JP4877872B2 - 表示装置及びアクティブマトリクス型表示装置 - Google Patents

表示装置及びアクティブマトリクス型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は負荷に供給する電流をトランジスタで制御する機能を設けた半導体装置に係り、特に電流によって輝度が変化する電流駆動型発光素子で形成された画素や、その信号線駆動回路を含む半導体装置に関する。また、上記の半導体装置を用いた電子機器に関する。
近年、画素を発光ダイオード(LED)などの発光素子で形成した、いわゆる自発光型の表示装置が注目を浴びている。このような自発光型の表示装置に用いられる発光素子としては、有機発光ダイオード(OLED(Organic Light Emitting Diode)、有機EL素子、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:EL)素子などとも言う)が注目を集めており、有機ELディスプレイなどに用いられるようになってきている。
OLEDなどの発光素子は自発光型であるため、液晶ディスプレイに比べて画素の視認性が高く、バックライトが不要で応答速度が速い等の利点がある。また発光素子の輝度は、そこを流れる電流値によって制御される。よって、階調を正確に表現するために、当該発光素子に一定の電流を流す定電流駆動を採用する表示装置がある(特許文献1参照)。
特開2003−323159号公報
発光素子中の発光層は、周囲の温度(以下環境温度と表記)により、その抵抗値(内部抵抗値)が変化する性質を有する。具体的には、室温を通常の温度としたとき、環境温度が通常の温度よりも高くなると抵抗値が低下し、環境温度が通常よりも低くなると抵抗値が上昇する。そのため、定電圧駆動によって一定の電圧を発光素子に印加しているにも関わらず、環境温度が高くなると電流値が増加して所望の輝度よりも高い輝度となり、環境温度が低くなると電流値が低下して所望の輝度よりも低い輝度となる。また、発光素子は、経時的にその電流値が減少する性質を有する。つまり、発光素子に電流を流し始めた初期の状態に比べ、電流を流し続けて時間がたった後の発光素子の抵抗値は高くなる。よって、一定の電圧を発光素子に印加しているにも関わらず、発光素子に流れる電流値は経時的に減少してくる。
上述したような発光素子が有する性質により、環境温度が変化したり、経時劣化が生じたりすると、輝度にバラツキが生じてしまう。上記の実情を鑑み、本発明は、環境温度の変化と経時変化に起因した、発光素子の電流値の変動による影響を抑制する表示装置の提供を課題とする。
本発明の表示装置はモニター素子と、モニター素子に電流を供給する電流源と、アンプと、発光素子と、を有し、モニター素子の電圧をアンプが検出し、概略同電圧を発光素子に印加している。
本発明の表示装置はモニター素子と、モニター素子に電流を供給する電流源と、アンプと、発光素子と、を有し、モニター素子及び発光素子の一方の電極の電位は定電位電源に接続され、発光素子の他方の電極はアンプによりモニター素子の他方の電極と等電位に設定されている。
また、本発明の表示装置は上記構成において、モニター素子に発生する電圧をサンプリングし、サンプリングした電圧の変化を数式化し、数式に基づいて電圧を生成する外挿電源回路を有し、設定された条件を満たしたら、外挿電源回路により生成した電圧を発光素子に印加するようにする
本発明の表示装置は、
モニター素子と、
モニター素子に電流を供給する電流源と、
モニター素子に発生する電圧と同電圧又は概略同電圧を出力するアンプと、
モニター素子に発生する電圧をサンプリングし、サンプリングした電圧の変化を数式化し、その数式に基づいて電圧を生成する外挿電源回路と、
発光素子と、
発光素子に電圧を供給する電圧源として、アンプ、または外挿電源回路の出力のいずれかを選択する手段と、を有する。
また、本発明の表示装置は、
モニター素子と、
モニター素子に電流を供給する電流源と、
モニター素子に発生する電圧をサンプリングし、サンプリングした電圧の変化を数式化し、その数式に基づいて電圧を生成する外挿電源回路と、
発光素子と、
入力された電圧と同電圧又は概略同電圧を、発光素子に供給するアンプと、
アンプに入力する電圧として、モニター素子に発生する電圧、または外挿電源回路により生成された電圧のいずれかを選択する手段と、を有する。
また、本発明の表示装置は、
上記構成において、モニター素子は複数が並列接続されている。
また、本発明の表示装置は、
上記構成において、モニター素子は発光素子の発光色毎に設けられ、モニター素子の発光層と発光素子の発光層は同一の材料で形成されている。
また、本発明の表示装置は、
上記構成において、アンプはボルテージフォロワ回路である。
また、本発明の表示装置は、
上記構成において、選択する手段は、設定されたモニター素子の点灯時間が経過すると選択が切り替わる。
また、本発明の電子機器は、
上記構成において、表示装置を表示部に備えている。
また、本発明のアクティブマトリクス型表示装置は、
モニター素子と、
モニター素子に電流を供給する電流源と、
モニター素子の陽極の電位と同電位又は概略同電位を出力するアンプと、
モニター素子の陽極の電位をサンプリングし、サンプリングした電位の変化を数式化し、数式に基づいて電位を生成する外挿電源回路と、
発光素子と、
発光素子の駆動を制御するトランジスタと、
トランジスタのソース端子又はドレイン端子が、アンプ又は外挿電源回路のいずれかの出力端子に接続されるように切り替わるスイッチと、を有する。
また、本発明のアクティブマトリクス型表示装置は、
モニター素子と、
モニター素子に電流を供給する電流源と、
モニター素子の陽極の電位をサンプリングし、サンプリングした電位の変化を数式化し、
数式に基づいて電位を生成する外電源回路と、
入力された電圧と同電圧又は概略同電圧を出力するアンプと、
アンプの入力端子が、モニター素子の陽極、または外挿電源回路の出力端子のいずれかに接続されるように制御するスイッチと、
発光素子と、
発光素子の駆動を制御するトランジスタと、を有し、
アンプの出力端子はトランジスタのソースまたはドレイン端子と接続されている。
また、本発明のアクティブマトリクス型表示装置は、
上記構成において、モニター素子は複数が並列接続されている。
また、本発明のアクティブマトリクス型表示装置は、
上記構成において、モニター素子の陰極と発光素子の陰極が接続されている。
また、本発明のパッシブマトリクス型表示装置は、
カラム信号線と、ロウ信号線とがマトリクス状に配置され、複数の発光素子を備えた画素部と、
モニター素子と、
モニター素子に電流を供給する電流源と、
モニター素子の陽極の電位と同電位又は概略同電位を出力するアンプと、
モニター素子の陽極の電位をサンプリングし、サンプリングした電位の変化を数式化し、数式に基づいて電位を生成する外挿電源回路と、
カラム信号線が、アンプの出力端子又は外挿電源回路の出力端子に接続されるように切り替わるスイッチと、を有する。
また、本発明のパッシブマトリクス型表示装置は、
カラム信号線と、ロウ信号線とがマトリクスに配置され、複数の発光素子を備えた画素部と、
モニター素子と、
モニター素子に電流を供給する電流源と、
モニター素子の陽極の電位をサンプリングし、サンプリングした電位の変化を数式化し、
数式に基づいて電位を生成する外電源回路と、
アンプと、
アンプの入力端子が、モニター素子の陽極、または外挿電源回路の出力端子のいずれかに接続されるように制御するスイッチと、を有し、
アンプによりカラム信号線の電位が入力される。
また、本発明のパッシブマトリクス型表示装置は、
上記構成において、複数のモニター素子が並列接続されている。
また、本発明のパッシブマトリクス型表示装置は、
上記構成において、モニター素子はロウ信号線と接続されている。
また、本発明の表示装置の駆動方法は、
モニター素子と、電流源と、外挿電源回路と、アンプと、発光素子とを有し、
電流源はモニター素子に電流を供給し、
外挿電源回路はモニター素子の電圧をサンプリングし、サンプリングした電圧の変化を数式化し、数式に基づいて電圧を生成し、
アンプは、モニター素子に発生する電圧をインピーダンス変換し、
設定された条件を満たすまではアンプにより出力される電圧を発光素子に印加し、設定された条件を満たしたら外挿電源回路により出力される電圧を発光素子に印加し、発光素子への電圧供給源を切り替える。
また、本発明の表示装置の駆動方法は、
モニター素子と、電流源と、外挿電源回路と、アンプと、発光素子とを有し、
電流源はモニター素子に電流を供給し、
外挿電源回路はモニター素子の電圧をサンプリングし、サンプリングした電圧の変化を数式化し、数式に基づいて電圧を生成し、
アンプは、モニター素子に発生する電圧または外挿電源回路の生成した電圧をインピーダンス変換し、
設定された条件を満たすまではアンプの入力端子を、モニター素子の陽極と接続し、設定された条件を満たしたらアンプの入力端子を外挿電源回路の出力端子に接続し、発光素子に供給する電圧源を切り替える。
環境温度の変化に起因した発光素子の輝度の変動を低減し、かつ見かけ上の発光素子の劣化を抑制した表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の表示装置の有する温度及び劣化補償回路(以下単に補償回路という)の基本原理について図1を用いて説明する。
