JPH069080A - 紙葉類送り機構の制御装置 - Google Patents

紙葉類送り機構の制御装置

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JPH069080A
JPH069080A JP16973892A JP16973892A JPH069080A JP H069080 A JPH069080 A JP H069080A JP 16973892 A JP16973892 A JP 16973892A JP 16973892 A JP16973892 A JP 16973892A JP H069080 A JPH069080 A JP H069080A
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JP
Japan
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load
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unit
time
motor
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JP16973892A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Nogo
英俊 野吾
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重ね合わせた紙葉類を1枚宛搬送する搬送機
構と、搬送された個々の紙葉類の通過を検出する通過検
出器とを有する紙葉類送り機構を制御する制御装置に関
し、紙葉類の搬送障害を起こし難くさせる制御が可能な
制御装置を提供する。 【構成】 搬送機構制御部23と動作安定制御部24と
を有し、搬送機構制御部23は、搬送機構の動作基準
(21a,22aに格納)に対し補正を加えて(21
b,22bで行う)搬送機構を制御し、動作安定制御部
24は、個々の紙葉類の搬送開始から前記通過の開始ま
での時間Aまたは該通過の開始から終了までの時間Bの
基準値(24aに格納)と、連続して搬送される複数の
紙葉類の上記通過検出器の検出による時間AまたはB
(24bで測定し24cに格納)の平均値(24dで算
出)との比較により、搬送機構制御部23の補正の操作
量を算出(24e,fで算出)するように構成する。2
4gは障害検出用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類送り機構の制御
装置に係り、特に、重ね合わせた紙葉類を1枚宛搬送す
る搬送機構と、搬送された個々の紙葉類の通過を検出す
る通過検出器とを有する紙葉類送り機構を制御する制御
装置に関する。
【0002】上記紙葉類送り機構は、紙幣繰り出し機や
コピー機など、紙葉類を搬送する必要のある多くの装置
に装備されている。この送り機構を制御する制御装置
は、搬送の障害を検出するのみならず、その障害を起こ
し難くする制御が可能であることが望ましい。
【0003】
【従来の技術】図4は紙葉類送り機構の説明図であり、
図中、1は紙葉類、2は搬送機構、3はローラ、4は分
離機構、5は荷重機構、6は荷重検出器、7は通過検出
器、である。
【0004】搬送機構2は、重ね合わせた紙葉類1を下
側から1枚宛搬送する機構であり、ローラ3,分類機構
4,荷重機構5,荷重検出器6によって構成される。ロ
ーラ3は、重ね合わせた紙葉類1の下側の面に当接しモ
ータ3aの駆動により回転してその時の摩擦により当接
の紙葉類1を搬送する。分類機構4は、ローラ3に当接
する紙葉類1とその上の紙葉類1とを分離する。荷重機
構5は、モータ5aの駆動によりトルクを生ずるプーリ
5b,プーリ5bに張架したベルト5c,ベルト5cに
係止した押板5dによって構成され、押板5dが紙葉類
1の重なった上側の面を押圧して、ローラ3に掛かる荷
重を換言すればローラ3と紙葉類1との間の摩擦力を調
整する。荷重検出器6はその荷重を検出(モニタ)す
る。
【0005】通過検出器7は、光電スイッチであり、上
記搬送された個々の紙葉類1の通過開始及び通過終了を
検出する。その検出信号は、紙葉類1を繰り出す上記搬
送の障害検出などに用いられる。
【0006】上述した紙葉類送り機構を制御する制御装
置の従来例は、図5の構成図に示され、モータ制御部1
1及び荷重制御部12からなる搬送機構制御部13と障
害検出部14によって構成される。
【0007】搬送機構制御部13は、搬送機構2を制御
する。即ち、モータ制御部11は、ローラ駆動用モータ
3aを制御する部分であり、モータ3aの動作の基本パ
