JP4880034B2 - コンテンツ制御装置、表示画面、操作手段、コンテンツ制御方法、プログラム - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、2つのコンテンツの再生制御を行うための2つの操作機構を備えたコンテンツ制御装置、表示画面、操作手段、コンテンツ制御方法、プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、クラブ等において音楽パフォーマンスを行うDJが扱う機器であって、2つの操作機構を備えた再生装置が知られている(例えば、非特許文献1)。
【0003】
また、携帯型の音楽プレーヤー2台と接続され、各音楽プレーヤーから読み取ったコンテンツを2つの操作機構で再生制御可能な再生装置も知られている(例えば、非特許文献2)。この再生装置は、コンテンツ名を表示する表示部として、音楽プレーヤーに搭載されたディスプレイを用いることで、装置の小型化を図っている。
【先行技術文献】
【0004】
【非特許文献1】
Numark,DVD01,http://www.numark.com/index.html?http://www.numark.com/products/product_view.php?v=overview&n=154
【非特許文献2】
Numark,iDJ,http://www.numark.jp/index.html?http://www.numark.jp/products/product_view_overview_132.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この種のツインタイプの再生装置は、再生対象(再生制御のための操作対象)となるコンテンツを選択するための表示部が独立して設けられるなど、単に2つの再生装置を組み合わせた仕様のものが多く、あまり使い勝手が良いと言えるものではなかった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑み、使い勝手の良いツインタイプのコンテンツ制御装置、表示画面、操作手段、コンテンツ制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のコンテンツ制御装置は、複数のコンテンツの中から、複数の操作手段のうち少なくとも1つの操作手段の操作対象となるコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、コンテンツ選択手段の選択結果に応じて、コンテンツを、複数の操作手段に振り分けるコンテンツ振り分け手段と、コンテンツ振り分け手段による振り分け結果を、1の表示画面に表示させる振り分け結果表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、複数のコンテンツのコンテンツリストを、1の表示画面に表示させるコンテンツリスト表示制御手段をさらに備え、コンテンツ選択手段は、表示されたコンテンツリストの中から、コンテンツを選択することが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、複数のコンテンツは、複数の情報記録媒体から供給され、コンテンツリスト表示制御手段は、供給元となる情報記録媒体ごとにコンテンツリストを表示させることが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、複数の情報記録媒体のうち少なくとも1の情報記録媒体は、複数の操作手段の全てで再生制御可能なコンテンツを供給することが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、コンテンツのデータ形式に基づいて、コンテンツ振り分け手段により振り分け可能な操作手段を指標する操作手段指標手段をさらに備えたことが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、振り分け結果表示制御手段は、コンテンツリスト表示制御手段により表示されるコンテンツリスト中に、振り分けられた操作手段を示すことが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、振り分け結果表示制御手段は、各コンテンツタイトルに対する付加情報または各コンテンツタイトルの表示態様によって、振り分けられた操作手段を示すことが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、コンテンツが情報記録媒体に格納されている階層構造にしたがってコンテンツリストを表示するフォルダ表示方式と、各コンテンツに付帯された付帯情報に基づいてカテゴリ別にコンテンツリストを表示するカテゴリ表示方式とのいずれかを選択する表示方式選択手段をさらに備え、コンテンツリスト表示制御手段は、表示方式選択手段による選択結果に応じて、コンテンツリストを表示することが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、操作手段は、回転体の回動量に応じて再生状態を調節するジョグダイヤルを含むことが好ましい。
上記に記載のコンテンツ制御装置において、複数の操作手段のうち2つの操作手段をさらに備え、1の表示画面は、2つの操作手段の間に配置されることが好ましい。
本発明の表示画面は、上記に記載のコンテンツ制御装置に用いられる1の表示画面であって、振り分け結果表示制御手段の制御に基づき、振り分け結果を表示することを特徴とする。
本発明の操作手段は、上記に記載のコンテンツ制御装置に用いられる複数の操作手段であって、コンテンツ振り分け手段により振り分けられたコンテンツを操作対象とすることを特徴とする。
本発明のコンテンツ制御方法は、コンピュータが、複数のコンテンツの中から、複数の操作手段のうち少なくとも1つの操作手段の操作対象となるコンテンツを選択した選択結果を取得するコンテンツ選択結果取得ステップと、コンテンツの選択結果に応じて、コンテンツを、複数の操作手段に振り分けるコンテンツ振り分けステップと、コンテンツ振り分けステップによる振り分け結果を、1の表示画面に表示させる振り分け結果表示制御ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載のコンテンツ制御装置における各手段として機能させることを特徴とする。