基本電流源101はモニター素子102に定電流を供給する。つまり、モニター素子102は定電流駆動させる。よってモニター素子102に流れる電流値は常に一定である。この状態で環境温度が変化すると、モニター素子102自体の抵抗値が変化する。そして、モニター素子102の抵抗値が変化すると、当該モニター素子102に流れる電流値は一定であることから、モニター素子102の両電極間の電位差が変化する。このモニター素子102の両電極間の電位差を検出することで環境温度の変化を検出する。より詳しくは、モニター素子102の一定の電位に保たれている側の電極の電位、つまり図1では陰極の電位は変わらないので、電流源101に接続されている側の電位、つまり図1では陽極103側の電位の変化を検出する。
ここで、モニター素子102の電圧・電流特性の温度依存性について図11を用いて説明する。室温(例えば25℃)、低温(例えば−20℃)、高温(例えば70℃)でのモニター素子102の電圧・電流特性をそれぞれ線1101、線1102、線1103に示す。基本電流源101からモニター素子102へ流れる電流値がI0であるとき、室温ではモニター素子にはV0の電圧が発生していることになる。そして、低温時ではV1の電圧となり、高温時ではV2の電圧となる。つまり、電流値I0の電流が室温のモニター素子102に流れると電圧降下はV0となり、低温のモニター素子102では電圧降下はV1となり、高温のモニター素子102では電圧降下はV2となる。よって、低温になったときには発光素子115に電圧V1を、高温になったときには発光素子115に電圧V2を加えるようにすると温度補償をすることができる。
また、図12はモニター素子102の電圧・電流特性の経時変化を説明する図である。モニター素子102の初期特性を線1201、劣化後の特性を線1202で示している。なお、初期特性と劣化後の特性は同じ温度条件(室温)で測定したものとする。初期特性の状態でモニター素子102に電流I0が流れるとモニター素子102に発生する電圧はV0、劣化後のモニター素子102に発生する電圧はV3となる。よって、このV3の電圧を、同様に劣化した発光素子115に印加するようにすれば、見かけ上の発光素子115の劣化を低減することができる。
本発明はこれらの環境温度及び経時変化の情報を元に生成した電圧を発光素子115に印加するようにする。つまり、環境温度の変化及び経時変化に起因した発光素子115の抵抗値の変化に合わせて電圧値を設定する。こうして、環境温度の変化及び経時変化に起因した発光素子115の輝度のバラツキを抑制する。また、ある条件を設定し、条件を満たしたら電圧供給源を切り替える。こうして、安定した電圧供給源を提供することができる。
さらに、具体的に説明する。まず、スイッチ106の端子aと端子cを接続する。このとき、モニター素子102の陽極103の電位がアンプ104に入力され、インピーダンス変換が行われる。そして、アンプ104から陽極103の電位と同じ電位が出力され、駆動トランジスタ114のソース端子に入力される。よって、駆動トランジスタ114がオンすると、モニター素子102に発生している電圧が発光素子115に印加される。よって、表示装置は定電圧駆動を行うことにより、見かけ上は定電流駆動を行うことができる。つまり、温度変化及び経時変化に起因した電流値の変動を抑制することができる。なお、図1ではモニター素子102と発光素子115の陰極は接地電位GNDに接続されているが、モニター素子102と発光素子115の陰極の電位は同じであればこれに限られない。
また、このときモニター素子102に発生する電圧を含むアナログ情報はA/D変換回路107でデジタル情報に変換され、電圧・数式化回路108に入力される。また、温度特性検出モニター回路111は温度センシングを行い、検出した温度情報を電圧・数式化回路108に入力する。また、カウンタ回路113によりカウントされたモニター素子102の点灯期間の情報が電圧・数式化回路108に入力される。これらの情報から電圧・数式化回路108は温度条件毎に電圧・数式化を行う。そして、数式化したデータはメモリ回路112に保存される。
そして、メモリ回路112に保存された、モニター素子102に発生する電圧変化を数式化したデータと、温度特性検出モニター回路111によってセンシングした温度条件と、カウンタ回路113により入力される経時条件から、電圧・数式化回路108により発光素子115に印加する電圧を計算する。そして計算により得られた電圧のデジタルデータをD/A変換回路109に入力する。そしてD/A変換回路109によりアナログ電圧に変換する。さらに、アナログ電圧のデータをアンプ110でインピーダンス変換する。こうして、スイッチ106の端子bにも、温度変化及び経時変化に起因した、電流値の変化を補正した電位が入力される。
次に、ある設定条件を満たしたときにスイッチ106の接続を切り替えるようにする。つまり、スイッチ106の端子aと端子cの接続を切断し、端子bと端子cを接続する。こうして、発光素子115にかかる電圧は、モニター素子102の電位を検出し、アンプ104でインピーダンス変換をして入力された電圧から、外挿電源回路105により生成された電圧に切り替えられる。
図2(a)は発光素子115に発生する電圧の変化を示す図である。線201aは室温での電圧の変化を示しており、線201bは低温での電圧の変化を示し、線201cは高温での電圧の変化の様子を示している。そして、logt0から実線が点線に変わっているのは、logt0までの実線はモニター素子102の陽極103の電位の実測値を表し、logt0からはサンプリングした陽極103の電位から、経時的に変化するモニター素子102の電圧を予測し、数式化したものである。つまり、logt0までは外挿電源回路105はモニター素子102の陽極103の電位をサンプリングし、補間法等により数式化、即ちモニター素子102の累積点灯時間とモニター素子102に印加される電圧の関係を表す数式の導出を行う。logt0後からは、数式から得られる電圧を外挿電源回路105が生成している。また、図2(a)の場合にはlogt0まで、実測のデータを測定し、その後の電圧の変化を予測し、数式化している。また、温度条件毎に実測値データを測定し、数式化を行っている。つまり、温度特性検出モニター回路111の温度センシングにより温度条件毎にモニター素子102の陽極103の電位変化を数式化している。
また、図2(b)に示すように、ある電圧VDD2に達するまでモニター素子102の陽極103の電位の実測値データを測定し、電圧の変化を数式化してもよい。なお、線202aは常温での電圧の変化を示しており、線202bは低温での電圧の変化を示し、線202cは高温での電圧の変化の様子を示している。
本発明のように電圧の供給手段を切り替えることで、モニター素子102が経時的に使用していて破壊されたとしても、発光素子に電圧を供給することができる。また、各温度条件毎の経時変化に合わせた電圧を供給することができるため、温度及び劣化の補償を行うことができる。
また、アンプ104とアンプ110は共通とすることが可能であり、図3に示すようにアンプ301の入力端子側にスイッチ106を配置することで実現することができる。また、アンプ104やアンプ110にはアンプ301のように、オペアンプを用いたボルテージフォロワ回路を適用することができる。ボルテージフォロワ回路の非反転入力端子は高入力インピーダンスで、出力端子は低出力インピーダンスであるため、出力端子からは入力端子と同電位又は概略同電位を出力し、基本電流源101の電流がボルテージフォロワ回路に流れ込むことなく出力端子からは電流を供給することができるからである。つまりインピーダンス変換を行うことができる。よって、このような機能を有する回路であればボルテージフォロワ回路に限られないことはいうまでもない。また、入力端子に入力される電位と同電位又は概略同電位を出力端子から出力するアンプであれば、アンプ104やアンプ110やアンプ301によりインピーダンス変換を行わなくても構わない。よって、アンプ104やアンプ110やアンプ301には電圧帰還型アンプや、電流帰還型アンプを適宜用いることができる。
また、補償機能を有する表示装置の具体的な構成の一例を図4を用いて説明する。表示装置はソース信号線駆動回路401、ゲート信号線駆動回路402及び画素部403を備え、画素部403は複数の画素413で構成されている。また、モニター素子群404、基本電流源405、外挿電源回路406、アンプ407及びスイッチ408を有する。基本電流源405からモニター素子群404に電流が供給される。すると、モニター素子群404に含まれる各モニター素子では電圧降下が生じる。つまり、モニター素子群404が有する各モニター素子には抵抗値が存在するため、電圧降下が生じる。そして、モニター素子群404の陰極はGNDに接続されているため、陽極409の電位を検出することで、モニター素子群404に発生する電圧の情報を得ることができる。なお、図4に示すようにモニター素子を複数設けることで、モニター素子の抵抗値のバラツキに起因する電圧降下のバラツキを平均化することができる。また、ある一定の条件(電圧変化や時間変化など)によってスイッチ408の接続が切り替わり、外挿電源回路406によって、モニター素子群404に発生する電圧変化を数式化したデータに基づき電源線V1〜Vmへ供給する電位が決定される。この詳しい動作については図1及び図3を用いて説明したので省略する。
