JP2007219219A - 語学学習用電子機器および学習用文章リスト作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 文章の長さが、限られた時間内でリスニング学習を終了できる長さとなる様に、リスニング学習用の文章リストを編集できる語学学習用電子機器および学習用文章リスト作成方法を提供すること。
【解決手段】 文字情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記文字情報について音声再生して出力する音声出力手段と、所定の入力情報が入力された場合に、前記音声出力手段による前記文字情報の音声再生時間を計算する演算手段と、前記演算手段により計算された文字情報の音声再生時間と該文字情報と該文字情報の音声データとを一組のデータとして記録する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各組のデータを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された各組のデータに含まれる前記音声再生時間を積算する時間積算手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、語学学習用の電子機器および学習用文章リスト作成方法に関するものである。
従来、外国語等のリスニング学習機能を備えた携帯用の語学学習用電子機器が知られている。また、英和辞典や和英辞典などの電子辞書に格納された例文を用いて、英単語や英文の学習用問題を作成する機能を持つ学習アプリケーションソフトも使用されている。
これに関連する従来技術として、特許文献1には、利用者の辞書引きの回数などを記憶して単語帳ファイルや文章リストを作成し、出題の優先順序を適切に制御して、効率の高い学習用問題を作成できる技術が開示されている。
特開2003−43905号公報
しかしながら、上述の従来技術によれば、複数の単語や文章を選択してリスニング学習用の文章リストを作成した場合に、リスニングする文章の再生時間に関する情報がないため、文章リストに登録された全ての文章を再生するために必要な時間を知ることができないという問題がある。そのため、例えば通勤時間等の限られた時間内で文章リストに登録された全ての文章を聞くことができない場合があり、計画的に学習することが困難であった。また、文章の再生スピードが標準的なスピードと比較して速いのか遅いのかを判断することもできなかった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、リスニング学習において再生される文章の量が、限られた時間内でリスニング学習を終了できる量となる様に、リスニング学習用の文章リストを編集することができる語学学習用電子機器および学習用文章リスト作成方法を提供することである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、文字情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている前記文字情報について音声再生して出力する音声出力手段と、所定の入力情報が入力された場合に、前記音声出力手段による前記文字情報の音声再生時間を計算する演算手段と、前記演算手段により計算された文字情報の音声再生時間と該文字情報と該文字情報の音声データとを一組のデータとして記録する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各組のデータを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された各組のデータに含まれる前記音声再生時間を積算する時間積算手段とを備える。
また、上記語学学習用電子機器において、前記時間積算手段により積算された時間と所定値とを比較して、前記積算された時間が前記所定値で示される時間内に収まるか否かを判定する判定手段を更に備えたことを特徴とする。
また、上記語学学習用電子機器において、前記記憶手段が、前記文字情報及び音声データの再生状態を制御するための制御データを更に記録することを特徴とする。
また、上記語学学習用電子機器において、前記積算手段が、前記音声再生時間をカウントするカウンタを備えたことを特徴とする。
また、上記語学学習用電子機器において、前記記憶手段が、前記音声データに代えて、前記音声データの所在を表すアドレスポインタを記録することを特徴とする。
