JP4880306B2 - 備品収納スペース付組立て紙箱 - Google Patents

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Description

この発明は、洋菓子店等において、菓子やその他の食品等の持ち運びに使用される組立て自在な紙箱に関するものであって、特に、当該紙箱内部の温度の上昇を防ぐ保冷体等を収納するスペースを設けた備品収納スペース付組立て紙箱に関するものである。
従来、洋菓子店において、ケーキなどの生菓子を販売する際、持ち運びに便利な紙製の組立て紙箱(以下、単に「紙箱」と言う。)を使用している。この様な紙箱においては、気温が上がる夏場はもちろん、昨今では、冬であっても、多くの場所で暖房が充分に行われているため、生ものであるケーキ等が傷まないように、当該紙箱内に保冷体を収納するスペースを設け、当該スペースに保冷体を入れて、当該紙箱内の温度が上昇するのを防ぐようにしている。
この様な紙箱として、底板の前端縁に折り目を介して前壁を設け、この前壁の前端縁に折り目を介して折り返しフラップを設け、当該紙箱の組立ての際、当該折り返しフラップを折り目を介して前壁上に折り込んで重ね、これらの前壁と折り返しフラップの間に保冷体を挟んで設けるという構成のものがある。また、紙箱の上蓋板の下面に、方形状のシート部材の一方向のみを開放状態とし、他の三方向の周縁を固着して、保冷体を収納する収納部を設けたものが有る。
特開2005−200023号公報 特開2005−53539号公報
しかしながら、上記前者の紙箱では、保冷体は、中に入れられたケーキ等の一側面に位置するため、当該位置と反対側面には、保冷体の冷気が届き難い。また、保冷体を紙箱の一側面に設けるので、冷気の移動自体も遅く効率的ではない。
また、上記後者の紙箱では、保冷体の収納部が上蓋板に固着したシート部材の一方しか開放されていないので、上蓋板の周囲に側壁等がある場合、これらの側壁等に保冷体が当たって、収納部内に入れにくく、特に、店頭における混雑時では、円滑に入れることに苦心している。また、そうかと言って、収納部を形成するシート材の開放部分を多くすると、収納された保冷体が落下し易くなり、紙箱内に載置されたケーキ等を傷つけることとなる。
そこで、この発明は、天板部分に保冷体等の備品を収納する備品収納スペースを設けて紙箱内の温度上昇を効率的に抑えられるようにしつつ、かつ保冷体等を備品収納スペースに容易に収納出来る組立て紙箱を提供するものである。
請求項1の発明は、開閉天板、各側板及び各折り込み片を夫々の折り目により折り込んで形成した直方体形状の組立て紙箱において、当該紙箱の四角形状の底板の一方の相対向する各端縁の一端縁に折り目を介して前側板を設け、当該前側板の外端縁に折り目を介して内側天板を設け、上記底板の当該相対向する各端縁の他端縁に折り目を介して後側板を設け、当該後側板の外端縁に折り目を介して開閉天板を設け、当該開閉天板の三方の各端縁に折り目を介して前縁片及び左右縁片を夫々設け、上記底板の他方の相対向する各端縁に折り目を介して左右側板を夫々設け、当該左右側板の各外端縁に折り目を介して折り込み片を夫々設け、上記後側板の組立て時の縦の長さを上記前側板及び上記左右側板の組立て時の縦の長さより長く設けた。
当該左右側板を各折り目により折り上げて上記底板の各端縁に夫々立設し、当該左右側板の各折り込み片を各折り目により上記底板側に夫々折り込み、上記後側板を折り目により折り上げて上記底板の端縁に立設し、上記開閉天板の三方の前縁片及び左右縁片を折り込んで当該開閉天板の三方に周縁壁を設け、上記前側板を折り目により折り上げて上記底板の端縁に立設し、当該前側板の内側天板を折り目により底板側に折り込んで上記左右側板の各折り込み片の上に載置し、上記後側板の開閉天板を折り目により上記内側天板の上に折り込み、当該内側天板の周縁に当該開閉天板の周縁壁を被せ、当該内側天板と開閉天板との間に間隙を形成して備品収納スペースを設けた備品収納スペース付組立て紙箱とした。
請求項2の発明は、上記後側板の左右の各端縁に折り目を介して後側板の組立て時の縦の長さが同じ左右内側板を夫々設け、当該左右内側板に当該左右内側板の上端縁の下方であって当該上端縁に沿って折り目を設けて折り込み片を夫々形成し、上記底板の左右の各端縁に折り目を介して上記後側板と組立て時の縦の長さが同じである左右外側板を夫々設け、また、上記前側板の組立て時の縦の長さを上記左右内側板の折り込み片の折り目までの長さと同じとし、上記左右内側板を各折り目により折り上げて上記後側板の左右の両端縁に立設させ、当該後側板を折り目により折り上げて上記底板の後端縁に立設し、同時に、上記左右内側板を当該底板の左右の両端縁付近に立設させ、上記左右外側板を各折り目により折り上げて上記底板の左右の各端縁に夫々立設して当該左右外側板を外側にして上記左右内側板と夫々重ね、上記左右内側板の各折り込み片を折り目により夫々底板側に略水平に折り込み、上記前側板を折り目により折り上げて上記底板の前端縁に立設し、当該前側板の内側天板を折り目により底板側に折り込んで上記左右内側板の各折り込み片の上に載置し、上記後側板の開閉天板を折り目により上記内側天板の上に折り込み、上記左右外側板の上部に当該開閉天板の周縁壁を被せ、当該内側天板と開閉天板との間に備品収納スペースを設けた上記請求項1に記載の備品収納スペース付組立て紙箱とした。
