JP3127542U - 立ち上がり動作補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】立ち上がることに不安定な病弱者等の使用により横荷重がかかっても転倒し難くい立ち上がり動作補助具を提供する。
【解決手段】少なくとも平行に対向する1対の支柱部3間に横桟5を連結して組み立てられる手摺本体2と、前記手摺本体2の支柱部3下端部を垂直に保持する受部7を立設したベース部6とから成る立ち上り動作補助具に於いて、前記受部7または支柱部3に、被取付物14に掛止可能な転倒防止機構9を取付けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、主に、介護・福祉の分野で使用される立ち上がり動作補助具に関する。詳細には、病弱等のために、自分の体力だけでは起き上がり、立ち上がりができない病弱者や、下肢の不自由な身体障害者及び老齢者等(以下病弱者等という)であって、僅かな支えが在れば起き上がり、立ち上がりができる病弱者等が使用可能な立ち上り動作補助具に関する。
従来の立ち上り動作補助具としては、ほぼ平行な直線部を形成したフレームの前記対向直線部間に、継手を介して横桟を所要高さ間隔で連結した本体と、ほぼ中央に直線部下端を支承する受部をほぼ垂直に立設したベースとから構成され、使用したい場所に置くだけの簡便に設置可能な実用新案登録第3034536号がある。
実用新案登録第3034536号
上記従来の技術では、単純に床に置くだけで設置可能なことを特徴としているので、立ち上り動作補助具の本体に病弱者等の体重がかかった時に、重心がベースからはみ出し易い方向になる横からの荷重(図7のP1の方向)の倒れに対して不安定である。特に病弱者等は足腰に力が入らないこともあって、立ち上り動作補助具に体を預けて立ち上がる状況になりがちであるので、従来から立ち上り動作補助具が潜在的に転倒し易い問題を抱えていた。従って、この種の立ち上り動作補助具は比較的軽度の病弱者の使用に限られるという問題点があった。
上記問題点に鑑み本考案の解決しょうとする課題は、ベッド等に隣接させて床に配置するものであって、立ち上がり姿勢になることに不安定な病弱者等の使用により横荷重がかかっても転倒し難くい立ち上り動作補助具を提供することを目的とする。
本考案の、請求項1の考案に係る立ち上り動作補助具は、
少なくとも平行に対向する1対の支柱部3間に横桟5を連結して組み立てられる手摺本体2と、前記手摺本体2の支柱部3下端部を垂直に保持する受部7を立設したベース部6とから成る立ち上り動作補助具に於いて
前記受部7または支柱部3に、被取付物へ掛止可能な転倒防止機構9を取付けたことを特徴としている。
請求項2の考案は、請求項1に記載の立ち上り動作補助具において、
転倒防止機構9は、ベース部6の受部7または手摺本体2の支柱部3を上下動可能な筒状の高さ調整体10の側壁から床に対して平行に連接する所定長さの固定アーム12を設けるとともに、前記受部7または支柱部3へ高さ調整体10を固定する第1固定手段11を設けたことを特徴としている。
請求項3の考案は、請求項2に記載の立ち上り動作補助具において、
転倒防止機構9は、固定アーム12に、被取付物を挟持する狭持機構17を設けたことを特徴としている。
請求項4の考案は、請求項3に記載の立ち上り動作補助具において、
狭持機構17は、固定アーム12をスライドするスライド部18と、該スライド部18を固定アーム12に固定する第2固定手段19で構成してなることを特徴としている。
請求項5の考案は、請求項1に記載の立ち上り動作補助具において、
手摺本体2は、身体が接触しても身体を損傷させない材料及び形状に製作された継手4と、樹脂被覆鋼管の支柱部3及び横桟5とで組み立てることを特徴としている。
請求項6の考案は、請求項1に記載の立ち上り動作補助具において、
被取付物は、ベッド13のベッド側板14である。
上記構成によれば、固定アーム12を被取付物例えばベッド13等の下部空間16に差し込んで、該ベッド13の下部空間16の縁部15に固定アーム12を当接させて配置することにより、手前(側板)側横方向に負荷が掛かったとしても、固定アーム12が支承(掛止)されるため立ち上り動作補助具は転倒しない。