また、上記語学学習用電子機器において、前記所定の入力情報が、所定のキー操作により入力されるものであることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、文字情報を表示手段に表示する第一手順と、前記表示手段に表示されている前記文字情報について音声出力手段に音声再生させて出力する第二手順と、前記所定の入力情報が入力された場合に、前記音声出力手段による前記文字情報の音声再生時間を前記演算手段に計算させる第三手順と、前記演算手段により計算された文字情報の音声再生時間と該文字情報と該文字情報の音声データとを一組のデータとして記憶手段に記録する第四手順と、前記記憶手段に記憶された各組のデータを選択手段に選択させる第五手順と、前記選択手段により選択された各組のデータに含まれる前記音声再生時間を時間積算手段に積算させる第六手順とを実行させることを特徴とする。
また、上記プログラムにおいて、前記時間積算手段により積算された時間と所定値とを比較して、前記積算された時間が前記所定値で示される時間内に収まるか否かを判定する第七手順を更に備えたことを特徴とする。
また、上記プログラムにおいて、前記記憶手段が、前記音声出力手段による前記文字情報の再生状態を制御するための制御データを更に記録することを特徴とする。
また、上記プログラムにおいて、前記積算手段が、前記音声再生時間をカウントするカウンタを備えたことを特徴とする。
また、上記プログラムにおいて、前記記憶手段は、前記音声データに代えて、前記音声データの所在を表すアドレスポインタを記録することを特徴とする。
また、上記プログラムにおいて、前記所定の入力情報が、所定のキー操作により入力されるものであることを特徴とする。
また、本発明に係る学習用文章リスト作成方法は、文章の音声再生処理と並行して所定の入力情報を待つステップと、前記文章の音声再生時間を計算し、該音声再生時間を前記文章と該文章の音声データと制御データと共に記憶するステップと、前記文章と前記音声再生時間の履歴を読み出して表示するステップと、前記履歴中から前記文章と前記音声再生時間との組を選択するステップと、選択された前記組に含まれる前記音声再生時間を積算するステップと、前記積算された時間と所定値とを比較し、前記積算された時間が前記所定値で示される時間内に収まるか否かを判定するステップとを有する。
また、上記学習用文章リスト作成方法において、前記所定の入力情報が所定のキー操作により入力されたものであることを特徴とする。
本発明によれば、単語や文章の音声再生時間を記録することにより、リスニング学習における文章の量が、限られた時間内でリスニング学習を終了できる量となる様に、学習用文章リストを編集することができる語学学習用電子機器を提供可能である。
また、音声再生学習中に外部入力キーを押すことにより、そのときの学習環境が学習用文章リストに登録されるために、学習用文章リストを容易に作成することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る語学学習用電子機器の概略構成を示すブロック図である。本語学学習用電子機器は、入力手段11と、CPU(制御手段)12と、表示手段13と、通信手段14と、ROM(リードオンリーメモリ)15と、RAM(ランダムアクセスメモリ)16と、辞書データベース(単語記憶手段)17と、音声出力手段18とを有して構成され、これらはバスを介して相互に接続されている。
図2は、本実施形態に係る語学学習用電子機器の外観構成の一例を示す平面図である。入力手段11は、押しボタン式のキーとして、切り替えキー11a、前移動キー11b、後移動キー11c、戻りキー11d、位置指定キー11e、音声再生キー11f、書き込みキー11g及び編集キー11hを備えている。また、表示手段13の表示画面がタッチパネルとして機能し、入力手段11の一部として機能する。すなわち、入力手段11は、タッチパネル式のキーとして、英和キー11jなどを備えている。これらのタッチパネル式のキーは、表示手段13の表示画面に表示された所定のアイコンをスタイラスペンの先端などで押さえる(タップする)ことで、そのアイコンに応じた信号(命令)を入力できる。なお、上記の各種キーを操作することにより、表示手段13にキーボードなどのアイコンを表示でき、そのアイコンをタップすることで和文字、英文字、数字及び記号などを入力することもできる。
切り替えキー11aは、表示手段13の表示内容を切り替えるキーである。例えば、表示手段13に英文が表示されているときに切り替えキー11aを押すと、表示手段13はその英文に対応する和文を表示する。また表示手段13に和文が表示されているときに切り替えキー11aを押すと、表示手段13はその和文に対応する英文を表示する。
