JP4878666B2 - カップホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車などの室内などに設置されて、これらの室内などで利用に供される飲料カップ、ジュース缶、PETボトルなどの容器を、これらの室内などにおいて起立状態に保持する用途で用いられるカップホルダーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器Yを底部Ya側から受け入れる収容部100を有すると共に、この収容部100の内方に向けて横向きに突き出した容器Yの保持片101と備えたカップホルダーが用いられている。(図24〜図27)かかる保持片101は、一端側で回動可能に組み付けられていると共に、ねじりコイルばね102によって前記横向きの突き出し状態を維持され、かつ、前記収容部100に受け入れられる容器Yの太さによって当該受け入れられる容器Yの底部Yaに上面101a側を押圧されて前記ねじりコイルばね102の弾発に抗して縦向きに押し込まれ、当該保持片101の上面101a側を容器Yの側部Ybに押し当てさせる構成としてある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
かかる従来のカップホルダーによれば、前記保持片101の突き出し端縁101cと前記収容部100の内壁100aとの間に納まる太さの円筒状の容器Y(例えば、250mlの容量の円筒缶)については、当該保持片101の突き出し端縁101cと内壁100aとによって当該容器Yの側部Ybを支持して当該容器Yを当該収容部100に起立状態で保持することが可能とされる。(図24)
【0004】
また、前記保持片101をもっとも縦向きに押し込んだ状態で前記収容部100に納められる太さの、カップホルダーが保持を予定するもっとも太い円筒状の容器Y(例えば、500mlの容量の円筒状のペットボトル)については、かかる保持片101の上面101aと収容部100の内壁100aとによって当該容器Yの側部Ybを支持して当該容器Yを当該収容部100に起立状態で保持することが可能とされる。(図25)
【0005】
しかるに、かかるカップホルダーにあっては前記保持片101が単純な板状に構成されているため、前記もっとも太い円筒状の容器Yに対してはかかる保持片101はその保持片101の中央部を当該容器Yの側部Ybに上下に線的に接触させるに留まるものであった。(図25)
【0006】
また、かかるもっとも太い円筒状の容器Yの直径と隅部を結ぶ対角線の長さをほぼ等しくする角筒状の容器Y(例えば、500mlの容量の角筒状のペットボトル)に対しては、前記保持片101の突き出し端縁101cのみを当該容器Yの側部Ybに接触させるに留まるものであった。(図26)
【0007】
また、前記もっとも太い円筒状の容器Yよりもやや細い円筒状の容器Y(例えば、350mlの容量の円筒缶)に対しても、前記保持片101の突き出し端縁101cのみを当該容器Yの側部Ybに接触させるに留まるものであった。(図27)
【0008】
このため、かかる従来のカップホルダーにあっては、太さと形状を異ならせる複数種類の容器Yに対し前記保持片101を十分に接触させ難く、これら複数種類の容器Yのいずれもを適切に保持させるための一層の改良が望まれていた。
【0009】
そこでこの発明は、この種のカップホルダーにおいて、太さと形状を異ならせる複数種類の容器の側部に対し、それぞれ十分に前記保持片を押しつけ状態で接触させるようにして、これら複数種類の容器をいずれもより適切に起立状態で保持できるようにすることを主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、カップホルダーが次の(1)〜(3)の構成を備えたものとした。
(1)容器を底部側から受け入れる収容部と、縦向きへの押し込みに弾発する状態で当該収容部の内方に向けて横向きに突き出された保持片とを備えており、(2)この保持片が、前記収容部への当該収容部の内壁と保持片の突き出し端縁との間に納まらない太さの容器の受け入れに伴って当該容器の底部に上面側を押圧されて前記弾発に抗して縦向きに押し込まれ、当該保持片の上面側を容器の側部に押し当てさせる構成としてあると共に、
