JP4877051B2 - 変速機の潤滑装置 - Google Patents

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本発明は、変速機の潤滑装置に関し、特に、ポンプによって吐出される作動油の一部を、潤滑要素を潤滑するための潤滑回路に供給する変速機の潤滑装置に関する。
車両に備えられている自動変速機等にあっては、自動変速機内に設けられている遊星歯車、軸受、摩擦板、差動装置のデフリングギヤ等の潤滑要素に潤滑油を供給するための潤滑回路が設けられており、潤滑油としては、例えば、レギュレータバルブ等の調圧弁から排出される余剰油を潤滑回路に供給するようにしている。
従来のこの種の自動変速機の潤滑装置としては、例えば、図3に示すようなものが知られている。図3において、図示しないポンプから吐出され調圧弁から排出された余剰油は、オイルクーラ1によって冷却された後、潤滑用配管2を介して潤滑回路4に供給される。この潤滑用配管2には絞り弁3が設けられており、オイルクーラ1によって冷却された余剰油は絞り弁3で一定の潤滑流量に調整されることにより、潤滑回路4に供給される。
そして、潤滑回路4によって余剰油が遊星歯車、軸受、摩擦板、差動装置のデフリングギヤ等の潤滑要素5に供給されることにより、潤滑要素5が冷却されつつ潤滑が行われる。また、潤滑要素5に供給された潤滑油はオイルパンに還流されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−94106号公報
しかしながら、このような従来の変速機の潤滑装置にあっては、オイルクーラ1と潤滑回路4が直列に接続されているため、オイルクーラ1によって余剰油の冷却量を増大させる場合に、潤滑油量もそのまま増大してしまうことになる。このため、遊星歯車の攪拌抵抗が増大したり、摩擦板の引きずりトルクの増大等を引き起こしてしまうことがある。
具体的には、例えば、遊星歯車や差動装置のデフリングギヤ等に必要以上の潤滑油が供給されると、遊星歯車やデフリングギヤの攪拌抵抗が増大したり、摩擦板に必要以上の潤滑油が供給されると、摩擦板に潤滑油による過渡な荷重が加わってしまい、それが摩擦板の引きずりトルクとなってしまう。このため、内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率が悪化してしまうことがある。
また、オイルクーラ1によって冷却された潤滑油を潤滑回路4に全て供給しているため、潤滑要素5を冷却した後に油温が高くなった潤滑油がオイルパンに還流されてしまう。このため、オイルパンに還流された作動油をポンプから主制御要素であるトルクコンバータや自動変速機のギヤ段を制御するための変速制御用油圧回路等に供給する際に、充分に冷却されたオイルを供給することができないことがある。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、潤滑回路に供給される作動油量を適正にして内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率が悪化してしまうのを防止することができるとともに、変速機の冷却および暖気性能を向上させることができる変速機の潤滑装置を提供することを目的とする。
本発明に係る変速機の潤滑装置は、上記課題を解決するため、(1)ポンプによって吐出され主制御要素に供給される作動油の一部を、潤滑要素を潤滑するための潤滑回路に供給する変速機の潤滑装置において、前記潤滑回路の上流側に設けられ、作動油の温度を調整する作動油温度調整手段と、前記作動油温度調整手段の下流側に設けられ、前記潤滑回路に接続された潤滑用配管と、前記作動油温度調整手段の下流側に設けられるとともに、前記潤滑用配管から分岐して前記潤滑回路に並列に配置され、作動油をオイルパンに還流するドレン配管と、前記潤滑用配管に設けられ、前記潤滑用配管の流路を絞る第1の絞り弁と、前記ドレン配管に設けられ、前記ドレン配管の流路を絞る第2の絞り弁と、前記作動油温度調整手段の上流の潤滑油供給油路上に設けられ、前記ポンプから前記作動油温度調整手段に供給される作動油の油圧が所定値以上となったときに、前記作動油温度調整手段に供給される作動油圧を減圧させる機能を有する温度調整器バイパスバルブとを備え、前記第1の絞り弁および前記第2の絞り弁は、前記作動油温度調整手段に供給される作動油量が前記潤滑回路に供給される必要潤滑油量を超えた場合に、前記必要潤滑油量を超えた量の作動油を前記ドレン配管にドレンするように設定された開度を有するものから構成されている。