ソース信号線駆動回路401はパルス出力回路410、第1のラッチ回路411、第2のラッチ回路412を有する。パルス出力回路410にSCK信号、SCKB信号、SSP信号が入力され、パルス出力回路410の出力信号はソース信号線S1〜Smに対応する各段のラッチ回路411に順次入力される。そして、第1のラッチ回路411にはDATA信号がシリアルに入力される。このシリアルなDATA信号を、パルス出力回路410から順次入力される信号にしたがって各段の第1のラッチ回路411がパラレルにラッチしていく。そして、パラレルにラッチされたDATA信号をSLAT信号の入力タイミングで第2のラッチ回路412に転送する。そして、パラレルに保持されたDATA信号を、選択されているゲート信号線に接続された画素に書き込む。
次に図1及び図3で示した3端子のスイッチ106や図4で示したスイッチ408として用いることができるスイッチの構成と動作原理について説明する。
ある一定の期間が経過したら電源を切り替える場合のスイッチの例を図5に示す。スイッチ501はアナログスイッチ502、アナログスイッチ503、インバータ504で構成されている。スイッチ501を制御する制御信号は判別回路506により生成される。クロック信号をカウンタ回路505がカウントし、その情報が判別回路506に信号として入力される。そして判別基準値メモリ507に記録された信号とカウンタ回路505からの信号を判別回路506で比較し、判別基準値メモリ507の信号値がカウンタ回路505からの信号値よりも大きいときには判別回路506からはLレベルの信号が出力されアナログスイッチ502はオフし、アナログスイッチ503がオンする。つまり、あらかじめ記憶された判別基準値メモリ507の値をカウンタ回路505からの信号値が超えるまで(つまりある一定の時間が経過するまでは)はスイッチ501は端子aと端子cが接続されている。そして、カウンタ回路505からの信号値が判別基準値メモリ507に記憶された値より大きくなると判別回路506からはHレベルの信号が出力され、アナログスイッチ502がオンし、アナログスイッチ503はオフする。つまり、ある一定の時間が経過したらスイッチ501の端子bと端子cが接続されるようになる。こうして、ある設定された時間が経過したら、発光素子への電圧の供給源を外挿電源回路105や406に切り替えることができる。
また、入力電位がある電圧値を超えたら電源を切り替える動作を行う場合についての3端子のスイッチの動作について図6及び図7を用いて説明する。スイッチ501の構成については図5の構成と同様であるので説明は省略する。この場合は制御信号を生成する手段としてオペアンプ601を用いることができる。モニター素子の陽極の電位を入力電位としてオペアンプ601の非反転入力端子に入力する。そして、反転入力端子には基準電位を入力する。ここでは基準電位として、図2で示したVDD2の電位を入力している。よって、入力電位がVDD2より低い場合には、オペアンプ601からはLレベルの信号が出力され、アナログスイッチ502はオフし、アナログスイッチ503はオンする。つまりスイッチ501の端子aと端子cが接続される。入力電位がVDD2より高くなると、オペアンプ601からはHレベルの信号が出力され、アナログスイッチ502はオンし、アナログスイッチ503はオフする。つまりスイッチ501の端子bと端子cが接続される。こうして、入力電位がある設定された電位(図6ではVDD2)を超えたら、発光素子への電圧供給源を外挿電源回路105や406に切り替えることができる。
また、図7に示すように図6のオペアンプの代わりにチョッパーインバータコンパレータを用いて制御信号を生成することもできる。まず、スイッチ704をオンにし、インバータ705の入力端子と出力端子を短絡する。すると、インバータ705は、オフセットキャンセルされ、入力端子と出力端子が同電位となる。この状態で、続いてスイッチ701をオンにする。すると、容量素子703には、インバータ705がオフセットキャンセルされたときの電位と、基準電位VDD2との電位差分の電荷が蓄積される。そして、スイッチ701をオフさせると、容量素子703は先ほどの電位差を保持する。そして、スイッチ704をオフにしてその後スイッチ702をオンにする。すると入力電位が設定電位のVDD2より低い場合には、先ほどの電位差を容量素子703が保持しているため、インバータ705の入力端子の電位はオフセットキャンセルされたときの電位より低くなる。つまりインバータ705の入力端子にはLレベルの信号が入力されることになり、出力端子からはHレベルの信号が出力され、さらにインバータ706で反転され制御信号としてはLレベルの信号がスイッチ501に入力される。このときにはアナログスイッチ502はオフし、アナログスイッチ503はオンする。よってスイッチ501の端子aと端子cが接続される。一方、入力電位に基準電位VDD2よりも大きな電位が入力されると、容量素子703は先ほどの電位差を保持しているため、インバータ705の入力端子はオフセットキャンセルされたときの電位よりも高くなり、インバータ705にはHレベルの信号が入力される。するとインバータ706により信号が反転され、制御信号としてHレベルの信号がスイッチ501に入力される。するとアナログスイッチ502がオンし、アナログスイッチ503はオフする。こうしてスイッチ501の端子bと端子cが接続される。こうして、モニター素子の電位が、ある設定された電位(図7ではVDD2)より高くなると発光素子への電圧供給源を外挿電源回路105や406に切り替えることができる。
また、本発明のように温度及び劣化補償の機能を備えた駆動方法のことをコンスタントブライトネスともいう。
また、モニター素子の数は適宜選択することができる。もちろん、一個でも構わないし、図4のように複数配置しても構わない。モニター素子を一つだけ用いるときには基本電流源101に流す電流値は各画素の発光素子に流したい電流値を設定すればよいため消費電力の低減を図ることができる。
また、図4の構成に限られず、モニター素子をソース信号線駆動回路側に配置しても構わないし、画素部を挟んでゲート信号線駆動回路とは反対側に配置しても構わないし、画素部を挟んでソース信号線駆動回路とは反対側に配置しても構わない。温度補償の機能を効果的に発揮するため適宜モニター素子の配置を選択することができる。
また、モニター素子と発光素子は同一基板上に同一の材料で同時に形成することが好ましい。そうすることで、モニター素子と発光素子の電流電圧特性のばらつきを低減することができるからである。
なお、図4の構成のように電源線V1〜Vmに入力する電位が共通とする構成は、単色の表示装置や、白色発光が得られる発光素子とカラーフィルターとを組み合わせることによりフルカラー表示可能な表示装置に適用するとよい。
また、RGBの画素毎に電源線の電位を設定することもできる。その一例を図8に示す。
図8の表示装置はソース信号線駆動回路801、ゲート信号線駆動回路802、画素部803を備え、画素部803は複数の画素809より構成されている。
ここで、R(赤)の発光をする画素に接続されているソース信号線はソース信号線Sr1〜Srmで示している。G(緑)の発光をする画素に接続されているソース信号線はソース信号線Sg1〜Sgmで示している。B(青)の発光をする画素に接続されているソース信号線はソース信号線Sb1〜Sbmで示している。
ここで、電流源805rはモニター素子804r1〜804rnに電流を供給し、ボルテージフォロワ回路807rがモニター素子804r1〜804rnの陽極の電位を検出し、この電位を電源線Vr1〜Vrmに入力する。電流源805gがモニター素子804g1〜804gnに電流を供給し、ボルテージフォロワ回路807gがモニター素子804g1〜804gnの陽極の電位を検出し、この電位を電源線Vg1〜Vgmに入力する。電流源805bはモニター素子804b1〜804bnに電流を供給し、ボルテージフォロワ回路807bがモニター素子804b1〜804bnの陽極の電位を検出し、この電位を電源線Vb1〜Vbmに入力する。
こうして、RGB毎に電位を設定することができるため、例えば、RGB毎のEL材料によって温度特性や劣化特性が異なるときに、所望の電位をそれぞれの発光素子に入力することができる。つまりRGB毎に電源線の電位を設定し、温度及び経時劣化に起因して変動する発光素子に流れる電流値の補正をすることができる。また、ある条件を設定し、その条件を満たすとき外挿電源回路806rからVr1〜Vrmに電位を入力し、外挿電源回路806gからVg1〜Vgmに電位を入力し、外挿電源回路806bからVb1〜Vbmに電位を入力するようにスイッチ808r、スイッチ808g、スイッチ808bが切り替わる。こうして、継続的に表示装置を使用することで、モニター素子804r1〜804rn、モニター素子804g1〜804gn、モニター素子804b1〜804bnが破壊されても、外挿電源回路806r、806g、806bから電源線Vr1〜Vrm、電源線Vg1〜Vgm、電源線Vb1〜Vbmに電位が入力されるため表示装置が正常に動作することができる。また、外挿電源回路806r、806g、806bにより電位を入力することで温度及び経時劣化に起因して変動する発光素子の電流値の補正をすることもできる。
