JP4879110B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力センサの出力値に基づいて車輪ブレーキによる車輪の制動を制御する車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
近年、運転者がブレーキペダルを所定速度以上で踏み込む操作(以下、「緊急ブレーキ操作」という)を行った際に、運転者のブレーキペダル操作に起因してマスタシリンダから発生するブレーキ力を、ポンプ駆動により発生するブレーキ力で補助するといったブレーキアシスト制御(以下、「BA制御」という)を実行可能な車両用ブレーキ液圧制御装置が知られている。このような車両用ブレーキ液圧制御装置としては、従来、マスタシリンダ圧センサで検出したマスタシリンダ圧が所定のBA閾値を超え、かつ、マスタシリンダ圧の増加率が所定値以上となった場合に、緊急ブレーキ操作がなされたと判断してBA制御を開始させるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−168078号公報
しかしながら、従来技術では、マスタシリンダ圧センサの故障により、そのセンサ出力値が瞬間的に一定値以上増加した場合に、緊急ブレーキ操作したことを正しく判断できないおそれがあった。
そこで、本発明は、緊急ブレーキ操作したことを正しく判断することができる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、制動操作に応じて液圧を発生する液圧源と、液圧に対応した制動力を車輪に加える車輪ブレーキとの間に配設されるとともに、前記液圧源から発生した液圧を検出する圧力センサの出力値に基づいて前記車輪ブレーキによる車輪の制動を制御する制御手段を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記制御手段は、制動制御中において、前記圧力センサの所定の時点での出力値に対して、プラス側に所定量離れたプラス側閾値と、マイナス側に所定量離れたマイナス側閾値とを設定する閾値設定手段と、前記出力値が前記プラス側閾値と前記マイナス側閾値との間に収まる時間を計時する計時手段と、前記計時手段で計時した時間が第1の所定時間以上となったことを条件として、出力値が固着したと判定する固着判定手段と、前記固着判定手段によって前記出力値が固着していると判定された場合に、前記制動制御を停止する停止手段と、を備え、前記閾値設定手段は、前記出力値が前記プラス側閾値または前記マイナス側閾値を超えたときに、その超えた時点の出力値に対して前記所定量だけ離れるように、プラス側閾値およびマイナス側閾値を更新することを特徴とする。
本発明によれば、制動制御中において、閾値設定手段は、圧力センサの所定の時点での出力値に対してプラス側閾値およびマイナス側閾値を設定する。計時手段は、出力値がプラス側閾値とマイナス閾値との間に収まる時間を計時し、この時間が第1の所定時間以上となった場合に、固着判定手段は、出力値が固着したと判定する。そして、停止手段は、固着判定手段により出力値が固着したと判定されると、制動制御を停止する。ここで、圧力センサが故障した場合には、圧力センサの出力値は、一旦急激に変化した後、その値に固着する。そのため、本発明によれば、制動制御中において圧力センサの出力値が固着しているかを知ることができ、固着している場合には圧力センサの故障と判定して、制動制御を停止することができる。さらに、出力値がプラス側閾値またはマイナス側閾値を超えるたびにプラス側閾値およびマイナス側閾値が更新されることで、常に出力値をプラス側閾値およびマイナス側閾値と比較させることができるので、固着判定を正確に行うことができる。
また、本発明は、前記計時手段が、前記制動制御の開始から前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間の間において計時を行うように構成されていてもよい。
これによれば、例えば制動制御がBA制御である場合には、圧力センサが正常である場合に、BA制御の開始から所定時間の間は、制動操作やポンプによって圧力センサの出力値が大きく変動するため、圧力センサの故障時の現象(出力値一定)との違いがはっきりしている。そのため、より正確に固着判定を行うことができる。
なお、本発明は、前記制動制御がBA制御である場合に特に好適である。すなわち、前記制動制御が、前記圧力センサの出力値に基づいて緊急ブレーキ操作が行われたと判断された場合に、ポンプを駆動して、前記車輪ブレーキに供給する液圧を前記液圧源から出力される液圧よりも大きな液圧に増大させるBA制御であると、本発明の効果が良好に発揮される。
本発明によれば、制動制御の開始が圧力センサの故障によるものか否かを判断することができるので、緊急ブレーキ操作したことを正しく判断することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図において、図1は、本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図であり、図2は、車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。