(3)当該保持片の上面に、当該保持片の突き出し方向にある両側部に隆起部を形成させるように当該保持片の中央部で当該保持片の下面側に向けて低まり当該突き出し方向に沿った両側部に向かうに連れて盛り上がった当該保持片の突き出し端縁から根本側に亘る円弧面が形成してある。
【0011】
かかる構成によれば、前記収容部の内壁と前記弾発により横向きに突き出された保持片の突き出し端縁とに納まる太さの容器を、かかる内壁と当該保持片の突き出し端縁とによって当該容器の側部を支持して前記収容部内で起立状態に保持することができる。
【0012】
また、前記収容部の内壁と前記弾発により横向きに突き出された保持片の突き出し端縁とに納まらない太さの容器に対しては、前記弾発に抗して当該保持片を容器の底部によって縦向きに押し込まれて当該容器の側部に押し付けられる当該保持片の上面側と前記内壁とによって当該容器の側部を挟み付けるように支持して、かかる容器を同様に前記収容部内で起立状態に保持することができる。
【0013】
特に、納められる容器が横向きの断面外郭形状を円形とするものであって、その容器の直径を、前記保持片を縦向きに最大に押し込ませた状態で前記収容部に納められる大きさとするものである場合には、この容器の弧状をなす側部に保持片の円弧面を上下方向において沿わせた状態で当該容器に保持片を押し付けることができ、収容部の内壁と当該保持片の円弧面とで安定的に当該容器を保持することができる。
【0014】
また、納められる容器が横向きの断面外郭形状をほぼ四角形状とするものであって、その四角形の対角線の長さを前記保持片を縦向きに最大に押し込ませた状態で前記収容部に納められる横向きの断面外郭形状を円形とする容器の直径とほぼ等しくするものである場合には、この容器の一面に保持片の隆起部を上下方向に密着させた状態で当該容器に保持片を押し付けることができ、収容部の内壁と当該保持片の隆起部の頂部の縁ないし面とで安定的に当該容器を保持することができる。
【0015】
また、納められる容器が横向きの断面外郭形状を円形とするものであって、その容器の直径を、前記保持片を縦向きに最大に押し込ませた状態で前記収容部に納められる横向きの断面外郭形状を円形とする容器よりもやや小さくするものである場合には、保持片はその突き出し端縁側に向かうに連れて本体の幅広の側面から次第に離れる向きに傾斜状に押し込まれた状態となるが、この場合にも当該容器の弧状をなす側部に保持片の円弧面を当該保持片の突き出し端縁から根本側に亙る上下方向の比較的広い範囲で沿わせた状態で当該容器に保持片を押し付けることができ、収容部の内壁と当該保持片のかかる円弧面とで安定的に当該容器を保持することができる。
【0016】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の保持片の突き出し端縁が、当該保持片の中央部で当該保持片の根本側に向けて窪み当該突き出し端縁の両側部に向かうに連れて張り出す円弧縁としてあるものとした。
【0017】
かかる構成によれば、前記収容部の内壁と前記弾発により横向きに突き出された保持片の突き出し端縁とに納まる太さの容器であって、横向きの断面外郭形状を円形とするものに対しては、当該弧状縁を当該容器の弧状をなす側部に左右方向に沿わせた状態で当該容器を収容部の内壁との間で安定的に保持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図23に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0019】
なお、ここで図1および図2は、開き出し位置OPに蓋体4を位置づけたカップホルダーを斜視の状態として示している。(なお、両図においては、蓋体4を開き出し状態OPに位置付けるねじりコイルばね5を省略して表している。)また、図3ないし図9は、開き出し位置OPに蓋体4を位置づけたカップホルダーをそれぞれ示しており、また、図10ないし図14は、閉じ込み位置CLに蓋体4を位置づけたカップホルダーをそれぞれ示している。
