JP4594630B2 - 間欠回転機構を有するベッド用柵 - Google Patents

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Description

本発明は、間欠回転機構を柵間に有するベッド用柵に関し、更に詳しくは本発明は、確実に設置でき、簡単な操作で、希望通りの使い方ができ、かつ安全に使用しうる、間欠回転機構を柵間に有するベッド用柵に関するものである。
近年、ベビーブームが去って、今や高齢化社会が到来し、老人・身体障害者など体が不自由な多くの人達が介護施設で生活しているが、介護施設が足りないことは勿論のこと、このような施設に入れない多くの人達は、家庭での介護を余儀なくされている。特に老人・身体障害者などが、自らベッドから立ち上がる時、大変な努力をして立ち上がろうとして、体をひねり骨折したり、無理して手足に力を入れて立って転倒する等の事故に繋がる場合が多く見られる。また老人などはトイレに行く回数が多いが、介護する近親の人達は、夜中にその都度、起こされて(又は起こして)トイレに連れて行くことになり、介護期間中は心身共に疲れ果ててしまうのが現状である。一方、夜間は、老人におむつをして過ごす方法もあるが、意識のある老人側からみれば、最も屈辱的なことであり問題も多い。このような観点から最近では、各種のベッド補助製品が販売されているが、その中でも、スイングアーム介助バー KA−095(商品名、パラマウントベッド株式会社製)が販売されており、このものは、ベッドサイドに取り付けられる柵の側部に可動自在の柵状のスイングアームを取付けた介助バーが開示されている(非特許文献1参照)。また柵状の着脱サイドレールの脚の部分からベッド方向に直角に突き出た嵌合部に挿入されたP型手摺り移動バーが嵌合されており、老人などがベッドから起き上がるとき、この移動バーを持って起き上がり該移動バーを移動させてベッドから降りるようにして使用されることが開示されている(非特許文献2参照)。
パラマウントベッド株式会社製、(株)ハートウェル発行「おもいやりの和泉」Vol.12、P6〜7、2003年2月末現在。 フランスベッド発行の取扱い説明書、マルチ移動支援バーSE−07、SE−08参照
しかしながら、前述のごとき非特許文献1及び2に記載の製品は、いずれも老人が比較的元気な時に使用されるように設計されており、老人が体を捻じることができない状態の人や手足が不自由な人には適当できない。そこで、本発明者は、老人が体を捻じることができない状態の人や手足が不自由な人であっても、老人自ら又は介護者の立場に立って、老人側からみれば、自らの使用動作が簡単にでき、かつ安全に使用できるものであり、また介護者からみれば、取付けが簡単で、かつ確実であることを課題として検討したところ、固定用部材に可動部材と案内部材を着脱自在に取り付けることにより、確実に設置でき、簡単な操作で、希望通りは誘導ができ、かつ安全に使用しうるベッド用柵が得られることを見出し、ここに本発明をなすに至った。したがって、本発明が解決しようとする課題は、確実に設置でき、簡単な操作で、可動部材や案内部材の回転角度の調整を容易に行うことができ、希望通りの誘導ができ、かつ安全に使用しうるベッド用柵を提供することにある。
(1)(イ)垂直部脚の一方の上部に間欠回転機構を有する固定用部材及び(ロ)前記固定用部材に連接され、他端に有する垂直脚の上部に間欠回転機構を有する可動部材、及び(ハ)前記可動部材に連接する案内部材からなるベッド用柵において、前記固定用部材は、端部に係合部を有する水平部材と垂直脚を有するL型部材からなり、該水平部材の下部には支持部材で接続されたもう一つの水平部材を有し、該もう一つの水平部材の一端は、L型部材の垂直脚に固定され、また他端には誘導部材が露出固定された嵌合部を有する垂直脚を有し、前記可動部材は、一端に垂直部を有し、また他端に係合部を有する水平部材に支持部材で接続されたもう一つの水平部材を有し、該もう一つの水平部材の一端は、可動嵌合部を有し、また他端には誘導部材が露出固定された嵌合部を有する垂直脚を有するものからなり、更に前記案内部材は、一端に垂直部を有し、他端に可動嵌合部を有し、一端の垂直部は前記係合部に嵌合し、かつ他端の可動嵌合部は前記誘導部材が露出固定された嵌合部に嵌合し得るものからなり、これら固定用部材、可動部材及び案内部材の、それぞれの嵌合部には垂直部が嵌合