図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、車両CRの各車輪Wに付与するブレーキ液圧を適宜制御するためのものであり、油路(液圧路)や各種部品が設けられた液圧ユニット10と、液圧ユニット10内の各種部品を適宜制御するための制御部20とを主に備えている。また、この車両用ブレーキ液圧制御装置100の制御部20には、車輪Wの車輪速度を検出する車輪速センサ91が接続されている。また、後述するように、液圧ユニット10にはマスタシリンダMCの圧力を測定する圧力センサ8が設けられている。車輪速センサ91および圧力センサ8の検出結果は、制御部20に出力される。
制御部20は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、車輪速センサ91および圧力センサ8からの入力と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各演算処理を行うことによって、制御を実行する。また、ホイールシリンダHは、マスタシリンダMCおよび車両用ブレーキ液圧制御装置100により発生されたブレーキ液圧を各車輪Wに設けられた車輪ブレーキFR,FL,RR,RLの作動力に変換する液圧装置であり、それぞれ配管を介して車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10に接続されている。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10は、運転者がブレーキペダルBPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生する液圧源であるマスタシリンダMCと、車輪ブレーキFR,FL,RR,RLとの間に配置されている。液圧ユニット10は、ブレーキ液が流通する油路(液圧路)を有する基体であるポンプボディ10a、油路上に複数配置された入口弁1、出口弁2などから構成されている。マスタシリンダMCの二つの出力ポートM1,M2は、ポンプボディ10aの入口ポート121に接続され、ポンプボディ10aの出口ポート122が、各車輪ブレーキFR,FL,RR,RLに接続されている。そして、通常時はポンプボディ10a内の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルBPの踏力が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに伝達されるようになっている。
ここで、出力ポートM1から始まる油路は、前輪左側の車輪ブレーキFLと後輪右側の車輪ブレーキRRに通じており、出力ポートM2から始まる油路は、前輪右側の車輪ブレーキFRと後輪左側の車輪ブレーキRLに通じている。なお、以下では、出力ポートM1から始まる油路を「第一系統」と称し、出力ポートM2から始まる油路を「第二系統」と称する。
液圧ユニット10には、その第一系統に各車輪ブレーキFL,RRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられており、同様に、その第二系統に各車輪ブレーキRL,FRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられている。また、この液圧ユニット10には、第一系統および第二系統のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、ダンパ5、オリフィス5a、調圧弁(レギュレータ)R、吸入弁7、貯留室7aが設けられている。また、液圧ユニット10には、第一系統のポンプ4と第二系統のポンプ4とを駆動するための共通のモータ9が設けられている。なお、本実施形態では、第二系統にのみ圧力センサ8が設けられている。
なお、以下では、マスタシリンダMCの出力ポートM1,M2から各調圧弁Rに至る油路を「出力液圧路A1」と称し、第一系統の調圧弁Rから車輪ブレーキFL,RRに至る油路および第二系統の調圧弁Rから車輪ブレーキRL,FRに至る油路をそれぞれ「車輪液圧路B」と称する。また、出力液圧路A1からポンプ4に至る油路を「吸入液圧路C」と称し、ポンプ4から車輪液圧路Bに至る油路を「吐出液圧路D」と称し、さらに、車輪液圧路Bから吸入液圧路Cに至る油路を「開放路E」と称する。
制御弁手段Vは、マスタシリンダMCまたはポンプ4側から車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側(詳細には、ホイールシリンダH側)への液圧の行き来を制御する弁であり、ホイールシリンダHの圧力を増加、保持または低下させることができる。そのため、制御弁手段Vは、入口弁1、出口弁2、チェック弁1aを備えて構成されている。
