JP4876064B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はマイコンを備えた電子制御装置に関し、例えば、マイコンへの給電停止時間を計測してその時間が設定値に達するとマイコンを再起動させるタイマ回路へ電源供給する電子制御装置に関するものである。
例えば車輌のエンジン等を制御する電子制御装置においては、バッテリの電力を基にして一定の電源電圧Vosを常時出力する副電源回路と、常時ではなく、車輌のイグニッションスイッチがオンされた場合などに、バッテリの電力を基にして一定の電源電圧Vomを出力する主電源回路とが設けられている。
そして、主電源回路からの電源電圧Vomは、消費電力が大きいマイコン等に供給され、副電源回路からの電源電圧Vosは、常時動作しなければならないものの消費電力がマイコン等と比較して格段に小さい回路やメモリ(所謂バックアップRAM)等に供給される。
ここで特に、この種の電子制御装置では副電源回路からの電源電圧Vosによって動作するタイマ回路により、マイコンが動作を停止している時間(換言すれば、主電源回路から電源電圧Vomが出力されていない時間)を計測し、該計測時間が所定の設定時間に達すると、そのタイマ回路が、主電源回路から電源電圧Vomを出力させてマイコンを起動させるといった構成が採られている場合がある。
そして、このようなタイマ回路を設けることにより、マイコンを常時動作させておかなくてもイグニッションスイッチがオフされてから設定時間が経過したときに所望の処理を実施することができ、装置全体での消費電力を低減することができる。
具体的に説明すると、次の(a)及び(b)のような動作が実行される。
(a)主電源回路は、イグニッションスイッチのオンオフに応じたスイッチ信号と、電子制御装置の内部で発生される動作指令信号との何れかがアクティブレベルの場合に、電源電圧Vomを出力するように構成される。
(b)タイマ回路は、自己のカウント値がマイコンによって初期化されると共に、イグニッションスイッチがオフされると、マイコンから目標設定値と初期値からのカウント開始命令を受けカウントを開始する。その後、マイコンはセルフシャットオフ(自己電源遮断)制御を実施し、マイコンへの電源電圧供給を停止する。そして、タイマ回路は、カウント値が上記設定時間に相当する設定値に達すると、主電源回路への動作指令信号をアクティブレベルにして該主電源回路から電源電圧Vomを出力させることによりマイコンを起動させる。
ところで、このようなタイマ回路が必要となる電子制御としては、例えば、特許文献1に記載されているようなエバポパージ(evaporation purge)システムの診断(以下、エバポ診断)を実施するものがある。このエバポ診断では、例えば、エンジンの燃料タンクからのエバポガス(evaporation gas:燃料タンクで発生する蒸発ガス燃料)を回収するための系を閉塞して加圧または減圧し、その系内の圧力変動を検出することにより当該系の気密性を検査する。
しかし、エンジンが高負荷状態で長時間運転された直後では、燃料タンク内の燃料が蒸発し易いため正確な検査結果が得られ難い。このため、エンジンが停止してから一定時間が経過した時に、マイコンにより、上述のようなエバポパージシステムの気密性検査を実施する。
ところが、その場合にエンジン停止時(即ち、イグニッションスイッチのオフ時)にもマイコンが常時動作して上記一定時間を計測するようにしたのでは、イグニッションオフ時における消費電力を抑制できず、バッテリ上がりを招いてしまう。
そこで、イグニッションスイッチがオフされると、主電源回路からマイコンへの電源電圧Vomの供給が停止されるようにすると共に、その後は、タイマ回路がマイコン停止時間を計測して、その計測時間が上記一定時間に達すると、該タイマ回路が主電源回路から電源電圧Vomを出力させてマイコンを起動させるように構成するのである。
特開2003−139874号公報