次に、本実施の形態の表示装置に用いることのできる画素構成について説明する。なお、画素構成としては図4や図8に示した構成に限られず、画素トランジスタに電圧駆動型を適用した他の画素構成を用いることができる。つまり、発光素子の駆動トランジスタとして、線形領域で動作するトランジスタを用いている画素構成を有する表示装置に本発明を適用することができる。
まず、図14(A)に図4及び図8で示した表示装置の画素構成の動作について説明する。スイッチング用トランジスタ1401と、容量素子1402と、駆動トランジスタ1403と、発光素子1404と、ゲート信号線1405と、ソース信号線1406と、電源線1407とを有する。スイッチング用トランジスタ1401のゲート端子はゲート信号線1405に接続されている。スイッチング用トランジスタ1401のソース端子はソース信号線1406に接続され、ドレイン端子は駆動トランジスタ1403のゲート端子に接続されている。また、容量素子1402は一方の端子が駆動トランジスタ1403のゲート端子に接続され、他方の端子が電源線1407に接続されている。駆動トランジスタ1403のソース端子も電源線1407に接続され、ドレイン端子が発光素子1404の陽極に接続されている。そして、ゲート信号線1405により入力される信号によってスイッチング用トランジスタ1401がオン状態になると、ソース信号線1406よりデジタルの映像信号が駆動トランジスタ1403のゲート端子に入力される。入力されたデジタルの映像信号の電圧は容量素子1402において保持される。この入力されたデジタルの映像信号によって、駆動トランジスタ1403のオンオフが選択され、電源線1407により入力される電位を発光素子1404の陽極に入力するかどうかを制御する。本発明により電源線1407の電位を設定することで、温度及び経時劣化に起因して変動する発光素子1404の電流値の補正をすることができる。また、安定した電圧供給源を提供することができる。
また、図14(B)に示したような画素構成を有する表示装置に本発明を適用することもできる。図14(B)の構成は図14(A)の構成に消去用トランジスタ1408と、消去用信号線1409を追加したものに相当する。よって図14(A)と共通のところは共通の符号を用いている。この構成においては、消去用信号線1409に消去信号が入力され、消去用トランジスタ1408がオンすると容量素子1402に保持された電荷が放電され、駆動トランジスタ1403がオフ状態となり、発光素子1404を非発光とすることができる。この構成においても、本発明により電源線1407の電位を設定することで、温度及び経時劣化に起因して変動する発光素子1404の電流値の補正をすることができる。また、安定した電圧供給源を提供することができる。
また、これらの構成に限られず、適宜画素内のトランジスタの極性を変更したり、接続を変更したり、新たなトランジスタを追加した画素構成においても本発明を適用することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1ではアクティブマトリクス型表示装置(アクティブ型表示装置ともいう)を用いて説明したが、本発明はパッシブマトリクス型表示装置(パッシブ型表示装置ともいう)にも適用することが可能である。そこで、本実施の形態では、本発明の補償回路をパッシブマトリクス型表示装置に適用した場合について説明する。
図9を用いてカラム信号線駆動回路及び補償回路の構成と動作について説明する。図9に示すカラム信号線駆動回路913は、温度及び劣化補償回路(以下単に補償回路という。)から入力された電位をカラム信号線S1、S2・・・へ出力する期間を制御して時間階調表示を行うことができる。
まず、スイッチ906の端子aと端子cを接続する。そして電流源901はモニター素子902に定電流を供給する。つまりモニター素子902は定電流駆動を行う。そして、モニター素子902の陽極903側の電位をアンプ904により検出し、カラム信号線S1、S2・・・へ出力する。なお、アンプ904としては例えばボルテージフォロワ回路を用いることができる。
また、パルス出力回路914からパルスが出力され、そのパルスにしたがって第1のラッチ回路915に順々にDATA信号が保持される。そして第1のラッチ回路915で保持されたデータはSLAT信号の入力タイミングにより第2のラッチ回路916に転送される。そして、第2のラッチ回路916に保持されたデータがスイッチ917a1、917a2・・・のオンの期間を制御し、カラム信号線S1〜Snへ電位を供給する期間を設定する、つまり発光素子へ電位を供給する期間を設定する。こうして時間階調表示を行うことができる。
なお、実際には例えば3ビットの階調を行う場合には第1のラッチ回路915及び第2のラッチ回路916は各カラム信号線に対応した段毎に3つのラッチ回路を有する。そして第2のラッチ回路916から出力された3ビットのデータを8階調で階調を行う場合のパルス幅を有する信号に変換し、そのパルス幅の期間スイッチ917a1、917a2・・・をオンさせるようにする。こうして8階調の表示を行うことができる。
また、ある設定された条件によってスイッチ906の接続が切り替わり、外挿電源回路905によって生成された電圧がアンプ904によりインピーダンス変換され、カラム信号線に電位が入力される。
なお、モニター素子902に発生する電圧を含むアナログ情報はA/D変換回路907でデジタル情報に変換され、電圧・数式化回路908に入力される。また、温度特性検出モニター回路910は温度センシングを行い、検出した温度情報を電圧・数式化回路908に入力する。また、カウンタ回路912によりカウントされたモニター素子902の点灯時間の情報が電圧・数式化回路908に入力される。これらの情報から電圧・数式化回路908は温度条件毎に電圧・数式化を行う。そして、数式化したデータはメモリ回路911に保存される。そして、メモリ回路911に保存された、モニター素子902に発生する電圧変化を数式化したデータと、温度特性検出モニター回路910によってセンシングした温度条件と、カウンタ回路912により入力される経時条件から、電圧・数式化回路908によりカラム信号線S1、S2・・・に設定する電圧を計算する。そして計算により得られた電圧のデジタルデータをD/A変換回路909によりアナログ電圧に変換する。こうして、外挿電源回路905によって、温度変化及び経時変化に起因して発光素子に流れる電流値が変化するのを低減させることができる。
次に、図9のカラム信号線駆動回路を表示装置に適用した一例を図10に示す。表示装置はカラム信号線駆動回路1001、ロウ信号線駆動回路1002、画素部1003を有する。ロウ信号線駆動回路1002により、ロウ信号線V1〜Vmから一つのロウ信号線が選択される。つまり、カラム信号線に入力された電位との電位差により発光素子1009に電流が流れるように一つのロウ信号線の電位が設定される。そして、選択されたロウ信号線とカラム信号線に入力された電位との電位差がロウ信号線とカラム信号線に挟まれた発光素子1009に印加される。そして、電流が流れると発光素子1009が発光する。このとき、カラム信号線S1〜Snに入力される電位の大きさは各カラム信号線で同じように設定されるが、電位が入力される期間が異なる。こうして時間階調表示を行うことができる。
本発明は、電流源1004から、モニター素子1007に定電流を流す。つまり定電流駆動を行う。そして、ある設定された条件(時間や電圧など)を満たすまではスイッチ1008は端子aと端子cを接続する。そして、このモニター素子1007の陽極1010の電位を検出し、ボルテージフォロワ回路1006によりカラム信号線に供給する電位を設定する。こうして、温度及び劣化補償の機能を備えた表示装置を提供することができる。
そして、設定された条件を満たしたときには、スイッチ1008の接続が切り替わり、端子bと端子cが接続される。すると、外挿電源回路1005により生成された電位がボルテージフォロワ回路1006によりカラム信号線S1〜Snに入力される。
こうして、電圧供給手段を切り替えることで、モニター素子1007が継続的な使用によって破壊されても表示素子を正常に動作させることができる。また、モニター素子1007に発生する電圧の経時的な電圧変化を温度条件毎に数式化し、その式にしたがって外挿電源回路1005により電位が生成されるため、温度による変化及び劣化の補償をすることができる。
なお、モニター素子の数は適宜選択することができる。もちろん、図10のように一個でも構わないし、複数配置しても構わない。モニター素子を一つだけ用いるときには基本電流源1004に流す電流値は各画素の発光素子1009に流したい電流値を設定すればよいため消費電力の低減を図ることができる。
また 複数のモニター素子を並列に接続してもいいし、モニター素子をロウ信号線の数と同数設け、モニター素子の陰極をロウ信号線に接続する構成としてもよい。そしてモニター素子はロウ信号線駆動回路側又はカラム信号線駆動回路側に配置しても構わないし、画素部を挟んでロウ信号線駆動回路とは反対側に配置しても構わないし、画素部を挟んでカラム信号線とは反対側に配置しても構わない。温度補償の機能を効果的に発揮するため適宜モニター素子の配置を選択することができる。