ターンを格納した駆動パターン格納部のデータに従って
モータ3aを制御しローラ3を駆動する。荷重制御部1
2は、荷重調整用モータ5aを制御する部分であり、上
記荷重の基準値を格納する基準荷重格納部と、基準荷重
格納部が示す荷重及び荷重検出器6の検出による荷重を
比較する比較演算部とを有して、紙葉類1の量によらず
上記荷重が一定になるようにモータ5aを制御して上記
摩擦力を一定にする。
【0008】障害検出部14は、基準データ格納部とタ
イマカウンタとデータ比較部とを有して、搬送機構2が
行う搬送に障害が発生した際にその障害を検出して異常
通知を出す。即ち、基準データ格納部は、個々の紙葉類
1の搬送開始から上記通過開始までの時間A及びその通
過の開始から終了までの時間Bの基準値を格納し、タイ
マカウンタは、通過検出器7の検出により実際の時間A
及びBを測定し、データ比較部は、タイマカウンタによ
る時間A及びBを基準データ格納部の時間A及びBと比
較する。そして、次のように搬送の障害を検出する。
【0009】搬送の障害には、紙葉類1が搬送されない
繰り出し不良や、搬送中の紙葉類1の上に次の紙葉類1
がオーバラップして2枚が途切れずに搬送されるダブル
フィードなどがある。繰り出し不良を起こせば時間Aが
過大となり、ダブルフィードを起こせば時間Bが過大と
なるので、データ比較部が行う比較の結果によりそれぞ
れの不良を検出することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
制御装置は、搬送障害の発生を検出してそれを通知する
ことができるが、紙葉類送り機構に対してその障害を起
こし難くさせる制御は行われていない。その制御が行わ
れれば、紙葉類送り機構の動作がより安定して、その紙
葉類送り機構を装備する装置のトラブルが減少する。
【0011】本発明は、重ね合わせた紙葉類を1枚宛搬
送する搬送機構と、搬送された個々の紙葉類の通過を検
出する通過検出器とを有する紙葉類送り機構を制御する
制御装置に関し、紙葉類の搬送障害を起こし難くさせる
制御が可能な制御装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による制御装置は、重ね合わせた紙葉類を1
枚宛搬送する搬送機構と、搬送された個々の紙葉類の通
過を検出する通過検出器とを有する紙葉類送り機構を制
御する制御装置であって、搬送機構制御部と動作安定制
御部とを有し、前記搬送機構制御部は、前記搬送機構の
動作基準に対し補正を加えて該搬送機構を制御するもの
であり、前記動作安定制御部は、個々の紙葉類の搬送開
始から前記通過の開始までの時間Aまたは該通過の開始
から終了までの時間Bの基準値と、連続して搬送される
複数の紙葉類の前記通過検出器の検出による時間Aまた
はBの平均値との比較により、該搬送機構制御部の補正
の操作量を算出するものであることを特徴としている。
【0013】前記搬送機構が、重ね合わせた紙葉類の1
面に当接して該当接の紙葉類を回転時の摩擦により搬送
するモータ駆動のローラと、前記紙葉類の他面を押圧し
て該ローラに掛かる荷重を調整する荷重機構と、該荷重
を検出する荷重検出器とを有するものである場合は、前
記搬送機構制御部はモータ制御部と荷重制御部とに区分
けされて、該モータ制御部は、前記ローラ駆動用モータ
の動作の基本パターンに補正を加えて該ローラ駆動用モ
ータの動作を制御し、該荷重制御部は、前記荷重検出器
が検出する荷重がその基準値に補正を加えた値となるよ
うに前記荷重機構を制御するものであり、前記動作安定
制御部が算出する操作量は、該モータ制御部の補正の操
作量及び該荷重制御部の補正の操作量であるようにすれ
ば良い。
【0014】そして、前記モータ制御部は、前記ローラ
駆動用モータの動作の基本パターンを格納する基本パタ
ーン格納部と、該基本パターン格納部に格納した基本パ
ターン及び前記動作安定制御部が算出した操作量から前
記補正を行う動作パターン補正部とを有し、前記荷重制
御部は、前記荷重の基準値を格納する基準荷重格納部
と、該基準荷重格納部に格納した基準値及び前記動作安
定制御部が算出した操作量から前記補正を行う荷重補正
部と、該荷重補正部による補正後の荷重と前記荷重検出
器が検出した荷重とを比較して、前記荷重機構の制御補
正量を算出する比較演算部とを有し、前記動作安定制御
部は、前記時間A及びBの基準値を格納する基準データ
格納部と、前記通過検出器の検出から該時間A及びBを
測定するタイマカウンタと、連続して搬送される複数の
紙葉類の該タイマカウンタによる時間A及びBの平均値
を算出する演算部と、該基準データ格納部に格納した時
間AまたはB並びに該演算部が算出した時間AまたはB
から、該モータ制御部に対する前記操作量を算出する駆
