JP4875884B2 - 手摺構造 - Google Patents

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Description

本発明は、手摺りの構造に関するものであり、特に詳しくはトイレ或いは浴室或いは階段等で使用出来る手摺構造に関するものである。
従来から、浴室やトイレ等にそれらの利用者の入浴動作或いは用便動作を補助するために手摺りが設けられている。
特に、高齢者や身体障害者がトイレ を使用する際、移動、起立又は着座若しくはしゃがみ込み等の用便動作や姿勢保持する為の労力はきつく、不便であり、相当の労力を消耗するものであった。かかる問題を緩和又は軽減するため、例えば、特開平11−192189号公報(特許文献1)に示す様に、便器の側壁に垂直な直線状の手摺りを設けるもの、或いは、実用新案登録第3002603号公報(特許文献2)に示されている様に、便器の両側に水平に手摺りを設ける例も知られている。
然しながら、特許文献1を含めて従来公知の直線状或いはL字状の手摺の構成では、利用者は片手しか使用できず、然も、当該手摺は垂直状或いは水平状でのみ配置されている為、従って動作が不安定で又、腕に加えた力が充分に身体全体を持ち上げたり、沈み込ませる動作に活用できていないので、身体のバランスを崩す事も多く、したがって危険があり、又手が滑って転倒すると言う危険もあるし、又特許文献2の構成では、利用者が両手を使用出来ることから安全性は向上するがトイレの空間が十分ある場合にのみしか使用出来ず、更にはコストが増加する問題がある。
即ち、従来の当該手摺りでは、その形状が直線状であるので、利用者の手首と当該手摺りとの交差する角度が、当該利用者が当該手摺りを握る位置によって大きく変わるので、不適切な角度を形成している場合が多く、身体等を持ち上げる際に力の利用効率が不安定となっている事が多いと考えられる。
同様に、浴室に於いても高齢者や身体障害者などの要介護者が入浴するような場合、浴槽への出入り動作、或いは浴槽内での沈み込み動作或いは立ち上がり動作等は何れもきつく、不便であり、相当の労力を消耗するものであるので、かかる問題を緩和又は軽減するため、例えば、特開平10−25874号公報(特許文献3)の図4に示す様に当該浴槽近傍の側壁に水平或いは垂直に配置された直線状の手摺りが設けられる例がある。
又、特開2004−218357号公報(特許文献4)には、浴室のコーナー部に湾曲状の手摺りを設ける事も知られている。
上記特許文献3の様な手摺りの構成では、利用者は片手しか実質的には使用できないので極めて不安であり、特に浴槽から立ち上がる動作や浴槽から出るときの動作は、相当のエネルギーを必要とするので、危険も大きい。
又、両手を使用するとしても、利用者の右手と左手のそれぞれと当該手摺り迄の到達距離は異なるので、両手を使用するとなると利用者が体をかなり捻って当該手摺りにつかまる必要があり、著しく窮屈な姿勢をとらざるを得ないので、利用に不便であり、余計な労力を消費する事になる。
又、当該利用者が右手と左手が当該手摺り交差する角度がそれぞれ異なるので当該利用者の手と当該手摺との間で滑りが発生しやすく、危険性が高いと言う欠点があった。
一方、特許文献4では、浴室に於ける利用者が浴槽から出ている状態で、転倒を防止する為の掴まり部材或いは腰掛部材として使用するために浴室の角部、コーナー部に設けられるものであって、利用者が浴槽に入る動作及び浴槽から出る動作を補助するものではない。
一方、住宅や建物内或いは車両内に設けられた階段にも、高齢者や身体障害者が階段を昇り降りする際に、当該利用者の昇り降り動作を補助し支え、その安全性を確保する為に手摺が設けられる事は良く見られることである。
例えば、特開平8−27988号公報(特許文献5)には、直線状の手摺を壁上或いは柱に取り付けた例が示されており、更には廻り階段の中心部には、湾曲した手摺を設ける例が示されている。
然しながら、特許文献5を含む上記各公知例の手摺に於いては、全て固定された形状の手摺が特定の位置に固定されて配置されているので、利用者が特定されている場合には、問題がないが、不特定多数の利用者が使用する場合とか、特定の利用者が変わった場合には、その配置位置や長さ、高さ等が利用者の体に合わない場合もあり、不便を感じる事が多く、従って、改めて手摺の付け替え作業を行わなければならず、コストが増大すると言う問題がある。