しかしながら、タイマ回路を備えた従来の車輌用電子制御装置においては、タイマ回路の電源は常時出力を行う副給電手段の電源電圧Vosより供給されており、エバポ診断への移行条件が成立せず、タイマ回路動作が不要な場合や、タイマ計測が終了し、エバポ診断処理も終了し、あとは、次回のイグニッションスイッチによる起動を待つだけの状態(所謂、タイマ回路への動作要求が不要な場合)にあっても、タイマ回路にて電力を消費する構成となっており、無用な電力を消費してしまう。このため、更なる省電力化のニーズがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、更なる低消費電力化を実現できる電子制御装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明による電子制御装置は、電源回路から常時出力される電源電圧VosをタイマICに供給する前に電源供給スイッチ回路を備える構成を備えている。マイコンからの操作により電源供給スイッチ回路をオンまたはオフすることでタイマICへの電源供給、遮断を制御する構成としている。そして、該電源供給スイッチ回路はマイコンへの電源供給が遮断され、マイコンから電源供給スイッチ回路へのオンまたはオフ要求が出力されない場合においても、電源供給スイッチ回路内の自己フィードバック電圧により、オンまたはオフの状態を継続維持することを可能とする。
即ち、本発明による電子制御装置は、主電源電圧及び副電源電圧を出力する給電手段と、主電源電圧によって動作するマイコンと、副電源電圧によって動作する計時用カウンタを有するタイマ回路と、タイマ回路への副電源電圧の供給を実行及び遮断するための電源供給スイッチと、を備える。そして、タイマ回路は、計時用カウンタにより経過時間を計測し、計時用カウンタのカウント値が所定値になった場合に、マイコンを起動するための電源起動信号をアクティブレベルにする。また、給電手段は、電源起動信号に応答して主電源電圧を出力する。さらに、マイコンは、タイマ回路への副電源電圧の供給が不要な状態を検知して、この検知結果に基づいて電源供給スイッチを制御し、タイマ回路への副電源電圧の供給を遮断する。
上記電子制御装置は、さらに、マイコンへの主電源電圧の供給が遮断された場合でも、電源供給スイッチを接続状態又は遮断状態に継続する状態維持手段(自己フィードバック電圧の生成)を備える。
また、タイマ回路は、タイマ回路が低電圧で動作している場合に、低電圧動作状態であることを検出する低電圧検出機能を有する。そして、マイコンは、タイマ回路が未診断であるとき、電源供給スイッチを制御して、強制的に副電源電圧のタイマ回路への供給を遮断した場合に、タイマ回路の低電圧検出機能が正常に動作するか診断する。
マイコンは、タイマ回路との通信状態を監視する機能を有し、タイマ回路との通信状態に問題がある場合に、電源供給スイッチを制御し、タイマ回路への副電源電圧の供給を一定期間遮断後、再度接続することにより、タイマ回路をリセットして初期状態に戻すようにする。
なお、給電手段は電源ICとして構成され、電源供給スイッチが電源ICに内蔵されるようにしても良い。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明の電子制御装置によれば、更なる低消費電力化を実現できるようになる。
本発明による実施形態は、上述の更なる低消費電力化を実現する電子制御装置を提供することに加えて、次のような問題をも解決するものである。つまり、タイマICには低電圧検出機能を有するものもあり、該タイマICが低電圧を検出した場合には、カウンタが正しく動作していないことが考えられる。このためタイマICの計測時間が所定の設定時間に達し、電源起動信号をアクティブレベルにして、該主給電手段から電源電圧Vomを出力させることによりマイコンを起動させた場合でも、該タイマICが低電圧を検出していた場合には、計測した時間が正しくないと判断して所望の制御を実施しないものとしている。本低電圧検出機能が正しく機能しない場合、間違った時間で制御を開始してしまう恐れがある。また、従来においては、タイマ回路に何らかの不具合が生じて、マイコンからの通信による操作ができず復帰不可能となった場合、バッテリを外すか、該電子制御装置のコネクタを外して電源を一旦遮断し、再度タイマICをリセットする必要があった。
よって、本実施形態は、低電圧検出機能の診断実施、さらにタイマICの不具合時に回復を図る(所謂、リセット)手段をも提供する。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。また、各図において共通の構成については同一の参照番号が付されている。尚、以下に説明する実施形態の電子制御装置は、車輌のエンジンを主に制御するものを想定している。
<第1の実施形態>
(1)電子制御装置の構成
図1は、本発明の第1実施形態の電子制御装置(エンジンコントロールユニット)の概略構成を示す図である。図1に示すように、電子制御装置100は、エンジン制御のための各種処理を実行するマイコン7と、マイコン7が動作を停止している時間を計測するタイマIC10と、電子制御装置100内部の電源を生成する電源IC6と、電源IC6からタイマIC10への給電をオンオフ制御するための電源供給スイッチ回路8と、電子制御装置100が制御すべき負荷3を駆動するための駆動素子5と、を備えている。