前移動キー11bは、表示手段13に表示させる項目(英文など)が複数ある場合に、現在の表示項目から順位が前の表示項目に表示を移動させるキーである。後移動キー11cは、表示手段13に表示させる項目が多数ある場合に、現在の表示項目から順位が後の表示項目に表示を移動させるキーである。戻りキー11dは、例えば音声出力している途中で本キーが押されることにより、その音声出力の内容を始めから出力しなおすものである。位置指定キー11eは、例えば表示手段13に表示させる画像が表示手段13の表示領域よりも大きい場合に、表示手段13の表示領域に表示させる部分を指定するキーである。すなわち、位置指定キー11eによりスクロールなどができる。音声再生キー11fは、例えば表示手段13に表示されている単語又は文章の内容を音声として出力させるキーである。表示手段13に英語の文章が表示されている場合、いわゆるネイティブな英語発音をさせることを、音声再生キー11fの操作で行える。
書き込みキー11gは、文章を音声再生している途中、または音声再生終了後に押されることにより、押された時点で音声再生している文章、または直前に音声再生終了した文章と、その文章の音声再生時間と、その文章の音声データと、制御データとを学習用文章リストに記憶するキーである。
編集キー11hは、利用者が作成する学習用文章リストの編集動作を開始するためのキーである。
各キーは、表示手段13をタッチパネルとして所定の領域にその機能を割り付けて、タップされた位置によりどの機能が選択されたかを判定させてもよい。
タッチパネル式のキーである英和キー11jは、英和辞書としての機能を発揮させるキーである。例えば、表示手段13に表示されている英文の所望の英単語をスタイラスペンなどの入力手段11で指定し、さらに英和キー11jをスタイラスペンでタップすると、その指定された英単語の意味などが日本語で表示手段13に表示される。
CPU12は、本語学学習用電子機器の動作を制御するものである。入力手段11によって入力された情報は、RAM16に一時記憶され、CPU12で解釈されて、その解釈された命令に応じた動作を本語学学習用電子機器が実行する。そして、CPU12は、本発明における演算手段、選択手段、時間積算手段、判定手段として機能するものである。
表示手段13は、例えば液晶表示装置で構成され、少なくとも文字を表示することができる。上記のようにアイコンも表示でき、静止画、動画なども表示できるものとしてもよい。また、表示手段13は、白黒の階調表示をするものとしてもよく、カラー表示できるものとしてもよい。図2における表示手段13の表示内容は一例である。
通信手段14は、インターネットなどの通信網を介して通信するものである。ROM15は、本語学学習用電子機器の機能動作を規定するプログラム及びデータなどを記憶している。RAM16は、入力手段11又は通信手段14での入力データなどを一時的に記憶する。
辞書データベース(単語記憶手段)17は、例えば英和辞典、和英辞典などの内容について、文字列データと音声データとを一組のデータとして記憶している。すなわち、辞書データベース17は、複数の単語又は文章のそれぞれについて複数の言語で記憶している単語記憶手段をなすものである。また、辞書データベース17の後述する単語帳には、単語または文章等の文字情報の文字列データと、その文字情報の音声データと、その文字情報に対応する音声再生時間のデータと、その文字情報及び音声データの再生状態を制御するための制御データを一組のデータとして記憶する記憶手段としても機能するものである。この制御データは、音量、再生スピード、表示部のフォント、ポイント数等を制御するためのものであり、利用者によって任意にその内容が単語帳に登録される。辞書データベース17は、例えばメモリカードなどの着脱自由な記憶手段で構成してもよく、その記憶内容を通信手段14を介してダウンロードするもの、又は更新するものとしてもよい。
音声出力手段18は、英文等を音声として出力するものであり、スピーカやイヤホンが用いられる。
図3は、辞書データベース17のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、辞書データベース17には、表示手段13に表示される文字列のデータ(文字列データ)と、その文字列についての音声出力用のデータ(音声データ)とが格納されている。
ここで、文字列データは、単語ごとに分けられており、また、各単語のデータは、その単語をなす複数の文字データで構成されている。1つの文章は、辞書データベース17のメモリアドレスにおいて、その文をなす単語の並びに沿って、かつ単語をなすスペルの並びに沿って直列にアドレス付けされている。
また、音声データは、単語ごとに分けられた発音データから構成されており、各発音データは、対応する単語の先頭アドレスに対応するアドレスである対応文字列先頭アドレスa1,a2、a3、a4、a5・・・に記憶されている。このようなデータ構造により、音声出力している文字情報を表示手段13において表示することができ、即ち、表示手段13に表示されている文字情報を音声出力することができる。また、単語や文章のアドレスを利用してデータサイズを知ることができ、音声再生時間を計算することも可能である。