その他、図13にも示されている通り、例えば、既設のトイレ130内に手摺200を後付けにより取り付ける場合には、壁材134の内側に配置されている柱131或いは筋交い132が存在している箇所にしか当該手摺200を取り付ける事が不可能である。
その為、便器133との距離が適正に採れず、使用者によっては、当該手摺200が有効に活用できない事が多く、不便で有った。
特開平11−192189号公報 実用新案登録第3002603号公報 特開平10−25874号公報 特開2004−218357号 特開平8−27988号公報
従って、本発明の目的は、上記問題点を改善し、簡易な構成で有りながら、浴室或いはトイレ更には階段等の利用者、特に高齢者或いは身体障害者等が、多くの労力を要せずに、安全でしかも容易に片手で必要な動作を実行することを可能にする手摺構造を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するために、以下に示す様な基本的技術構成を採用するものである。
即ち、本発明の態様としては、手摺保持部と当該手摺保持部に取り付けられている手摺部とから構成されており、当該手摺部は、実質的に閉鎖状の環状枠体で構成されており、当該手摺部と当該手摺保持部とは、双方を連結する取付部材を介して相互に接合されており、且つ当該取付部材は、当該手摺保持部と嵌合し、当該手摺保持部に沿って摺動し、且つ当該手摺保持部の任意の位置で固定しうると共に、当該手摺部と嵌合し、当該手摺部に沿って摺動し、且つ当該手摺部の任意の位置で固定しうる第1の嵌合固定部と、当該手摺保持部と嵌合し、当該手摺保持部に沿って摺動し、且つ当該手摺保持部の任意の位置で固定しうると共に、当該手摺部と嵌合し、当該手摺部に沿って摺動し、且つ当該手摺部の任意の位置で固定しうる第2の嵌合固定部とが設けられているものであって、当該手摺部は、当該手摺部の取付位置が、当該手摺部が形成する平面内で、当該平面に平行な任意の二次元方向に変化しうる様に構成されている事を特徴とする手摺構造である。
本発明に於いては、上記した技術構成を有することから、簡易な構成で有りながら、浴室或いはトイレ等の利用者、特に高齢者或いは身体障害者等が、多くの労力を要せずに、安全でしかも容易に必要な動作を実行することを可能にする手摺りが得られると共に、特にトイレ或いは浴室の利用者が片手を使用して自己の体を支えながら浴槽への出入り、浴槽への沈み込み、浴槽からの立ち上がり等の動作を安全に且つ安定した状態で確実に実行できる様になり、又トイレに於いても便器へのしゃがみ込み、着席動作及び便器からの立ち上がり動作等を片手を使用して安全に且つ安定した状態で確実に実行できるのである。
更に、本発明に於いては、利用者が代わって当該利用者の体の大きさが変化した場合には、当該手摺部の配置位置或いは配置方向を容易に変化させる事が出来るので、新たな手摺を購入したり、最初から当該手摺の取付工事を行わなくとも、適宜の調整部材を調整する事によって、当該手摺を当該利用者の最も便利で且つ効率的に動作が実行出来る位置及び配置形状に変更する事が可能である。
以下に、本発明にかかる手摺構造の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明にかかる当該手摺りの一具体例の構成を示したものであって、図中、手摺保持部2と当該手摺保持部2に取付けられている手摺部3とから構成されており、当該手摺部3は実質的に閉鎖状の枠体5で構成され、且つ当該手摺部3は、当該手摺保持部2に対する取り付け部位が任意に変化し得る様に構成されている手摺構造1が示されている。
更に、本発明に於いては、当該枠体5は、実質的に閉鎖状の形状を有する枠体5で構成されているものであり、具体的には、図2(A)に示す様に、一つの平面上に形成されている円形の環状体、楕円形、矩形或いは多角形(三角形乃至8角形等の多角形)、又はそれらの組み合わせからなる環状枠体5を含むと共に、図2(B)で示す様に、当該枠体5の一部に短い非連続部分6が形成されている環状体に類似する形状の枠体5も含まれる。
当該非連続部分6の長さは、特に限定されるものではないが、実質的に閉鎖状の環状体として機能するものであれば本発明に於いて使用可能である。
又、本発明に於ける当該手摺部3の当該枠体5としては、図2(C)に示す様な、当該枠体5の一部に湾曲状部分7及び直線状部分8が共に含まれているもので有っても良い。