入口弁1は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとマスタシリンダMCとの間、すなわち車輪液圧路Bに設けられた常開型の電磁弁である。入口弁1は、通常時に開いていることで、マスタシリンダMCから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRへブレーキ液圧が伝達するのを許容している。また、入口弁1は、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により閉塞されることで、ブレーキペダルBPから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達するブレーキ液圧を遮断する。
出口弁2は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRと各リザーバ3との間、すなわち車輪液圧路Bと開放路Eとの間に介設された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により開放されることで、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに作用するブレーキ液圧を各リザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルBPからの入力が解除された場合に、入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、開放路Eに設けられており、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液圧を貯留する機能を有している。また、リザーバ3とポンプ4との間には、リザーバ3側からポンプ4側へのブレーキ液の流れのみを許容するチェック弁3aが介設されている。
ポンプ4は、出力液圧路A1に通じる吸入液圧路Cと車輪液圧路Bに通じる吐出液圧路Dとの間に介設されており、リザーバ3で貯留されているブレーキ液を吸入して吐出液圧路Dに吐出する機能を有している。これにより、リザーバ3により吸収されたブレーキ液をマスタシリンダMCに戻すことができるとともに、後述するようにブレーキペダルBPの操作を補助するようにブレーキ液圧を発生して、車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに制動力を発生することができる。
ダンパ5およびオリフィス5aは、その協働作用によってポンプ4から吐出されたブレーキ液の圧力の脈動および後記する調圧弁Rが作動することにより発生する脈動を減衰させている。
調圧弁Rは、通常時に出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容するとともに、ポンプ4が発生したブレーキ液圧によりホイールシリンダH側の圧力を増加するときには、この流れを遮断しつつ、吐出液圧路D、車輪液圧路Bおよび制御弁手段V(ホイールシリンダH)側の圧力を設定値以下に調節する機能を有し、切換弁6およびチェック弁6aを備えて構成されている。
切換弁6は、マスタシリンダMCに通じる出力液圧路A1と各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに通じる車輪液圧路Bとの間に介設された常開型のリニアソレノイド弁である。詳細は図示しないが、切換弁6の弁体は、付与される電流に応じた電磁力によって閉弁方向に付勢されており、車輪液圧路Bの圧力が出力液圧路A1の圧力より所定値(この所定値は、付与される電流による)以上高くなった場合(切換弁6の上下流の差圧が電磁力による閉弁力に打ち勝った場合)には、車輪液圧路Bから出力液圧路A1へ向けてブレーキ液が逃げることで、車輪液圧路B側の圧力が所定圧に調整される。
チェック弁6aは、各切換弁6に並列に接続されている。このチェック弁6aは、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容する一方向弁である。
吸入弁7は、吸入液圧路Cに設けられた常閉型の電磁弁であり、吸入液圧路Cを開放する状態および遮断する状態を切り換えるものである。吸入弁7は、切換弁6が閉じるとき、例えば、BA制御時において各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRにブレーキ液圧を作用させるときに制御部20の制御により開放(開弁)される。
貯留室7aは、吸入液圧路C上におけるポンプ4と吸入弁7の間に設けられている。この貯留室7aは、ブレーキ液を貯留するものであり、これにより、吸入液圧路Cに貯留されるブレーキ液の容量が実質的に増大する。
圧力センサ8は、出力液圧路A1のブレーキ液圧を検出するものであり、その検出結果は制御部20に入力される。
図3は、制御部のブロック構成図である。