【0008】
なお、以下の構成としても良い。
本発明の再生装置は、複数のコンテンツが記録された情報記録媒体を読み取る読み取り手段と、2つのコンテンツを同時に再生可能な再生手段と、再生手段で再生される2つのコンテンツをそれぞれ再生制御可能な操作手段と、複数のコンテンツのコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成手段と、生成したコンテンツリストを、1の表示画面に表示するコンテンツリスト表示手段と、表示されたコンテンツリストの中から、2つの操作機構の操作対象となるコンテンツをそれぞれ選択するコンテンツ選択手段と、コンテンツ選択手段の選択結果に応じて、読み取り手段により読み取ったコンテンツを、2つの操作機構に振り分けるコンテンツ振り分け手段と、コンテンツ振り分け手段による振り分け結果を、1の表示画面に表示する振り分け結果表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、再生手段で再生される2つのコンテンツを選択するためのコンテンツリストを1の表示画面に表示するため、操作者は当該表示画面だけを視認してコンテンツの選択操作や振り分け操作を行うことができ、誤操作の防止や操作性の向上が期待できる。また、2つの操作機構へのコンテンツの振り分け結果を同じ表示画面上に表示するため、操作者はどちらの操作機構によって操作できるのかを確認することができ、利便性が良い。さらに、再生されるコンテンツの再生制御を行うための操作機構は、コンテンツ毎に2つ備えられているため、独立した再生制御を行うことができ、多彩な音楽表現や映像表現を実現できる。
【0010】
上記に記載の再生装置において、読み取り手段は、複数の読み取り機構から成り、コンテンツリスト生成手段は、複数の読み取り機構で読み取った複数の情報記録媒体毎にコンテンツリストを生成し、コンテンツ選択手段は、情報記録媒体を指定して当該情報記録媒体用のコンテンツリストをコンテンツリスト表示手段に表示させ、表示された当該コンテンツリストの中から、2つの操作機構の操作対象となるコンテンツを選択することが好ましい。
【0011】
この構成によれば、複数の読み取り機構を備えているため、多数のコンテンツの中から操作対象となるコンテンツを選択することができる。また、情報記録媒体毎にコンテンツリストが生成されるため、情報記録媒体毎が、カテゴリや用途別に分けられている場合に、コンテンツの検索が容易である。
【0012】
上記に記載の再生装置において、各読み取り機構により読み取ったコンテンツのデータ形式に基づいて、コンテンツ振り分け手段により振り分け可能な操作機構を指標する操作機構指標手段をさらに備えたことが好ましい。
【0013】
この構成によれば、コンテンツのデータ形式によっては、同一の情報記録媒体から同時に2つのコンテンツを再生できない場合があるが、そのような場合であっても、振り分け可能な操作機構が指標されるため、その指標にしたがって振り分けを行えば良く、操作者がコンテンツのデータ形式を意識する必要がない。
【0014】
上記に記載の再生装置において、複数の読み取り機構は、2つの操作機構のいずれでも再生制御可能なコンテンツを記録した情報記録媒体を読み取る1以上の読み取り機構を含むことが好ましい。
【0015】
この構成によれば、1以上の読み取り機構で読み取ったコンテンツは、両操作機構で再生制御可能であるため、振り分けが可能であるか否かを意識することなく使用することができる。
【0016】
上記に記載の再生装置において、振り分け結果表示手段は、コンテンツリスト表示手段により表示されるコンテンツリスト中に、振り分けられた操作機構を示すことが好ましい。
【0017】
この構成によれば、コンテンツリスト中に、振り分けられた操作機構を示すため、振り分け先と振り分けられたコンテンツとを同時に確認することができる。また、振り分け結果を表示するための表示領域を必要としないため、表示画面をコンテンツリストの表示のために有効利用することができる。
【0018】
上記に記載の再生装置において、振り分け結果表示手段は、各コンテンツタイトルに対する付加情報または各コンテンツタイトルの表示態様によって、振り分けられた操作機構を示すことが好ましい。
【0019】
この構成によれば、各コンテンツの振り分け先をより分かり易く示すことができる。
【0020】
上記に記載の再生装置において、コンテンツが情報記録媒体に格納されている階層構造にしたがってコンテンツリストを表示するフォルダ表示方式と、各コンテンツに付帯された付帯情報に基づいてカテゴリ別にコンテンツリストを表示するカテゴリ表示方式とのいずれかを選択する表示方式選択手段をさらに備え、コンテンツリスト表示手段は、表示方式選択手段による選択結果に応じて、コンテンツリスト生成手段により生成されたコンテンツリストを選択的に表示することが好ましい。
【0021】
この構成によれば、操作者の好みに応じて、フォルダ表示方式とカテゴリ表示方式とのいずれかの表示方式を選択することができる。なお、フォルダ表示方式を選択すると、予め使用用途を考慮して情報記録媒体にコンテンツを格納している場合に便利であり、カテゴリ表示方式を選択すると、カテゴリ分類されるため、無差別に情報記録媒体にコンテンツを格納している場合に便利である。
なお、コンテンツリストの生成は、両表示方式のコンテンツリストを、表示方式選択手段による選択前に予め生成しておいても良いし、表示方式の選択後にその選択結果に応じていずれかのコンテンツリストを生成するようにしても良い。
【0022】
上記に記載の再生装置において、操作手段は、操作機構として、回転体の回動量に応じて再生状態を調節するジョグダイヤルを含むことが好ましい。
【0023】
この構成によれば、ジョグダイヤルを備えているため、種々のエフェクト効果を実現できる。
