JP4876483B2 - コンテンツデータ転送システム、再生機器、及び、センター機器 - Google Patents

コンテンツデータ転送システム、再生機器、及び、センター機器 Download PDF

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本発明は、コンテンツデータ転送システム、再生機器、及び、センター機器に関する。
図1は、パーソナルコンピュータなどのセンター機器10と、携帯型ストレージなどの再生機器20とを備えるコンテンツデータ転送システムの全体構成を説明する概念図である。センター機器10と再生機器20との間は、USB(Universal Serial Bus)規格により接続されている。このようなコンテンツデータ転送システムにおいては、センター機器10のハードディスクドライブ12が保持しているコンテンツデータを再生機器20に転送し、再生機器20でコンテンツデータを再生する使用態様が増加してきている。また、コンテンツデータには、そのコンテンツデータの内容などを表す付帯情報が付加されており、付帯情報つきコンテンツデータとして1つのファイルを構成している。
この付帯情報つきコンテンツデータの転送の際には、センター機器10から再生機器20へは、音楽や静止画、動画などの付帯情報つきコンテンツデータが、ファイルとして転送される。USB規格においては、このファイル転送には、汎用のマスストレージ接続が用いられる。
このマスストレージ接続は、センター機器10のファイル管理システムが再生機器20のハードディスクドライブ22を直接アクセスするので、再生機器20のファイル管理システムはファイル転送に関与しない。このため、再生機器20は、ファイル転送中には、どのようなファイルアクセスが発生したのかを、窺い知ることができない。
マスストレージ接続が終了して、再生機器20のファイル管理システムがハードディスクドライブ22のファイル管理ができるようになると、再生機器20は付帯情報つきコンテンツデータの中から付帯情報を取り出して、コンテンツデータの管理テーブルを生成する。この管理テーブルは付帯情報の中から必要な情報を抽出してリスト化したものである。再生機器20は、管理テーブルに格納されている情報を用いて、コンテンツデータの選択をユーザに行わせる選択画面を表示することで、小さい画面表示や、少ないボタンで、使いやすい操作環境を提供している。このような付帯情報を含むコンテンツデータの構成や管理テーブルの生成については、例えば、特開2004−171684号公報(特許文献1)にも開示されている。
特開2004−171684号公報
しかしながら、このようなコンテンツデータ転送システムにおいては、転送すべきコンテンツデータのファイルが大量にあると、ファイルの転送が終了したとしても、付帯情報を取り出して管理テーブルを生成するために長い時間がかかってしまい、転送されたコンテンツデータを再生するまでに長い待ち時間が生じてしまうという問題が生じる。
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、コンテンツデータのファイル転送が終了した後に、可及的に短い待ち時間で、転送されたコンテンツデータの再生をすることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るコンテンツデータ転送システムは、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムであって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定する、転送手段と、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込む、書き込み手段と、
前記転送手段で前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信する、ファイル情報送信手段と、
前記ファイル情報送信手段から送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定する、格納位置特定手段と、
前記格納位置特定手段で特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得する、付帯情報取得手段と、
前記付帯情報取得手段で取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成する、管理テーブル生成手段と、
を備えることを特徴とする。
或いは、本発明に係るコンテンツデータ転送システムは、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムであって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定する、転送手段と、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込む、書き込み手段と、
前記転送手段で前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信する、付帯情報送信手段と、
前記ファイル情報送信手段から送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成する、管理テールブル生成手段と、
を備えることを特徴とする。
これらの場合、コンテンツデータ転送システムは、前記管理テーブルに格納されている情報を用いて、ユーザに再生するコンテンツデータを選択させる選択画面を表示する、選択画面表示手段を、さらに備えるようにしてもよい。
さらに、コンテンツデータ転送システムは、前記選択画面表示手段で表示された前記選択画面を用いてユーザが選択したコンテンツデータを再生する、再生手段を、さらに備えるようにしてもよい。
また、前記センター機器と前記再生機器との間はUSB規格により接続されており、
前記付帯情報つきコンテンツデータは、USB規格のストレージ接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に転送され、
前記ファイル情報は、前記ストレージ接続とは別のUSB規格の論理的な接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に送信されるようにしてもよい。
或いは、前記センター機器と前記再生機器との間はUSB規格により接続されており、
前記付帯情報つきコンテンツデータは、USB規格のストレージ接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に転送され、
前記付帯情報は、前記ストレージ接続とは別のUSB規格の論理的な接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に送信されるようにしてもよい。