動操作量演算部及び該荷重制御部に対する前記操作量を
算出する荷重操作量演算部とを有する、ように構成すれ
ば良い。
【0015】
【作用】上記紙葉類送り装置を装備した装置を使用して
いる環境の温度や湿度、または紙葉類送り装置にかける
紙葉類の状態が変化した場合には、紙葉類を搬送する摩
擦の摩擦係数などに変化が生じるため、紙葉類の送り出
しの挙動が変化する。そしてこの挙動の変化が時間Aや
時間Bを変化させる。即ち、従来例で述べた搬送機構2
の動作の基準であるモータ3a動作の基本パターンや荷
重の基準値は、標準的な状態(上記温度,湿度や紙葉類
の状態)において最適となるように定められており、そ
の状態が変化すると上記基本パターンや基準値の最適も
変化する。
【0016】本発明は、この点に着目して、搬送機構の
動作の基準をその時の状態に応じて補正するようにした
ものである。即ち、通過検出器の検出による時間Aまた
はBはその時の状態を反映して変化するので、時間Aま
たはBの基準値と通過検出器の検出による時間Aまたは
Bとの比較に基づいて上記動作の基準を補正して搬送機
構を制御すれば、紙葉類の送り出しの挙動が変化しても
紙葉類の搬送障害が起こり難くなるようにすることがで
きる。本発明では、この比較を上記動作安定制御部で行
い、補正を上記搬送制御部で行う。
【0017】この際の通過検出器の検出による時間A及
びBは、紙葉類の1枚ごとにばらつきがあるので、連続
して搬送される複数の紙葉類から平均値をとって上記比
較に供することにより、時間AまたはBの変化をドリフ
トのような形で捉えることができて、搬送障害発生の抑
制に有効である。
【0018】搬送機構の構成に上記ローラと荷重機構と
を有する場合は、搬送機構の動作の基準がローラ駆動用
モータの動作の基本パターンと荷重の基準値となり、搬
送機構制御部がモータ制御部と荷重制御部とに区分けさ
れることは、従来例の説明からも明らかである。
【0019】そしてその場合のモータ制御部と荷重制御
部と動作安定制御部は、それぞれ上記の各部を有する構
成にすることにより上述の処理機能を持つことができ
る。
【0020】
【実施例】以下本発明による制御装置の実施例について
図1〜図4を用いて説明する。図1は実施例の構成図、
図2は実施例における動作安定制御部の動作フロー図、
図3は実施例における操作量演算部の動作フロー図、で
あり、図4は紙葉類送り機構の説明図で先に説明したも
のである。
【0021】図1において、実施例による制御装置は、
モータ制御部21及び荷重制御部22からなる搬送機構
制御部23と動作安定制御部24によって構成される。
搬送機構制御部23は、従来例の搬送機構制御部13に
該当するものであり、図4の搬送機構2を制御する。そ
の内容は次の通りである。
【0022】モータ制御部21は、従来例のモータ制御
部11に該当して図4のモータ3aを制御する部分であ
り、基本パターン格納部21aと動作パターン補正部2
1bとを有する。基本パターン格納部21aは、モータ
3aの動作の基本パターンを格納する。動作パターン補
正部21bは、基本パターン格納部21aに格納した基
本パターンに対し動作安定制御部24が算出する後述の
操作量により補正を行う。これにより、補正した動作パ
ターンに従って図4のモータ3aを制御しローラ3を駆
動する。
【0023】荷重制御部22は、従来例の荷重制御部1
2に該当して図4のモータ5aを制御する部分であり、
基準荷重格納部22aと荷重補正部22bと比較演算部
22cとを有する。基準荷重格納部22aは、図4で述
べた荷重の基準値を格納する。荷重補正部22bは、基
準荷重格納部22aに格納した基準値に対し動作安定制
御部24が算出する操作量により補正を行う。比較演算
部22cは、荷重補正部22bによる補正後の荷重と図
4の荷重検出器6が検出した荷重とを比較して、図4の
荷重機構5の制御に対する補正量を算出する。これによ
り、モータ5aの制御値に上記補正量を加えて上記荷重
を補正後の荷重に調整し、図4のローラ3と紙葉類1と
の間の摩擦力が適正となるようにする。
【0024】動作安定制御部24は、従来例の障害検出
部14の機能を併せ持つが、モータ制御部21及び荷重
制御部22のそれぞれが行う補正のための操作量を算出
する部分であり、基準データ格納部24aとタイマカウ
ンタ24bとデータ格納部24cと演算部24dと駆動
操作量演算部24eと荷重操作量演算部24f、及びデ
ータ比較部24gを有する。基準データ格納部24a
は、先に述べた時間A及びBの基準値を格納する。タイ
マカウンタ24bは、図4の通過検出器7の検出から時
間A及びBを測定する。データ格納部24cは、連続し
て搬送された最新の例えば10枚の紙葉類1のタイマカ