【0024】
上記に記載の再生装置において、コンテンツリスト表示手段は、2つの操作機構の間に配置されることが好ましい。
【0025】
この構成によれば、コンテンツリストが中央に表示されるため、視認し易く、しかも2つの操作機構の操作性も良い。
【0026】
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載の再生装置における各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
【0027】
このプログラムを実行することにより、使い勝手の良いツインタイプの再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】 本発明の一実施形態に係る再生装置の上側から見た平面図、および手前側から見た平面図である。
【図2】 再生装置のブロック図である。
【図3】 ファイルブラウズ時におけるディスプレイ表示の一例を示す図である。
【図4】 ID3ブラウズ時におけるディスプレイ表示の一例を示す図である。
【図5】 図4からの画面遷移図である。
【図6】 図5からの画面遷移図である。
【図7】 図6からの画面遷移図である。
【図8】 図7からの画面遷移図である。
【図9】 図8からの画面遷移図である。
【図10】 図9からの画面遷移図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、本発明の一実施形態に係るコンテンツ制御装置、表示画面、操作手段、コンテンツ制御方法、プログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、本発明の再生装置を、DJが音楽パフォーマンスを行うためのDJ機器に適用した場合を例示する。
【0030】
図1(a)は、本発明の再生装置1を上側から見た平面図、同図(b)は、再生装置1を手前側から見た平面図である。同図(a)に示すように、再生装置1の上面は、中央操作領域10と、サイド操作領域20(操作手段)とに大別される。中央操作領域10は、液晶表示部11、デバイス選択部12および選択・振り分け操作部13を有しており、これら各部の操作によって、両サイド操作領域20A,20Bで再生制御を行うための曲(コンテンツ)の選択や振り分けを行う。
【0031】
液晶表示部11は、液晶ディスプレイDにより構成される。また、デバイス選択部12は、液晶ディスプレイDに表示させるコンテンツリスト(図3の第2エリアE2参照)の生成対象となるデバイス(情報記録媒体60,図2参照)を選択するための複数のデバイス選択ボタン41を有する。また、選択・振り分け操作部13は、エンコーダー42、左ボタン43、右ボタン44、A側ロードボタン45およびB側ロードボタン46を有する。
【0032】
エンコーダー42は、コンテンツリストのカーソル移動や下位階層への移動を指示するためのものである。また、左ボタン43は、コンテンツリストの上位階層への移動を指示するためのものであり、右ボタン44は、コンテンツリストの下位階層への移動を指示するためのものである。また、A側ロードボタン45は、コンテンツリストから選択した曲をA側再生機構191およびA側操作機構201に振り分けるためのものであり、B側ロードボタン46は、コンテンツリストから選択した曲をB側再生機構192およびB側操作機構202に振り分けるためのものである(いずれも図2参照)。
【0033】
サイド操作領域20は、図示左側の領域であるA側操作領域20Aと、図示右側の領域であるB側操作領域20Bと、から成る。A側操作領域20Aは、ジョグダイヤル21A、フェーダー22A、補助ディスプレイ23A、CUEボタン24Aおよびプレイ/ポーズボタン25Aを有する。ジョグダイヤル21Aは、操作者による操作(押圧および回転)を検知し、その操作に応じて再生状態(再生量など)を調節したり、エフェクト効果(スクラッチ音の発生等)を付加したりなどすることができるようになっている。また、フェーダー22Aは、音量調節(パワーアンプのゲイン調節)を行うためのものである。また、補助ディスプレイ23Aは、再生中の曲の曲目、再生時間およびBPM等を表示する。
【0034】
なお、B側操作領域20Bは、A側操作領域20Aと同一の構成であるため説明を省略するが、B側操作領域20Bの一部(中央操作領域10に近接した位置)に、ブラウズ切替ボタン31が設けられている。このブラウズ切替ボタン31は、コンテンツリストの表示方式を「ファイルブラウズ(フォルダ表示方式)」と「ID3ブラウズ(カテゴリ表示方式)」のいずれかに切替えるためのものである(図3および図4参照)。詳細については、後述する。
【0035】
一方、図1(b)に示すように、再生装置1は、その手前側側面に、電源のON/OFFを切り替えるための電源ボタン32の他、A側ディスク挿入部51、B側ディスク挿入部52、A側イジェクトボタン53、B側イジェクトボタン54およびUSBスロット55(第1USBスロット)を有している。
【0036】
A側ディスク挿入部51およびB側ディスク挿入部52は、A側操作領域20AおよびB側操作領域20Bの位置に対応して、装置の左側および右側に設けられ、DVDやCD等の光ディスク61(図2参照)が挿入される。また、A側イジェクトボタン53およびB側イジェクトボタン54は、それぞれA側ディスク挿入部51およびB側ディスク挿入部52から光ディスクを取り出すためのものである。また、USBスロット55は、USBフラッシュメモリやUSBハードディスク等のUSBメモリ62(図2参照)が挿入される。
【0037】
なお、特に図示しないが、再生装置1の奥側側面には、USBスロット55と同仕様のUSBスロット(第2USBスロット)と、パーソナルコンピュータ63(以下、「PC63」と称する)接続専用のUSBスロット(PCスロット)と、が設けられている。また、上述のA側ディスク挿入部51、B側ディスク挿入部52およびUSBスロット55、並びにこれら奥側側面に設けられた2つのUSBスロットは、6つのデバイス選択ボタン41のうちの5つに対応しており、これらに挿入されたデバイスの中からコンテンツリストの生成対象となるデバイスが選択される。なお、残りの1つのバイス選択ボタン41は、ユーザが予め作成したプレイリストに対応している(詳細は後述する)。