一方、本発明に於ける当該枠体5は、内部が充実している充実状棒状体或いは中空状の管状体で構成されている事が望ましく、その断面形状は特に特定されるものではないが、例えば、円形、楕円形等の形状である事が好ましく、又それらの直径或いは長径又は短径等の大きさは、利用者が握り易い範囲の大きさである事が望ましい。
更に、本発明に於ける当該手摺構造1に於ける当該手摺部3を構成する当該枠体5は、従来一般的に使用されている適宜の金属製或いは適宜の合成樹脂製或いは適宜のセラミック製、木材等の材料、更には、上記した各材料の複合材等で構成されている事が望ましい。
又、当該枠体5が合成樹脂或いはセラミックで構成される場合には、適宜のモールド成形加工或いは射出成形加工等によって形成されるものである事が望ましい。
尚、本発明に於ける当該手摺部3の実質的に閉鎖状の枠体5は、図8(A)に示す様に実質的に同一平面S1上に形成されている事が望ましいが、その用途や、目的或いは複雑な利用態様が考慮される場合には、図8(B)に示す様に当該手摺部3の実質的に閉鎖状の枠体5の一部が、上記した同一平面S1から離反して、立体的に湾曲部51或いは直線部が形成されているもので有っても良い。
一方、本発明に於ける当該手摺構造1で使用される当該手摺保持部2は、図3(A)及び(B)に示されている様に、適宜の材料からなる棒状体或いは管状体9で構成されており、且つ当該棒状体或いは管状体9は直線状であるものが主たる具体例ではあるが、その他の具体例としては、図3(C)或いは、図3(D)に示す様に、L字状を含む屈曲状若しくは湾曲状或いはその組み合わせからなる形状を有しているもので有っても良い。
即ち、本発明に於ける当該手摺保持部2は、所定の長さを有する直線状の棒状体或いは管状体であっても良く、適宜の曲率を持った1つ或いはそれ以上の数の湾曲部或いは、所定の角度を有する1つ或いはそれ以上の数の角部を有するもので有っても良い。
更には、直線状部分と湾曲状部分或いは角状部分から選択された少なくとも2種類の部分が組み合わされて構成されたもので有っても良い。
尚、本発明で使用される当該手摺保持部2は、既に配置されている既存の手摺20を使用するもので有っても良い。
一方、本発明に於ける当該手摺保持部2の断面形状は特に特定されるものではないが、例えば、円形、楕円形等の形状である事が好ましく、又本発明に於ける当該手摺部3の断面形状も特に特定されるものではないが、例えば、円形、楕円形等の形状である事が好ましく、それらの直径或いは長径又は短径等は、当該手摺部3を利用する利用者が握り易い範囲の大きさである事が望ましい。
更に、本発明に於ける当該手摺構造1に於ける当該手摺保持部2は、従来一般的に使用されている適宜の金属製或いは適宜の合成樹脂製或いは適宜のセラミック製等の材料で構成されている事が望ましい。
又、当該手摺保持部2が合成樹脂或いはセラミックで構成される場合には、適宜のモールド成形加工或いは射出成形加工等によって形成されるものである事が望ましい。
本発明に於ける当該手摺保持部2は、図3に示す様に、その両端部に、壁、天井或いは床等の適宜の表面と接触して固定出来る適宜の構造からなる固定部材10が設けられている事が望ましい。
更に、本発明に於ける当該手摺保持部2は、トイレ、浴室或いは階段等の適宜の壁部に取り付けられる様に構成されているもので有っても良く、又トイレ、浴室或いは階段の天井部と床部との間に配置固定されるように構成されているもので有っても良い。
更には、上記した特許文献2に示す様に、図3(E)の如く床上に直接配置固定する様に構成されているもので有っても良い。
本発明に於いては、図4(A)乃至(C)に示す様に、当該直線状の形状を有する構成からなる当該手摺保持部2が単独で例えば特定の空間内の壁部に垂直に或いは水平に取り付けられるもので有っても良く、或いは、当該壁面に斜めに取り付けられるもので有っても良い。
更には、複数本の当該手摺保持部2が所定の間隔をおいて平行して当該壁面に配置固定されているものであっても良く、それらを図4(D)に示す様に格子状に配列したもので有っても良い。
更には、図4(F)及び(G)に示す様に、屈曲状或いは湾曲部を有する当該手摺保持部2が複数個並列状に或いは所定の位置関係を保って隣接配置したもので有っても良い。
又、本発明に於いても、その直線部分が所定の壁部に垂直に或いは水平に取り付けられるもので有っても良く、或いは、当該壁面に斜めに取り付けられるもので有っても良い。