次に、図4〜6を参照して、本実施形態に係る語学学習用電子機器の動作(学習用文章リスト作成方法)を説明する。概略的には、本電子機器の動作は、通常のリスニング学習中に単語帳を作成する処理と、単語帳に登録されたデータを選択することにより、学習用文章リストを作成する処理とを含む。以下、各処理を順に説明する。
先ず、図4のフローに沿って、本語学学習用電子機器の単語帳の作成処理を説明する。
CPU12は、リスニング学習において、上述の図3に示す文字列データを用いて表示手段13に単語や文章などの文字情報を表示させると共に、同図に示す音声データを用いて音声出力手段18に上記文字情報の音声再生処理を行って発音させる。利用者は、この発音された文字情報を聴き取ることにより、リスニング学習を行う。
上述の文字情報の表示及び音声再生処理と並行して、CPU12は、書き込みキー11gの入力を待つ。書き込みキー11gが押されると(S1;Yes)、CPU12は、書き込みキー11gの操作のタイミングで指定される単語または文章の音声再生時間を計算する(S2)。そして、この単語または文章の文字列データと、その音声データと、それに対応する音声の再生時間情報とを辞書データベース17の単語帳に登録(記録)する(S3)。
ここで、書き込みキー11gの操作のタイミングが単語または文章の音声再生処理中のタイミング(発音中の期間)である場合は、その処理中の単語または文章が指定される。この場合、その単語または文章の音声再生処理の終了を待って単語または文章の内容を確定する。また、書き込みキー11gの操作のタイミングが単語または文章の音声再生処理後のタイミング(単語間の期間、または文章間の期間)である場合は、その操作のタイミングの直前に音声再生処理が終了した単語または文章データが指定される。
上記単語帳に登録される音声再生時間は、単語や文章のアドレスより計算されるデータサイズと、再生速度(データレート)とから計算処理によって求められる。この場合、データレートと、計算処理により求められた音声再生時間を単語帳に記憶する。また、標準のデータレートで再生した場合の標準音声再生時間を単語帳に記憶しておき、学習プログラムを組むための後述の学習用文章リストの編集処理において、標準のデータレートに対する再生を希望するデータレートの倍率を計算し、その倍率を標準音声再生時間に掛け合わせて音声再生時間を求めることもできる。
上述の手法とは別に、カウンタを用いて音声再生時間をカウントしても良い。
図5のフローに沿って、カウンタを用いた場合の単語帳の作成処理を説明する。カウンタを用いる場合、CPU12は、音声再生開始時に単語あるいは文章の先頭でカウンタを0にリセットし(S11)、その後カウントを開始させる(S12)。その後、CPU12は、書き込みキー11gの操作があったときに(S13)、当該入力があったことをメモリに一時的に記憶しておき、再生中の音声データが終了したタイミングで(S14)、そのカウンタ値と、単語または文章の文字列データと、その音声データとを得て単語帳に登録する(S15)。
なお、書き込みキー11gがn回押された場合、n回前に再生された文章の再生時間等を読み出し、記録することも可能である。この場合、過去に再生された文章のカウンタ値等をリングバッファに所定の回数分記録しておき、後で読み出しできるようにする。
単語帳には、上述の図4、図5のフローで取得した音声再生時間に加え、再生していたスピード(データレート)や音量、表示部のフォント、ポイント数等の制御データも同時に登録される。従って、次回再生時にこれらの制御データ読み込み、単語帳への登録時と同じ条件で音声再生を行うことが可能である。
なお、音声データそのものを単語帳に登録する代わりに、音声データの所在を表すアドレスポインタを単語帳に登録してもよい。この場合、アドレスポインタのみの登録であるため、音声データそのものを登録する場合よりも使用するメモリ容量を少なくできるという利点がある。
次に、図6のフローに沿って、本実施形態に係る語学学習用電子機器の学習用文章リストの編集処理を説明する。
この編集処理では、上述の単語帳作成動作で単語帳に登録した単語または文章データと、各単語または文章の音声データと、それぞれに対応する音声再生時間データと、制御データとを一組として、単語帳に登録された複数組のデータ中から、利用者が希望する任意の組を複数個選択して学習用文章リストを編集する。
具体的には、まず、利用者が編集キー11hを押すと編集処理モードになり、CPU12は、上述の単語帳作成処理で登録されたデータを辞書データベース17の単語帳から読み出し、履歴として表示装置13に一覧表示する。表示装置13には、単語または文章と音声再生時間データとが各組毎に複数表示される(S21)。
次に、利用者は、表示装置13に表示されている履歴の一覧中からリスニング学習を希望する単語または文章を含む組を選択する(S22)。この操作により、リスニング学習に実際に使用される単語や文章が学習用文章リストに登録される。