し、前記誘導部材が露出固定された嵌合部には可動嵌合部が嵌合して、間欠回転機構を構成しており、該間欠回転機構は、露出固定された嵌合部と可動嵌合部の一端は対向して噛み合うジグザグ歯型を有し、前記誘導部材の上端部には、中心部にネジ孔を有し、また前記可動嵌合部の閉口部の上面の中心部には貫通孔を有する間欠回転嵌合部であり、該間欠回転嵌合部は、誘導部材が固定された嵌合部の一部露出した誘導部材に可動嵌合部を弾性部材を介して挿入し、締め付けネジを前記可動嵌合部にある貫通孔を通して誘導部材のネジ孔にあてがい、前記ネジを締め付けることにより、ジグザグ歯型同士が係合し得ることを特徴とするベッド用柵。
(2)前記誘導部材が中実であることを特徴とする前記第1項に記載のベッド用柵。
(3)前記弾性部材が中心に貫通孔を有していることを特徴とする前記第1項又は第2項に記載のベッド用柵。
(4)前記弾性部材がらせん形バネであることを特徴とする前記第3項に記載のベッド用柵。
(1)本発明によれば、(イ)垂直脚の一方の上部に間欠回転機構を有する固定用部材及び(ロ)前記固定用部材に連接され、他端に有する垂直脚の上部に間欠回転機構を有する可動部材、及び(ハ)前記可動部材に連接する案内部材からなるベッド用柵において、前記固定用部材、可動部材及び案内部材の間にそれぞれ間欠回転機構を設けたことにより、確実に設置でき、簡単な操作で、可動部材や案内部材の回転角度の調整を容易に行うことができ、希望通りの誘導ができ、かつ安全に使用しうるという格別顕著な効果を奏するものである。
(2)前記誘導部材が中実であることにより、安定したかつ頑丈なベッド用柵が得られる。
(3)前記弾性部材が中心に貫通孔を有していることにより、らせん形状でなくても孔にボルトを通すことができ、らせん形バネと同様に使用することができる。
(4)前記弾性部材がらせん形バネであることにより、ボルト本体が誘導部材に係合する際、バネ内部を通すことができる。
以下、本発明を図面を用いて具体的に説明するが、本発明は、以下に説明する具体的事例に限定されるものではない。図1は、本発明の可動部材並びに案内部材を有するベッド用柵の全体を示す断面図である。図2は、案内部材を示す断面図である。図3は、案内部材の別の例を示断面図である。図4は、案内部材の更に別のを示す断面図である。図1において、固定用部材Iは、支持台14に搭載された垂直部脚2a及び水平部2bを有するL形部材2とL形部材2の水平部(水平部材ともいう。)2bに平行に設けられた水平部材6からなり、前記水平部2bの端部に係合部9を有し、前記水平部材6の端部は間欠回転嵌合部30を有する垂直脚7に固定されており、これら水平部2bと水平部材6との間には支持部材12を有するものからなる。上記係合部9の上端と間欠回転嵌合部30内の誘導部材33の上面との間の間隔は、h1 である。更にこの固定用部材Iの係合部9は可動部材IIの水平部4の一端に設けられた垂直部4aと嵌合すると共に、垂直部脚7の上部は、間欠回転嵌合部30により接続している。更に安全部材IIIを同様に垂直部5a及び垂直部脚8の上部に設けられた間欠回転嵌合部40により嵌合接続される。また垂直部脚8の底部にはアジャスター19を有しており、このアジャスター19によって固定用部材Iの取付け後の可動部材IIの垂直部脚8の高さの調整を行うことができる。本発明に用いられる可動部材IIは、一端に垂直部4aを有し、他端に係合部18を有する水平部4と一端に可動嵌合部32を有し、他端に垂直部脚8の上部に設けられた嵌合部31を有する水平部3とが支持部材15により連接されている。前記の係合部18の上面と誘導部材33の上面との間の間隔は、h2 である。このような可動部材IIは、固定用部材Iの係合部9及び間欠回転嵌合部30の嵌合部31にそれぞれ垂直部4a及び可動嵌合部32を嵌合して用いる。この際、嵌合部31と可動嵌合部32は、間欠回転機構を構成している(図5参照)
本発明で用いられる案内部材IIIには、図2乃至図4に示される如く、各種の形態があり、被介護者の様態により適宜必要に応じて選択して使用される。図2は、7字形状の案内部材であり、具体的には、1本の管状部材を短い垂直部5a、水平部5b、垂直部5c、傾斜部5d及び垂直部5eが形成されるように加工されている。この際、短い垂直部5aの下端と垂直部5eの下端との間隔はh3 である。このように、これらの間隔は、h1 =h2 =h3
