材には、1つのブラケットと他の厚みの棚板のみに対応する別のブラケットとの取替えが可能な状態でブラケットが第1ねじにより取付けられるねじ孔が予め設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明に係る棚板装置は、請求項1に記載の棚板装置において、壁に対するベース部材の取付けが第2ねじの頭部をベース部材に係止させることにより行われるとともにブラケット及び別のブラケットにはその第2ねじの頭部を挿通させる挿通孔が設けられていることを特徴とする。
本発明による場合には、ベース部材を壁に一旦取付けても、その後、そのベース部材に対し、別の棚板及び別のブラケットを取付け・取外しすることにより取替えができる。よって、取付け・取外しをベース部材に予め設けられたねじ孔に対して第1ねじにより行うため、壁に直接取付け取外しを行う場合よりも作業性を向上させ得る。また、ベース部材には棚板取付け用の凹部を設ける必要がないためベース部材を薄肉にすることが可能であり、またベース部材の取付け用に壁に開けた孔がベース部材により隠れるので、美観の向上を図り得る。
ここで、取付部材は、1つの棚板に対して、1つ又は2つ以上を配置させる場合があり、2つ以上の配置の場合には、その取付部材の数だけベース部材及びブラケットが用いられることは勿論である。また、第1ねじには、種々のねじだけでなく、ボルト等も含まれる。
請求項2の発明による場合には、ベース部材に予めブラケットが取付けられていても、挿通孔から第2ねじを壁に取付け取外すことで、ブラケットを取り外すことなくベース部材を壁に取付け取外すことが可能となる。
以下に、本発明を具体的に説明する。
図1及び図2は共に本発明の実施形態に係る棚板装置を示す斜視図であり、図1は厚みが薄い棚板を壁に取付けた状態を示し、図2は厚い棚板を壁に取付けた状態を示す。また、この図示例では、棚板を左右2つの取付部材で支持する状態で壁に取付ける場合を例に挙げている。
また、図3は図1の取付部材を拡大して示す斜視図、図4は図3の取付部材を示す分解斜視図(前方斜めから見た図)、図5は図3の取付部材を示す分解斜視図(後方斜めから見た図)、図6は図3の取付部材における縦断面図、図7は図2の取付部材を拡大して示す斜視図、図8は図7の取付部材を示す分解斜視図(前方斜めから見た図)、図9は図7の取付部材を示す分解斜視図(後方斜めから見た図)、図10は図7の取付部材における縦断面図である。
本実施形態の棚板装置1は、図1に示すように厚みt1が薄い、例えばガラス製の棚板2を壁5に取付けるための一対の取付部材10と、図2に示すように厚みt2が厚い、例えば木製の棚板3を壁5に取付けるための一対の取付部材20とが選択的に用いられる。上記壁5としては、本実施形態では表層が内奥側よりも軟質なもので形成されている。
図3に示す取付部材10は、図4乃至図6に示すように壁5に固定されるベース部材12と、そのベース部材12に着脱可能に取付けられるブラケット13とを具備する。ブラケット13は、ブラケット本体14と上カバー15と下カバー16とスペーサ17を有する。なお、図4は、スペーサ17を省略して表している。
ブラケット本体14には、棚板2の奥側(壁に近い側)が挿入固定される凹部18が設けられ、その凹部18の下部にスペーサ17が配されており、棚板2のみが取付けられるようになっている。スペーサ17の高さは、ねじ19により調節可能となっている。
一方、図7に示す取付部材20は、図8乃至図10に示すように壁5に固定されて共用されるベース部材12と、そのベース部材12に着脱可能に取付けられるブラケット23とを具備する。ブラケット23は、ブラケット本体24と上カバー25と下カバー26とスペーサ27を有する。ブラケット本体24には、棚板3の奥側が挿入固定される凹部28が設けられ、その凹部28の下部にスペーサ27が配されており、棚板3のみが取付けられるようになっている。スペーサ27の高さは、ねじ29により調節可能となっている。
上記ベース部材12は、一旦壁5に取付けると、それ以降は取り外すことはなく、ブラケット13の取付けにもブラケット23の取付けにも使用される。よって、取付部材10、20は、最初は、棚板2、3毎に対応して組み合わせて用いられるものの、両ブラケット13、23のうちの一方から他方に取り替える場合、ベース部材12は棚板2、3毎に対応して組み合わせて用いる必要はない。