請求項3の発明は、上記内側天板に通気用の貫通孔を設けた上記請求項1又は2に記載の備品収納スペース付組立て紙箱とした。
請求項4の発明は、上記内側天板の外端縁に折り目を介して折り返し板を設け、当該折り返し板を外側に折り込んだ当該内側天板を底板側へ折り込んで左右側板の各折り込み片の上に載せ、当該折り返し片を折り込んだ内側天板と開閉天板との間に間隙を形成して備品収納スペースを設けた上記請求項1、2又は3の何れかに記載の備品収納スペース付組立て紙箱とした。
請求項の発明は、上記左右側板と各折り込み片の間の折り目から、当該各折り込み片上に略U字状の切り込みを入れて支持片を夫々設け、又は上記前側板と内側天板の間の折り目から当該内側天板上に略U字状の切り込みを入れて支持片を設け、上記各折り込み片を折り目により底板側に折り込んで上記支持片を折り込み片から立設させ、又は上記内側天板を折り目により底板側に折り込んで内側天板から支持片を立設させ、開閉天板を折り込んで内側天板上に被せた際、上記各支持片が当該開閉天板の内面に当接して開閉天板を支持し、上記備品収納スペースを保持する上記請求項1、2、3又は4の何れかに記載の備品収納スペース付組立て紙箱とした。
請求項の発明は、上記開閉天板の前端縁、又は前縁片を係止する係止体を前側板に設け、当該係止体によって当該開閉天板を係止して上記備品収納スペースを保持する上記請求項1、2、3、4又は5の何れかに記載の備品収納スペース付組立て紙箱とした。
請求項1の発明によれば、前側板の外端縁に内側天板を設け、この内側天板を底板側に折り込んで開閉天板との間に備品を載置する備品収納スペースを設けたので、備品が入れ易く、また、当該備品収納スペースは、内側天板が、相対向する左右側板に設けた折り込み片によって支持されるので、強度的にも強いものである。また、備品として、保冷体を収納した際は、この保冷体が紙箱の上部に位置するので、効果的に紙箱内の温度上昇を押さえられるものである。この様に、備品収納スペースと紙箱内のケーキ等を収納するスペースが完全に区分けされているので、中に入れられたケーキ等に何の損傷も与えず、安心して持ち運びが出来るものである。
また、上記後側板の組立て時の縦の長さを前側板及び左右側板の組立て時の縦の長さより長く設け、これにより、一定長の高さを有する空間を形成して備品収納スペースを確保したので、より安心してケーキ等の持ち運びが出来るものである。
請求項の発明によれば、内側天板を左右内側板に設けた各折り込み片によって支持し、開閉天板の周縁壁を左右外側板の上部に被せ、この内側天板と開閉天板との間に備品収納スペースを設けたので、備品収納スペースを確実に形成することが出来、当該備品収納スペースに収納された備品が開閉天板によって下方へ押されることが無く、また、紙箱としての強度も増すものである。
また、請求項の発明によれば、上記内側天板に通気用の貫通孔を設けたので、この備品収納スペースに保冷体を入れた場合、より効果的に箱内の温度上昇を防ぐことが出来る。
請求項の発明によれば、上記内側天板の外端縁に折り目を介して折り返し板を設け、当該折り返し板を外側に折り込んだ当該内側天板を底板側へ折り込み、左右側板の各折り込み片上に載置し、当該折り返し板を折り込んだ内側天板上に備品を載置するので、上記折り返し板に押さえられて備品が無闇に移動することもなく、紙箱の内部を安定したものとすることが出来る。
請求項の発明によれば、各折り込み片上に略U字状の支持片を立設させ、又は内側天板上に略U字状の支持片を立設させ、開閉天板を折り込んで内側天板上に被せた際、上記支持片によって当該開閉天板を支持することとしたので、備品収納スペースが確保され、当該備品収納スペースに収納された備品が開閉天板によって下方へ押されることが無く、また、紙箱としての強度も増すものである。
請求項の発明によれば、上記開閉天板の前端縁、又は前縁片を係止する係止体を前側板に設け、当該係止体によって当該開閉天板を係止して備品収納スペースを保持することとしたので、備品収納スペースが確保され、当該備品収納スペースに収納された備品が開閉天板によって下方へ押されることが無く、また、無闇に開閉天板が開くことが無く、さらに、紙箱としての強度も増すものである。