であるまた図3は、別の形態の案内部材を示す断面図であり、この案内部材IVは、字状の管状部材5からなり、具体的には、垂直部5a、水平部5b、垂直部5c、5d、及び5eからなり、垂直部5aは、水平部5bに接続されている。5dは更に傾斜部5d1 、水平部5d2 を有し、更に垂直部脚8に設けられた嵌合部31に嵌合する可動嵌合部32(又は5e)からなる。図4は、更に別の形態の案内部材を示す断面図であり、この案内部材Vは、垂直部5aを接続した7字状の管状部材5からなり、具体的には、図3と同様に垂直部5a、水平部5b、垂直部5c、5d、及び5eからなり、垂直部5aは、水平部5bに接続されている。5dは更に傾斜部5d1 、水平部5d2 を有し、更に垂直部脚8に設けられた嵌合部31に嵌合する可動嵌合部32(又は5e)からなるが、異なる点は、5aと5cで示される形状であり、図4では、曲形状(好ましくは100Rがよい。)である。このような曲形状5cを有することにより、この曲形状5cを握ったとき、患者が握り易いという利点がある。図2乃至図4に示されるように、案内部材IIIの垂直部5eの先端部は、前記の可動部材IIの水平部3の端部に設けられた可動嵌合部32と同様に、可動嵌合部32を有し、該下端部には波型35aが形成されている。これと係合すべく垂直部脚8の上面は、可動嵌合部32の波型に対応して形成された波型を有する嵌合部31を有し、これら可動嵌合部32と嵌合部31とが嵌合して間欠回転機構を形成する。前記の案内部材IIIは、通常は、可動部材IIの係合部18に嵌合して使用されるが、必要に応じて直接、固定用部材Iの係合部9に案内部材IIIの垂直部5eを嵌合して用いることもできる。即ち、重度の軽い老人の場合には、可動部材IIの代わりに安全部材IIIを嵌合接続して使用することが好ましい。本発明では、前記の如き間欠回転機構を用いることにより可動部材II並びに安全部材IIIの角度を適宜の角度に回転することができる。
図5は、本発明の間欠回転機構である間欠回転嵌合部を示す断面図である。図5において、間欠回転嵌合部は、嵌合部31に挿入され、一部露出した誘導部材33に可動嵌合部32を弾性部材34を介して挿入したものであり、該嵌合部31と可動嵌合部32の対向部端には、それぞれ嵌合し得るジグザグ歯型35を有している。またこの可動嵌合部32の他端は、閉口部を有し、該閉口部の中心には、締め付けネジ90を通す孔37が設けられている。この孔37の径は、締め付けネジ90のネジ本体92の径より大きいことが好ましく、またこの内面は平滑であることが好ましい。更に前記誘導部材33の上面にはネジ孔38を有し、ネジ本体92と係合する。また締め付けネジ90は、頭部93にネジ本体92を有し、更に頭部93の下部にはネジ本体92と同芯円状の補強部91が形成されている。この補強部91は締め付けネジ90を締め終わった時のスペーサーの役割を果たす(図6のイ参照)。本発明では、締め付けネジ90の頭部93の径は、可動嵌合部32の径とほぼ同じか又は僅かに大きい方がよい。本発明で用いられる誘導部材33は、嵌合部31との間で固定されており、具体的には金属接着材又は溶接等により固定される。またこの誘導部材は、中実又は中空体のいずれを用いて形成してもよく、これらには、中心にネジ孔38が設けられる。例えば、管状体の如く中空体である場合には、一端は閉口され、閉口部の中心にネジ孔38が設けられる。また本発明で用いられる弾性部材には、天然ゴムや合成ゴム等、板バネ、らせん形状バネ等のいずれの形態でもよい。
図6は、本発明で用いられる締め付けネジの各種の形態を示す断面図である。図6において、図6のイは、頭部93には、補強部91を有し、該補強部の中心にネジ本体が設けられている。この場合、補強部91はネジ締めの停止の作用を有する。いわゆる停止部材として機能している。即ち、可動嵌合部2の上面がこの停止部材に接触する時点でネジの締め付けが停止される。図6のロは、図6のイに示される締め付けネジ90の頭部に更に回転停止部95を設けたものであり、これにより可動嵌合部32の上面がこの回転停止部95に接触する時点でネジの締め付けが停止される。更に図6のハは、頭部93にフランジ形状の回転停止部96を設けたものであり、これにより可動嵌合部32の上面がこの回転停止部95に接触する時点でネジの締め付けが停止される。本発明の間欠回転嵌合部は、図1に示される如き、可動部材並びに案内部材を有するベッド柵に適用される。