電子制御装置100において、電源回路6のSUBには、常時車輌のバッテリ電圧VBが供給される。そして、電源IC6のSUBは、そのバッテリ電圧VBから電源電圧Vosを常時生成して出力する。この電源電圧Vosは、消費電力がマイコン等と比較して格段に小さい回路(常時動作が必要)やメモリ(所謂バックアップRAM)等に供給される。また、タイマIC10の電源Vtは、電源供給スイッチ回路8を介して電源電圧Vosが供給・遮断される構成となっている。電源電圧Vosの供給・遮断は、マイコン7からのオン信号Son(ハイレベルでオン)、オフ信号Soff(ハイレベルでオフ)にて制御される。尚、電源供給スイッチ回路8は、主電源電圧Vomのマイコン7への供給が停止され、マイコン7からの制御信号(Son/Soff)が出力されなくなった場合でも、自己フィードバック電圧9によってオンまたはオフの状態を継続維持可能なように構成されている。
一方、電源IC6のMAIN(Vig)には、車輌のイグニッションスイッチ2(以下IGSW)がオンされている場合、タイマIC10から出力される電源起動信号Salがハイレベルである場合、及びマイコン7から出力される電源保持信号Smrがハイレベルである場合のいずれかひとつ以上が成立しているときに、バッテリ電圧VBが供給される。そして、電源IC6は、電源IC6のMAINから電源電圧Vomを生成して出力する。
具体的に説明すると、まず、電子制御装置100には、IGSW2を介して、そのIGSW2のオンオフ状態を示すイグニッションスイッチ信号Sigが入力されている。尚、イグニッションスイッチ信号Sigは、IGSW2がオンされるとハイレベルになり、オフされるとローレベルになる。
また、電源回路6のMAINには、電子制御装置100の外部に設けられた電源供給用リレー4の接点を介して、Vigにバッテリ電圧VBが供給されるようになっている。そして、電子制御装置100は、イグニッションスイッチ信号Sigと、タイマIC10からの電源起動信号Salと、マイコン7からの電源保持信号Smrとの、少なくとも何れか1つがハイレベルである場合に、電源供給用リレー4のコイルに通電して該リレー4の接点を短絡(オン)させる駆動回路11と、駆動回路11に信号を出力するための論理和回路12と、を備えている。
よって、イグニッションスイッチ信号SigとタイマIC10からの電源起動信号Salと、マイコン7からの電源保持信号Smrとの何れかがハイレベルである場合に、論理和回路12の出力So11がハイレベルとなる。そして、駆動回路11がオンし、次いで電源供給用リレー4がオンして、バッテリ電圧VBが電源IC6のMAINに供給され、その電源IC6のMAINから電源電圧Vomが出力される。尚、本実施形態において、各信号Sig、Sal、Smrの論理レベルは、ハイレベルがアクティブレベルであり、その反対のローレベルがパッシブレベルとなっている。
さらに、電子制御装置100は、電源IC6からの電源電圧Vomの出力開始時に、その電源電圧Vomが安定すると見なされる微少時間だけマイコン7にリセット信号(RES)を出力する、所謂パワーオンリセット機能を備えている。このため、マイコン7は、電源IC6のMAINが電源電圧Vomの出力を開始すると初期状態から動作を開始(即ち、起動)することとなる。
電子制御装置100において、電源IC6からの電源電圧Vomを受けて動作を開始すると、マイコン7は、論理和回路12への電源保持信号Smrをハイレベルにして電源IC6からの電源電圧Vomが出力される状態(即ち、当該マイコン7が動作可能な状態)を維持する。そして、マイコン7は、マイコン7について所定の動作停止条件(IGSW2がOFF、かつOFF時処理(IGSW2がOFFになってから実行される種々の処理)が終了)が成立したと判断すると、電源保持信号Smrをローレベルにして、電源IC6からの電源電圧Vomの供給を停止させることにより、自己の動作を停止する。尚、本実施形態において、動作停止条件はマイコン7が、IGSW2のオン(換言すれば、イグニッションスイッチ信号Sigのハイレベルへの変化)に伴い起動された場合には、そのIGSW2がオフされてから必要な処理が終了した時点で上記動作停止条件が成立する(イグニッションスイッチ=オフによる給電停止)。また、IGSW2のオフ中にタイマIC10からの電源起動信号Salがハイレベルになってマイコン7が起動された場合には、その際に必要な特定の処理、例えば、駆動素子5によって負荷3を駆動する等の動作が終了した時点で上記動作停止条件が成立する(特定制御の処理終了による給電停止)。