開閉天板、各側板及び各折り込み片を夫々の折り目により折り込んで形成した直方体形状の組立て紙箱において、当該紙箱の四角形状の底板の一方の相対向する各端縁の一端縁に折り目を介して前側板を設け、当該前側板の外端縁に折り目を介して内側天板を設け、上記底板の当該相対向する各端縁の他端縁に折り目を介して後側板を設け、当該後側板の外端縁に折り目を介して開閉天板を設け、当該開閉天板の三方の各端縁に折り目を介して前縁片及び左右縁片を夫々設け、上記底板の他方の相対向する各端縁に折り目を介して夫々左右側板を夫々設け、当該左右側板の各外端縁に折り目を介して折り込み片を夫々設ける。
当該左右側板を各折り目により折り上げて上記底板の各端縁に夫々立設し、当該左右側板の各折り込み片を各折り目により上記底板側に夫々折り込み、上記後側板を折り目により折り上げて上記底板の端縁に立設し、上記開閉天板の三方の前縁片及び左右縁片を折り込んで当該開閉天板の三方に周縁壁を設け、上記前側板を折り目により折り上げて上記底板の端縁に立設し、当該前側板の内側天板を折り目により底板側に折り込んで上記左右側板の各折り込み片の上に載置し、上記後側板の開閉天板を折り目により上記内側天板の上に折り込み、当該内側天板の周縁に当該開閉天板の周縁壁を被せ、当該内側天板と開閉天板との間に備品収納スペースを設ける。
これらにより、備品が入れ易い備品収納スペースを有し、強度的にも強い紙箱が得られる。また、この備品収納スペースに保冷体を収納した際は、効果的に紙箱内の温度上昇を防ぐことが出来る。
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。
この発明の実施例1の組立て紙箱A(以下、「紙箱A」と言う。)は、図1及び図3に示すように、横長の直方体形状から成る。
図2に示すのは、この紙箱Aの展開図であり、横長の長方形状の底板1の前端縁に折り目aを介して前側板2を設け、この前側板2の前端縁に折り目bを介して内側天板3を設け、この内側天板3の前端縁に折り目cを介して細幅の折り込み後側片4を設けている。内側天板3には、その略中央に通気用の7個の円形状の貫通孔5を設けている。
また、底板1の左端縁に折り目dを介して左外側板6を設け、この左外側板6の左端縁に折り目eを介して細幅の折り込み左側片7を設け、左外側板6の前端縁に折り目fを介して折り込み板8を設けている。また、底板1の右端縁に折り目gを介して右外側板9を設け、この右外側板9の右端縁に折り目hを介して細幅の折り込み右側片10を設け、右外側板9の前端縁に折り目iを介して折り込み板11を設けている。
また、これらの左外側板6と右外側板9には、底板1の後端縁の折り目jの各端部から左外側板6及び右外側板9の外側角部に向けて対角線折り目kを夫々設けている。さらに、各折り目d、gの前側の位置に一定長の切り込み12、13を設け、後述する左内側板、右内側板を立設した際、当該左内側板、右内側板の各突部を挿入し係止するようにしている。
底板1の後端縁に折り目jを介して後側板14を設け、この後側板14の後端縁に折り目lを介して開閉天板15を設け、この開閉天板15の後端縁に折り目mを介して細幅の天板前縁片16を設けている。また、この天板前縁片16の左右の各端縁に折り目nを介して略四角形状の折り込み舌片17を夫々設け、開閉天板15の左右の各端縁に折り目o、pを介して天板左右縁片18を夫々設けている。これらの天板左右縁片18には、上記開閉天板15の後端縁の折り目mの各端部からこれらの天板左右縁片18の外側の端縁に向かって夫々傾斜折り目qを設け、さらに、当該各天板左右縁片18の前端縁の外側の角を取って夫々アール状に丸く形成している。上記内側天板3は、この開閉天板15と略同形同大に設けられている。
さらに、後側板14の左右の各端縁に折り目r、sを介して左内側板19、右内側板20を夫々設け、これらの左内側板19、右内側板20の前端縁の夫々外側の一部、突部19a、20aを残して当該各前端縁を内側に一定長切り欠いている。また、底板1の後端縁の折り目jの中央部分に一定長の切り込み21を設けている。
続いて、この紙箱Aを組立て、保冷体を収納する。
この紙箱Aを各折り目により各側板及び上記各折り込み片等を夫々内側に折り込んで底板1の周囲の各端縁に左内側板19、右内側板20、左外側板6、右外側板9、前側板2、後側板14を立設する。そして、左外側板6を外側にして左内側板19と、また、右外側板9を外側にして右内側板20とを夫々重ね合わせて、左外側板6の内面の上部(図2において折り目kの上部の斜線で示す。)と左内側板19の外面の上部(図2において点線斜線で示す。)、及び右外側板9の内面の上部(図2において折り目kの上部の斜線で示す。)と右内側板20の外面の上部(図2において点線斜線で示す。)を貼着する。また、その際、左内側板19の突部19a及び右内側板20の突部20aを夫々上記切り込み12、13に挿入係止する。また、左外側板6及び右外側板9の前端縁の折り込み板8、11を夫々折り目f、iにより、前側板2の内側に折り込んでおく。