また、モニター素子と発光素子は同一基板上に同一の材料で同時に形成することが好ましい。そうすることで、モニター素子と発光素子の電流電圧特性のばらつきを低減することができるからである。
なお、図10の構成のように各カラム信号線に入力する電位を共通とする場合には、単色の表示装置や、白色発光が得られる発光素子とカラーフィルターとを組み合わせることによりフルカラー表示可能なに表示装置に適用するとよい。
また、RGBの色毎に画素に接続する電源線の電位を設定することもできる。その一例を図13に示す。
図13に示す表示装置は、カラム信号線駆動回路1301、ロウ信号線駆動回路1302、画素部1303を有し、さらに画素部1303は、R(赤)の画素1309r、G(緑)の画素1309g、B(青)の画素1309bを有している。
ここで、R(赤)の発光をする画素に接続されている信号線は信号線Sr1〜Srnで示している。G(緑)の発光をする画素に接続されている信号線は信号線Sg1〜Sgnで示している。B(青)の発光をする画素に接続されている信号線は信号線Sb1〜Sbnで示している。
図13のカラム信号線の動作について簡単に説明する。パルス出力回路1310からパルスが出力され、そのパルスにしたがって第1のラッチ回路1311に順々にDATA信号が入力される。そして第1のラッチ回路1311で保持されたデータはSLATの信号の入力タイミングにより第2のラッチ回路1312に転送される。そして、第2のラッチ回路1312に保持されたデータがスイッチ1313のオンの期間を制御し、ボルテージフォロワ回路1307r、1307g、1307bの出力をそれぞれカラム信号線Sr1〜Srn、信号線Sg1〜Sgn、信号線Sb1〜Sbnへ供給する期間(つまり1水平期間中の発光素子の発光期間)を設定する。こうして時間階調表示を行うことができる。
本発明は、電流源1304rからモニター素子群1308r、電流源1304gからモニター素子群1308g、電流源1304bからモニター素子群1308bに定電流を流す。つまりモニター素子群1308r、1308g、1308bは定電流駆動を行う。そして、ある設定された条件(時間や電圧など)を満たすまではスイッチ1306r、スイッチ1306g、スイッチ1306bはそれぞれ端子aと端子cを接続する。そして、モニター素子群1308r、モニター素子群1308g、モニター素子群1308bの陽極の電位をそれぞれ検出し、ボルテージフォロワ回路1307r、ボルテージフォロワ回路1307g、ボルテージフォロワ回路1307bによりカラム信号線に供給する電位を設定する。こうして、温度及び劣化補償の機能を備えた表示装置を提供することができる。
また、RGB毎に電位を設定することができるため、例えば、RGB毎のEL材料によって温度特性や劣化特性が異なるときに、所望の電位を発光素子に入力することができる。つまりRGB毎にカラム信号線の電位を設定し、補正することができる。
そして、設定された条件を満たしたときには、スイッチ1306r、1306g、1306bの接続が切り替わり、端子bと端子cが接続される。すると、外挿電源回路1305r、1305g、1305bにより生成された電位がボルテージフォロワ回路1307r、1307g、1307bによりカラム信号線Sr1〜Srn、Sg1〜Sgn、Sb1〜Sbnにそれぞれ入力される。
こうして電圧供給手段を切り替えることで、モニター素子群1308r、1308g、1308bが継続的な使用により破壊されても表示装置を正常に動作させることができる。また、モニター素子群1308r、1308g、1308bに発生する電圧の経時的な電圧変化を温度条件毎に数式化し、その式にしたがって外挿電源回路1305r、外挿電源回路1305g、外挿電源回路1305bにより電圧が生成されるため、温度及び劣化の補償をすることができる。
また、図13の構成はモニター素子群1308r、1308g、1308bが各ロウ信号線ごとに1つのモニター素子を有し、これらのモニター素子の陰極はロウ信号線に接続されており、RGB毎に一つづつしかモニター素子が発光しないが、モニター素子群1308r、1308g、1308bの有する各モニター素子をRGB毎に並列に接続することで、RGB毎のモニター素子に発生する電圧を平均化することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では実施の形態1及び2で示した表示装置のパネル構造について説明する。
まず、実施の形態1で示した表示装置のパネル構造の一例について図15を用いて説明する。なお、図15(A)は、表示装置を示す上面図、図15(B)は図15(A)をA−A’−A”で切断した断面図である。点線で示したように表示装置は駆動回路部(ソース信号線駆動回路)1501、画素部1502、モニター素子部1503、駆動回路部(ゲート信号線駆動回路)1504を有する。また、封止基板1505とシール材1506で囲まれた内側は、空間1507になっている。
なお、配線1509はソース信号線駆動回路1501又はゲート信号線駆動回路1504に入力される信号を伝送するための配線であり、外部入力端子となるFPC(フレキシブルプリントサーキット)1510からビデオ信号、クロック信号、スタート信号、リセット信号等を受け取る。また、FPC1510上にはICチップ(半導体集積回路)1511がCOG(Chip On Glass)で接続されている。なお、ICチップ1511をTAB(Tape Automated Bonding)やプリント基板を用いて接続してもよい。
次に、断面構造について図15(B)を用いて説明する。基板1508上にはソース信号線駆動回路部1501、画素部1502、モニター素子部1503及びゲート信号線駆動回路1504が形成されている。
なお、ソース信号線駆動回路1501はnチャネル型TFT1512とpチャネル型TFT1513とを組み合わせたCMOS回路により形成される。またTFT1525はゲート信号線駆動回路1504を構成するTFTを示している。また、駆動回路を形成するTFTは、公知のCMOS回路、PMOS回路もしくはNMOS回路で形成しても良い。また、本実施の形態では、基板上に駆動回路を形成したドライバー一体型を示すが、必ずしもその必要はなく、基板上ではなく外部に形成することもできる。
また、画素部1502はスイッチング用TFT1514と、電流制御用TFT1515とそのドレインに電気的に接続された第1の電極1516とを含む複数の画素により形成される。なお、第1の電極1516の端部を覆って絶縁物1517が形成されている。ここでは、ポジ型の感光性アクリル樹脂膜を用いることにより形成する。
また、カバレッジを良好なものとするため、絶縁物1517の上端部または下端部に曲面が形成されるようにする。例えば、絶縁物1517の材料としてポジ型の感光性アクリルを用いた場合、絶縁物1517の上端部のみに0.2μm〜3μmの曲率半径を有する曲面を持たせることが好ましい。また、絶縁物1517として、感光性の光によってエッチャントに不溶解性となるネガ型、或いは光によってエッチャントに溶解性となるポジ型のいずれも使用することができる。
第1の電極1516上には、電界発光層1518、および第2の電極1519がそれぞれ形成されている。ここで、陽極として機能する第1の電極1516に用いる材料としては、仕事関数の大きい材料を用いることが望ましい。例えば、チタン膜、クロム膜、タングステン膜、Zn膜、Pt膜などの単層膜の他、窒化チタン膜とアルミニウムを主成分とする膜との積層、窒化チタン膜とアルミニウムを主成分とする膜と窒化チタン膜との3層構造等を用いることができる。なお、積層構造とすると、配線としての抵抗も低く、良好なオーミックコンタクトがとれ、さらに陽極として機能させることができる。
また、電界発光層1518は、蒸着マスクを用いた蒸着法、またはインクジェット法によって形成される。電界発光層1518には、元素周期律第4族金属錯体をその一部に用いても良く、その他、組み合わせて用いることのできる材料としては、低分子系材料であっても高分子系材料であっても良い。また、電界発光層に用いる材料としては、通常、有機化合物を単層もしくは積層で用いる場合が多いが、本発明においては、有機化合物からなる膜の一部に無機化合物を用いる構成も含めることとする。さらに、公知の三重項発光材料を用いることも可能である。
さらに、電界発光層1518上に形成される第2の電極1519に用いる材料としては、仕事関数の小さい材料(Al、Ag、Li、Ca、またはこれらの合金MgAg、MgIn、AlLi、又はこれらの化合物CaF2、またはCaN)を用いればよい。なお、ここでは、上面出射型であるので、第2の電極1519として1nm〜10nmのアルミニウム膜、Liを微量に含むアルミニウム膜、若しくは、膜厚を薄くした金属薄膜と、透明導電膜(ITO(酸化インジウム酸化スズ合金)、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛(ZnO)等)との積層を用いるのが良い。