この構成により、作動油温度調整手段の下流側に、潤滑回路に潤滑油を供給する潤滑用配管および潤滑用配管から分岐されて作動油をドレンするドレン配管を設け、作動油温度調整手段に供給される作動油量が潤滑回路に供給される必要潤滑油量を超えた場合に、必要潤滑油量を超えた量の作動油をドレン配管にドレンするように第1の絞り弁および前記第2の絞り弁の開度を設定したので、作動油温度調整手段に供給される作動油量が増大した場合であっても、潤滑要素に供給される作動油量を常に適正にすることができる。このため、潤滑要素に必要以上の作動油が供給されてしまうのを防止して、内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率が悪化してしまうのを防止することができる。また、潤滑要素に温度調整された作動油を供給することができるため、潤滑要素に最適な粘度または温度に調整された潤滑油を供給することができる。
また、作動油温度調整手段によって温度調整され、必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管を介してオイルパンに還流されるので、温度調整される作動油量を増大させることができる。このため、最適な温度に調整された作動油を主制御要素に常時供給することができ、変速機の冷却および暖気性能を向上させることができる。
また、作動油温度調整手段によって温度調整された作動油がドレン配管を介してオイルパンに直接還流されるので、オイルパン内の作動油量が減少してしまうのを防止することができ、主制御要素や潤滑要素に作動油を確実に供給することができる。
また、本発明に係る変速機の潤滑装置は、上記(1)に記載の変速機の潤滑装置において、(2)前記ドレン配管に前記オイルパンに還流される作動油内の異物を捕捉するストレーナを設けたものから構成されている。
この構成により、ストレーナを潤滑回路に対して並列に配置するようにしたので、ストレーナに目詰まりが生じた場合でも、作動油を潤滑回路に供給することができる。このため、潤滑回路から潤滑要素に作動油を供給することができ、潤滑要素の耐久性が低下してしまうのを防止することができる。また、ドレン配管を介してオイルパンに還流される作動油から異物を除去することができ、潤滑要素を円滑に潤滑することができる。
また、本発明に係る変速機の潤滑装置は、上記(1)または(2)に記載の変速機の潤滑装置において、(3)前記作動油温度調整手段は、内燃機関に流通する冷却水または温水によって作動油の温度を調整するものから構成されている。
この構成により、暖気時に内燃機関に流通する温水を利用することにより、作動油温度調整手段によって作動油の温度を高くして潤滑要素に供給することができ、暖気運転時に作動油の粘度が高くなるのを防止して、潤滑要素や主制御要素の摺動抵抗が高くなること等を防止することができる
また、高速走行時等に内燃機関に流通する冷却水を利用することにより、作動油温度調整手段によって作動油の温度を低くして潤滑要素に供給することができるため、高速走行時等に潤滑要素に冷却された作動油を供給して潤滑要素を冷却することができ、潤滑要素の焼き付け等が発生するのを防止することができる。
本発明によれば、潤滑回路に供給される作動油量を適正にして内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率が悪化してしまうのを防止することができるとともに、変速機の冷却および暖気性能を向上させることができる変速機の潤滑装置を提供することができる。
以下、本発明に係る変速機の潤滑装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1、図2は本発明に係る変速機の潤滑装置の一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、トルクコンバータ11は図示しない内燃機関と自動変速機の間に設けられており、主制御要素としての流体継手を構成するものである。トルクコンバータ11はクランクシャフト12に固定されるフロントカバー13を備えており、フロントカバー13にはポンプインペラ14が取付けられている。
また、トルクコンバータ11はポンプインペラ14と対向する状態で回転可能なタービンランナ15を備えており、タービンランナ15はクランクシャフト12と略同軸に延びる入力シャフト16に固定されている。
また、ポンプインペラ14およびタービンランナ15の内側にはステータ17が配置されており、ステータ17の回転方向はワンウェイクラッチ18によって一方向にのみ設定されるようになっている。