更に、狭持機構17によりベッド13のベッド側板14における下部空間16の縁部15を挟持して転倒防止に万全を期すことができる。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
(1)特に、ベッド等に隣接配置して使用される場合に、床に置くだけで配置する立ち上り動作補助具であるが、使用者が横方向に力を掛けた場合でも転倒防止機構により転倒防止できる。
(2)立ち上り動作補助具は、狭持機構により被取付物の下側縁部を挟持してベッド近傍に隣接させた状態でベッドの側板により確実に固定され、立ち上り動作補助具の転倒を防止し、使用時の安全性を更に高めることができる。
(3)特に、軽度の病弱者等は介護者に頼らずに、転倒し難い起き上がり用補助具を使用してベッドの近傍で起き上がり等が容易にできる。その結果、介護者は病弱者等に付きっきりで手助けする手間や時間を省くことができる。
本考案の実施例を、図1〜図8を参照して説明する。
図は本考案に関し、図1は第1実施例の説明図、図2は第1実施例の説明側面図、図3は使用状態図、図4は立ち上り動作補助具1の別実施例の斜視図、図5は立ち上り動作補助具1における第2実施例の説明図、図6は立ち上り動作補助具1における第2実施例の説明図、図7は立ち上り動作補助具1を使用して起き上がる時の説明図、図8は立ち上り動作補助具1を使用して立ち上がった時の説明図である。
本考案の立ち上り動作補助具1を、図1を用いて説明すると、外径が32mm程度のAAS樹脂を薄肉鋼管表面に被覆した樹脂被覆鋼管を平行に対向させた1対の支柱部3を設け、この支柱部3へ適宜位置に接着固定した継手4で、その支柱部3間を横桟5で連結して組み立てた手摺本体2の下端部を、ベース部6のほぼ中央位置から垂直に立設した受部7へ挿入し、手摺本体2と受部7とをビス8で固定して作られている。
そして、図1、図2のように前記受部7には、被取付物に掛止可能な転倒防止機構9が取付けられている。
前記転倒防止機構9には、ベース部6の受部7に挿入された筒状の高さ調整体10と、その側壁から、床に対して平行に連接する所定長さの固定アーム12が設けられている。 前記高さ調整体10には、前記受部7へ高さ調整体10を固定するネジ等の第1固定手段11があり、該第1固定手段11を緩めて高さ調整体10を動かして、ベッド13の下部空間16の縁部15へ、固定アーム12が当てられるように上下動可能な構成となっている(図2参照)。
図1では、ベース部6に立設した受部7に転倒防止機構9を取付けてあるが、これは力が掛かる所でもあり、剛性がほしいので受部7上に取付けた方が、支柱部3のパイプよりも好ましいからだが、受部7の高さとベッド13等の下部空間16の高さとの兼ね合いで、転倒防止機構9を支柱部3のパイプ上へ取付けても実用上は差し支えない。
また、上記立ち上り動作補助具1の寸法は、使用者の身長や体格等を考慮して適宜変更が可能である。
前記ベース部6は、床面に対し広く面接触可能に平面視方形又は長方形、その他の形状に形成してもよい。また、べース部6の端縁は、下向きに傾斜が付けられ該端縁周囲に取付溝(図示省略)を設けたゴム、合成樹脂製の滑り止め機能を有する保護部材(図示省略)を取り付けて被覆し、人の体がベース部6に接触しても怪我が回避可能に安全な加工もなされている。
また、図5、図6のように、転倒防止機構9には、固定アーム12に、例えば、ベッド13のベッド側板14等被取付物を挟持する狭持機構17が設けられている。
狭持機構17は、固定アーム12をスライドする、口形状で、ネジ孔18aを設けたスライド部18と、該スライド部18を固定アーム12に固定するネジ等の第2固定手段19で構成され、狭持機構17を固定アーム12の先端側に位置させておき、ベッド13のベッド側板14における下部空間16の縁部15に固定アーム12を当てた後、被取付物と狭持させるため、スライド部18をベッド側板14に向って固定アーム12上を移動させ、第2固定手段19を固定アーム12に締付けて挟持する(図6参照)。
前記手摺本体2は、身体が接触しても身体を損傷させない材料としてAAS樹脂を被覆した樹脂被覆鋼管及び樹脂被覆鋼管と継手との段差が生じないように、先端がなだらかに縮径するように傾斜形状に製作されたAAS樹脂製の継手4とで組み立てられている。実施例では円管のパイプで作成したが、もちろん角管と角形状の継手のように円形状以外のパイプ等構築材で作成しても良い。