【0020】
また、図15ないし図19は、かかるカップホルダーを構成する保持片2をそれぞれ示している。
【0021】
また、図20は、後述の最小円形容器Y4を保持した状態をカップホルダーの一方の収容部1側を表した状態で上方から視て表すと共に(同図(イ))、断面にして表している(同図(ロ))。
【0022】
また、図21は、後述の最大円形容器Y1を保持した状態をカップホルダーの一方の収容部1側を表した状態で上方から視て表すと共に(同図(イ))、断面にして表している(同図(ロ))。
【0023】
また、図22は、後述の角形容器Y2を保持した状態をカップホルダーの一方の収容部1側を表した状態で上方から視て表すと共に(同図(イ))、断面にして表している(同図(ロ))。
【0024】
また、図23は、後述の中間円形容器Y3を保持した状態をカップホルダーの一方の収容部1側を表した状態で上方から視て表すと共に(同図(イ))、断面にして表している(同図(ロ))。
【0025】
この実施の形態にかかるカップホルダーは、典型的には、自動車、航空機、鉄道車両などの室内などに設置されて、これらの室内などで利用に供される紙コップなどの飲料カップ、ジュース缶などの飲料缶、PETボトルなどの飲料ボトルなどの容器Yを、これらの室内などにおいて内容物をこぼれ出させないように起立状態に保持する用途で用いられるものである。
【0026】
すなわち、この実施の形態にかかるカップホルダーは、容器Yを底部Ya側(すなわち、容器Yの注ぎ口がある容器Yの上部側と反対の側)から受け入れる収容部1と、縦向きへの押し込みにより弾発する状態で当該収容部1の内方に向けて横向きに突き出された保持片2とを備えている。
【0027】
また、前記保持片2が、前記収容部1への当該収容部1の内壁10と保持片2の突き出し端縁20との間に納まらない太さの容器Yの受け入れに伴って当該容器Yの底部Yaに前記弾発によって横向きに位置されている上面21側を押圧されてこの弾発に抗して当該上面21側を縦向きに位置させるように収容部1の下方に押し込まれ、このように縦向きに位置された当該保持片2の上面21側を容器Yの側部Ybに押し当てさせる構成としてある。
【0028】
この結果、この実施の形態にかかるカップホルダーによれば、先ず、前記収容部1の内壁10と前記弾発により横向きに突き出された保持片2の突き出し端縁20とに納まる太さの容器Yを、かかる内壁10と当該保持片2の突き出し端縁20とによって当該容器Yの側部Ybを支持して前記収容部1内で起立状態に保持することができる。(図20)
【0029】
また、前記収容部1の内壁10と前記弾発により横向きに突き出された保持片2の突き出し端縁20とに納まらない太さの容器Yに対しては、前記弾発に抗して当該保持片2を容器Yの底部Yaによって縦向きに押し込まれて当該容器Yの側部Ybに押し付けられる当該保持片2の上面21側と前記内壁10とによって当該容器Yの側部Ybを挟み付けるように支持して、かかる容器Yを同様に前記収容部1内で起立状態に保持することができる。(図21〜図23)
【0030】
前記収容部1は、前記容器Yを底部Ya側から受け入れる上部を開口11させ、かつ、受け入れられた容器Yの側部Ybに向き合う内壁10を持ったものであれば良い。例えば、この収容部1の開口11は蓋などによって塞がれていても構わない。また、この収容部1が例えば自動車のインストルメントパネルやセンターコンソールなどのカップホルダーの設置対象本体の内部に収納されるようにしてあり、その内部から外部に引き出された状態で収容部1の開口11から当該収容部1に容器Yが納められるようにしてあっても構わない。また、収容部1の底部を下方に開放し、例えば上部側に向かうに連れて外径を太くした容器Yの当該上部を収容部1の開口11側に引っかけるように当該容器Yを支持するようにしてあっても、あるいはまた、この収容部1に納められる容器Yの底面Ycを例えば自動車のフロア面によって支持するようにしてあっても構わない。