また、入力シャフト16のフロントカバー13側の端部にはロックアップクラッチ19が取付けられている。また、ポンプインペラ14、タービンランナ15およびステータ17は作動液室を画成しており、この作動液室には、油圧制御回路21から作動液が供給されるようになっている。
油圧制御回路21は、切換用電磁ソレノイド23によってオン/オフ作動させられて切換用信号圧Pswを供給する切換用電磁ソレノイド弁22と、切換用電磁ソレノイド弁22から供給される切換用信号圧Pswに従ってロックアップクラッチ19を解放状態とするオフ側位置(OFF)および係合状態とするオン側位置(ON)の一方に切換えるクラッチ切換弁24と、電子制御装置25から供給される駆動電流に対応した信号あるPsuを出力して圧力を制御するスリップ制御用ソレノイド弁26と、クラッチ切換弁24によってロックアップクラッチ19が係合状態とされているときにロックアップクラッチ19の作動状態をスリップ状態からロックアップオンの範囲で切換えるロックアップコントロール弁27と、潤滑要素に作動油を供給するとともに、温度調整された作動油をオイルパン29に還流する潤滑装置62とを備えている。
油圧制御回路21は、オイルパン29に還流した作動油を吸引して圧送するためのポンプとしてのオイルポンプ30が設けられており、このオイルポンプ30は図示しない内燃機関または電動機によって駆動されるようになっている。
オイルポンプ30から圧送された作動油はリリーフ式の第1調圧弁31によって第1ライン圧PL1に調圧されるようになっており、この第1調圧弁31は図示しないスロットル弁開度検知弁から出力されたスロットル圧に対応して大きくなる第1ライン圧PL1を発生させ、第1ライン油路32に出力するようになっている。
また、第1調圧弁31から排出された作動油はスロットル弁開度検知弁から出力されたスロットル圧に基づいてリリーフ式の第2調圧弁33によって調圧されるようになっており、第2調圧弁33は内燃機関の出力トルクに応じた第2ライン圧PL2を発生させるようになっている。
第1ライン圧PL1は第3調圧弁34によって減圧されるようになっており、第3調圧弁34は予め設定された大きさの一定のモジュレータ圧Pmを発生させるようになっている。なお、第1ライン圧PL1は図示しない自動変速機のギヤ段を制御するための変速制御用油圧回路35の元圧等として供給される。
一方、ロックアップクラッチ19は係合側油路36を介して作動油が供給される係合側油室37内の油圧Ponと解放側油路38を介して作動油が供給される解放側油室39内の油圧Poffとの差圧ΔP(Pon−Poff)によりフロントカバー13に摩擦係合されるようになっている。
また、トルクコンバータ11の運転条件としては、例えば、差圧ΔPが負とされてロックアップクラッチ19が解放状態である、所謂、ロックアップオフ、差圧ΔPが零以上とされてロックアップクラッチ19が半係合状態である、所謂、スリップ状態、および差圧ΔPが最大値とされてロックアップクラッチ19が完全に係合された状態である、所謂、ロックアップオンの3条件に大別される。
また、クラッチ切換弁24はロックアップクラッチ19を係合状態および解放状態の一方に切換えるようになっており、解放側油室39と連通する解放側ポート40と、係合側油室37と連通する係合側ポート41、第2ライン圧PL2が供給される入力ポート42、ロックアップクラッチ19の解放時に係合側油室37の作動油が排出されると共に、ロックアップクラッチ19の係合時に第2調圧弁33から排出された作動油が供給される排出ポート43と、ロックアップクラッチ19の係合時に解放側油室39と連通する迂回ポート44と、第2調圧弁33から調圧のために排出された作動油が供給されるリリーフポート45と、それらのポートの状態を切換えるスプール弁46と、スプール弁46をオフ側位置に向かって付勢するスプリング47と、スプール弁46の端部に切換用電磁ソレノイド弁22の切換用信号圧Pswを作用させてオン側位置に向かう推力を発生させるために切換用信号圧Pswを受け入れる油室48とを備えている。
なお、図1においては、中心線より左側がロックアップクラッチ19の解放状態であるオフ側位置(OFF)にスプール弁46が位置された状態を示しており、中心線より右側が係合状態であるオン側位置(ON)にスプール弁46が位置された状態を示している。