さらに、上記天板前縁片16及び天板左右縁片18を夫々開閉天板15側に折り込み、当該開閉天板15の左右の各天板左右縁片18を外側にして、上記天板前縁片16の左右の各折り込み舌片17を夫々重ね合わせ、各折り込み舌片17の外面の上部(図2において点線斜線で示す。)と当該各天板左右縁片18の内面の上部(図2において折り目qの上部の斜線で示す。)を夫々貼着する。これらを折り込んで、開閉天板15の三方の端縁に周縁壁23を形成する。
また、折り目e、hにより夫々底板1側へ折り込んだ折り込み左側片7と折り込み右側片10の上に、上記内側天板3を折り目bにより底板1側に折り込んで載置し、予め、底板1側に略直角に折り込んだ折り込み後側片4を、後側板14と、折り込み左側片7と折り込み右側片10の各後端縁の間に差し入れる。そして、図1に示すように、この内側天板15の上に保冷体22を載置し、上記開閉天板15を折り目lにより上記保冷体22の上から、この内側天板3の上に折り込み、当該内側天板3の周縁に当該開閉天板15の周縁壁23を被せる。この様にして、図4に示すように、開閉天板15と内側天板3の間に備品収納スペース24を形成し、当該個所に保冷体22を収納して紙箱Aは組立てられる。
また、この紙箱Aを折り畳むには、上記左外側板6及び上記右外側板9の上記対角線折り目kを夫々内側に折り込んで底板1上に左外側板6、左内側板19、右外側板9及び右内側板20を夫々折り込む。この時、左内側板19、右内側板20の各突部19a、20aは、底板1の折り目jの切り込み21の中に挿入される。また、これにより、後側板14及び開閉天板15も、左内側板19、右内側板20に引っ張られて折り畳まれる(図示省略)。
さらに、上記開閉天板15の左右の天板左右縁片18の上記傾斜折り目qを夫々内側に折り込んで当該各天板左右縁片18、及び上記天板前縁片16の左右の各折り込み舌片17を開閉天板15上に折り込みながら、底板1の後端縁の折り目jにより上記後側板14及び上記開閉天板15を底板1上に扁平に折り畳む構成としている(図示省略)。
この様にして、この紙箱Aは、店頭等において、上記各側板、各折り込み板及び各折り込み片を夫々の折り目により折り込んで、容易に、組立てられ、かつ容易に保冷体22を収納することが出来る。
次に、この発明の実施例2を図に基づいて説明する。
この発明の実施例2の紙箱Bは、図5に示すように、組立てた際の後側板25の縦の長さを前側板2及び左右の側板の縦の長さより一定長長く設けている。これら以外の構成については、上記実施例1とほぼ同様の構成である。よって、上記実施例1と異なる構成について説明する。
図6は、この実施例2の紙箱Bの展開図であるが、この紙箱Bは、後側板25の組立て時の縦の長さを前側板2の組立て時の縦の長さより全体的に一定長長く設け、これに伴い左内側板26の右端縁の上部のみを長く設けて突出部26aを形成し、当該突出部26a個所のみを後側板25の縦の長さと同様のものとしている。また、同様に右内側板27の左端縁の上部のみを長く設けて突出部27aを形成している。また、左外側板28及び右外側板30の図6における左右幅、また、前側板2の図6における前後幅を、上記左内側板26及び右内側板27の突出部26a、27a以外の、図6における前後幅と夫々同じにしている。また、左外側板28の折り込み左側片29の後端部の右側の角部を斜めに切り欠いており、同様に右外側板30の折り込み右側片31の後端部の左側の角部を斜めに切り欠いている。さらに、前側板2の中央部前側に湾曲した切り込み32を設けている。
この紙箱Bを組立て、保冷体22を収納する。
この紙箱Bを組立てる順序としては、上記実施例1と同様であるが、図7に示すように、左外側板28の折り込み左側片29と右外側板30の折り込み右側片31を各折り目e、hにより底板1側に折り込んだ際、折り込み左側片29の後端部の右側の角部を斜めに切り欠き、折り込み右側片31の後端部の左側の角部を斜めに切り欠いているので、左内側板26の突出部26aが突出し、右内側板27の突出部27aが突出していても、これらの突出部26a、27aが邪魔することなく、折り込み左側片29及び折り込み右側片31を底板1側へ折り込むことが出来る。
そして、これらの折り込み左側片29及び折り込み右側片31の上に、図5に示すように、内側天板3を折り目bにより折り込んで載置し、この内側天板3の上に保冷体22を載置し、その上から開閉天板15を被せ、開閉天板15の天板前縁片16の先端縁の中央部を前側板2の切り込み32に入れる(図示省略)。