べース部6の受部7、7に転倒防止機構9差込んだ後、手摺本体2の支柱部3、3下端を挿入し、ビス8止めによる所定の固定手段で、受部7、7に手摺本体2の支柱部3をほぼ垂直に取付け固定しているので、手摺本体2とベース部6とは分離でき、不使用時に保管する場合にかさばらない配慮もされている。また、これらを分離する必要がなければ、リベッド止め等による他の固定手段でも構わないものである。
この立ち上り動作補助具1を使用する場合は、図7のように、P1,P2方向への負荷がかかっても立ち上り動作補助具1は安定した状態で使用できる。そして、使用者は図8の如く、ベッド13の近傍に安定した状態で立ち上ることができる。
本考案の立ち上り動作補助具は、介護・福祉の分野、医療機械器具の分野等で利用できるものである。
本考案の立ち上り動作補助具における第1実施例の説明図。 本考案の立ち上り動作補助具における第1実施例の説明側面図。 本考案の立ち上り動作補助具の使用状態図。 本考案における立ち上り動作補助具の別実施例の斜視図。 本考案の立ち上り動作補助具における第2実施例の説明図。 本考案の立ち上り動作補助具における第2実施例の説明図。 立ち上り動作補助具を使用して起き上がる時の説明図。 立ち上り動作補助具を使用して立ち上がった時の説明図。
符号の説明
1、1a 立ち上り動作補助具
2 手摺本体
3 支柱部
4 継手
5 横桟
6 ベース部
7 受部
8 ビス
9 転倒防止機構
10 高さ調整体
11 第1固定手段
12 固定アーム
13 ベッド
14 ベッド側板
15 縁部
16 下部空間
17 挟持機構
18 スライド部
19 第2固定手段

Claims (6)

  1. 少なくとも平行に対向する1対の支柱部間に横桟を連結して組み立てられる手摺本体と、前記手摺本体の支柱部下端部を垂直に保持する受部を立設したベース部とから成る立ち上り動作補助具に於いて
    前記受部または支柱部に、被取付物へ掛止可能な転倒防止機構を取付けたことを特徴とする立ち上り動作補助具。
  2. 転倒防止機構は、ベース部の受部または手摺本体の支柱部を上下動可能な高さ調整体の側壁から連接する所定長さの固定アームを設けるとともに、前記受部または支柱部へ高さ調整体を固定する第1固定手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の立ち上り動作補助具。
  3. 転倒防止機構は、固定アームに、被取付物を挟持する狭持機構を設けたことを特徴とする請求項2に記載の立ち上り動作補助具。
  4. 狭持機構は、固定アームをスライドするスライド部と、該スライド部を固定アームに固定する第2固定手段で構成してなることを特徴とする請求項3に記載の立ち上り動作補助具
  5. 手摺本体は、身体が接触しても身体を損傷させない材料及び形状に製作された継手と、樹脂被覆鋼管の支柱部及び横桟とで組み立てることを特徴とする請求項1に記載の立ち上り動作補助具。
  6. 被取付物は、ベッドのベッド側板である請求項1に記載の立ち上り動作補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220851A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Yazaki Ind Chem Co Ltd 要介護支援者の立ち上がり動作補助具と横移動用手摺りの連結方法および動作補助具
JP2013009922A (ja) * 2011-05-30 2013-01-17 Matsuroku Kk おもり付き立ち上がり補助具
JP2015054013A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 マツ六株式会社 立ち上がり動作補助具
GB2584421A (en) * 2019-05-24 2020-12-09 Nottingham Rehab Ltd Bedrail

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