ロックアップコントロール弁27は、上下方向に摺動可能なスプール弁51と、スプール弁51をスリップ側位置(SLIP)に向かう推力を与えるスプリング52と、スプール弁51をスリップ側位置に向かって付勢するためにトルクコンバータ11の係合側油室37内の油圧Ponを受け入れる油室53と、スプール弁51を完全係合側位置(ON)に付勢するためにトルクコンバータ11の解放側油室39の油圧Poffを受け入れる油室54と、スプール弁51をオン側位置に向かって付勢するためにスリップ制御用ソレノイド弁26から出力される信号圧Psuを受け入れる油室55と、第2調圧弁33によって調圧された第2ライン圧PL2が供給される入力ポート56と、スプール弁51がスリップ側位置に位置された際に入力ポート56と連通する制御ポート57とを備えている。
なお、図1において、中心線より左側がスリップ側位置(SLIP)にスプール弁51が位置した状態を示しており、中心線より右側が完全係合位置(ON)にスプール弁51が位置した状態を示している。
また、スリップ制御用ソレノイド弁26は電子制御装置25のからの指令に基づいて、ロックアップクラッチ19の係合時にロックアップクラッチ19の係合圧を高めるために信号圧Psuを出力するようになっており、スリップ制御用ソレノイド弁26は第3調圧弁34で発生される一定のモジュレータ圧Pmを元圧とし、それを減圧して信号圧Psuを発生させるようになっている。
また、切換用電磁ソレノイド弁22は非励磁状態(オフ状態)では切換用信号圧Pswをドレン圧とするようになっており、励磁状態(オン状態)では切換用信号圧Pswをモジュレータ圧Pmとし、クラッチ切換弁24の油室48に作用させるようになっている。
ここで、油室48にモジュレータ圧Pmが供給されると、クラッチ切換弁24のスプール弁46はスプリング47の付勢力に抗してオン側位置(ON)に移動させられる。一方、油室48にドレン圧が供給されると、クラッチ切換弁24のスプール弁46はスプリング47に付勢されてオフ側位置(OFF)に移動させられる。
なお、以後は切換用信号圧Pswとしてモジュレータ圧Pmが供給された場合に切換用信号圧Pswが供給されるものとし、切換用信号圧Pswとしてドレン圧が供給された場合は、実質的にはスリップ制御用ソレノイド弁26には影響を及ぼさないため、切換用信号圧Pswが供給されないものとする。
また、クラッチ切換弁24において、切換用電磁ソレノイド弁22が励磁されて切換用信号圧Pswが油室48に供給されてスプール弁46がオン側位置に位置させられると、入力ポート42に供給された第2ライン圧PL2が係合側ポート41から係合側油路36を通って係合側油室37に供給される。この係合側油室37に供給される第2ライン圧PL2は油圧Ponとなる。
同時に、解放側油室39は解放側油路38を通って解放側ポート40から迂回ポート44を経てロックアップコントロール弁27の制御ポート57に連通される。そして、解放側油室39内の油圧Poffがロックアップコントロール弁27によって調整されてロックアップクラッチ19の作動状態がスリップ状態からロックアップオンの範囲で切換えられる。
具体的には、クラッチ切換弁24のスプール弁46がオン側位置に付勢されているとき、すなわち、ロックアップクラッチ19が係合状態に切換えられているときに、ロックアップコントロール弁27において、スプール弁51を完全係合位置(ON)に移動させるための信号圧Psuが油室55に供給されず、スプリング52の推力によってスプール弁51がスリップ側位置(SLIP)に移動させると、入力ポート56に供給された第2ライン圧PL2が制御ポート57から迂回ポート44を経て、解放側ポート40から解放側油路38を通り、解放側油室39に供給される。
この状態において、差圧ΔPがスリップ制御用ソレノイド弁26の信号圧Psuによって制御されてロックアップクラッチ19のスリップ状態が制御される。
また、クラッチ切換弁24のスプール弁46がオン側位置(ON)に付勢されているとき、ロックアップコントロール弁27において、スプール弁51を完全係合側位置(ON)に移動させるための信号圧Psuが油室55に供給されると、入力ポート56から解放側油室39に第2ライン圧PL2が供給されず、解放側油室39の作動油がドレンポート58から排出される。このため、差圧ΔPが最大とされてロックアップクラッチ19が完全係合状態となる。
また、ロックアップクラッチ19がスリップ状態または完全係合状態において、クラッチ切換弁24のスプール弁46はオン側位置に位置させられるため、リリーフポート45と排出ポート43とが連通される。このため、第2調圧弁33から排出された作動油は、クラッチ切換弁24を介して潤滑油供給油路61に供給される。すなわち、オイルポンプ30によって吐出されトルクコンバータ11や変速制御用油圧回路35に供給される作動油の一部が潤滑油供給油路61に余剰油として供給される。