本発明に係るコンテンツデータ転送システムの制御方法は、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムの制御方法であって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
前記送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定するステップと、
前記特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得するステップと、
前記取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップと、
を備えることを特徴とする。
或いは、本発明に係るコンテンツデータ転送システムの制御方法は、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムの制御方法であって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムであって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
前記送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定するステップと、
前記特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得するステップと、
前記取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
コンテンツデータ転送システムに実行させることを特徴とする。
或いは、本発明に係るプログラムは、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムであって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
コンテンツデータ転送システムに実行させることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムが記録された記録媒体であって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
前記送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定するステップと、
前記特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得するステップと、
前記取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
コンテンツデータ転送システムに実行させるためのプログラムが記録されたことを特徴とする。
或いは、本発明に係る記録媒体は、
センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムが記録された記録媒体であって、
前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
コンテンツデータ転送システムに実行させるためのプログラムが記録されたことを特徴とする。
本発明に係る再生機器は、
センター機器に接続されて、前記センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルの転送を受けることのできる、再生機器であって、
前記センター機器から送信された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを受信するとともに、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを格納するデータ格納部における格納位置の指定を、前記センター機器から受信する、受信手段と、
前記センター機器から送信された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込む、書き込み手段と、
前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から受信する、ファイル情報受信手段と、
前記ファイル情報受信手段で受信した前記ファイル情報に基づいて、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定する、格納位置特定手段と、
前記格納位置特定手段で特定された前記データ格納部の格納位置にアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得する、付帯情報取得手段と、
前記付帯情報取得手段で取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成する、管理テーブル生成手段と、
を備えることを特徴とする。
或いは、本発明に係る再生機器は、
センター機器に接続されて、前記センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルの転送を受けることのできる、再生機器であって、
前記センター機器から送信された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを受信するとともに、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを格納するデータ格納部における格納位置の指定を、前記センター機器から受信する、受信手段と、
前記センター機器から送信された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込む、書き込み手段と、
受信した前記付帯情報つきコンテンツデータの付帯情報を、前記センター機器から受信する、付帯情報受信手段と、
受信した付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成する、管理テールブル生成手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係るセンター機器は、
再生機器に接続されて、コンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、センター機器であって、
前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を指定して、前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを前記データ格納部に書き込ませる、転送書き込み手段と、
前記転送書き込み手段で、前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記再生機器に送信し、このファイル情報を用いて前記再生機器に、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成させる、ファイル情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係るセンター機器は、