図3に示すように、制御部20は、車輪速センサ91(図1参照)から入力された信号に基づいて公知のABS制御等を実行する他、圧力センサ8から入力された信号に基づいてBA制御を実行する機能を有している。特に、本発明に関係する構成のみを説明すると、制御部20は、BA制御手段21、閾値設定手段22、判断手段23、リセット手段24、計時手段25、固着判定手段26、停止手段27、弁駆動部28、モータ駆動部29および記憶部30を備えている。
BA制御手段21は、緊急ブレーキ操作がなされたと判定された場合にポンプ4、吸入弁7および調圧弁Rを制御して、調圧弁RよりもホイールシリンダH側(制御弁手段V側)、つまり、吐出液圧路Dのブレーキ液を加圧するBA制御を実行する手段である。BA制御手段21は、公知の方法により運転者が緊急ブレーキ操作したことを判断する。本実施形態では、BA制御手段21は、圧力センサ8の出力値、すなわちマスタシリンダ圧が所定のBA閾値(図6参照)以上増加し、かつ、マスタシリンダ圧の増加率(傾き)が所定値以上となった場合に、緊急ブレーキ操作がなされたと判断する。なお、緊急ブレーキ操作の判断方法は、これに限らず、例えば、ブレーキペダルBPの操作速度などを検出して緊急ブレーキ操作を判断する方法などを採用してもよい。
緊急ブレーキ操作があったと判断された場合で、マスタシリンダ圧が十分でない場合、例えば、運転者のブレーキペダルBPの踏力が不十分な場合には、制動を補助するために、BA制御手段21は、車輪ブレーキFL,…に供給する液圧をマスタシリンダMCから出力される液圧よりも大きな液圧に増大させるように、ポンプ4を駆動して、調圧弁RのホイールシリンダH側を加圧する。そのため、BA制御手段21は、モータ駆動部29にモータ駆動の信号を出力し、吸入弁駆動部28cに吸入弁7を開く信号を出力し、調圧弁駆動部28bに調圧目標値を指示する。この調圧目標値は、調圧弁Rの制御弁手段V(ホイールシリンダH)側とマスタシリンダMC側の差圧であり、調圧弁Rに流す電流値(デューティ比)として出力される。また、BA制御手段21は、緊急ブレーキ操作があったと判断してBA制御を開始する際には、そのことを示すBA制御開始信号を計時手段25に出力する。
閾値設定手段22は、図6に示すように、圧力センサ8の所定の時点(例えば時刻t4)での出力値に対して、プラス側に所定量離れたプラス側閾値PTと、マイナス側に所定量離れたマイナス側閾値MTとを設定する機能を有している。ここで、所定量としては、極めて微小な量を設定するのが望ましく、例えば、圧力センサ8の出力値をAD変換する際に発生する誤差量とするのが望ましい。
また、閾値設定手段22は、圧力センサ8の出力値がプラス側閾値PTまたはマイナス側閾値MTを超えた場合に、その超えた時点(例えば時刻t5)の出力値に対して所定量だけ離れるように、プラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTを更新する機能も有している。そして、この閾値設定手段22は、閾値PT,MTを設定すると、設定した閾値PT,MTと圧力センサ8から取得した出力値とを判断手段23に出力する。
判断手段23は、圧力センサ8の出力値(以下、「センサ出力値」ともいう)がプラス側閾値PTとマイナス側閾値MTとの間に収まっているか否かを判断する機能を有している。そして、この判断手段23は、収まっていないと判断した場合には、そのことを示すOK信号をリセット手段24に出力する。
リセット手段24は、判断手段23からOK信号を受けた場合、すなわち、センサ出力値がプラス側閾値PTをプラス側に超えた場合またはマイナス側閾値MTをマイナス側に超えた場合に、計時手段25による計時をリセットさせる(ゼロに戻す)機能を有している。
計時手段25は、センサ出力値がプラス側閾値PTとマイナス側閾値MTとの間に収まる時間を計時する機能を有している。具体的に、計時手段25は、BA制御手段21からBA制御開始信号を受けると、図6(c)に示すように、カウンタのカウントアップを開始し、所定の固着検知判定時間(第2の所定時間)が経過したときにカウントアップを終了する。ここで、固着検知判定時間は、BA制御の開始により駆動されるポンプ4等の影響を受けて激しく変動するセンサ出力値が所定の変動幅に収まるまでの時間を実験等により予め測定しておき、この時間に基づいて設定することができる。また、計時手段25は、固着検知判定時間中において、リセット手段24により適宜カウンタがゼロに戻されるようになっており、ゼロに戻された後は再度カウントアップを実行する。そして、この計時手段25は、カウントアップしている計測時間を、固着判定手段26に出力する。
固着判定手段26は、計時手段25から出力されてくる計測時間が、図6(c)に示す所定の検知閾値(第1の所定時間)以上になったか否かを判断することで、センサ出力値が固着した、すなわち、所定値からほとんど変動しない状態となったか否かを判定する機能を有している。ここで、検知閾値は、前述した固着検知判定時間よりも短い時間に設定され、具体的には、例えば50msecに設定される。そして、この固着判定手段26は、計測時間が検知閾値以上になると、センサ出力値が固着したと判定して、そのことを示す固着信号を停止手段27に出力する。
停止手段27は、固着判定手段26から固着信号を受けると、BA制御手段21によるBA制御を停止させる機能を有している。