また、クラッチ切換弁24において、切換用信号Pswが油室48に供給されずにスプリング47の付勢力によってスプール弁46がオフ側位置(OFF)に位置されると、入力ポート42に供給された第2ライン圧PL2が解放側ポート40から解放側油路38を通って解放側油室39に供給される。
そして、作動油は係合側油室37を経て係合側油路36を通り、係合側ポート41に供給されて排出ポート43から潤滑油供給油路61に供給される。このため、ロックアップクラッチ19がロックアップオフとされる。
また、図2に示すように潤滑油供給油路61の下流側に潤滑装置62が設けられており、この潤滑装置62は、チェックバルブ63に接続されており、チェックバルブ63の下流には作動油の温度を調整する作動油温度調整器としての温度調整器64が設けられている。
この温度調整器64は流通配管66a、66bを介して内燃機関のウォータージャケット65に接続されており、内燃機関によって冷却された冷却水、また内燃機関によって温められた温水がウォータージャケット65から供給されるようになっている。このため、作動油は温度調整器64によって冷却または加熱される。
また、温度調整器64の下流側には潤滑回路67に接続された潤滑用配管68が設けられており、温度調整器64によって冷却または加熱された潤滑油は潤滑用配管68を介して潤滑回路67に供給される。
潤滑回路67は自動変速機内の軸受、遊星歯車、摩擦板、差動装置のデフリングギヤ等の各潤滑要素69に潤滑油を分配して供給するようになっている。また、温度調整器64の下流側にはドレン配管70が設けられており、このドレン配管70は潤滑用配管68から分岐して潤滑回路67に並列に配置され、作動油をオイルパン29に還流するようになっている。
また、ドレン配管70上にはストレーナ71が設けられており、このストレーナ71も温度調整器64に対して並列に設置されている。このストレーナ71は作動油の中に含有される異物を捕捉する機能を有しており、ストレーナ71のケース72内には不純物を除去するための円筒状のオイルフィルタ73が設けられている。
このオイルフィルタ73は外周側から内周側に向かって作動油を濾過するようになっており、濾過した作動油をオイルパン29にドレンする。また、ストレーナ71はケース72の上部に作動油の供給口74が設けられているとともに、ケース72の下部に濾過した作動油を排出する排出口75が設けられており、作動油の排出方向が車両に対して鉛直下方、すなわち、地面方向になる向きに設置されている。
また、潤滑用配管68には第1の絞り弁としての絞り弁76が設けられており、この絞り弁76によって潤滑用配管68内の流路が絞られるようになっている。また、ドレン配管70には第2の絞り弁としての絞り弁77が設けられており、この絞り弁77によってドレン配管70内の流路が絞られるようになっている。
また、本実施の形態では、絞り弁76および絞り弁77の開度は所定の開度に設定されており、潤滑用配管68に供給される潤滑油およびドレン配管70にドレンされる作動油の流量配分を設定している。
具体的には、絞り弁76および絞り弁77の開度は、温度調整器64に供給される作動油量が潤滑回路67に供給される必要潤滑油量を超えた場合に、必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管70にドレンされるような開度に設定されている。
したがって、潤滑油供給油路61から温度調整器64に供給される作動油量が増大した場合には、温度調整器64によって温度調整された一定量の潤滑油、すなわち、必要潤滑油量が潤滑回路67に供給され、必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管70を介してオイルパン29にドレンされる。このため、温度調整を行うのに必要な作動油量が増大した場合であっても、潤滑回路67に適正な量の潤滑油を供給しつつ、加熱または冷却に必要な量の作動油をオイルパン29に還流させてオイルポンプ30から主制御要素に供給することができる。
また、チェックバルブ63は上流側の作動油圧を常に一定圧以上の油圧に保持するようになっており、車両の停止中にトルクコンバータ11から作動油が排出され、再発進時においてトルクコンバータ11の作動油が不足するのを防止する機能を有している。