【0038】
次に、図2を参照し、再生装置1の制御構成について説明する。同図に示すように、再生装置1は、読み取り手段110、コンテンツリスト生成手段120、コンテンツリスト表示手段130(コンテンツリスト表示制御手段)、再生・操作機構指標手段140(操作手段指標手段)、表示方式選択手段150、コンテンツ選択手段160、コンテンツ振り分け手段170、振り分け結果表示手段180(振り分け結果表示制御手段)、再生手段190、操作手段200および出力手段210を備えている。
【0039】
読み取り手段110は、情報記録媒体60を読み取るものであり、A側ディスクドライブ111、B側ディスクドライブ112およびUSBドライブ113の読み取り機構を有している。情報記録媒体60としては、上述のとおり、光ディスク61やUSBメモリ62が挙げられる。また、USB端子を有するケーブルを介してPC63とも接続され、PC63内のハードディスク等に記憶されているコンテンツを読み取ることも可能である。なお、A側ディスクドライブ111およびB側ディスクドライブ112は、A側ディスク挿入部51およびB側ディスク挿入部52に挿入された光ディスク61を読み取る。また、USBドライブ113は、物理的に3つ搭載され、上述の各USBスロットに挿入されたUSBメモリ62やPC63からの入力データを読み取る。
【0040】
コンテンツリスト生成手段120は、情報記録媒体60から読み取った曲のコンテンツリストを生成するものであり、再生装置1の統括制御を司るCPU121や液晶ディスプレイDの表示制御を行うための表示制御デバイス122により、その主要部が構成される。コンテンツリスト生成手段120では、複数の読み取り機構で読み取った情報記録媒体60毎にコンテンツリストを生成する。
【0041】
コンテンツリスト表示手段130は、コンテンツリスト生成手段120により生成されたコンテンツリストのうち、コンテンツ選択手段160により選択された情報記録媒体60のコンテンツリストを、液晶ディスプレイD(1の表示画面)に表示するものである。すなわち、どの読み取り機構から読み取った情報記録媒体60であっても、コンテンツリストは全て液晶ディスプレイD上に表示する。
【0042】
再生・操作機構指標手段140は、各読み取り機構により読み取ったコンテンツのデータ形式に基づいて、コンテンツ振り分け手段170により振り分け可能な再生機構191,192および操作機構201,202を指標するものである。本実施形態の再生装置1では、情報記録媒体60に格納されたコンテンツのデータ形式がMP3以外の場合は、対応する再生機構191,192でしか再生ができないようになっている。したがって、A側ディスクドライブ111およびB側ディスクドライブ112で読み取られる光ディスク61について、データ形式がMP3であるか否かを判別し、MP3である場合は、振り分け可能な再生機構191,192および操作機構201,202として両方の再生機構および操作機構を指標する。つまり、データ形式がMP3の場合は、A側ディスクドライブ111で読み取ったコンテンツをB側再生機構192およびB側操作機構202で再生・操作することも可能である。また、MP3でない場合は、読み取られたドライブに対応する再生・操作機構のみを、振り分け可能な再生・操作機構として指標する。なお、指標は、A側ロードボタン45および/またはB側ロードボタン46(図1参照)を点灯させることにより行う。すなわち、コンテンツ選択操作時において非点灯のロードボタン45,46は、振り分け先として指定できないことを意味する。また、A側ディスクドライブ111およびB側ディスクドライブ112以外の読み取り機構で読み取られる情報記録媒体60は、MP3であることが前提となっているため、データ形式の判別を行わず、当該情報記録媒体60から読み取られたコンテンツは、両方の再生・操作機構を振り分け可能な再生・操作機構として指標する。
【0043】
表示方式選択手段150は、コンテンツリストの表示方式として、「ファイルブラウズ(フォルダ表示方式)」と「ID3ブラウズ(カテゴリ表示方式)」のいずれかを選択するためのものであり、ブラウズ切替ボタン31によりその主要部が構成される。「ファイルブラウズ」選択時は、コンテンツが情報記録媒体60に格納されている階層構造にしたがってコンテンツリストを表示し、「ID3ブラウズ」選択時は、各コンテンツに付帯された付帯情報(ID3タグ)に基づいてカテゴリ別にコンテンツリストを表示する。
【0044】
コンテンツ選択手段160は、コンテンツリスト表示手段130に表示されたコンテンツリストの中から、2つの再生機構191,192の再生対象および2つの操作機構201,202の操作対象となるコンテンツをそれぞれ選択するものである。具体的には、情報記録媒体60を指定して当該情報記録媒体60用のコンテンツリストをコンテンツリスト表示手段130に表示させ、表示された当該コンテンツリストの中から、2つの再生機構191,192の再生対象および2つの操作機構201,202の操作対象となるコンテンツを選択する。選択操作は、デバイス選択ボタン41、エンコーダ42、左ボタン43および右ボタン44を用いて行うが、詳細については液晶ディスプレイDの表示例(図3ないし図10)を参照して後述する。
【0045】
コンテンツ振り分け手段170は、コンテンツ選択手段160の選択結果に応じて、読み取り手段110により読み取ったコンテンツを、2つの再生機構191,192および2つの操作機構201,202に振り分けるものであり、A側ロードボタン45およびB側ロードボタン46により、その主要部が構成される。上述のとおり、ここでは再生・操作機構指標手段140により振り分け先として指標されている再生機構191,192および2つの操作機構201,202(点灯しているロードボタン45,46に対応する再生・操作機構)に対して振り分けが可能である。
【0046】