再生機器に接続されて、コンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、センター機器であって、
前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を指定して、前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを前記データ格納部に書き込ませる、転送書き込み手段と、
前記転送書き込み手段で、前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了した場合に、その付帯情報を前記再生機器に送信し、この付帯情報を用いて前記再生機器に、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成させる、付帯情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
〔第1実施形態〕
図2は、第1実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100の構成を説明するためのブロック図である。この図2に示すように、本実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100は、センター機器110と再生機器120とを備えて構成されている。センター機器110は、例えば、ディスクトップ型やノート型などのパーソナルコンピュータなどにより構成される。再生機器120は、例えば、小型の携帯型ストレージなどにより構成される。
センター機器110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)130と、RAM(Random Access Memory)132と、ROM(Read Only Memory)134と、ハードディスクドライブ136と、通信用インターフェース138とを備えており、これらは内部バス140を介して相互に接続されている。
再生機器120も、例えば、CPU(Central Processing Unit)150と、RAM(Random Access Memory)152と、ROM(Read Only Memory)154と、ハードディスクドライブ156と、通信用インターフェース158とを備えており、これらは内部バス160を介して相互に接続されている。
本実施形態においては、通信用インターフェース138と通信用インターフェース158とは、USB(Universal Serial Bus)インターフェースにより構成されており、これら通信用インターフェース138と通信用インターフェース158との間は、USBケーブル170により接続されている。
図3は、センター機器110のハードディスクドライブ136に格納されている付帯情報つきコンテンツデータの構成の一例を説明する図である。この図3に示すように、付帯情報つきコンテンツデータは、コンテンツデータと、このコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含んで構成されている。
コンテンツデータは、音楽データ、静止画データ、動画データなどが例として考えられる。付帯情報は、コンテンツデータに対して付帯している情報であり、例えばコンテンツデータが音楽データの場合には、その音楽のアーティスト名、曲名、再生時間などの情報が保持されている。本実施形態においては、これらコンテンツデータと付帯情報とを含む付帯情報つきコンテンツデータで、1つのファイルを構成している。また、以下の説明においては、コンテンツデータが音楽ファイルである場合を例にして、説明をする。
次に、図4に基づいて、本実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100において、センター機器110から再生機器120に付帯情報つきコンテンツデータを転送する際の処理について、概略的に説明する。
まず、センター機器110と再生機器120との間が、USBケーブル170により接続される。これにより、USBのストレージ接続が確立され、センター機器110は、再生機器120のハードディスクドライブ156がドライブとして見えるようになる。また、本実施形態においては、センター機器110と再生機器120との間に、通知手段も確立される。この通知手段は、USB規格におけるストレージ接続とは別の論理的な接続により実現することができる。
次に、センター機器110のアプリケーションが、付帯情報つきコンテンツデータのファイルをストレージ接続によるファイル転送で、再生機器120に転送し、センター機器110のファイル管理の下でハードディスクドライブ156に書き込む。
1つのファイルの転送が完了する毎に、センター機器110は、転送したファイルのファイル情報を再生機器120に通知手段を用いて送信する。具体的には、センター機器110は、ハードディスクドライブ156に書き込んだ1ファイル分のセクタを特定する情報を、リストとして送信する。セクタを特定する情報は、ハードディスクドライブ156にファイルを書き込んだ格納位置を特定する情報の一例であり、他の情報により、ファイルを書き込んだハードディスクドライブ156内の格納位置を特定できるようにしてもよい。
再生機器120は、センター機器110からのファイル転送の処理をしながら、通知手段によるファイル情報の受信を待っており、この通知手段から、書き込まれたファイルのファイル情報を受信した場合には、このファイル情報に基づいて、ハードディスクドライブ156にアクセスして、書き込まれたファイルの付帯情報を取得する。そして、再生機器120は、取得した付帯情報から必要な情報を抜き出して、管理テーブルTB10に書き込む。
複数のコンテンツデータのファイルをセンター機器110から再生機器120に転送する場合には、この処理が1ファイル毎に繰り返されることとなる。
このようにファイル転送を行うことにより、大量のコンテンツデータのファイルをセンター機器110から再生機器120に転送する場合でも、最後のファイル転送が終了した時点で、管理テーブルTB10の生成は速やかに完了することとなり、ユーザは長い時間待つことなく、再生するコンテンツデータの選択やコンテンツデータの再生をすることができるようになるのである。
次に、この図4に示したセンター機器110から再生機器120へのコンテンツデータのファイル転送の処理を実現するために必要な処理を、より詳しく説明する。
図5は、センター機器110で実行されるファイル転送処理の内容を説明するフローチャートを示す図である。このファイル転送処理は、ROM134又はハードディスクドライブ136に格納されているファイル転送プログラムをCPU130が読み込んで実行することにより実現される処理である。また、このファイル転送処理は、ユーザがセンター機器110に転送するファイルを指定して、再生機器120への転送を指示した場合に、起動される処理である。