チェックバルブ63はチェックバルブ63内を摺動するプランジャ78と、プランジャ78を閉弁方向に付勢するスプリング79とを備えており、所定以上の作動油圧がチェックバルブ63内に供給されると、スプリング79の付勢力に抗してプランジャ78が開弁方向に移動して開弁されるようになっている。
ここで、図2において、チェックバルブ63の中心線より左側が閉弁状態であるオフ側位置(OFF)を示しており、中心線より右側が開弁状態であるオン側位置(ON)を示している。
また、潤滑油供給油路61にはストレーナ71と並列に温度調整器バイパスバルブ80が設けられており、この温度調整器バイパスバルブ80は温度調整器64に供給される作動油の油圧が所定値以上となったときに、温度調整器64に供給される作動油圧を減圧させる機能を有している。
温度調整器バイパスバルブ80は弁の状態を切換えるためのスプール弁81と、スプール弁81を閉弁方向に付勢するスプリング82とを備えており、所定圧以上の作動油が温度調整器バイパスバルブ80に供給されると、スプリング82の付勢力に抗してスプール弁81が移動して開弁される。
なお、図2において、温度調整器バイパスバルブ80の中心線より左側が開弁状態であるオン(ON)側位置を示しており、中心線より右側が閉弁状態であるオフ(OFF)側位置を示している。また、チェックバルブ63のスプリング79の付勢力は温度調整器バイパスバルブ80のスプリング82に比べて弱く設定されており、車両の運転中は略開弁状態となっている。
このような構成を有する油圧回路において、潤滑油供給油路61から作動油が供給され、その油圧が所定圧以上になると、チェックバルブ63が開弁して作動油は温度調整器64に供給される。
ここで、温度調整器64を流入する作動油は温度調整器64内を通過する過程で、ウォータージャケット65から流通配管66a、66bを通して流通する冷却水または温水によって冷却または加熱される。
すなわち、温度調整器64は、暖気運転時において、ウォータージャケット65から流通配管66a、66bを通して流通する温水によって作動油を加熱し、高速運転時等において、ウォータージャケット65から流通配管66a、66bを通して流通する冷却水によって作動油を冷却する。
温度調整器64によって加熱または冷却された作動油は、潤滑用配管68から絞り弁76を介して一定流量に調整されて必要潤滑油量だけ潤滑回路67に供給され、潤滑回路67から自動変速機内の軸受、遊星歯車、摩擦板、差動装置のデフリングギヤ等の各潤滑要素69に供給される。
このとき、温度調整器64に供給される作動油量が潤滑回路67に供給される必要潤滑油量を超えた場合には、必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管70にドレンされるので、絞り弁76によって潤滑用配管68から潤滑回路67に供給される潤滑油量が一定に調整される。
また、必要潤滑油量を超えた量の作動油はドレン配管70から絞り弁77を介してストレーナ71に供給される。ストレーナ71に供給される作動油は、ストレーナ71のケース72の上部の供給口74からオイルフィルタ73内に流入する際に濾過され、作動油内の異物が捕捉される。また、濾過された作動油はストレーナ71のケース72の下部に形成された排出口75から排出され、オイルパン29に直接還流される。
そして、オイルパン29に還流された温度調整された作動油はオイルポンプ30から自動変速機のギヤ段を制御するための変速制御用油圧回路35やトルクコンバータ11等の主制御要素に供給される。
また、ストレーナ71が温度調整器64と並列に設けられているため、ストレーナ71に目詰まりが生じた場合であっても、この目詰まりによって潤滑回路67に供給される潤滑油が阻害されることがなく、潤滑回路67に潤滑油を確実に供給することができる。
また、ストレーナ71の目詰まりによってストレーナ71の上流側の作動油圧が高くなると、その油圧によって温度調整器64の損傷および潤滑油供給油路61の上流側の油圧回路に影響を及ぼす恐れがあるが、作動油が所定以上の油圧となった場合には、温度調整器バイパスバルブ80が開弁して作動油圧が減圧されるため、温度調整器64の損傷および潤滑油供給油路61の上流側の油圧回路に影響を及ぼすことを回避することができる。すなわち、本実施の形態では、温度調整器バイパスバルブ80をストレーナ71の安全弁として兼用することができる。
また、車両停止時等にストレーナ71に作動油が流れないときに、ストレーナ71の排出口75の位置が車両に対して鉛直下方(地面方向)となる位置に配置されているため、オイルフィルタ73の外周面に捕捉されている異物はその自重によってストレーナ71の上方に移動しない。このため、ストレーナ71に捕捉されている異物は常時ストレーナ71内に保持されることになる。
