JPH07129517A - マルチプロセッサシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステム

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Publication number
JPH07129517A
JPH07129517A JP27925093A JP27925093A JPH07129517A JP H07129517 A JPH07129517 A JP H07129517A JP 27925093 A JP27925093 A JP 27925093A JP 27925093 A JP27925093 A JP 27925093A JP H07129517 A JPH07129517 A JP H07129517A
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JP
Japan
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data
file
processor module
access
processor
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Application number
JP27925093A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Inomata
宏文 猪股
Kiyotaka Kibo
清隆 木保
Shunichi Torii
俊一 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】プロセッサモジュール21がファイル71をア
クセスする場合、アクセス選択部213は、管理テーブ
ル部711から、識別子記憶部216に記憶されるプロ
セッサモジュールの識別子と対応関係にあるデータ部7
13を求め、そのデータ部713をファイル71のデー
タとして、プロセッサモジュール21にアクセスさせ
る。 【効果】単一のファイルとして扱えるようになるので、
ファイル管理の繁雑さと作業量とを低減することができ
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサシス
テムにおける共用ファイルの管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来の技術は、例え
ば、「UNIX 4.3BSDの設計と実装(The Design
and Implementation of the 4.3BSD UNIX Operationg S
ystem)」(出版:丸善株式会社/ISBN4−621−
03607−6)の36頁からの記載のファイルシステ
ムがある。これによると、ファイルは、それのデータを
使用するプロセッサの種別に関わらず、データの格納単
位として、ディスク装置などの外部記憶装置に記憶さ
れ、利用者が決定するファイル名という識別子、およ
び、格納場所を示す識別子(パス名)によって、管理さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、下記
の二つの課題があった。
【0004】(1)ファイルを、ネットワークもしくは
バスなどの通信手段を介して、複数の異なる種別のプロ
セッサモジュールから共有する場合、ある特定のプロセ
ッサモジュールから意味のあるデータを持つファイルで
あっても、他のプロセッサからは、無意味な、データを
持つファイルとなる。したがって、これら複数の異なる
プロセッサモジュールから、同じ目的に使用するファイ
ルを、同じ名称、かつ、同じパス名の一つのファイルと
して、使用することができず、異なる名称、もしくは、
異なるパス名によって、利用者が、管理しなければなら
なかった。
【0005】(2)プロセッサモジュールの種別毎に、
同じ目的(機能)で使用するプログラムデータを持つフ
ァイルを、個別に設けると、使用許諾などで取り決めら
れた利用者数の管理を行うために、ファイル毎に利用者
数を集計し、合計を出さなければならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では下記の手段を設けた。すなわち、ファ
イル内部に、各種別のプロセッサモジュールが使用する
データを格納する領域である複数のデータ部と、それら
の各データ部の格納位置とプロセッサモジュール種別の
識別子の対応関係を登録する領域である管理テーブル部
とを設け、さらに、各プロセッサモジュールに、各プロ
セッサモジュールの種別を識別するコードデータ(識別
子)を記憶する識別子記憶部と、管理テーブル部につい
て、識別子記憶部の識別子と、使用すべきデータ部の格