更には、図4(E)に示す様に、2個のL字型手摺保持部2が、その頂点部を相互に対向させて配置したものであっても良い。
一方、本発明に於ける当該手摺構造1に於いては、上記した手摺保持部2と手摺部3とが少なくとも一つの適宜の取付部材4を介して相互に且つ任意の所定の部位で配置固定される様に構成されているものである。
図5は、本発明に於ける当該取付部材4が一つの手摺部3に対して2個配置されている(4’、4”)例を示したものである。又図5及び図6から明らかな通り、当該取付部材4は、当該手摺保持部2と当該手摺部3との間の間隔を規定するか或いは調整する機能を有しているものであり、従って所定の長さmを有している。
当該取付部材4は、少なくとも2個、必要により3個乃至それ以上の個数の取付部材4が当該手摺部2に設けられているもので有っても良い。
当該取付部材4の長さは特に特定されるものではなく、場合によっては、実質的に外部から観察されないで、単に当該手摺部3と当該手摺保持部2とを接続するに十分な程度の長さを有するもので有っても良い。
又、当該取付部材4の長さは、当該手摺部3の用途によって或いは利用者の状況に合わせて適宜の長さを設定する事が望ましい。
更に、本発明に於ける当該取付部材4は、当該手摺部3上を当該手摺部の長手方向に沿って自由に摺動可能であり、任意の位置で固定される事が出来る。
一方、本発明に於ける当該取付部材4は、当該手摺保持部2上を当該手摺保持部2の長手方向に沿って自由に摺動可能であり、且つ任意の位置で固定される事が出来る。
本発明に係る当該取付部材4のより詳細な具体例としては、図7に示す様に、当該取付部材4の一方の端部には、当該手摺保持部2と嵌合し且つ当該手摺保持部2に沿って摺動でき、更に任意の部位で当該手摺保持部2に固着せしめられる嵌合固定部材として機能する第1の嵌合固定部材41が設けられており、又当該取付部材4の他方の端部は、当該手摺部3に直接的に固着せしめられる固定部60を形成するか、図9に示す様に当該手摺部3と嵌合し且つ当該手摺部3に沿って摺動でき、更に好ましくは任意の部位で当該取付部材4を手摺部3に固定せしめる嵌合固定部材として機能する第2の嵌合固定部材61が設けられているものである。
本発明に於ける当該第1の嵌合固定部材41の具体的な構成を説明するならば、図7に示されている通り、当該取付部材4の端部にボルト等45によってその一端部が固定された当該手摺保持部2を囲繞する帯状片49を設け、当該帯状片49がその内部に当該手摺保持部2を巻き込んだ後で当該帯状片49の他方の端部に設けられた係合締付部47を当該取付部材4に締付固定させる様に構成したものであっても良い。
又、本発明に於ける手摺構造1の他の具体例に於いては、当該取付部材4の少なくとも一部は、例えば、当該手摺保持部2と嵌合摺動する第1の嵌合固定部材41の少なくとも一方の端部に、当該取付部材4に対して若しくは当該手摺部3若しくは当該手摺保持部2に対して任意の方向に回転し得る旋回自在な旋回機構部200を設ける様に構成されているものである。
又、本発明に於いては、当該取付部材4に於ける当該手摺部3と接合する方の端部に於ける当該第2の嵌合部材61は、好ましくは、当該取付部材4の当該端部が当該手摺部3に対して摺動できる様に構成されている事が望ましく、一具体例としては、図9に示す様に、当該第2の嵌合固定部材は、当該手摺部3内部を中空62に構成し、且つ当該中空部62の一部に開口溝63を形成せしめて、当該取付部材4の端部に形成された拡大ヘッド部64を当該開口溝63より当該中空部62内に挿入する事によって実現可能である。
又、本具体例に於ける当該第1の嵌合固定部材41は、図7に示される当該第1の嵌合固定部材41の構造と同じ構成を示しているが、本具体例に於ける当該第1の嵌合固定部材41も当該第2の嵌合固定部材61の構成と同じ構造を有するものを使用することも可能であることは言うまでもない。
勿論、当該第2の嵌合固定部材61も、図7に示す様な、当該第1の嵌合固定部材41と同じ構造を採用する事も可能である。
尚、65は、当該取付部材4の端部を当該手摺部3の溝部63の適宜の部位で固定するための締め付け部材である。
前者の場合には、当該手摺部3を当該手摺保持部2に取り付けるに際して、取付位置及び取り付け方向が比較的制限されるが、後者の場合には、かなりのフレキシブル性が発揮されるので、当該手摺部3を当該手摺保持部2に取り付けるに際して、取付位置及び取り付け方向のバリエーションが広がる効果がある。