この図5に示すように、まず、センター機器110は、ファイル書き込みを開始する(ステップS100)。具体的には、センター機器110は、USBのストレージ接続により見えるようになった再生機器120のハードディスクドライブ156に、ユーザの指定した付帯情報つきコンテンツデータのファイルの書き込みを開始する。ユーザが指定する付帯情報つきコンテンツデータのファイルの数は任意であり、1又は複数のファイルをユーザは指定することができる。このステップS100では、ユーザが指定したファイルの1つについて、ファイル転送を開始する。
このファイル転送においては、センター機器110が、ファイルを書き込むハードディスクドライブ156のセクタを指定して、再生機器120に送信する。すなわち、センター機器110のファイル管理システムが、再生機器120のハードディスクドライブ156のファイル書き込みを管理する。したがって、再生機器120では、受信したファイルのデータを、センター機器110に指定されたセクタに書き込む処理をするだけとなり、再生機器120のファイル管理システムは、どのセクタにファイルのデータの書き込みが行われたのかを知ることができない。
次に、センター機器110は、1ファイル分の書き込みが完了したかどうかを判断する(ステップS102)。図3で説明したように、本実施形態においては、コンテンツデータと付帯情報とを含む付帯情報つきコンテンツデータが、1つのファイルで構成されているので、この1ファイル分の書き込みが完了したかどうかを判断する。この1ファイル分の書き込みが完了していないと判断した場合(ステップS102:NO)には、このステップS102の処理を繰り返して待機する。
一方、1ファイル分の書き込みが完了した場合(ステップS102:YES)には、ハードディスクドライブ156に書き込んだファイルのファイル情報を、通知手段を介して、再生機器120に送信する(ステップS104)。具体的には、センター機器110は、1ファイル分のデータをハードディスクドライブ156に書き込んだすべてのセクタを特定する情報を、リストとして再生機器120に送信する。
次に、センター機器110は、ユーザが転送を指定したファイルの中で、転送せずに残っているファイルがまだ存在するかどうかを判断する(ステップS106)。残りのファイルがある場合(ステップS106:YES)には、ステップS100に戻り、残っているファイルの中から1つのファイルを選択し、再生機器120のハードディスクドライブ156への書き込みを開始する。
一方、残っているファイルがない場合(ステップS106:NO)には、このファイル転送処理を終了する。
図6は、本実施形態に係る再生機器120で実行されるファイル受信処理の内容について説明するフローチャートを示す図である。このファイル転送処理は、ROM154又はハードディスクドライブ156に格納されているファイル受信プログラムをCPU150が読み込んで実行することにより実現される処理である。また、このファイル受信処理は、再生機器120にUSBケーブル170が接続された場合には、定常的に実行されている処理である。
この図6に示すように、再生機器120は、センター機器110からファイルのデータを受信したかどうかを判断する(ステップS120)。ファイルのデータを受信していない場合(ステップS120:NO)には、このステップS120の処理を繰り返して待機する。
一方、センター機器110からファイルのデータを受信した場合(ステップS120:YES)には、受信したファイルのデータを、ハードディスクドライブ156に書き込む(ステップS122)。ここで、ハードディスクドライブ156に対するファイル管理は、センター機器110のファイル管理システムが行っているので、再生機器120は、センター機器110からファイルのデータを書き込むセクタの指定を受信し、この指定されたセクタに、再生機器120のファイル管理システムを介さずに、受信したファイルのデータを書き込む。先にも述べたように、再生機器120のファイル管理システムは、ファイル書き込みに関与しないので、ハードディスクドライブ156のどのセクタにファイルのデータ書き込みが行われたのかを、この時点では把握することができない。
このステップS122の後、再生機器120は、上述したステップS120に戻る。
図7は、本実施形態に係る再生機器120で実行される管理テーブル生成処理の内容について説明するフローチャートを示す図である。この管理テーブル生成処理は、ROM154又はハードディスクドライブ156に格納されている管理テーブル生成プログラムをCPU150が読み込んで実行することにより実現される処理である。また、この管理テーブル処理は、再生機器120にUSBケーブル170が接続された場合には、定常的に実行されている処理である。
この図7に示すように、再生機器120は、センター機器110から、USB接続の通知手段を介して、ファイル情報を受信したかどうかを判断する(ステップS140)。ファイル情報を受信していない場合(ステップS140:NO)には、このステップS140の処理を繰り返して待機する。
一方、ファイル情報を受信した場合(ステップS140:YES)には、再生機器120は、受信したファイル情報に基づいて、ハードディスクドライブ156をアクセスして、センター機器110の書き込んだコンテンツデータのファイルから、付帯情報を取得する(ステップS142)。具体的には、受信したファイル情報に、センター機器110がコンテンツデータのファイルの書き込みをしたセクタを特定する情報が含まれているので、このセクタに基づいて、センター機器110が付帯情報つきコンテンツデータを書き込んだ格納位置を特定し、付帯情報つきコンテンツデータのファイルにアクセスする。そして、付帯情報つきコンテンツデータの付帯情報を取り出して取得する。このように、ファイル情報をセンター機器110から取得することにより、再生機器120は、書き込まれたファイルの格納位置を知ることができるのである。
次に、再生機器120は、取得した付帯情報から必要な情報を取り出して、管理テーブルTB10を生成する(ステップS144)。具体的には、付帯情報から取り出したアーティスト名、曲名、再生時間などの情報を、管理テーブルTB10に追加する。
図8は、本実施形態に係る管理テーブルTB10の構成の一例を示す図である。この図8に示すように、管理テーブルTB10には、付帯情報つきコンテンツデータのファイルについてのファイル名と、コンテンツデータに含まれているコンテンツ(音楽データ)のアーティスト名と、曲名と、再生時間とが、格納されて保持されている。したがって、ステップS144では、新たにセンター機器110により書き込まれたコンテンツについて、これらの情報を管理テーブルTB10に追加で書き込む。本実施形態においては、この管理テーブルTB10は、ハードディスクドライブ156に格納されている。
このステップS144の後、再生機器120は上述したステップS140に戻る。
図9は、本実施形態に係る再生機器120におけるソフトウェア構成を説明する図である。この図9に示すように、本実施形態においては、再生機器120は、ハードディスクドライバ200と、ファイル管理システム210と、アプリケーション220と、ファイルパーサ230と、データベース管理システム240とを備えて構成されている。但し、再生機器120は、これ以外のソフトウェアを具備していてもよい。