その後、CPU12は、学習用文章リストに登録された各組の単語または文章の音声再生時間を積算し、その積算時間を表示手段13に表示させる(S23)。この積算時間は各組の単語または文章の実際の再生時間(カウンタ値)の積算、またはデータ量から計算により求めた再生時間と、データレートから求めた再生時間の積算でもよい。
さらに、CPU12は、ステップS13で積算された時間が、利用者があらかじめ設定した制限時間以下であるか判定する。ただし、制限時間を設定せずに、利用者が各自で積算時間を見てさらに追加するか否か判断しても良い。積算時間が上記制限時間以下の場合、または利用者が文章の追加を希望する場合は、ステップS12に戻り(S24;Yes)、再度単語または文章を選択して学習用文章リストに追加していく。それ以外の場合は、学習用文章リスト編集処理を終了する(S24;No)。
このように、利用者が学習用文章リストを作成する過程で、音声再生時間の積算値が計算されて表示される。利用者は、この積算値を参照することで、リスニング学習時間が制限時間内に収まるように、学習用文章リストに登録する単語や文章の数を調整する。従って、通勤時間などの制約された時間内で学習用文章リストの全体についてリスニング学習を行うことが可能となり、計画的で効率の良いリスニング学習を行うことが可能になる。
なお、上記説明では書き込み機能と学習用文章リスト編集機能の開始手段は、書き込みキー11g、編集キー11hによる外部入力としたが、必ずしもキーの入力に限定されるものではなく、表示手段13の任意の場所がタップされた場合に同じ機能を発揮させることも可能であり、入力手段からの所定の入力により当該機能を実現可能とすることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記実施形態では、英語学習用の装置として本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フランス語、ドイツ語、ロシア語などの各種言語の学習用装置に本発明を適用することができる。また、本発明は、言語の学習用のみならず、各種の学習に適用でき、例えば、数学、理科、社会、化学、法律など各種分野の学習に応用することができる。
なお、上述の説明では、語学学習用電子機器と学習用文章リスト作成方法として説明したが、この学習用文章リスト作成方法の各ステップをプログラムとして実現してもよい。例えば、本願発明は、コンピュータに、下記手順を実行させるためのプログラムとして表現することができる。すなわち文字情報を表示手段に表示する第一手順と、前記表示手段に表示されている前記文字情報について音声出力手段に音声再生させて出力する第二手順と、前記所定の入力情報が入力された場合に、前記音声出力手段による前記文字情報の音声再生時間を前記演算手段に計算させる第三手順と、前記演算手段により計算された文字情報の音声再生時間と該文字情報と該文字情報の音声データとを一組のデータとして記憶手段に記録する第四手順と、前記記憶手段に記憶された各組のデータを選択手段に選択させる第五手順と、前記選択手段により選択された各組のデータに含まれる前記音声再生時間を時間積算手段に積算させる第六手順とを実行させるためのプログラムとして表現できる。
本発明は、語学学習用、特にリスニング学習用の電子機器に用いて好適である。
本発明の実施形態に係る語学学習用電子機器のブロック図である。 同上の語学学習用電子機器の外観構成を示す平面図である。 辞書データベースにおけるデータ構造の一例を示す図である。 同上の語学学習用電子機器のデータサイズとデータレートにより計算した音声再生時間を用いた単語帳の作成処理を示すフローチャートである。 同上の語学学習用電子機器のカウンタにより計算した音声再生時間を用いた単語帳の作成処理を示すフローチャートである。 同上の語学学習用電子機器の学習用文章リストの編集処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11 入力手段
11a 切り替えキー
11b 前移動キー
11c 後移動キー
11d 戻りキー
11e 位置指定キー
11f 音声再生キー
11g 書き込みキー
11h 編集キー
11j 英和キー
12 CPU
13 表示手段
14 通信手段
15 ROM
16 RAM
17 辞書データベース
18 音声出力手段

Claims (14)

  1. 文字情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている前記文字情報について音声再生して出力する音声出力手段と、
    所定の入力情報が入力された場合に、前記音声出力手段による前記文字情報の音声再生時間を計算する演算手段と、