更に、本発明に係る当該取付部材4の別の構成例を図11に示す。
即ち、本具体例に於いては、当該取付部材4に設けられている当該第1と第2の嵌合固定部材41および61の少なくとも一方の嵌合固定部材が、半割り構造を有しているものである。
つまり、当該取付部材4に設けられている当該第1と第2の嵌合固定部材41および61の少なくとも一方の嵌合固定部材は当該取付部材4に固定されている第1の半割部112と当該第1の半割部112から分離されている第2の半割部111とから構成され、その両者は、適宜の固定部材113、114により着脱自在に相互に固定されるように構成されていることが望ましい。
即ち、他方の嵌合固定部材も、当該取付部材4に固定されている第1の半割部112’と当該第1の半割部112’から分離されている第2の半割部111’とから構成され、その両者は、適宜の固定部材113’、114’により着脱自在に相互に固定されるように構成されている。
本発明に於いて、図12に示す様に、当該中空状の手摺保持部2或いは当該手摺部3の何れか或は双方に当該取付部材4を摺動自在に摺動することを可能とする為に、当該手摺保持部2或いは当該手摺部3に適宜の溝部63を設ける場合には、当該取付部材4を所定の部位に固定した後、当該溝部63を隠匿する為に、図12(B)及び図12(C)に示す様に、軟質合成樹脂で形成されたカバー部材66を使用して、当該カバー部材64を当該溝部63内に嵌合させることにより当該溝部が外部から観察できることを防止出来る。
尚、当該手摺部3に当該溝部63を設ける場合、当該手摺部3が円形の場合には、当該溝部63を形成することが困難であるが、当該手摺部3が楕円形の場合には、当該溝部63を図5(B)に示す様な形状に形成すれば可能である。
本発明に於いては、当該手摺保持部2と当該手摺部3とを接合して手摺構造1を実現するものであるが、上記した様に、それぞれの構成を活用して、種々の形態の手摺構造1を実現させる事が可能となる。
一例を図10を参照して説明するならば、図10は、楕円形の枠体5で構成された手摺部3で2個の取付部材4’、4”が設けられており、当該取付部材4’、4”を介して壁面に設けた適宜の手摺保持部2に取り付けて使用する例を示したものである。
即ち、図10(A)は、トイレの壁面部にL字型の形状をもつ手摺保持部2を設け、当該手摺保持部2に2個の取付部材4’、4”を持った楕円形の手摺部3を当該取付部材4’、4”を介して当該手摺保持部2に固着配置させたものである。
本具体例では、楕円形手摺部3をその長径が当該トイレの床面と水平となるように配置されているので、当該手摺部3の図からみて右側の湾曲頂点部Pが、円形の手摺部3を使用する場合に比べて、利用者に近い位置に配置されるので、利用者に便利であり、特に体が小さい利用者にとっては、手摺の握り部が身近に配置されているので便利である。
係る当該手摺部3の固定位置は、必要に応じ或いは利用者の体の大きさに合わせて自在に調整する事が可能である。
然も、本発明に於ける当該手摺構造1では、利用者が当該手摺構造1を片手で握り所定の力を加えて立ち上がるか沈み込む場合に、従来の水平若しくは垂直の手摺であれば、当該ユーザーの手首が一定の形に固定されてしまい、任意の力を加えることが不可能であったが、本発明では湾曲状の手摺を使用しているため、ユーザーが当該手摺部を握った場合の手首の配置形態が印加された力を最大限に発揮できる形状を取りうるので、当該力の利用効率が大きくなる。
つまり、本発明に於いては、利用者の手首と当該手摺部との成す角度が容易に得られるのである。即ち、当該利用者が自己の腕を手摺に沿って前後に任意に動かし、握った場合の安定間が得られる処を最適な手首の配置位置と決定する事が出来るので、当該利用者の手首と当該手摺との間の角度を自動的に設定する事が可能となるのである。
又、係る構成の手摺構造1では、利用者が片手で当該手摺部3を握るだけであるが、当該利用者が当該手摺を握る部位がその手首の形状を自然に最適な状態に設定できるので、動作がスムーズになる他、動作が確実に実行できるという効果がある。
又、図10(A)の具体例に於いては、更に、点線で示す様に、当該手摺部3の当該取付部材4’、4”の取付位置を種々に変化させる事によって、当該手摺部3を種々の方向に配置固定させる事が出来るので、利用者の体の大きさや用途、目的等によって最適の位置に固定する事が出来る。