弁駆動部28は、制御弁手段V、調圧弁Rおよび吸入弁7を制御する部分である。そのため、弁駆動部28は、制御弁手段駆動部28a、調圧弁駆動部28bおよび吸入弁駆動部28cを有する。
制御弁手段駆動部28aは、公知のABS制御等を行う際においてホイールシリンダH内を増圧、保持または減圧させるために、入口弁1および出口弁2を制御する。具体的には、ホイールシリンダHの圧力を増加すべき場合には、入口弁1および出口弁2の双方に電流を流さない。そして、ホイールシリンダHの圧力を減少させるべき場合には、入口弁1および出口弁2の双方に信号を送り、入口弁1を閉じ、出口弁2を開放させることで、ホイールシリンダHのブレーキ液を出口弁2から流出させる。また、ホイールシリンダHの圧力を保持する場合には、入口弁1に信号を送り、出口弁2には電流を流さないことで、入口弁1と出口弁2の双方を閉じる。
調圧弁駆動部28bは、通常時は、調圧弁Rに電流を流さない。そして、BA制御手段21から調圧目標値の指示があった場合には、この指示に従い調圧弁Rにデューティ制御により電流を供給する。調圧弁Rに電流が供給されると、調圧弁RのマスタシリンダMC側と制御弁手段V(ホイールシリンダH)側との間には、この電流に応じた差圧が形成される。その結果、調圧弁Rと制御弁手段Vの間の吐出液圧路Dの液圧が調整される。
吸入弁駆動部28cは、通常時は、吸入弁7に電流を流さない。そして、BA制御手段21から指示があった場合には、この指示に従い吸入弁7に信号を出力する。これにより、吸入弁7が開いてマスタシリンダMCからポンプ4へブレーキ液が吸入されるようになっている。
モータ駆動部29は、BA制御手段21の指示に基づきモータ9の回転数を決定し、モータ9を駆動するものである。すなわち、モータ駆動部29は、回転数制御によりモータ9を駆動するものであり、例えばデューティ制御により回転数制御を行う。
以上のように構成された車両用ブレーキ液圧制御装置100の制御部20の動作について、本発明の特徴部分を中心に説明する。参照する図において、図4はセンサ出力値の固着判定の処理を示すフローチャートであり、図5は閾値更新の処理を示すフローチャートである。
制御部20は、常時、図4に示す処理を繰り返し実行している。この処理において、制御部20は、まず、BA制御中であるか否かを判断する(S1)。ステップS1において、BA制御中である場合(Yes)、制御部20は、固着検知判定時間を計時するためのBA作動時間タイマをカウントアップする(S2)。また、ステップS1において、BA制御中でない場合(No)、制御部20は、BA作動時間タイマをクリアする(S3)。
ステップS2,S3の後、制御部20は、再びBA制御中であるか否かを判断する(S4)。ステップS4において、BA制御中である場合(Yes)、制御部20は、モータ9が駆動中であるか否かを判断することで(S5)、ポンプ4による加圧が行われているか否かを判断する。ステップS5において、モータ9が駆動中である場合(Yes)、制御部20は、センサ出力値がプラス側閾値PT以下であるか否かを判断する(S6)。
ステップS6において、センサ出力値がプラス側閾値PT以下であると判断した場合、制御部20は、センサ出力値がマイナス側閾値MT以上であるか否かを判断する(S7)。ステップS7において、センサ出力値がマイナス側閾値MT以上であると判断した場合、制御部20は、ステップS2でカウントアップを開始したBA作動時間タイマによる計測時間を参照することで、BA制御開始から固着検知判定時間以内であるか否かを判断する(S8)。
ステップS8において、固着検知判定時間以内であると判断した場合(Yes)、制御部20は、センサ出力値がプラス側閾値PTとマイナス側閾値MTとの間に収まる時間を計測するための固着検知カウンタをカウントアップする(S9)。ステップS8においてBA制御の開始から固着検知判定時間が経過したと判断した場合には(No)、制御部20は、ステップS11の処理に進む。
また、ステップS4〜S7の各ステップにおいてNoと判断した場合、制御部20は、ステップS9でカウントアップされた固着検知カウンタをクリアして(S10)、ステップS11の処理に進む。ステップS11において、制御部20は、ステップS9でカウントアップされた固着検知カウンタが検知閾値以上であるか否かを判断する。
ステップS11において、検知閾値以上であると判断した場合(Yes)、制御部20は、固着検知フラグをセットする(S12)。ここで、固着検知フラグがセット、すなわち固着検知フラグが「1」となった場合には、制御部20が別に実行している制御フローにおいて固着検知フラグが参照されることで、BA制御が終了する。また、ステップS11において、検知閾値未満であると判断した場合(No)、制御部20は、ステップS12でセットした固着検知フラグをクリア、すなわち固着検知フラグを「1」から「0」に戻す(S13)。
