JP3138548U - 保冷体収納スペース付紙箱 - Google Patents

保冷体収納スペース付紙箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3138548U
JP3138548U JP2007008200U JP2007008200U JP3138548U JP 3138548 U JP3138548 U JP 3138548U JP 2007008200 U JP2007008200 U JP 2007008200U JP 2007008200 U JP2007008200 U JP 2007008200U JP 3138548 U JP3138548 U JP 3138548U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box body
box
lid
inner lid
cold insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007008200U
Other languages
English (en)
Inventor
美智子 石迫
Original Assignee
柳井紙工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 柳井紙工株式会社 filed Critical 柳井紙工株式会社
Priority to JP2007008200U priority Critical patent/JP3138548U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138548U publication Critical patent/JP3138548U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】箱本体の内部上部に保冷体を収納するスペースを設けた紙箱であって、上方からの圧力に対しても強固に保持でき、また、収納物の箱本体に対する収納の邪魔にならず、かつ箱内の保冷効果が高い紙箱を提供する。
【解決手段】上面に開口部を有する箱本体1と、箱本体1の開口部に被せる蓋体2とから成る紙箱において、箱本体1の開口部の下に、開口部の少なくとも前後方向の幅をほぼ有する中蓋7を設け、中蓋7の相対向する外縁から下方に向いた支持体8を設け、各支持体8は箱本体1の相対向する各側板3の内面に当接させ、その下端を箱本体1の底板に当接させて中蓋7をほぼ水平に支持し、中蓋7と箱本体1に被せる蓋体2との間に、保冷体収納スペースを設けた。
【選択図】図5