納位置との対応関係の検索,登録、および、削除を行う
アクセス選択部を設けた。
【0007】
【作用】プロセッサモジュールは、アクセス選択部で、
識別子記憶部の識別子から管理テーブル部を検索し、デ
ータ部の位置を求め、既にデータ部が存在していれば、
そのデータ部への必要なデータの更新を行う。もし、そ
の識別子に対応するデータ部がなければ、新たなデータ
部を生成し、管理テーブル部へ、その格納位置と識別子
の対応を登録し、そのデータ部への必要なデータの書き
込みを行う。
【0008】プロセッサモジュールは、アクセス選択部
で、識別子記憶部の識別子から管理テーブル部を検索
し、データ部の位置を求め、そのデータ部を読み出す。
この管理テーブル部の検索で、該当データ部が、見つか
らない場合、プロセッサモジュールは、現在、実行中の
処理を異常終了しても差し支えない。
【0009】以上の動作によって、異なる種別のプロセ
ッサモジュールから同じ目的(機能)で使用するファイル
のデータを、ファイル内のデータ部に格納することによ
って、一つのファイルとして、扱えるようになる。
【0010】同じ目的(機能)で使用するプログラムデ
ータを、一つのファイルとして扱えるので、その一つの
ファイルの利用者数を集計するのみで済むようになる。
【0011】
【実施例】図1から図6を用いて、本発明の一実施例を
説明する。
【0012】図1と図2によって、本発明を実施するデ
ータ処理システムの構成を説明する。
【0013】本データ処理システムは、ディスク装置を
有する複数のプロセッサモジュール21から26と、そ
れらプロセッサモジュールを、データパス911から9
16で接続するネットワーク1から成る。
【0014】ネットワーク1は、プロセッサモジュール
間の多重の通信を行う。
【0015】プロセッサモジュール21は、主メモリ部
211,アクセス実行部212,アクセス選択部21
3,ファイルシステム部214,ファイルシステム間通
信IF部215,識別子記憶部216,ユーザコマンド
通信IF部217を有する。一部もしくは全てのプロセ
ッサモジュール21と23は、データパス917から9
18を介して、それぞれのディスク装置31から32を
接続する。
【0016】プロセッサモジュール22は、主メモリ2
21,識別子記憶部226,アクセス実行部222,ア
クセス選択部223,ファイルシステム部224,ファ
イルシステム間通信IF部225,識別子記憶部22
6,ユーザコマンド通信IF部227,ユーザコマンド
IF部228を有する。
【0017】以下、図2を用いてプロセッサモジュール
の構成について説明する。
【0018】ユーザコマンドIF部228は、利用者か
らのファイルアクセスの指示を受け取り、アクセス実行
部に、指示されたアクセスの要求を通知する。
【0019】主メモリ部211と221は、それぞれプ
ロセッサモジュール21と22が使用するデータ211
1と2211(プログラムコードを含む)を記憶する。
【0020】識別子記憶部216と226は、各プロセ
ッサモジュールの種別を識別するためのコードデータ
(識別子)を記憶する。
【0021】アクセス実行部212と222は、直接、
もしくは、ユーザコマンド通信IF部217と117を
介してネットワーク1経由で、ユーザコマンドIF部2
28と、通信を行い、利用者からのファイルアクセスの
指示を受け取り、アクセス選択部213と223に指示
をだし、そのアクセスを実行する。
【0022】ユーザコマンド通信IF部217と227
は、ネットワーク1を介して、ユーザコマンドIF部2
28とアクセス実行部212との通信を仲介する。
【0023】アクセス選択部213と223は、それぞ
れのアクセス実行部212と222から指示を受け、目
的のファイルへのアクセスについて、それぞれのファイ
ルシステム部214と224に指示を出す。それぞれの
識別子記憶部216と226に記憶されるているプロセ
ッサモジュールの識別子に対応するデータ部713もし
くは712を選択して、アクセス実行部212と222
に返答する。
【0024】ファイルシステム部214と224は、デ
ィスク装置31に格納されるファイル71の領域の生
成,削除,拡張,アクセスなどの機能を外部にサービス
する。さらに、プロセッサモジュール22から見て、他
のプロセッサモジュール21に接続されているディスク
装置31に、目的とするファイル71が格納されている
場合、ファイルシステム間通信IF部215と225を
介して、ネットワーク1経由で通信を行い、その相手の
プロセッサモジュール21のファイルシステム部214
から、目的のファイルのデータ部712をアクセスす
る。また、プロセッサモジュール21から見て、そのプ
ロセッサモジュール21自身に接続されているディスク
装置31に、目的のファイル71のデータ部713があ