これにより、開閉天板15と内側天板3の間に一定長の高さを有する空間が形成されるので、保冷体22が下方へ押されることが無く、当該個所を安定した備品収納スペースとして使用することが出来る。また、天板前縁片16の先端縁を切り込み32に入れるので、開閉天板15が当該個所で係止され、備品周納スペースが安定して保持される。また、無闇に開閉天板15が開くことが無い。
続いて、この発明の実施例3を図に基づいて説明する。
この発明の実施例3の紙箱Cは、図8及び図9に示すように、前側板35から内側天板37にかけて、この紙箱Cを組立てて形成した際、開閉天板15を前側板35に係止する係止板36を設けている。また、内側天板37の前端縁に板体を設け、さらに、前側板35に支持片39を設けている。これら以外の構成については、上記実施例2とほぼ同様の構成である。よって、上記実施例2と異なる構成について説明する。
図9は、この実施例3の紙箱Cの展開図であるが、この紙箱Cでは、前側板35と内側天板37との接続部の略中央部を、内側天板37から底板1に向かって折り目bを越えて前側板35に達する略U字状の切り込み40を設け、この切り込み40によって形成される部分によって係止板36を形成している。この係止板36は、切り込まれずに残った部分を折り目tにし、また、先端部近くにも折り目uを設けている。また、内側天板37を実施例1の内側天板2より若干短く設け、この内側天板37の前端縁に折り目cを介して折り返し板38を設けている。
また、前側板35と内側天板37の間の折り目bの左側には、当該折り目bから内側天板37上に略U字状に切り込みを入れて支持片39を設け、また、この支持片39の左側端縁は、当該折り目bから内側天板37上に鉤型の切り込み41を入れて、折り目bを折り込んだ際に形成される切り欠き部41aを設け、この折り目bの右側にも同様にして、支持片39と切り込み41(切り欠き部41a)を形成している。さらに、左外側板6の折り込み板42の左端縁の後端部の部位を若干左側に突出させて係止小片42aを設け、右外側板9の折り込み板42にも、同様に、係止小片42aを設けている。
そして、この紙箱Cの組立ての際、底板1の各端縁に左外側板6及び右外側板9を立設させ、各折り込み板42を底板1側へ折り込み、図10に示すように、各折り込み板42の係止小片42aを上方へ突出させている。この後、図8に示すように、前側板35を折り目aにより折り込んで底板1の端縁に立設し、内側天板37を折り目bにより底板1側に折り込んだ際、形成された内側天板37の左右の切り欠き部41aに、各係止小片42aは係止される。また、この時、内側天板37の支持片39は折り目bに折り込まれず当該内側天板37から立設し、上方に突出している。
この後、内側天板37上に、保冷体を載置する。この時、予め、折り目cにより外側(底板1と反対方向、以下、同じ)に折り込まれた折り返し板38により、保冷体が係止されて紙箱内に落ちることが無く、さらに、無闇に移動することもない(図8では、保冷体22の記載を省略している。)。
さらに、係止板36を折り目tにより外側に開いて、開閉天板15を折り目lにより内側天板37上に被せると、開閉天板15の前端内側面に上記立設している支持片39が当り、また、上記折り返し板38の先端が開閉天板15の内面に当り、開閉天板15が支持される。この後、係止板36の先端部を折り目uにより略直角に折り込んで、外側から開閉天板15の折り目mの中央部に設けた切り込み44に差し入れる。これにより、開閉天板15が無闇に開くことがない(図示省略)。
また、係止小片42aが切り欠き部41aに一旦係止されると、開閉天板15を開いても、前側板37は開かず、紙箱Cとしての強度も強い。さらに、上記折り返し板38と支持片39によって、開閉天板15を支持するので、備品収納スペースに収納された保冷体22が開閉天板15によって下方へ押されることが無く、また、紙箱Cとしての強度も増すものである。
さらに、この発明の実施例4を図に基づいて説明する。
この発明の実施例4の紙箱Dは、図11及び図12に示すように、開閉天板15を支持する支持片を設けたものであるが、上記実施例3の紙箱Cとは、支持片を設けた個所が異なる。これら以外の構成については、上記紙箱Cとほぼ同様の構成である。よって、上記紙箱Cと異なる構成について説明する。
図12は、この紙箱の展開図であるが、この紙箱Dでは、左外側板45と折り込み左側片46の間の折り目eの前側に、当該折り目eから折り込み左側片46上に略U字状に切り込みを入れて支持片47を設け、同様に右外側板48と折り込み右側片49にも支持片50を設けている。また、この紙箱Dでは、内側天板3に折り返し板は設けていない。