ハードディスクドライバ200は、ハードディスクドライブ156への物理的なアクセスを制御する。ファイル管理システム210は、ハードディスクドライブ156のファイル管理を行う。アプリケーション220は、各種のアプリケーションであり、本実施形態においては、音楽データの再生ソフトや、静止画データの表示ソフトや、動画データの再生ソフトを含んでいる。ファイルパーサー230は、コンテンツデータのファイルを、アプリケーション220が読み出して再生しやすい形式に変換する。データベース管理システム240は、管理テーブルTB10をデータベースとして管理する。
このファイル管理システム210は、上述したように、センター機器110がストレージ接続を介してハードディスクドライブ156に書き込んだファイルのデータの格納位置を知ることができないので、センター機器110からデータを書き込んだ格納位置を特定する情報を含んでいるファイル情報を取得して、その格納位置を把握するのである。
図10は、アプリケーション220が、管理テーブルTB10に格納されている情報を用いて、再生するコンテンツデータをユーザに選択させるために、ディスプレイに表示する選択画面W10の一例を示している。この図10に示すように、再生機器120は、管理テーブルTB10に含まれている情報を用いて、ユーザが適切に再生するコンテンツデータを選択できるようにしている。
ユーザがこの選択画面W10におけるカーソルCRを操作して、再生するコンテンツデータを選択すると、アプリケーション220は、選択されたコンテンツデータの再生を行う。例えば、コンテンツデータが音楽データであれば、ユーザが指定したコンテンツデータが音楽として再生されることとなる。
以上のように、本実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100によれば、付帯情報つきコンテンツデータをセンター機器110から再生機器120に転送している間に、再生機器120がコンテンツデータの付帯情報を読み出して、管理テーブルTB10を生成しておくこととしたので、すべてのファイル転送が終了した後、管理テーブルTB10の生成も可及的に速やかに完了させることができる。このため、多量のファイルの転送をした場合でも、ファイル転送終了後には、直ちに、ユーザに再生するファイルの選択をさせ、コンテンツデータの再生をすることができる。
特に、センター機器110と再生機器120との間が、USB規格のストレージ接続により接続されている場合には、再生機器120はハードディスクドライブ156に書き込まれたファイルのファイル情報を把握することはできない。しかし、本実施形態においては、通知手段を介して、センター機器110から再生機器120に、ファイル情報が通知されるので、この通知されたファイル情報に基づいて、ハードディスクドライブ156に格納されたファイルにアクセスすることができるようになる。このため、複数のファイルの転送途中あり、センター機器110がハードディスクドライブ156の管理を解放していない場合でも、ハードディスクドライブ156に新たに格納された付帯情報つきコンテンツデータから付帯情報を取り出して、必要な情報を得ることができるようになり、これにより、管理テーブルTB10をファイル転送と並行して生成することができるようになる。
〔第2実施形態〕
上述した第1実施形態では、通知手段を介して、センター機器110から再生機器120に、ファイル情報を送信するようにしたが、第2実施形態では、この通知手段を介して、付帯情報を送信するようにしたものである。以下、上述した第1実施形態と異なる部分を説明する。
図11は、本実施形態に係るファイル転送処理の内容を説明するフローチャートを示す図であり、上述した第1実施形態における図5に対応する処理である。
この図11に示すように、本実施形態に係るファイル転送処理においては、1ファイル分の書き込みが完了した場合(ステップS102:YES)には、書き込みが完了した付帯情報つきコンテンツデータのファイルの付帯情報の部分を抜き出して、センター機器110が再生機器120に送信する(ステップS200)。これ以外の処理は、上述した第1実施形態のファイル転送処理と同様である。
図12は、本実施形態に係る管理テーブル生成処理の内容を説明するフローチャートを示す図であり、上述した第1実施形態における図7に対応する処理である。
この図12に示すように、再生機器120は、センター機器110から、USB接続の通知手段を介して、付帯情報を受信したかどうかを判断する(ステップS210)。付帯情報を受信していない場合(ステップS210:NO)には、このステップS210の処理を繰り返して待機する。
一方、付帯情報を受信した場合(ステップS210:YES)には、再生機器120は、受信した付帯情報から必要な情報を取り出して、管理テーブルTB10を生成する(ステップS212)。具体的には、付帯情報から取り出したアーティスト名、曲名、再生時間などの情報を、管理テーブルTB10に追加する。そして、ステップS210の処理に戻る。
以上のように、本実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100によっても、付帯情報つきコンテンツデータをセンター機器110から再生機器120に転送している間に、再生機器120がコンテンツデータの付帯情報を読み出して、管理テーブルTB10を生成しておくことができるので、すべてのファイル転送が終了した後、管理テーブルTB10の生成も可及的に速やかに完了させることができる。このため、多量のファイルの転送をした場合でも、ファイル転送終了後には、直ちに、ユーザに再生するファイルの選択をさせ、コンテンツデータの再生をすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、図2に示したセンター機器110と再生機器120の内部構成は、一例に過ぎず、この図2に示されている以外の内部構成であってもよい。
また、上記実施形態におけるハードディスクドライブ136、156は、付帯情報つきコンテンツデータのファイルが格納されるデータ格納部の一例であり、ハードディスクドライブ以外の記憶装置で、このデータ格納部を構成することも可能である。
また、上述した実施形態では、通知手段は、USB規格におけるストレージ接続とは別の論理的な接続により実現することとしたが、これ以外の手法で、通知手段を実現することもできる。例えば、ストレージ接続を用いて、センター機器110が、再生機器120のハードディスクドライブ156における特定のセクタに書き込みをすることにより、書き込んだ情報が再生機器120に通知されるようにすることにより、通知手段を実現するようにしてもよい。
また、上述した付帯情報に含まれている情報には様々なものが想定され、アーティスト名や曲名などの文字情報に限らず、サムネイル画像などの画像情報が含まれている場合もあり得る。