一方、図10(B)は、本発明に係る当該手摺構造1を浴室に設置するに際し、当該浴室の壁面部に、先ず当該手摺保持部2の直線状部分を垂直方向に取り付け、これに本発明にかかる当該楕円形手摺部3をその長径が当該浴室の床面と垂直となるように配置した具体例を示している。
又、図10(C)は、本発明に係る当該手摺構造1を階段部の壁面部に、当該手摺保持部2の直線状部分が床面に対して垂直方向に取り付け、これに本発明にかかる当該楕円形手摺部3をその短径が当該床面と垂直となるように配置した具体例を示している。
図10(B)及び図10(C)の具体例でも、当該手摺保持部2に対する当該手摺部3の配置位置或いは配置取付方向は、適宜選択して設定する事が可能である。
本発明に於いては、当該直線状の手摺り2を適宜の壁面に斜めに取付けて当該手摺部3を固定配置するもので有っても良く、或いは、当該直線状の手摺保持部2を複数本格子状に配列して、その適宜の部位に当該適宜の形状を有する手摺部3を固定配置するもので有っても良い。
更に、当該手摺保持部2は直線状部分のみで構成されたもので有っても良く、或いは、直線状部分に屈曲状部或いは湾曲状部とが混在されているもので有っても良い事は言うまでもない。
更に、本発明に於ける当該手摺部3の表面部の少なくとも一部は、摩擦性の大きい部材で形成されているか、摩擦性の大きい皮膜層でカバリングされていても良く、適宜の突起部或いは溝状部等が複数個配列された摩擦性の大なる表面形状を有しているもので有っても良い。
更に、本発明に於ける当該手摺構造1の別の具体例としては、図14に示す様に、円形或いは楕円形の枠体5からなる手摺部3の略中央部にその中心部を通る補助板部131を取り付け、当該補助板部131の略中央部にスリット部132を設けておき、当該スリット部132を介して予め設定されている適宜の手摺保持部2に設けられている開口溝部63内に嵌入出来る適宜の位置決め固定部133を用いて当該手摺部3の枠体5を当該手摺保持部2に固定するものである。
係る構成により、当該枠体5は、当該手摺保持部2に沿って任意の位置に配置固定されると同時に当該手摺保持部2に対して直交する方向にもその位置を調整する事が可能になる。
勿論、本具体例でも当該枠体5と当該手摺保持部2とを固定する際に、上記した取付部材4を併用する事も可能である。
次に、本願発明者は、本願発明に係る手摺構造1と従来一般的に使用されている手摺構造との作用効果の相違を明らかにするために、以下に説明する様な比較実験を行った。
即ち、図15(A)及び図15(B)に示す様に、便座の側壁に従来一般的に使用されているL字型の手摺部を取り付けたものを用意し、ユーザーが当該手摺部を片手で把持して便座から立ち上がるときに手すりに作用する荷重を測定したものである。
実験1(直線型手摺の水平部を把持した場合)
実験要領としては、L字型の手摺部の水平部分をユーザーが片手で把持して立ち上がる場合の上記荷重を測定した。
又、本実験では、ユーザーが高齢者であることを想定して、被実験者(学生)が高齢者の身体的な条件に合わせるため、被実験者は足を組んで立ち上がるようにし、その際に当該手摺部に作用する力を測定した。
係る実験に於いて、Fは手摺部に作用する全荷重、RxはFの水平方向分力、Ry
はF の鉛直方向分力である。Rx は体を前に移動し、Ry は体を上に持ち上げることに有効であると考えられる。Fが大きいほうが手摺部は有効に使われていると考えられ、足への負担も小さくなると考えられる。
又、本実験に於いて、図15(A)及び図15(B)に示す距離Aを2段階に又距離Bを3段階にそれぞれ変化させて実験を行った。
又、図15(B)に示す距離Cは、被実験者が当該手摺を持ちやすい位置とした。
実験結果
本実験の実験結果は、図15(C)乃至(E)に示す通りであり、測定結果より、当該荷重は手摺部が低いほうが大きくなっている.また、Rx
は変化が見られず、Ry は手摺部が低いほうが大きくなっている。
実験2(直線型手摺の垂直部を把持した場合)
実験要領としては、L字型の手摺部の垂直部分をユーザーが片手で把持して立ち上がる場合の手すりに作用する荷重を測定した。
実験要領は、上記実験1の場合と同一としている。
実験結果
本実験の実験結果は、図16(C)乃至(E)に示す通りであり、測定結果より、当該荷重は手摺部が低いほうが大きくなっている.また、Rx
は変化が見られず、Ry は手摺部が低いほうが大きくなっている。
F、Rx、Ryにそれほど大きな変化は見られない。又水平部の場合と比べると荷重F及びRyが小さくなっており、この結果から垂直部は体勢を保持する程度にしか利用されていないと判断される。