そして、この紙箱Dの組立ての際、底板1の各端縁に左外側板45及び右外側板48を立設させ、折り込み左側片46と折り込み右側片49を各折り目e、hにより底板1側へ折り込み、図13に示すように、折り込み左側片46と折り込み右側片49の各支持片47、50を当該折り込み左側片46と折り込み右側片49から立設させる。そして、前側板2を折り目aを介して底板1の前端縁に立設し、内側天板3を、各支持片47、50の間であって、各折り込み左側片46と折り込み右側片49上に折り目bにより折り込む。この時、各支持片47、50は内側天板3より上方に突出している。
さらに、開閉天板15を折り目lにより内側天板3上に被せた際、上記立設している支持片47、50によって、開閉天板15が支持され、備品収納スペースに収納された保冷体22が開閉天板15を閉めることによって下方へ押されることが無く、また、紙箱Dとしての強度も増すものである。
さらに、この発明の実施例5を図に基づいて説明する。
この発明の実施例5の紙箱Eは、上記後側板の左右の各端縁に折り目を介して設けた左右内側板の上部に折り込み片を夫々形成し、上記底板の左右の各端縁に上記後側板と縦の長さを同じに設けた左右外側板を夫々設けており、前側板の縦の長さはこれらより短いものとなっている。これら以外の構成については、上記実施例4とほぼ同様の構成である。よって、上記実施例4と異なる構成について説明する。
図14は、この実施例5の紙箱Eの展開図であるが、この紙箱Eでは、上記後側板52の左右の各端縁に折り目ア、イを介して後側板52と組立て時の縦の長さが同じ左右内側板53、54を設け、これらの左右内側板53、54の上部に上端縁に沿って折り目ウ、エを設け、これらの折り目ウ、エの後側板52側の各一定長は、夫々上向きに傾斜した切り込みとして折り込み片53a、54aを夫々形成し、後述する当該折り込み片53a、54aを折り込む際、折り込み易くしている。また、底板51の左右の各端縁に折り目オ、カを介して上記後側板52と組立て時の縦の長さが同じである左右外側板55、56を夫々設けている。これらの左右外側板55、56の左右端には、折り込み左側片及び折り込み右側片は設けておらず、また、左右外側板55、56側に支持片は設けていない。
そして、この紙箱Eの組立ての際、上記左右内側板53、54を各折り目ア、イにより折り上げて上記後側板52の両端縁に立設させ、この後側板52を折り目キにより折り上げて底板51の後端縁に立設し、これと同時に、上記左右内側板53、54をこの底板51の左右の各端縁付近に立設させる。また、上記左右外側板55、56を各折り目オ、カにより折り上げて上記底板51の左右の各端縁に夫々立設して当該左右外側板55、56を外側にして上記左右内側板53、54と夫々重ねて貼着する。
さらに、図15に示すように(図15では左側のみ示す)、上記左右内側板53、54の各折り込み片53a、54aを折り目ウ、エにより夫々底板51側に略水平に折り込む。これにより、左右内側板53、54の上縁は左右外側板55、56の上縁より低くなる。そこで、上記前側板57を折り目クにより折り上げて上記底板51の前端縁に立設し、図16に示すように、この前側板57の内側天板58を折り目ケにより底板51側に折り込んで上記左右内側板53、54の各折り込み片53a、54aの上に載置する。これにより、内側天板58は左右内側板53、54の各折り込み片53a、54aによって支持される。また、この時、上記実施例3と同様に、内側天板58を折り込んだことにより、内側天板58と前側板57との間にある、折り目ケの左右に設けた略U字状の支持片59が立設し、折り目ケの中央に設けた係止片60が立設する。
この後、内側天板58上に、保冷体22を載置する。この時、立設した支持片59により、保冷体22が係止されて紙箱E外に落ちることが無い(図16では、保冷体22の記載を省略)。そして、係止片60を折り目コにより外側に開いた後、上記後側板52の開閉天板61を折り目サにより上記内側天板58の上に折り込んで、上記左右外側板55、56の上部、及び上記折り目ケの左右の支持片59に、開閉天板61の周縁壁62を被せる。
この時、被せられた開閉天板61の左右の内側では、左右外側板55、56の上部が当り、また、開閉天板61の前端内側面に立設している支持片59が当り、支持される。この後、係止板60の、折り目シにより略直角に折り込まれた先端部60aを外側から開閉天板61の折り目スの中央部に設けた切り込み63に差し入れる。これにより、開閉天板61が無闇に開くことがない。この様にして、当該内側天板58と開閉天板61との間に備品収納スペースを設ける。