また、上述した実施形態では、1つのファイル転送が完了する毎に、ファイル情報又は付帯情報を、センター機器110から再生機器120に送信することとしたが、これらファイル情報又は付帯情報を送信するタイミングは、これに限るものではない。例えば、1又は複数の所定数のファイル転送が完了する毎に、ファイル情報又は付帯情報を、センター機器110から再生機器120に送信するようにしてもよい。換言すれば、複数のファイルをセンター機器110から再生機器120に転送する場合に、一部のファイルの転送が完了した時点で、その転送が完了したファイルのファイル情報又は付帯情報を、センター機器110から再生機器120に送信するようにすれば足りる。
また、上述の実施形態で説明した各処理については、これら各処理を実行するためのプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM、メモリカード等の記録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能である。この場合、この記録媒体に記録されたプログラムをセンター機器110や再生機器120に読み込ませ、実行させることにより、上述した実施形態を実現することができる。
また、センター機器110や再生機器120は、オペレーティングシステムや別のアプリケーションプログラム等の他のプログラムを備える場合がある。この場合、センター機器110や再生機器120の備える他のプログラムを活用するために、そのセンター機器110や再生機器120が備えるプログラムの中から、上述した実施形態と同等の処理を実現するプログラムを呼び出すような命令を含むプログラムを、記録媒体に記録するようにしてもよい。
さらに、このようなプログラムは、記録媒体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形で伝送されたプログラムは、センター機器110や再生機器120に取り込まれて、このプログラムを実行することにより上述した実施形態を実現することができる。
また、記録媒体にプログラムを記録する際や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラムを読み込んだセンター機器110や再生機器120は、そのプログラムの復号や伸張を行った上で、実行する必要がある。
さらに、上述した実施形態では、ソフトウェアによるプログラムで各種の処理を実現することとしたが、ASIC(Application Specific IC)などのハードウェアでこれらの処理を実現するようにしてもよい。
例えば、上述した第1実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100をハードウェアにより実現する場合、図13のように構成することができる。この図13に示すように、センター機器110は、転送部300とファイル情報送信部302とハードディスクドライブ136と通信用インターフェース138とを備えて構成することができる。また、再生機器120は、書き込み部310と、格納位置特定部312と、付帯情報取得部314と、管理テーブル生成部316と、選択画面表示部318と、再生部320と、ハードディスクドライブ156と、通信用インターフェース158とを備えて構成することができる。
上述した第1実施形態と同様に、センター機器110の通信用インターフェース138と、再生機器120の通信用インターフェース158との間は、USBケーブル170により接続される。
転送部300は、ハードディスクドライブ136に格納されている付帯情報つきコンテンツデータのファイルを読み出して、再生機器120に転送する。また、転送部300は、再生機器120のハードディスクドライブ156における付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を指定して、再生機器120に送信する。
書き込み部310は、センター機器110から転送された付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、ハードディスクドライブ156における指定された格納位置に書き込む。例えば、格納位置は、センター機器110からセクタにより指定されるので、指定されたセクタにファイルのデータを書き込む。
ファイル情報送信部302は、転送不300で1ファイル分の付帯情報つきコンテンツデータの転送が完了した場合に、付帯情報つきコンテンツデータのファイルのハードディスクドライブ156における格納位置を、ファイル情報として、再生機器120に送信する。ここでは、例えば、格納位置を特定する情報として、書き込みをしたセクタの一覧がリスト形式でファイル情報に格納されている。
格納位置特定部312は、ファイル情報送信不302から送信されたファイル情報に基づいて、付帯情報つきコンテンツデータのファイルのハードディスクドライブ156における格納位置を特定する。すなわち、センター機器110がハードディスクドライブ156にデータの書き込みをしたセクタを特定する。
付帯情報取得部314は、格納位置特定部312で特定されたハードディスクドライブ156の格納位置にアクセスして、付帯情報つきコンテンツデータの付帯情報を取得する。
管理テーブル生成部316は、付帯情報取得部314で取得した付帯情報から必要な情報を取り出して、付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルTB10を生成し、ハードディスクドライブ156に格納する。
選択画面表示部318は、管理テーブルTB10に格納されている情報を用いて、ユーザに再生するコンテンツデータを選択させる選択画面W10を表示する。例えば、この選択画面W10は、再生機器120が備えるディスプレイに表示される。
再生部320は、選択画面表示部318で表示された選択画面W10を用いてユーザが選択したコンテンツデータを再生する。再生部320は、例えばコンテンツデータが音楽データであれば、音楽の再生を行い、コンテンツデータが静止画であれば、静止画の再生表示を行い、コンテンツデータが動画であれば、動画の再生を行う。
また、上述した第2実施形態に係るコンテンツデータ転送システム100をハードウェアにより実現する場合、図14のように構成することができる。この図14に示すように、第2実施形態のセンター機器110においては、ファイル情報送信部302の代わりに、付帯情報送信部400が設けられており、再生機器120においては、格納位置特定部312が省かれている。
付帯情報送信部400は、転送部300で1ファイル分の付帯情報つきコンテンツデータの転送が完了した場合に、その付帯情報を再生機器120に送信する。
管理テーブル生成部316は、付帯情報送信部400から送信された付帯情報を受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルTB10を生成し、ハードディスクドライブ156に格納する。それ以外の部分は、上述した第1実施形態と同様となる。