振り分け結果表示手段180は、コンテンツ振り分け手段170による振り分け結果を、液晶ディスプレイD(1の表示画面)に表示するものである。具体的には、コンテンツリスト表示手段130により表示されるコンテンツリスト中に、振り分けられた再生・操作機構を示す記号(「(A)」または「(B)」)を付加することで振り分け結果を表示する(図10の参照番号81参照)。
【0047】
再生手段190は、コンテンツを再生するものであり、同時に再生可能な2つの再生機構(A側再生機構191およびB側再生機構192)から成る。具体的には、デコーダー、コンバータ等を含むオーディオ信号再生処理部(図示省略)を指す。
【0048】
操作手段200は、各再生機構191,192で再生される各コンテンツの再生制御を行うものであり、2つの再生機構191,192にそれぞれ対応した2つの操作機構201,202から成る。本実施形態では、A側操作機構201として、A側ジョグダイヤル21A、A側フェーダー22A、A側CUEボタン24AおよびA側プレイ/ポーズボタン25Aを有している。また、B側操作機構202として、B側ジョグダイヤル21B、B側フェーダー22B、B側CUEボタン24BおよびB側プレイ/ポーズボタン25Bを有している。
【0049】
出力手段210は、再生手段190により再生された曲に対する操作手段200の再生制御結果を反映させた出力オーディオ信号を外部スピーカ90等に出力するものであり、オーディオ出力インターフェース211(アナログ出力端子またはデジタル出力端子)により、その主要部が構成される。
【0050】
次に、図3ないし図10を参照し、液晶ディスプレイDの表示例および中央操作領域10の操作方法について説明する。図3は、「ファイルブラウズ」の表示例を示したものである。まず、両ブラウズに共通する、液晶ディスプレイDのGUIと物理インターフェースの大まかな構成から説明する。最初に、中央操作領域10の上側領域に設けられている液晶ディスプレイDのGUIについて説明する。液晶ディスプレイDは、行方向に第1エリアE1〜第3エリアE3に分割されている。
【0051】
第1エリアE1は、再生機構表示領域であり、A側再生機構191およびB側再生機構192にロードされている曲の曲名とアーティスト名を、それぞれA側表示部E11およびB側表示部E12に表示する。
【0052】
第2エリアE2は、コンテンツリスト表示領域であり、階層名表示部E21、左ウィンドウ部(メイン表示部)E22および右ウィンドウ部(サブ表示部)E23から成る。階層名表示部E21は、現在左ウィンドウ部E22に表示している階層の階層名を表示し、左ウィンドウ部E22は、カーソル移動が有効な有効階層の項目を表示し、右ウィンドウ部E23は、左ウィンドウ部E22において選択されている項目の内容または曲のID3情報を表示する。
【0053】
第3エリアE3は、デバイスタブ表示領域であり、6種のデバイスタブ71〜76を表示すると共に、排他的に選択された1種のデバイスタブをハイライト表示する。なお、上述の第2エリアE2には、ここで選択されたデバイスの内容が展開されることとなる。
【0054】
デバイスタブは、「DISC1」タブ71、「DISC2」タブ72、「USB1」タブ73、「USB2」タブ74、「PC」タブ75および「PLAYLIST」タブ76から成り、「DISC1」タブ71および「DISC2」タブ72は、それぞれA側ディスクドライブ111およびB側ディスクドライブ112に対応している。また、「USB1」タブ73は、USBスロット55に繋がるUSBドライブに、「USB2」タブ74は、再生装置1の奥側側面に形成された不図示のUSBスロットに繋がるUSBドライブに、「PC」タブ75は、同じく再生装置1の奥側側面に形成された不図示のUSBスロットに繋がるUSBドライブ(PC用)に、それぞれ対応している。また、「PLAYLIST」タブ76は、ユーザが作成したプレイリストを記憶した再生装置1内の不揮発性メモリ(図示省略)に対応するものであり、当該不揮発性メモリから読み出したコンテンツをコンテンツリストとして第2エリアE2に表示可能となっている。なお、このプレイリストには、所定の操作によって、他のデバイスのコンテンツリストから選択した曲を含めることができるようになっている。
【0055】
続いて、中央操作領域10の下側領域に設けられている物理インターフェースについて説明する。参照番号41は、デバイス選択ボタンであり、液晶ディスプレイDに表示されるデバイスタブ71〜76に対応して、6つのボタンが設けられている。
【0056】
参照番号42は、プッシュ機能付のエンコーダーであり、回転させることで、第2エリアE2の選択カーソルを上下に移動させることができる。また、プッシュすることで、選択項目の下位階層に移動させることができる。
【0057】
参照番号43は、左ボタンであり、プッシュすることで、選択項目の上位階層に移動させることができる。また、参照番号44は、右ボタンであり、プッシュすることで、選択項目の下位階層に移動させることができる。
【0058】
参照番号45は、A側ロードボタンであり、プッシュすることで、選択曲をA側再生機構191およびA側操作機構201にセットすることができる。また、参照番号46は、B側ロードボタンであり、プッシュすることで、選択曲をB側再生機構192およびB側操作機構202にセットすることができる。なお、これらA側ロードボタン45およびB側ロードボタン46は、ボタンが点灯/非点灯し、点灯時においてのみプッシュ動作による選択が可能(各再生機構191,192にセット可能)となっている。
【0059】
なお、上記のボタン41〜44を用いた選択操作と、ロードボタン45,46を用いた振り分け操作を繰り返すことで、複数曲を各再生・操作機構に振り分けておく(スプールさせておく)ことができる構成としても良い。この場合、各再生機構191,192では、一旦スプールした中から順に(またはスプールした中からいずれかを選択して)曲を再生させることができる。
【0060】