Description

この考案は、洋菓子店等において、菓子やその他の食品等の持ち運びに使用される紙箱に関するものであって、特に、当該紙箱内部の温度の上昇を防ぐ保冷体を収納するスペースを設けた保冷体収納スペース付紙箱に関するものである。
従来、洋菓子店において、ケーキ等の生菓子を販売する際、持ち運びに便利な紙箱を使用している。この様な紙箱においては気温が上がる夏場はもちろん、昨今では、冬であっても、多くの場所で暖房が行われているため、生ものであるケーキ等の生菓子が傷まないように、当該紙箱内に保冷体を収納するスペースを設け、当該スペースに保冷体を入れて、当該紙箱内の温度が上昇するのを防ぐようにしている。
前記保冷体の収納スペースは収納物に邪魔にならず、かつ保冷体が前記スペースから逸脱しないようにしなければならない。また、冷気は下方に行くため、紙箱の上部に設けたほうが効率が良い。
この様な紙箱として、後側板の上端縁に折り目を介して開閉自在な天板を設け、前側板の上端縁に折り目を介して内側天板を設け、当該内側天板を紙箱の開口部方向に折り込んで当該開口部両端の左右側板の上部にある折り込み片で支持して当該開口部を塞ぎ、当該内側天板上に保冷体を載置し、その後、前記天板を折り込んで当該紙箱を閉じるというものがある。
特開2007−186218号公報
しかしながら、前記紙蓋では、天板及び内側天板をもっぱら左右の側板で支持しているため、紙箱の中央などに上方から圧力がかかった場合、前記天板及び内側天板の該当する箇所は凹んでしまい、場合によっては、これらの天板等が開放してしまうことがあり、そうなると紙箱内の冷気が外部に逃げてしまい、保冷体を入れたとしても用をなさない。
この考案は、この様な状況に鑑みてなされたもので、箱本体の内部上部に保冷体を収納するスペースを設けた紙箱であって、上方からの圧力に対しても強固に保持でき、また、収納物の箱本体に対する収納の邪魔にならず、かつ箱内の保冷効果の高い保冷体収納スペース付紙箱を提供して前記課題を解決するものである。
そこで、請求項1の考案は、上面に開口部を有する箱本体と、当該箱本体の開口部に被せる蓋体とから成る紙箱において、前記箱本体の開口部の下に、当該開口部の少なくとも前後方向の幅をほぼ有する中蓋を設け、当該中蓋の相対向する外縁から下方に向いた支持体を設け、当該各支持体は前記箱本体の相対向する各側板の内面に当接させ、その下端を箱本体の底板に当接させて前記中蓋をほぼ水平に支持し、前記中蓋と箱本体に被せる蓋体との間に保冷体収納スペースを設けた、紙箱とした。
請求項2の考案は、請求項1の考案において、前記中蓋に一個又は複数の透孔を設けた紙箱とした。
また、請求項3の考案は、請求項1又は2の考案において、前記中蓋の左右両側と相応する箱本体の相対向する側板との間に、前記保冷体が落ちない程度に間隙を設けた紙箱とした。
また、請求項4の考案は、請求項1、2又は3の考案において、前記中蓋の支持体は、中蓋の相対向する外縁の一部から下方に垂下している、紙箱とした。
また、請求項5の考案は、請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の考案において、前記箱本体の側板の上縁に前記蓋体が一体に設けられている紙箱とした。
また、請求項6の考案は、請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の考案において、前記箱本体と前記蓋体とは分離されている紙箱とした。
請求項1〜6の考案によれば、箱本体の内部の収納部の上に、テーブル形状の、両側に支持体を有する中蓋を設け、この中蓋と蓋体との間に、保冷体収納スペースを設けたので、蓋体は箱本体の4つの側板の上端縁に強固に支持され、むやみにつぶれる恐れがない。また、両側に支持体を有する中蓋は箱本体内に挿入し、各支持体の下端を箱本体の底板に当接するだけで保冷体収納スペースが出来上がり極めて容易に組み立てることが出来る。また、取外しも容易であり、箱本体への収納物の出し入れに支障をきたさない。また、箱本体の側板の内側面に沿って中蓋の支持体を立てるため、箱本体内の収納物の収納に邪魔にならない。また、保冷体は箱本体の上部に位置するため、冷気は箱本体内の下部に降りていき収納物の冷却効率が高い。しかも、中蓋はほぼ箱本体の開口部下を塞ぐため、保冷体はむやみに保冷体収納スペースから外れない。
また、請求項2の考案は、前記中蓋に一個又は複数個の透孔を設けているため、当該保冷体収納スペースに保冷体を収納した際、保冷体の露出度が増し、保冷効果が上がる。
また、請求項3の考案は、前記中蓋の左右両側と相応する箱本体の相対向する側板との間に、前記保冷体が落ちない程度に間隙を設けたので、当該保冷体収納スペースに保冷体を収納した際、保冷体の露出度がさらに増し、保冷効果が上がる。
また、請求項4の考案は、前記中蓋の支持体は、中蓋の相対向する外縁の一部から下方に垂下しているため、紙等の材料の消費を少なくすることが出来、また、箱本体内での占有面積を小さくすることが出来る。
この考案は、上面に開口部を有する箱本体と、当該箱本体の開口部に被せる蓋体とから成る紙箱において、前記箱本体の開口部の下方に、当該開口部の少なくとも前後方向の幅をほぼ有する中蓋を設け、当該中蓋の相対向する外縁から下方に向いた支持体を設け、当該各支持体は前記箱本体の相対向する各側板の内面に当接させ、その下端を箱本体の底板に当接させて前記中蓋をほぼ水平に支持し、前記中蓋と箱本体に被せる蓋体との間に、保冷体収納スペースを設けたので、極めて効率の良い保冷効果を有する保冷体収納スペース付紙箱を容易に組み立てられる。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの考案の紙箱の蓋体を開けた状態の斜視図、図2はこの考案の紙箱の蓋体を閉めた状態の斜視図である。
この考案の紙箱Aは、上面に開口部を有する、直方体形状の箱本体1の後側板の上縁から蓋体2を一体に設け、当該蓋体2を前記開口部に被せる紙箱としている。また、前記箱本体の開口部の各側板3の上縁には、折り目を介して折り込み片4が夫々設けられている。また、前記蓋体2の前端縁には係止片5を折り目を介して設け、この係止片5の下端縁に係止舌片5aを設け、この係止舌片5aは箱本体1の前側板3の下端に設けた係止切り込み6に挿入、係止自在となっている。また、前記箱本体1の内部には、箱本体1の開口部の下方をほぼ塞ぐ中蓋7が設けられている。
図3は前記箱本体1の斜視図、図4は前記中蓋7の斜視図、図5はこの考案の縦断面図である。
図4に示すように、前記中蓋7は、相対向する外縁から、折り目を介して支持体8、8を設けており、また、中蓋7には、透孔9が設けられている。そして、当該中蓋7を前記箱本体1の内部に挿入し、各支持体8の下端を箱本体1の底板上に当接させる。その際、前記各支持体8は箱本体1の側板3の内側面に当接しながら挿入される。これにより図5に示すように、前記中蓋7と、蓋体2との間に保冷体収納スペースが形成される。この保冷体収納スペースの中蓋7の上に保冷体Bを載置する。
この実施例1の場合、図5に示すように、保冷体収納スペースに収納した保冷体Bは、中蓋7の透孔9や、中蓋7の左右両側と相応する箱本体1の相対向した側板との間に、前記保冷体Bが落ちない程度に間隙を設けている場合はその間隙を通して冷気が箱本体1内の下部におり、収納物を冷却する。
また、図5に示すように、蓋体2は、箱本体1の各側板3に強固に支持され、外方からの荷重にも耐えられる。また、中蓋7は両側に脚体となる支持体8を有するため、ほぼテーブル形状を成し、また、中蓋7の前後幅は、箱本体1の前後側板3との間隔とほぼ同一としているため、中蓋7は箱本体1内で前後に動かず保冷体Bは安定して保持される。この箱本体1に収納物を収納する際は、当該中蓋7を取り外せばよい。また、保冷体Bは紙箱Aの上部に位置し、収納物の収納に邪魔にならない位置にある。
図6及び図7はこの考案の実施例2を示す。図6はこの考案の箱本体と蓋体の分解斜視図、図7はこの考案の紙箱の縦断面図である。
この考案の紙箱Cは、上面に開口部を有する、直方体形状の箱本体11と、前記開口部に被せる蓋体12とが分離した紙箱から構成されている。前記箱本体11の内部に、前記実施例1と同様な中蓋17を挿入する。これにより、蓋体12と中蓋17との間に保冷体収納スペースを形成したものである。
この実施例2の場合も、図7に示すように、保冷体収納スペースに収納した保冷体Bは、中蓋17の透孔18や、中蓋17の左右両側と相応する箱本体11の相対向した側板との間に、前記保冷体Bが落ちない程度に間隙を設けている場合はその間隙を通して冷気が箱本体11内の下部におり、収納物を冷却する。
前記実施例では中蓋7又は17に透孔9又は19をもうけているが、これらの透孔9又は19は設けない場合もある。また、複数個設ける場合もある。また、この考案の箱本体及び蓋体は平面四角形に限らず、平面多角形、円形でも使用できる。
この考案の実施例1の蓋体を開けた状態の紙箱の斜視図である。 この発明の実施例1の蓋体を閉じた状態の紙箱の斜視図である。 この考案の実施例1の中蓋を取った紙箱の、蓋体を開けた状態の斜視図である。 この考案の実施例1の中蓋の斜視図である。 この考案の実施例1の紙箱の縦断面図である。 この考案の実施例2の紙箱の箱本体と蓋体の分解斜視図である。 この考案の実施例2の紙箱の縦断面図である。
符号の説明
A 紙箱 B 保冷体
C 紙箱
1 箱本体 2 蓋体
3 側板 4 折り込み片
5 係止片 5a 係止舌片
6 係止切り込み 7 中蓋
8 支持体 9 透孔
11 箱本体 12 蓋体
13 側板 17 中蓋
18 支持体 19 透孔