【0031】
しかるに、この実施の形態にあっては、前記設置対象本体側に組み付けられる本体3と、この本体3に対して横向きの回動軸をもってほぼ90度回動可能に組み付けられた蓋体4とによりカップホルダーの主体部分を構成している。
【0032】
かかる本体3は、(1)長さ側と幅側を備えた底板30、(2)かかる底板30における長さ方向にある一方側縁に亘って設けられ、かつ、当該一方側縁から上方に起立された幅広の側板31、および、(3)かかる底板30における幅方向にある両側縁にそれぞれ当該側縁に亘って設けられ、当該側縁から上方に起立されると共に、前記幅広の側板31に前記主体部分の隅部で一体に連接された幅狭の側板32を備えている。
【0033】
一方、前記蓋体4は、(1)前記本体3の両幅狭の側板32間に納まる間隔を開けて形成された一対の側壁40、40、(2)この蓋体4の前記本体3への閉じ込み位置CLで当該本体3の上方および側方を覆うように形成された外壁41、(3)この蓋体4の前記本体3からの開き出し位置OPで当該本体3の幅広の側板31の内面に向き合う内壁42、(4)この蓋体4の前記本体3への閉じ込み位置CLで当該本体3の幅広の側板31の内面に向き合う上壁43、および、(5)この蓋体4の前記本体3からの開き出し位置OPで当該本体3の底板30の内面とほぼ同面をなす底壁44を備えた中空体として構成してある。この底壁44は、前記上壁43と反対の側において蓋体4の長さ方向に亘って形成された張り出し部45の内面側に形成されている。
【0034】
また、かかる蓋体4は、前記張り出し部45における両側にそれぞれ、当該蓋体4の側壁40から横向きに突き出す軸突部46を備えている。そして、この実施の形態にあっては、かかる蓋体4の軸突部46の一方を前記本体3の一方の幅狭の側板32に開設された軸穴33に差しれると共に、かかる軸突部46の他方を当該本体3の他方の幅狭の側板32に開設された軸穴33に差し入れて、この張り出し部45側をもって当該本体3に当該蓋体4がほぼ90度回動可能に組み付けられた構成としてある。より具体的には、この実施の形態にあっては、前記本体3の前記幅広の側板31の形成側と反対の側において、前記底板30に連なる前記蓋体4の張り出し部45の収容凹所34が形成してあると共に、この収容凹所34に形成された窓穴34aの上縁34bに図13において符号45aで示される当該張り出し部45に形成された回動規制突起が当該蓋体4を前記軸穴33を中心として前記本体3からほぼ90度開き出した位置で突き当たる構成としてある。(図9)
【0035】
そして、この実施の形態にあっては、かかる蓋体4の前記本体3からの開き出し位置OPにおいて、この本体3の幅広の側板31および幅狭の側板32と当該蓋体4の内壁42との間に、この本体3の底板30と当該蓋体4の底壁44によって容器Yの底面Ycの支持をなすように上方を開放させた前記容器Yの収容部1が形成される構成としてある。
【0036】
なお、この実施の形態にあっては、前記本体3の長さ方向ほぼ中程の位置に下辺を当該本体3の底板30に一体に連接させ、かつ縦方向にある一辺を当該本体3の幅広の側板31に一体に連接させた仕切り板35により、前記本体3がほぼ同じ大きさの二つの収容部1、1に区分された構成としてあり、同時に二本の容器Yを保持できるようにしてある。また、前記蓋体4には、その閉じ込み位置CLにおいて当該仕切り板35を納める溝状部47が形成してある。
【0037】
また、この実施の形態にあっては、前記蓋体4の張り出し部45に設けられた軸突部46の一方における、前記本体3の軸穴33から当該本体3の幅狭の側板32の外面側に突き出した部分が、当該蓋体4の内壁42に沿った向きに屈曲されている。そして、この軸突部46の先端部46aに一方の腕端50を止め付けられ、かつ、他方の腕端50に形成させたループ部51の内側に本体3の幅狭の側板32の外面に形成された突部36を納め入れて、巻回部52をフリーとした状態で備え付けられたねじりコイルばね5が当該本体3の外側に設けられている。