る場合、そのディスク装置31をアクセスする。
【0025】ディスク装置31は、記憶媒体7を有し、
記憶媒体7に、ファイル71を記憶する。ファイル71
は、管理テーブル部711と、各プロセッサモジュール
で使用するデータ部712から714を含む。管理テー
ブル部711は、それぞれのデータ部712と713の
格納位置を示す参照ポインタ81から83と、それぞれ
のデータ部を使用するべきプロセッサモジュールの種別
の識別子との対応関係7111から7113が登録され
る。
【0026】図5の動作1501によって、各プロセッ
サモジュールに電源が投入されたときに、識別子記憶部
216と226の内容が、設定される。この設定は、リ
ードオンリーメモリ,オンボードのスイッチ,基板上の
結線によって、得られる値としても、本発明の実施に差
し支えない。
【0027】局部ファイルへのアクセスとは、プロセッ
サモジュールのファイルアクセスが、そのプロセッサモ
ジュールに接続されているディスク装置に対して行われ
る場合を示す。図2,図3、および、図6によって、こ
の動作を説明する。局部ファイルへのアクセスは、図2
のデータ流れ41を表す。特に、局部ファイルへのアク
セスは、アクセス実行部212からディスク装置31の
間の動作のことを示しす。したがって、本発明の実施に
は、ユーザコマンドIF部228が、どのプロセッサモ
ジュールに、設けられても差し支えない。
【0028】ユーザコマンドIF部228は、図3の動
作1101で、利用者からアクセスするファイル名を受
け取ると、ユーザコマンド通信IF部227と217を
介して、ネットワーク1経由で、アクセス実行部212
へ、そのファイル名の指示1201を行う。次に、動作
1102で、アクセス実行部212からアクセス終了報
告1212を待って、動作を終了する。
【0029】動作1103で、ユーザコマンドIF部2
28からの指示1201で取得したファイル名のファイ
ルアクセスを、アクセス選択部213へ要求1202を
行う。
【0030】次に、動作1104で、アクセス選択部2
13からの返答1207によって、取得したデータ格納
位置のデータ部713と主メモリ部211のデータ部21
11と間のアクセスを、指示1208として、アクセス選
択部213を介して行う。
【0031】動作1105で、アクセス終了報告121
1を受け取ると、ユーザコマンドIF部228へアクセ
ス終了報告1212として伝え、動作を終了する。
【0032】アクセス選択部213は、動作1106
で、ファイルアクセスの指示1202を受けると、ファ
イルシステム部214に、管理テーブル部711のアク
セス準備の指示1203を行う。
【0033】次に、動作1107で、ファイルシステム
部214からの返答1204として管理テーブル部71
1の格納位置を受け取った後、ファイルシステム部21
4に、その管理テーブル711のアクセスの要求120
5を行う。アクセス終了報告1206を受領後、管理テ
ーブル部711から、識別子記憶部2161の識別子に
対応するデータ部713の格納位置を求め、アクセス実
行部212に、そのデータ部の格納位置を返答する。も
し、識別子記憶部216の識別子aに対応するデータ部
が存在しない場合、アクセスのモードによって、次の扱
いとする。アクセスがデータ部の読み出しの場合、異常
動作として、エラーとしてよい。
【0034】アクセスが書き込みの場合、図6に示す動
作1601で、ファイルシステム部214に指示を出し
て、ファイル71について、新たなデータ部の領域を拡
張し、そのデータ部の格納位置と、識別子aの対応を、
管理テーブル部711に登録し、その格納位置を、アク
セス実行部212に返答する。
【0035】動作1108で、アクセス実行部212か
らのデータ部713の格納位置の指示1208によっ
て、そのデータ部713のアクセスの実行をファイルシ
ステム部214に要求し、実行させる。
【0036】動作1109で、ファイルシステム部21
4からのアクセス終了報告の返答1201を、アクセス
実行部212へ伝え、動作を終了する。
【0037】ファイルシステム部214は、動作111
0で、ディスク装置31内で、指示1203で指定され
たファイルのアクセスの準備をし、ファイル71内の管
理テーブル711の格納位置について、アクセス選択部
213への返答1204を行う。ただし、管理テーブル
711が、固定した位置に格納される場合、特に、返答
1204は、準備完了を表すのみでよい。
【0038】動作1111で、アクセス選択部213か
らの指示1205と1209で、アクセスするデータ格
納位置の通知を受け取ると、ディスク装置31につい
て、その格納位置のデータへのアクセスを実行する。そ
れぞれ、アクセス終了時に、アクセス選択部213へ終