以上は、両ブラウズに共通する内容である。続いて、同図を参照し、「ファイルブラウズ」のGUIについて説明する。なお、ブラウズによって液晶ディスプレイDの表示内容が異なるのは、第2エリアE2のみであるため、第2エリアE2についてのみ言及する。「ファイルブラウズ」時の第2エリアE2は、階層名表示部E21において、現在左ウィンドウ部E22に表示しているフォルダ名を表示する。また、左ウィンドウ部E22においては、そのフォルダの内容を表示し、右ウィンドウ部E23においては、選択フォルダの内容を表示する。なお、左ウィンドウ部E22に最終階層が表示されている場合、右ウィンドウ部E23は、曲のID3情報を表示する(図8参照)。このように、「ファイルブラウズ」時のコンテンツリストは、複数階層のフォルダと、ID3情報とを含むものである。
【0061】
次に、図4ないし図10の画面遷移図を参照し、「ID3ブラウズ」時における操作方法について説明する。まず、図4を参照し、「ID3ブラウズ」のGUIについて説明する。「ID3ブラウズ」時の第2エリアE2は、その初期画面(カテゴリ選択画面)において、階層名表示部E21には、デバイス選択ボタン41によって選択されたデバイス名を表示する。また、左ウィンドウ部E22には、カテゴリリストを表示し、右ウィンドウ部E23は、そのカテゴリにおける選択候補を表示する。
【0062】
なお、カテゴリとしては、「ジャンル」、「アーティスト」、「アルバム」、「タイトル」および「プレイリスト」の中からいずれかを選択可能となっている。最初に「ジャンル」が選択された場合は、続いて「アーティスト」→「アルバム」→「タイトル」の順に選曲される。また、最初に「アーティスト」が選択された場合は、続いて「アルバム」→「タイトル」の順に選曲される。また、最初に「アルバム」が選択された場合は、続いて「タイトル」が選曲され、最初に「タイトル」が選択された場合は、直接曲名が選択される。また、最初に「プレイリスト」が選択された場合は、「DISC1」の中に記録されているプレイリストの中から選曲される。
【0063】
ここでは、図示の状態で(「ジャンル」がカーソル指定されている(ハイライト表示されている)状態で)右ボタン44がプッシュされたものとして、画面遷移後の状態を、図5を参照して説明する。なお、下位階層へは、エンコーダー42をプッシュすることでも移動可能である。また、左ボタン43がプッシュされると、1つ上の上位階層(カテゴリ選択画面)に移動する。カテゴリとして「ジャンル」が選択されると、同図に示すように、ジャンル選択画面に遷移し、階層名表示部E21には、カテゴリ名(「ジャンル」)を表示する。また、左ウィンドウ部E22には、ジャンルの選択候補を表示し、右ウィンドウ部E23は、そのジャンルにおける選択候補を表示する。
【0064】
ここでは、図示の状態で(「テクノ」がカーソル指定されている状態で)右ボタン44がプッシュされたものとして、画面遷移後の状態を、図6を参照して説明する。ジャンルとして「テクノ」が選択されると、同図に示すように、アーティスト選択画面に遷移し、階層名表示部E21には、ジャンル名(「テクノ」)を表示する。また、左ウィンドウ部E22には、テクノに関連付けされたアーティストの選択候補を表示し、右ウィンドウ部E23は、そのアーティストのアルバム名を選択候補として表示する。
【0065】
ここでは、図示の状態で(「アーティスト1」がカーソル指定されている状態で)右ボタン44がプッシュされたものとして、画面遷移後の状態を、図7を参照して説明する。アーティストとして「アーティスト1」が選択されると、同図に示すように、アルバム選択画面に遷移し、階層名表示部E21には、アーティスト名(「アーティスト1」)を表示する。また、左ウィンドウ部E22には、「アーティスト1」のアルバム名を選択候補として表示し、右ウィンドウ部E23は、そのアルバムに収録されているタイトル名を選択候補として表示する。
【0066】
ここでは、図示の状態で(「アルバム1」がカーソル指定されている状態で)右ボタン44がプッシュされたものとして、画面遷移後の状態を、図8を参照して説明する。アルバムとして「アルバム1」が選択されると、同図に示すように、タイトル選択画面に遷移し、階層名表示部E21には、アルバム名(「アルバム1」)を表示する。また、左ウィンドウ部E22には、「アルバム1」に収録されているタイトル名を選択候補として表示し、右ウィンドウ部E23は、そのタイトルのID3情報を表示する。
【0067】
タイトル選択画面では、ID3情報として、タイトル名、アーティスト名、アルバム名およびジャンル名を表示するが、その他操作者がタイトル毎やアーティスト毎に入力したコメントを表示させることも可能である。このコメント情報は、再生装置1内の不揮発性メモリ(図示省略)か、各情報記録媒体60の所定領域に記録させておくことが可能である。また、各コンテンツの使用履歴を、コンテンツの選択時、振り分け時、再生停止時等に記録しておき、それらを各コンテンツの使用履歴情報として表示させても良い。さらに、ID3情報と共に、BPMや曲のキー情報など、コンテンツデータから自動検出可能な情報を表示させることも可能である。
【0068】
ここでは、図示の状態から(「トラック1」がカーソル指定されている状態から)エンコーダー42を時計回りに回転させることによってカーソルが2つ下方向に移動されたものとして、画面遷移後の状態を、図9を参照して説明する。カーソルの移動により選択候補が変化すると、その選択候補のID3情報を表示すべく、それに伴って右ウィンドウ部E23のID3情報も更新する。このように、エンコーダー42の回転によって選択対象となるコンテンツを決定する。
【0069】
ここでは、図示の状態で(「トラック3」がカーソル指定されている状態で)選択対象となっているコンテンツをA側再生機構191およびA側操作機構201にセットするため、A側ロードボタン45がプッシュされたものとして、画面遷移後の状態を、図10を参照して説明する。なお、「DISC1」は、MP3のデータ形式でコンテンツが記録されており、A側ロードボタン45およびB側ロードボタン46の両方が振り分け可能状態(点灯状態)であったものとする。
【0070】