そして、前記本体3に対する蓋体4の閉じ込み位置CLと開き出し位置OPとにおいて、このねじりコイルばね5の両腕端50、50間の間隔、すなわち、前記軸突部46の先端部46aと本体3の突部36との間の間隔が広く、この閉じ込み位置CLから開き出し位置OPとの間では蓋体4の回動による軸突部46の先端部46aの移動により当該ねじりコイルばね5の両腕端50、50間の間隔が狭められる構成としてある。これによりこの実施の形態にあっては、かかる蓋体4の閉じ込み位置CLにおいては前記ねじりコイルばね5の作用により当該蓋体4は開き出し方向に移動され難く、また、かかる蓋体4の開き出し位置OPにおいては当該ねじりコイルばね5の作用により当該蓋体4は閉じ込み方向に移動され難く、かかる閉じ込み位置CLでの蓋体4の閉じ込み状態および開き出し位置OPでの蓋体4の開き出し状態をそれぞれ安定的に維持可能とされている。
【0038】
一方、前記保持片2は、縦向きへの押し込みにより弾発する状態で前記収容部1の内方に向けて横向きに突き出されたものであれば良い。例えば、ゴムや弾性を備えたプラスチック材料よりなる板体などの一端を収容部1の内方に横向きに突き出すように当該収容部1を形成する部材に一体に止着するなどして設け、縦向きへの押し込みに弾性変形によって弾発力を持つようにして当該保持片2を構成してあっても構わない。また、板体をばねや弾性体などの付勢手段により縦向きへの押し込みにより弾発する状態で当該板体を回動可能に収容部1を形成する部材に組み付けるようにしてあっても構わない。
【0039】
しかるに、この実施の形態にあっては、前記本体3の幅広の側板31の上縁部に、当該本体3の長さ方向に長い板状体2’の長さ側の一辺部を、横向きの回動軸をもって回動可能に組み付けると共に、この板状体2’の下面に腕端60の一方を押し当て、かつ、本体3側に腕端60の他方を止着させた状態で巻回部61を弾性変形させたねじりコイルばね6を設け、このねじりコイルばね6の弾発により前記収容部1の内方に縦向きの押し込みにより弾発する状態で当該板状体2’が横向きに突き出すようにしてかかる保持片2を構成させている。
【0040】
具体的には、この実施の形態にあっては、前記本体3の幅広の側板31にこの本体3の長さ方向に長い窓穴37が形成されていると共に、前記板状体2’の一辺部にこの窓穴37に入り込む基部23aとこの基部23aの両側からそれぞれ突き出す突出部23bとからなる組み付け部23を設け、この突出部23bにおける他方の突出部23bに向き合わない側から突き出す軸突起24を前記窓穴37の縦向きの窓内壁42に形成させた軸穴37bにそれぞれ納めて、かかる本体3に板状体2’を回動可能に組み付けている。
【0041】
また、かかる板状体2’の組み付け部23を構成する一対の突出部23b、23bにおける他方の突出部23bに向き合う側にそれぞれ、前記ねじりコイルばね6の巻回部61の端から当該巻回部61内に入り込む支持突起25を設け、この支持突起25によって前記一対の突出部23b間にかかるねじりコイルばね6を支持させている。
【0042】
また、この実施の形態にあっては、かかる板状体2’がほぼ水平に前記収容部1の内方に向けて横向きに突き出されるように、前記ねじりコイルばね6の弾発によって前記組み付け部23を構成する基部23aの上面が前記窓穴37の上側の窓内壁37aに押し当てられる構成としてある。
【0043】
また、かかる板状体2’により構成される保持片2の上面21側には、当該保持片2の突き出し方向にある両側部に隆起部26を形成させるように当該保持片2の中央部で当該保持片2の下面側に向けて低まり当該突き出し方向に沿った両側部に向かうに連れて盛り上がった円弧面27が形成してある。
【0044】
この結果、この実施の形態にあっては、この保持片2の突き出し端縁20と前記収容部1の内壁10(この実施の形態にあっては、この保持片2の突き出し端縁20に向き合う開き出し位置OPにある前記蓋体4の内壁42)との間に納まらない太さの前記容器Yが当該収容部1に納められた場合、かかる保持片2を次のように機能させることができる。
【0045】