即ち、図1に示されるベッド柵において、間欠回転嵌合部は、符号30及び40で示される部分に少なくとも一部に使用される。本発明において、更に符号40の位置に取り付けて使用した場合について更に説明すると、図1に示される字形状を有する案内部材IVの傾斜部5dの端部と管状の可動嵌合部32の側部とが接合されており、該可動嵌合部32の下端の周囲はジグザグ歯型35aが形成されている。また垂直部脚8の上端の周囲はジグザグ歯型35bが形成されており、前記可動嵌合部のジグザグ歯型35aと対向して係合するように厳密にジグザグ歯型35bが形成されている。更にこの垂直部脚8の上端には、誘導部材33が一部露出して設けられ、該誘導部材33と垂直部脚8とは、金属接着剤等で接合(36)されている。このように形成された垂直部脚8の誘導部材33に、らせん形バネ34を導入した可動嵌合部32を挿入し、締め付けネジ90で可動嵌合部32の孔37に通して誘導部材33のネジ孔38にネジ本体92の先端94をあてがい、該ネジ90を締め付けて係合する。この締め付けで可動嵌合部32は、下方へ移動しかつ波型嵌合部同士35と嵌合する。その時点で頭部93に設けられている補強部91の作用でネジの回転が停止する。したがって、案内部材IVの角度を適宜の位置に調節してから締め付けネジ9を廻して締め付け固定することができるので、介護者にとって簡単に操作でき、かつ取り扱いが容易である。
本発明に用いられる固定用部材、可動部材、及び字型などの形状の案内部材の形状は、特に限定されないが、好ましくは管状体がよく、またこれらの材質は、鉄製、合金、プラスチック、木材等が用いられ、強度等を考慮すると鉄製が好ましい。また管状体の直径は、強度さえ保たれれば、特に制限されないが、老人等が持ち易い方が好ましく、25〜35mmが好ましい。またL形部材2及び7の字形状部材5の管状体の表面には、プラスチックで覆われていることが好ましく、この覆いは、樹脂塗料、樹脂フィルム等の形態で設けることができる。これにより鉄又は金属製である管状体の感触(冷たさや滑りやすさの少ない)が良好となる。また本発明では、間欠回転機構によって、可動部材II及び案内部材IIIを所望の角度にしかも間欠的に回転させることができるので、自由に希望する個所へ行けるように調整することができる。したがって、昼間は、ベッドの保護柵として使用し、また夜間は、ベッドの側に置いたトイレ等に案内又は誘導するための案内手摺りとしても使用できるので、これにより老人等は、このベッド柵を使用して自分で無理なく起き上がり、案内部材IIIを手摺りとしてこれを伝わってトイレまで行き着くことができる。更に老人等は、ベッドから起き上がる際、字形状の案内部材IIIの垂直部5cを手で握って起き上がり、かつ自らこの案内部材IIIの角度をベッドサイドへ押して、そこで立ち上がる等の行動をすることができる。この垂直部5cの長さは、適宜の長さにして最も持ち易い長さを選択することは、簡単な試行により適宜成し得る常套手段である。

図7は、本発明のベッド用柵の取手の使用例を示す断面図である。図7のaは、固定用部材Iに対して、可動部材II及び案内部材IIIを動かした場合を示す上面図である。をベッド柵の取手(固定用部材I、可動部材II及び案内部材IIIの上方のL型部材2、3、5を別名、取手ともいう。)を可動部材II及び案内部材IIIを真っ直ぐに伸ばして(180°)使用する例を示したもので、固定用部材Iに対して、角度を90°からそれぞれ30°ずつ間欠的に回転させて移動した場合で使用する場合を示している。図7のbは、可動部材IIと案内部材IIIとの角度をそれぞれの角度に調整した場合の上面図である。(1)は、固定用部材Iに対して、可動部材IIとの角度を90°とし、可動部材IIと案内部材IIIの角度を90°とした場合である。また(2)は、固定用部材Iと可動部材IIの角度を120°とし、更に可動部材IIと案内部材IIIとの角度を同様に120°と間欠的に回転させた場合である。(3)は、固定用部材Iと可動部材IIの角度を150°とし、更に可動部材IIと案内部材IIIとの角度を同様に150°と間欠的に回転させた場合である。更に(4)は、固定用部材I、可動部材II及び案内部材IIIとの角度を共に180°として真っ直ぐに伸ばした場合である。このように、可動部材II及び案内部材IIIを自由に動かしてで前方の行きたいところへ行く場合である。また(4)の場合は、固定用部材I、可動部材II及び案内部材IIIの角度をそれぞれ180°として水平にし、ベッドと平行にすることにより、使用者がベッドからの転落を防止するための態様でもある。