また、上記ベース部材12は、壁5の表層及び内奥部よりも硬質な材料、例えば金属製又は硬質樹脂製のものが用いられており、このベース部材12には、図5及び図9に示すように2つのねじ孔12a、12bと3つの取付孔12c、12d、12eと1つの貫通孔12fとが形成されている。ねじ孔12a、12bにはブラケット13又は23をベース部材12に取付けるために用いる第1ねじとしてのボルト31が螺入され、取付孔12c、12d、12eにはベース部材12を壁5に取付けるために用いる第2ねじとしてのビス32が挿通され、貫通孔12fにはベース部材12を壁5に取付けるために用いる第3ねじとしてのビス33が挿通される。上記ねじ孔12a、12bは内面にボルト止め用の螺溝を有するものである。
なお、上記ねじ孔、取付孔及び貫通孔の各個数は、1例であり、1又は2以上の任意の個数に選択可能である。また、上記ビス33は、壁5の種類、例えば本実施形態のように表層が内奥部よりも軟質であるときと、表層が内奥部よりも硬質又は同一硬度のときとに拘わらず使用され得るが、表層が内奥部よりも硬質又は同一硬度のときは省略することも可能である。
取付孔12c〜12e及び貫通孔12fは内面に螺溝のないもので、一番上に位置する取付孔12cは縦に長い長孔に形成されている。他の取付孔12d、12eは円形孔であって手前側(壁に遠い側)縁部はビス32の頭部における奥側傾斜面の形状に対応して内側に窪んだテーパー状に形成され、ビス32の頭部における手前側がベース部材12の手前側の外表面とほぼ面一になるようにしている。
また、貫通孔12fは円形孔であって手前側縁部はビス33の頭部における奥側傾斜面の形状に対応して内側に窪んだテーパー状に形成されていて(図4及び図8参照)、ビス33の頭部における手前側がベース部材12の手前側の外表面とほぼ面一か少し手前側に突出するようになるようにしている。なお、ビス33は、壁5の種類によって使用するか否かが決定される。つまり、壁5が表層から硬質の場合には、必ずしもビス33を使用しなくてもよく、壁5の表層が内奥部よりも軟質の場合には、ビス33を必ず使用し、かつそのビス33を硬質の内奥部に達するように螺入させる。
また、ベース部材12における奥側の周縁部12jは、その全域が壁5に接触するように奥側へ突出形成され、手前側表面は、上部12g及び下部12hが高さ方向中央部12iよりも手前側に突出した凹凸状に形成されている(図4参照)。
上記ブラケット本体14には、上記ねじ孔12a、12bに対応する位置に、上記ボルト31を挿通させ係止するための係止孔13a、13bが設けられ、これら係止孔13a、13bからボルト31を挿通させ、ねじ孔12a、12bにボルト31を螺入してボルト31の頭部を係止孔13a、13bの手前側に係止させることで、ブラケット本体14がベース部材12に取付けられる。なお、係止孔13a、13bは、内面に螺溝を形成したものであってもよい。
また、上記ブラケット本体14には、上記3つの取付孔12c〜12eのうちの2つの取付孔12c、12dに対応する位置に、上記ビス32の頭部を挿通させるためのビス頭部よりも大径の挿通孔13c、13dが設けられている。
ブラケット本体14の奥側は、外周縁14aが奥側へ突出形成され、突出した外周縁14aの内側にベース部材12が入るようになっている。外周縁14aの高さは、ブラケット本体14の外周縁14aの内側にベース部材12を入れた状態で、外周縁14aとベース部材12の周縁部12jとが揃って壁5に当接するように設定されている(図6参照)。
また、外周縁14aの内側は、ベース部材12における上部12g、下部12h及び中央部12iとは逆の凹凸形状になっていて、ブラケット本体14の上部14b、下部14c及び中央部14dのそれぞれがベース部材12の上部12g、下部12h及び中央部12iにほぼ接触するようになっている。よって、ブラケット本体14とベース部材12における逆の凹凸形状によりブラケット本体14がベース部材12にて支えられる。また、ブラケット本体14をベース部材12に取付けるためのボルト31によってもブラケット本体14がベース部材12にて支えられる。
更に、ブラケット本体14の奥側、例えば下部14cが、壁5の種類に対応して使用するビス33の頭部と当接するようになっている。
このようなブラケット本体14に対し、凹部18にスペーサ17をねじ19により高さ調整可能に取付け、かつ、ブラケット本体14の上にボルト31及びビス32を隠す上カバー15を、ブラケット本体14の下に、ボルト31及びビス32を隠す下カバー16をそれぞれ、図示しないねじを介して取付けることで、ブラケット13に一体化される(図6参照)。なお、ブラケット本体14によりビス33は隠される。また、上記取付孔12eは、ブラケット13の取付けには用いず、後述するブラケット23の取付けに用いる。