従来のコンテンツデータ転送システムにおける付帯情報つきコンテンツデータのファイル転送を説明するブロック図。 本発明の第1実施形態に係るコンテンツデータ転送システムの構成の一例を説明するブロック図。 付帯情報つきコンテンツデータのデータ構成の一例を説明する図。 第1実施形態に係るコンテンツデータ転送システムにおける付帯情報つきコンテンツデータのファイル転送を説明するブロック図。 第1実施形態に係るセンター機器で実行されるファイル転送処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第1実施形態に係る再生機器で実行されるファイル受信処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第1実施形態に係る再生機器で実行される管理テーブル生成処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第1実施形態に係る再生機器が保持する管理テーブルの構成の一例を示す図。 第1実施形態に係る再生機器が備えるソフトウェア構成の一例を説明する図。 第1実施形態に係る再生機器のディスプレイに表示される選択画面の一例を示す図。 第2実施形態に係るセンター機器で実行されるファイル転送処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第2実施形態に係る再生機器で実行される管理テーブル生成処理の内容を説明するフローチャートを示す図。 第1実施形態に係るコンテンツデータ転送システムをハードウェアにより構成した場合の内部構成の一例を示す図。 第2実施形態に係るコンテンツデータ転送システムをハードウェアにより構成した場合の内部構成の一例を示す図。
符号の説明
100 コンテンツデータ転送システム
110 センター機器
120 再生機器
130 CPU
132 RAM
134 ROM
136 ハードディスクドライブ
138 通信用インターフェース
150 CPU
152 RAM
154 ROM
156 ハードディスクドライブ
158 通信用インターフェース
170 USBケーブル

Claims (14)

  1. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムであって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定する、転送手段と、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込む、書き込み手段と、
    前記転送手段で前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信する、ファイル情報送信手段と、
    前記ファイル情報送信手段から送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定する、格納位置特定手段と、
    前記格納位置特定手段で特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得する、付帯情報取得手段と、
    前記付帯情報取得手段で取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成する、管理テーブル生成手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ転送システム。
  2. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムであって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定する、転送手段と、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込む、書き込み手段と、
    前記転送手段で前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信する、付帯情報送信手段と、
    前記ファイル情報送信手段から送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成する、管理テールブル生成手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ転送システム。
  3. 前記管理テーブルに格納されている情報を用いて、ユーザに再生するコンテンツデータを選択させる選択画面を表示する、選択画面表示手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテンツデータ転送システム。
  4. 前記選択画面表示手段で表示された前記選択画面を用いてユーザが選択したコンテンツデータを再生する、再生手段を、さらに備えることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツデータ転送システム。
  5. 前記センター機器と前記再生機器との間はUSB規格により接続されており、
    前記付帯情報つきコンテンツデータは、USB規格のストレージ接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に転送され、
    前記ファイル情報は、前記ストレージ接続とは別のUSB規格の論理的な接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に送信される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ転送システム。
  6. 前記センター機器と前記再生機器との間はUSB規格により接続されており、
    前記付帯情報つきコンテンツデータは、USB規格のストレージ接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に転送され、
    前記付帯情報は、前記ストレージ接続とは別のUSB規格の論理的な接続を用いて、前記センター機器から前記再生機器に送信される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツデータ転送システム。
  7. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムの制御方法であって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
    前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
    前記送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定するステップと、
    前記特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得するステップと、
    前記取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ転送システムの制御方法。