コンテンツが、A側、B側のいずれかの再生・操作機構に振り分けられると、その振り分け結果を示す記号81(図示の例の場合、「(A)」)を、トラック名の先頭に(行頭マークとして)表示する。また同時に、A側表示部E11の内容を、選択したコンテンツの曲名とアーティスト名に更新する。したがって、A側表示部E11およびB側表示部E12も、振り分け結果を表示するための表示部として機能する。
【0071】
なお、複数曲をスプールできる構成とした場合は、ロードボタン45、46がプッシュされたときに行頭マークを示す点では、上述の例と同様であるが、A側表示部E11またはB側表示部E12の更新については、対応する再生機構191,192で再生されているコンテンツやスプールされているコンテンツが存在するか否かに応じてそのタイミングが変わる。すなわち、再生中のコンテンツやスプールされているコンテンツが存在しない場合は、ロードボタン45、46がプッシュされたときにA側表示部E11を更新する。また、存在する場合は、そのコンテンツの再生開始時にA側表示部E11を更新する。
【0072】
以上、説明したとおり、本実施形態の再生装置1によれば、2つの再生機構191,192の再生対象および2つの操作機構201,202の操作対象となるコンテンツを選択するためのコンテンツリストを同じ液晶ディスプレイDに表示するため、操作者は当該液晶ディスプレイDだけを視認してコンテンツの選択操作や振り分け操作を行うことができる。これにより、誤操作の防止および操作性の向上が期待できる。また、コンテンツの振り分け結果も同じ液晶ディスプレイD上に表示するため、操作者はどちらの再生機構191,192によって再生されるのか、並びにどちらの操作機構201,202で操作できるのかを確認することができ、利便性が良い。さらに、再生されるコンテンツの再生制御を行うための操作機構(ジョグダイヤル21A,21Bやフェーダー22A,22B)は、各再生機構191,192に対応して別個に備えられているため、独立した再生制御を行うことができ、多彩な音楽表現を実現できる。
【0073】
また、再生装置1は、複数の読み取り機構を備えているため、多数のコンテンツの中から再生対象および操作対象(再生制御の対象)となるコンテンツを選択することができる。また、情報記録媒体60毎にコンテンツリストが生成されるため、膨大なコンテンツを報記録媒体60毎に分類することができ、コンテンツの検索が容易である。
【0074】
また、振り分け可能な再生・操作機構を各ロードボタン45,46の態様によって指標するため、その指標にしたがって振り分けを行えば良く、操作者がコンテンツのデータ形式を意識して振り分け可能か否かを判断する必要がない。
【0075】
なお、上記の実施形態では、「ID3ブラウズ」時の操作方法を中心に説明したが、「ファイルブラウズ」の場合であっても、ID3情報の表示や、振り分け先の表示などは同様である。
【0076】
また、上記の実施形態では、2つの再生機構191,192を有する再生装置1を例示したが、3つ以上の再生機構を有する構成としても良い。また、オーディオ信号の再生についてのみ言及したが、ビデオ信号の再生を行う場合にも適用可能である。すなわち、音楽と映像とを1台で操作可能なDVJ機器(DJが音響パフォーマンスに用いるDJ機器と、ビジュアルジョッキーまたはビデオジョッキー(VJ)が映像パフォーマスンスに用いるVJ機器とを複合化した機器)に、本発明を適用することも可能である。
【0077】
また、振り分け結果の表示は、コンテンツリスト内において各コンテンツの行頭マークとして表示すると共に、A側表示領域A11およびB側表示領域A12に文字情報として表示するものとしたが、複数曲スプールできる場合であっても、液晶ディスプレイD上の所定領域に、A側再生機構191およびA側操作機構201への振り分け結果(再生順序1:トラック1、再生順序2:トラック2・・・など)と、B側再生機構192およびB側操作機構202の振り分け結果と、を文字情報として表示するようにしても良い。また、複数曲スプールできる場合は、各コンテンツの行頭マークとして、振り分け先を示す記号(「A」または「B」)と共に、再生順序(「1」,「2」・・・や「NEXT」など)を併記するようにしても良い。
【0078】
また、上記の実施形態では、再生手段190は、2つの再生機構191,192を有するものとしたが、内部的に再生データを格納しておくメモリは1つであってもよく、必ずしも物理的に2つに分かれていなくても良い。すなわち、2つ(複数)のコンテンツを同時に再生可能であれば、再生機構は1つであっても良い。
【0079】
また、上記の実施形態では、ブラウズ切り替えボタン31にて、フォルダ表示方式とカテゴリ表示方式とを切り替える方法を説明したが、フォルダと同列にカテゴリを表示して選択的に切り替えるようにしても良い。
【0080】
また、上記の実施形態では、コンテンツの形式をMP3で説明してきたが、AACやWMA、WAV、MPX(X=2、4etc)、OGG、VQF等、他の形式でも良い。
【0081】
また、振り分け結果については、振り分け先を示す記号(「(A)」または「(B)」)をコンテンツリスト中に示すものとしたが、その他の記号(「(1)」または「(2)」、「←」または「→」、「<」または「>」など)を付加しても良い。また、記号でなくとも「A側」または「B側」などテキスト情報を付加しても良い。すなわち、付加する情報の種類は問わない。
【0082】
また、液晶ディスプレイDがカラー表示可能な場合は、選択されたコンテンツのタイトル名を色分け表示するなどして、振り分け先を示すようにしても良い。また、この場合、再生機構表示領域E1についても、A側表示部E11およびB側表示部E12の表示色を変えることで、明確に振り分け先が分かるように表示することが好ましい。さらに、この場合、A側は赤、B側は青と事前に設定しておいて、(もしくは直感的に理解できるように、機器のそれぞれの操作領域20A,20Bやジョグダイヤル21A,21Bに赤、青のカラーが配色されている、もしくは各色の電飾でA側表示部E11およびB側表示部E12の文字や背景の色を赤/青に変える等することで)、コンテンツの振り分け先を分かりやすく示すことが好ましい。その他、振り分け結果については、コンテンツタイトルを点滅表示させる、フォントを変化させるなど、表示態様を変えることによって振り分け先を示すようにしても良い。