    前記演算手段により計算された文字情報の音声再生時間と該文字情報と該文字情報の音声データとを一組のデータとして記録する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された各組のデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された各組のデータに含まれる前記音声再生時間を積算する時間積算手段と
    を備える語学学習用電子機器。
  2. 請求項1に記載の語学学習用電子機器において、前記時間積算手段により積算された時間と所定値とを比較して、前記積算された時間が前記所定値で示される時間内に収まるか否かを判定する判定手段を更に備えたことを特徴とする語学学習用電子機器。
  3. 請求項1または2の何れか1項に記載の語学学習用電子機器において、前記記憶手段が、前記文字情報及び音声データの再生状態を制御するための制御データを更に記録することを特徴とする語学学習用電子機器。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項に記載の語学学習用電子機器において、前記積算手段が、前記音声再生時間をカウントするカウンタを備えたことを特徴とする語学学習用電子機器。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項に記載の語学学習用電子機器において、前記記憶手段が、前記音声データに代えて、前記音声データの所在を表すアドレスポインタを記録することを特徴とする語学学習用電子機器。
  6. 請求項1ないし5の何れか1項に記載の語学学習用電子機器において、前記所定の入力情報が、所定のキー操作により入力されるものであることを特徴とする語学学習用電子機器。
  7. コンピュータに、
    文字情報を表示手段に表示する第一手順と、
    前記表示手段に表示されている前記文字情報について音声出力手段に音声再生させて出力する第二手順と、
    前記所定の入力情報が入力された場合に、前記音声出力手段による前記文字情報の音声再生時間を前記演算手段に計算させる第三手順と、
    前記演算手段により計算された文字情報の音声再生時間と該文字情報と該文字情報の音声データとを一組のデータとして記憶手段に記録する第四手順と、
    前記記憶手段に記憶された各組のデータを選択手段に選択させる第五手順と、
    前記選択手段により選択された各組のデータに含まれる前記音声再生時間を時間積算手段に積算させる第六手順と
    を実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、前記時間積算手段により積算された時間と所定値とを比較して、前記積算された時間が前記所定値で示される時間内に収まるか否かを判定する第七手順を更に備えたことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7または8の何れか1項に記載のプログラムにおいて、前記記憶手段が、前記音声出力手段による前記文字情報の再生状態を制御するための制御データを更に記録することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項7ないし9の何れか1項に記載のプログラムにおいて、前記積算手段が、前記音声再生時間をカウントするカウンタを備えたことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項7ないし10の何れか1項に記載のプログラムにおいて、前記記憶手段は、前記音声データに代えて、前記音声データの所在を表すアドレスポインタを記録することを特徴とするプログラム。
  12. 請求項7ないし11の何れか1項に記載のプログラムにおいて、前記所定の入力情報が、所定のキー操作により入力されるものであることを特徴とするプログラム。
  13. 文章の音声再生処理と並行して所定の入力情報を待つステップと、
    前記文章の音声再生時間を計算し、該音声再生時間を前記文章と該文章の音声データと制御データと共に記憶するステップと、
    前記文章と前記音声再生時間の履歴を読み出して表示するステップと、
    前記履歴中から前記文章と前記音声再生時間との組を選択するステップと、
    選択された前記組に含まれる前記音声再生時間を積算するステップと、
    前記積算された時間と所定値とを比較し、前記積算された時間が前記所定値で示される時間内に収まるか否かを判定するステップと
    を有する学習用文章リスト作成方法。
  14. 請求項13に記載の学習用文章リスト作成方法において、前記所定の入力情報が所定のキー操作により入力されたものであることを特徴とする学習用文章リスト作成方法。
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