実験3(円形手摺を把持した場合)
実験要領としては、L字型の手摺部の代わりに、図17(A)及び図17(B)に示す様な、円形の手摺部(サークルライン)を用いて手すりに作用する荷重の測定を行った。
サークルラインは上部が直線型手摺部の水平部、左右部が直線型手摺部の垂直部に相当するものと考えられる。また、水平部、垂直部以外の部分も使用できるため、手摺部を使用する人が使いやすい位置を自由に選べるという利点を持つ。
実験要領は、図17(A)に於ける距離Aを350mmと固定した状態で行った以外は上記実験1の場合と同一としている。又握る位置は被実験者の握り易い位置とした。
実験結果
本実験の実験結果は、図17(C)乃至(E)に示す通りであり、測定結果より、F及びRyは手摺部の高さが低くなるほど大きくなっているが、Rx
は大きな変化は見られない。また、手摺部の位置Cの違いによる荷重の変化はあまり見られない。
次に、上記実験結果を基に、直線型手摺部と本発明に係る円形手摺部との比較を行った。
図18は、手摺部を水平あるいは垂直に設置する直線型手摺部と円形手摺部を比較したもので、手摺部に作用する最大荷重の違いを示したものである。円形手摺部に作用する荷重は、他の直線型手摺部に比べ約2 倍程度大きくなっている。これは、便座などに座った状態から立ち上がる動作において、円形手摺部には力が掛けやすく、動作補助手摺部として極めて有効であることを示している。
水平や垂直の直線型手摺部を使用する場合、手摺部を握る位置の自由度は、水平の場合は近遠、垂直の場合は高低だけである。したがって、設置された直線型手摺部の位置が使用者の体形に合わないことも予想される。
一方、円形手摺部は、握る位置を円弧の任意の位置に設定できることから、使用者に適した近遠・高低の握り位置が選択でき、かつ握り角度も傾斜部を選べることから、水平や垂直に比べて手首に無理のない自然な握りができる。その結果、力を入れやすい握り状態となるため、手摺部をしっかりと使用した動作となり、大きな力を掛けることができる。
このように円形手摺部は、立ち上がりの動作補助手摺部として、使用者の体形にあまり関係なく、大きな力を掛けることのできる有効な形状といえる。
又、従来の手摺部と本発明に係る手摺部に作用する力を相互に比較した結果を図19に示す。
即ち、図19は、水平および垂直に設置した従来の直線型手摺部(図19(A)及び図19(B))と本発明に於ける円形手摺部の水平とみなせる部分(図19(C) )および垂直とみなせる部分(図19 (D) )を比較したもので、全く同じ位置を使用するとき手摺部に作用する荷重の違いを示したものである。図19は使用する位置を示し、いずれの場合もB=250mm、C=250mmである。
円形手摺部に作用する荷重は、直線型手摺部に比べやや大きくなっている。また、Ryは直線型手摺部を垂直に設置した場合非常に小さくなっているが、円形手摺部の垂直部分を使用した場合大きくなっていることがわかる。これは、円形手摺部のどの部分を使用しても直線型の手摺部よりも有効であることを示している。また、円形手摺部に存在するディンプルや手摺部の材質、手摺部の大きさなどの影響も考えられる。
以上の実験結果より、本発明に係る手摺構造1は、従来の手摺に比べて明らかにユーザーの腕の力を有効に立ち上がる動作に活用できる事が理解されるのであり、その結果、高齢者等が便座或いは浴槽から立ち上がる際の動作が容易に且つスムーズに行われると同時に従来の手摺に比べて腕に掛ける力をセーブする事が可能であるとの作用効果を発揮する事が実証された。
図1は、本発明に於ける手摺構造の一具体例の構成を示す図である。 図2は、本発明に於ける手摺構造で使用される手摺部の具体例を示す図である。 図3は、本発明に於ける手摺保持部の構成例示す図である。 図4は、本発明に於ける手摺保持部の配置形状の例を示す図である。 図5は、本発明に於ける手摺部の具体例を示す図である。 図6は、本発明に於ける手摺構造に於ける手摺保持部と手摺部との接合関係の一具体例の構成を示す図である。 図7は、本発明に於ける取付部材の一具体例に於ける構成を示す図である。 図8は、本発明に於ける手摺部の別の具体例の構成を示す図である。 図9は、本発明に於ける取付部材の他の具体例に於ける構成の概略を示す図である。 図10は、本発明に於ける手摺構造の使用例を説明する図である。 