Claims (6)

  1. 上面に開口部を有する箱本体と、当該箱本体の開口部に被せる蓋体とから成る紙箱において、
    前記箱本体の開口部の下方に、当該開口部の少なくとも前後方向の幅をほぼ有する中蓋を設け、当該中蓋の相対向する外縁から下方に向いた支持体を設け、当該各支持体は前記箱本体の相対向する各側板の内面に当接させ、その下端を箱本体の底板に当接させて前記中蓋をほぼ水平に支持し、
    前記中蓋と箱本体に被せる蓋体との間に、保冷体収納スペースを設けたことを特徴とする、保冷体収納スペース付紙箱。
  2. 前記中蓋に一個又は複数の透孔を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の保冷体収納スペース付紙箱。
  3. 前記中蓋の左右両側と相応する箱本体の相対向する側板との間に、前記保冷体が落ちない程度に間隙を設けたことを特徴とする、請求項1又2に記載の保冷体収納スペース付紙箱。
  4. 前記中蓋の支持体は、中蓋の相対向する外縁の一部から下方に垂下していることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の保冷体収納スペース付紙箱。
  5. 前記箱本体の側板の上縁に前記蓋体が一体に設けられていることを特徴とする、請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の保冷体収納スペース付紙箱。
  6. 前記箱本体と前記蓋体とは分離されていることを特徴とする、請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の保冷体収納スペース付紙箱。
JP2007008200U 2007-10-24 2007-10-24 保冷体収納スペース付紙箱 Expired - Lifetime JP3138548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008200U JP3138548U (ja) 2007-10-24 2007-10-24 保冷体収納スペース付紙箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008200U JP3138548U (ja) 2007-10-24 2007-10-24 保冷体収納スペース付紙箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3138548U true JP3138548U (ja) 2008-01-10

Family

ID=43288842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008200U Expired - Lifetime JP3138548U (ja) 2007-10-24 2007-10-24 保冷体収納スペース付紙箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3138548U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008525757A (ja) 冷却装置
US20080127668A1 (en) Cooling system with reusable cooling modules
JP2007240021A (ja) 折畳み式保冷庫
JP3138548U (ja) 保冷体収納スペース付紙箱
JP2007050906A (ja) 保冷ボックス用物品収容枠
JP3138549U (ja) 保冷体収納スペース付紙箱
KR102547830B1 (ko) 보냉 기능을 갖는 조립식 종이박스
JP2012111534A (ja) コンテナ
JP3138544U (ja) 保冷体収納スペース付紙箱
JP5009528B2 (ja) 備品収納部付組立て紙箱
JP6117730B2 (ja) 組立式発泡箱
JP3140488U (ja) 保冷体収納スペース付箱
KR200364612Y1 (ko) 아이스 크림 케익용 포장상자
JP3140299U (ja) 保冷体収納部付紙箱
JP5284698B2 (ja) 保冷体収納部付組立て紙箱
JP3142120U (ja) 保冷体収納部付紙箱
KR200476323Y1 (ko) 피자 박스
JP4880306B2 (ja) 備品収納スペース付組立て紙箱
JP3141988U (ja) ティッシュ収納箱
JPH0634272Y2 (ja) 包装箱
JP3237364U (ja) 保冷用インナーボックス
JP3179427U (ja) 包装用紙箱
JP3817220B2 (ja) 保冷梱包体
TW201838890A (zh) 隔熱箱
JP3142121U (ja) 保冷体保持部付蓋

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term