上記ブラケット本体24には、上記ねじ孔12a、12bに対応する位置に、上記ボルト31を挿通させ係止するための係止孔23a、23bが設けられ、これら係止孔23a、23bからボルト31を挿通させ、ねじ孔12a、12bにボルト31を螺入してボルト31の頭部を係止孔23a、23bの手前側に係止させることで、ブラケット本体24がベース部材12に取付けられる。なお、係止孔23a、23bは、内面に螺溝を形成したものであってもよい。
また、上記ブラケット本体24には、上記3つの取付孔12c〜12eのうちの2つの取付孔12c、12eに対応する位置に、上記ビス32の頭部を挿通させるためのビス頭部よりも大径の挿通孔23c、23eが設けられている。
ブラケット本体24の奥側は、外周縁24aが奥側へ突出形成され、突出した外周縁24aの内側にベース部材12が入るようになっている。外周縁24aの高さは、ブラケット本体24の外周縁24aの内側にベース部材12を入れた状態で、外周縁24aとベース部材12の周縁部12jとが揃って壁5に当接するようになっている(図10参照)。
また、外周縁24aの内側は、ベース部材12における上部12g、下部12h及び中央部12iとは逆の凹凸形状になっていて、ブラケット本体24の上部24b、下部24c及び中央部24dのそれぞれがベース部材12の上部12g、下部12h及び中央部12iにほぼ接触するようになっている。よって、ブラケット本体24とベース部材12における逆の凹凸形状によりブラケット本体24がベース部材12にて支えられる。また、ブラケット本体24をベース部材12に取付けるためのボルト31によってもブラケット本体24がベース部材12にて支えられる。
更に、ブラケット本体24の奥側、例えば下部24cが、壁5の種類に対応して使用するビス33の頭部と当接するようになっている。
このようにブラケット本体24に対し、凹部28にスペーサ27をねじ29により高さ調整可能に取付け、かつ、ブラケット本体24の上にボルト31及びビス32を隠す上カバー25を、ブラケット本体24の下に、ボルト31及びビス32を隠す下カバー26をそれぞれ、図示しないねじを介して取付けることで、ブラケット23に一体化される。なお、ブラケット本体24によりビス33は隠される。また、上記取付孔12fは、ブラケット23の取付けには用いず、前述したブラケット13の取付けに用いる。
このように構成された本実施形態の棚板装置における取付け取外し作業内容を説明する。
本実施形態の棚板装置の取付け取外し作業は、壁の種類(壁が表層から硬質の場合或いは表層が内奥部よりも軟質の場合)や、先に取付ける棚板2、3の種類(先に棚板2を取付ける場合或いは先に棚板3を取付ける場合)、棚板2、3に組み合わされるブラケット13、23の取付形態の種類(ブラケットと棚板とが予め一体化された場合或いは分離された場合)、又は、取付部材10、20におけるベース部材12に対するブラケット13、23の取付形態の種類(ベース部材とブラケットとが一体化された場合或いは分離された場合)によって異なる。
ここでは、上述したように壁5の表層が内奥部よりも軟質なもので構成され、棚板2、3に対してブラケット13、23が分離され、かつ各ブラケット13、23に対してベース部材12が一体化されている場合につき、先に棚板2を取付けた後に棚板3に取り替える例を挙げて説明する。
先ず、棚板2に対して組み合わせられる取付部材10を壁5に取付ける(第1工程)。この取付けは、ベース部材12に一体化されているブラケット13の上から、挿通孔13c、13dを介してビス32を壁5に達するように螺入し、ベース部材12にビス32の頭部を係止させることで行われる。このとき、ブラケット13はベース部材12に対し、係止孔13a、13bからボルト31を挿通させ、ねじ孔12a、12bにボルト31を螺入してボルト31の頭部を係止孔13a、13bの手前側に係止させて取付けられている。
続いて、ベース部材12に取付けられているブラケット13を、上記ボルト31を外すことで取外し、残っているベース部材12に対し、そのベース部材12に設けてある貫通孔12fにビス33を通し、ビス33の先端が壁5の内奥部に達するようにして取付ける(第2工程)。なお、このビス33の取付けは、前述したビス32の取付けよりも前に、一体化されているベース部材12からブラケット13を外してそのベース部材12の貫通孔12fにビス33を取付けるようにしてもよい。
次に、ベース部材12にブラケット13をボルト31により取付け(第3工程)、そのブラケット13に棚板2を取付ける(第4工程)。この棚板2の取付けは、ブラケット13の凹部18に棚板2の奥側を挿入し、図6に示すねじ19によりスペーサ17の高さを調整し、スペーサ17で棚板2を凹部18の上面に押し付けることで行われる。