図8は、ベッド柵に取り付ける補助ケースを示す斜視図である。この補助ケースVIは、ベッド柵又はベッドの所望の場所に取り付けて使用するための収納部材である。図8において、上部が開放され、周囲が壁41で囲まれた箱からなり、その一部側壁に取り付け部42を有している。またこの取り付け部42には十文字形のネジ孔を有しており、これにボルト・ナット44を通して備え付けるようになっている。この補助ケースVIには、ティッシュペーパー、体温計、薬、メモ帳等を収納しておくのがよい。必要によっては小型の血圧計なども収納しておくことができる。
本発明のベッド用柵の全体を示す断面図である。 本発明で用いられる案内部材を示す断面図である。 本発明で用いられる別の形状の案内部材を示す断面図である。 本発明で用いられる更に別の形状の案内部材を示す断面図である。 本発明で用いられる間欠回転機構の構造を示す断面図である。 締め付けネジの各種の構造を示す断面図である。 各種角度に設定したベッド用柵の平面図である。 ベッド柵に取り付けられた補助ケースを示す斜視図である。
符号の説明
2 L形部材
2a、4a、5a、5c、5e 垂直部
2b、3、4、5b、6 水平部又は水平部材
5 棒状部材
5d 傾斜部
7、8 垂直部脚
9、18 係合部
12 、15 支持部材
14 支持台
19 アジャスター
30、40 間欠回転嵌合部
31 嵌合部
32 可動嵌合部
33 誘導部材
34 弾性部材
35波型嵌合部
35a 可動嵌合部側歯型
35b 嵌合部側歯型
36 固定部
37 貫通孔
38 ネジ孔
41 側壁
42 取り付け部
43 十文字ネジ孔
44 ボルト・ナット
90 締め付けネジ
91 補強
92 ネジ本体
93 頭部
94 先端部
95 回転停止部
96 停止部材(フランジ)
I 固定用部材
II 可動部材
III、IV、V 案内部材
VI 補助ケース

Claims (4)

  1. (イ)垂直部脚の一方の上部に間欠回転機構を有する固定用部材及び(ロ)前記固定用部材に連接され、他端に有する垂直脚の上部に間欠回転機構を有する可動部材、及び(ハ)前記可動部材に連接する案内部材からなるベッド用柵において、前記固定用部材は、端部に係合部を有する水平部材と垂直脚を有するL型部材からなり、該水平部材の下部には支持部材で接続されたもう一つの水平部材を有し、該もう一つの水平部材の一端は、L型部材の垂直脚に固定され、また他端には誘導部材が露出固定された嵌合部を有する垂直脚を有し、前記可動部材は、一端に垂直部を有し、また他端に係合部を有する水平部材に支持部材で接続されたもう一つの水平部材を有し、該もう一つの水平部材の一端は、可動嵌合部を有し、また他端には誘導部材が露出固定された嵌合部を有する垂直脚を有するものからなり、更に前記案内部材は、一端に垂直部を有し、他端に可動嵌合部を有し、一端の垂直部は前記係合部に嵌合し、かつ他端の可動嵌合部は前記誘導部材が露出固定された嵌合部に嵌合し得るものからなり、これら固定用部材、可動部材及び案内部材の、それぞれの嵌合部には垂直部が嵌合し、前記誘導部材が露出固定された嵌合部には可動嵌合部が嵌合して、間欠回転機構を構成しており、該間欠回転機構は、露出固定された嵌合部と可動嵌合部の一端は対向して噛み合うジグザグ歯型を有し、前記誘導部材の上端部には、中心部にネジ孔を有し、また前記可動嵌合部の閉口部の上面の中心部には貫通孔を有する間欠回転嵌合部であり、該間欠回転嵌合部は、誘導部材が固定された嵌合部の一部露出した誘導部材に可動嵌合部を弾性部材を介して挿入し、締め付けネジを前記可動嵌合部にある貫通孔を通して誘導部材のネジ孔にあてがい、前記ネジを締め付けることにより、ジグザグ歯型同士が係合し得ることを特徴とするベッド用柵。
  2. 前記誘導部材が中実であることを特徴とする請求項1に記載のベッド用柵。
  3. 前記弾性部材が中心に貫通孔を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベッド用柵。
  4. 前記弾性部材がらせん形バネであることを特徴とする請求項3に記載のベッド用柵。
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