ここで、タイマIC10への電源供給が不要となるのは、エバポ診断を行う場合においては、以下の場合が挙げられる。
第1の場合は、通常のエンジン制御終了後、イグニッションスイッチ=オフによる給電停止を行う場合で、エバポ診断条件の不成立によるものである。例えば、エンジン動作時間が短く、冷却水温が規定条件値に満たない場合などは、診断条件が不成立としてエバポ診断は実施不要となる。
また、第2の場合は、前記特定制御の処理終了による給電停止が成立した場合で、エバポ診断終了後に、再度タイマ計測によるエバポ診断が不要と判断された場合である。
これらの場合、エバポ診断自体が不要と判断されたため、タイマ計測にてマイコンを起動させる必要がない。つまり、タイマ回路に電源供給する必要がないので電源供給を遮断して消費電力を少なくすることが可能となる。
(2)マイコンの処理動作
図2は、マイコン7が実行する処理(つまり各ステップの動作主体はマイコン7)の全体を説明するためのフローチャートである。
マイコン7が電源IC6からの電源電圧Vomを受けて動作を開始すると、先ず、ステップ(以下単に「S」と記す)100にて論理和回路12への電源保持信号Smrをハイレベルにして電源IC6から電源電圧Vomが出力される状態を維持する。
そして、続くS110にて、マイコン7はIGSW2の状態をモニタし、イグニッションスイッチ信号Sigがハイレベルと判定した場合には、今回の起動がIGSW2の操作によるものと判断してエンジン制御ルーチン(S120乃至150)へ処理を移行させる。
まずS120では、エンジン始動処理が行われ、エンジン完爆後にS125に処理が移行する。S125では、後述のタイマIC診断実施結果(タイマIC診断実行済か否か)を判定し、タイマIC診断FLG=1(タイマIC診断実施済)の時は、処理はS145へ移行して点火・噴射制御を実施する。その後、処理はS150に移行して後述のIGSWチェック処理のルーチンを繰り返し実行する。
また、S125にてタイマIC診断FLG=0(タイマIC診断未実施)の時は、処理はS130へ移行し、マイコン7は、マイコン7の出力をSon=HIGH、Soff=LOWとすることにより、タイマIC10への電源供給スイッチ回路8をオンし、タイマIC10への電源供給を行う。次に、S135において、マイコン7は、タイマIC診断処理を実施し、タイマICが正常に動作するかをチェックする。タイマIC診断処理の詳細については、図3を参照して別途説明する。そして、S140では、マイコン7は、タイマIC診断FLG=1(タイマIC診断実施済)とし、S145の点火・噴射制御へ移行する。
なお、エバポ診断を行う場合には、エンジン動作後の状態を診断するので、必ずIGSW2オンでのエンジン制御ルーチンは必ず通ることを付け加えておく。
続いて、図2のS110にてイグニッションスイッチ信号Sig=0(IGSW=OFF)の場合について説明する。IGSW2がオフで起動された場合には、エバポパージシステム診断ルーチン(S160乃至S300)に処理は移行する。
まず、S160において、マイコン7は、タイマIC10による電源起動信号Salがハイレベルとなっているか否かの判定を行う。ハイレベル判定である場合は、今回のマイコン7の起動がタイマIC10による起動であると判断し、処理はS170へ移行する。一方、電源起動信号Salがローレベルとなっている場合には、マイコン7の起動要因が特定できないため、マイコン7はS260のフェールセーフ処理を行ってから、S290にて後述するIGSWチェック処理を繰返し実行する。
S170では、マイコン7は、タイマIC10内のフラグをチェックし、低電圧検出フラグ等に異常がないか確認する。異常が無い場合は処理はS180に移行する。また、タイマIC10のフラグに異常があった場合には、処理はS270へ移行し、マイコン7は所定のフェールセーフ処理を行ってから、S290にて後述するIGSWチェック処理を繰返し実行する。尚、S260及びS270のフェールセーフ処理としては、例えば、異常が発生したことや、その異常の内容を表すダイアグノシス情報(異常履歴情報)を、不揮発性メモリに記憶する、といったものがある。
S180では、マイコン7はタイマIC10のカウンタ値を読み取り、マイコン7内部のRAM等にCNTとしてデータを保管する。次に、S190で、マイコン7はタイマIC10のカウント値CNTと現在設定している設定値Nsとが一致しているか否かを判定する。つまり、当該マイコン7が起動した際のカウンタ値が本当に設定値Nsに達しているか否かを判定するのである。そして、CNT=設定値Nsであると判定した場合には、マイコン7は、タイマIC10が正常に機能していると判断し、S200においてエバポ診断処理を実施する。なお、このエバポ診断処理は、前述したように、エンジンの燃料タンクからのエバポガスを回収するための系を閉塞して、加圧又は減圧し、その系内の圧力変動を検出して当該系の機密性を検査するものである。