(1)納められる容器Yが横向きの断面外郭形状を円形とするものであって、その容器Yの直径を、前記保持片2をほぼ垂直向きにまで縦向きに押し込ませた状態で前記収容部1に納められる大きさとするもの(以下、最大円形容器Y1という。)である場合には、この最大円形容器Y1の弧状をなす側部Ybに保持片2の円弧面27を上下方向において沿わせた状態で当該最大円形容器Y1に保持片2を押し付けることができ、収容部1の内壁10と当該保持片2の円弧面27とで安定的に当該最大円形容器Y1を保持することができる。(図21)
【0046】
(2)納められる容器Yが横向きの断面外郭形状をほぼ四角形状とするものであって、その四角形の対角線の長さを前記最大円形容器Y1の直径とほぼ等しくするもの(以下、角形容器Y2という。)である場合には、この角形容器Y2の一側部Yb面に保持片2の隆起部26を上下方向に密着させた状態で当該角形容器Y2に保持片2を押し付けることができ、収容部1の内壁10と当該保持片2の隆起部26の頂部の縁ないし面とで安定的に当該角形容器Y2を保持することができる。(図22)
【0047】
(3)納められる容器Yが横向きの断面外郭形状を円形とするものであって、その容器Yの直径を、前記最大円形容器Y1よりもやや小さくするもの(以下、中間円形容器Y3という。)である場合には、保持片2はその突き出し端縁20側に向かうに連れて本体3の幅広の側面から次第に離れる向きに傾斜状に押し込まれた状態となるが、この場合にも中間円形容器Y3の弧状をなす側部Ybに保持片2の円弧面27を当該保持片2の突き出し端縁20から根本28側に亙る上下方向の比較的広い範囲で沿わせた状態で当該中間円形容器Y3に保持片2を押し付けることができ、収容部1の内壁10と当該保持片2のかかる円弧面27とで安定的に当該中間円形容器Y3を保持することができる。(図23)
【0048】
また、この実施の形態にあっては、かかる保持片2の突き出し端縁20が、当該保持片2の中央部で当該保持片2の根本28側に向けて窪み当該突き出し端縁20の両側部に向かうに連れて張り出す円弧縁29としてある。
【0049】
この結果、この実施の形態にあっては、前記収容部1の内壁10と前記弾発により横向きに突き出された保持片2の突き出し端縁20とに納まる太さの容器Yであって、横向きの断面外郭形状を円形とするもの(以下、最小円形容器Y4という。)に対しては、当該弧状縁29を当該最小円形容器Y4の弧状をなす側部Ybに左右方向に沿わせた状態で当該最小円形容器Y4を収容部1の内壁10との間で安定的に保持することができる。(図20)
【0050】
なお、この実施の形態にあっては、かかる保持片2は前記仕切り板35によって区分される二つの収容部1、1のそれぞれにおいて、当該収容部1の内方に向けて突き出すように、前記本体3の幅広の側板31の二カ所に設けられている。また、この実施の形態にあっては、前記蓋体4の内壁42における当該蓋体4の底壁44側が、当該蓋体4の外壁41側を湾曲外側とするように湾曲した弧状壁42aとしてあると共に、この弧状壁42aと前記ほぼ垂直向きに押し込まれた保持片2の円弧面27とが保持の予定される前記最大円形容器Y1の外径にほぼ適合した仮想の円の円弧に沿うように構成してある。
【0051】
また、前記蓋体4における上壁43には、前記保持片2の納まる凹所43aが形成されており、前記本体3に対する蓋体4の閉じ込み位置CLにおいて当該凹所43aに当該蓋体4の閉じ込みにより当該蓋体4の上壁43と内壁42との接し合う縁部48に突き出し端縁20を押し当てられて倒し込まれる当該保持片2が前記閉じ込み位置CLにおいて納められる構成としてある。また、かかる蓋体4の上壁43と内壁42との接し合う縁部48は、当該縁部48の中央に向かうに連れて収容部1の内方に膨らみ出す弧状に形成してあり、この縁部48に前記蓋体4の閉じ込み操作によって突き出し端縁20を前記隆起部26側から押し当てさせる保持片2が当該弧状に形成された縁部48によって円滑に押し込まれるようにしてある。
【0052】