ウンタ24bによる時間A及びBを逐次格納する。演算
部24dは、データ格納部24cに上記枚数分のデータ
が格納された時点で時間A及びBの平均値を算出する。
駆動操作量演算部24eは、基準データ格納部24aに
格納した時間AまたはB並びに演算部24dが算出した
時間AまたはBから、モータ制御部21に対する上記操
作量を算出する。荷重操作量演算部24fは、駆動操作
量演算部24eと同様にして荷重制御部22に対する上
記操作量を算出する。また、データ比較部24gは、タ
イマカウンタ24bによる時間A及びBを基準データ格
納部24aの時間A及びBと比較し、搬送の障害を検出
して異常通知を出す。この障害検出は、従来例の障害検
出部14の場合と同様である。
【0025】図2は動作安定制御部24の動作フロー図
であり、操作量の算出または障害検出に至る手順を示
す。また、図3は操作量演算部24e,24fの動作フ
ロー図で操作量算出の手順を示し、(a)は駆動操作演
算部24eの一例、(b)は荷重操作演算部24fの一
例である。
【0026】障害には、先に述べた繰り出し不良やダブ
ルフィードがある。繰り出し不良は、図4のローラ3が
回転しても紙葉類1が搬送されないものであり、通過検
出器7の検出による時間Aの過大によって検出される
が、ローラ3と紙葉類1との間の摩擦力が過小であるた
めに発生するので、その摩擦力が大きくなるように荷重
を増やしてやれば防止できる。そして、上記時間Aの増
加傾向は、繰り出し不良が発生する兆候と見ることがで
きる。
【0027】ダブルフィードは、搬送中の紙葉類1の上
に次の紙葉類1がオーバラップして2枚が途切れずに搬
送されるものであり、通過検出器7の検出による時間B
の過大によって検出されるが、紙葉類1の搬送時に何ら
かの原因で搬送速度が低下して、先行の搬送が終わりと
なる以前に後続の搬送が開始されるために発生するの
で、後続の搬送開始を遅らせるように先行の搬送開始と
後続の搬送開始との間の時間間隔を延ばしてやれば防止
できる。そして、上記時間Bの増加傾向は、ダブルフィ
ードが発生する兆候と見ることができる。
【0028】このことから、図3(a)では、時間Bに
着目してモータ制御部21に対する操作量を算出する。
これは、予め時間Bの基準値からの変化量Xと必要な操
作量Fとの関係を求めておき、F=0.5Xで記述され
るとして、演算部24dで算出した時間Bの平均値が基
準値より2大きくなった場合には、x=2>0であるの
で、操作量FとしてF=1を算出するものである。モー
タ制御部21は、この操作量F=1により搬送開始の上
記時間間隔を1だけ延ばすようにモータ3aを制御す
る。これにより、ダブルフィードが発生し難くなる。
【0029】また、図3(b)では、時間Aに着目して
荷重制御部22に対する操作量Gを、図3(a)の場合
と同様にして算出する。荷重制御部22は、この操作量
Gと荷重検出器6の検出値に応じてモータ5aを制御し
荷重を調整する。これにより繰り出し不良が発生し難く
なる。
【0030】なお、上述では時間A及びBの平均値を算
出する紙葉類1の枚数を10にしたが、その枚数は適宜
に定めて良いことはいうまでもない。また、上述の実施
例は、紙葉類送り機構の搬送機構2がローラ3と荷重機
構5を主体に構成されたものであるが、本発明は、搬送
機構2とは異なる構成の搬送機構を持つ紙葉類送り機構
を対象にして、その搬送機構の各制御要素に対し実施例
と同様に制御して、障害発生の低減を図り得るものであ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、重
ね合わせた紙葉類を1枚宛搬送する搬送機構と、搬送さ
れた個々の紙葉類の通過を検出する通過検出器とを有す
る紙葉類送り機構を制御する制御装置に関し、その紙葉
類送り装置を装備した装置を使用している環境の温度や
湿度、または紙葉類送り装置にかける紙葉類の状態が変
化しても、紙葉類の搬送障害を起こし難くさせる制御が
可能な制御装置が提供されて、当該紙葉類送り機構を装
備する装置のトラブル減少を可能にさせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成図
【図2】 実施例における動作安定制御部の動作フロー
【図3】 実施例における操作量演算部の動作フロー図
【図4】 紙葉類送り機構の説明図
【図5】 従来例の構成図
【符号の説明】