【0083】
また、上記の例に示した再生装置1における各部、並びに各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD―ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック、SDカード等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスク、フレキシブルディスクおよびハードディスク等を利用することができる。また、コンテンツを記録した情報記録媒体60としても、これらを用いることが可能である。
【0084】
また、上述した実施例によらず、再生装置1の装置構成や処理工程、機能等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【符号の説明】
【0085】
1…再生装置,10…中央操作領域,20A…A側操作領域,20B…B側操作領域,21…ジョグダイヤル,22…フェーダー,31…ブラウズ切替ボタン,41…デバイス選択ボタン,42…エンコーダー,43…左ボタン,44…右ボタン,45…A側ロードボタン,46…B側ロードボタン,51…A側ディスク挿入部,52…B側ディスク挿入部,55…USBスロット,D…液晶ディスプレイ
Claims (14)
- 複数のコンテンツの中から、複数の操作手段のうち少なくとも1つの操作手段の操作対象となるコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、
前記コンテンツ選択手段の選択結果に応じて、前記コンテンツを、前記複数の操作手段に振り分けるコンテンツ振り分け手段と、
前記コンテンツ振り分け手段による振り分け結果を、1の表示画面に表示させる振り分け結果表示制御手段と、を備えたことを特徴とするコンテンツ制御装置。 - 前記複数のコンテンツのコンテンツリストを、前記1の表示画面に表示させるコンテンツリスト表示制御手段をさらに備え、
前記コンテンツ選択手段は、表示された前記コンテンツリストの中から、前記コンテンツを選択することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御装置。 - 前記複数のコンテンツは、複数の情報記録媒体から供給され、
前記コンテンツリスト表示制御手段は、供給元となる前記情報記録媒体ごとに前記コンテンツリストを表示させることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ制御装置。 - 前記複数の情報記録媒体のうち少なくとも1の情報記録媒体は、前記複数の操作手段の全てで再生制御可能な前記コンテンツを供給することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ制御装置。
- 前記コンテンツのデータ形式に基づいて、前記コンテンツ振り分け手段により振り分け可能な前記操作手段を指標する操作手段指標手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御装置。
- 前記振り分け結果表示制御手段は、前記コンテンツリスト表示制御手段により表示される前記コンテンツリスト中に、振り分けられた前記操作手段を示すことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ制御装置。
- 前記振り分け結果表示制御手段は、各コンテンツタイトルに対する付加情報または各コンテンツタイトルの表示態様によって、振り分けられた前記操作手段を示すことを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ制御装置。
- 前記コンテンツが情報記録媒体に格納されている階層構造にしたがって前記コンテンツリストを表示するフォルダ表示方式と、各コンテンツに付帯された付帯情報に基づいてカテゴリ別に前記コンテンツリストを表示するカテゴリ表示方式とのいずれかを選択する表示方式選択手段をさらに備え、
前記コンテンツリスト表示制御手段は、前記表示方式選択手段による選択結果に応じて、前記コンテンツリストを表示することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ制御装置。 - 前記操作手段は、回転体の回動量に応じて再生状態を調節するジョグダイヤルを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御装置。
- 前記複数の操作手段のうち2つの操作手段をさらに備え、
前記1の表示画面は、前記2つの操作手段の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御装置。 - 請求項1に記載のコンテンツ制御装置に用いられる前記1の表示画面であって、
前記振り分け結果表示制御手段の制御に基づき、前記振り分け結果を表示することを特徴とする表示画面。 - 請求項1に記載のコンテンツ制御装置に用いられる前記複数の操作手段であって、
前記コンテンツ振り分け手段により振り分けられた前記コンテンツを操作対象とすることを特徴とする操作手段。 - コンピュータが、
複数のコンテンツの中から、複数の操作手段のうち少なくとも1つの操作手段の操作対象となるコンテンツを選択した選択結果を取得するコンテンツ選択結果取得ステップと、
前記コンテンツの選択結果に応じて、前記コンテンツを、前記複数の操作手段に振り分けるコンテンツ振り分けステップと、
前記コンテンツ振り分けステップによる振り分け結果を、1の表示画面に表示させる振り分け結果表示制御ステップと、を実行することを特徴とするコンテンツ制御方法。 - コンピュータを、請求項1に記載のコンテンツ制御装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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