S200でのエバポ診断処理を終えると、S210で次回のエバポ診断処理が必要か否かの判定が行われる。次回のエバポ診断処理が必要と判定した場合には、マイコン7は、S220にて次の設定値NsをタイマIC10に送信してセットする。そして、続くS230にて、マイコン7は、タイマIC10に“カウンタのクリア指示”を送信してカウンタ値をリセットする。そして更に、S240にて、マイコン7は、タイマIC10に“Salのクリア指示”を送信してタイマIC10からの電源起動信号Salをローレベルにする。
そして、S245で、マイコン7は、タイマIC10に“カウント開始指示”を送信し、続くS250にてマイコン7からの電源保持信号Smrをローレベルに設定する。すると、電源IC6からの電源電圧Vomの供給が停止され、マイコン7は、動作を停止することとなる。なお、電子制御装置100の動作としては、S245でタイマICカウントが開始すると、電源起動信号SalがHigh(ハイレベル)になるまでカウントが継続される。そして、電源起動信号SalがHighの場合には、マイコン7が起動するので(Smr=High)、図2のS100の処理が再開されることになる。
S190においてマイコン7がCNT=設定値Nsではない(カウンタ値が設定値Nsに達していない)と判定した場合には、処理はS280に移行する。S280では、マイコン7は、タイマIC10からの電源起動信号Salの信号線がハイレベルの側にショートしたと判断して、所定のフェールセーフ処理を行い、その後、S290に移行して、後述のIGSWチェック処理を繰返し実行する。尚、S280のフェールセーフ処理としては、例えば、異常が発生したことと、その異常の内容とを表すダイアグノシス情報を、不揮発性メモリに記憶すると共に、車輌の搭乗者に対してバッテリ上がりが起こる可能性があることを報知する、といったものがある。つまり、この場合には、タイマIC10でのカウント値が未だ設定値に達していないにも拘わらず、電源起動信号Salの信号線がハイレベルの側にショート故障したことにより、当該マイコン7が起動されたと判断でき、以後は電源回路6からの電源電圧Vomの出力を停止することができず、バッテリを消耗させてしまう虞があるからである。
また、S210にて次回エバポ診断が不要と判定された場合には、処理はS300に移行する。そこで、マイコン7は、マイコン7の出力をSon=LOW、Soff=HIGHにセットすることで、タイマIC10への電源供給スイッチ回路8をオフさせ、タイマIC10への電源供給を遮断する。その後、処理はS250へ移行し、マイコン7は、マイコン7からの電源保持信号Smrをローレベルに設定する。すると、電源回路6からの電源電圧Vomの供給が停止され、当該マイコン7は、動作を停止することとなる。この場合、次回の起動要因はIGSWオンに限られることとなる。
(3)タイマIC診断処理
図3は、図2におけるS135で実行されるタイマIC診断処理の詳細動作例を説明するためのフローチャートである。タイマIC診断処理は、低電圧検出機能診断処理とタイマ機能診断処理とからなっている。
まず、低電圧検出機能診断(S600からS660、及びS790)について説明する。S600において、マイコン7は、タイマIC10の内部フラグをクリアする。次に、S610において、マイコン7は、低電圧検出フラグがクリアされているか確認する。クリアされている場合、判定YESとなり、処理はS620へ移行する。
S620では、マイコン7は、マイコン7の出力をSon=LOW、Soff=HIGHに設定し、電源供給スイッチ回路8をオフさせる。また、S630では、マイコン7は、タイマIC10の電源電圧Vtが低電圧検出判定値以下になるための放電待ち時間分処理を停止(待機)し、その後、S640にてマイコン7の出力をSon=HIGH、Soff=LOWとし、電源供給スイッチ回路8をオンすることでタイマIC10への電源電圧Vtを再度供給する。つまり、ここで意図的にタイマIC10を低電圧状態にし(S620及びS630)、再度タイマIC10に電源を供給したときに(S640)、低電圧検出機能が正常に動作するか判断する(S650)ようにしているのである。