これにより、開閉天板61と内側天板58の間に一定長の高さを有する空間が確保されるので、保冷体22が下方へ押されることが無く、当該個所を安定した備品収納スペースとして使用することが出来る。
なお、上記実施例1において、組み立て、折り畳み自在な紙箱Aの構成として、左右外側板6、9、対角線折り目k、切り込み12、13、21、左右内側板19、20、折り込み板8、天板前縁片16、折り込み舌片17、傾斜折り目q、側板を貼着すること等を記載しているが、組み立て、折り畳み自在な紙箱の構成としては、これに限るものではなく、組み立て、折り畳み自在な紙箱であれば、他の構成のものでもよい。また折り込み後側片4を設け、組立ての際、後側板14と、折り込み左側片7と折り込み右側片10の各後端縁の間に差し入れているが、この折り込み後側片4は設けなくても良い。
また、紙箱Aの開閉天板15の周縁壁23の構成として、天板前縁片16、折り込み舌片17、天板左右縁片18を設け、これらのものから形成する周縁壁23を記載しているが、開閉天板15の周縁壁23としては、これに限るものではなく、開閉天板15の周縁壁が形成される構成のものであれば良い。また、備品収納スペース24に収納するものとして、保冷体22を使用したが、保冷体22の他、ローソク、ナプキン等の備品を収納することが出来る。また、内側天板3に通気用の貫通孔5として、円形状のものを7個形成したが、貫通孔5の形状や個数は、適宜、必要な形状及び数量を設ければよく、もちろん、なくとも良い。
さらに、上記実施例2において、後側板25の組立て時の縦の長さを前側板2等の組立て時の縦の長さより長く設け、左右内側板26、27に突出部26a、27aを設け、折り込み左右側片29、31の後端縁を切り欠いているが、後側板25の縦の長さを長く設けるための構成としては、これに限るものではなく、突出部26a、27aは無くてもよい。また、前側板2に切り込み32を設け、開閉天板15の天板前縁片16の先端縁の中央部を入れて、当該開閉天板15を前側板2に係止する係止体としているが、係止体の構成はこれに限るものではなく、また、切り込み32はなくても良い。
また、上記実施例3において、前側板35と内側天板37に略U字状の切り込み40を入れて、開閉天板15を前側板35に係止する係止板36を形成しているが、係止板36の形状や設け方としては、これに限らず、開閉天板15を前側板35に係止出来るものであればよい。また、内側天板37を実施例1の内側天板3より若干短く設け、この内側天板37の前端縁に折り目cを介して折り返し板38を設けているが、必ずしも、内側天板37を短く設け、折り返し板38を設ける必要はない。
さらに、実施例3では、支持片39、係止板36、係止小片42a及び切り欠き部41を設けているが、これらを全て設ける必要は無く、幾つかの構成を選択して設けてもよく、また、全く設けなくてもよい。また、上記実施例4においては、支持片47,50を設けているが、これらと上記実施例3の構成と組み合わせて設けてもよいし、また、設けなくてもよい。また、実施例5において、支持片59はなくてもよく、左右内側板53、54の上部に上端縁に沿って設けた折り込み片53a、54aは、当該左右内側板53、54の上部の全幅に設ける必要はなく、一部に設けるようにしてもよい。
この発明の実施例1の紙箱の内側天板の上に保冷体を載置し、開閉天板を開けた状態の斜視図である。 この発明の実施例1の紙箱の展開図である。 この発明の実施例1の紙箱の組立て途中の状態の斜視図である。 この発明の実施例1の、備品収納スペースに保冷体を収納した紙箱の縦断面図である。 この発明の実施例2の紙箱の内側天板の上に保冷体を載置し、開閉天板を開けた状態の斜視図である。 この発明の実施例2の紙箱の展開図である。 この発明の実施例2の紙箱の組立て途中の状態の一部斜視図である。 この発明の実施例3の紙箱の開閉天板を開けた状態の斜視図である。 この発明の実施例3の紙箱の展開図である。 この発明の実施例3の紙箱の組立て途中の状態の一部斜視図である。 この発明の実施例4の紙箱の開閉天板を開けた状態の斜視図である。 この発明の実施例4の紙箱の展開図である。 この発明の実施例4の紙箱の組立て途中の状態の一部斜視図である。 この発明の実施例5の紙箱の展開図である。 この発明の実施例5の紙箱の組立て途中の状態の一部斜視図である。 この発明の実施例5の紙箱の組立て途中の状態の斜視図である。
符号の説明
A 紙箱 B 紙箱
C 紙箱 D 紙箱
E 紙箱
1 底板 2 前側板
3 内側天板 5 貫通孔
6 左外側板 7 折り込み左側片
9 右外側板 10 折り込み右側片
14 後側板 15 開閉天板
16 天板前縁片 18 天板左右縁片
19 左内側板 20 右内側板
22 保冷体 23 周縁壁
24 備品収納スペース 32 切り込み
36 係止板 38 折り返し板