了報告1206と1210を、行い、動作を終了する。
ここで、説明補足すると指示1205の実行は、管理テ
ーブル部711の検索を行うためのアクセスの実行であ
る。指示1209の実行は、各プロセッサモジュールが
使用する正味のデータ部713のアクセスの実行であ
る。
【0039】遠隔ファイルへのアクセスとは、プロセッ
サモジュールのファイルアクセスが、他のプロセッサモ
ジュールに接続されているディスク装置に対して行われ
る場合を示す。図2,図4および図6によって、この動
作を説明する。遠隔ファイルへのアクセスで、図2のデ
ータ流れ41が行われる。特に、遠隔ファイルへのアク
セスは、アクセス実行部222からディスク装置31の
間の動作のことを示す。したがって、遠隔ファイルへの
アクセスに対して、本発明の実施には、ユーザコマンド
IF部228が、目的のデータを格納するディスク装置
を接続するプロセッサモジュール以外のプロセッサモジ
ュールに設けられれば、差し支えない。特に、局所ファ
イルアクセスの動作との違いは、アクセス要求元のプロ
セッサモジュール22のファイルシステム部224がデ
ィスク装置31をアクセスする場合、そのディスク装置
31に接続されているプロセッサモジュール21のファ
イルシステム部214に、ネットワーク1経由で、アク
セスを依頼する動作が加わる点である。
【0040】ユーザコマンドIF部228は、図4の動
作1301で、利用者からアクセスするファイル名を受
け取ると、アクセス実行部222へ、そのファイル名の
指示1401を行う。次に、動作1302で、アクセス
実行部222からアクセス終了報告1412を待って、
動作を終了する。
【0041】アクセス実行部222は、動作1303
で、ユーザコマンドIF部228からの指示1401で
取得したファイル名のファイルアクセスを、アクセス選
択部223へ要求1402を行う。
【0042】次に、動作1304で、アクセス選択部2
23からの返答1407によって、取得したデータ格納
位置のデータ部712と主メモリ部221との間のアク
セスを、指示1408として、アクセス選択部223を
介して行う。
【0043】動作1305で、アクセス終了報告141
1を受け取ると、ユーザコマンドIF部228へアクセ
ス終了報告1412として伝え、動作を終了する。
【0044】アクセス選択部223は、動作1306
で、ファイル名の指示1402を受けると、ファイルシ
ステム部224に、そのファイル名の指示1403を行
う。次に、動作1307で、管理テーブル部711の格
納位置を、ファイルシステム部224から返答1404
され、その管理テーブル711から、識別子記憶部22
6の識別子bに対応するデータ部712の格納位置を求
め、アクセス実行部222に、そのデータ部の格納位置
を返答する。もし、その識別子bに対応するデータ部が
存在しない場合、アクセスのモードによって、次の扱い
とする。アクセスがデータ部の読み出しの場合、異常動
作として、エラーとする。アクセスが書き込みの場合、
図6に示す動作1601で、ファイルシステム部224
に指示を出して、ファイル71について、新たなデータ
部の領域を拡張し、そのデータ部712の格納位置と、
識別子bの対応を、管理テーブル部711に登録し、そ
の格納位置を、アクセス実行部222に返答する。
【0045】動作1308で、アクセス実行部212か
らのデータ部713の格納位置の指示1408によっ
て、そのデータ部712のアクセスの実行をファイルシ
ステム部224に要求し、実行させる。
【0046】動作1309で、ファイルシステム部22
4からのアクセス終了報告の返答1401を、アクセス
実行部222へ伝え、動作を終了する。
【0047】ファイルシステム部224は、まず、動作
1310によって、ファイルシステム間通信IF部21
5と225を介して、ネットワーク1経由で、ファイル
システム部214に指示し、ディスク装置31内で、指
示1403で指定されたファイルのアクセスの準備をさ
せ、ファイルシステム部214からファイル71内の管
理テーブル711の格納位置を取得し、アクセス選択部
223へ、その格納位置の返答1404を行う。
【0048】動作1311で、アクセス選択部223か
らの指示1405と1409で、アクセスするデータ格
納位置を受け取ると、ファイルシステム間通信IF部2
15と225を介して、ネットワーク1経由で、ファイ
ルシステム部214に指示し、ディスク装置31につい
て、その格納位置のデータへのアクセスを実行する。そ
れぞれ、アクセス終了時に、アクセス選択部223へ終
了報告1406と1410を、行い、動作を終了する。ここ
で、指示1405の実行は、管理テーブル部711の検
索を行うためのアクセスの実行である。指示1409の
実行は、各プロセッサモジュールが使用する正味のデー
タ部712のアクセスの実行である。