ステップS12またはステップS13の後、制御部20は、図5に示す閾値更新処理を実行する(S20)。図5に示すように、閾値更新処理において、制御部20は、まず、センサ出力値がプラス側閾値PTをプラス側に超えたか否かを判断する(S21)。ステップS21において、プラス側閾値PTを超えたと判断すると(Yes)、制御部20は、その時点でのセンサ出力値に対して所定量だけ離れるようにプラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTをプラス側に所定量上げる(S22)。
また、ステップS21において、センサ出力値がプラス側閾値PT以下であると判断した場合(No)、制御部20は、今度は、センサ出力値がマイナス側閾値MTをマイナス側に超えたか否かを判断する(S23)。ステップS23において、マイナス側閾値MTを超えたと判断すると(Yes)、制御部20は、その時点でのセンサ出力値に対して所定量だけ離れるようにプラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTをマイナス側に所定量下げる(S24)。
そして、制御部20は、ステップS22,S24の後やステップS23でNoと判定された後、図4のフローに戻って、再度ステップS1の処理に戻る。
次に、制御部20の一連の動作について図6および図7を参照して説明する。参照する図面において、図6は、圧力センサが正常なときの制御部の固着判定処理を示すタイムチャートであり、センサ出力値を示すタイムチャート(a)と、BA制御フラグを示すタイムチャート(b)と、カウンタを示すタイムチャート(c)である。また、図7は、圧力センサが故障したときの制御部の固着判定処理を示すタイムチャートであり、センサ出力値を示すタイムチャート(a)と、BA制御フラグを示すタイムチャート(b)と、カウンタを示すタイムチャート(c)である。
図6(a)に示すように、制御部20は、BA制御の開始の如何に関わらず、センサ出力値に対してプラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTの設定を行う。そのため、運転者が時刻t1においてブレーキ操作を開始することで、マスタシリンダ圧(センサ出力値)が徐々に上がっていくと、このセンサ出力値に追従して各閾値PT,MTも段階的に上昇していく。なお、図において、時刻t1以前についてはセンサ出力値が0であるため、マイナス側閾値MTの図示は省略している。
制御部20は、センサ出力値がBA閾値を超えた際に(時刻t2)、センサ出力値の増加率が所定値以上であると判断すると、BA制御を開始するとともに、カウンタのカウントアップを開始する。そして、制御部20は、センサ出力値がプラス側閾値PTとマイナス側閾値MTとの間に収まる場合には、カウントアップを続行する。また、制御部20は、センサ出力値がプラス側閾値PTまたはマイナス側閾値MTを超えた場合(例えば時刻t3,t4,t5)には、図6(c)に示すように、カウンタをリセットして、再度0からカウントアップをやり直す。
ここで、図6に示すような圧力センサ8が正常なときの形態においては、BA制御が開始されると(時刻t2)、センサ出力値は、ポンプ4の駆動等によって脈動するマスタシリンダ圧に応じて、BA制御の開始直後の所定時間の間は大きく変動する。このため、プラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTの更新が頻繁になされ、カウンタが検知閾値に達する前にリセットされる。これにより、BA制御は、図6(b)に示すように、制御部20によって停止されずに確実に継続される。
これに対し、図7(a)に示すように、時刻t11において圧力センサ8が故障して、そのセンサ出力値が所定の増加率以上の傾きで増加してBA閾値を超えると(時刻t12)、制御部20はBA制御を開始する。そして、BA制御開始から僅かな時間ΔTの間は、正確なセンサ出力値の算出のために用いるローパスフィルタなどの影響により、センサ出力値が徐々に増加するように出力される。
このようにセンサ出力値が徐々に増加、すなわち変動する間は、プラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTの更新が頻繁になされるので、カウンタが検知閾値に達する前にリセットされる。しかし、ローパスフィルタなどの影響を受けない時点までセンサ出力値が上昇すると(時刻t13)、センサ出力値は略一定の値に固着する。そして、このようにセンサ出力値が固着すると、図7(c)に示すように、カウンタの数値が徐々に上昇し、時刻t14において検知閾値に到達する。これにより、制御部20は、カウンタが検知閾値に到達したという条件が満たされたので、図7(b)に示すように、BA制御を停止させる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
BA制御の開始が、圧力センサ8の故障によるものか否かを判断することができるので、緊急ブレーキ操作したことを正しく判断することができる。
BA制御の開始から固着検知判定時間が経過するまでの間においては、制動操作やポンプによって圧力センサの出力値が大きく変動するため、圧力センサの正常時の現象(出力値変動)と故障時の現象(出力値一定)との違いがはっきりする。そのため、より正確に固着判定を行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態