39 支持片 47 支持片
53 左内側板 53a 折り込み片
54 右内側板 54a 折り込み片
55 左外側板 56 右外側板

Claims (6)

  1. 開閉天板、各側板及び各折り込み片を夫々の折り目により折り込んで形成した直方体形状の組立て紙箱において、
    当該紙箱の四角形状の底板の一方の相対向する各端縁の一端縁に折り目を介して前側板を設け、当該前側板の外端縁に折り目を介して内側天板を設け、上記底板の当該相対向する各端縁の他端縁に折り目を介して後側板を設け、当該後側板の外端縁に折り目を介して開閉天板を設け、当該開閉天板の三方の各端縁に折り目を介して前縁片及び左右縁片を夫々設け、
    上記底板の他方の相対向する各端縁に折り目を介して左右側板を夫々設け、当該左右側板の各外端縁に折り目を介して折り込み片を夫々設け、上記後側板の組立て時の縦の長さを上記前側板及び上記左右側板の組立て時の縦の長さより長く設け、
    当該左右側板を各折り目により折り上げて上記底板の各端縁に夫々立設し、当該左右側板の各折り込み片を各折り目により上記底板側に夫々折り込み、上記後側板を折り目により折り上げて上記底板の端縁に立設し、上記開閉天板の三方の前縁片及び左右縁片を折り込んで当該開閉天板の三方に周縁壁を設け、上記前側板を折り目により折り上げて上記底板の端縁に立設し、当該前側板の内側天板を折り目により底板側に折り込んで上記左右側板の各折り込み片の上に載置し、上記後側板の開閉天板を折り目により上記内側天板の上に折り込み、当該内側天板の周縁に当該開閉天板の周縁壁を被せ、当該内側天板と開閉天板との間に間隙を形成して備品収納スペースを設けたことを特徴とする、備品収納スペース付組立て紙箱。
  2. 上記後側板の左右の各端縁に折り目を介して後側板の組立て時の縦の長さが同じ左右内側板を夫々設け、当該左右内側板に当該左右内側板の上端縁の下方であって当該上端縁に沿って折り目を設けて折り込み片を夫々形成し、上記底板の左右の各端縁に折り目を介して上記後側板と組立て時の縦の長さが同じである左右外側板を夫々設け、また、上記前側板の組立て時の縦の長さを上記左右内側板の折り込み片の折り目までの長さと同じとし、
    上記左右内側板を各折り目により折り上げて上記後側板の左右の両端縁に立設させ、当該後側板を折り目により折り上げて上記底板の後端縁に立設し、同時に、上記左右内側板を当該底板の左右の両端縁付近に立設させ、
    上記左右外側板を各折り目により折り上げて上記底板の左右の各端縁に夫々立設して当該左右外側板を外側にして上記左右内側板と夫々重ね、上記左右内側板の各折り込み片を折り目により夫々底板側に略水平に折り込み、
    上記前側板を折り目により折り上げて上記底板の前端縁に立設し、当該前側板の内側天板を折り目により底板側に折り込んで上記左右内側板の各折り込み片の上に載置し、上記後側板の開閉天板を折り目により上記内側天板の上に折り込み、上記左右外側板の上部に当該開閉天板の周縁壁を被せ、当該内側天板と開閉天板との間に備品収納スペースを設けたことを特徴とする、上記請求項1に記載の備品収納スペース付組立て紙箱。
  3. 上記内側天板に通気用の貫通孔を設けたことを特徴とする、上記請求項1又は2に記載の備品収納スペース付組立て紙箱。
  4. 上記内側天板の外端縁に折り目を介して折り返し板を設け、当該折り返し板を外側に折り込んだ当該内側天板を底板側へ折り込んで左右側板の各折り込み片の上に載せ、当該折り返し片を折り込んだ内側天板と開閉天板との間に間隙を形成して備品収納スペースを設けたことを特徴とする、上記請求項1、2又は3の何れかに記載の備品収納スペース付組立て紙箱。
  5. 上記左右側板と各折り込み片の間の折り目から、当該各折り込み片上に略U字状の切り込みを入れて支持片を夫々設け、又は上記前側板と内側天板の間の折り目から当該内側天板上に略U字状の切り込みを入れて支持片を設け、
    上記各折り込み片を折り目により底板側に折り込んで上記支持片を折り込み片から立設させ、又は上記内側天板を折り目により底板側に折り込んで内側天板から支持片を立設させ、開閉天板を折り込んで内側天板上に被せた際、上記各支持片が当該開閉天板の内面に当接して開閉天板を支持し、上記備品収納スペースを保持することを特徴とする、上記請求項1、2、3又は4の何れかに記載の備品収納スペース付組立て紙箱。
  6. 上記開閉天板の前端縁、又は前縁片を係止する係止体を前側板に設け、当該係止体によって当該開閉天板を係止して上記備品収納スペースを保持することを特徴とする、上記請求項1、2、3、4又は5の何れかに記載の備品収納スペース付組立て紙箱。
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