S650では、マイコン7は、タイマIC10内部の低電圧検出フラグをモニタし、低電圧検出フラグが1になっている場合には正常と判断して、S670以降のタイマ機能診断を実施する。また、低電圧フラグ判定において偽の判定結果(S610、S650でNO判定)となった場合には、処理はS660へ移行する。そして、マイコン7は、タイマIC10の低電圧フラグ検出異常の不具合が生じているものと判断して、所定のフェールセーフ処理を行う。その後、処理はS790へ移行する。S790では、マイコン7は、マイコン内のOKFLG=0として処理を終了する。
続いて、タイマ機能診断(S670からS790)について説明する。S670において、マイコン7は、タイマIC10内部のフラグをクリアにする。低電圧検出機能が正常と診断されたからである。その後、S680において、マイコン7は、設定値NtをタイマIC10に送信してセットする。ここでは、タイマの動作確認をするための設定となるので、設定値Ntは数時間という長期のものではなく、数秒から数分の設定値とするのが良い。また、設定値を決める際には、実際の計測期間でのバラツキを考慮して設定することが望ましい。
S690において、マイコン7は、タイマIC10に“カウンタのクリア指示”を送信してカウンタ値をリセットする。更に、S700において、マイコン7は、電源起動信号“Salのクリア指示”を送信して電源起動信号Salをローレベルの状態に設定する。次に、マイコン7は、S710において、タイマIC10へカウント開始命令を送信すると共に、S720にてマイコン内臓タイマをクリアし、S730及びS740で電源起動信号Salがハイレベルとなるまで、マイコン内蔵タイマTMRにカウントを加算して行く。尚、ここではマイコン内臓タイマが加算カウンタを用いているが、その他の方法として減算カウンタ、フリーランカウンタを用いることも可能である。
S740においてSal=High(ハイレベル)であると判断された場合、マイコン7は、S750にてタイマIC10のカウンタ値を読み取り、マイコン7内部のRAM等にCNTとしてデータを保管する。S760では、マイコン7は、タイマIC10のカウント値CNTと、マイコン内臓タイマのカウント値TMRを比較し、一致しているか否かの判定を行う。そして、このS760にてCNT=TMRと肯定判定した場合には、マイコン7は、タイマIC10が正常に機能していると判断し、S770においてマイコン内のOKFLG=1として処理を終了する。一方、CNT≠TMRと否定判断した場合には、マイコン7は、タイマIC10が異常と判断し、S780において所定のフェールセーフ処理をし、S790においてマイコン内のOKFLG=0として処理を終了する。
なお、タイマ機能が正常ではない場合でも、点火・噴射処理(S145)は実行される。つまり、OKFLGが0、1に関係なく、マイコン7は、タイマIC10の診断が終了したことを意味するFLGを1に設定して(S140)、S145の処理を実行する。
(4)IGSWチェック処理
図4は、図2におけるS150とS290との各々で実行されるIGSWチェック処理の詳細について説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、IGSWチェック処理が実施されると、まずS400において、マイコン7は、タイマIC10に“Salのクリア指示”を送信して、タイマIC10からの電源起動信号Salをローレベルにする。そして、S410において、マイコン7は、イグニッションスイッチ信号Sigの論理レベルに基づきIGSW2がオンされているか否かを判定する。IGSW2がオンされていると判定した場合、マイコン7は、そのまま当該IGSWチェック処理を終了する。マイコン7がIGSW2はオンされていない(オフされている)と判定した場合には、処理はS420に移行する。
S420では、マイコン7は、エバポ診断開始条件に合致しているか否かの判定を行う。エバポ診断開始条件が成立していれば、処理はS430に移行し、マイコン7は、前述のタイマIC診断結果(OKFLG)の判定を行う。
OKFLGが1(タイマIC診断OK)の場合には、処理はS440に移行し、マイコン7はタイマIC10へカウンタの設定値Nsを送信してカウンタ値をセットする。そして、続くS450において、マイコン7は、タイマIC10に“カウンタのクリア指示”を送信してカウンタ値をリセットする。さらに、S460において、マイコン7は、タイマIC10に“カウント開始指示”を送信し、S470においてマイコン7からの電源保持信号Smrをローレベルに設定する。すると、電源回路6からの電源電圧Vomの供給が停止され、当該マイコン7は、動作を停止することになる。この場合、次回の起動はタイマIC10のカウント値が設定値と合致することによって、電源起動信号Salがハイレベルを出力する場合と、その前に、IGSW2がオンされることでイグニションスイッチ信号Sigがハイレベルになって起こる場合の2通りがある。