また、画素部1502において電流制御用TFT1515のドレインに電気的に接続された第1の電極1516と同一の材料で形成された配線1521と、その配線1521に接続された陽極1522と、第2の電極1519に電界発光層1518が挟まれた構造のモニター素子1523が形成されている。なお、このモニター素子1523からの発光は遮光するように、モニター素子部1503の上面には遮光膜1524が形成されている。
さらにシール材1506で封止基板1505を素子基板1508と貼り合わせることにより、素子基板1508、封止基板1505、およびシール材1506で囲まれた空間1507に電界発光素子1520及びモニター素子1523が備えられた構造になっている。なお、空間1507には、不活性気体(窒素やアルゴン等)が充填される場合の他、シール材1506で充填される構成も含むものとする。
なお、シール材1506にはエポキシ系樹脂を用いるのが好ましい。また、これらの材料はできるだけ水分や酸素を透過しない材料であることが望ましい。また、封止基板1505に用いる材料としてガラス基板や石英基板の他、FRP(Fiberglass−Reinforced Plastics)、PVF(ポリビニルフロライド)、マイラー、ポリエステルまたはアクリル等からなるプラスチック基板を用いることができる。
以上のようにして、アクティブマトリクス型表示装置を得ることができる。
なお、図15では上面出射型構造の表示装置のパネルについて示したが、もちろん下面出射型構造でも、両面出射型構造でも構わない。
両面出射型構造の発光素子について図17(A)を用いて説明する。
基板1700上に電流制御用TFT1701が形成され、電流制御用TFT1701のドレイン電極に接して第1の電極1702が形成され、その上に有機化合物を含む層1703と第2の電極1704が形成されている。
また、第1の電極1702は発光素子の陽極である。そして第2の電極1704は発光素子の陰極である。つまり、第1の電極1702と第2の電極1704とで有機化合物を含む層1703が挟まれているところが発光素子となる。
また、ここで、陽極として機能する第1の電極1702に用いる材料としては、仕事関数の大きい材料を用いることが望ましい。例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)膜、インジウム亜鉛酸化物(IZO)膜などの透明導電膜を用いることができる。透明導電膜を用いることで光を透過させることが可能な陽極を形成することができる。
また、陰極として機能する第2の電極1704に用いる材料としては、仕事関数の小さい材料(Al、Ag、Li、Ca、またはこれらの合金MgAg、MgIn、AlLi、CaF2、またはCaN)からなる金属薄膜と、透明導電膜(ITO(インジウムスズ酸化物)、インジウム亜鉛酸化物(In2O3-ZnO)、酸化亜鉛(ZnO)等)との積層を用いるのが良い。こうして薄い金属薄膜と、透明性を有する透明導電膜を用いることで光を透過させることが可能な陰極を形成することができる。
こうして、図17(A)の矢印に示すように発光素子からの光を両面に取り出すことが可能になる。つまり、図15の表示装置のパネルに適用した場合には、基板1508側と封止基板1505側に光が出射することになる。従って両面出射型構造の発光素子を表示装置に用いる場合には基板1508および封止基板1505は、ともに光透過性を有する基板を用いる。
また、光学フィルムを設ける場合には、基板1508および封止基板1505の両方に光学フィルムを設ければよい。
また下面出射型構造の発光素子について図17(B)を用いて説明する。
基板1710上に電流制御用TFT1711が形成され、電流制御用TFT1711のドレイン電極に接して第1の電極1712が形成され、その上に有機化合物を含む層1713と第2の電極1714が形成されている。
また、第1の電極1712は発光素子の陽極である。そして第2の電極1714は発光素子の陰極である。つまり、第1の電極1712と第2の電極1714とで有機化合物を含む層1713が挟まれているところが発光素子となる。
また、ここで、陽極として機能する第1の電極1712に用いる材料としては、仕事関数の大きい材料を用いることが望ましい。例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)膜、インジウム亜鉛酸化物(IZO)膜などの透明導電膜を用いることができる。透明性を有する透明導電膜を用いることで光を透過させることが可能な陽極を形成することができる。
また、陰極として機能する第2の電極1704に用いる材料としては、仕事関数の小さい材料(Al、Ag、Li、Ca、またはこれらの合金MgAg、MgIn、AlLi、化合物CaF2、またはCaN)を用いることができる。こうして、光を反射する金属膜を用いることで光が透過しない陰極を形成することができる。
こうして、図17(B)の矢印に示すように発光素子からの光を下面に取り出すことが可能になる。つまり、図15の表示装置のパネルに適用した場合には、基板1508側に光が出射することになる。従って下面出射型構造の発光素子を表示装置に用いる場合には基板1508は光透過性を有する基板を用いる。
また、光学フィルムを設ける場合には、基板1508に光学フィルムを設ければよい。
また、白色の発光素子とカラーフィルターを用いてフルカラー表示を実現する表示装置にも本発明を適用することが可能である。
図18に示すように、基板1800上に下地膜1802を介して電流制御用TFT1801が形成され、電流制御用TFT1801のドレイン電極に接して第1の電極1803が形成され、その上に有機化合物を含む層1804と第2の電極1805が形成されている。なお、下地膜1802は有していなくとも良い。
また、第1の電極1803は発光素子の陽極である。そして第2の電極1805は発光素子の陰極である。つまり、第1の電極1803と第2の電極1805とで有機化合物を含む層1804が挟まれているところが発光素子となる。図18の構成では白色光を発光する。そして、発光素子の上部に赤色のカラーフィルター1806R、緑色のカラーフィルター1806G、青色のカラーフィルター1806Bを設けられており、フルカラー表示を行うことができる。また、これらのカラーフィルターを隔離するブラックマトリクス(BMともいう)1807が設けられている。
また、図18の構成は、実施の形態1で説明した表示装置において、ソース信号線の電位を共通の電位とする場合に適用することができる。画素部の発光素子は白色の発光素子のみであるため、モニター素子も同様の材料で形成することで、素子特性をそろえることができるため補償機能の精度をより高めることができる。
次に、実施の形態2で示した表示装置のパネル構造の一例について図16を用いて説明する。なお、図16(A)は、表示装置を示す上面図、図16(B)は図16(A)をB−B’−B”で切断した断面図である。点線で示したように表示装置はICチップ1601、画素部1602に形成された駆動回路部(カラム信号線駆動回路)、モニター素子部1603、ICチップ1604に形成された駆動回路部(ロウ信号線駆動回路)を有する。また、基板1608、封止基板1605とシール材1606で囲まれた内側は、空間1607になっている。
なお、配線1609はカラム信号線駆動回路又はロウ信号線駆動回路に入力される信号を伝送するための配線であり、外部入力端子となるFPC(フレキシブルプリントサーキット)1610からビデオ信号、クロック信号、スタート信号等を受け取る。また、FPC上にはICチップ(半導体集積回路)1611がCOG(Chip On Glass)で接続されている。なお、ICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いて接続してもよい。
(チ)
次に、断面構造について図16(B)を用いて説明する。基板1608上には画素部1602及びモニター素子部1603が形成されている。そして、カラム信号線駆動回路部及びロウ信号線駆動回路部はそれぞれICチップ1601、ICチップ1604上に形成されCOG(Chip On Glass)で基板1608に接続されている。
基板1608上には下地絶縁膜1612が設けられ、その上には積層からなるカラム信号線が形成されている。下層1613は反射性を有する金属膜であり、上層1614は透明な酸化物導電膜である。上層1614は仕事関数の高い導電膜を用いることが好ましく、インジウム錫酸化物(ITO)の他、例えば、Siを含むインジウム錫酸化物(ITSO)や酸化インジウムに2〜20%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したIZO(Indium Zinc Oxide)などの透明導電材料、もしくはこれらを組み合わせた化合物を含む膜を用いることができる。中でもITSOは、ベークを行ってもITOのように結晶化せず、アモルファス状態のままである。従って、ITSOは、ITOよりも平坦性が高く、有機化合物を含む層が薄くとも陰極とのショートが生じにくく、発光素子の陽極として適している。
また、下層1613は、Ag、Al、またはAl(C+Ni)合金膜を用いる。中でもAl(C+Ni)膜(炭素及びニッケル(1〜20wt%)を含むアルミニウム合金膜)は、通電、或いは熱処理後もITOやITSOとのコンタクト抵抗値に大きな変動がない材料であり、好ましい。