その後、棚板3に取り替えるときは、以下のように行われる。即ち、先ず、上記とは逆の手順でブラケット13及び棚板2を取外してベース部材12を壁5に残した状態にする(第5工程)。このとき、棚板2をブラケット13から取外した後にブラケット13を外しても、棚板2をブラケット13と一緒に外してもよい。
続いて、壁5のベース部材12に、ブラケット23を取付ける(第6工程)。このとき、ブラケット23に予め取付けられているベース部材12を外して、ブラケット23を取付ける。
次に、そのブラケット23の凹部28に棚板3を取付ける(第7工程)。この取付けは、凹部28に棚板3の奥側を挿入し、図10に示すねじ29によりスペーサ27の高さを調整し、スペーサ27で棚板3を凹部28の上面に押し付けてることで行われる。
以上のようにして棚板2を取付けた後、棚板3へ取替える作業が完了する。
なお、上述した作業手順は、各取付部材10、20のブラケット13、23に対してベース部材12が一体化されている場合の例であるが、ブラケット13、23に対してベース部材12が分離されている場合には、以下のように工程が変更される。即ち、前記第1工程に代えて、壁5にベース部材12を、ビス32と33で取付け、そのベース部材12に対してボルト31でブラケット13を取付ける。また、前記第6工程において行う、ブラケット23からベース部材12を外す作業を省略した作業手順となる。
また、上述した作業手順は、壁5の表層が内奥部よりも軟質なもので構成されている場合の例であるが、壁5の表層が内奥部よりも硬質又は同一硬度である場合には、同一の作業手順とするか、或いは前記第2工程及び第3工程を省略した作業手順となる。
また、上述した作業手順は、棚板2、3に対してブラケット13、23が分離されている場合の例であるが、棚板2、3に対してブラケット13、23が一体化されている場合には、前記第4工程及び第7工程を省略した作業手順となる。
更に、上述した作業手順は、棚板2を取付けた後、棚板3へ取替える場合の例であるが、棚板3を取付けた後、棚板2へ取替える場合には、第1工程において、ブラケット23の挿通孔23c、23eを介してビス32を壁5に達するように螺入し、ベース部材12にビス32の頭部を係止させるように行われる。
したがって、以上のように本実施形態による場合には、ベース部材12を壁5に一旦取付けても、その後、そのベース部材12に対し、棚板2及びブラケット13に代えて、別の棚板3及び別のブラケット23を取付け・取外しすることにより取替えができる。よって、取付け・取外しをベース部材12に予め設けられたねじ孔12a、12bに対して第1ねじとしてのボルト31により行うため、壁5に直接取付け取外しを行う場合よりも作業性を向上させ得る。また、ベース部材12には棚板取付け用の凹部18、28を設ける必要がないためベース部材12を薄肉にすることが可能であり、またベース部材12の取付け用に壁5にビス32、33で開けられた孔がベース部材12により隠れるので、美観の向上を図り得る。
また、本実施形態では、ベース部材12が壁5よりも硬質な材料からなるので、ブラケット13、23の取付け取外しを繰り返しても外れ難くすることができる。更に、ブラケット13及び別のブラケット23には第2ねじとしてのビス32の頭部を挿通させる挿通孔、ブラケット13では挿通孔13c、13dが、ブラケット23では挿通孔23c、23eが設けられているので、ベース部材12に予めブラケット13又は23が取付けられていても、挿通孔からビス32を壁5に取付け取外すことで、ブラケット13又は23を取り外すことなくベース部材12を壁5に取付け取外すことができる。
更にまた、本実施形態では、図11に示すように壁5の表層5aがその内奥部5bよりも軟質な材料で形成されていても、硬質の内奥部5bに達するように取付けたビス33の頭部に、ブラケット13又は23の奥側の面(背面)が当接するので、上述のようにブラケット13又は23に設けた挿通孔13c、13d又は23c、23eをビス32の頭部が通り抜けるように構成していても、ブラケット13又は23に壁5を押圧する方向の力が作用して、ブラケット13又は23がベース部材12を押し込むことにより、壁5の表層での窪みの発生を防止することが可能になる。特に、棚板2又は3に掛かる重量により窪みの発生が起こり易い凹部18又は28の下側に、ビス33及び貫通孔12fを配置するため、ビス33及び貫通孔12fの組数を1組と少なくすることができる。
なお、上述した実施形態においては、1つの棚板2又は3に対して2つの取付部材10又は20を配置させる場合を例に挙げているが、本発明はこれに限らず、1つの棚板2又は3に対して、左右に長い1つの取付部材10又は20を配置させてもよく、或いは3以上を左右方向に配置させてもよい。但し、取付部材10又は20を2つ以上の配置の場合には、その取付部材の数だけベース部材及びブラケットが用いられることは勿論である。