図11は、本発明に於ける手摺構造の更に別の具体例の構成を示す図である。 図12は、本発明に於ける手摺保持部の他の具体例を示す図である。 図13は、従来の手摺構造の一例を示す図である。 図14は、本発明に於ける手摺構造の更に他の具体例の構造を示す図である。 図15は、本発明に於ける手摺部と従来の手摺構造との比較実験の結果を示す図である。 図16は、本発明に於ける手摺部と従来の手摺構造との比較実験の結果を示す図である。 図17は、本発明に於ける手摺部と従来の手摺構造との比較実験の結果を示す図である。 図18は、本発明に於ける手摺部と従来の手摺構造との比較実験の結果を示す図である。 図19は、本発明に於ける手摺部と従来の手摺構造との比較実験の結果を示す図である。
符号の説明
1 手摺構造
2 手摺保持部
3 手摺部
4 取付部材
5 枠体
6 非連続部分
7 湾曲状部分
8 直線状部分
9 棒状体或いは管状体
10 固定部材
200 旋回機構部
41 第1の嵌合固定部材
51 立体状湾曲部
61 第2の嵌合固定部材
62 中空
63 開口溝部
64 拡大ヘッド部
65 締め付け部材
66 溝カバー部
111 第2の半割部
112 第1の半割部
113 固定部材
114 固定部材
131 補助板部
132 スリット部
133 位置決め固定部

Claims (9)

  1. 手摺保持部と当該手摺保持部に取り付けられている手摺部とから構成されており、当該手摺部は、実質的に閉鎖状の環状枠体で構成されており、当該手摺部と当該手摺保持部とは、双方を連結する取付部材を介して相互に接合されており、且つ当該取付部材は、当該手摺保持部と嵌合し、当該手摺保持部に沿って摺動し、且つ当該手摺保持部の任意の位置で固定しうると共に、当該手摺部と嵌合し、当該手摺部に沿って摺動し、且つ当該手摺部の任意の位置で固定しうる第1の嵌合固定部と、当該手摺保持部と嵌合し、当該手摺保持部に沿って摺動し、且つ当該手摺保持部の任意の位置で固定しうると共に、当該手摺部と嵌合し、当該手摺部に沿って摺動し、且つ当該手摺部の任意の位置で固定しうる第2の嵌合固定部とが設けられているものであって、当該手摺部は、当該手摺部の取付位置が、当該手摺部が形成する平面内で、当該平面に平行な任意の二次元方向に変化しうる様に構成されている事を特徴とする手摺構造。
  2. 当該手摺部は当該実質的に閉鎖状の環状枠体の少なくとも一部に湾曲状部分或いは直線状部分が含まれている事を特徴とする請求項1に記載の手摺構造。
  3. 当該枠体は、充実状棒状体或いは中空状管状体で構成されている事を特徴とする請求項1又は2に記載の手摺構造。
  4. 当該枠体は、実質的に円形若しくは楕円形或いは多角形の環状体で構成されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の手摺構造。
  5. 当該手摺保持部は、棒状体或いは管状体で構成されており、且つ当該棒状体或いは管状体は直線状、屈曲状、若しくは湾曲状の何れかの形状、或いはそれらから選択された少なくとも2種の形状の組み合わせからなる形状を有している事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の手摺構造。
  6. 当該取付部材は、当該手摺保持部と当該手摺部との間の間隔を所定の値に規定する機能を有している事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の手摺構造
  7. 当該取付部材の少なくとも当該第1と第2の嵌合固定部材の一方は、当該手摺保持部若しくは当該手摺部に対して旋回自在に構成されている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の手摺構造
  8. 当該手摺保持部若しくは当該手摺部が中空状管状体で構成されており、且つ当該中空状管状体の少なくとも一部に当該第1と第2の嵌合固定部材の少なくとも一方が嵌合し且つ摺動可能な溝部が設けられている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の手摺構造
  9. 当該手摺保持部若しくは当該手摺部の少なくとも一方の溝部に嵌合して固定される溝カバー部が設けられている事を特徴とする請求項8に記載の手摺構造
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