1 紙葉類 2 搬送機構 3 ローラ 3a ローラ駆動用のモータ 4 分離機構 5 荷重機構 5a 荷重調整用のモータ 5b プーリ 5c ベルト 5d 押板 6 荷重検出器 7 通過検出器 11 従来例の搬送機構制御部のモータ制御部 12 従来例の搬送機構制御部の荷重制御部 13 従来例の搬送機構制御部 14 従来例の障害検出部 21 実施例の搬送機構制御部のモータ制御部 21a 基本パターン格納部 21b 動作パターン補正部 22 実施例の搬送機構制御部の荷重制御部 22a 基準荷重格納部 22b 荷重補正部 22c 比較演算部 23 実施例の搬送機構制御部 24 実施例の動作安定制御部 24a 基準データ格納部 24b タイマカウンタ 24c データ格納部 24d 演算部 24e 駆動操作量演算部 24f 荷重操作量演算部 24g データ比較部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせた紙葉類を1枚宛搬送する搬
    送機構と、搬送された個々の紙葉類の通過を検出する通
    過検出器とを有する紙葉類送り機構を制御する制御装置
    であって、 搬送機構制御部と動作安定制御部とを有し、 前記搬送機構制御部は、前記搬送機構の動作基準に対し
    補正を加えて該搬送機構を制御するものであり、 前記動作安定制御部は、個々の紙葉類の搬送開始から前
    記通過の開始までの時間Aまたは該通過の開始から終了
    までの時間Bの基準値と、連続して搬送される複数の紙
    葉類の前記通過検出器の検出による時間AまたはBの平
    均値との比較により、該搬送機構制御部の補正の操作量
    を算出するものである、ことを特徴とする紙葉類送り機
    構の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送機構は、重ね合わせた紙葉類の
    1面に当接して該当接の紙葉類を回転時の摩擦により搬
    送するモータ駆動のローラと、前記紙葉類の他面を押圧
    して該ローラに掛かる荷重を調整する荷重機構と、該荷
    重を検出する荷重検出器とを有し、 前記搬送機構制御部はモータ制御部と荷重制御部とに区
    分けされて、該モータ制御部は、前記ローラ駆動用モー
    タの動作の基本パターンに補正を加えて該ローラ駆動用
    モータの動作を制御し、該荷重制御部は、前記荷重検出
    器が検出する荷重がその基準値に補正を加えた値となる
    ように前記荷重機構を制御するものであり、 前記動作安定制御部が算出する操作量は、該モータ制御
    部の補正の操作量及び該荷重制御部の補正の操作量であ
    る、ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類送り機構の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ制御部は、前記ローラ駆動用
    モータの動作の基本パターンを格納する基本パターン格
    納部と、該基本パターン格納部に格納した基本パターン
    及び前記動作安定制御部が算出した操作量から前記補正
    を行う動作パターン補正部とを有し、 前記荷重制御部は、前記荷重の基準値を格納する基準荷
    重格納部と、該基準荷重格納部に格納した基準値及び前
    記動作安定制御部が算出した操作量から前記補正を行う
    荷重補正部と、該荷重補正部による補正後の荷重と前記
    荷重検出器が検出した荷重とを比較して、前記荷重機構
    の制御補正量を算出する比較演算部とを有し、 前記動作安定制御部は、前記時間A及びBの基準値を格
    納する基準データ格納部と、前記通過検出器の検出から
    該時間A及びBを測定するタイマカウンタと、連続して
    搬送される複数の紙葉類の該タイマカウンタによる時間
    A及びBの平均値を算出する演算部と、該基準データ格
    納部に格納した時間AまたはB並びに該演算部が算出し
    た時間AまたはBから、該モータ制御部に対する前記操
    作量を算出する駆動操作量演算部及び該荷重制御部に対
    する前記操作量を算出する荷重操作量演算部とを有す
    る、ことを特徴とする請求項2記載の紙葉類送り機構の
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275014A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Toyota Motor Corp 変速機の潤滑装置

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JP2008275014A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Toyota Motor Corp 変速機の潤滑装置

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