隣り合うカラム信号線同士を絶縁化するための隔壁1618は黒色樹脂であり、異なる着色層(封止基板側に設けられる)との境界、或いは隙間と重なるブラックマトリクス(BM)の役目を果たしている。黒い隔壁で囲まれた領域が発光領域と対応して同一面積になっている。
有機化合物を含む層1615はカラム信号線(陽極)側から順に、HIL(ホール注入層)、HTL(ホール輸送層)、EML(発光層)、ETL(電子輸送層)、EIL(電子注入層)の順に積層されている。なお、有機化合物を含む層は、積層構造以外に単層構造、又は混合構造をとることができる。
ロウ信号線(陰極)1616は、カラム信号線(陽極)と交差するように形成されている。ロウ信号線(陰極)1616は、ITOや、Si元素を含むインジウム錫酸化物(ITSO)や、酸化インジウムに2〜20%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したIZOなどの透明導電膜を用いる。本実施の形態の構成では、発光が封止基板1605を通過する上面出射型の表示装置の例であるのでロウ信号線1616は透明であることが重要である。なお、隣り合うロウ信号線同士を絶縁化するための隔壁1619はフォトリソグラフィー法に従い、未露光部分がパターンとして残存するポジ型感光性樹脂を用い、パターンの下部がより多くエッチングされるように露光量または現像時間を調節すことによって形成する。
こうして、発光素子1617が形成される。
また、水分や脱ガスによるダメージから発光素子1617を保護するため、ロウ信号線1616を覆う透明な保護膜を設けてもよい。透明な保護膜としては、PCVD法による緻密な無機絶縁膜(SiN、SiNO膜など)、スパッタ法による緻密な無機絶縁膜(SiN、SiNO膜など)、炭素を主成分とする薄膜(DLC膜、CN膜、アモルファスカーボン膜)、金属酸化物膜(WO2、CaF2、Al23など)などを用いることが好ましい。透明とは、可視光の透過率が80〜100%であることを指す。
また、モニター素子1626が形成されているモニター素子部1603上には、遮光膜1620を設け、モニター素子部1603からの発光が外部に漏れないようにしている。
また、発光素子を含む画素部1602は、シール材1606及び封止基板1605で封止され、囲まれた空間1607を密閉なものとしている。
シール材1606としては、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、PVC(ポリビニルクロライド)、PVB(ポリビニルブチラル)またはEVA(エチレンビニルアセテート)を用いることが可能である。また、シール材はフィラー(棒状またはファイバー状のスペーサ)や球状のスペーサを添加したものであっても良い。
また、封止基板1605としてガラス基板またはプラスチック基板を用いる。プラスチック基板としては、ポリイミド、ポリアミド、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、PES(ポリエーテルサルフォン)、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)もしくはPEN(ポリエチレンナフタレート)を板状もしくはフィルム状にして用いることができる。
一方、基板1608の端部には端子電極が形成され、この部分で外部回路と接続するFPC(フレキシブルプリントサーキット)1610を貼り合わせる。端子電極は、反射性を有する金属膜である下層1613と、透明な酸化物導電膜である上層1614との積層で構成しているが、特に限定されない。
また、画素部の周辺には、画素部へ各信号を伝送する駆動回路が形成されたICチップ1601、ICチップ1604及び外挿電源回路が形成されたICチップ1611が異方導電性材料1621を介して表示パネルに電気的に接続している。また、カラー表示に対応した画素部を形成するためには、XGAクラスでカラム信号線の本数が3072本でありロウ信号線が768本必要となる。このような数で形成されたカラム信号線及びロウ信号線は画素部の端部で数ブロック毎に区分して引出線を形成し、ICの出力端子のピッチに合わせて集める。
以上に示す表示装置は、上面出射型の表示装置であり、黒い隔壁1618及び1619によってコントラストが向上されている。
図16では上面出射型構造の表示装置のパネルについて示したが、もちろん両面出射型構造でも、下面出射型構造でも構わない。
両面出射型構造の発光素子について図19(A)を用いて説明する。
両面出射型構造の発光素子は、透明な酸化物導電膜からなるカラム信号線(陽極)1902と、有機化合物を含む層1904と、透明な酸化物導電膜からなるロウ信号線1905とで構成している。また、隔壁1903は遮光性を有する材料で構成されている。
発光素子からの発光は図19(A)中の矢印に示す方向、即ち、第1の基板1901を通過する方向と、第2の基板1906を通過する方向との両方で取り出される。従って、第1の基板1901および第2の基板1906は、ともに光透過性を有する基板を用いる。
また、光学フィルムを設ける場合には、第1の基板1901および第2の基板1906の両方に光学フィルムを設ければよい。
また、下面出射型構造の発光素子について図19(B)を用いて説明する。
下面出射型構造の発光素子は、透明な酸化物導電膜からなるカラム信号線(陽極)1912と、有機化合物を含む層1914と、反射性を有する導電膜からなるロウ信号線1915とで構成している。また、隔壁1913は遮光性を有する材料で構成されている。
発光素子からの発光は図19(B)中の矢印に示す方向、即ち、第1の基板1911を通過する方向に取り出される。従って、第2の基板1917は特に光透過性を有する必要はなく、金属板でもよい。また、発光素子の信頼性を向上させるために膜厚の厚い保護膜1916を形成しても光の取り出し効率が低下しないので好ましい。
また、光学フィルムを設ける場合には、第1の基板1911に光学フィルムを設ければよい。
また、隔壁が逆テーパ形状ではなく、順テーパ形状の例を図20を用いて説明する。なお、図20は、白色の発光素子とカラーフィルターを用いてフルカラー表示を実現する。
第1の基板2001上にストライプ状の第1の電極2002を形成する。本構成では、第1の電極2002上に開口部を有する隔壁2003が設けられ、その上に第1のスペーサ2006、及び第1のスペーサ2006上の幅の大きい第2のスペーサ2007で構成される隔壁を形成する。
第1のスペーサ2006はポリイミドなどの有機樹脂膜を用い、第2のスペーサ2007は、レジストなどの感光性樹脂膜を用いる。まず、ポリイミドなどの有機樹脂膜を成膜して、その部分にレジストなどの感光性樹脂膜を成膜する。そして、分離したい電極の間にレジストなどの感光性樹脂膜のパターンを残す。そして、露出した有機樹脂膜をエッチングする。このエッチングする際に感光性樹脂のパターンの下方にアンダーカットを発生させるようにエッチング条件を調節する。これらの工程により素子分離体構造、即ち隔壁が形成できる。
図20では、開口部を有する隔壁2003、第1のスペーサ2006、または第2のスペーサ2007を遮光性を有する材料で構成し、コントラストを向上させる。
隔壁を形成した後、有機化合物を含む層および透明導電膜を形成すれば、分離された有機化合物を含む層2004および第2の電極2005を形成することができる。
また、図20では、有機化合物を含む層2004は積層とし、Alq3にクマリン6をドープした緑色発光層と、TPDにルブレンをドープした黄色発光層とを積層したものを用いて2層発光を用いた白色発光素子とする。本構成においては、発光色ごとに塗り分ける工程を省略できるため、パッシブマトリクス型発光装置の作製時間を短縮することができる。
また、フルカラー表示とするため、白色発光素子の画素に対向する位置に着色層2008R、着色層2008G、着色層2008Bのみからなるカラーフィルタを第2の基板2009に設けている。また、これらのカラーフィルターを隔離するブラックマトリクス(BMともいう)2010が設けられている。
また、図20の構成は、実施の形態2で説明した表示装置において、各カラム信号線の電位を共通の電位とする場合に適用することができる。画素部の発光素子は白色の発光素子のみであるため、モニター素子も同様の材料で形成することで、素子特性をそろえることができるため補償機能の精度をより高めることができる。
(実施の形態3)
本発明は様々な電子機器に適用することができる。具体的には電子機器の表示部に適用することができる。そのような電子機器として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機又は電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。
図21(A)はディスプレイであり、筐体13001、支持台13002、表示部13003、スピーカー部13004、ビデオ入力端子13005等を含む。本発明を表示部13003に用いたディスプレイは、環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。なお、ディスプレイは、パソコン用、TV放送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用表示装置が含まれる。