また、前記本体3における幅広の側板31および幅狭の側板32の縁部には外向きのフランジ38が形成してあると共に、前記仕切り板35の基部23a側において当該フランジ38に凹所38aが形成されており、この凹所38aを利用して前記閉じ込み位置CLにある蓋体4の上壁43に指を掛けて当該蓋体4を開き出し位置OPに向けて開き出し操作するようにしてある。
【0053】
【発明の効果】
この発明にかかるカップホルダーによれば、太さと形状を異ならせる複数種類の容器の側部に対し、かかる容器の収容部の内方に向けて横向きに突き出された保持片をそれぞれ十分に押しつけ状態で接触させることができ、これら複数種類の容器をいずれもより適切に起立状態で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カップホルダーの斜視構成図
【図2】カップホルダーの斜視構成図
【図3】カップホルダーの平面図
【図4】カップホルダーの正面図
【図5】カップホルダーの背面図
【図6】カップホルダーの側面図
【図7】図6と反対の側から視たカップホルダーの側面図
【図8】図3におけるA−A線断面図
【図9】図3におけるB−B線断面図
【図10】閉じ込み位置CLにあるカップホルダーの平面図
【図11】閉じ込み位置CLにあるカップホルダーの正面図
【図12】閉じ込み位置CLにあるカップホルダーの側面図
【図13】図10におけるD−D線断面図
【図14】図10におけるC−C線断面図
【図15】保持片2の平面図
【図16】保持片2の底面図
【図17】保持片2の側面図
【図18】図17と異なる向きから視た保持片2の側面図
【図19】図15におけるE−E線断面図
【図20】カップホルダーの使用状態を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図21】カップホルダーの使用状態を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図22】カップホルダーの使用状態を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図23】カップホルダーの使用状態を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図24】従来例を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図25】従来例を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図26】従来例を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【図27】従来例を示す要部平面図(本図(イ))及び要部断面図(本図(ロ))
【符号の説明】
Y 容器
Ya 底部
1 収容部
10 内壁
2 保持片
20 突き出し端縁
21 上面
22 下面
26 隆起部
27 円弧面

Claims (2)

  1. 容器を底部側から受け入れる収容部と、縦向きへの押し込みに弾発する状態で当該収容部の内方に向けて横向きに突き出された保持片とを備えており、
    この保持片が、前記収容部への当該収容部の内壁と保持片の突き出し端縁との間に納まらない太さの容器の受け入れに伴って当該容器の底部に上面側を押圧されて前記弾発に抗して縦向きに押し込まれ、当該保持片の上面側を容器の側部に押し当てさせる構成としてあると共に、
    当該保持片の上面に、当該保持片の突き出し方向にある両側部に隆起部を形成させるように当該保持片の中央部で当該保持片の下面側に向けて低まり当該突き出し方向に沿った両側部に向かうに連れて盛り上がった当該保持片の突き出し端縁から根本側に亘る円弧面が形成してあることを特徴とするカップホルダー。
  2. 保持片の突き出し端縁が、当該保持片の中央部で当該保持片の根本側に向けて窪み当該突き出し端縁の両側部に向かうに連れて張り出す円弧縁としてあることを特徴とする請求項1記載のカップホルダー。
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