JP2007122297A - 文字データ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字の数が多い文字群に係る、複数の文字データに基づいて当該文字群を表示させる文字データ表示装置において、文字群を個々に読み取って目的となる文字群、更にはその文字群に係る文字データを捜し出す際に、短時間で且つ簡便にその目的の文字データを見付け出し得ることを目的とする。
【解決手段】記録媒体18からの文字データに対応した文字群を表示する表示手段10が前記文字群の全て又は一部を選択的に表示可能となるように、制御手段8が制御を行うように構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、記録媒体に記録された文字データや入力されて来る文字データに基づき、複数の文字からなる文字群を表示する文字データ表示装置に関する。
つまり、例えば、記録媒体に記録される各ファイル(データ)には、それぞれを特定するためのてファイルネーム(文字データ)が記録される。
この発明は、このようなファイルネーム等に係る文字データに基づいて複数の文字からなる文字群として表示する文字データ表示装置に関し、特に、漢字仮名混じる文で百数十文字、英文字と数字からなるもので二百数十文字といった文字数の多いファイルネーム、いわゆるロングファイルネームを表示し得る文字データ表示装置に関する。
今日では、記録装置が普及し、音声データ、映像データ、実験によって得たデータ等、各種のデータを記録媒体に記録することが広く行われている。
他方、記録媒体は、この数年でその記憶容量が16ギガバイトといったように飛躍的に増加して来ており、一つの記録媒体に複数のデータを記録することが行われている。つまり、一つの記録媒体に複数のファイルを作るという使い方が、行われるようになって来ている。
そこで、一つの記録媒体に数多くのファイルを作る場合、各ファイルが混じり合わず相異なって特定されるようにするには、各ファイルのファイルネームを互いに異ならせることが必要であり、そのためには文字数の多いファイルネームを作ることになる。
つまり、具体的には、各ファイルネームを他のファイルネームと互いに異なって識別して特定可能とさせるために、各ファイルネームは、漢字仮名混じる文で百数十文字のファイルネーム、欧英文字と数字からなる文で二百数十文字文字数のファイルネームといった長いファイルネーム、いわゆるロングファイルネームにならざるを得ない。
あるファイルに対して、例えば漢字かな混じり文で文字数が百数十文字程度のファイルネームを作成して記録するには、ファイルネームに係るデータを記録するエリアの容量を増加させることによって、ファイルネームを記録することは可能である。
しかしながら、この漢字かな混じり文で文字数が百数十文字程度といった長いファイルネームに係る文字データを読み出してその文字データを表示するには、表示されているファイルネームは文字数が多いのでユーザーがその文字群の頭部から尾部まで読み取っていくには多くの時間がかかり、又、表示の読み取りが煩雑であるという問題が生じる。
特に、上述したように、一つの記録媒体に数多くのファイルが記録されている場合ではそのファイルの数だけ文字数の多いファイルネームがあることになり、又、極めて近似した表記のファイルネームが連続している場合も考えられ、その分、ファイルネームの読み取りにより多くの時間がかかり、且つ、読み取り作業が煩雑であり、つまり、目的とするファイルを捜し出すのに長い時間を要すると共に多大な労力が強いられるという問題が生じる。
このファイルネームの読み取りに多くの時間がかかることを回避する方法として、一つのファイルにロングファイルネームに加えて、そのロングファイルネームに対応するショートファイルネームを作成し、そのショートファイルネームで目的のファイルを捜していく構成のファイルネームの管理方法が以下の公報で開示されている。
特開2004−185450号公報
特開2004−185450号公報において開示されているロングファイルネームの管理方法には、ロングファイルネームに対して英数文字からなる11文字のショートファイルネームをそれぞれ対応付け、各ファイルはショートファイルネームによって特定し捜し出すという構成が示されている。
特開2004−185450号公報で開示の発明に係る技術思想をこの発明に沿って解釈すると、まず、ファイルに付すべきファイルネームは文字数が多い場合であっても必要とする文字を記述してロングファイルネームを作ることが可能である。