また、上述した実施形態においては、第1ねじとしてボルトを用いているが、本発明はこれに限らず、種々のねじを用いてもよい。
また、上述した実施形態においては、第2ねじとしてビスを用いているが、本発明はこれに限らず、ボルトを含む種々のねじを用いてもよい。同様に第3ねじとしてビスを用いているが、本発明はこれに限らず、ボルトを含む種々のねじを用いてもよい。
更に、上述した実施形態においては、2種類の厚みが異なる棚板のいずれか一方を取付け、或いは他方に取り替えるようにしている例を挙げているが、本発明はこれに限らず、3以上で厚みが異なる棚板を取付け、或いは取り替える場合にも同様に適用することができる。
本発明の実施形態に係る棚板装置を示す斜視図であり、厚みが薄い棚板を壁に取付けた状態を示す。 本発明の実施形態に係る棚板装置を示す斜視図であり、厚い棚板を壁に取付けた状態を示す。 図1の取付部材を拡大して示す斜視図である。 図3の取付部材を示す分解斜視図(前方斜めから見た図)である。 図3の取付部材を示す分解斜視図(後方斜めから見た図)である。 図3の取付部材における縦断面図である。 図2の取付部材を拡大して示す斜視図である。 図7の取付部材を示す分解斜視図(前方斜めから見た図)である。 図7の取付部材を示す分解斜視図(後方斜めから見た図)である。 図7の取付部材における縦断面図である。 第3ねじを設ける説明図である。
符号の説明
1 棚板装置
2 棚板
3 棚板
5 壁
10 取付部材
12 ベース部材
12a、12b ねじ孔
12c、12d、12e 取付孔
12f 貫通孔
13 ブラケット
13c、13d、23c、23e 挿通孔
18 凹部
20 取付部材
23 ブラケット
28 凹部
31 ボルト(第1ねじ)
32 ビス(第2ねじ)
33 ビス(第3ねじ)

Claims (2)

  1. 厚みが異なる複数の棚板のうちの1つと、該当棚板の周りに1又は2以上配設することでその棚板を壁に取付ける取付部材とを組み合わせて用いる棚板装置であって、
    上記取付部材が、棚板の厚みに対応していて該当厚みの棚板のみが取付け可能な凹部を有するブラケットと、該ブラケット及び壁の両方に対し着脱可能に取付けられるベース部材とを有し、そのベース部材には、1つのブラケットと他の厚みの棚板のみに対応する別のブラケットとの取替えが可能な状態でブラケットが第1ねじにより取付けられるねじ孔が予め設けられていることを特徴とする棚板装置。
  2. 請求項1に記載の棚板装置において、壁に対するベース部材の取付けが第2ねじの頭部をベース部材に係止させることにより行われるとともにブラケット及び別のブラケットにはその第2ねじの頭部を挿通させる挿通孔が設けられていることを特徴とする棚板装置
JP2005058799A 2005-03-03 2005-03-03 棚板装置 Active JP4880908B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005058799A JP4880908B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 棚板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005058799A JP4880908B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 棚板装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006239128A JP2006239128A (ja) 2006-09-14
JP4880908B2 true JP4880908B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=37046115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005058799A Active JP4880908B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 棚板装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4880908B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006045225B4 (de) * 2006-09-26 2009-10-22 Göpfert, Janine Präsentationsanordnung