このように本実施の形態では、潤滑要素69に潤滑油を供給する潤滑回路67の上流側に設けられ、内燃機関のウォータージャケット65から供給される温水または冷却水によって作動油の温度を調整する温度調整器64と、温度調整器64の下流側に設けられ、潤滑回路67に接続された潤滑用配管68と、温度調整器64の下流側に設けられるとともに、潤滑用配管68から分岐して潤滑回路67に並列に配置され、作動油をオイルパン29に還流するドレン配管70と、潤滑用配管68に設けられ、潤滑用配管68の流路を絞る絞り弁76と、ドレン配管70に設けられ、ドレン配管70の流路を絞る絞り弁77とを設け、温度調整器64に供給される作動油量が潤滑回路67に供給される必要潤滑油量を超えた場合に、必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管70にドレンされるように絞り弁76および絞り弁77の開度を設定した。
このため、温度調整器64に供給される作動油量が増大した場合であっても潤滑要素69に供給される作動油量を常に適正にすることができ、潤滑要素69に必要以上の作動油が供給されてしまうのを防止して、内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率が悪化してしまうのを防止することができる。
また、潤滑要素69に加熱または冷却された作動油を供給することができるため、暖気時に潤滑要素69に供給される潤滑油の粘度を低くして潤滑要素69の摺動抵抗が悪化するのを防止したり、高速走行時に潤滑要素69を冷却して潤滑要素69の焼き付け等が発生するのを防止することができる。
また、温度調整器64から潤滑要素69に供給されない必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管70を介してオイルパン29に還流されるので、温度調整される作動油量を増大させることができる。このため、最適な温度に調整された作動油をトルクコンバータ11や変速制御用油圧回路35等の主制御要素に常時供給することができ、自動変速機の冷却および暖気性能を向上させることができる。
また、温度調整器64によって温度調整された作動油がドレン配管70を介してオイルパン29に直接還流されるので、オイルパン29内の作動油量が減少してしまうのを防止することができる。
すなわち、低温時に粘度が高い作動油をオイルパン29の上流側にドレンした場合には、作動油がオイルパン29に戻るまでに時間がかかり、オイルパン29内の作動油量が減少してしまい、変速制御用油圧回路35やトルクコンバータ11等の主制御要素や潤滑要素69に作動油を確実に供給することができないおそれがある。
本実施の形態では、温度調整器64によって温度調整された作動油をドレン配管70を介してオイルパン29に直接還流させているため、オイルパン29内の作動油量が減少してしまうのを防止することができ、主制御要素や潤滑要素69に作動油を確実に供給することができる。
また、本実施の形態では、ドレン配管70にオイルパン29に還流される作動油内の異物を捕捉するストレーナ71を設けたので、ストレーナ71に目詰まりが生じた場合でも、作動油を潤滑回路67に供給することができる。
このため、潤滑回路67から潤滑要素69に作動油を供給することができ、潤滑要素69の耐久性が低下してしまうのを防止することができる。また、ドレン配管70を介してオイルパン29に還流される作動油から異物を除去することができ、潤滑要素69を円滑に潤滑することができる。
なお、本実施の形態では、チェックバルブ63が設けられているが、チェックバルブ63は必ずしも必要なものではなく、また、チェックバルブ63を潤滑油供給油路61の上流側に配置するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、潤滑油供給油路61に、クラッチ切換弁24から供給される作動油、すなわち、第2調圧弁33から排出された作動油およびトルクコンバータ11から排出される作動油を供給するようにしているが、潤滑油供給油路61に供給される作動油はそれらに限定されるものではない。例えば、ロックアップコントロール弁27のドレンポート58や第3調圧弁34から排出される作動油等、他の油路から供給されるものでもよい。