が、そのロングファイルネームが数多くの文字によって作られているので、限られた広さの表示面に数多くの文字からなるファイルネームを表示することになって、ユーザーが実際に文字データの表示機能を作用させると各文字が小さく表示されて読み取り難い、或いは、文字数が多いので各ファイルを一つずつ読み取って行くには時間が多くかかり作業も煩雑であるという問題が生じる。
ここで、特開2004−185450号公報の発明は斯かる問題を解決するために、ロングファイルネームに加えて、同一のファイルに文字数の少ないショートファイルネームをも備えた構成であり、このショートファイルネームに基づいて目的とするファイルを捜し出すことが可能になっている。
従って、斯かる構成の発明では、ロングファイルネームに必要とする文言が記されており、ショートファイルネームに基づいて簡便に目的とするファイルを特定することが可能になっている。
しかしながら、斯かる構成の発明では、簡便にファイルを特定するためのショートファイルネームは英数文字で表示される構成になっていることから、その英数文字で示されたショートファイルネームは記号化されたファイルネームと受け取れ、その記号化されたショートファイルネームに基づいて目的としているファイルであるか否かの判断は、その記号化されたショートファイルネームがどのファイルかをユーザーが記憶しているか、そのショートファイルネームがどのような内容のファイルかを示すリストが用意されていなければならず、目的のファイルを確実に簡便に捜すことができないという問題が生じる。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、文字データに基づいてその文字データに係る文字群を表示する文字データ表示装置において、文字データに係る複数の文字からなる文字群を表示させ、その表示内容を読み取ることでその文字群或いは文字データを特定する際に、表示された各文字群の全てを読まずとも確実で簡便に目的とする文字群を見付け出すことを目的とするものである。
この発明は、文字群に係る文字データに基づいてその文字群を表示する際に、文字群を構成する全ての文字と一部の文字を選択的に切り替えて表示するように構成した文字データ表示装置である。
その詳細な構成は、複数の文字からなる文字群に係る文字データに基づいて、その文字データに対応した一又は複数の文字群を表示する表示手段と、その表示手段に作用し、文字データに係る文字群の全て又は一部を表示するように制御を行う制御手段が備えられてなる文字データ表示装置である。
ここで、文字群とは、複数の文字によって構成された一纏まりのものであって、具体的には、ファイルネーム、データネーム、タイトル等が挙げられる。
尚、文字データ表示装置は、文字群の一部の表示するが、ユーザーはこの表示されている文字群の一部によって、目的の文字データに近いか否かの判別を行うことができる。
文字データ表示装置おいて表示手段によって表示される文字データに係る文字群の一部は、その文字データに係る文字群の頭部から始まるように構成されるものが挙げられる。
文字群では頭部からの尾部への文字の流れでその文字群の読み取ることによって、その文字群を認識する傾向が強いが、文字群の頭部からの一部が表示される構成によって、当該文字群が目的としている文字データであるか否かの判別がし易くなっている。
文字データ表示装置は、表示手段に表示される文字データに係る文字群の一部を構成する文字の数を任意に設定可能とする機能を付加する構成が挙げられる。
斯かる構成によって、文字データ表示装置は、表示手段の表示面の大きさ、表示対象とする文字群の判読の容易性に合わせて、任意の数の文字を表示することが可能になっている。
又、文字データ表示装置は、設定する文字の数に合わせて、一定の広さの表示面における各文字の大きさを対応させるように制御する構成も挙げられる。斯かる構成により、表示される文字の大きさをじぶんの読み取り易い大きさに設定して、文字群の早読み取りが可能になっている。
文字データ表示装置は、表示手段による複数の文字群の表示をスクロールさせる機能を付加する構成が挙げられる。
斯かる構成によって、表示手段の限られた大きさの表示面上に、ユーザーが読み取り易い大きさの文字サイズで文字群を表示させ、且つ、表示のスクロールによって各文字群を斯かる文字サイズで順次表示することが可能になる。