【0049】異なる種別のプロセッサモジュールで、同
じ内容のデータのファイルを共有する場合、ファイル7
1内のデータ部を単一とし、管理テーブル部711の各
エントリの各データ部への格納位置を、先のデータ部を
指す同一の値としても、本発明は差し支えなく実施でき
る。
【0050】以上、局所ファイルアクセスの動作と遠隔
ファイルアクセスの動作において、各アクセス選択部2
13と223が、それぞれのプロセッサモジュールの種
別に対応するデータ部713と712を選択して、ファ
イルアクセスの要求元(本実施例では、アクセス実行
部)に見せるので、異なる種別のプロセッサモジュール
から同じ目的(機能)で使用する複数のファイルのデー
タを、単一のファイルとして、扱えるようになる。
【0051】図7と図8によって、本発明の応用例を説
明する。この応用は、マルチプロセッサシステムにおい
て、一つ仕事を、複数のプロセッサモジュールが、並列
処理もしくは機能分担する処理を行う場合の各プロセッ
サモジュールへのプログラムコードのロード動作に応用
したものである。このとき、この並列に動作するプログ
ラムコードを、それぞれのプロセッサモジュールの種別
が異なっていても、単一のファイルとして扱えるように
なり、利用者は、マルチプロセッサシステム内のプロセ
ッサモジュール種別の構成の違いを意識せずに目的のプ
ログラムの起動を行えるようになる。
【0052】ユーザコマンドIF部228と、アクセス
実行部212および222と、アクセス実行間通信IF
部219および229の動作以外は、実施例と同様の動
作である。以下、図8によって、異なる部分の動作を説
明する。
【0053】図7のアクセス実行通信IF部219およ
び229は、アクセス実行部212および222間の通
信を実行する。
【0054】図8の動作1701で、ユーザコマンドI
F部228は、ファイルアクセスの指示1801(図7
中の指示53)をアクセス実行部222に行う。動作17
02で、アクセス実行部222は、アクセス選択部223
に、主メモリ部221とのファイルアクセスを要求す
る。また、動作1703で、アクセス実行通信IF部2
29および219を介して、バス1経由で、アクセス実
行部212に、主メモり部211とのファイルアクセス
の指示1802(図7中の指示54)を行う。動作17
04で、アクセス実行部212は、要求54を受ける
と、アクセス選択部213へ、ファイルアクセスを要求
する。これによって、アクセス実行部212および222
が、それぞれアクセス選択部213および223に要求
するファイルは、同じ名称として扱えるようになる。
【0055】
【発明の効果】本発明によると、異なる種別のプロセッ
サモジュールから、同じ目的(機能)に使用するファイ
ルを、単一のファイルとして扱えるようになるので、フ
ァイル管理の繁雑さと作業量とを低減することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分散型マルチプロセッサシステムのブロック
図。
【図2】プロセッサモジュールのブロック図。
【図3】局所ファイルアクセスのフローチャート。
【図4】遠隔ファイルアクセスのフローチャート。
【図5】初期化動作の説明図。
【図6】管理テーブル部への登録動作の説明図。
【図7】集中型マルチプロセッサシステムへの応用例の
ブロック図。
【図8】並列処理用ファイルアクセスの動作のフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…ネットワーク、21〜26…プロセッサモジュー
ル、211,221…主メモリ部、212,222…ア
クセス実行部、213,223…アクセス選択部、21
4,224…ファイルシステム部、215,225…フ
ァイルシステム間通信IF部、216,226…識別子
記憶部、217,227…ユーザコマンド通信IF部、
228…ユーザコマンドIF部、31〜32…ディスク
装置、41,42…データの流れ、51,52…指示の
流れ、7…記憶媒体、71…ファイル部、711…管理
テーブル部、712〜714…データ部、81〜83…
参照関係、911〜917…データパス。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一台以上のディスク装置と、名称付けされ
    たファイルという前記ディスク装置内の記憶領域に、デ
    ータを格納し、前記名称を指示することによって、前記
    データを操作するプロセッサモジュールと、種別の異な
    る前記プロセッサモジュールの複数を接続するネットワ
    ークとから成るマルチプロセッサシステムにおいて、種
    別の異なる前記プロセッサモジュールが同じ目的で使用
    するそれぞれ内容の異なるデータを、それぞれ異なる名