また、本実施の形態では、自動変速を行うギヤ段を制御するための変速制御用油圧回路35を有する自動変速機に適用しているが、これに限らず、ベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)に適用してもよい。
すなわち、ベルト式無段変速機は、V溝状のプーリ溝を備えた駆動側のプライマリプーリと従動側のセカンダリプーリとにベルトを巻掛け、一方のプーリのプーリ溝の溝幅を拡大すると同時に他方のプーリのプーリ溝の溝幅を狭くすることにより、それぞれのプーリに対するベルトの巻掛け半径(有効径)を連続的に変化させて変速比を無段階に設定するように構成されており、油圧制御回路にプライマリプーリの溝幅を可変するアクチュエータに作動油を供給する流量制御弁と、セカンダリプーリの溝幅を可変するアクチュエータに作動油を供給する挟圧力制御弁が設けられている。
したがって、油圧制御回路21をベルト式無段変速機に適用した場合には、変速制御用油圧回路35を主制御要素としての流量制御弁および挟圧力制御弁に置き換えればよい。この場合には、第1調圧弁31によって調圧された第1ライン圧PL1が流量制御弁および挟圧力制御弁に供給され、作動油が潤滑油供給油路61に供給されることになる。
また、本実施の形態では、トルクコンバータ11を備えた自動変速機に適用しているが、手動変速機に適用してもよい。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る変速機の潤滑装置は、潤滑回路に供給される作動油量を適正にして内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率が悪化してしまうのを防止することができるとともに、変速機の冷却および暖気性能を向上させることができるという効果を有し、ポンプによって吐出される作動油の一部を、潤滑要素を潤滑するための潤滑回路に供給する変速機の潤滑装置として有用である。
本発明に係る変速機の潤滑装置の一実施の形態を示す図であり、潤滑装置を備えた油圧制御回路の構成図である。 本発明に係る変速機の潤滑装置の一実施の形態を示す図であり、潤滑装置の構成を示す図である。 従来の潤滑装置の構成を示す図である。
符号の説明
11 トルクコンバータ(主制御要素)
29 オイルパン
30 オイルポンプ(ポンプ)
35 変速制御用油圧回路(主制御要素)
62 潤滑装置
64 温度調整器(作動油温度調整手段)
65 ウォータージャケット
67 潤滑回路
68 潤滑用配管
69 潤滑要素
70 ドレン配管
71 ストレーナ
76 絞り弁(第1の絞り弁)
77 絞り弁(第2の絞り弁)

Claims (3)

  1. ポンプによって吐出され主制御要素に供給される作動油の一部を、潤滑要素を潤滑するための潤滑回路に供給する変速機の潤滑装置において、
    前記潤滑回路の上流側に設けられ、作動油の温度を調整する作動油温度調整手段と、
    前記作動油温度調整手段の下流側に設けられ、前記潤滑回路に接続された潤滑用配管と、
    前記作動油温度調整手段の下流側に設けられるとともに、前記潤滑用配管から分岐して前記潤滑回路に並列に配置され、作動油をオイルパンに還流するドレン配管と、
    前記潤滑用配管に設けられ、前記潤滑用配管の流路を絞る第1の絞り弁と、
    前記ドレン配管に設けられ、前記ドレン配管の流路を絞る第2の絞り弁と、
    前記作動油温度調整手段の上流の潤滑油供給油路上に設けられ、前記ポンプから前記作動油温度調整手段に供給される作動油の油圧が所定値以上となったときに、前記作動油温度調整手段に供給される作動油圧を減圧させる機能を有する温度調整器バイパスバルブとを備え、
    前記第1の絞り弁および前記第2の絞り弁は、前記作動油温度調整手段に供給される作動油量が前記潤滑回路に供給される必要潤滑油量を超えた場合に、前記必要潤滑油量を超えた量の作動油を前記ドレン配管にドレンするように設定された開度を有することを特徴とする変速機の潤滑装置。
  2. 前記ドレン配管に前記オイルパンに還流される作動油内の異物を捕捉するストレーナを設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速機の潤滑装置。
  3. 前記作動油温度調整手段は、内燃機関に流通する冷却水または温水によって作動油の温度を調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の変速機の潤滑装置。
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