この発明は、文字データに基づいて複数の文字からなる文字群を表示する際に、その文字群の全部及び一部を選択的に切り換えて表示可能な構成としたことにより、文字データに係る各文字群の文字数が多い場合であっても、その文字群の一部のみを表示させることで、それを読み取ることによってその文字群の内容を伺い知ることができ、このことによって、目的とする文字群を短時間で簡便に捜し出すことが可能な文字データ表示装置である。
この発明を、図面に示す最良の形態に基づき説明する。しかし、この形態によって、この発明が限定されるものではない。
文字データ表示装置1は、図1及び図2に示すように、音声データの記録と再生を行う記録・再生装置2に備えられている。
記録・再生装置2は、文字データ表示装置1に加えて、マイクロホン3と、アンプ4と、A/D変換器5と、デジタル信号プロセッサ6(以下、DSP6と称する)と、バッファメモリ7と、制御手段8と、操作手段9と、表示手段10と、文字データ表示装置1と、D/A変換器11と、アンプ12と、スピーカ13を備えて構成されている。
尚、制御手段8と表示手段10の間には、ドライバ14が介在されている。
又、A/D変換器5とDSP6の間、及び、DSP6とD/A変換器11の間には、データを送るためのバス15が介在されている。
DSP6とバッファメモリ7の間には、データを送るためのバス16が介在されている。 DSP6と制御手段8の間には、データを送るためのバス17が介在されている。
又、18はデータを蓄えるための記録媒体であって、具体的には半導体メモリである。記録媒体18は、記録・再生装置2に対して着脱可能な構成になっている。つまり、ユーザーは記録・再生装置2に対して任意の記録媒体18を使用することが可能であり、斯かる構成によって、所望の記録媒体18に記録と再生が可能になっている。
バッファメモリ7と記録媒体18の間には、データを送るためのバス19が介在されている。
文字データ表示装置1は、記録媒体18に記録されている複数のファイルを特定するために、各ファイルのファイルネーム(文字データ)を順次表示するためのものである。
つまり、ユーザーは複数のファイルの中からあるファイルを特定するために、文字で表示されるファイルネームを読み取ってそのファイルの特定を行うが、文字データ表示装置1は、ファイルネームを表示し、その表示したファイルネームをユーザーに読み取らせることでファイルを特定させるものである。
ここで、記録媒体18は容量が8GB(ギガバイト)と大きく、ファイル数が例えば数百の単位の数である場合を考える。斯かる場合では、各ファイルが他と異なって特定可能とさせるように、ファイルネームは漢字かな混じり文で100文字程度、欧英文字で250文字程度の文字で作られることになる。
殊に、ファイルの中身のデータの内容が近似している場合では、ファイルネームも近似することになり、多くの文字によって差異を表す必要が生じる。
文字データ表示装置1は、制御手段8と、操作手段9と、表示手段10と、ドライバ14及びメモリ手段20を備えて構成されている。
文字データ表示装置1における制御手段8は、操作手段9からユーザーの操作に基づく命令信号を受けると、記録媒体18から各ファイルのファイルネームを読み出してメモリ手段20に格納させ、ドライバ14に駆動信号を送って、そのメモリ手段20に格納されているファイルネームを表示手段10に表示させるように制御を行うものである。
又、表示手段10は、ドットマトリックスタイプの液晶表示手段を備えて構成されている。よって、表示手段10の表示は、表示すべき文字等を任意の大きさに設定して表示し得る構成になっている。斯かる構成によって、ファイルネームの一部を表示する際、各文字を大きく表示することになり、ユーザーのその表示された文字の読み取りがし易くなっている。
文字データ表示装置1における制御手段8は、更に、ファイルネームを示す文字データに係る文字群、つまり、文字データに対応して表示されて視覚的に知覚可能な文字群の全て又は一部を、所望により選択的に切り替えて、表示手段10に表示するようにドライバ14を制御するものである。
ここで、前記文字群の一部とは、具体的には、その文字群の語頭から語尾に向かって連続する14文字をいう。
尚、文字群の一部としてのこの14文字という文字数も、制御手段8によって任意に設定することが可能な構成になっていて、文字群の一部としての文字の数は任意に設定することが可能である。
斯かる構成によって、複数の文字群から特定の文字群を簡便に見付け出すために、目的とする文字群と語頭部分において表示が共通する複数個の文字群を捜し出して候補を絞り込み、更に、その中から目的の文字群を特定するが、語頭部分において共通する表示部分の文字数を任意に設定できることから、候補の絞り込みが簡便になっている。