    称を持つ複数のファイルとして、前記ディスク装置に格
    納するのではなく、複数の前記プロセッサモジュールか
    ら共有される同じ名称を持つ単一のファイルとして、前
    記ディスク装置に格納し、前記ファイルの操作に際し
    て、単一の前記名称でファイルを指定するよう動作する
    前期プロセッサモジュールを設けたことを特徴とするマ
    ルチプロセッサシステム。
  2. 【請求項2】一台以上のディスク装置と、名称付けされ
    たファイルという前記ディスク装置の記憶領域に、デー
    タを格納し、前記名称を指示することによって、前記デ
    ータを操作するプロセッサモジュールと、種別の異なる
    前記プロセッサモジュールの複数を接続するネットワー
    クとから成るマルチプロセッサシステムにおいて、前記
    ファイルを、前記プロセッサモジュールが使用するデー
    タの領域と、前記データの領域とプロセッサモジュール
    の種別を識別するコードデータとの対応関係を登録する
    管理テーブルとから構成し、前記プロセッサモジュール
    の種別を識別する前記コードデータを記憶する識別子記
    憶部と、前記ファイルへの操作に際して、前記識別子記
    憶部のコードデータについて前記管理テーブルから検索
    された前記対応関係によって求まる領域のデータを対象
    とさせるように動作するアクセス選択部を前記プロセッ
    サモジュールに設けたことを特徴とするマルチプロセッ
    サシステム。
  3. 【請求項3】一台以上のディスク装置と、名称付けされ
    たファイルという前記ディスク装置の記憶領域に、デー
    タを格納し、前記名称を指示することによって、前記デ
    ータを操作するプロセッサモジュールと、種別の異なる
    前記プロセッサモジュールの複数を接続するネットワー
    クとから成るマルチプロセッサシステムにおいて、前記
    ファイルを、前記プロセッサモジュールが使用するデー
    タの領域と、前記データの領域とプロセッサモジュール
    の種別を識別するコードデータとの対応関係を登録する
    管理テーブルとから構成することを特徴とするマルチプ
    ロセッサシステム。
  4. 【請求項4】一台以上のディスク装置と、名称付けされ
    たファイルという前記ディスク装置の記憶領域に、デー
    タを格納し、前記名称を指示することによって、前記デ
    ータを操作するプロセッサモジュールと、種別の異なる
    前記プロセッサモジュールの複数を接続するネットワー
    クとから成るマルチプロセッサシステムにおいて、前記
    プロセッサモジュールの種別を識別する前記コードデー
    タを記憶する識別子記憶部を、前記プロセッサモジュー
    ルに設けたことを特徴とするマルチプロセッサシステ
    ム。
  5. 【請求項5】一台以上のディスク装置と、名称付けされ
    たファイルという前記ディスク装置の記憶領域に、デー
    タを格納し、前記名称を指示することによって、前記デ
    ータを操作するプロセッサモジュールと、種別の異なる
    前記プロセッサモジュールの複数を接続するネットワー
    クとから成るマルチプロセッサシステムにおいて、一つ
    の仕事を、複数の前記プロセッサモジュールで機能分担
    して行うときに、それぞれの前記プロセッサモジュール
    が使用するファイルを、異なる名称として複数のファイ
    ルとして、前記ディスク装置に格納するのではなく、複
    数の前記プロセッサモジュールから共有される同一の名
    称を持つ単一ファイルとして、前記ディスク装置に格納
    し、前記ファイルの操作に際して、単一の前記名称でフ
    ァイルを指定するよう動作する前期プロセッサモジュー
    ルを設けたことを特徴とするマルチプロセッサシステ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058656A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Seiko Epson Corp コンテンツデータ転送システム、再生機器、及び、センター機器

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JP2007058656A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Seiko Epson Corp コンテンツデータ転送システム、再生機器、及び、センター機器

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