図21(B)はカメラであり、本体13101、表示部13102、受像部13103、操作キー13104、外部接続ポート13105、シャッター13106等を含む。本発明を表示部13102に用いたカメラは環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
図21(C)はコンピュータであり、本体13201、筐体13202、表示部13203、キーボード13204、外部接続ポート13205、ポインティングマウス13206等を含む。本発明を表示部13203に用いたコンピュータは環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
図21(D)はモバイルコンピュータであり、本体13301、表示部13302、スイッチ13303、操作キー13304、赤外線ポート13305等を含む。本発明を表示部13302に用いたモバイルコンピュータは環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
図21(E)は記録媒体を備えた携帯型の画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体13401、筐体13402、表示部A13403、表示部B13404、記録媒体(DVD等)読み込み部13405、操作キー13406、スピーカー部13407等を含む。表示部A13403は主として画像情報を表示し、表示部B13404は主として文字情報を表示することができる。本発明を表示部A13403や表示部B13404に用いた画像再生装置は環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
図21(F)はゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)であり、本体13501、表示部13502、アーム部13503を含む。本発明を表示部13502に用いたゴーグル型ディスプレイは環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
図21(G)はビデオカメラであり、本体13601、表示部13602、筐体13603、外部接続ポート13604、リモコン受信部13605、受像部13606、バッテリー13607、音声入力部13608、操作キー13609、接眼部13610等を含む。本発明を表示部13602に用いたビデオカメラは環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
図21(H)は携帯電話機であり、本体13701、筐体13702、表示部13703、音声入力部13704、音声出力部13705、操作キー13706、外部接続ポート13707、アンテナ13708等を含む。本発明を表示部13703に用いた携帯電話は環境温度変化に起因する輝度変化を抑制し、見かけ上の輝度劣化を低減することができる。
このように本発明は、あらゆる電子機器に適用することが可能である。
アクティブマトリクス型表示装置に適用可能な補償回路を説明する図。 発光素子に印加される電圧の経時変化を示す図。 アクティブマトリクス型表示装置に適用可能な補償回路を説明する図。 補償回路を有するアクティブマトリクス型表示装置の模式図。 電源供給源を切り替えるスイッチを説明する図。 電源供給源を切り替えるスイッチを説明する図。 電源供給源を切り替えるスイッチを説明する図。 補償回路を有するアクティブマトリクス型表示装置の模式図。 パッシブマトリクス型表示装置に適用可能な補償回路を説明する図。 補償回路を有するパッシブマトリクス型表示装置の模式図。 発光素子のIV特性の温度依存性を示す図。 発光素子の経時劣化によるIV特性の変化を示す図。 補償回路を有するパッシブマトリクス型表示装置の模式図。 本発明のアクティブマトリクス型表示装置に適用可能な画素構成の例。 アクティブマトリクス型表示装置のパネル構成を説明する図。 パッシブマトリクス型表示装置のパネル構成を説明する図。 アクティブマトリクス型表示装置に適用可能な発光素子の例。 アクティブマトリクス型表示装置に適用可能な発光素子の例。 パッシブマトリクス型表示装置に適用可能な発光素子の例。 パッシブマトリクス型表示装置に適用可能な発光素子の例。 表示部に本発明の表示装置を適用可能な電子機器の例。

Claims (8)

  1. モニター素子と、電流源と、アンプと、外挿電源回路と、選択手段と、発光素子と、を有し、
    前記電流源は、前記モニター素子に電流を流す機能を有し、
    前記アンプは、前記モニター素子に発生する電圧と同電圧又は概略同電圧を出力する機能を有し、
    前記外挿電源回路は、前記モニター素子に発生する電圧の変化と、前記モニター素子の温度情報と、前記モニター素子の点灯時間の情報とから、前記モニター素子の経時的に変化する電圧を予測して、該予測した電圧を出力する機能を有し、
    前記選択手段は、前記アンプから出力された電圧又は前記外挿電源回路から出力された電圧のいずれかを選択して、該選択した電圧を前記発光素子に供給する機能を有することを特徴とする表示装置。
  2. モニター素子と、電流源と、アンプと、外挿電源回路と、選択手段と、発光素子と、を有し、
    前記電流源は、前記モニター素子に電流を流す機能を有し、
    前記外挿電源回路は、前記モニター素子に発生する電圧の変化と、前記モニター素子の温度情報と、前記モニター素子の点灯時間の情報とから、前記モニター素子の経時的に変化する電圧を予測して、該予測した電圧を出力する機能を有し、
    前記選択手段は、前記モニター素子に発生する電圧又は前記外挿電源回路から出力された電圧のいずれかを選択して、該選択した電圧を出力する機能を有し、
    前記アンプは、前記選択手段から出力された電圧と同電圧又は概略同電圧を出力して、該出力した電圧を前記発光素子に供給する機能を有することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記モニター素子は複数が並列接続されていることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記モニター素子は前記発光素子の発光色毎に設けられ、前記モニター素子と前記発光素子は同一の材料で形成されていることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記アンプはボルテージフォロワ回路であることを特徴とする表示装置。
  6. モニター素子と、電流源と、アンプと、外挿電源回路と、選択手段と、トランジスタと、発光素子と、を有し、
    前記電流源は、前記モニター素子に電流を流す機能を有し、
    前記アンプは、前記モニター素子に発生する電圧と同電圧又は概略同電圧を出力する機能を有し、
    前記外挿電源回路は、前記モニター素子に発生する電圧の変化と、前記モニター素子の温度情報と、前記モニター素子の点灯時間の情報とから、前記モニター素子の経時的に変化する電圧を予測して、該予測した電圧を出力する機能を有し、
    前記選択手段は、前記アンプから出力された電圧又は前記外挿電源回路から出力された電圧のいずれかを選択して、該選択した電圧を出力する機能を有し、
    前記トランジスタは、ソース又はドレインの一方が前記選択手段の出力端子に電気的に接続され、ソース又はドレインの他方が前記発光素子に電気的に接続されており、前記選択手段から前記発光素子への電圧の供給を制御する機能を有することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
  7. モニター素子と、電流源と、アンプと、外挿電源回路と、選択手段と、トランジスタと、発光素子と、を有し、
    前記電流源は、前記モニター素子に電流を流す機能を有し、
    前記外挿電源回路は、前記モニター素子に発生する電圧の変化と、前記モニター素子の温度情報と、前記モニター素子の点灯時間の情報とから、前記モニター素子の経時的に変化する電圧を予測して、該予測した電圧を出力する機能を有し、
    前記選択手段は、前記モニター素子に発生する電圧又は前記外挿電源回路から出力された電圧のいずれかを選択して、該選択した電圧を出力する機能を有し、
    前記アンプは、前記選択手段から出力された電圧と同電圧又は概略同電圧を出力する機能を有し、
    前記トランジスタは、ソース又はドレインの一方が前記アンプの出力端子に電気的に接続され、ソース又はドレインの他方が前記発光素子に電気的に接続されており、前記アンプから前記発光素子への電圧の供給を制御する機能を有することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
  8. 請求項または請求項において、
    前記モニター素子は複数が並列接続されていることを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
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