又、全ての文字データ(ファイルネーム)から目的の文字データを特定するのに要する時間を短く抑えることが可能である。
図2において、21は表示手段10の表示面であり、22は記録・再生装置2の装置本体であり、23は操作手段9の操作釦である。
装置本体22は、側部に記録媒体18を格納する凹部(図示省略)が設けられており、24は前記凹部の開口を閉塞する蓋体であって、装置本体22に対して矢印X方向に回動して前記開口に対して開と閉の位置を取るものである。
文字データ表示装置1及び記録・再生装置2は、上述したように構成されている。以下において、その機能を説明する。
ユーザーは、ファイルを含みそのファイルに文字データであるファイルネームが記録された記録媒体18を記録・再生装置2に装着し、続いて、操作手段9を操作して記録・再生装置2のメイン電源をONにする。
ここで、記録・再生装置2は、出力可能な状態になる。
この時、制御手段9は、DSP6を制御して記録媒体18に記録されている各ファイルのそれぞれのファイルネーム(文字データ)を読み出し、それらのファイルネームをメモリ手段20に格納するように制御を行う。
ユーザーは、記録媒体18に自分が聴きたいと望んでいる音楽データ(例えば、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』)が記録されていることを知っているが、更に、各音楽データに係るファイルのファイルネームの文字数が多く正確なファイルネームは記憶しておらず、そのファイルネームが長くて、頭部に「ドヴォルザーク、交響曲第9番」の文言があったことを覚えている。
又、ユーザーは、記録媒体18にドヴォルザークの交響曲が数多く記録されていたことを思い出し、全ての音楽データの中から目的とする音楽データに係るファイルネームを一つずつ表示させて読み取り、確認して捜すのは作業が煩雑であって、又、作業に長い時間がかかると受け取れる。
ここで、ユーザーは、各ファイルネームの頭部から尾部に向かっての14文字だけ3ファイルネーム分ずつを表示手段10にスクロールさせながら表示するように、操作手段9において設定操作を行う。
操作手段10はユーザーからの前記操作の内容の設定入力を受け取ると、メモリ手段20に格納されているファイルネームを50音順で呼び出し、各ファイルネームの文字データの頭部から14文字までを表示し、且つ、表示手段10の表示面21に3個のファイルネームが表示されるように、ドライバ19に命令信号をさせるための信号を、制御手段8に送る。
制御手段8は、操作手段10からの設定の命令信号を受け取ると、各手段に制御のための信号を送る。
つまり、ドライバ19は、制御手段8からの制御信号を受け取ると、各ファイルネームの内で頭部から14文字のみを表示面21に表示することを命ずるドライブ信号を表示手段10に送る。
ここで、表示手段10は、ドライバ19のドライブ信号に基づいて、メモリ手段20に格納されているファイルネームの内、50音順アイウエオ順で読み出された各ファイルの頭部から14文字だけを3ファイルネームずつ表示面21に表示する。
しかし、ユーザーは、再生して楽しもうとしている曲が『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』であるから、50音順で「ト」音の行まで飛び越しを行う。
ここで、表示手段10の表示面21では、『ドヴォルザーク、交響曲第1番』、『ドヴォルザーク、交響曲第2番』、『ドヴォルザーク、交響曲第3番』が表示され(図3を参照)、続いて、制御手段8からの制御によって表示手段10で表示のスクロールが行われ、『ドヴォルザーク、交響曲第5番』、『ドヴォルザーク、交響曲第6番』、『ドヴォルザーク、交響曲第7番』とスクロール表示が行われてる(図4を参照)。
表示手段10においてスクロール表示が進み、表示面21に、『ドヴォルザーク、交響曲第9番』、『ドヴォルザーク、交響曲第9番』、『ドヴォルザーク、交響曲第9番』が表示されると(図5を参照)、目的のファイルネームが近いということで、今まで、ファイルネームの頭部から尾部に向かって14文字で表示していた、つまり、部分表示していたものをファイルネーム全部を表示するように、ユーザーは操作手段9で切り替える。
ここで、制御手段8は、操作手段9からのユーザの操作要望に対応して、メモリ手段20からファイルネームを一つずつ読み出し、表示手段10の表示面21に前記読み出したファイルネーム全部を表示するように、ドライバ19に出力制御の制御信号を送る。