  8. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムの制御方法であって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
    前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
    送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ転送システムの制御方法。
  9. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムであって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
    前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
    前記送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定するステップと、
    前記特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得するステップと、
    前記取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
    コンテンツデータ転送システムに実行させるためのプログラム。
  10. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムであって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
    前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
    送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
    コンテンツデータ転送システムに実行させるためのプログラム。
  11. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムが記録された記録媒体であって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
    前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
    前記送信された前記ファイル情報に基づいて、前記再生機器が、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を特定するステップと、
    前記特定された前記データ格納部の格納位置に、前記再生機器がアクセスして、前記付帯情報つきコンテンツデータの前記付帯情報を取得するステップと、
    前記取得した前記付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
    コンテンツデータ転送システムに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
  12. センター機器と、このセンター機器に接続される再生機器とを有し、センター機器に保持されているコンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、コンテンツデータ転送システムを制御するためのプログラムが記録された記録媒体であって、
    前記センター機器から前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を前記センター機器が指定するステップと、
    前記センター機器から前記再生機器に転送された前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、前記データ格納部における前記指定された格納位置に書き込むステップと、
    前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、その付帯情報を前記センター機器から前記再生機器に送信するステップと、
    送信された前記付帯情報を前記再生機器で受信し、この付帯情報から必要な情報を取り出して、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成するステップとを、
    コンテンツデータ転送システムに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
  13. 再生機器に接続されて、コンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、センター機器であって、
    前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を指定して、前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを前記データ格納部に書き込ませる、転送書き込み手段と、
    前記転送書き込み手段で、前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの前記データ格納部における格納位置を、ファイル情報として、前記再生機器に送信し、このファイル情報を用いて前記再生機器に、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成させる、ファイル情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするセンター機器。
  14. 再生機器に接続されて、コンテンツデータとこのコンテンツデータの付帯情報とを少なくとも含む付帯情報つきコンテンツデータのファイルを、再生機器に転送することのできる、センター機器であって、
    前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを転送するとともに、前記再生機器のデータ格納部における前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルの格納位置を指定して、前記再生機器に前記付帯情報つきコンテンツデータのファイルを前記データ格納部に書き込ませる、転送書き込み手段と、
    前記転送書き込み手段で、前記付帯情報つきコンテンツデータの所定数のファイルの転送が完了する毎に、その付帯情報を前記再生機器に送信し、この付帯情報を用いて前記再生機器に、前記付帯情報つきコンテンツデータの管理テーブルを生成させる、付帯情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするセンター機器。
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