一方、S420においてエバポ診断開始条件が成立していない、或いは、S430にてタイマIC診断結果OKFLGが0(タイマIC診断NG)であったと判断された場合には、処理はS480に移行する。S480では、マイコン7が、マイコン7の出力をSon=LOW、Soff=HIGHにセットすることで、タイマIC10への電源供給スイッチ回路8をオフし、タイマIC10への電源供給を遮断する。その後S470において、マイコン7は、電源保持信号Smrをローレベルに設定する。すると、電源回路6からの電源電圧Vomの供給が停止され、当該マイコン7は、動作を停止することとなる。この場合、次回の起動要因はIGSW2のオンに限られることとなる。
(5)タイマICリセット処理
図5は、タイマIC10をリセットする処理を説明するためのフローチャートである。タイマICリセット処理とは、マイコン7とタイマIC10との通信状態をチェックし、チェック結果に基づいてタイマIC10をリセットする処理である。
まず、S500において、マイコン7は、タイマIC10の通信レスポンスを監視し、通信状態に問題が無ければ、そのままタイマICリセット処理を終了する。なお、通信状態は、例えばアクノレッジの有無によって判断される。
一方、マイコン7からタイマIC10に通信をしているにも拘わらず、タイマIC10からのレスポンスが無く、タイムアウトしてしまうような場合には、マイコン7は、通信NGと判断し、処理はS510に移行する。
S510では、マイコン7は、マイコン7の出力をSon=LOW、Soff=HIGHに設定し、電源供給スイッチ回路8をオフする。そして、S520において、マイコン7は、タイマIC10の電源電圧Vtが低電圧リセット判定値以下になるための放電待ち時間分処理を停止(待機)し、S530においてマイコン7の出力をSon=HIGH、Soff=LOWとし、電源供給スイッチ回路8をオンする。そして、タイマIC10への電源電圧Vtが再度供給される。このように制御することで、タイマIC10の初期化を行うことができる。
次に、S540において、マイコン7は、再度タイマIC10への通信を行い、通信レスポンスを判定する。通信OKの場合には、処理はS570に移行し、マイコン7は、所定のフェールセーフ処理を実行する。例えば、タイマIC10に通信異常が発生したことと、リセット処理により復帰したことなどの内容とを表すダイアグノシス情報を、不揮発性メモリに記憶する。その後、S580において、マイコン7は、タイマIC10へ“フラグクリア指示“を送信し、処理を終了する。
一方、S540において通信NGの場合には、処理はS550に移行し、マイコン7は、所定のフェールセーフ処理を実施する。例えば、タイマIC10に通信異常が発生したことと、復帰不可能などの内容とを表すダイアグノシス情報を、不揮発性メモリに記憶する。その後、S560において、マイコン7は、マイコン7内のOKFLG=0として処理を終了する。
<第2の実施形態>
図6は、本発明の第2の実施形態による電子制御装置200の概略構成を示す図である。本実施形態では、タイマIC10の電源供給スイッチ回路8は、電源IC6に内蔵するように構成されている。この場合、マイコン7からの電源供給スイッチ回路制御信号Son/offは、電源IC6内部のラッチ回路13でラッチするようにしているため、マイコン7からの電源供給スイッチ制御信号Son/offはマイコン7が停止しても継続維持が可能な構成とする。
<まとめ>
本発明は、マイコンを備えた車輌用電子制御装置に適用可能であるが、これに限定されず、電源スイッチの切替えに伴う電源供給状態に応じて作動または停止する制御部(マイコン)と、該制御部の作動/停止に関わらず継続的に時間を計測する計時部(タイマIC)とを備える電子制御装置に広く適用できる。
上述のように、本実施形態によれば、従来タイマICには常時電源電圧(副電源電圧)Vosが印加されていたが、車輌運転状態がエバポ診断に適さない場合には、エバポ診断制御不要としてイグニッションスイッチオフ後、マイコンが自己電源遮断(セルフシャットオフ)する前までの間にスイッチ回路をオフさせることでタイマICへの給電を遮断する。また、エバポ診断処理後においても同様に、再度のタイマ計測によるエバポ診断処理が不要な場合には、マイコンが自己電源遮断(セルフシャットオフ)する前までの間に前記スイッチ回路をオフさせることでタイマ回路への給電を遮断する。このようにすることにより、タイマ回路未使用時の電力消費を抑えることが可能となる。