ここで、表示手段10の表示面21には、最初、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、序曲「オセロ」、アルプレヒト指揮、チェコ管弦楽団』、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、序曲「自然の王国で」・「わが故郷」』、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、序曲「謝肉祭」小澤征爾指揮、東京フィルハーモニー』が表示される(図6を参照)。
ユーザーは、これらのファイルネーム(音楽データのタイトル)は目的とするものではないので、表示内容をスクロールさせて、次の表示のファイルネームを読み取る。
ここで、スクロール操作によって次の表示として、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、スラブ舞曲第5番、ウィンフィルハーモニー』、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、スラブ舞曲第10番、ボストン交響楽団』が表示される(図7を参照)。
ここで、ユーザーは、表示面21に『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』の文字(ファイルネーム)が表示されているのを認めると、このファイルネームに係るファイルにこのタイトルの音楽データの再生を求めているので、このファイルネームに係るデータを操作手段9で指定して再生を行う。
制御手段8は、操作手段9からのファイル指定と再生命令の信号を受け取ると、ファイルネームが『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』であるファイルの音楽データ(デジタル信号)を記録媒体16から読み出して再生するように、DSP6を制御する。
ここで、DSP6は、記録媒体16から、バス17、バッファメモリ7及びバス14を介して上記音楽データを読み出して、バス13を介してD/A変換器10に送る。
D/A変換器10は、バス13からの音楽データを受け取ると、そのデジタル信号をアンログ信号に変換し、アンプ11に送る。
アンプ11は、D/A変換器10から音楽データに係るアナログ信号を受け取ると増幅加工し、スピーカ12に送る。
ここで、スピーカ12は、アンプ11から増幅されたアナログ信号を受け取って、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』を示す音楽に変換して出力する。
ユーザーは、スピーカ12から、『ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー、1968年4月7日の実況録音版』の音楽を聞いて、目的としていた音楽を楽しむことができる。
従来の記録・再生装置では、記録媒体16に記録されている音楽データに係るファイルネームを捜す際、本来であればそれら各ファイルネームを一つずつ読み取っていくことで目的とするファイル(音楽データ)を見付け出さざるを得ず、しかも、各ファイルネームの文字数が多い場合にはファイルネームを読み取って目的とするファイルを捜し出すことは極めて煩雑な作業となる。
しかしながら、記録・再生装置2は、文字データ表示装置1が付加されているので、ファイルネームの一部からなるショートのファイルネームに基づいて目的とするファイルに係るファイルネームを凡その範囲で捜し出し、その後、その凡その範囲で捜し出した候補となったショートのファイルネームについてそれぞれファイルネームの頭部から尾部まで全てを表示することで、求めているファイルに係るファイルネームを捜し出す構成になっているので、ユーザーは求めるファイルネーム(文字データの表示)を短時間で簡便に見付けることが可能になっている。
尚、特開2004−185450号公報によれば、文字数の少ないショートファイルネームによってファイルを捜し出すことは可能であるが、同公報のショートファイルネームは英数字からなっていて記号化されたものであることから、その英数字からなるショートファイルネームが求めようとするファイル或いはファイルネームを連想させることはなく、ショートファイルネームとそれに係るファイル(データ)若しくはロングファイルネームとの関係を知らなければ、目的にファイルを捜し出すことができないという問題を持っている。