で利用できる。
前記実施形態では、BA制御の如何に関わらず、常時センサ出力値にプラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTを追従させたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、BA制御の開始の時点で、閾値設定を行い、BA制御中のみ閾値を追従させてもよい。
前記実施形態では、制動制御としてBA制御を採用したが、本発明はこれに限定されず、どのような制御であってもよい。
前記実施形態では、センサ出力値がプラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTを超えたときにカウンタをリセットするリセット手段24を設けたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、センサ出力値がプラス側閾値PTおよびマイナス側閾値MTを超えた時刻を記憶部30に記憶させる時刻取得手段を設けた場合であっても、取得した時刻の前回値と今回値との差を、検知閾値と比較することで、センサ出力値がプラス側閾値PTとマイナス側閾値MTとの間に検知閾値以上の時間収まっていたかを判断することができる。
本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図である。 車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 制御部のブロック構成図である。 センサ出力値の固着判定の処理を示すフローチャートである。 閾値更新の処理を示すフローチャートである。 圧力センサが正常なときの制御部の固着判定処理を示すタイムチャートであり、センサ出力値を示すタイムチャート(a)と、BA制御フラグを示すタイムチャート(b)と、カウンタを示すタイムチャート(c)である。 圧力センサが故障したときの制御部の固着判定処理を示すタイムチャートであり、センサ出力値を示すタイムチャート(a)と、BA制御フラグを示すタイムチャート(b)と、カウンタを示すタイムチャート(c)である。
符号の説明
4 ポンプ
6 切換弁
7 吸入弁
8 圧力センサ
9 モータ
10 液圧ユニット
20 制御部
21 BA制御手段
22 閾値設定手段
23 判断手段
24 リセット手段
25 計時手段
26 固着判定手段
27 停止手段
28 弁駆動部
29 モータ駆動部
30 記憶部
100 車両用ブレーキ液圧制御装置
FL,FR,RL,RR 車輪ブレーキ
H ホイールシリンダ
MC マスタシリンダ
MT マイナス側閾値
PT プラス側閾値
R 調圧弁
W 車輪

Claims (3)

  1. 制動操作に応じて液圧を発生する液圧源と、液圧に対応した制動力を車輪に加える車輪ブレーキとの間に配設されるとともに、前記液圧源から発生した液圧を検出する圧力センサの出力値に基づいて前記車輪ブレーキによる車輪の制動を制御する制御手段を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記制御手段は、
    制動制御中において、前記圧力センサの所定の時点での出力値に対して、プラス側に所定量離れたプラス側閾値と、マイナス側に所定量離れたマイナス側閾値とを設定する閾値設定手段と、
    前記出力値が前記プラス側閾値と前記マイナス側閾値との間に収まる時間を計時する計時手段と、
    前記計時手段で計時した時間が第1の所定時間以上となったことを条件として、出力値が固着したと判定する固着判定手段と、
    前記固着判定手段によって前記出力値が固着していると判定された場合に、前記制動制御を停止する停止手段と、を備え
    前記閾値設定手段は、前記出力値が前記プラス側閾値または前記マイナス側閾値を超えたときに、その超えた時点の出力値に対して前記所定量だけ離れるように、プラス側閾値およびマイナス側閾値を更新することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記計時手段は、前記制動制御の開始から前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間の間において計時を行うように構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記制動制御は、前記圧力センサの出力値に基づいて緊急ブレーキ操作が行われたと判断された場合に、ポンプを駆動して、前記車輪ブレーキに供給する液圧を前記液圧源から出力される液圧よりも大きな液圧に増大させるブレーキアシスト制御であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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