JP5557538B2 (ja) * 2010-01-27 2014-07-23 株式会社Lixil キッチンキャビネットの底板固定構造
CN102562762B (zh) * 2011-12-09 2013-08-14 北京七星华创电子股份有限公司 用于安装面板的装置
ITPN20130018A1 (it) * 2013-04-03 2014-10-04 Livenza Ferramenta Srl Dispositivo di fissaggio per ripiani o mensole
JP2024061369A (ja) * 2022-10-21 2024-05-07 株式会社Touch To Go 物品計測システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938252Y1 (ja) * 1968-12-28 1974-10-21
JPS59133097A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 感圧複写用顕色シ−トの製造法
JPS59133097U (ja) * 1983-02-28 1984-09-06 東陶機器株式会社 日用品等の掛受板の取付具
JPH01126139A (ja) * 1987-11-09 1989-05-18 Toshiba Corp 超電導エネルギー貯蔵装置
JPH01126139U (ja) * 1988-02-23 1989-08-29
JPH0247933A (ja) * 1988-08-09 1990-02-16 Toa Electric Co Ltd 無線送受信機の識別コード設定装置
JPH0247933U (ja) * 1988-09-27 1990-04-03
JP4171393B2 (ja) * 2003-10-21 2008-10-22 積水樹脂株式会社 棚受け
JP3909071B2 (ja) * 2004-12-20 2007-04-25 松下電工株式会社 棚板支持具
JP4315103B2 (ja) * 2004-12-20 2009-08-19 パナソニック電工株式会社 棚板装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006239128A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4880908B2 (ja) 棚板装置
JP3839801B2 (ja) 冷蔵庫用カバーパネルユニット
USD616805S1 (en) Co-flow jet aircraft
US6883664B2 (en) Tool display member
EP1906381B1 (en) Structure of a key
USD522513S1 (en) Computer keyboard
TWI429820B (zh) 門用把手安裝結構體
US20050015934A1 (en) Tool handle device
CN216374764U (zh) Phc产品及其所用的phc基板和塑料件
JP4857964B2 (ja) 棚板の支持構造
JP4653128B2 (ja) 冷蔵庫
CN201977503U (zh) 壁固式卫浴配件
JP5138546B2 (ja) 天板付き家具
USD564013S1 (en) Musical instrument tuner
JP3118499U (ja) 棚受け用支柱
US5044054A (en) Driving head holder for turret milling machine
JP4793600B2 (ja) 棚板固定構造
JP2009095386A (ja) デスク、およびデスクの集合体
JP5358160B2 (ja) カウンター用支持具及びこれを用いたカウンター
USD581059S1 (en) Door panel
JP2008133679A (ja) レバーハンドルの取付座
JP2005348954A (ja) 浴室用収納棚
CN113859377A (zh) Phc产品及其所用的phc基板和塑料件
JP2006041998A (ja) スピーカ装置およびスピーカ取付け構造
JP5182074B2 (ja) スピーカ保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4880908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250