他方、文字データ表示装置1は、そのような問題はなく、ショートのファイルネームの文字面から、ファイルネーム全体を伺い知ることが可能になっている。
又、文字データ表示装置1は、ショートなファイルネームはファイルネーム全体の一部分から作られているので、当該ファイルネームの全部を表示する際は、そのショートなファイルネームに欠落させた部分を補充することでファイルネーム全部が得られるので、その補充する部分を注視するだけでファイルネーム全部を知ることが可能になっている。
記録・再生装置2は、上述したように、マイクロホン3と、アンプ4と、A/D変換器5と、DSP6及びバッファメモリ7が備えられており、音声データを記録する機能が備えられている。音声データを記録してファイルを作り、そのファイルにファイルネームを付するが、装置本体22の上面に配置された文字入力キー25によってファイルネームを作成する構成になっている。
ここで作成されたファイルネームは、表示手段10の表示面21で確認することができる。この作成したファイルネームを表示して確認する際に、ファイルネームの一部のみを表示させて、ファイルネームの一部表示でそのファイルネーム画が伺い知れるか否かの表示すべき最少の文字数を知ることができる。
文字データ表示手段1では、ファイルネームの一部のみを表示させる際に、その文字の数は14文字であるが、ファイルネームの長さ、つまり、文字データに係る文字群を作っている文字の数、表示面21に表示した際の各文字の大きさ(読み取り易さ)に基づいて適宜設定するのがよい。
文字データ表示手段1では、ファイルネームの一部のみを表示させる際に、頭部から連続する文字を選択しているが、各文字群の頭部が共通していて差異が尾部の側にあり、その尾部の側をのみ読み取ることによって求めるファイルネーム(文字群)を見付けることができる場合等では、ファイルネームの尾部の側の一部を表示させるとよい。
文字データ表示手段1において文字群は表示されたファイルネームであり、文字データはデータとしてのファイルネームであるが、文字群はデータのタイトルなどであってもよい。
又、文字データ表示手段1において文字データは記録媒体16から読み出す構成であるが、インターネットなどのように常にデータが供給状態にあるところから文字データを読み取る構成であってもよい。
この発明の最良の実施の一形態において、記録媒体が接続された記録・再生装置に組み込まれている状態の構成を説明するブロック図である。 図1に示す形態の外観を示す斜視図である。 図1に示す形態において、一段目の検索結果の内容を説明する構成説明図である。 図1に示す形態において、二段目の検索結果の内容を説明する構成説明図である。 図1に示す形態において、三段目の検索結果の内容を説明する構成説明図である。 図1に示す形態において、四段目の検索結果の内容を説明する構成説明図である。 図1に示す形態において、5段目の検索結果の内容を説明する構成説明図である。
符号の説明
1 :文字データ表示装置
2 :記録・再生装置
6 :デジタル信号プロセッサ(DSP、データ記録手段で且つデータ再生手段)
8 :制御手段
10 :表示手段(位置表示手段)
11 :D/A変換器
12 :アンプ
13 :スピーカ(音声出力手段)
14 :ドライバ(位置表示手段)
18 :記録媒体
20 :メモリ手段
22 :録音・再生装置の装置本体

Claims (4)

  1. 複数の文字からなる文字群に係る文字データに基づいて、その文字データに対応した一又は複数の文字群を表示する表示手段と、その表示手段に作用し、文字データに係る文字群の全て又は一部を表示するように制御を行う制御手段が備えられてなる文字データ表示装置。
  2. 表示手段に表示される文字データに係る文字群の一部が、当該文字データに係る文字群の頭部から始まることを特徴とする請求項1に記載の文字データ表示装置。
  3. 表示手段に表示される文字データに係る文字群の一部を構成する文字の数が、任意に設定可能な構成である請求項1に記載の文字データ表示装置。
  4. 文字データがファイルを特定するためのファイルネームである請求項1に記載の文字データ表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163561A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Sharp Corp 表示装置、および、それを備えた画像処理装置

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