また、本実施形態では、タイマIC電源電圧が低電圧検知レベルを下回る電圧となるための放電時間以上、該スイッチ回路をオフさせ、再度オン後、マイコンとタイマIC間で通信を行い、タイマICの低電圧検出フラグをマイコンが確認する。このようにすることにより、低電圧検出機能が正常に機能しているか判断が可能となり、タイマICを使用することができるかについて判断することができる。
さらに、マイコンからの通信に対してタイマICからの応答がない場合など通信状態に不具合が生じている場合に、マイコンからスイッチ回路をオフしてタイマICへの給電を遮断し、再度スイッチ回路をオンしてタイマICへの給電を行うことでタイマICがリセットされる。このようにすることにより、電子制御装置やバッテリを外すという人的行為を伴わずに正常復帰を図ることが可能となる。
本発明の第1実施形態による電子制御装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態の電子制御装置におけるマイコンが実行する処理の全体を説明するためのフローチャートである。 図2の処理中で実行されるタイマIC診断処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 図2の処理中で実行されるIGSWチェック処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 タイマICリセット処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態による電子制御装置(変形例)の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 バッテリ、 2 イグニションスイッチ、 3 負荷、 4 電源供給用リレー、 5 負荷駆動素子、 6 電源IC、 7 マイコン、 8 電源供給スイッチ回路、 9 自己フィードバック電圧、 10 タイマIC、 11 駆動回路、 12 論理和回路、 13 ラッチ回路、 100 電子制御装置、 200 電子制御装置

Claims (4)

  1. 主電源電圧及び副電源電圧を出力する給電手段と、
    前記主電源電圧によって動作するマイコンと、
    前記副電源電圧によって動作する計時用カウンタを有するタイマ回路と、
    前記タイマ回路への前記副電源電圧の供給を実行及び遮断するための電源供給スイッチと、を備え、
    前記タイマ回路は、前記計時用カウンタにより経過時間を計測し、前記計時用カウンタのカウント値が所定値になった場合に、前記マイコンを起動するための電源起動信号をアクティブレベルにし、
    前記給電手段は、前記電源起動信号に応答して前記主電源電圧を出力し、
    前記マイコンは、前記タイマ回路への前記副電源電圧の供給が不要な状態を検知して、この検知結果に基づいて前記電源供給スイッチを制御し、前記タイマ回路への前記副電源電圧の供給を遮断し、
    前記タイマ回路は、前記タイマ回路が低電圧で動作している場合に、低電圧動作状態であることを検出する低電圧検出機能を有し、
    前記マイコンは、前記タイマ回路が未診断であるとき、前記電源供給スイッチを制御して、強制的に前記副電源電圧の前記タイマ回路への供給を遮断した場合に、前記タイマ回路の前記低電圧検出機能が正常に動作するか診断することを特徴とする電子制御装置。
  2. さらに、前記マイコンへの前記主電源電圧の供給が遮断された場合でも、前記電源供給スイッチを接続状態又は遮断状態に継続する状態維持手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記マイコンは、前記タイマ回路との通信状態を監視する機能を有し、前記タイマ回路との通信状態に問題がある場合に、前記電源供給スイッチを制御し、前記タイマ回路への前記副電源電圧の供給を一定期間遮断後、再度接続することにより、前記タイマ回路をリセットして初期状態に戻すことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子制御装置。
  4. 前記給電手段は電源ICとして構成され、前記電源供給スイッチが前記電源ICに内蔵されていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子制御装置。
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